JPH1014444A - 採貝作業機械における採貝機 - Google Patents
採貝作業機械における採貝機Info
- Publication number
- JPH1014444A JPH1014444A JP17508996A JP17508996A JPH1014444A JP H1014444 A JPH1014444 A JP H1014444A JP 17508996 A JP17508996 A JP 17508996A JP 17508996 A JP17508996 A JP 17508996A JP H1014444 A JPH1014444 A JP H1014444A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conveyor
- machine
- tractor
- collecting
- shellfish
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mechanical Means For Catching Fish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は海浜洲における浅利貝の大量採取選
別機を得ることを目的とする。 【解決手段】 トラクター９のヒッチ１０に牽引機枠１
及び該トラクター９の後向駆動回転軸１１を自在継手１
２、１３を介して上記牽引機枠１の入力軸１４に接続す
る採貝作業機械において、牽引機枠１の後部に支持輪２
を設け、前部に前方に向って下向に傾斜する貝掻上コン
ベヤ３を設け、該コンベヤ３の掻上側背後に縦方向簀の
子状スクリーン４を設け、該スクリーン４に接する横方
向ゴム板５を上記コンベヤ３に設け、該ゴム板５の前端
に貝掻上用爪６をコンベヤ３の前方に突設してなるもの
である。
別機を得ることを目的とする。 【解決手段】 トラクター９のヒッチ１０に牽引機枠１
及び該トラクター９の後向駆動回転軸１１を自在継手１
２、１３を介して上記牽引機枠１の入力軸１４に接続す
る採貝作業機械において、牽引機枠１の後部に支持輪２
を設け、前部に前方に向って下向に傾斜する貝掻上コン
ベヤ３を設け、該コンベヤ３の掻上側背後に縦方向簀の
子状スクリーン４を設け、該スクリーン４に接する横方
向ゴム板５を上記コンベヤ３に設け、該ゴム板５の前端
に貝掻上用爪６をコンベヤ３の前方に突設してなるもの
である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は海の洲に散布保存し
た輸入浅利貝を採取する採貝機に関するものである。
た輸入浅利貝を採取する採貝機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】輸入浅利貝の寿命を確保するため日本の
遠浅海岸や洲に散布保存する方法が行われている。
遠浅海岸や洲に散布保存する方法が行われている。
【０００３】ところが散布保存後、再採取するため労
力、時間を要し、採取能率が悪く再採取原価が高くなり
安価な輸入浅利貝が却って割高となるという問題があっ
た。
力、時間を要し、採取能率が悪く再採取原価が高くなり
安価な輸入浅利貝が却って割高となるという問題があっ
た。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は海岸や洲に散
布保存している浅利貝を機械力で一網打尽に迅速に採取
し、価格の上高を抑制することを目的とし、所定粒で品
質良好な浅利貝を得ることを目的とする。
布保存している浅利貝を機械力で一網打尽に迅速に採取
し、価格の上高を抑制することを目的とし、所定粒で品
質良好な浅利貝を得ることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明はトラクターのヒッチに牽引機枠及び該トラク
ターの後向駆動回転軸を自在継手を介して上記牽引機枠
の入力軸に接続する採貝作業機械において、牽引機枠の
後部に支持輪を設け、前部に前方に向って下向に傾斜す
る貝掻上コンベヤを設け、該コンベヤの掻上側背後に縦
方向簀の子状スクリーンを設け、該スクリーンに接する
横方向ゴム板を上記コンベヤに設け、該ゴム板の前端に
貝掻上用爪をコンベヤの前方に突設してなる採貝作業機
械における採貝機貝掻上用爪に代え貝掻上用バケットを
用いた上記第１発明記載の採貝作業機械における採貝機
貝掻上コンベヤの上端後方下部に振動篩を後方に傾斜し
て設け、該振動篩の後方下部に採取籠載せ台を設けた上
記第１又は第２発明記載の採貝作業機械における採貝機
によって構成される。
め本発明はトラクターのヒッチに牽引機枠及び該トラク
ターの後向駆動回転軸を自在継手を介して上記牽引機枠
の入力軸に接続する採貝作業機械において、牽引機枠の
後部に支持輪を設け、前部に前方に向って下向に傾斜す
る貝掻上コンベヤを設け、該コンベヤの掻上側背後に縦
方向簀の子状スクリーンを設け、該スクリーンに接する
横方向ゴム板を上記コンベヤに設け、該ゴム板の前端に
貝掻上用爪をコンベヤの前方に突設してなる採貝作業機
械における採貝機貝掻上用爪に代え貝掻上用バケットを
用いた上記第１発明記載の採貝作業機械における採貝機
貝掻上コンベヤの上端後方下部に振動篩を後方に傾斜し
て設け、該振動篩の後方下部に採取籠載せ台を設けた上
記第１又は第２発明記載の採貝作業機械における採貝機
によって構成される。
【０００６】
【発明の実施の形態】トラクター９の運転席１５に搭乗
し、これを運転して海浜の土砂１６上を走行する。そし
て貝掻上コンベヤ３をトラクター９の後向駆動回転軸１
１を回動すると、上記コンベヤ３が回動してトラクター
９の後輪１７の直後下方の土砂１６を貝掻上用爪６で掻
上げ、機枠１の上方に上昇させる。
し、これを運転して海浜の土砂１６上を走行する。そし
て貝掻上コンベヤ３をトラクター９の後向駆動回転軸１
１を回動すると、上記コンベヤ３が回動してトラクター
９の後輪１７の直後下方の土砂１６を貝掻上用爪６で掻
上げ、機枠１の上方に上昇させる。
【０００７】上昇に際しては上記爪６、６間に掬われた
浅利貝を含む土砂・水は図３に示すようにゴム板５側に
摺動し、さらに簀の子状スクリーン４、４間から土砂・
水が下方に落下し、該スクリーン４、４の間隔より大き
い浅利貝は落下することなくゴム板５上に残り、ゴム板
５の上昇に伴って上昇する。
浅利貝を含む土砂・水は図３に示すようにゴム板５側に
摺動し、さらに簀の子状スクリーン４、４間から土砂・
水が下方に落下し、該スクリーン４、４の間隔より大き
い浅利貝は落下することなくゴム板５上に残り、ゴム板
５の上昇に伴って上昇する。
【０００８】コンベヤ３の上端部分ではゴム板５上の浅
利貝は清水タンク１８から噴出する清水１８’によって
洗浄され、さらにコンベヤ３の上端ローラ１９を迂回し
て下方の後方傾斜振動篩７上に落下し、該篩７上で脱水
しながら後方に送られ機枠１の最後下端の台８上の籠内
に落下収容される。
利貝は清水タンク１８から噴出する清水１８’によって
洗浄され、さらにコンベヤ３の上端ローラ１９を迂回し
て下方の後方傾斜振動篩７上に落下し、該篩７上で脱水
しながら後方に送られ機枠１の最後下端の台８上の籠内
に落下収容される。
【０００９】貝掻上コンベヤ３の上端ローラ１９を迂回
したゴム板５及び上記爪６は縦方向簀の子状スクリーン
４の後部を該スクリーン４と平行に下降し、該コンベヤ
３の下端ローラ２０を前方に迂回する際上記爪６が貝を
含んだ土砂・水を掻上げ、上述同様に回動し、順次トラ
クター９の進行に伴って上述同様の掻上を行い簀の子状
スクリーン４の間隔より若干大な浅利貝を籠２１に回収
することができる。
したゴム板５及び上記爪６は縦方向簀の子状スクリーン
４の後部を該スクリーン４と平行に下降し、該コンベヤ
３の下端ローラ２０を前方に迂回する際上記爪６が貝を
含んだ土砂・水を掻上げ、上述同様に回動し、順次トラ
クター９の進行に伴って上述同様の掻上を行い簀の子状
スクリーン４の間隔より若干大な浅利貝を籠２１に回収
することができる。
【００１０】
【実施例】トラクター９の後部ヒッチ１０に上下の昇降
回動腕２２、２３及び持上腕２４によって牽引機枠１を
接続し、該トラクター９の後端から突出する後向駆動回
転軸１１をスプライン及びその前後の自在継手１２、１
３によって牽引機枠１に設けた入力軸１４に接続し、該
機枠１の後部下面にはキャスターによる支持輪２を設
け、トラクター９の進行に伴って牽引機枠１は前方に進
行する。
回動腕２２、２３及び持上腕２４によって牽引機枠１を
接続し、該トラクター９の後端から突出する後向駆動回
転軸１１をスプライン及びその前後の自在継手１２、１
３によって牽引機枠１に設けた入力軸１４に接続し、該
機枠１の後部下面にはキャスターによる支持輪２を設
け、トラクター９の進行に伴って牽引機枠１は前方に進
行する。
【００１１】牽引機枠１の前部には前方に向って下向に
傾斜する貝掻上コンベヤ３が設けられ、該コンベヤ３は
上下端ローラ１９、２０間に無端チエン２５が掛回さ
れ、上端ローラ１９が入力軸１４の回転力によって上部
が後方に迂回する（矢印ａ方向）。
傾斜する貝掻上コンベヤ３が設けられ、該コンベヤ３は
上下端ローラ１９、２０間に無端チエン２５が掛回さ
れ、上端ローラ１９が入力軸１４の回転力によって上部
が後方に迂回する（矢印ａ方向）。
【００１２】前部上昇チエン２５の直後には縦方向簀の
子状スクリーン４を機枠１に固定し、スクリーン４の前
面に接する横方向（水平方向）ゴム板５を両側の無端チ
エン２５、２５及び前方の貝掻上用爪６の基部板６’に
ボルト着けし基部板６’とゴム板５とは両側のチエン２
５、２５に架設され、貝掻上用爪６は水平方向に多数列
に並べられる。
子状スクリーン４を機枠１に固定し、スクリーン４の前
面に接する横方向（水平方向）ゴム板５を両側の無端チ
エン２５、２５及び前方の貝掻上用爪６の基部板６’に
ボルト着けし基部板６’とゴム板５とは両側のチエン２
５、２５に架設され、貝掻上用爪６は水平方向に多数列
に並べられる。
【００１３】上記入力軸１４は上記機枠１の最前に設け
た減速機２６から前方に突出し、減速機２６の出力軸に
設けたスプロケット２７と機枠１の中間に設けた中間ス
プロケット２８とを無端チエン２９で接続し、中間スプ
ロケット２８の回転軸に設けた増速スプロケット３０と
上記コンベヤ３の上端ローラ１９の回転軸に設けた減速
スプロケット３１とを減速チエン３２で接続し、上記中
間の回転軸に設けたスプロケット２８と振動篩７の前部
下方に設けた振動機３３の増速スプロケット３４との間
に駆動チエン３５を掛回し、振動機３３を高速偏心回動
させて振動篩７の前部下面を上下に高速振動させる。
た減速機２６から前方に突出し、減速機２６の出力軸に
設けたスプロケット２７と機枠１の中間に設けた中間ス
プロケット２８とを無端チエン２９で接続し、中間スプ
ロケット２８の回転軸に設けた増速スプロケット３０と
上記コンベヤ３の上端ローラ１９の回転軸に設けた減速
スプロケット３１とを減速チエン３２で接続し、上記中
間の回転軸に設けたスプロケット２８と振動篩７の前部
下方に設けた振動機３３の増速スプロケット３４との間
に駆動チエン３５を掛回し、振動機３３を高速偏心回動
させて振動篩７の前部下面を上下に高速振動させる。
【００１４】尚図中３６で示すものは偏心回動振動機３
３の受具、３７は振動篩７の後端部と機枠１との昇降回
動自在連杆、３８はトラクター９の前輪である。上記貝
掻上用爪６に代え貝掻上用バケットを並列させて用いる
ことができる。
３の受具、３７は振動篩７の後端部と機枠１との昇降回
動自在連杆、３８はトラクター９の前輪である。上記貝
掻上用爪６に代え貝掻上用バケットを並列させて用いる
ことができる。
【００１５】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したのでトラ
クターを用いて海浜の洲上を採貝機を牽引するだけで所
定大の貝を選別しながら採取し得るばかりでなく多量採
取に適する効果がある。
クターを用いて海浜の洲上を採貝機を牽引するだけで所
定大の貝を選別しながら採取し得るばかりでなく多量採
取に適する効果がある。
【図１】本発明の採貝作業機械における採貝機を示す側
面図である。
面図である。
【図２】貝掻上用爪の平面図である。
【図３】図２の側面図である。
【図４】図１の平面図である。
１ 牽引機枠 ２ 支持輪 ３ 貝掻上コンベヤ ４ 縦方向簀の子状スクリーン ５ 横方向ゴム板 ６ 貝掻上用爪 ７ 振動篩 ８ 採取籠載せ台
Claims (3)
- 【請求項１】 トラクターのヒッチに牽引機枠及び該ト
ラクターの後向駆動回転軸を自在継手を介して上記牽引
機枠の入力軸に接続する採貝作業機械において、牽引機
枠の後部に支持輪を設け、前部に前方に向って下向に傾
斜する貝掻上コンベヤを設け、該コンベヤの掻上側背後
に縦方向簀の子状スクリーンを設け、該スクリーンに接
する横方向ゴム板を上記コンベヤに設け、該ゴム板の前
端に貝掻上用爪をコンベヤの前方に突設してなる採貝作
業機械における採貝機。 - 【請求項２】 貝掻上用爪に代え貝掻上用バケットを用
いた請求項(1) 記載の採貝作業機械における採貝機。 - 【請求項３】 貝掻上コンベヤの上端後方下部に振動篩
を後方に傾斜して設け、該振動篩の後方下部に採取籠載
せ台を設けた請求項(1) 又は(2) 記載の採貝作業機械に
おける採貝機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17508996A JPH1014444A (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 採貝作業機械における採貝機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17508996A JPH1014444A (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 採貝作業機械における採貝機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1014444A true JPH1014444A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=15990063
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17508996A Pending JPH1014444A (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 採貝作業機械における採貝機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1014444A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103461290A (zh) * | 2013-09-30 | 2013-12-25 | 周广翔 | 贝类采收机 |
| CN106900667A (zh) * | 2017-04-14 | 2017-06-30 | 大连海洋大学 | 用于扇贝捕捞的生态型惊扰装置 |
| CN107581168A (zh) * | 2017-10-17 | 2018-01-16 | 程云峰 | 贝类收获机 |
| CN113068665A (zh) * | 2021-05-21 | 2021-07-06 | 浙江海洋大学 | 一种用于智慧渔业用的水下采贝机 |
-
1996
- 1996-07-04 JP JP17508996A patent/JPH1014444A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103461290A (zh) * | 2013-09-30 | 2013-12-25 | 周广翔 | 贝类采收机 |
| CN106900667A (zh) * | 2017-04-14 | 2017-06-30 | 大连海洋大学 | 用于扇贝捕捞的生态型惊扰装置 |
| CN107581168A (zh) * | 2017-10-17 | 2018-01-16 | 程云峰 | 贝类收获机 |
| CN113068665A (zh) * | 2021-05-21 | 2021-07-06 | 浙江海洋大学 | 一种用于智慧渔业用的水下采贝机 |
| CN113068665B (zh) * | 2021-05-21 | 2022-08-02 | 浙江海洋大学 | 一种用于智慧渔业用的水下采贝机 |
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