JPH10142326A - 移動体検知装置 - Google Patents

移動体検知装置

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JPH10142326A
JPH10142326A JP30260996A JP30260996A JPH10142326A JP H10142326 A JPH10142326 A JP H10142326A JP 30260996 A JP30260996 A JP 30260996A JP 30260996 A JP30260996 A JP 30260996A JP H10142326 A JPH10142326 A JP H10142326A
Authority
JP
Japan
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signal
slave station
station
radio wave
frequency
Prior art date
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Pending
Application number
JP30260996A
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English (en)
Inventor
Noriaki Katsumata
憲明 勝俣
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動体の親子局が一定以上距離離れ過ぎたと
き、双方あるいは一方で警報を発する。 【解決手段】 スイッチ入力部12からスイッチ11の
「ON」信号が送出されると、タイマ13と信号発生器
14が動作を開始する。信号発生器14の動作開始によ
り、信号発生器14からの信号が変調器15に入力され
て変調され、変調された信号は電力増幅器16で増幅さ
れた後、子局に向けて周波数f1の電波がアンテナ17
から放射される。この電波が、子局で受信された後、子
局から異なる周波数f2の電波が送り返されてくる。こ
の電波はアンテナ21により捕捉され、高周波増幅器2
2に入力されて増幅される。増幅された信号は周波数変
換器23で変換された後、復調器24で復調されて、そ
の復調信号がタイマ13の動作を停止させる。復調信号
がないときは、タイマ13はタイムアップして、異常検
出器25から警報出力信号が送出され、スピーカ26か
ら警報が出る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、送受信無線装置
を備えた移動体の親および子局が一定距離離れ過ぎたと
きに、双方あるいは一方で警報を発するようにした移動
体検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】移動体を検知するシステムとしては、レ
ーダなどがあるが、レーダは移動体に向けて電波を発
し、戻って来た反射波を受信して反射波の遅れから距離
を測定するものである。また、近年動物などの生態調査
のために、動物などに小型の発振装置を取り付けて動物
などが動き回る範囲を調査することが行われている。こ
のシステムは小型の発振装置から発振された信号を、受
信装置で受信して、信号の強さなどから発振装置が取り
付けられた動物との距離を割り出し、動物がどのような
動きをしているかを認識するようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにレーダで
は移動体までの距離を測定するためにシステムが大変大
掛かりになり、また、後者のようなシステムにおいて
は、発振装置は小型であるが、受信装置は小型化されに
くく、携帯性に欠ける問題がある。このため、例えば、
教師が大勢の生徒を引率するような場合、教師と生徒と
の距離が一定以上離れ、教師の目が行き届かないとき
に、その生徒から何らかの信号が受信できれば、即座に
教師は生徒を見つけることができる。しかし、上記のよ
うな発振装置は小型であるから生徒に持たせることがで
きるけれども、受信装置を教師は携帯することができな
い。
【0004】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、親および子局の移動体に送受信装置を設けて、両
局が一定以上距離離れ過ぎたときに、双方あるいは一方
で警報を発して両局に注意を促すとともに、両移動体を
携帯に便利にした移動体検知装置を提供することを課題
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を達成するために、第1発明は、移動可能な親局と子局
からなり、親局は、スイッチから「ON」信号が入力さ
れると信号を発生する信号発生器およびタイマ動作を開
始するタイマを有し、信号発生器からの信号を変調し増
幅して子局に向けて電波を送信する送信部と、この送信
部から送信される電波を子局が受信すると子局からは異
なる周波数で親局に向けて電波が送信され、この電波を
受信し、受信信号を復調する受信部と、 この受信部で
復調された信号があるときには、前記送信部のタイマ動
作を停止させ、復調された信号がないときには、タイマ
からのタイムアップ信号で警報を出す異常検出部とから
構成され、子局は、親局からの電波を受信して受信信号
を復調する受信部と、この受信部で復調された信号で信
号を発生させる信号発生器を有し、この信号発生器から
の信号を変調し増幅して親局とは異なる周波数で送信す
る送信部とから構成されたことを特徴とするものであ
る。
【0006】第2発明は、移動可能な親局と子局からな
り、両局は、UARTを備えたマイクロコンピュータ
と、基準となる第1発振周波数の出力信号とマイクロコ
ンピュータのUARTからの出力信号を変調し、この変
調信号を第2発振周波数の出力信号と混合し増幅して子
局に向けて送信する送信部と、この送信部から送信され
る電波を子局が受信すると子局からは異なる周波数で親
局に向けて電波が送信され、この電波を受信し、受信信
号に第3発振周波数の出力信号を混合し得られた出力信
号と前記第1発振周波数の出力信号とを復調器で復調し
その復調信号をUARTを介してマイクロコンピュータ
に供給する受信部とから構成されたことを特徴とするも
のである。
【0007】第3発明は、前記親局と子局の第2発振周
波数と第3発振周波数とを入れ換えたことを特徴とする
ものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1はこの発明の実施の第1形態
を示すブロック構成図で、図1において、11は後述す
る子局に信号を発するためなどのスイッチであり、12
はスイッチ11の「ON」信号が入力されるスイッチ入
力部である。スイッチ入力部12からスイッチ「ON」
信号が送出されると、タイマ13がスタートするととも
に、信号発生器14が動作を開始する。信号発生器14
の動作開始により、この信号発生器14から信号が発生
し、その信号は変調器15に入力されて変調される。変
調された信号は電力増幅器16で増幅された後、子局に
向けてf1の周波数の電波がアンテナ17から放射され
る。
【0009】アンテナ17から放射された電波が、後述
する子局で受信された後、子局から異なる周波数f2の
電波で送り返されてくる。このf2の電波はアンテナ2
1により捕捉され、高周波増幅器22に入力されて増幅
される。増幅された信号は周波数変換器23で変換され
た後、復調器24で復調されて、その復調信号がタイマ
13の動作を停止させるタイマストップ信号入力端に供
給される。タイマ13はこのタイマストップ信号入力端
に上記復調信号が入った時(子局との距離が一定の範囲
内のとき)にはタイマ動作を停止し、その信号が入らな
い時(子局との距離が一定の範囲を越えたとき)には、
タイマはタイムアップしてタイマ出力端からタイマ出力
が送出される。タイマ出力は異常検出器25に入力され
ると、この異常検出器25からは警報出力信号が送出さ
れて、スピーカ26から警報が出る。これにより、親局
からの電波が子局に届かなくなったときには親局と子局
間が一定の距離以上に離れたことを親局側で検知でき
る。
【0010】図2は子局のブロック構成図を示すもの
で、図2において、親局から放射された周波数f1の電
波はアンテナ31で捕捉されて、高周波増幅器32に入
力される。この高周波増幅器32に入力された信号は、
ここで増幅された後、周波数変換器33に入力される。
周波数変換器33で変換された信号は復調器34に供給
されて復調され、その復調信号が信号発生器35に入力
される。すると、信号発生器35は信号を発生し、その
信号は変調器36で変調された後、電力増幅器37に供
給される。電力増幅器37で増幅された信号は周波数f
2の電波としてアンテナ38から親局に向けて放射され
る。
【0011】次に上記親局の呼びかけに対して子局が一
定の距離の範囲内にいるとき、すなわち、正常時の動作
を図3に示すタイムチャートにより述べる。図3におい
て、親局の送信部TXより周波数f1で子局に呼びかけ
をすると、親局のタイマTMも起動を開始する。子局の
受信部RXは周波数f1の信号を受信すると、子局の送
信部TXから周波数f2の信号を送信する。この子局か
らの周波数f2の信号を親局の受信部RXがタイマTM
のタイムアップ以前に受信することにより、親局は子局
が一定の範囲内にいることを検知することができる。ま
た、上記動作で子局が正常に動作していることも確認で
きる。なお、図3において、Tは親局と子局間の距離に
よる遅れがあることを示す付号である。
【0012】図4は上記親局の呼びかけに対して子局が
一定の距離の範囲外にいるとき、すなわち、異常時の動
作のタイムチャートである。図4において、親局の送信
部TXより周波数f1で子局に呼びかけをするが、子局
からは応答がないため(子局が親局から離れ過ぎている
ため)、親局のタイマTMはある一定時間経過するタイ
ムアップしてしまう。タイマTMがタイムアップする
と、異常検出部が動作して警報を出し、これにより、子
局の異常を検知する。
【0013】図5はこの発明の実施の第2形態を示すブ
ロック構成図で、図5はマイクロコンピュータを送受信
装置に組み込んだもので、この送受信装置は親局と子局
の発振周波数が異なるだけで他の部分は同一構成とする
ことができる。図5において、51はマイクロコンピュ
ータで、このマイクロコンピュータ51はCPU51
A、ROM51B、RAM51C、UART(非同期式
送受信器)51D、入出力インターフェイス51Eおよ
びCPUバス51Fからなり、UART51Dを介して
送受信信号が入出力される。送信信号は変調器52に入
力される。変調器52には第1発振器53の出力信号が
供給され、この変調器52で第1発振器53の出力信号
とUART51Dからの送信信号は変調されて、第1周
波数変換器(周波数混合器)54に入力される。この第
1周波数変換器54には第2発振器55からの発振出力
信号が供給され、この第1周波数変換器54の出力には
所定の周波数に変換された出力信号が送出される。この
出力信号は電力増幅器56で増幅されてアンテナ57か
らf1の周波数が放射される。
【0014】アンテナ58は子局からの電波を捕捉する
もので、このアンテナ58で捕捉された信号は高周波増
幅器59で増幅されて第2周波数変換器(周波数混合
器)60に供給される。第2周波数変換器60には第3
発振器61からの発振出力信号が供給され、出力には所
定の周波数に変換された出力信号が送出される。この出
力信号は復調器62に入力され、復調されてUART5
1Dの受信端RXに供給される。なお、復調器62には
第1発振器53の発振出力信号が供給される。
【0015】上記構成のものを子局として使用するに
は、送受信信号の周波数を異ならせる関係から上記第2
発振器55と、第3発振器61を交換すれば良い。
【0016】上記のように構成した親局から図6に示す
ようなプロトコルを考えると、親局では、子局に対して
「POLL」を送信し、同時にマイクロコンピュータ51内
に設けた監視用タイマをスタートさせる。子局ではこの
「POLL」に対して正常の場合には「ACK」を返送する。
もし、子局で異常あるいは電波到来範囲外にあると、
「ACK」を返送しないために、親局がタイムアップして
警報を発する。
【0017】上記第2形態では上述したプロトコル以外
のプロトコルにも対応が可能であるから自由度は高い。
また、第1、第2形態の構成による親局および子局にお
いて、タイマ値により親子局間の距離がタイマ値をオー
バーすると異常を検出でき、このタイマ値を適当な値と
することにより親子局間が一定の距離以上離れないよう
に監視が可能である。さらに、第2形態では親子局にか
かわらずお互いに監視し合うことで、親子局の双方で警
報を発することが可能となる。
【0018】上述のような作用効果を実際に適用する例
を次に掲げる。第1に子供をつれて買い物をするとき、
あるいは教師が生徒を引率しての遠足など、子供や生徒
が迷子になる場合などに、例えば、親局を教師が持ち、
子局を生徒に持たせておけば、生徒が離れたときに、親
子局とも警報を出すことができるので双方に注意を促す
ことができる。また、痴呆性老人などに子局を持たせて
おけば、老人の外出を知ることができ、迷子の防止にも
なる。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
親および子局の移動体に送受信装置を設けて、両局が一
定以上距離離れ過ぎたときに、双方あるいは一方で警報
を発して両局に注意を促すとともに、両移動体を携帯に
便利にした利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の第1形態における親局を示す
ブロック構成図。
【図2】この発明の実施の第1形態における子局を示す
ブロック構成図。
【図3】正常時のタイムチャート。
【図4】異常時のタイムチャート。
【図5】この発明の実施の第2形態を示すブロック構成
図。
【図6】第2形態の動作説明図。
【符号の説明】
11…スイッチ 12…スイッチ入力部 13…タイマ 14…信号発生器 15…変調器 16…電力増幅器 17、21…アンテナ 22…高周波増幅器 23…周波数変換器 24…復調器 25…異常検出器 26…スピーカ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動可能な親局と子局からなり、親局
    は、スイッチから「ON」信号が入力されると信号を発
    生する信号発生器およびタイマ動作を開始するタイマを
    有し、信号発生器からの信号を変調し増幅して子局に向
    けて電波を送信する送信部と、 この送信部から送信される電波を子局が受信すると子局
    からは異なる周波数で親局に向けて電波が送信され、こ
    の電波を受信し、受信信号を復調する受信部と、 この
    受信部で復調された信号があるときには、前記送信部の
    タイマ動作を停止させ、復調された信号がないときに
    は、タイマからのタイムアップ信号で警報を出す異常検
    出部とから構成され、 子局は、親局からの電波を受信して受信信号を復調する
    受信部と、 この受信部で復調された信号で信号を発生させる信号発
    生器を有し、この信号発生器からの信号を変調し増幅し
    て親局とは異なる周波数で送信する送信部とから構成さ
    れたことを特徴とする移動体検知装置。
  2. 【請求項2】 移動可能な親局と子局からなり、両局
    は、UARTを備えたマイクロコンピュータと、基準と
    なる第1発振周波数の出力信号とマイクロコンピュータ
    のUARTからの出力信号を変調し、この変調信号を第
    2発振周波数の出力信号と混合し増幅して子局に向けて
    送信する送信部と、この送信部から送信される電波を子
    局が受信すると子局からは異なる周波数で親局に向けて
    電波が送信され、この電波を受信し、受信信号に第3発
    振周波数の出力信号を混合し得られた出力信号と前記第
    1発振周波数の出力信号とを復調器で復調しその復調信
    号をUARTを介してマイクロコンピュータに供給する
    受信部とから構成されたことを特徴とする移動体検知装
    置。
  3. 【請求項3】 前記親局と子局の第2発振周波数と第3
    発振周波数とを入れ換えたことを特徴とする請求項2記
    載の移動体検知装置。
JP30260996A 1996-11-14 1996-11-14 移動体検知装置 Pending JPH10142326A (ja)

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JP30260996A JPH10142326A (ja) 1996-11-14 1996-11-14 移動体検知装置

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JP30260996A JPH10142326A (ja) 1996-11-14 1996-11-14 移動体検知装置

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JPH10142326A true JPH10142326A (ja) 1998-05-29

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JP30260996A Pending JPH10142326A (ja) 1996-11-14 1996-11-14 移動体検知装置

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JP (1) JPH10142326A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006003189A (ja) * 2004-06-17 2006-01-05 Takeshi Mori 一定範囲内の位置確認ができる親子腕時計

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