JPH10141125A - 筒内噴射式内燃機関 - Google Patents

筒内噴射式内燃機関

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JPH10141125A
JPH10141125A JP8295398A JP29539896A JPH10141125A JP H10141125 A JPH10141125 A JP H10141125A JP 8295398 A JP8295398 A JP 8295398A JP 29539896 A JP29539896 A JP 29539896A JP H10141125 A JPH10141125 A JP H10141125A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内燃機関の出力値の大小にかかわらず、内燃
機関の排ガス中に含まれるスモーク及びNOxが少ない
燃焼を行う。 【解決手段】 吸気量センサ50から得られた新気量か
ら、エンジン10に送られる実際新気量が得られる。アク
セル開度センサ54及び回転数センサ56によって検出され
たアクセル開度とエンジン回転数から最終燃料量が得ら
れ、最終燃料量と実際新気量から実際空気過剰率が算出
される。マップからエンジン出力値(最終燃料量)に対
応する目標空気過剰率が得られ、実際空気過剰率と目標
空気過剰率が比較され、実際空気過剰率が目標空気過剰
率に近づくように、吸気絞り弁30、燃料噴射弁38、EG
R弁34が制御される。目標空気過剰率は、エンジン出力
値が最大エンジン出力値のほぼ10%以下の範囲では、エ
ンジン出力値の増加に従って急激に減少するように、10
%以上の範囲では、ほぼ一定であるように設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筒内噴射式内燃機
関に関し、特には実際空気過剰率を目標空気過剰率に近
づける制御を行う筒内噴射式内燃機関に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、燃料と空気の混合を良くする
ために、燃料の微粒化が行われている。燃料と空気が良
好に混合されることにより、内燃機関の燃焼は良好に行
われ、スモークの発生の少ない燃焼が行われる。しかし
ながら、回転数が低く、内燃機関の出力が小さい場合、
燃料噴射圧が十分に高くならず、燃料の微粒化及び燃料
の噴射の拡散範囲が悪くなってしまう。そのため、内燃
機関の出力が小さい場合には、内燃機関の出力が大きい
場合に比べて、燃焼の際に発生するスモークの量が多く
なりがちであった。
【0003】一方で、内燃機関の排ガス中に含まれるス
モーク及びNOxの少ない燃焼を行うことが必要とされ
る。例えば、スモーク及びNOxの発生の少ない燃焼を
行うこの種の燃焼装置の例としては、特公昭60−17
938に提案されたものがある。スモーク及びNOxの
発生の少ない燃焼を行うために、特公昭60−1793
8の装置は、EGR(排気還流)量の制御を行ってい
る。特公昭60−17938の装置のEGR量の制御方
法は、燃料量と空気量との比(空気過剰率)に基づく制
御方法である。詳細には、まず実際燃料量と実際空気量
とが検出され、続いて実際燃料量と実際空気量とから実
際空気過剰率が算出され、この実際空気過剰率と予め設
定された目標空気過剰率とが比較される。実際空気過剰
率が目標空気過剰率より大きい場合にはEGR量が増加
され、実際空気過剰率が目標空気過剰率より小さい場合
にはEGR量が減少され、実際空気過剰率が目標空気過
剰率と等しい場合にはEGR量が維持される。EGR量
が適切に調節されることにより、NOx及びスモークの
発生の少ない燃焼が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述さ
れたように、内燃機関の筒内に噴射される燃料の微粒化
の度合い、及び燃料の噴霧拡散範囲が、内燃機関の出力
が大きい場合と小さい場合とではその程度が異なり、筒
内に吸入された空気の空気利用率が異なる。具体的に
は、内燃機関の出力が大きい場合には、一般に燃料の噴
射圧力も高く、燃料の微粒化も良好となり、しかも噴霧
の拡散範囲も広い範囲に及ぶため、筒内に吸入された空
気の空気利用率が良好となる。一方、内燃機関の出力が
小さい場合には、燃料の噴射圧力も上記出力の大きい場
合のときほど高くなく、燃料の微粒化も悪化し、しかも
噴霧の拡散範囲も狭く燃料噴射弁のまわりの局所的な範
囲に限られ、筒内に吸入された空気の空気利用率が悪化
する。
【0005】しかし、このことは上述された特公昭60
−17938には開示されておらず、この公報に開示さ
れる技術においては、内燃機関の運転状態に関わらず一
律に目標空気過剰率を設定することを開示している。従
って、上記公報のように、例えば、内燃機関の出力が大
きい運転領域におけるNOxやスモークの発生量が共に
制御されるように目標空気過剰率を比較的小さい値にて
一律に設定すると、内燃機関の出力が小さい運転領域に
おいては、燃料の微粒化の悪化及び燃料の拡散範囲が狭
いことによる空気利用率の悪化により、燃焼に必要な空
気が不足してしまい、スモークが発生し易くなるという
問題がある。又、逆に、内燃機関の出力が小さい運転領
域におけるNOxやスモークの発生量が共に抑制される
ように目標空気過剰率を比較的大きい値にて一律に設定
すると、内燃機関の出力が大きい運転領域においては、
燃料の微粒化が良好となることに加え、燃料の拡散範囲
が広範囲となることにより空気利用率が良好となるた
め、燃料と空気との燃焼反応が活発に行われ、しかも目
標空気過剰率が比較的大きな値に設定されることによ
り、EGR量が過度に低減されるため、NOxが発生し
易くなるという問題がある。
【0006】本発明は、前記課題を克服し、内燃機関の
出力値の大小に関わらず、内燃機関の排気ガス中に含ま
れるスモーク及びNOxが少ない燃焼を行うことが可能
なように、目標空気過剰率が設定された筒内噴射式内燃
機関を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、内燃機関出力値に対応する所定の目標空気過剰
率と実際空気過剰率とを比較し、前記実際空気過剰率の
大きさが前記目標空気過剰率の大きさと異なる場合に
は、前記内燃機関へ供給される燃料量、新気量、及び前
記内燃機関の排気系から吸気系に還流される排気還流ガ
スの排気還流量、のうちの少なくとも一つを制御するこ
とにより、前記実際空気過剰率を前記目標空気過剰率に
近づける筒内噴射式内燃機関において、前記目標空気過
剰率は、内燃機関出力値が最大内燃機関出力値のほぼ1
0%以下の範囲では、内燃機関出力値が増加するに従っ
て急激に減少し、かつ、内燃機関出力値が最大内燃機関
出力値のほぼ10%以上の範囲では、ほぼ一定であるよ
うに設定されることを特徴とする筒内噴射式内燃機関が
提供される。
【0008】請求項1に記載の筒内噴射式内燃機関の目
標空気過剰率は、内燃機関出力値が最大内燃機関出力値
のほぼ10%以下の範囲では、内燃機関出力値が増加す
るに従って急激に減少し、かつ、内燃機関出力値が最大
内燃機関出力値のほぼ10%以上の範囲では、ほぼ一定
であるように設定される、つまり内燃機関出力値が最大
内燃機関出力値のほぼ10%以下の範囲の目標空気過剰
率は、内燃機関出力値が最大内燃機関出力値のほぼ10
%より大きい範囲の目標空気過剰率よりもかなり大きく
設定される。そのため、内燃機関出力値が最大内燃機関
出力値のほぼ10%以下の範囲では、実際空気過剰率
は、比較的大きい値に設定された目標空気過剰率に近づ
くように制御され、その結果、あまり微粒化されておら
ず、かつ、燃料噴霧の拡散範囲が狭い燃料を良好に燃焼
することが可能にされ、内燃機関の排ガス中に含まれる
スモークの量が減少される。一方、内燃機関出力値が最
大内燃機関出力値のほぼ10%より大きい範囲では、最
大内燃機関出力値のほぼ10%以下の範囲よりも、目標
空気過剰率が比較的小さく設定されているために、過剰
に空気が供給されることが防止され、EGR量を燃焼を
阻害しない範囲での最大限度まで増大でき、それゆえ、
良好に微粒化された燃料を燃焼する際の排ガス中に含ま
れるNOxの発生が抑制される。
【0009】請求項2に記載の発明によれば、前記内燃
機関へ供給される前記新気量を検出する手段と、前記内
燃機関へ供給される前記燃料量を決定する手段と、前記
新気量と前記燃料量との比から前記実際空気過剰率を得
る手段とを具備することを特徴とする請求項1に記載の
筒内噴射式内燃機関が提供される。
【0010】請求項2に記載の筒内噴射式内燃機関で
は、内燃機関へ供給される燃料量、新気量、及び内燃機
関の排気系から吸気系に還流される排気還流ガスの排気
還流量、のうちの少なくとも一つが制御され、内燃機関
へ供給される新気量と燃料量との比が変更され、新気量
と燃料量との比から得られる実際空気過剰率が目標空気
過剰率に近づけられる。
【0011】請求項3に記載の発明によれば、前記内燃
機関に吸入される吸気酸素量を検出する手段と、前記内
燃機関へ供給される前記燃料量を決定する手段と、前記
吸気酸素量と前記燃料量との比から前記実際空気過剰率
を得る手段とを具備することを特徴とする請求項1に記
載の筒内噴射式内燃機関が提供される。
【0012】請求項3に記載の筒内噴射式内燃機関で
は、内燃機関へ供給される燃料量、新気量、及び内燃機
関の排気系から吸気系に還流される排気還流ガスの排気
還流量、のうちの少なくとも一つが制御され、内燃機関
に吸入される吸気酸素量と、内燃機関へ供給される燃料
量との比が変更され、吸気酸素量と燃料量との比から得
られる実際空気過剰率が目標空気過剰率に近づけられ
る。
【0013】請求項4に記載の発明によれば、排気系に
配置された酸素濃度センサを具備し、前記実際空気過剰
率は前記酸素濃度センサの出力値から得られることを特
徴とする請求項1に記載の筒内噴射式内燃機関が提供さ
れる。
【0014】請求項4に記載の筒内噴射式内燃機関で
は、内燃機関へ供給される燃料量、新気量、及び内燃機
関の排気系から吸気系に還流される排気還流ガスの排気
還流量、のうちの少なくとも一つが制御され、排気系に
配置された酸素濃度センサによって検出される出力値か
ら得られる実際空気過剰率が変更され、実際空気過剰率
が目標空気過剰率に近づけられる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき本発明の
筒内噴射式内燃機関を詳細に説明する。図1は、本発明
をEGR(排気還流)装置付きディーゼルエンジンに適
用した第一の実施形態の概略の全体構成図であり、図2
は、実際空気過剰率を目標空気過剰率に近づける、第一
の実施形態の制御方法を示すフローチャートであり、図
3は、回転数NEと最小空気過剰率λ(min) との関係を
示すグラフであり、図4は、アクセル開度θ、回転数N
E及び基本燃料量Qf(gov) の関係を示す図であり、図
5は、目標空気過剰率λ(egr) を示すグラフである。
【0016】図1において、10はディーゼルエンジ
ン、12はエアクリーナ、14、22はそれぞれエンジ
ン10の吸気通路と排気通路、16は排気ターボチャー
ジャ過給機を示している。また、本実施形態では、エン
ジン10の排気の一部を吸気通路14のサージタンク1
8に還流させるEGR装置が設けられている。EGR装
置は、排気通路22と吸気通路14のサージタンク18
とを接続するEGR通路20、及びEGR通路20上に
設けられたEGR弁とを備えている。図1に36で示す
のは、EGR弁34を駆動するEGR弁駆動部であり、
例えば負圧アクチュエータ、ステッパモータ等の適宜な
形式のEGRアクチュエータである。本実施形態では、
後述するように、エンジン10の制御回路26はエンジ
ン10の燃料噴射量に応じてEGR弁駆動部36を駆動
し、EGR弁34の開度を調節する。これにより、EG
R通路20を通ってエンジンの排気通路22から吸気通
路14に還流するEGRガスの量が制御される。
【0017】更に、本実施形態では、吸気通路14のサ
ージタンク18の上流側には、EGR実施時に吸気通路
14を絞り、吸気通路14を通る新気の流量を低減する
と共にサージタンク18の圧力を低下させEGRガス量
を増大させる吸気絞り弁30が設けられている。吸気絞
り弁30は、例えば、全開時の吸気抵抗が少ないバタフ
ライ式弁とされており、制御回路(ECU)26からの
駆動信号に応じた開度をとる。図1に32で示すのは、
ECU26からの駆動信号に応じて吸気絞り弁30を駆
動する吸気絞り弁駆動部であり、例えば、負圧アクチュ
エータ、ステッパモータ等の適宜な形式のアクチュエー
タである。
【0018】図1に26で示すのは、エンジン10の制
御回路(ECU)である。本実施形態では、ECU26
は、ROM(リードオンリメモリ)76、RAM(ラン
ダムアクセスメモリ)74、CPU(マイクロプロセッ
サ)72、及び入力ポート66、出力ポート68を相互
に双方向性バス70で接続した公知の形式のデジタルコ
ンピュータとして構成されている。ECU26は、エン
ジン10の燃料噴射制御等の基本制御を行う他、本実施
形態では、EGR弁34の開度を制御するEGR制御
や、吸気絞り弁30の開度を制御する吸気絞り弁制御等
の各制御を行う。
【0019】これらの制御のため、ECU26の入力ポ
ート66には、アクセルペダル(図示せず)に設けたア
クセル開度センサ54からアクセル開度θ(運転者のア
クセルペダル踏み込み量)に応じた電圧信号が、また、
吸気通路14に設けた、例えばエアフローメータ等の、
吸気量センサ50から、吸気通路14を流れる新気量G
aに応じた電圧信号が、また、排気通路22に設けた、
例えば空燃比(A/F)センサ等の、排気センサ52か
ら、排気通路22内の酸素濃度Cに応じた電圧信号が、
それぞれマルチプレクサ内蔵型のAD変換器78を経由
して入力されている。上記各センサからのアナログ電圧
信号は、ECU26により一定時間毎に実行されるAD
変換ルーチンによりデジタル信号に変換され、ECU2
6のRAM74に格納されている。また上記の他、入力
ポート65には、エンジン10のクランク軸(図示せ
ず)に配置された回転数センサ56からエンジン10の
回転数NEを表すパルス信号が入力されている。CPU
72は、一定時間毎に入力する回転数パルス周波数から
エンジン回転数NEを算出し、RAM74に格納する。
すなわち、新気量Ga、酸素濃度C、アクセル開度θ及
びエンジン回転数NEの各データは、一定時間毎に更新
され、RAM74には常にこれらのデータの最新の値が
格納されている。
【0020】また、ECU26の出力ポート68は、エ
ンジン10の各気筒の燃料噴射弁38の燃料噴射弁駆動
部40に噴射弁駆動回路62を介して接続され、エンジ
ンへの燃料噴射量を制御すると共に、EGR弁34のE
GR弁駆動部36、及び吸気絞り弁30の吸気絞り弁駆
動部32にそれぞれ駆動回路60、64を介して接続さ
れ、EGR弁34と吸気絞り弁30との開度制御を行っ
ている。
【0021】以下図2に従って、実際空気過剰率を目標
空気過剰率に近づける、第一の実施形態の制御方法を説
明する。まず、図1の吸気量センサ(エアフローメータ
等)50によって、エンジン10に吸入される新気量G
a(g/rev)が検出される(ステップ202)。詳
細には、吸気通路14を流れる新気量Gaに応じた電圧
信号が、吸気量センサ50から、マルチプレクサ内蔵型
のAD変換器78を経由して、ECU26の入力ポート
66に入力される。その際、吸気量センサ50からのア
ナログ電圧信号は、ECU26により一定時間毎に実行
されるAD変換ルーチンによりデジタル信号に変換さ
れ、ECU26のRAM74に格納される。
【0022】続いて、新気量Gaと、スモーク抑制の観
点から定められた所定の最小空気過剰率λ(min) とから
最大燃料量Qf(max) (g/rev)が得られる(ステ
ップ204)。詳細には、回転数センサ56(図1)か
ら得られた回転数NEに対応する最小空気過剰率λ
(min) が図3のグラフから得られる。図3は、回転数N
Eと最小空気過剰率λ(min) との関係を示すグラフであ
り、図3の縦軸は最小空気過剰率λ(min) を、横軸はエ
ンジン回転数NEを示している。図3に示すように、最
小空気過剰率λ(min) の値は、エンジン回転数NEが高
い範囲でやや上昇するように設定され、予めECU26
のROM76に格納されている。最大燃料量Qf(max)
は、新気量Gaと、最大燃料量Qf(max) とから、(最
大燃料量Qf (max) )=(新気量Ga)/((最小空気
過剰率λ(min) )×(理論空燃比))の式を用いて算出
される。この最大燃料量Qf(max) は、ECU26のR
AM74に格納される。
【0023】続いて、アクセル開度センサ54及び回転
数センサ56(図1)によって得られたアクセル開度θ
及びエンジン回転数NEから、図4に基づいて、基本燃
料量Qf(gov) (g/rev)が得られる(ステップ2
06)。図4は、アクセル開度θ、回転数NE及び基本
燃料量Qf(gov) の関係を示す図であり、図4の縦軸は
基本燃料量Qf(gov) を、横軸はエンジン回転数NEを
表し、図中の各線はアクセル開度θが一定の場合の基本
燃料量Qf(gov) を示している。図4に示すように、基
本燃料量Qf(gov) は、エンジン回転数NEが同一であ
ればアクセル開度θが大きい程大きい値をとり、アクセ
ル開度θが同一であればエンジン回転数NEが低い程大
きな値に設定される。図4の基本燃料量Qf(gov) の各
値は、エンジン回転数NEとアクセル開度θとをパラメ
ータとして用いた数値マップの形で予めECU26のR
OM76に格納されており、ECU26は検出したエン
ジン回転数NEとアクセル開度θとの値に基づいて、こ
の数値マップから基本燃料量Qf(gov) の値を設定す
る。得られた基本燃料量Qf(gov) は、ECU26のR
AM74に格納される。
【0024】続いて、基本燃料量Qf(gov) にエンジン
過渡補正が加えられ、補正燃料量Qf(clc) (g/re
v)が得られる(ステップ208)。エンジン過渡補正
とは、具体的には、加速補正、減速補正、暖気補正等で
あり、加速補正では、スモークの発生を抑えるように燃
料量が補正され、減速補正では、NOxの発生を抑える
ように燃料量が補正され、暖気補正では、過度にエンジ
ン回転数が上昇しない範囲で、エンジン回転数を上昇さ
せるように燃料量が補正される。得られた補正燃料量Q
(clc) は、ECU26のRAM74に格納される。
【0025】続いて、補正燃料量Qf(clc) と最大燃料
量Qf(max) とが比較され、小さい側の値が最終燃料量
Qf(fin) (g/rev)とされる(ステップ21
0)。得られた最終燃料量Qf(fin) は、ECU26の
RAM74に格納される。
【0026】続いて、現時点の実際空気過剰率λ(pst)
が、最終燃料量Qf(fin) と新気量Gaとから、(実際
空気過剰率λ(pst) )=(新気量Ga)/((最終燃料
量Qf(fin) )×(理論空燃比))の式を用いて算出さ
れる(ステップ212)。
【0027】続いて、目標空気過剰率λ(egr) を示す図
5から、最終燃料量Qf(fin) (エンジン出力値P)に
対応する目標空気過剰率λ(egr) が得られる(ステップ
214)。図5の目標空気過剰率λ(egr) は、内燃機関
出力値Pが最大内燃機関出力値のほぼ10%以下の範囲
では、内燃機関出力値Pが増加するに従って急激に減少
し、かつ、内燃機関出力値Pが最大内燃機関出力値のほ
ぼ10%以上の範囲では、ほぼ一定であるように設定さ
れている。ここで、ほぼ10%とは、10%±5%であ
る。
【0028】続いて、実際空気過剰率λ(pst) と目標空
気過剰率λ(egr) とが比較される(ステップ216又は
218)。実際空気過剰率λ(pst) が目標空気過剰率λ
(egr ) より小さい場合には、実際空気過剰率λ(pst)
増加させる制御が行われ(ステップ220)、実際空気
過剰率λ(pst) が目標空気過剰率λ(egr) より大きい場
合には、実際空気過剰率λ(pst) を減少させる制御が行
われる(ステップ222)。ここで、実際空気過剰率λ
(pst) は、(実際空気過剰率λ(pst) )=(新気量G
a)/((最終燃料量Qf(fin) )×(理論空燃比))
の式に示されるように、新気量Ga、最終燃料量Qf
(fin) の関数であり、内燃機関に供給される新気量Ga
及び最終燃料量Qf(fin) を増減させるため、つまり、
実際空気過剰率λ(pst) を増減させるために、具体的に
は、図1の吸気絞り弁30、燃料噴射弁38、及びEG
R弁34が制御される。尚、実際空気過剰率λ(pst)
増減させるために、吸気絞り弁30、燃料噴射弁38、
及びEGR弁34のすべてを制御することが可能である
が、吸気絞り弁30、燃料噴射弁38、及びEGR弁3
4のうちのいずれか一つ又は二つのみを制御することも
可能である。例えば、実際空気過剰率λ(pst) を増減さ
せるために、燃料噴射弁38の制御を行わず、吸気絞り
弁30及びEGR弁34のみを制御する場合には、燃焼
する燃料の量が同じであるため、エンジンに供給される
燃料量の変動により生じるトルクショックの発生が防止
される。
【0029】図5に関し、上述されたように、目標空気
過剰率λ(egr) は、エンジン出力値Pが最大エンジン出
力値のほぼ10%以下の範囲では、エンジン出力値Pが
増加するに従って急激に減少するように設定され、エン
ジン出力値Pが最大エンジン出力値のほぼ10%以上の
範囲では、ほぼ一定の値になるように設定されている。
つまり、エンジン出力値Pが最大エンジン出力値のほぼ
10%以下の範囲の目標空気過剰率λ(egr) は、エンジ
ン出力値Pが最大エンジン出力値のほぼ10%より大き
い範囲の目標空気過剰率λ(egr) よりもかなり大きく設
定されている。そのため、エンジン出力値Pが最大エン
ジン出力値のほぼ10%以下の範囲では、実際空気過剰
率λ(pst) は、比較的大きい値に設定された目標空気過
剰率λ(e gr) に近づくように制御される。その結果、エ
ンジン出力値Pの小さい範囲ではあまり微粒化されてい
ない、又は燃料噴霧の拡散範囲の狭い燃料を良好に燃焼
することができる。それゆえ、エンジンの排ガス中に含
まれるスモークの量が減少される。一方、エンジン出力
値Pが最大エンジン出力値のほぼ10%より大きい範囲
では、最大エンジン出力値のほぼ10%以下の範囲より
も、目標空気過剰率λ(egr) が小さく設定されているた
めに、過剰に空気が供給されることが防止され、EGR
量を燃焼を阻害しない範囲での最大限度まで増大でき
る。その結果、エンジン出力値Pの大きい範囲では良好
に微粒化されている燃料を良好に燃焼することができ、
EGR量が燃焼を阻害しない範囲で最大限度まで増大さ
れているため、エンジンの排ガス中に含まれるNOxの
量が減少される。
【0030】以下、本発明の筒内噴射式内燃機関の他の
実施形態を説明する。第二の実施形態では、最終燃料量
Qf(fin) と新気量Gaとから実際空気過剰率λ(pst)
を算出する(図2のステップ212)の代わりに、実際
空気過剰率λ(pst) を得るために、排気通路22に配置
された、例えば空燃比(A/F)センサ等の、排気セン
サ52(図1)が使用され、排気センサ52により得ら
れた酸素濃度検出値が、機関の運転状態に応じた目標空
気過剰率に対応する目標酸素濃度になるように制御を行
う。本実施形態の特有の制御により、吸気ガス量の検出
精度、燃料噴射量の制御精度、及びEGR制御の制御精
度の各制御精度のずれを単一のセンサ(排気センサ)に
より検出し、かつ補正することができるため、排気ガス
制御の制御性が向上する。
【0031】第三の実施形態では、第二の実施形態と同
様に、排気通路22に配置された、例えば空燃比(A/
F)センサ等の、排気センサ52(図1)が使用され、
排気センサ52により得られた酸素濃度検出値が、機関
の運転状態に応じた目標空気過剰率に対応する目標酸素
濃度になるように制御を行う。以下図7に従って、本実
施形態の制御方法を説明する。まず、図2のステップ2
02と同様に、吸気量センサ(エアフローメータ等)5
0によって、エンジン10に吸入される新気量Ga(g
/rev)が検出される(ステップ302)。続いて、
図2のステップ204と同様に、新気量Gaと、所定の
最小空気過剰率λ(min) と、理論空燃比とから最大燃料
量Qf(max) (g/rev)(=Ga/(λ(min) ×理
論空燃比))が得られる(ステップ304)。続いて、
ステップ206と同様に、アクセル開度θとエンジン回
転数NEとから基本燃料量Qf(gov) (g/rev)が
得られる(ステップ306)。続いて、ステップ208
と同様に、基本燃料量Qf (gov) から補正燃料量Qf
(clc) (g/rev)が得られる(ステップ308)。
続いて、ステップ210と同様に、補正燃料量Qf
(clc) と最大燃料量Qf(m ax) とから最終燃料量Qf
(fin) (g/rev)が得られる(ステップ310)。
【0032】続いて、図6から最終燃料量Qf(fin)
対応する最終燃料量補正係数mが得られる(ステップ3
12)。ここで、図6は、最終燃料量Qf(fin) と最終
燃料量補正係数mとの関係を示すグラフであり、図6の
縦軸は最終燃料量補正係数mを、横軸は最終燃料量Qf
(fin) を示し、最終燃料量補正係数mは、エアフローメ
ータの測定値のズレ、及び内燃機関に供給される燃料量
の目標値(指令値)と実際の値とのズレを補正するため
の係数である。続いて、値(Ga/(Qf(fin ) ×
m))と現時点での実際空気過剰率λ(pst) との関係を
記憶したマップを用いることにより、新気量Gaと最終
燃料量Qf(fin) と最終燃料量補正係数mとから実際空
気過剰率λ(pst) を算出する(ステップ314)。続い
て、実際空気過剰率λ(pst) と、排気センサ52により
得られた酸素濃度検出値に対応するセンサ検出空気過剰
率λ(sns) との差から誤差eが得られる(ステップ31
6)。続いて、補正係数mを誤差eでもって補正し学習
する、つまり、図6のマップmの値を更新する(ステッ
プ318)。
【0033】続いて、図2のステップ214と同様に、
図5から、最終燃料量Qf(fin) (エンジン出力値P)
に対応する目標空気過剰率λ(egr) が得られる(ステッ
プ320)。続いて、図2のステップ216〜222と
同様に、センサ検出空気過剰率λ(sns) と目標空気過剰
率λ(egr) とが比較される(ステップ322又は32
4)。センサ検出空気過剰率λ(sns) が目標空気過剰率
λ(egr) より小さい場合には、センサ検出空気過剰率λ
(sns) を増加させる、つまりEGR量を減少させる制御
が行われ(ステップ326)、センサ検出空気過剰率λ
(sns) が目標空気過剰率λ(egr) より大きい場合には、
センサ検出空気過剰率λ(sns) を減少させる、つまりE
GR量を増加させる制御が行われる(ステップ32
8)。本実施形態の特有の制御による効果として、最終
燃料量補正係数mを学習することにより、常に排気エミ
ッションに影響のない燃料噴射量制御が可能になる。
【0034】第四の実施形態では、最終燃料量Qf
(fin) と新気量Gaとから実際空気過剰率λ(pst) を算
出する(図2のステップ212)の代わりに、実際空気
過剰率λ (pst) を得るために、図1には示されていない
が、上述されたものと同様のA/Fセンサと、混合ガス
圧力検出手段とが、EGR通路20との合流部より下流
の吸気通路14内に配置される。更に、A/Fセンサに
より検出された酸素濃度検出値が、機関の運転状態(燃
料噴射量、新気量、EGR量等)に応じた目標空気過剰
率に対応する酸素濃度検出値となるように制御を行う。
【0035】以上、本発明による空気過剰率制御を圧縮
着火式のディーゼル機関に適用する例を説明したが、本
発明による空気過剰率制御は、火花点火式のガソリン機
関にも適用可能である。
【0036】
【発明の効果】請求項1に記載の発明により、内燃機関
出力値が最大内燃機関出力値のほぼ10%以下の範囲で
は、実際空気過剰率は、比較的大きい値に設定された目
標空気過剰率に近づくように制御され、その結果、あま
り微粒化されておらず、かつ、燃料噴霧の拡散範囲が狭
い燃料を良好に燃焼することが可能にされ、内燃機関の
排ガス中に含まれるスモークの量が減少される。更に請
求項1に記載の発明により、内燃機関出力値が最大内燃
機関出力値のほぼ10%より大きい範囲では、最大内燃
機関出力値のほぼ10%以下の範囲よりも、目標空気過
剰率が比較的小さく設定されているために、過剰に空気
が供給されることが防止され、EGR量を燃焼を阻害し
ない範囲での最大限度まで増大でき、それゆえ、良好に
微粒化された燃料を燃焼する際の排ガス中に含まれるN
Oxの発生が抑制される。
【0037】請求項2に記載の発明により、内燃機関へ
供給される新気量が検出され、かつ、内燃機関へ供給さ
れる燃料量が決定されるために、新気量と燃料量との比
から実際空気過剰率が容易に得られ、更に、内燃機関へ
供給される燃料量、新気量、及び内燃機関の排気系から
吸気系に還流される排気還流ガスの排気還流量、のうち
の少なくとも一つが制御されることによって実際空気過
剰率が容易に変更され、その結果、実際空気過剰率が目
標空気過剰率に近づけられる。
【0038】請求項3に記載の発明により、内燃機関へ
吸入される吸気酸素量が検出され、かつ、内燃機関へ供
給される燃料量が決定されるために、吸気酸素量と燃料
量との比から実際空気過剰率が容易に得られ、更に、内
燃機関へ供給される燃料量、新気量、及び内燃機関の排
気系から吸気系に還流される排気還流ガスの排気還流
量、のうちの少なくとも一つが制御されることによって
実際空気過剰率が容易に変更され、その結果、実際空気
過剰率が目標空気過剰率に近づけられる。
【0039】請求項4に記載の発明により、実際空気過
剰率は、排気系に配置された酸素濃度センサによって検
出された酸素濃度から得られるために、酸素濃度を検出
することにより実際空気過剰率が容易に得られ、更に、
内燃機関へ供給される燃料量、新気量、及び内燃機関の
排気系から吸気系に還流される排気還流ガスの排気還流
量、のうちの少なくとも一つが制御されることによって
実際空気過剰率が容易に変更され、その結果、実際空気
過剰率が目標空気過剰率に近づけられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をディーゼルエンジンに適用した第一の
実施形態の全体構成図である。
【図2】実際空気過剰率を目標空気過剰率に近づける、
第一の実施形態の制御方法を示すフローチャートであ
る。
【図3】回転数NEと最小空気過剰率λ(min) との関係
を示すグラフである。
【図4】アクセル開度θ、回転数NE及び基本燃料量Q
(gov) の関係を示す図である。
【図5】目標空気過剰率λ(egr) を示すグラフである。
【図6】最終燃料量Qf(fin) と最終燃料量補正係数m
との関係を示すグラフである。
【図7】第三の実施形態の制御方法を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
10…ディーゼルエンジン 14…吸気通路 20…EGR通路 22…排気通路 30…吸気絞り弁 34…EGR弁 38…燃料噴射弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02D 43/00 301 F02D 43/00 301H 301K 301N 45/00 368 45/00 368G F02M 25/07 550 F02M 25/07 550F

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関出力値に対応する所定の目標空
    気過剰率と実際空気過剰率とを比較し、前記実際空気過
    剰率の大きさが前記目標空気過剰率の大きさと異なる場
    合には、前記内燃機関へ供給される燃料量、新気量、及
    び前記内燃機関の排気系から吸気系に還流される排気還
    流ガスの排気還流量、のうちの少なくとも一つを制御す
    ることにより、前記実際空気過剰率を前記目標空気過剰
    率に近づける筒内噴射式内燃機関において、 前記目標空気過剰率は、内燃機関出力値が最大内燃機関
    出力値のほぼ10%以下の範囲では、内燃機関出力値が
    増加するに従って急激に減少し、かつ、内燃機関出力値
    が最大内燃機関出力値のほぼ10%以上の範囲では、ほ
    ぼ一定であるように設定されることを特徴とする筒内噴
    射式内燃機関。
  2. 【請求項2】 前記内燃機関へ供給される前記新気量を
    検出する手段と、前記内燃機関へ供給される前記燃料量
    を決定する手段と、前記新気量と前記燃料量との比から
    前記実際空気過剰率を得る手段とを具備することを特徴
    とする請求項1に記載の筒内噴射式内燃機関。
  3. 【請求項3】 前記内燃機関に吸入される吸気酸素量を
    検出する手段と、前記内燃機関へ供給される前記燃料量
    を決定する手段と、前記吸気酸素量と前記燃料量との比
    から前記実際空気過剰率を得る手段とを具備することを
    特徴とする請求項1に記載の筒内噴射式内燃機関。
  4. 【請求項4】 排気系に配置された酸素濃度センサを具
    備し、前記実際空気過剰率は前記酸素濃度センサの出力
    値から得られることを特徴とする請求項1に記載の筒内
    噴射式内燃機関。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013108402A (ja) * 2011-11-18 2013-06-06 Isuzu Motors Ltd 内燃機関の燃焼噴射の異常判定方法と内燃機関
WO2014068657A1 (ja) * 2012-10-30 2014-05-08 三菱重工業株式会社 内燃機関の制御装置及びその制御方法

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