JPH10139632A - 乳化毛髪化粧料 - Google Patents
乳化毛髪化粧料Info
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- JPH10139632A JPH10139632A JP30199996A JP30199996A JPH10139632A JP H10139632 A JPH10139632 A JP H10139632A JP 30199996 A JP30199996 A JP 30199996A JP 30199996 A JP30199996 A JP 30199996A JP H10139632 A JPH10139632 A JP H10139632A
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- hair cosmetic
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- alcohol
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 皮膚刺激が低く、経日安定性およびコンディ
ショニング効果に優れた毛髪化粧料を提供する。 【解決手段】 特定のポリオキシエチレンポリオキシプ
ロピレングリコール、２価および３〜６価の水溶性多価
アルコール、油剤および水を特定の比率にて配合するこ
とを特徴とする乳化毛髪化粧料。
ショニング効果に優れた毛髪化粧料を提供する。 【解決手段】 特定のポリオキシエチレンポリオキシプ
ロピレングリコール、２価および３〜６価の水溶性多価
アルコール、油剤および水を特定の比率にて配合するこ
とを特徴とする乳化毛髪化粧料。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、優れたコンディシ
ョニング効果を有し、経日安定性の良好な乳化毛髪化粧
料に関する。
ョニング効果を有し、経日安定性の良好な乳化毛髪化粧
料に関する。
【０００２】
【従来の技術】ヘアリンスやヘアトリートメントのよう
な乳化毛髪化粧料において、安定性を向上させる手段と
して、カチオン界面活性剤とセタノールのような高級ア
ルコールを併用することによって増粘させるという方法
が一般的に用いられている。しかし、カチオン界面活性
剤はコンディショニング効果に優れる反面、皮膚刺激性
が強く、高級アルコールは髪にきしみ感を残すなど好ま
しくない点も数多く見受けられる。
な乳化毛髪化粧料において、安定性を向上させる手段と
して、カチオン界面活性剤とセタノールのような高級ア
ルコールを併用することによって増粘させるという方法
が一般的に用いられている。しかし、カチオン界面活性
剤はコンディショニング効果に優れる反面、皮膚刺激性
が強く、高級アルコールは髪にきしみ感を残すなど好ま
しくない点も数多く見受けられる。
【０００３】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者らは鋭意研究を行なった結果、特定のポリオキシ
エチレンポリオキシプロピレングリコールと特定の比率
で水溶性多価アルコール、油剤、水とを組み合わせて用
いれば、コンディショニング効果が高く、しかも良好な
経日安定性を有する乳化毛髪化粧料を見出し、本発明を
完成するに至った。
発明者らは鋭意研究を行なった結果、特定のポリオキシ
エチレンポリオキシプロピレングリコールと特定の比率
で水溶性多価アルコール、油剤、水とを組み合わせて用
いれば、コンディショニング効果が高く、しかも良好な
経日安定性を有する乳化毛髪化粧料を見出し、本発明を
完成するに至った。
【０００４】すなわち、本発明は、（Ａ）ポリオキシエ
チレンポリオキシプロピレングリコールを４〜２０重量
％、（Ｂ）２価および３〜６価の水溶性多価アルコール
を２０〜５０重量％、（Ｃ）油剤を５〜４０重量％およ
び（Ｄ）水を含有することを特徴とする乳化毛髪化粧料
を提供するものである。該（Ａ）ポリオキシエチレンポ
リオキシプロピレングリコールは、例えば、ポリオキシ
プロピレン基の分子量が２０００以上で、かつエチレン
オキシド含量が７０％以上のものである。該乳化毛髪化
粧料は、例えば、（Ｂ）２価および３〜６価の水溶性多
価アルコールを、それぞれ１種以上、重量比で２価アル
コール：３〜６価アルコール＝１：１〜３：１にて含有
する。該２価アルコールは、例えば、プロピレングリコ
ールである。該３〜６価の多価アルコールは、例えば、
グリセリンである。該乳化毛髪化粧料は、例えば、さら
に成分（Ｅ）カチオン化セルロースを含有する。
チレンポリオキシプロピレングリコールを４〜２０重量
％、（Ｂ）２価および３〜６価の水溶性多価アルコール
を２０〜５０重量％、（Ｃ）油剤を５〜４０重量％およ
び（Ｄ）水を含有することを特徴とする乳化毛髪化粧料
を提供するものである。該（Ａ）ポリオキシエチレンポ
リオキシプロピレングリコールは、例えば、ポリオキシ
プロピレン基の分子量が２０００以上で、かつエチレン
オキシド含量が７０％以上のものである。該乳化毛髪化
粧料は、例えば、（Ｂ）２価および３〜６価の水溶性多
価アルコールを、それぞれ１種以上、重量比で２価アル
コール：３〜６価アルコール＝１：１〜３：１にて含有
する。該２価アルコールは、例えば、プロピレングリコ
ールである。該３〜６価の多価アルコールは、例えば、
グリセリンである。該乳化毛髪化粧料は、例えば、さら
に成分（Ｅ）カチオン化セルロースを含有する。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明に用いるポリオキシエチレ
ンポリオキシプロピレングリコールは、オキシエチレン
基とオキシプロピレン基が重合したブロック型重合体で
あり、プルロニック類（ＢＡＳＦ社製）として商業的に
入手できる。プルロニックはポリオキシプロピレン基の
分子量と全分子中に占めるエチレンオキシドの含量によ
ってその性状が液状（Ｌ）、ペースト状（Ｐ）、フレー
ク状（Ｆ）の形態をとり、本発明では、ポリオキシプロ
ピレン基の分子量が２０００以上で、かつエチレンオキ
シド含量が７０％以上のものが特に好ましく、プルロニ
ックＦ８８、Ｆ１０８、Ｆ１２７などが例示できる。ポ
リオキシプロピレン基の分子量が２０００未満、あるい
はエチレンオキシド含量が７０％未満であると乳化毛髪
化粧料の安定性が向上しない。（Ａ）は化粧料全量に対
して４〜２０重量％配合でき、特に６〜１２重量％が好
ましい。配合量が４重量％未満であると安定性が改善で
きず、２０重量％を超えると使用感が損なわれるので好
ましくない。
ンポリオキシプロピレングリコールは、オキシエチレン
基とオキシプロピレン基が重合したブロック型重合体で
あり、プルロニック類（ＢＡＳＦ社製）として商業的に
入手できる。プルロニックはポリオキシプロピレン基の
分子量と全分子中に占めるエチレンオキシドの含量によ
ってその性状が液状（Ｌ）、ペースト状（Ｐ）、フレー
ク状（Ｆ）の形態をとり、本発明では、ポリオキシプロ
ピレン基の分子量が２０００以上で、かつエチレンオキ
シド含量が７０％以上のものが特に好ましく、プルロニ
ックＦ８８、Ｆ１０８、Ｆ１２７などが例示できる。ポ
リオキシプロピレン基の分子量が２０００未満、あるい
はエチレンオキシド含量が７０％未満であると乳化毛髪
化粧料の安定性が向上しない。（Ａ）は化粧料全量に対
して４〜２０重量％配合でき、特に６〜１２重量％が好
ましい。配合量が４重量％未満であると安定性が改善で
きず、２０重量％を超えると使用感が損なわれるので好
ましくない。
【０００６】本発明に用いる（Ｂ）の２価の水溶性多価
アルコールおよび３〜６価の水溶性多価アルコールは、
２価の水溶性多価アルコールとしてプロピレングリコー
ル、１,３−ブチレングリコール、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、
イソプレングリコール、ジプロピレングリコール、ヘキ
シレングリコールなどが例示できる。また、３〜６価の
水溶性多価アルコールとしてはグリセリン、ジグリセリ
ン、ペンタエリストール、ソルビトール、ブドウ糖など
が例示でき、２価の水溶性アルコールにあってはプロピ
レングリコール、３〜６価の水溶性アルコールにあって
はグリセリンがそれぞれ好適である。
アルコールおよび３〜６価の水溶性多価アルコールは、
２価の水溶性多価アルコールとしてプロピレングリコー
ル、１,３−ブチレングリコール、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、
イソプレングリコール、ジプロピレングリコール、ヘキ
シレングリコールなどが例示できる。また、３〜６価の
水溶性多価アルコールとしてはグリセリン、ジグリセリ
ン、ペンタエリストール、ソルビトール、ブドウ糖など
が例示でき、２価の水溶性アルコールにあってはプロピ
レングリコール、３〜６価の水溶性アルコールにあって
はグリセリンがそれぞれ好適である。
【０００７】成分（Ｂ）は化粧料全量に対して、合計量
で２０〜５０重量％配合でき、特に２５〜４０重量％が
好ましい。この配合量が２０重量％未満であると、毛髪
へのコンディショニング性が悪くなり、５０重量％を超
えると安定性が損なわれる。さらに２価および３〜６価
の水溶性多価アルコールの配合比は、重量比で２価アル
コール：３〜６価アルコール＝１：１〜３：１、特に
１.２：１〜１.８：１であることが好ましい。これらの
配合比が、この範囲外であると安定性が損なわれる。
で２０〜５０重量％配合でき、特に２５〜４０重量％が
好ましい。この配合量が２０重量％未満であると、毛髪
へのコンディショニング性が悪くなり、５０重量％を超
えると安定性が損なわれる。さらに２価および３〜６価
の水溶性多価アルコールの配合比は、重量比で２価アル
コール：３〜６価アルコール＝１：１〜３：１、特に
１.２：１〜１.８：１であることが好ましい。これらの
配合比が、この範囲外であると安定性が損なわれる。
【０００８】本発明に用いる（Ｃ）の油剤は、通常毛髪
化粧料に使用される油剤であれば、特に限定されない
が、例えばジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポ
リシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、
デカメチルシクロペンタシロキサン、高重合メチルポリ
シロキサンなどのシリコーン油類；アボガド油、アーモ
ンド油、オリーブ油、ツバキ油などの油脂類；ホホバ
油、ミツロウ、ラノリンなどのロウ類；スクワラン、流
動パラフィン、ワセリンなどの炭化水素類；ステアリン
酸、パルミチン酸、ミリスチン酸などの脂肪酸類；イソ
ステアリルアルコール、オクチルドデカノール、ステア
リルアルコール、セタノール、ベヘニルアルコールなど
のアルコール類；オクタン酸セチル、オレイン酸デシ
ル、ステアリン酸オクチル、乳酸セチル、パルミチン酸
イソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン
酸ミリスチルなどのエステル類などが挙げられる。
化粧料に使用される油剤であれば、特に限定されない
が、例えばジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポ
リシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、
デカメチルシクロペンタシロキサン、高重合メチルポリ
シロキサンなどのシリコーン油類；アボガド油、アーモ
ンド油、オリーブ油、ツバキ油などの油脂類；ホホバ
油、ミツロウ、ラノリンなどのロウ類；スクワラン、流
動パラフィン、ワセリンなどの炭化水素類；ステアリン
酸、パルミチン酸、ミリスチン酸などの脂肪酸類；イソ
ステアリルアルコール、オクチルドデカノール、ステア
リルアルコール、セタノール、ベヘニルアルコールなど
のアルコール類；オクタン酸セチル、オレイン酸デシ
ル、ステアリン酸オクチル、乳酸セチル、パルミチン酸
イソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン
酸ミリスチルなどのエステル類などが挙げられる。
【０００９】これら油剤は、１種または２種以上を用い
ることができ、その配合量は、化粧料全量に対して５〜
４０重量％、特に１０〜３５％配合するのが好ましい。
配合量が、５重量％未満であると毛髪へのコンディショ
ニング性に欠け、また４０重量％を超えると髪にべたつ
きを残し、洗髪時の洗い落ちが悪くなるため好ましくな
い。
ることができ、その配合量は、化粧料全量に対して５〜
４０重量％、特に１０〜３５％配合するのが好ましい。
配合量が、５重量％未満であると毛髪へのコンディショ
ニング性に欠け、また４０重量％を超えると髪にべたつ
きを残し、洗髪時の洗い落ちが悪くなるため好ましくな
い。
【００１０】さらに、本発明では、（Ｅ）カチオン化セ
ルロースを配合すると、安定性および使用感の向上が図
られる。この配合量は、化粧料全量に対して０.０１〜
１.０重量％、特に０.０５〜０.５重量％配合するのが
好ましい。この範囲の配合量で最も優れた毛髪へのコン
ディショニング性が発揮される。
ルロースを配合すると、安定性および使用感の向上が図
られる。この配合量は、化粧料全量に対して０.０１〜
１.０重量％、特に０.０５〜０.５重量％配合するのが
好ましい。この範囲の配合量で最も優れた毛髪へのコン
ディショニング性が発揮される。
【００１１】本発明に用いる水の量は、化粧料全量に対
して５〜６０重量％、特に１２〜４０重量％が好まし
い。本発明の毛髪化粧料は、常法により製造でき、ヘア
リンス、ヘアコンディショナー、ヘアトリートメント、
ヘアクリームなどの毛髪化粧料として利用できる。
して５〜６０重量％、特に１２〜４０重量％が好まし
い。本発明の毛髪化粧料は、常法により製造でき、ヘア
リンス、ヘアコンディショナー、ヘアトリートメント、
ヘアクリームなどの毛髪化粧料として利用できる。
【００１２】本発明では、乳化剤として非イオン性界面
活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性
剤、両性界面活性剤が配合でき、例えば、非イオン性界
面活性剤としてはポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、プ
ロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ングリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エ
ステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソル
ビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ
油、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキ
シエチレンラノリンなどが挙げられ、アニオン性界面活
性剤としては脂肪酸石鹸、アルキルベンゼンスルホン酸
塩、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエー
テル硫酸塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキル
エーテルカルボン酸塩、スルホコハク酸塩、α−オレフ
ィンスルホン酸塩、アシル化メチルタウリン塩、アシル
化グルタミン酸塩などが挙げられる。カチオン性界面活
性剤としては、塩化セチルトリメチルアンモニウムのよ
うなアルキルトリメチルアンモニウム塩、塩化ジステア
リルジメチルアンモニウムのようなジアルキルジメチル
アンモニウム塩、塩化セチルピリジニウムのようなアル
キルピリジニウム塩などが挙げられ、両性界面活性剤と
しては２−アルキル−Ｎ−カルボキシメチルヒドロキシ
エチルイミダゾリニウムベタインのようなイミダゾリン
型両性界面活性剤、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイ
ンのようなベタイン型両性界面活性剤などが使用でき
る。これらは１種または２種以上を組み合わせて用いる
ことができる。
活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性
剤、両性界面活性剤が配合でき、例えば、非イオン性界
面活性剤としてはポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、プ
ロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ングリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エ
ステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソル
ビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ
油、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキ
シエチレンラノリンなどが挙げられ、アニオン性界面活
性剤としては脂肪酸石鹸、アルキルベンゼンスルホン酸
塩、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエー
テル硫酸塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキル
エーテルカルボン酸塩、スルホコハク酸塩、α−オレフ
ィンスルホン酸塩、アシル化メチルタウリン塩、アシル
化グルタミン酸塩などが挙げられる。カチオン性界面活
性剤としては、塩化セチルトリメチルアンモニウムのよ
うなアルキルトリメチルアンモニウム塩、塩化ジステア
リルジメチルアンモニウムのようなジアルキルジメチル
アンモニウム塩、塩化セチルピリジニウムのようなアル
キルピリジニウム塩などが挙げられ、両性界面活性剤と
しては２−アルキル−Ｎ−カルボキシメチルヒドロキシ
エチルイミダゾリニウムベタインのようなイミダゾリン
型両性界面活性剤、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイ
ンのようなベタイン型両性界面活性剤などが使用でき
る。これらは１種または２種以上を組み合わせて用いる
ことができる。
【００１３】また、本発明の毛髪化粧料には、必要に応
じて、通常化粧料、医薬品、食品などに使用される成
分、例えば、抗フケ剤、殺菌剤、ビタミン類などの薬効
剤；パラベンなどの防腐剤；カチオン化セルロース以外
の水溶性高分子などの増粘剤；染料および顔料などの着
色剤；アクリル樹脂などの毛髪セット用ポリマー；有機
塩、無機塩；各種調合香料；紫外線吸収剤；キレート剤
などを本発明の効果を損なわない範囲において、適宜配
合することもできる。これらの成分も、各々、１種また
は２種以上を組み合わせて用いることができる。
じて、通常化粧料、医薬品、食品などに使用される成
分、例えば、抗フケ剤、殺菌剤、ビタミン類などの薬効
剤；パラベンなどの防腐剤；カチオン化セルロース以外
の水溶性高分子などの増粘剤；染料および顔料などの着
色剤；アクリル樹脂などの毛髪セット用ポリマー；有機
塩、無機塩；各種調合香料；紫外線吸収剤；キレート剤
などを本発明の効果を損なわない範囲において、適宜配
合することもできる。これらの成分も、各々、１種また
は２種以上を組み合わせて用いることができる。
【００１４】
【実施例】つぎに、試験例および実施例を挙げて本発明
をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらに限定され
るものではない。実施例中の配合量はいずれも重量％を
意味する。 実施例１〜２２および比較例１〜１４ 下記の表１〜３に示す組成のヘアコンディショナーを常
法により調製し、性能を評価した。評価方法は、下記の
通りである。
をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらに限定され
るものではない。実施例中の配合量はいずれも重量％を
意味する。 実施例１〜２２および比較例１〜１４ 下記の表１〜３に示す組成のヘアコンディショナーを常
法により調製し、性能を評価した。評価方法は、下記の
通りである。
【００１５】安定性 ４０℃恒温室に１００ｍｌ容のガラスビンにて放置し、
２週間後のクリーミング（乳化粒子の凝集）および乳化
物の分離状態を目視により観察し、以下の基準で評価し
た。 （評価基準） ○：安定 △：クリーミング（凝集） ×：分離
２週間後のクリーミング（乳化粒子の凝集）および乳化
物の分離状態を目視により観察し、以下の基準で評価し
た。 （評価基準） ○：安定 △：クリーミング（凝集） ×：分離
【００１６】使用感（毛髪のコンディショニング性） 表１〜３に示す組成のヘアトリートメントを常法に従っ
て調製し、それぞれについて下記基準により毛髪のコン
ディショニング性について評価を行なった。すなわち、
５人のパネラーで４段階の官能評価を行なった。 （評価基準） ◎：良い ○：やや良い △：普通 ×：悪い これらの安定性および使用感の評価結果をあわせて表１
〜３下欄に示す。
て調製し、それぞれについて下記基準により毛髪のコン
ディショニング性について評価を行なった。すなわち、
５人のパネラーで４段階の官能評価を行なった。 （評価基準） ◎：良い ○：やや良い △：普通 ×：悪い これらの安定性および使用感の評価結果をあわせて表１
〜３下欄に示す。
【００１７】
【表１】
【００１８】
【表２】
【００１９】
【表３】
【００２０】表１〜３に示す結果から、特定のポリオキ
シエチレンポリオキシプロピレングリコールと特定の比
率で水溶性多価アルコール、油剤、および水を組み合わ
せて用いれば、コンディショニング効果が高く、しかも
経日安定性が良好であることが確認された。
シエチレンポリオキシプロピレングリコールと特定の比
率で水溶性多価アルコール、油剤、および水を組み合わ
せて用いれば、コンディショニング効果が高く、しかも
経日安定性が良好であることが確認された。
【００２１】実施例２３ ヘアコンディショナー 成 分 分量（％） ポリオキシエチレン（１０）セチルエーテル ３.０ ２−アルキル−Ｎ−カルボキシメチル−Ｎ− ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン ０.２ メチルポリシロキサン １０.０ パルミチン酸イソプロピル ６.０ グリセリン １６.０ １,３−ブチレングリコール ２５.０ プルロニックＦ８８ ６.０ カチオン化セルロース ０.１ クエン酸 ０.３ 香料 ０.３ 防腐剤 微量 精製水 残部 合 計 １００.０
【００２２】実施例２４ ヘアトリートメント 成 分 分量（％） ポリオキシエチレン（８）オレイルエーテル ５.０ ＰＯＥ（３）ラウリルエーテル硫酸ナトリウム ０.５ メチルポリシロキサン ２０.０ パルミチン酸イソプロピル １３.０ グリセリン １３.０ プロピレングリコール ２０.０ プルロニックＦ８８ ８.０ カチオン化セルロース ０.１ 香料 ０.３ 精製水 残部 合 計 １００.０
【００２３】実施例２５ ヘアクリーム 成 分 分量（％） ＰＯＥ（８）オレイルエーテル ３.０ ラウリル硫酸ナトリウム ０.１ 流動パラフィン ３.０ メチルポリシロキサン １５.０ ミリスチン酸イソプロピル ８.０ グリセリン １３.０ プロピレングリコール ２０.０ プルロニックＦ１０８ １２.０ カチオン化セルロース ０.２ カルボキシビニルポリマー ０.２ トリエタノールアミン ０.１ 香料 ０.３ 精製水 残部 合 計 １００.０ これら実施例２３〜２５の毛髪化粧料においても、優れ
た経日安定性およびコンディショニング効果が認められ
た。
た経日安定性およびコンディショニング効果が認められ
た。
【００２４】
【発明の効果】本発明の毛髪化粧料は毛髪へのコンディ
ショニング効果が高く、かつ、経日安定性も良好であ
り、乳化毛髪化粧料としてきわめて有効なものである。
ショニング効果が高く、かつ、経日安定性も良好であ
り、乳化毛髪化粧料としてきわめて有効なものである。
Claims (6)
- 【請求項１】 成分（Ａ）ポリオキシエチレンポリオキ
シプロピレングリコールを４〜２０重量％、成分（Ｂ）
２価および３〜６価の水溶性多価アルコールを２０〜５
０重量％、成分（Ｃ）油剤を５〜４０重量％ならびに成
分（Ｄ）水を含有することを特徴とする乳化毛髪化粧
料。 - 【請求項２】 （Ａ）が、ポリオキシプロピレン基の分
子量が２０００以上で、かつ（Ａ）中のエチレンオキシ
ド含量が７０％以上である請求項１記載の乳化毛髪化粧
料。 - 【請求項３】 （Ｂ）２価および３〜６価の水溶性多価
アルコールをそれぞれ１種以上含有し、かつ重量比で２
価アルコール：３〜６価アルコール＝１：１〜３：１で
ある請求項１または２いずれか１項記載の乳化毛髪化粧
料。 - 【請求項４】 ２価アルコールがプロピレングリコール
である請求項１〜３いずれか１項記載の乳化毛髪化粧
料。 - 【請求項５】 ３〜６価の多価アルコールがグリセリン
である請求項１〜４いずれか１項記載の乳化毛髪化粧
料。 - 【請求項６】 さらに、成分（Ｅ）カチオン化セルロー
スを含有することを特徴とする請求項１〜５いずれか１
項記載の乳化毛髪化粧料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30199996A JPH10139632A (ja) | 1996-11-13 | 1996-11-13 | 乳化毛髪化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30199996A JPH10139632A (ja) | 1996-11-13 | 1996-11-13 | 乳化毛髪化粧料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10139632A true JPH10139632A (ja) | 1998-05-26 |
Family
ID=17903671
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30199996A Pending JPH10139632A (ja) | 1996-11-13 | 1996-11-13 | 乳化毛髪化粧料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10139632A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000067710A1 (en) * | 1999-05-05 | 2000-11-16 | The Procter & Gamble Company | Hair styling compositions containing select polyalkylene glycol styling agents |
| WO2000067709A3 (en) * | 1999-05-05 | 2001-01-25 | Procter & Gamble | Hair styling compositions providing improved hair volume and hair hold performance |
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| JP2010043095A (ja) * | 2002-05-10 | 2010-02-25 | Unilever Nv | ヘアコンディショニング組成物 |
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