JPH10138778A - シフトレバー装置 - Google Patents

シフトレバー装置

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JPH10138778A
JPH10138778A JP29889696A JP29889696A JPH10138778A JP H10138778 A JPH10138778 A JP H10138778A JP 29889696 A JP29889696 A JP 29889696A JP 29889696 A JP29889696 A JP 29889696A JP H10138778 A JPH10138778 A JP H10138778A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shift lever
shift
impact force
lever device
guide portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP29889696A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Okada
光司 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP29889696A priority Critical patent/JPH10138778A/ja
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Vibration Dampers (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】シフトレバーに作用する衝撃エネルギーを吸収
することができるシフトレバー装置を得る。 【解決手段】シフトレバー装置10では、シフトレバ1
2が破断部材14によって回動可能に支持されている。
破断部材14は所定値以上の荷重によって破断するよう
になっており、これによりシフトレバー12は軸線下方
向への移動が可能になる。ハウジング18の上面にはガ
イド部22が設けられている。ガイド部22は、シフト
レバー12が軸線下方向へ移動した際にシフトノブ20
よりも上方に位置するように設置されている。したがっ
て、シフトレバー12が大きな荷重を受けて軸線下方向
へ移動することで、乗員の身体がシフトノブ20のみに
接触することが防止され、乗員の身体はガイド部22に
よって広範囲に渡って受け止められ、乗員の身体に大き
な衝撃力が作用することが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の自動変速機
をシフトするためのシフトレバー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の自動変速機をシフトするシフトレ
バー装置は、車室内へ突出するシフトレバーを備えてお
り、このシフトレバーでリテーナを回動させることによ
って、任意のシフトレンジが選択できるようになってい
る。
【0003】ところで、シフトレバーは車室内へ突出し
ているため、衝突等の車両急減速時にシフトレバーに衝
撃力が作用することが考えられ、このような衝撃力を吸
収できるような機構を備えていることが望ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる事実を
考慮し、シフトレバーに作用する衝撃エネルギーを吸収
することができるシフトレバー装置を得ることを課題と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明のシ
フトレバー装置は、装置のベースプレートに回動可能に
支持されると共にハウジングから上方へ突出し先端部に
はシフトノブが設けられ、回動して任意のシフトレンジ
が選択可能なシフトレバーと、前記シフトレバーを回動
可能に支持し、前記シフトレバーが軸方向に衝撃力を受
けるとシフトレバーに押圧されて前記シフトレバーの支
持を解除して前記シフトレバーの軸線下方向への移動を
可能とする支持部材と、前記ハウジングに設けられ、前
記支持部材が前記シフトレバーの支持を解除して前記シ
フトレバーが軸線下方向へ移動した際に前記シフトノブ
の上面と同一高さまたは上方に位置するガイド部と、を
有することを特徴としている。
【0006】請求項1に記載のシフトレバー装置では、
通常は、シフトレバーは装置のベースプレートに支持部
材を介して回動可能に支持されており、シフト操作によ
って任意のシフトレンジを選択できる。
【0007】シフトレバーが軸方向に衝撃力を受ける
と、支持部材がシフトレバーに押圧されてシフトレバー
の支持が解除され、シフトレバーの軸線下方向への移動
が可能となる。これにより、シフトレバーが軸線下方向
へ移動する。このシフトレバーが軸線下方向へ移動した
状態においては、ハウジングに設けられたガイド部が、
シフトノブの上面と同一高さでまたは上方に位置するた
め、乗員の身体がシフトノブのみに接触することが防止
され、乗員の身体はガイド部によって広範囲に渡って受
け止められる。これにより、乗員の身体に大きな衝撃力
が作用することを防止できる。
【0008】請求項2に係る発明のシフトレバー装置
は、請求項1記載のシフトレバー装置において、前記支
持部材は、前記シフトレバーが受けた衝撃力が所定値以
上の場合に破断する破断部材とされることを特徴として
いる。
【0009】請求項2に記載のシフトレバー装置では、
シフトレバーが受けた衝撃力が所定値以上の場合に破断
部材が破断してシフトレバーの支持を解除し、シフトレ
バーが軸線下方向へ移動することができ、構造が簡単で
低コストになる。
【0010】請求項3に係る発明のシフトレバー装置
は、請求項1または請求項2記載のシフトレバー装置に
おいて、前記ガイド部あるいは前記ガイド部近傍に衝撃
吸収材を設けたことを特徴としている。
【0011】請求項3に記載のシフトレバー装置では、
ガイド部あるいはガイド部近傍に設けられた衝撃吸収材
によって、更に一層確実に衝撃力を吸収できる。
【0012】請求項4に係る発明のシフトレバー装置
は、請求項3記載のシフトレバー装置において、前記破
断部材は、前記シフトレバーの軸線に対し傾斜する方向
に沿って破断し前記シフトレバーを軸線に対し傾斜する
方向へ移動させることを特徴としている。
【0013】請求項4に記載のシフトレバー装置では、
シフトレバーが受けた衝撃力によって破断部材が破断す
る際には、シフトレバーの軸線に対し傾斜する方向に沿
って破断し、これにより、シフトレバーは軸線に対し傾
斜する方向へ移動する。したがって、乗員の身体を広範
囲に渡って受け止め乗員の身体に作用する衝撃力を低減
するためのガイド部の必要高さ寸法を低く設定すること
ができ、小型化できる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1及び図2には、本発明の第1
の実施の形態に係るシフトレバー装置10が概略的に示
されている。
【0015】このシフトレバー装置10は、シフト操作
用のシフトレバー12を有している。このシフトレバー
12は、その下端が支持部材としての破断部材14によ
って回動可能にベースプレート16に取り付けられてい
る。これによって、シフトレバー12は、破断部材14
を軸として車両の前後方向に回動可能となっている。こ
のシフトレバー12は、装置のハウジング18から上方
へ突出されており、先端部にはシフトノブ20が設けら
れている。一方、シフトレバー12の下端部からは図示
しないコントロールレバーが張り出しており、このコン
トロールレバーのピンが伝達機構を介して自動変速機に
連結され、シフトレバー12の操作によって、自動変速
機をシフトすることができる構成である。
【0016】ここで、シフトレバー12を支持する破断
部材14は、所定値以上の荷重によって破断するように
なっている。したがって、シフトレバー12が軸方向に
所定値以上の強い衝撃力を受けると、シフトレバー12
に押圧されて破断部材14が破断し、シフトレバー12
の支持を解除する構成であり、これにより、シフトレバ
ー12の軸線下方向への移動が可能となる構成である。
【0017】一方、ハウジング18の上面には、ガイド
部22が設けられている。このガイド部22は、前記破
断部材14がシフトレバー12の支持を解除してシフト
レバー12が軸線下方向へ移動した際に、シフトノブ2
0の上面と同一高さとなるように、またはシフトノブ2
0の上面よりも上方に位置するように、各部の寸法が設
定されている。
【0018】上記構成のシフトレバー装置10において
は、通常の使用状態では、図1に示す如くシフトレバー
12は破断部材14に支持されており、シフトノブ20
を握持してシフトレバー12を操作することにより、任
意のシフトレンジを選択できる。
【0019】車両急減速時などに、シフトレバー12の
上端に乗員や積載物が当たってシフトレバー12が軸方
向に衝撃力を受けると、破断部材14が押圧される。こ
こで、シフトレバー12が受けた衝撃力が所定値以上の
場合には、図3に示す如く破断部材14が破断してシフ
トレバー12の支持を解除し、シフトレバー12が軸線
下方向へ移動する。
【0020】このシフトレバー12が軸線下方向へ移動
した状態(図3図示状態)においては、ハウジング18
に設けられたガイド部22が、シフトノブ20の上面と
同一高さとなるかあるいはシフトノブ20の上面よりも
上方に位置するため、乗員の身体がシフトノブ20のみ
に接触することが防止され、乗員の身体はガイド部22
によって広範囲に渡って受け止められる。これにより、
乗員の身体に大きな衝撃力が作用することを防止でき
る。
【0021】またさらに、シフトレバー装置10では、
シフトレバー12に大きな衝撃力が作用した場合にシフ
トレバー12の支持を解除するための支持部材として、
破断部材14を適用した構成であるため、構造が簡単で
低コストになる。
【0022】なお、前述した実施の形態においては、ハ
ウジング18の上面にガイド部22のみが設けられた構
成としたが、これに限らず、図4に示す如くハウジング
18の上部18Aの裏面側に緩衝材29を設ける構成と
してもよい。
【0023】この場合には、ガイド部22に作用した衝
撃力は緩衝材29によって吸収されることになり、さら
に一層効果的である。
【0024】次に、図5には本発明の第2の実施の形態
に係るシフトレバー装置30が示されている。
【0025】このシフトレバー装置30は、前述したシ
フトレバー装置10と基本的に同一構造であるが、さら
に、ガイド部22の周囲には衝撃吸収材32が設けられ
ている。これにより、シフトレバー装置30では、シフ
トレバー表示部分(所謂インパネ面)は段差の無い平坦
面となっている。
【0026】このシフトレバー装置30では、シフトレ
バー12に大きな衝撃力が作用しシフトレバー12が軸
線下方向へ移動した状態(図5図示状態)においては、
ハウジング18に設けられたガイド部22が、シフトノ
ブ20よりも上方に位置するため、乗員の身体がシフト
ノブ20のみに接触することが防止され、乗員の身体は
ガイド部22のみならずガイド部22周囲に設けられた
衝撃吸収材32によって広範囲に渡って受け止められ、
更に一層確実に衝撃力を吸収できる。
【0027】次に、図6には本発明の第3の実施の形態
に係るシフトレバー装置40が示されている。
【0028】このシフトレバー装置40は、前述したシ
フトレバー装置10と基本的に同一構造であるが、シフ
トレバー42を備えている。このシフトレバー42は、
下端部近傍において、軸線に対し傾斜する方向に沿って
二分割されている。さらに、この分割部分には破断部材
44が設けられており、分割部分を連結して一体化して
いる。この破断部材44は、前述した破断部材14と同
様に、所定値以上の荷重によって破断するようになって
いる。したがって、シフトレバー42が軸方向に所定値
以上の強い衝撃力を受けると、シフトレバー42に押圧
されて破断部材44がシフトレバー42の軸線に対し傾
斜する方向に沿って破断し、シフトレバー42の分割部
分の連結を解除する構成であり、これにより、シフトレ
バー42は軸線に対し傾斜する方向へ移動される構成で
ある。
【0029】上記構成のシフトレバー装置40では、シ
フトレバー42が受けた衝撃力によって破断部材44が
破断すると、シフトレバー42が軸線に対し傾斜する方
向へ移動する。したがって、乗員の身体を広範囲に渡っ
て受け止め乗員の身体に作用する衝撃力を低減するため
のガイド部22の必要高さ寸法を低く設定することがで
き、小型化することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係るシフトレ
バー装置は、シフトレバーが軸方向に大きな衝撃力を受
けた場合であっても、乗員の身体に大きな衝撃力が作用
することを防止できる優れた効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るシフトレバー
装置の概略的正面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るシフトレバー
装置の概略的平面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るシフトレバー
装置が衝撃力を受けた状態を示す図1に対応する概略的
正面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るシフトレバー
装置の変形例を示す図3に対応する概略的正面図であ
る。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るシフトレバー
装置の概略的正面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係るシフトレバー
装置の概略的正面図である。
【符号の説明】
10 シフトレバー装置 12 シフトレバー 14 破断部材(支持部材) 18 ハウジング 20 シフトノブ 22 ガイド部 29 緩衝材 30 シフトレバー装置 32 衝撃吸収材 40 シフトレバー装置 42 シフトレバー 44 破断部材(支持部材)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置のベースプレートに回動可能に支持
    されると共にハウジングから上方へ突出し先端部にはシ
    フトノブが設けられ、回動して任意のシフトレンジが選
    択可能なシフトレバーと、 前記シフトレバーを回動可能に支持し、前記シフトレバ
    ーが軸方向に衝撃力を受けるとシフトレバーに押圧され
    て前記シフトレバーの支持を解除して前記シフトレバー
    の軸線下方向への移動を可能とする支持部材と、 前記ハウジングに設けられ、前記支持部材が前記シフト
    レバーの支持を解除して前記シフトレバーが軸線下方向
    へ移動した際に前記シフトノブの上面と同一高さまたは
    上方に位置するガイド部と、 を有することを特徴とするシフトレバー装置。
  2. 【請求項2】 前記支持部材は、前記シフトレバーが受
    けた衝撃力が所定値以上の場合に破断する破断部材とさ
    れることを特徴とする請求項1記載のシフトレバー装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ガイド部あるいは前記ガイド部近傍
    に衝撃吸収材を設けたことを特徴とする請求項1または
    請求項2記載のシフトレバー装置。
  4. 【請求項4】 前記破断部材は、前記シフトレバーの軸
    線に対し傾斜する方向に沿って破断し前記シフトレバー
    を軸線に対し傾斜する方向へ移動させることを特徴とす
    る請求項3記載のシフトレバー装置。
JP29889696A 1996-11-11 1996-11-11 シフトレバー装置 Pending JPH10138778A (ja)

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JP29889696A JPH10138778A (ja) 1996-11-11 1996-11-11 シフトレバー装置

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JP29889696A JPH10138778A (ja) 1996-11-11 1996-11-11 シフトレバー装置

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ID=17865566

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6568295B2 (en) 2000-07-18 2003-05-27 Kabushiki Kaisha Atsumitec Transmission control apparatus for an automobile
KR100461979B1 (ko) * 2001-04-04 2004-12-14 한라공조주식회사 차량의 모드스위치용 노브 충격흡수구조
JP2007331612A (ja) * 2006-06-15 2007-12-27 Tokai Rika Co Ltd シフトレバー装置
CN106907450A (zh) * 2015-10-20 2017-06-30 普白荷亨利联合有限公司 用于机械化农具的变速箱和包括此类变速箱的机械化农具

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6568295B2 (en) 2000-07-18 2003-05-27 Kabushiki Kaisha Atsumitec Transmission control apparatus for an automobile
KR100461979B1 (ko) * 2001-04-04 2004-12-14 한라공조주식회사 차량의 모드스위치용 노브 충격흡수구조
JP2007331612A (ja) * 2006-06-15 2007-12-27 Tokai Rika Co Ltd シフトレバー装置
CN106907450A (zh) * 2015-10-20 2017-06-30 普白荷亨利联合有限公司 用于机械化农具的变速箱和包括此类变速箱的机械化农具

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