JPH10138698A - オレフィン系樹脂積層フィルム - Google Patents

オレフィン系樹脂積層フィルム

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JPH10138698A
JPH10138698A JP31423696A JP31423696A JPH10138698A JP H10138698 A JPH10138698 A JP H10138698A JP 31423696 A JP31423696 A JP 31423696A JP 31423696 A JP31423696 A JP 31423696A JP H10138698 A JPH10138698 A JP H10138698A
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olefin
film
colored
based resin
layer
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JP31423696A
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Toshimi Machida
稔巳 町田
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Achilles Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オレフィン系樹脂製化粧用フィルムを提供す
る。 【解決手段】 オレフィン系樹脂着色多層共押出成形フ
ィルムと、実質的に透明なオレフィン系樹脂多層共押出
成形フィルムを積層してなり、実質的に透明なフィルム
が、結晶性PP80〜50重量%と、プロピレン及び1
−ブテンからなる非晶質PO20〜50重量%とを混合
した組成物からなる基層と、基層の一方又は双方の面に
形成したアイソタクチックのホモ、ランダム、ブロック
PPの1種以上を主成分とするPP層とからなり、これ
ら両層がヒンダードアミン系光安定剤及び紫外線吸収剤
を含み、着色フィルムが、上記と同様の樹脂成分の着色
基層と、着色基層の一方又は双方の面に形成した上記と
同様の着色PP層とからなり、総厚0.03〜0.2m
m、数1で示される隠蔽度0.5〜3で、これら両層が
酸化鉄等で着色してなる。 【数1】隠蔽度=log1/T (但し、T(透過率)=I/Io、Ioは入射光、Iは
透過光)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家具、家電、建材
等の表面化粧材として使用されるオレフィン系樹脂製の
化粧用フィルムに関する。
【0002】
【技術背景】従来、上記のようないわゆる化粧用フィル
ムとして、主として塩化ビニル系樹脂(以下、PVCと
記す)フィルムが使用されている。しかし、PVCフィ
ルムは、焼却あるいは燃焼の際に、HClガスを発生す
る懸念があり、環境保護の観点から、脱PVCへの動き
がある。
【0003】この問題を解決するために、PVCに代わ
る素材として、オレフィン系樹脂が注目されている。し
かし、オレフィン系樹脂は、周知の通り、PVCに比し
て一般に加工性に劣ることから、優れた意匠性を有する
上記化粧用フィルムを低コストで製造することが困難で
あり、昨今の装飾性の高い製品が要求される市場性に適
合しないものとして、今日まで敬遠されて来ていた。
【0004】一方、PVCフィルムを着色するための顔
料として、フィルムの構成樹脂の熱劣化を促進する懸念
のなく、かつ変色劣化の進行の少ない顔料として、鉛、
6価クロム、カドミウム等を含む重金属系の化合物が使
用されている。しかし、これらの重金属系の化合物につ
いても、種々の環境上の問題が懸念されている。
【0005】また、包装材等としては、PVCフィルム
に代わるフィルムとして、非晶質のオレフィン系樹脂に
結晶性のオレフィン系樹脂を混合して得られる樹脂組成
物からなる基層と、他のオレフィン系樹脂からなる外層
とを積層したフィルムが提案されている。しかし、この
積層フィルムは、化粧用フィルムとしては柔らか過ぎる
上、長期経過した際には、非晶質のオレフィン系樹脂中
に残存する低分子量のオリゴマーや添加剤等が外層の表
面にまでブルームしたり、基層と外層とが層間剥離する
等と言った化粧用フィルムとしては致命的な問題があ
り、化粧用フィルムとしての使用は、実質的に不可能で
あり、今日まで行われていなかった。
【0006】
【発明の目的】本発明は、以上のような実情下におい
て、上記の積層フィルムの着色フィルムの色や印刷模様
の意匠性を生し得る実質的に透明な透視性、あるいは優
れた耐候性と言った化粧用フィルムに要求される物性を
損なうことなく、上記のブルーム等の問題を解決し得る
と共に、PVCフィルムが有している上記の問題及びフ
ィルムを着色するための着色剤に由来する上記の問題を
も解決し得る、化粧用フィルムとして極めて優れたオレ
フィン系樹脂積層フィルムを提供することを目的とす
る。
【0007】
【発明の概要】上記目的を達成するために、本発明のオ
レフィン系樹脂積層フィルムは、オレフィン系樹脂着色
多層共押出成形フィルム(以下、「着色多層フィルム」
あるいは「オレフィン系樹脂着色多層フィルム」等と略
すこともある)と、実質的に透明なオレフィン系樹脂多
層共押出成形フィルム(以下、「実質的に透明な多層フ
ィルム」あるいは「実質的に透明なオレフィン系樹脂多
層フィルム」等と略すこともある)とを積層してなるオ
レフィン系樹脂積層フィルムであって、実質的に透明な
オレフィン系樹脂多層フィルムが、結晶性ポリプロピレ
ン80〜50重量%と、プロピレン及び1−ブテンから
なる非晶質オレフィン系樹脂20〜50重量%とを混合
した組成物からなる基層と、基層の少なくとも一方の面
に形成したアイソタクチックのホモ、ランダム及びブロ
ックポリプロピレンから選ばれる1種以上を主成分とす
るポリプロピレン層とからなり、かつ、基層及びポリプ
ロピレン層が、ヒンダードアミン系光安定剤及び紫外線
吸収剤を含み、オレフィン系樹脂着色多層フィルムが、
結晶性ポリプロピレン80〜50重量%と、プロピレン
及び1−ブテンからなる非晶質オレフィン系樹脂20〜
50重量%とを混合した組成物からなる着色基層と、着
色基層の少なくとも一方の面に形成したアイソタクチッ
クのホモ、ランダム及びブロックポリプロピレンから選
ばれる1種以上を主成分とする着色ポリプロピレン層と
からなり、総厚さが0.03〜0.2mm、数2で示さ
れる隠蔽度が0.5〜3で、かつ、酸化鉄、カーボンブ
ラック、ポリアゾブラウン、キナクリドンマゼンタ、ペ
リレンレッド、ポリアゾレッド、ピロールレッド、イソ
インドリノンイエロー、ポリアゾイエロー、チタンイエ
ロー、酸化チタンから選ばれる1種以上の着色剤で着色
してなる、ことを特徴とする。
【0008】
【数2】隠蔽度=log1/T (但し、T(透過率)=I/Io、Ioは入射光、Iは
透過光)
【0009】本発明では、実質的に透明な多層フィルム
及び着色多層フィルムとして、結晶性ポリプロピレン8
0〜50重量%と、プロピレン及び1−ブテンからなる
非晶質オレフィン系樹脂20〜50重量%とを混合した
組成物からなる(着色)基層と、この(着色)基層の少
なくとも一方の面に形成したアイソタクチックのホモ、
ランダム及びブロックポリプロピレンから選ばれる1種
以上を主成分とする(着色)ポリプロピレン層とからな
る多層フィルムを用いることにより、非晶質のオレフィ
ン系樹脂中に残存する低分子量のオリゴマーや添加剤等
のブルームの問題、及び基層と多層共押出成形にて付与
する層との層間剥離の問題を解消するものである。
【0010】また、本発明では、上記の実質的に透明な
オレフィン系樹脂多層フィルムを、鉛、6価クロム、カ
ドミウム等を含む重金属系化合物以外の特定の着色剤を
使用したオレフィン系樹脂着色多層フィルムの表面に積
層することにより、従来のPVCフィルムを用いる化粧
用フィルムと同等以上に意匠表現性及び耐候性に優れ、
かつ重金属に由来する問題をも解消するものである。
【0011】上記の着色多層フィルムは、結晶性ポリプ
ロピレン80〜50重量%と、プロピレン及び1−ブテ
ンからなる非晶質オレフィン系樹脂20〜50重量%と
を混合した組成物からなる着色基層と、この着色基層の
少なくとも一方の面に形成したアイソタクチックのホ
モ、ランダム及びブロックポリプロピレンから選ばれる
1種以上を主成分とする着色ポリプロピレン層とからな
る。特に、着色基層の両面に着色ポリプロピレン層を形
成した3層構造のものが好ましい。
【0012】この結晶性ポリプロピレンとしては、アイ
ソタクチックのポリプロピレン、立体規則性を有するプ
ロピレンと炭素数2〜8のα−オレフィン(エチレン、
1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−ヘプテ
ン、1−オクテン)との共重合樹脂等が挙げられる。
【0013】このような結晶性ポリプロピレンに混合さ
れる非晶質オレフィン系樹脂は、プロピレン及び1−ブ
テンからなる非晶質オレフィン系樹脂(共重合体)であ
り、プロピレンと1−ブテンの共重合の割合は、重量比
で、プロピレン/1−ブテン=10/90〜90/10
程度、好ましくは20/80〜80/20程度のものが
好適に使用できる。
【0014】また、この非晶質オレフィン系樹脂には、
その特性を損なわない範囲で、立体規則性のないポリプ
ロピレン、プロピレン−エチレン共重合樹脂、プロピレ
ン−1−ブテン−エチレン三元共重合樹脂、プロピレン
−1−ヘキセン−1−オクテン三元共重合樹脂、プロピ
レン−1−ヘキセン−4−メチル−1−ペンテン三元共
重合樹脂等のプロピレンを主成分とする非晶質のオレフ
ィン系樹脂;立体規則性のないポリ−1−ブテン、1−
ブテン−エチレン共重合樹脂、1−ブテン−プロピレン
−エチレン三元共重合樹脂、1−ブテン−1−ヘキセン
−1−オクテン三元共重合樹脂、1−ブテン−1−ヘキ
セン−4−メチル−1−ペンテン三元共重合樹脂等の1
−ブテンを主成分とする非晶質のオレフィン系樹脂;等
のプロピレン及び1−ブテンからなる非晶質オレフィン
系樹脂以外の非晶質オレフィン系樹脂や、低密度ポリエ
チレン、線状低密度ポリエチレン、超低密度ポリエチレ
ン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、エチレ
ンを主成分とするエチレンとオレフィン(1−ブテン、
1−ペンテン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−オク
テン等)、ビニルエステル(酢酸ビニル、プロピオン酸
ビニル等)、不飽和カルボン酸エステル(アクリル酸メ
チル、アクリル酸エチル、メタクリル酸メチル、メタク
リル酸エチル等)等との共重合樹脂等のエチレン系樹脂
やシンジオタクチックポリプロピレン等を配合すること
もできる。
【0015】上記の結晶性ポリプロピレンと非晶質オレ
フィン系樹脂との混合割合を、重量%で、結晶性ポリプ
ロピレン:非晶質オレフィン系樹脂=80〜50:20
〜50とするのは、非晶質オレフィン系樹脂が、少なす
ぎると、折り曲げ加工適性が悪化すると言う問題が生
じ、多すぎると、化粧用フィルムとしての硬さを有する
オレフィン系樹脂積層フィルムが得られないばかりか、
非晶質オレフィン系樹脂に含まれる残存オリゴマーや添
加剤等の低分子量成分がブルームすると言う問題が発生
する懸念があるからである。
【0016】以上の組成からなる着色基層を着色するた
めの着色剤として、酸化鉄、カーボンブラック、ポリア
ゾブラウン、キナクリドンマゼンタ、ペリレンレッド、
ポリアゾレッド、ピロールレッド、イソインドリノンイ
エロー、ポリアゾイエロー、チタンイエロー、酸化チタ
ンから、所望の色相に応じて、1種以上が適宜選定して
使用される。
【0017】上記の着色剤はいずれも、以上の組成から
なるフィルムを劣化させる懸念は無く、また耐光性や耐
候性等にも優れることから、該フィルムを褪色させた
り、あるいは変色させる等の問題も生じ難い優れたもの
である。
【0018】これらの着色剤の配合量は、所望の色相、
あるいは必要とされる隠蔽度合いに応じて、適宜選定さ
れるが、酸化鉄や酸化チタンを使用する場合には、オレ
フィン系樹脂100重量部に対し、酸化鉄が10重量部
以下、酸化チタンが30重量部以下となる配合量とする
ことが好ましい。酸化鉄や酸化チタンの配合量が、多す
ぎると、これらを配合したオレフィン系樹脂組成物の加
工性が悪化するからであり、特に化粧用フィルムのよう
に、硬度が高く、厚さが薄い場合には、この加工性の悪
化が顕著となるからである。
【0019】すなわち、本発明の着色多層フィルムは、
着色基層と着色ポリプロピレン層との(多層)共押出成
形法にて成形されるが、酸化鉄や酸化チタンの配合量が
多すぎると、押出ダイのリップ部に組成物の滴がいわゆ
る「目ヤニ」状に付着し易く、該滴が押出直後のフィル
ム上に落下して表面状態を汚損する現象(フィルムの
「目ヤニ」と呼ばれている)がしばしば発生する。
【0020】上記の各着色剤は、そのまま、着色基層を
構成する上記のオレフィン系樹脂組成物に混合してもよ
いが、特に着色剤の配合量が少量の場合には、微妙な量
の違いによって所望の色が得られず、色ぶれが生じて色
相安定性に欠けることから、予めオレフィン系樹脂で希
釈しておいたもの(すなわち、希釈顔料としたもの)を
使用することが望ましい。
【0021】このときの希釈用オレフィン系樹脂として
は、上記のオレフィン系樹脂組成物との相溶性に優れる
もの(特に望ましくは同種の樹脂)を使用し、また該樹
脂組成物に上記のような他のオレフィン系樹脂を混合す
る場合には、混合する各オレフィン系樹脂中の最高融点
を有するオレフィン系樹脂の融点以下の融点を有するオ
レフィン系樹脂を使用することが、均一な混合状態を容
易かつ確実に得る上で望ましい。
【0022】希釈度は、いずれの希釈顔料においても、
これら各希釈顔料中の各顔料濃度が、それぞれ1〜70
wt%程度の範囲の希釈度の中から、上記した各顔料の
所望配合量に応じて、適宜の希釈度のものを選択して使
用する。
【0023】なお、本発明の着色基層においては、以上
の各成分の外に、必要に応じて、帯電防止剤、酸化防止
剤、光安定剤、滑剤、紫外線吸収剤、前記した鉛、6価
クロム、カドミウム等を含む重金属系化合物以外の着色
剤等の添加剤を配合してもよい。
【0024】以上のような組成からなる着色基層の少な
くとも一方の面に形成される着色ポリプロピレン層は、
アイソタクチックのホモ、ランダム及びブロックポリプ
ロピレンから選ばれる1種以上を主成分とする層であ
り、特に好ましくはアイソタクチックのホモポリプロピ
レンを主成分とする層である。この層が、これら以外の
ポリプロピレンや他のオレフィン系樹脂を主成分とする
場合には、化粧用フィルムとして使用した際に、非晶質
のオレフィン系樹脂中に残存する低分子量のオリゴマー
や添加剤等が製品フィルムの表面にブルームしたり、着
色基層と多層共押出成形により付与される層とが層間剥
離する等の問題が発生する。
【0025】なお、この着色ポリプロピレン層を着色す
るための着色剤の種類や配合量は、上記の着色基層と同
じであり、また必要に応じて、帯電防止剤、酸化防止
剤、光安定剤、滑剤、紫外線吸収剤、前記した鉛、6価
クロム、カドミウム等を含む重金属系化合物以外の着色
剤等の添加剤を配合してもよい。
【0026】以上のような組成からなる着色ポリプロピ
レン層は、上述の着色基層のいずれか一方の面にのみ形
成してもよいし、両面に形成してもよいが、着色多層フ
ィルムを一旦巻き取る工程を経る場合にあっては、取扱
(ベタ付き防止)上、着色ポリプロピレン層を両面に形
成することが望ましい。勿論、着色ポリプロピレン層を
着色基層の一方の面にのみ形成した場合には、実質的に
透明オレフィン系樹脂多層フィルムを積層しない側の面
が着色ポリプロピレン層となるようにする。
【0027】多層共押出成形法にて製造される上記の着
色基層及び着色ポリプロピレン層からなる着色多層フィ
ルムは、化粧用フィルムとしての実用上の理由から、総
厚さが0.03〜0.2mmで、数2の式で表される隠
蔽度が0.5〜3であることが重要である。なお、着色
基層と着色ポリプロピレン層との厚さ比は、着色ポリプ
ロピレン層を着色基層の一方の面のみに形成する場合す
なわち2層構成の場合で、着色基層:着色ポリプロピレ
ン層=1:1〜4:1程度、着色ポリプロピレン層を着
色基層の両面に形成する場合すなわち3層構成の場合
で、着色基層:着色ポリプロピレン層(両層の合計)=
1:2〜4:1程度とすることが望ましい。
【0028】また、本発明の着色多層フィルムの、着色
基層中に含まれる各着色剤の樹脂分に対する配合割合
と、着色ポリプロピレン層中に含まれる各着色剤の樹脂
分に対する配合割合とは、次の理由により、実質的に同
一とすることが特に好ましい。すなわち、多層共押出成
形法にて成形する着色多層フィルムの幅を揃えるために
切除した端部や、何らかの原因でそのままでは製品とす
ることができなかった成形品は、粉砕して(粉砕したも
のを一般に「リターン材」と呼ぶ)、着色剤の配合割合
が同一の組成物に混合再使用することが、高価な着色剤
を多量に含む本発明の組成物において経済上重要なポイ
ントとなる。本発明の積層フィルムの製造途上で発生す
るリターン材は、着色基層と着色ポリプロピレン層とが
既に積層された状態であり、これら各層中に含まれる着
色剤の配合割合が異なっていると、このリターン材全体
の樹脂分に対する着色剤の配合割合が変わってしまうた
め、リターン材を混合した組成物中の樹脂分に対する着
色剤の配合割合に狂いが生じ、色ぶれのない所望の色相
のフィルムが得られなくなるからである。本発明の用途
である化粧用フィルムでは、色ぶれの許容範囲が極めて
狭いので、特に重要となる。なお、リターン材は、着色
基層に混合して使用するのが好ましく、混合割合は、用
途に必要な特性を満たす範囲内で適宜決めればよい。
【0029】以上のような成分からなり、かつ以上のよ
うな特性を有する本発明のオレフィン系樹脂着色多層フ
ィルムにおいては、表面(オレフィン系樹脂多層フィル
ムと接する面)に、意匠性の向上等のために、模様や文
字等の印刷を施してもよい。
【0030】印刷用のインクは、被印刷面(すなわち着
色多層フィルム)を構成しているオレフィン系樹脂と被
着性のあるインクであればよいが、前述した環境上の観
点からハロゲンを含有しない、ウレタン系インクや熱硬
化タイプのインクが好ましい。これらのインクを用いた
印刷法は、スクリーン印刷法、グラビア印刷法、フレキ
ソ印刷法、オフセット印刷法等の印刷手法が採用でき
る。勿論、印刷に先立ち、被印刷面にコロナ放電処理等
を施してもよい。
【0031】さらに、本発明の着色多層フィルムにおい
ては、エンボス加工を施すこともできるし、エンボス加
工により彫設された凹部にいわゆる谷印刷を施すことも
できる。エンボス加工は、多層共押出成形法で着色多層
フィルムを作製する際に同時にエンボスする方法や、該
フィルム作製後に後工程でエンボスする後エンボス加工
法等により行われる。
【0032】なお、上記したように、着色多層フィルム
の表面に印刷を施す場合には、印刷適性を考慮して、印
刷に先立ってエンボス加工を行い、表面粗さ(Ra)が
1.5μm以下、好ましくは0.2〜1.0μmの微細
な絞を付しておくことが望ましい。
【0033】また、着色多層フィルムと実質的に透明な
多層フィルムとの積層を接着剤を介して行う場合で、か
つ上記のような印刷を施さない場合には、接着性を考慮
して、表面粗さ(Ra)が0.2μm以上、好ましくは
0.2〜5.0μmの絞を付しておくことが望ましい。
【0034】以上の着色多層フィルムに積層する実質的
に透明な多層フィルムは、結晶性ポリプロピレン80〜
50重量%と、プロピレン及び1−ブテンからなる非晶
質オレフィン系樹脂20〜50重量%とを混合した組成
物からなる基層と、基層の少なくとも一方の面に形成し
たアイソタクチックのホモ、ランダム及びブロックポリ
プロピレンから選ばれる1種以上を主成分とするポリプ
ロピレン層とからなる。特に、基層の両面にポリプロピ
レン層を形成した3層のものが好ましい。
【0035】これらの結晶性ポリプロピレン、プロピレ
ン及び1−ブテンからなる非晶質オレフィン系樹脂、ア
イソタクチックのホモ、ランダム及びブロックポリプロ
ピレンは、前述の着色多層フィルムの場合と同様であ
る。
【0036】なお、この実質的に透明な多層フィルムの
基層における上記の結晶性ポリプロピレンと非晶質オレ
フィン系樹脂との混合割合を、重量%で、結晶性ポリプ
ロピレン:非晶質オレフィン系樹脂=80〜50:20
〜50とするのは、非晶質オレフィン系樹脂が、少なす
ぎると、耐候性や透明性等の所望の物性が得られないと
共に、折り曲げ時に白化すると言う問題が生じる懸念が
あり、多すぎると、化粧用フィルムとしての硬さを有す
るオレフィン系樹脂積層フィルムが得られないばかり
か、非晶質オレフィン系樹脂に含まれる残存オリゴマー
や添加剤等の低分子量成分がブルームすると言う問題が
発生する懸念があるからである。
【0037】上記の実質的に透明なフィルムの基層及び
ポリプロピレン層には、以上の樹脂成分の外に、オレフ
ィン系樹脂積層フィルムとしての耐候性を向上させる意
味で、基層及びポリプロピレン層に、化1や化2に示す
ようなヒンダードアミン系光安定剤、及びベンゾフェノ
ン系やベンゾトリアゾール系等の紫外線吸収剤を配合さ
せることが必要である。さらに必要に応じて、帯電防止
剤、酸化防止剤、滑剤等の添加剤を配合してもよいし、
透明性を実質的に損なわない範囲で微量の着色剤を配合
してもよい。
【0038】ヒンダードアミン系光安定剤の配合量は、
樹脂100重量部に対し、0.05〜1.0重量部、紫
外線吸収剤の配合量は、0.05〜2.0重量部程度と
することが望ましい。
【0039】
【化1】
【0040】
【化2】
【0041】さらに、実質的に透明な多層フィルムにお
けるポリプロピレン層は、基層の一方の面にのみ形成し
てもよいし、両面に形成してもよいが、実質的に透明な
オレフィン系樹脂多層フィルムを一旦巻き取る工程を経
る場合にあっては、取扱(ベタ付き防止)上、ポリプロ
ピレン層を両面に形成することが望ましい。勿論、ポリ
プロピレン層を基層の一方の面にのみ形成した場合に
は、着色多層フィルムを積層しない側の面がポリプロピ
レン層となるようにする。
【0042】多層共押出成形法にて製造される上記の基
層及びポリプロピレン層からなる実質的に透明なオレフ
ィン系樹脂多層フィルムは、化粧用フィルムとしての実
用上の理由から、総厚さが0.03〜0.2mmで、5
55nmの全光線透過率が70%以上であることが望ま
しい。なお、基層とポリプロピレン層との厚さ比は、上
記の着色多層フィルムの場合と同様に、2層構成の場合
で、基層:ポリプロピレン層=1:1〜4:1程度、3
層構成の場合で、基層:ポリプロピレン層(両層の合
計)=1:2〜4:1程度とすることが望ましい。
【0043】また、上記の実質的に透明な多層フィルム
の裏面(着色多層フィルムと接する面)や表面(着色多
層フィルムと接する面と反対側の面)にも、上述した着
色多層フィルムと同様にして印刷を施してもよいし、エ
ンボス加工を施してもよい。エンボス加工により彫設さ
れた凹部にいわゆる谷印刷を施すこともできる。さら
に、表面には、オーバーコート層を形成することもでき
る。これらの印刷やエンボス加工の施工、あるいはオー
バーコート層の形成は、着色多層フィルムとの積層前に
行ってもよいし、積層後に行ってもよい。
【0044】また、上述の着色多層フィルムと同様、実
質的に透明な多層フィルムに印刷を施す場合にも、印刷
適性を考慮して、印刷に先立ってエンボス加工を行い、
表面粗さ(Ra)が1.5μm以下、好ましくは0.2
〜1.0μmの微細な絞を付しておくことが望ましい。
そして、着色多層フィルムとの積層を接着剤を介して行
う場合で、かつ裏面に印刷を施さない場合には、接着性
を考慮して、表面(Ra)が0.2μm以上、好ましく
は0.2〜5.0μmの絞を付しておくことが望まし
い。
【0045】以上の着色多層フィルムと実質的に透明な
多層フィルムとの積層は、適当な接着剤を使用する方法
や、熱融着による方法等により行われる。勿論、必要に
応じて、コロナ放電処理等を併用することもできる。
【0046】また、本発明のオレフィン系樹脂積層フィ
ルムは、従来の化粧用フィルムのように、裏面に粘着剤
や接着剤を塗布した後、必要に応じて離型紙等を積層し
ておくことも可能である。
【0047】
【実施例】
実施例1〜6、比較例1〜11 (1)オレフィン系樹脂着色多層フィルムの作製:表1
に示す配合からなる着色基層の両面に、同表に示す配合
からなる着色ポリプロピレン層を形成し、両着色ポリプ
ロピレン層の表面(すなわち、着色多層フィルムの両
面)に表面粗さ(Ra)が0.5μmの梨地状の絞を付
した、総厚さ0.1mm(各層の厚さは、着色基層が
0.06mm、着色ポリプロピレン層がそれぞれ0.0
2mm)のオレフィン系樹脂着色3層フィルムを、多層
共押出成形法により作製した。得られたオレフィン系樹
脂着色多層フィルムの表面に、コロナ放電処理を施した
後、カーボンブラックを配合した黒色のウレタン系イン
クで木目模様印刷を行った。
【0048】(2)実質的に透明なオレフィン系樹脂多
層フィルムの作製:表2に示す配合からなる基層の両面
に、同表に示す配合からなるポリプロピレン層を形成し
た、総厚さ0.1mm(各層の厚さは、基層が0.06
mm、ポリプロピレン層がそれぞれ0.02mm)の実
質的に透明なオレフィン系樹脂3層フィルムを、共押出
成形法により作製した。得られた実質的に透明なオレフ
ィン系樹脂多層フィルムの両面に、表面粗さ(Ra)が
2.0μmの梨地状の絞を付した。
【0049】(3)オレフィン系樹脂積層フィルムの作
製:上記のようにして得られたオレフィン系樹脂着色多
層フィルムと、実質的に透明なオレフィン系樹脂多層フ
ィルムとを、表3に示す組合せで、オレフィン系樹脂着
色多層フィルムの印刷面と実質的に透明なオレフィン系
樹脂多層フィルムを、接着剤を介してラミネートした
後、加熱して木目状のエンボスを施し、オレフィン系樹
脂積層フィルムを得た。
【0050】(4)オレフィン系樹脂積層フィルムの評
価:上記のようにして得られたオレフィン系樹脂積層フ
ィルムについて、ブルーム性、耐候性、着色多層フィル
ムの層間剥離の有無、実質的に透明な多層フィルムの層
間剥離の有無、硬度、折曲白化の有無を下記の方法で評
価した。
【0051】i)ブルーム性:得られたオレフィン系樹
脂積層フィルムを、温度50℃、湿度90%の条件下に
7日間静置した後、目視によりブルームの有無を観察
し、ブルームが無い場合を○、有る場合を×として、表
3に示した。
【0052】ii)耐候性:サンシャインウエザオメー
ター促進試験機を用い、1500時間照射後の変色の有
無を目視により観察し、変色が殆ど無い場合を○、やや
有る場合を△、明確に有る場合を×として、表3に示し
た。
【0053】iii)実質的に透明な多層フィルムの層
間剥離の有無、着色多層フィルムの層間剥離の有無:得
られたオレフィン系樹脂積層フィルムを、温度80℃、
湿度90%の条件下に5日間静置した後、実質的に透明
な多層フィルムの基層とポリプロピレン層とが手で剥離
するか否か、着色多層フィルムの着色基層と着色ポリプ
ロピレン層とが手で剥離するか否かをそれぞれ確認し、
剥離しない場合を○、容易に剥離する場合を×として、
表3に示した。
【0054】iv)硬度:得られたオレフィン系樹脂積
層フィルムの25℃における硬度と、一般に使用されて
いる塩化ビニル系樹脂製化粧用フィルムの25℃におけ
る硬度とを触手により比較し、一般に使用されている塩
化ビニル系樹脂製化粧用フィルムと同等以上の硬度の場
合を○、一般に使用されている塩化ビニル系樹脂製化粧
用フィルムよりも軟らかい場合を×として、表3に示し
た。
【0055】v)折曲白化の有無:得られたオレフィン
系樹脂積層フィルムを、5℃の条件下で180°折り曲
げたときの白化の有無を目視により観察し、白化が無い
場合を○、有る場合を×として、表3に示した。
【0056】
【表1の1】
【0057】
【表1の2】
【0058】
【表1の3】
【0059】
【表2の1】
【0060】
【表2の2】
【0061】
【表2の3】
【0062】表1〜2中、 *1:プロピレン/1−ブテン(50/50) *2:旭電化社製商品名「アデカスタブLA−63」 *3:ベンゾトリアゾール系 である。
【0063】
【表3の1】
【0064】
【表3の2】
【0065】
【発明の効果】以上のように、本発明のオレフィン系樹
脂積層フィルムによれば、次のような効果を奏すること
ができる。 (1)鉛、6価クロム、カドミウム等を含む重金属系の
化合物により着色されたPVCフィルムを用いた従来の
化粧用フィルムと同等以上に耐候性に優れるものであ
る。 (2)実質的に透明なオレフィン系樹脂多層フィルム
は、オレフィン系樹脂着色多層フィルムの色や印刷模様
の意匠性を充分に生かし得る実質的な透明性に優れるた
め、オレフィン系樹脂着色多層フィルムの表面及び/又
は実質的に透明なオレフィン系樹脂多層フィルムの裏面
に施された印刷模様等がより鮮明に現出し、意匠表現性
にも優れるものであり、化粧用フィルムとして極めて有
用である。 (3)焼却あるいは燃焼の際に、HClガスを発生する
懸念はなく、また鉛、6価クロム、カドミウム等を含む
重金属系の化合物を用いていないので、これらに由来す
る環境問題を全て解決し得るものである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オレフィン系樹脂着色多層共押出成形フ
    ィルムと、実質的に透明なオレフィン系樹脂多層共押出
    成形フィルムとを積層してなるオレフィン系樹脂積層フ
    ィルムであって、 実質的に透明なオレフィン系樹脂多層共押出成形フィル
    ムが、 結晶性ポリプロピレン80〜50重量%と、プロピレン
    及び1−ブテンからなる非晶質オレフィン系樹脂20〜
    50重量%とを混合した組成物からなる基層と、 基層の少なくとも一方の面に形成したアイソタクチック
    のホモ、ランダム及びブロックポリプロピレンから選ば
    れる1種以上を主成分とするポリプロピレン層とからな
    り、 かつ、基層及びポリプロピレン層が、ヒンダードアミン
    系光安定剤及び紫外線吸収剤を含み、 オレフィン系樹脂着色多層共押出成形フィルムが、 結晶性ポリプロピレン80〜50重量%と、プロピレン
    及び1−ブテンからなる非晶質オレフィン系樹脂20〜
    50重量%とを混合した組成物からなる着色基層と、 着色基層の少なくとも一方の面に形成したアイソタクチ
    ックのホモ、ランダム及びブロックポリプロピレンから
    選ばれる1種以上を主成分とする着色ポリプロピレン層
    とからなり、 総厚さが0.03〜0.2mm、数1で示される隠蔽度
    が0.5〜3で、かつ、着色基層及び着色ポリプロピレ
    ン層が、酸化鉄、カーボンブラック、ポリアゾブラウ
    ン、キナクリドンマゼンタ、ペリレンレッド、ポリアゾ
    レッド、ピロールレッド、イソインドリノンイエロー、
    ポリアゾイエロー、チタンイエロー、酸化チタンから選
    ばれる1種以上の着色剤で着色してなる、ことを特徴と
    するオレフィン系樹脂積層フィルム。 【数1】隠蔽度=log1/T (但し、T(透過率)=I/Io、Ioは入射光、Iは
    透過光)
  2. 【請求項2】 オレフィン系樹脂着色多層共押出成形フ
    ィルムの着色基層中に含まれる各着色剤の樹脂分に対す
    る配合割合と、着色ポリプロピレン層に含まれる各着色
    剤の樹脂分に対する配合割合とが、実質的に同一である
    請求項1記載のオレフィン系樹脂積層フィルム。
  3. 【請求項3】 オレフィン系樹脂着色多層共押出成形フ
    ィルムの表面及び/又は実質的に透明なオレフィン系樹
    脂多層共押出成形フィルムの裏面に、印刷が施されてな
    る請求項1,2記載のオレフィン系樹脂積層フィルム。
  4. 【請求項4】 オレフィン系樹脂着色多層共押出成形フ
    ィルムの表面及び/又は実質的に透明なオレフィン系樹
    脂多層共押出成形フィルムの裏面に、平均粗さ(Ra)
    が1.5μm以下の微細な絞を付した後に、印刷を施し
    てなる請求項3記載のオレフィン系樹脂積層フィルム。
  5. 【請求項5】 オレフィン系樹脂着色多層共押出成形フ
    ィルムと実質的に透明なオレフィン系樹脂多層共押出成
    形フィルムとを積層してなり、かつオレフィン系樹脂着
    色多層共押出成形フィルムの表面及び/又は実質的に透
    明なオレフィン系樹脂多層共押出成形フィルムの裏面に
    印刷を施していないオレフィン系樹脂積層フィルムであ
    って、 オレフィン系樹脂着色多層共押出成形フィルムの印刷を
    施していない面及び/又は実質的に透明なオレフィン系
    樹脂多層共押出成形フィルムの印刷を施していない面
    に、平均粗さ(Ra)が0.2μm以上の絞を付した後
    に、接着剤を介して積層してなる請求項1〜4記載のオ
    レフィン系樹脂積層フィルム。
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