JPH10137904A - 平版印刷版用支持体の製造方法 - Google Patents

平版印刷版用支持体の製造方法

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JPH10137904A
JPH10137904A JP9245418A JP24541897A JPH10137904A JP H10137904 A JPH10137904 A JP H10137904A JP 9245418 A JP9245418 A JP 9245418A JP 24541897 A JP24541897 A JP 24541897A JP H10137904 A JPH10137904 A JP H10137904A
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JP
Japan
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aluminum
plate
printing plate
support
lithographic printing
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JP9245418A
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English (en)
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Masaya Matsuki
昌也 松木
Hirokazu Sakaki
博和 榊
Hirokazu Sawada
宏和 澤田
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 結晶微細化の目的でアルミニウム又はアルミ
ニウム合金に添加したTi粒子又はTi,B粒子の存在
に起因するスジ故障の発生が防止された平版印刷版用支
持体の製造方法、上記スジ故障の発生の防止と共に、電
解粗面化時に安定した均一かつ緻密なピットを生成させ
る平版印刷版用支持体の製造方法、及び、電解粗面化時
に安定した均一かつ緻密なピットを生成させる平版印刷
版用支持体の製造方法を提供する。 【解決手段】アルミニウム溶湯にAl−Ti又はAl−
Ti−B合金ワイヤを添加し、冷却ロールで連続鋳造圧
延し、冷却圧延と熱処理を行ってアルミニウム合金板と
し、矯正、粗面化等を行いアルミニウム支持体を製造す
る際に、合金ワイヤの添加時に該合金ワイヤに振動を与
える。また、アルミニウム溶湯のCu含有量を0.02
〜0.20%とし、該溶湯にAl−Ti又はAl−Ti
−B合金ワイヤを、該合金に振動を与えるか与えずに添
加し、上記の連続鋳造圧延し、冷却圧延、熱処理を行っ
た後、矯正、粗面化等を行い平版印刷版用支持体を製造
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は平版印刷版用アルミ
ニウム支持体の製造方法に関する。特に、本発明は結晶
微細化の目的でアルミニウム又はアルミニウム合金に添
加したTi粒子又はTi、B粒子の存在に起因するスジ
故障の発生が防止された平版印刷版用アルミニウム支持
体の製造方法に関する。更に、本発明は、上記したスジ
故障の発生が防止されると共に、電解粗面化処理時に生
成するピットの形状が均一かつ緻密な平版印刷版用アル
ミニウム支持体の製造方法に関する。また更に、本発明
は、電解粗面化処理時に生成するピットの形状が均一か
つ緻密で、電解粗面化処理の得率及び粗面化適性のばら
つきのない、平版印刷版用アルミニウム支持体の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷版用アルミニウム支持体、特にオフ
セット印刷板用支持体としてはアルミニウム板(アルミ
ニウム合金板を含む)が用いられている。一般にアルミ
ニウム板をオフセット印刷版用支持体として使用するた
めには、感光材料との適度な接着性と保水性を有してい
ることが必要である。このためにはアルミニウム板の表
面を均一かつ緻密な砂目を有するように粗面化しなけれ
ばならない。この粗面化処理は製版後実際にオフセット
印刷を行ったときに版材の印刷性能や耐刷力に著しい影
響をおよぼすので、その良否は版材製造上重要な要素と
なっている。
【0003】印刷版用アルミニウム支持体の粗面化法と
しては、交流電解エッチング法が一般的に採用されてお
り、電流としては、普通の正弦波交流電流、矩形波など
の特殊交番波形電流が用いられている。そして、黒鉛等
の適当な電極を対極として交流電流により、アルミニウ
ム板の電解粗面化処理を行うもので、通常一回の処理で
行われているが、そこで得られるピットの深さは全体的
に浅く、耐刷性能に劣るものであった。このため、その
直径に比べて深さの深いピットが均一かつ緻密に存在す
る砂目を有する印刷版用支持体として好適なアルミニウ
ム板が得られるように、数々の方法が提案されている。
その方法としては、特殊電解電源波形を使った粗面化方
法(特開昭53−57507号公報)、交流を使った電
解粗面化時の陽極時と陰極時の電気量の比率(特開昭5
4−65607号公報)、電源波形(特開昭55−25
381号公報)、単位面積あたりの通電量の組み合わせ
(特開昭56−29698号公報)などが知られてい
る。また、機械的な粗面化との組み合わせ(特開昭55
−142695号公報)なども知られている。
【0004】一方、アルミニウム支持体の製造方法とし
ては、アルミニウムのインゴットを溶解保持してスラブ
(厚さ400〜600mm、幅1000〜2000mm、長
さ2000〜6000mm)を鋳造し、スラブ表面の不純
物組織部分を面削機にかけて3〜10mmづつ切削する面
削工程を経た後、スラブ内部の応力の除去と組織の均一
化の為、均熱炉において480〜540℃、6〜12時
間保持する均熱化処理工程を行い、しかる後に熱間圧延
を480〜540℃で行う。熱間圧延で5〜40mmの厚
みに圧延した後、室温で所定の厚みに冷間圧延を行う。
またその後組織の均一化のため焼鈍を行い圧延組織等を
均質化した後、規定の厚みに冷間圧延を行い、平坦度の
良い板にするため矯正する。この様にして作られたアル
ミニウム支持体を平版印刷版用支持体としていた。
【0005】これに対して、本出願人は先にアルミニウ
ム支持体の材質のバラツキを少くし、電解粗面化処理の
得率を向上させることによって品質の優れた得率のよい
平版印刷版を作れる方法として、アルミニウム溶湯から
鋳造、熱間圧延を連続して行い、薄板の熱間圧延コイル
を形成させた後、冷間圧延、熱処理、矯正を行ったアル
ミニウム支持体を粗面化処理することを特徴とする平版
印刷版用支持体の製造方法を提案した(特開平3−79
798号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一方、本出願人は、先
に上記したような、平版印刷版用アルミニウム支持体の
製造方法において、結晶粒微細化剤としてのチタン(T
i)を、Al−Ti合金またAl−Ti−B合金として
アルミニウム溶湯中に添加してから鋳造または連続鋳造
することを提案した(例えば、特開平8−49034
号、特開平8−73974号、特開平8−92679号
各公報参照)。しかしながら、TiもしくはTi、Bを
含有するアルミニウムまたはアルミニウム合金を前記し
たような平版印刷版用アルミニウム支持体の製造方法に
よる場合には、アルミニウム板の圧延方向にTiもしく
はTi、Bに起因するスジ状欠陥が断続的に発生し、こ
のような欠陥を防ぐことは出来なかった。また、特開平
3−294490号公報には、アルミニウム板の表面を
アルカリエッチングする方法が記載されているが、この
方法によってもTiもしくはTi、Bに起因するスジ状
欠陥の発生を防ぐことは出来なかった。即ち、圧延方向
にTiもしくはTi、Bに起因したスジ状欠陥が発生し
ているアルミニウム板にアルカリエッチングを施すと、
白いこすれきず状のスジとなり、これが平版印刷版用ア
ルミニウム支持体の裏面に現れた場合には、アルミニウ
ム傷として認知されるために、商品価値を低下させる。
また、平版印刷版として必要な粗面化処理を施すと、そ
の部分は粗面化されにくく、黒いスジ故障となり、平版
印刷版としての性能(インキ汚れ防止性、検版性)を著
しく低下させ、商品価値を低下させるという不具合があ
った。また、アルミニウム溶湯から双ロールを用いて、
直接板状に連続鋳造した後、適宜、冷間圧延、中間焼
鈍、矯正を行ったアルミニウム合金支持体を粗面化した
平版印刷版用支持体において、電解粗面化処理時に生成
するピットの形状が不安定で、ピットの縁の部分が崩れ
て(溶解型砂目となる)、電解粗面化処理の得率及び粗
面化適性のばらつきがあった。
【0007】本発明の目的は、アルミニウム溶湯を連続
鋳造圧延し、該鋳造板に冷間圧延及び/又は熱処理を行
い、次いで矯正及び粗面化して平版印刷版用アルミニウ
ム支持体を製造する方法において、結晶粒微細化剤とし
て加えたTiもしくはTi,Bに起因してアルミニウム
板の圧延方向に断続的に発生するスジ状欠陥のない平版
印刷版用アルミニウム支持体の製造方法を提供すること
にある。本発明の他の目的は、アルミニウム溶湯を連続
鋳造圧延し、該鋳造板に冷間圧延及び/又は熱処理を行
い、次いで矯正及び粗面化して平版印刷版用アルミニウ
ム支持体を製造する方法において、結晶粒微細化剤とし
て加えたTiもしくはTi,Bに起因してアルミニウム
板の圧延方向に断続的に発生するスジ状欠陥がなく、か
つ電解粗面化処理時に生成するピットの形状が均一かつ
緻密で、ピットの縁の部分が崩れず、電解粗面化処理の
得率及び粗面化適性のばらつきのない、平版印刷版用ア
ルミニウム支持体の製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記目的を
達成するために種々検討の結果、上記目的は、以下に述
べる本発明によって達成されることを見い出した。即
ち、本発明に第1の態様は、アルミニウム溶湯にTi又
はTiとBを含むアルミニウム合金ワイヤーを添加し、
一対の冷却ロールで鋳造板を連続鋳造圧延し、該鋳造板
に冷間圧延と熱処理のいずれかまたは両方を行って、ア
ルミニウム合金板とし、次いで矯正及び粗面化して平版
印刷版用アルミニウム支持体を製造する方法において、
該合金ワイヤーをアルミニウム溶湯に添加する際に、該
合金ワイヤーに振動を与えながら供給することを特徴と
する平版印刷版用支持体の製造方法である。本発明の第
2の態様は、上記第1の態様において、アルミニウム溶
湯のCu含有量が0.02重量%〜0.20重量%であ
る平版印刷版用支持体の製造方法である。本発明の第3
の態様は、アルミニウム溶湯にTi又はTiとBを含む
アルミニウム合金ワイヤーを添加し、一対の冷却ロール
で鋳造板を連続鋳造圧延し、該鋳造板に冷間圧延と熱処
理のいずれかまたは両方を行って、アルミニウム合金板
とし、次いで矯正及び粗面化して平版印刷版用アルミニ
ウム支持体を製造する方法において、アルミニウム溶湯
のCu含有量が0.02重量%〜0.20重量%である
ことを特徴とする平版印刷版用支持体の製造方法であ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の態様における連続鋳造圧延装置
の1例を示す略図であって、アルミニウムまたはアルミ
ニウム合金の溶湯を溶解保持炉1に保持し、炉1を溶解
保持炉傾動モーター9で傾け、アルミニウム溶湯を樋2
に注ぎ、溶湯供給ノズル3から冷却ロール4a、4bを
有する双ロール連続鋳造圧延機4に送り、冷却ロール4
a、4b間で凝固・冷却しながらアルミニウム板を連続
鋳造圧延し、コイラー6に巻き取る。なお、7は溶湯の
レベル計で、樋上の溶湯のレベルを検知し、アンプ8か
ら傾動モーター9にレベルの情報を送り、樋2上のアル
ミニウム溶湯を一定のレベルに保持する。また、5はカ
ッターで、一定量のアルミニウム圧延板をコイラーに巻
き取った後にアルミニウム板を切断する。本発明におい
ては、前記したように、結晶粒微細化剤として、Tiも
しくはTi、Bを例えば図1の装置において、Al−T
i合金ワイヤまたはAl−Ti−B合金ワイヤ10とし
てアルミニウム溶湯に加える際に、加振装置14によっ
て合金ワイヤーに振動を与えながらアルミニウム溶湯に
供給する。加振装置14は、例えばモーター等を利用し
た機械的装置、電気−機械・変換装置等を用い、加振条
件としては、周波数1〜100Hz、振幅は1〜10mm
が適当である。また、この場合、アルミニウム支持体に
含まれるTiの総量が0.005〜0.03%、好まし
くは0.008〜0.02%になるようにAl−Ti合
金ワイヤまたはAl−Ti−B合金ワイヤをアルミニウ
ム溶湯中に加える。なお、添加する合金としては、Al
−Ti−B合金を用いることが好ましい。また、上記連
続鋳造圧延装置により得られるアルミニウム鋳造板の厚
さは1〜7mmが好ましい。コイラー6に巻き取られたア
ルミニウム板は、次いで図3に例示する冷間圧延機15
及び図4に例示する熱処理機(バッチ焼鈍装置)16に
よって、冷間圧延及び熱処理を行う。なお、本発明にお
いては、必要に応じて、冷間圧延及びは熱処理のいずれ
か一方のみを行ってもよい。また、図4はバッチ式焼鈍
装置であるが、本発明においては、連続式熱処理装置を
用いることもできる。本発明においては、上記冷間圧延
と熱処理の両方を行う場合は3mm〜0.5mmになるよう
に圧延し、引続き熱処理を行い、さらに冷間圧延を行っ
て厚さ0.5〜0.1mmのアルミニウム板に仕上げる。
熱処理を行わない場合は、冷間圧延で厚さ0.5mm〜
0.1mmのアルミニウム板に仕上げる。熱処理は、図4
に示すバッチ焼鈍方式の場合は300℃〜600℃、時
間は1時間〜12時間熱処理を行う。次いで、アルミニ
ウム板を図5に例示する矯正装置17によって矯正を行
い、アルミニウム支持体を作る。本発明においては、さ
らに、矯正されたアルミニウム支持体を粗面化し、平版
印刷版用支持体とする。本発明におけるアルミニウム支
持体の粗面化の方法は機械的粗面化、化学的粗面化、電
気化学的粗面化(電解粗面化)及びそれらの組合わせ等
各種用いられる。機械的な砂目立て法としては、例えば
ボールグレイン、ワイヤーグレイン、ブラシグレイン、
液体ホーニング法などがある。また電気化学的砂目立て
方法としては、交流電解エッチング法が一般的に採用さ
れており、電流としては、普通の正弦波交流電流あるい
は矩形波など、特殊交番波形電流が用いられている。ま
たこの電気化学的砂目立ての前処理として、苛性ソーダ
などでエッチング処理をしても良い。
【0010】また電気化学的粗面化を行う場合、塩酸ま
たは硝酸主体の水溶液で交番電流によって粗面化される
のが良い。以下詳細に説明する。先ず、アルミニウム支
持体は、まずアルカリエッチングされる。好ましいアル
カリ剤は、苛性ソーダ、苛性カリ、メタ珪酸ソーダ、炭
酸ソーダ、アルミン酸ソーダ、グルコン酸ソーダ等であ
る。濃度0.01〜20%、温度は20〜90℃、時間
は5sec〜5min間の範囲から選択されるのが適当であ
り、好ましいエッチング量としては0.1〜5g/m2
ある。特に不純物の多い支持体の場合、0.01〜1g
/m2が適当である。(特開平1−237197号公
報)。引き続き、アルカリエッチングしたアルミニウム
板の表面にアルカリに不溶な物質(スマット)が残存す
るので、必要に応じてデスマット処理を行っても良い。
【0011】前処理は上記の通りであるが、引き続き、
本発明として塩酸、または硝酸を主体とする電解液中で
交流電解エッチングされる。交流電解電流の周波数とし
ては、0.1〜100Hz、より好ましくは0.1〜
1.0又は10〜60Hzである。液濃度としては、3
〜150g/l、より好ましくは5〜50g/l、浴内
のアルミニウムの溶解量としては50g/l以下で適当
であり、より好ましくは2〜20g/lである。必要に
よって添加物を入れても良いが、大量生産をする場合
は、液濃度制御などが難しくなる。また、電流密度は、
5〜100A/dm2が適当であるが、10〜80A/dm2
より好ましい。また、電源波形としては、求める品質、
使用されるアルミニウム支持体の成分によって適時選択
されるが、特公昭56−19280号、特公昭55−1
9191号各公報に記載の特殊交番波形を用いるのがよ
り好ましい。この様な波形、液条件は、電気量と共に求
める品質、使用されるアルミニウム支持体の成分などに
よって適時選択される。
【0012】電解粗面化されたアルミニウムは、次にデ
スマット処理の一部としてアルカリ溶液に浸漬しスマッ
トを溶解する。アルカリ剤としては、苛性ソーダなど各
種あるが、PH10以上、温度25〜60℃、浸漬時間
1〜10secの極めて短時間で行うことが好ましい。次
に硫酸主体の液に浸漬する。硫酸の液条件としては、従
来より一段と低い濃度50〜400g/l、温度25〜
65℃が好ましい。硫酸の濃度を400g/l以上、又
は温度を65℃以上にすると処理槽などの腐食が大きく
なり、しかも、マンガンが0.3%以上あるアルミニウ
ム合金では、電気化学的に粗面化された砂目が崩れてし
まう。また、アルミニウム素地の溶解量が0.2g/m2
以上エッチングされると、耐刷力が低下して来るので、
0.2g/m2以下にすることが好ましい。
【0013】陽極酸化被膜は、0.1〜10g/m2、よ
り好ましくは0.3〜5g/m2を表面に形成するのが良
い。陽極酸化の処理条件は、使用される電解液によって
種々変化するので一概には決定されていないが、一般的
には電解液の濃度が1〜80重量%、液温5〜70℃、
電流密度0.5〜60A/dm2、電圧1〜100V、電解
時間1秒〜5分の範囲が適当である。この様にして得ら
れた陽極酸化皮膜を持つ砂目のアルミニウム板はそれ自
身安定で親水性に優れるものであるから、直ちに感光性
塗膜を上に設ける事も出来るが、必要により更に表面処
理を施す事が出来る。
【0014】たとえば、先に記載したアルカリ金属珪酸
塩によるシリケート層あるいは、親水性高分子化合物よ
りなる下塗層を設けることができる。下塗層の塗布量は
5〜150mg/m2が好ましい。次に、このように処理し
たアルミニウム支持体上に感光性塗膜を設け、画像露
光、現像して製版した後に、印刷機にセットし、印刷を
開始する。
【0015】本発明の第2の態様によれば、上記の溶解
保持炉に保持されたアルミニウム溶湯のCu含有量を
0.02〜0.20重量%となして、上記したと全く同
様な操作を行い、平版印刷版用アルミニウム支持体を製
造する。このように、アルミニウム溶湯のCu含有量を
規定することにより、前記した態様1の効果に加えて、
電解粗面化処理時に生成するピット形状が、溶解型にな
らず、安定したハニカムピットを有する平版印刷版用ア
ルミニウム支持体を製造することができ、電解粗面化処
理の得率及び粗面化適性を向上させることができる。
【0016】図2は、本発明の第3の態様の一例を示す
連続鋳造装置で、Cu含有量が0.02重量%〜0.2
0重量%のアルミニウムインゴットを溶解保持炉1で溶
解保持し、必要ならば、TiまたはTi及びB以外の成
分調整もここで行う。ここではアルミニウムの融点以上
の温度に保持させる必要があり、その温度はアルミニウ
ム合成分によって適時変化するが、一般には800℃以
上である。図1について説明したように、溶解保持炉1
を傾けて樋2にアルミニウム溶湯を注ぐ。この際に、微
細化剤ワイヤ供給装置10として、Al−Ti合金ワイ
ヤまたはAl−Ti−B合金ワイヤを結晶微細化剤とし
て溶湯に供給し、溶解させる。この態様では、前記した
態様と異なり、電解粗面化処理時に安定したハニカムピ
ットを得ることを目的としているので、微細化剤ワイヤ
供給装置10に振動を与えていない。上記合金ワイヤの
添加量は、合金ワイヤの供給スピードを調整することに
よって決定する。次いで、合金ワイヤを溶解させた溶湯
は、溶湯供給ノズル3から冷却ロール4a,4bを有す
る連続鋳造機4に送られ、冷却ロール4a,4b間で凝
固・冷却しながら、例えば、約7mm厚のアルミニウム
板に連続鋳造圧延され、コイラー6によって巻き取られ
る。
【0017】その際、樋2において溶湯レベル計7を用
い、アンプ8を介して溶解保持炉傾動モータ9を制御す
ることで樋2内の溶湯レベルを一定に保つ。このように
して作製した約7mm厚のアルミニウム板をコイラ6に
巻き取りつつ、カッター5を用い、適宜サンプリングす
る。コイラ6で巻き取ったアルミニウム板を、図3に示
す冷間圧延機15で、例えば、厚み約1.5mmまで圧
延し、図4に示すバッチ焼鈍装置16で、例えば480
℃、10時間保持の熱処理を行い、再度、冷間圧延機1
5で厚み約0.24mmに仕上げた。次いで、図5に示
す、矯正装置17を用いて矯正を行なう。このようにし
て得られたアルミニウム支持体を、上記した態様1と同
様に粗面化、陽極酸化、下塗等を行い、得られたアルミ
ニウム支持体上に感光性塗膜を設け、画像露光、現像し
て製版した後に、印刷機にセットし、印刷を開始する。
【0018】
【実施例】以下、本発明を実施例によって具体的に説明
する。 実施例−1〜−6、比較例−1 図1に示す連続鋳造圧延装置を用いて実験をおこなっ
た。まず、溶解保持炉1でFe:0.30重量%(以下
同様)、Si:0.05%、Cu:0.01%、残りA
lと不可避不純物となるようにアルミニウム溶湯を調整
し、775℃に保持した。溶解保持炉1を傾けて、樋2
にアルミニウム溶湯を注ぎ、溶湯供給ノズル3から冷却
ロール4a、4bを持つ連続鋳造圧延機4に送り、冷却
ロール4a、4b間で凝固・冷却しながら厚さ7.0mm
のアルミニウム板を連続鋳造圧延した。この際、Al−
Ti(5%)−B(1%)の合金ワイヤを結晶微細化剤
として10の位置から樋2のアルミニウム溶湯に供給し
溶解させた。この供給時に加振装置14を用いて、周波
数及びワイヤー先端の振幅を変更したサンプルと、加振
せず、従来通り供給したサンプルを作製した。鋳造中
は、樋2内の液面レベルを液面レベル計7で測定し、ア
ンプ8を介して溶解保持炉の保持炉傾動モーター9を制
御し、溶湯の供給量を一定にした。このように作製した
サンプルをコイラ6で巻き取り、カッター5で適宜カッ
トしてサンプリングした。まず、このサンプリングした
鋳造板の表面、断面のTiの分布状態をEPMAにより
調べた。得られた結果を表1に示した。次いで、図3に
示す冷間圧延機15で厚み1.5mmまで圧延し、図4に
示すバッチ式熱処理(焼鈍)装置16で480℃×10
時間保持の熱処理を行い、再度冷間圧延機15(図3)
で厚み0.24mmに仕上げ、図4に示す矯正装置で矯正
を行った。このようにして仕上げたサンプルをアルミン
酸ソーダ(Al3+ 10%、NaOH 30%)液を用
いて60℃、30秒間のエッチング処理を行ない、スジ
状に見えるTi起因のスジ故障の有無を確認した。得ら
れた結果を表1に示した。また、印刷性能を評価するた
め、上記実施例−1〜−6、比較例−1のアルミニウム
板を別途用意し、平版印刷版用支持体として用い、ま
ず、5%苛性ソーダ水溶液でエッチング量が5g/m2
なるように温度50℃でエッチングし、水洗後、150
g/リットル、50℃の硫酸中に10秒間浸漬してデス
マットし、水洗した。さらに、支持体を16g/リット
ルの硝酸水溶液中で、特公昭55−19191号公報に
記載の交番波形電流を用いて、電気化学的に粗面化(電
解粗面化)した。電解条件としては、アノード電圧VA
=14ボルト、カソード電気VC=11ボルトとして、
陽極時の電気量が、350クーロン/dm2となるようにし
た。次いで、水酸化ナトリウム5%水溶液中でアルミニ
ウム合金板の溶解量が0.5g/m2となるように化学的
なエッチング処理を行った後、60℃、300g/リッ
トルの硫酸水溶液中に20秒間浸漬してデスマット処理
を行った。さらに、硫酸150g/リットル、アルミニ
ウムイオン濃度2.5g/リットルの水溶液中で極間距
離150mmにおいて電圧22ボルトの直流によって60
秒間陽極酸化処理を行った。
【0019】以上の如くして作製した実施例−1〜−6
及び比較例−1で得たアルミニウム支持体に下記組成物
を、乾燥後の塗布重量が2.0g/m2になる様に塗布し
て感光層を設けた。 感光液 N−(4−ヒドロキシフェニル)、メタクリルアミド/2−ヒドロキシエチル メタクリレート/アクリロニトリル/メチルメタクリレート/メタクリル酸(= 15:10:30:38:7モル比)共重合体(平均分子量60000) ・・・・5.0g 4−ジアゾジフェニルアミンとホルムアルデヒドの縮合物の六沸化燐酸塩 ・・・・0.5g 亜燐酸・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.05g ジクトリアピュアーブル−BOH(保土ヶ谷化学(株)社製)・・0.1g 2−メトキシエタノール・・・・・・・・・・・・・・・・・100.0g このようにして作製して感光性平版印刷版に、真空焼枠
中で透明ネガティブフィルムを通して、1mの距離から
3kWのメタルハライドランプにより50秒間露光を行
なったのち、下記組成の現像液で現像しアラビアガム水
溶液でガム引きして平版印刷版とした。
【0020】 現像液 亜硫酸ナトリウム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5.0g ベンジルアルコール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30.0g 炭酸ナトリウム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5.0g イソプロピルナフタレンスルホン酸ナトリウム・・・・・・・・12.0g 純水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1000.0g この様にして製版された平版印刷版を用いて、通常の手
順で印刷評価した。得られた結果を表1に示した。
【0021】
【表1】
【0022】表1の結果から明らかなように、結晶微細
化剤ワイヤーに振動を加えながらアルミニウム溶湯に添
加供給することでTiを均一に分散させ、溶解し易くし
たことで、スジ状の欠陥が発生せず、印刷結果も良好な
ものとなった。
【0023】実施例−7 アルミニウム溶湯中のCuの含有量を0.1%とした以
外は実施例−1と同様にして厚み0.24mmに仕上げ
たアルミニウム板を作製した。このサンプルを、実施例
−1と同様にエッチング処理した後、電解粗面化し、ピ
ットの形状を走査電子顕微鏡(SEM)で観察したとこ
ろ、ピット形状が溶解型にならず、後記する実施例8の
SEM写真(図6)に示すような安定したハニカムピッ
トが形成されていることが認められた。 実施例−8、比較例−2及び−3 図2に示す連続鋳造装置を用いて実験を行った。まず、
溶解保持炉1で、Fe=0.30〜0.35%、Si=
0.06〜0.07%、Cuを0.001〜0.00
3%、0.008〜0.012%、及び0.08〜
0.12と変更し、残部Alと不可避的不純物になるよ
うにアルミニウム溶湯を調整し、790℃になるように
保持した。(ここで、及びは比較試料、は本発明
の試料である)。溶解保持炉1を傾け、樋2にアルミニ
ウム溶湯を注いだ。この際,Al−Ti(5%)−B
(1%)の合金ワイヤを結晶粒微細化剤として、10の
位置から溶湯に供給し、溶解させた。合金ワイヤを溶解
させた溶湯は、溶湯供給ノズル3から冷却ロール4a,
4bを有する連続鋳造機4に送り、冷却ロール間で凝固
・冷却しながら70mm厚みのアルミニウム板に連続鋳
造圧延した。その際、樋2において、溶湯レベル計7を
用い、アンプ8を介して溶解保持炉傾動モータ9を制御
することで、樋2内の溶湯レベルを一定に保った。この
ようにして作製した7.0mm厚のアルミニウム板をコ
イラ6に巻き取りつつカッタ5により適宜サンプリング
した。次いで、アルミニウム板を、図3に示す冷間圧延
機15で、厚み1.5mmまで圧延し、図4に示すバッ
チ焼鈍装置16で、480℃、10時間保持の熱処理を
行い、再度、冷間圧延機15で厚み0.24mmに仕上
げまた、図5に示す矯正装置17を用いて矯正を行っ
た。このように仕上げた各サンプルCu含有量0.1
%(実施例−8の試料)、Cu含有量0.002%
(比較例−2の試料)、及びCu含有量0.01%
(比較例−3の試料)を、前記した実施例−1〜−6と
同様にエッチング、粗面化、電解酸化等を行い、粗面化
処理の一工程である電解粗面化処理時に生成したピット
の形状をSEMにて観察し、図6〜図8に示した。図6
〜図8に示された結果から、実施例−8の試料のピッ
ト形状を示す図6には安定したハニカムピットが形成さ
れているが、比較例−2、−3の試料及びのピット
形状を示す図7、図8ではピットの縁が崩れ、溶解型ピ
ットが形成されていることが分かる。
【0024】
【発明の効果】上記のように、本発明の平版印刷版用支
持体の製造方法によって製造された平版印刷版は、従来
のものに比べ、TiもしくはTi,B起因のスジ故障に
発生が少なく、外観不良の発生を防止できると共に印刷
性能が優れたものとなる。更にアルミニウム支持体の製
造工程が合理化されたことによる原材料コストの低減の
効果も大きく、特に平版印刷版用支持体の品質向上及び
コスト低減に大きく貢献する。また、原料であるアルミ
ニウムインゴットのCu含有量を0.02〜0.20と
することにより、電解粗面化処理時に生成するピット形
状が、溶解型ピットにならず、安定したハニカムピット
となり、電解粗面化処理の得率及び粗面化適性を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の平版印刷版用支持体の製造方法の態様
1の一部の工程である双ロール連続鋳造圧延装置の一例
を示す側面図である。
【図2】本発明の平版印刷版用支持体の製造方法の態様
2の一部の工程である双ロール連続鋳造圧延装置の一例
を示す側面図である。
【図3】本発明の平版印刷版用支持体の製造方法の冷間
圧延工程の一例を示す側面図である。
【図4】本発明の平版印刷版用支持体の製造方法の熱処
理工程(バッチ焼鈍装置)の一例を示す側面図である。
【図5】本発明の平版印刷版用支持体の製造方法の矯正
工程の一例示す側面図である。
【図6】本発明により、Cu含有量が0.1のアルミニ
ウムを双ロール連続鋳造法により作製したアルミニウム
支持体の電解粗面化処理時に生成するピットの形状を示
す走査電子顕微鏡(SEM)写真である。
【図7】Cu含有量が0.002%のアルミニウムを双
ロール連続鋳造法により作製した比較試料であるアルミ
ニウム支持体の電解粗面化処理時に生成するピットの形
状を示す走査電子顕微鏡(SEM)写真である。
【図8】Cu含有量が0.01%のアルミニウムを双ロ
ール連続鋳造法により作製した比較試料であるアルミニ
ウム支持体の電解粗面化処理時に生成するピットの形状
を示す走査電子顕微鏡(SEM)写真である。
【符号の説明】
1 溶解保持炉 2 溶湯 3 溶湯供給ノズル 4 双ロール連続鋳造圧延機 5 カッター 6 コイラー 7 溶湯レベル計 8 アンプ 9 溶解保持炉傾動モータ 10 微細化剤ワイヤ供給位置 11 冷間圧延機 12 熱処理装置 13 矯正装置 14 加振装置 15 冷間圧延機 16 バッチ焼鈍装置 17 矯正装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C22C 21/00 C22C 21/00 N C22F 1/04 C22F 1/04 A // C22F 1/00 674 1/00 674 B22D 11/10 K 11/00 E

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウム溶湯にTi又はTiとBを
    含むアルミニウム合金ワイヤーを添加し、一対の冷却ロ
    ールで鋳造板を連続鋳造圧延し、該鋳造板に冷間圧延と
    熱処理のいずれかまたは両方を行って、アルミニウム合
    金板とし、次いで矯正及び粗面化して平版印刷版用アル
    ミニウム支持体を製造する方法において、該合金ワイヤ
    ーをアルミニウム溶湯に添加する際に、該合金ワイヤー
    に振動を与えながら供給することを特徴とする平版印刷
    版用支持体の製造方法。
  2. 【請求項2】 アルミニウム溶湯のCu含有量が0.0
    2重量%〜0.20重量%である請求項1に記載の平版
    印刷版用支持体の製造方法。
  3. 【請求項3】 アルミニウム溶湯にTi又はTiとBを
    含むアルミニウム合金ワイヤーを添加し、一対の冷却ロ
    ールで鋳造板を連続鋳造圧延し、該鋳造板に冷間圧延と
    熱処理のいずれかまたは両方を行って、アルミニウム合
    金板とし、次いで矯正及び粗面化して平版印刷版用アル
    ミニウム支持体を製造する方法において、アルミニウム
    溶湯のCu含有量が0.02重量%〜0.20重量%で
    あることを特徴とする平版印刷版用支持体の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20060006303A (ko) * 2004-07-15 2006-01-19 키스타 주식회사 광기록매체의 반사막 형성용 Al-Ti 합금 스퍼터링타겟의 제조방법
JP2013078794A (ja) * 2012-09-07 2013-05-02 Fujifilm Corp 平版印刷版用アルミニウム合金板の製造方法、ならびに該製造方法により得られる平版印刷版用アルミニウム合金板および平版印刷版用支持体
CN104384486A (zh) * 2014-11-17 2015-03-04 青岛云路新能源科技有限公司 一种纳米晶制带用快换式喷包
JP2019098344A (ja) * 2017-11-29 2019-06-24 東洋電化工業株式会社 被覆マグネシウムワイヤー送線方法

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