JPH10137623A - 碍子の破壊方法及びその破壊装置 - Google Patents

碍子の破壊方法及びその破壊装置

Info

Publication number
JPH10137623A
JPH10137623A JP8298708A JP29870896A JPH10137623A JP H10137623 A JPH10137623 A JP H10137623A JP 8298708 A JP8298708 A JP 8298708A JP 29870896 A JP29870896 A JP 29870896A JP H10137623 A JPH10137623 A JP H10137623A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulator
main body
broken
heated
breaking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8298708A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Kono
一浩 河野
Hitoshi Arai
仁 新井
Tadakatsu Maruyama
忠克 丸山
Yosuke Matsumoto
洋介 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON BARUJI KOGYO KK
YOSHIMOTO PAUL KK
Neturen Co Ltd
Awaji Sangyo KK
Nippon Bulge Ind Ltd
Original Assignee
NIPPON BARUJI KOGYO KK
YOSHIMOTO PAUL KK
Neturen Co Ltd
Awaji Sangyo KK
Nippon Bulge Ind Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON BARUJI KOGYO KK, YOSHIMOTO PAUL KK, Neturen Co Ltd, Awaji Sangyo KK, Nippon Bulge Ind Ltd filed Critical NIPPON BARUJI KOGYO KK
Priority to JP8298708A priority Critical patent/JPH10137623A/ja
Publication of JPH10137623A publication Critical patent/JPH10137623A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】碍子の破壊コストを低く抑えることができると
ともに碍子を細かく破壊できる碍子の破壊方法及びその
破壊装置を提供すること。 【解決手段】絶縁性を有する碍子本体2に金具3の一部
が埋設された碍子1を碍子本体2と金具3とに分離して
破壊するため、加熱炉11の輻射熱で碍子1を急速に加
熱し、その後、打撃力を付与する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送電線等において
絶縁体として使用される碍子を破壊する碍子の破壊方法
及びその破壊装置に関する。
【0002】
【背景技術】一般的に碍子は、陶器等の絶縁性を有する
碍子本体に金具が設けられた構造であり、この構造の碍
子は使用済みになった場合には碍子本体と金具とに分離
されている。碍子本体は破壊された状態で道路舗装用資
材等として再利用され、金具は金属製品として再利用さ
れている。
【0003】そのため、従来では、使用済みの碍子をハ
ンマーで打撃する等、機械的な衝撃力を与えて碍子を破
壊する方法や、陶器製の碍子本体の基端部を金具の凹部
に挿入固定された碍子において、その金具を集中的に誘
導加熱コイルで誘導加熱し、その後、加熱された碍子を
急冷して碍子本体の基端部にクラックを発生させ、さら
に、クラックが発生した碍子本体に機械的な衝撃力を与
えて碍子を破壊する方法(特開平7-155635号)がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】碍子に機械的な衝撃力
を与えるだけの従来例では、碍子本体が硬質なため、大
きな衝撃力が必要となって、衝撃力を付与した際の騒音
が大きくなるだけでなく、碍子本体を細かく破砕できな
いという問題点がある。また、特開平7-155635号で示さ
れる従来例では、碍子を誘導加熱するための装置が必要
であり、この装置は高価なため、碍子の破壊コストが高
くなるという問題点がある。しかも、碍子本体の基端部
を覆っていた金具が碍子本体から分離されるだけであ
り、碍子本体自体は十分に破砕されない。そのため、碍
子本体を道路舗装用資材等として再利用する場合には、
再度碍子本体のみを破砕しなければならないという不都
合がある。その上、碍子を誘導加熱するには、碍子を誘
導加熱コイルに挿通しなければならず、このコイルより
小さい碍子しか誘導加熱できない。
【0005】本発明の目的は、大きさにかかわらず碍子
本体を細かく破壊できるとともに、碍子の破壊コストを
低く抑えることができる碍子の破壊方法及びその破壊装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明は碍子
に急激な温度変化を付与して碍子本体に微細なクラック
を発生させ、その後、打撃力を付与して前記目的を達成
しようとするものである。具体的には、本発明の碍子の
破壊方法は、絶縁性を有する碍子本体に金具が取り付け
られた碍子を碍子本体と金具とに分離して破壊する碍子
の破壊方法において、前記碍子を輻射熱で急速に加熱
し、その後、前記碍子に打撃力を与えることを特徴とす
る。この構成の本発明では、高温の加熱炉に碍子を投入
して急速加熱する。碍子を所定温度、例えば、450℃
以上まで加熱する。すると、急速加熱に伴って碍子本体
にクラックが発生し、この碍子に打撃力を付与すると、
碍子が破壊する。
【0007】従って、本発明では、碍子の破壊に際し
て、高価な誘導加熱装置を用いないから、碍子の破壊コ
ストを低く抑えることができる。しかも、碍子を急激に
加熱するため、いかなる形状の碍子でも、その碍子本体
にクラックが生じて碍子本体が粉々に破壊される。その
上、加熱炉は比較的大きな内部スペースを確保できるた
め、ここに投入されて破壊される碍子の大きさが制限さ
れない。ここで、碍子の昇温速度は、具体的には、1分
間あたり20℃以上である。この値未満であると、碍子
本体に破壊されない箇所が生じ、特に、10℃以下だ
と、碍子本体が破壊されない。
【0008】また、本発明の碍子の破壊方法は、絶縁性
を有する碍子本体に金具が取り付けられた碍子を碍子本
体と金具とに分離して破壊する碍子の破壊方法におい
て、前記碍子を輻射熱で加熱し、この加熱した碍子を急
速に冷却し、その後、碍子に打撃力を与えることを特徴
とする。この構成の本発明では、急速冷却に伴って碍子
本体にクラックが生じるため、碍子本体が粉々に破壊さ
れる。従って、この発明でも、高価な誘導加熱装置を用
いることがないので、碍子の破壊コストを低くできる。
【0009】さらに、本発明では、前記碍子を加熱する
前に、前記碍子を水で濡らすものでもよい。例えば、碍
子を水が満たされた水槽に浸し、あるいは、前記碍子に
水を噴射する。加熱前の碍子を水で濡らすことにより、
碍子表面の汚れによって、水滴のある箇所とない箇所と
が生じ、水滴の有無により、温度上昇にバラツキが生じ
る。そのため、熱膨張の差が生じ、碍子が簡単に破壊さ
れる。
【0010】また、本発明の碍子の破壊装置は、絶縁性
を有する碍子本体に金具が取り付けられた碍子を碍子本
体と金具とに分離して破壊する碍子の破壊装置におい
て、前記碍子を輻射熱で急速に加熱する加熱炉と、この
加熱炉で加熱した碍子を急速に冷却する冷却機構と、冷
却された碍子に打撃力を与える打撃力付与機構とを備え
たことを特徴とする。
【0011】ここで、本発明では、前記加熱炉はガス
炉、電気炉、その他の炉である。また、冷却機構とは、
加熱された碍子に冷水を噴霧するシャワーでもよいし、
あるいは、冷却水が収納された水槽でもよく、さらに
は、冷却窒素を噴射する装置でもよい。打撃力付与手段
はプレス装置でもよく、あるいは、一対のロールで碍子
を押し潰すロールクラッシャでもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は本実施の形態にかかる破
壊装置の全体を示す概略構成図である。図1において、
碍子の破壊装置10は、碍子本体2に金具3の一部が埋
設された碍子1を碍子本体2と金具3とに分離して破壊
するものであり、碍子1を輻射熱で加熱する加熱炉11
と、この加熱炉11で加熱した碍子1を冷却する冷却機
構12と、冷却された碍子1に打撃力を与える打撃力付
与機構13と、この打撃力付与機構13で破壊された碍
子1を収容する収容槽14と、この収容槽14に収容さ
れた碍子1のうち金具3のみを取り出す金具収集機構1
5と、前記加熱炉11に送る前の碍子1に水を付与する
散水機構16とを備えた構成である。
【0013】本実施の形態で破壊される碍子1の構成が
図2に示されている。図2において、この碍子1は、陶
器製の碍子本体2の基端部が金具3の凹部3Aに挿入固
定され、この凹部3Aと碍子本体2の基端部との間に図
示しないセメント層が形成された構造である。本実施の
形態では、碍子は図2に示される形状のものに限定され
ない。例えば、図3に示される通り、略有底円筒状の陶
器製碍子本体32に棒状の金具33の一部を埋設し、こ
の金具33の一部と碍子本体32の内周面部との間にセ
メント層部32Aを介装した構造でもよい。
【0014】図1において、加熱炉11は、図示しない
コントローラで加熱温度が制御可能なガス炉であり、そ
の上部にはホッパ11Aが取り付けられている。ホッパ
11Aは、使用済みの碍子1を一時収納するもので、加
熱炉11が作動していない時には加熱炉11の内部に碍
子1を供給するが、加熱炉11が作動している時には、
碍子1の加熱炉11への供給が停止される。加熱炉11
には冷却機構12に対向する位置に加熱された碍子1を
取り出すための図示しない開閉扉が設けられている。
【0015】冷却機構12の下方には碍子搬送手段とし
てコンベア17が配置されている。このコンベア17は
加熱炉11の開閉扉から取り出された碍子2を打撃力付
与機構13に搬送するものである。冷却機構12は、加
熱された碍子1に冷水を噴霧するシャワー装置であり、
シャワー装置のノズル12Aはコンベア17の移動方向
に沿って複数備えられている。冷却機構12には碍子1
に噴霧される冷水の温度を制御する図示しないコントロ
ーラが接続されている。このコントローラでは、碍子1
に供給される冷水の温度及び量は、加熱された碍子1の
碍子本体2にクラックが生じるに十分な冷却温度及び量
である。
【0016】打撃力付与機構13は、冷却機構12で冷
却された碍子1を破壊するプレス装置であり、コンベア
17に隣接する固定金型13Aと、この固定金型13A
の上方において、この固定金型13Aに対して近接離隔
する可動金型13Bと、これらの金型13A,13Bの
間に碍子1を搬入するための図示しない搬入装置と、こ
れらの金型13A,13Bで破壊された碍子1を搬出す
る図示しない搬出装置とを備えた構造である。
【0017】収容槽14は、打撃力付与機構13から搬
出された碍子1をシュータ18を通じて収納するもので
あり、その底部には破壊された碍子本体3を取り出す図
示しない取出装置が設けられている。金具収集機構15
は、破壊された碍子1から金具3のみを吸着する電磁石
19と、この電磁石19を吊り下げるワイヤ20を有し
金具3を収容槽14の外部に搬出する搬出機構とを備え
た構造である。散水機構16は、碍子1に冷水を噴霧す
るシャワー装置であり、シャワー装置のノズル16Aは
コンベア16Bの移動方向に沿って複数備えられてい
る。
【0018】次に、本発明の碍子の破壊方法について、
図4を参照して説明する。まず、散水機構16で散水さ
れた使用済みの碍子1をホッパ11Aに送り、このホッ
パ11Aに碍子1を一時収納する。この一時収納した使
用済みの碍子1を加熱炉11に供給し、この加熱炉11
で碍子1を加熱する。この加熱炉11の内部の雰囲気温
度は500〜600℃であり、この温度範囲の輻射熱で
碍子1を長時間、例えば、20分から2時間急速に加熱
する。すると、図4に示される通り、碍子本体2の温度
が時間T1の間にH1だけ上昇し、450℃になる。ここ
で、碍子1の昇温速度(H1/T1)は1分間に20℃以上
である。輻射熱で碍子1を急速加熱することにより、金
具3だけでなく陶器製碍子本体2も急速に加熱され、碍
子本体2にクラックが誘発されることになる。
【0019】碍子1が加熱炉11で十分に加熱された
ら、加熱炉11から碍子1を取り出し、コンベア17に
載せる。このコンベア17では碍子1を冷却機構12に
送り、さらに、打撃力付与機構13に送る。冷却機構1
2では、加熱された碍子1を急速に冷却する。その冷却
温度は、常温以下であり、具体的には、0℃〜30℃で
ある。すると、図4に示される通り、碍子本体2の温度
が時間T2の間にH2だけ下降する。この段階で、碍子1の
金具3だけでなく碍子本体2も十分に冷却されることか
ら、碍子1全体に生じる温度差に伴って、碍子本体2に
細かいクラックが生じる。
【0020】さらに、打撃力付与機構13では、固定金
型13Aの上に碍子1を載せた状態で、可動金型13B
を可動し、碍子1に打撃力を加える。すると、簡単に、
碍子1が金具3と碍子本体2とに分離されるとともに、
碍子本体2が粉々に破壊される。破壊された碍子1はシ
ュータ18を通って収容槽14に送られる。収容槽14
では、金具3及び粉々にされた碍子本体2が混在されて
いるが、金具収集機構15を作動することにより、電磁
石19で金具3のみを吸着して外部に搬出する。さら
に、碍子1の碍子本体2と金具3とを別々に回収し、こ
れらの部材を別途リサイクルする。
【0021】従って、本実施の形態では、絶縁性を有す
る碍子本体2に金具3が取り付けられた碍子1を碍子本
体と金具とに分離破壊するため、碍子1を輻射熱で急速
に加熱し、この加熱した碍子1を急速に冷却し、さら
に、打撃力付与機構13で碍子1に打撃力を与えたか
ら、碍子1の形状にかかわらず碍子本体2を粉々に破壊
できるとともに、この破壊のために高価な誘導加熱装置
を用いなくてすみ、碍子1の破壊コストを低く抑えるこ
とができる。その上、碍子本体2が粉々に破壊されるた
め、碍子本体2の根本から金具1がきれいに分離され
る。そのため、碍子本体2を道路舗装用資材等として再
利用する場合には、碍子本体2を再度破壊する必要がな
い。しかも、加熱炉11は比較的大きな内部スペースを
確保できるため、ここに投入されて破壊される碍子1の
大きさが制限されない。また、本実施の形態では、碍子
1を加熱する前に、碍子1を水で濡らすから、碍子本体
2の表面の汚れによって、水滴のある箇所とない箇所と
が生じ、水滴の有無により、温度上昇にバラツキが生じ
る。そのため、熱膨張の差が生じ、碍子1が簡単に破壊
される。
【0022】さらに、加熱された碍子1に冷水を噴霧す
るシャワー装置から冷却機構13を構成したから、冷却
機構13自体の構造を簡易なものにできるので、この点
からも、碍子1の破壊コストを低く抑えることができ
る。また、打撃力付与手段13で碍子1に打撃力を付与
するから、碍子本体2の破壊片が細かくなり、この点か
らも、碍子本体2を再度破壊する必要がない。
【0023】また、本実施の形態では、碍子の破壊装置
10は、破壊された碍子1のうち金具3のみを取り出す
金具収集機構15を備えて構成されたから、碍子本体2
と金具3との区別作業が容易に行える。しかも、金具収
集機構15は、電磁石19を備えて構成されたから、簡
易な構造で金具3を確実に取り出すことができる。
【0024】なお、本発明は前述の実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での
変形、改良等は本発明に含まれるものである。例えば、
前記実施の形態では、碍子1の急速加熱と急速冷却との
双方を行ったが、本発明では、急速加熱と急速冷却との
いずれか一方のみを行うものでもよい。つまり、碍子1
の急速加熱のみ行い、加熱後は、図4の破線で示される
通り、碍子1を空冷するものでもよい。この場合、10
00℃以上の火炎を直接碍子1に当て、急激な温度差を
碍子1につけて自己破壊するものでもよい。あるいは、
碍子1をゆっくり加熱して(常温+300℃以上)の温
度とし、その後、碍子1を冷却するものでもよい。この
場合、碍子1の昇温速度は15℃/分以上である。
【0025】また、前記実施の形態では、加熱炉11を
ガス炉としたが、本発明では、加熱炉を電気炉としても
よい。要するに、輻射熱で碍子1を加熱するものであれ
ば、その具体的な構造は問われない。さらに、前記実施
の形態では金具収集機構15を設けたが、本発明では、
必ずしも金具収集機構15を設けることを要しない。仮
に、設ける場合にあっても、その構造は、前記実施の形
態のものに限定されない。例えば、金属探知センサと、
このセンサの指令に従って金具3を挟持するクランプと
を備えた構造でもよい。
【0026】また、本発明では、冷却窒素を噴射する装
置から冷却機構を構成してもよく、あるいは、冷却水が
収納された水槽から冷却機構を構成してもよい。冷却機
構を、冷却窒素を供給する装置から構成すれば、碍子1
の金具3に水が接することがないため、金具3の腐食の
心配がなく、金具3のリサイクル利用を有効に行える。
これに対して、冷却機構を、水槽から構成すれば、簡易
な構造で十分に碍子1を冷却することができる。
【0027】さらに、打撃力付与機構13を、一対のロ
ールで碍子1を押し潰すロールクラッシャから構成して
もよいし、あるいは、高所から碍子1を自然落下させ位
置エネルギで碍子1を破壊する構造のものでもよい。さ
らにまた、碍子1を加熱する前に水で濡らすことを必ず
しも要しない。仮に、水で濡らす場合であっても、碍子
1を水が満たされた水槽内に浸すものでもよい。また、
碍子本体2の材質は、絶縁性を有するものであれば陶器
製に限定されるものではなく、その他の材質であてもよ
い。また、金具3の材質は鉄であることを要せず、鉄以
外の金属でもよい。
【0028】
【発明の効果】このような本発明によれば、絶縁性を有
する碍子本体に金具が取り付けられた碍子を碍子本体と
金具とに分離して破壊するため、前記碍子に急激な温度
変化を付与し、その後、打撃力を付与したから、碍子の
大きさにかかわらず、碍子本体を粉々に破壊できるとと
もに、この破壊に際して高価な誘導加熱機構を用いない
ので、碍子の破壊コストを低く抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかる碍子の破壊装置
を示す概略構成図である。
【図2】前記実施の形態で破壊される碍子を示す一部を
破断した正面図である。
【図3】前記実施の形態で破壊される碍子の他の例を示
す一部を破断した正面図である。
【図4】前記実施の形態で碍子を破壊する場合の碍子本
体温度と時間との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 碍子 2 碍子本体 3 金具 10 碍子の破壊装置 11 加熱炉 12 冷却機構 13 打撃力付与機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河野 一浩 神奈川県平塚市田村5893 高周波熱錬株式 会社内 (72)発明者 新井 仁 東京都千代田区有楽町1−10−1 ヨシモ トポール株式会社内 (72)発明者 丸山 忠克 東京都千代田区神田小川町2−3−13 M &Cビル4階 淡路産業株式会社東京支社 内 (72)発明者 松本 洋介 神奈川県南足柄市壗下306 日本バルジ工 業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁性を有する碍子本体に金具が取り付け
    られた碍子を碍子本体と金具とに分離して破壊する碍子
    の破壊方法において、前記碍子を輻射熱で急速に加熱
    し、その後、前記碍子に打撃力を与えることを特徴とす
    る碍子の破壊方法。
  2. 【請求項2】絶縁性を有する碍子本体に金具が取り付け
    られた碍子を碍子本体と金具とに分離して破壊する碍子
    の破壊方法において、前記碍子を輻射熱で加熱し、この
    加熱した碍子を急速に冷却し、その後、前記碍子に打撃
    力を与えることを特徴とする碍子の破壊方法。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載の碍子の破壊方法に
    おいて、前記碍子を加熱する前に、前記碍子を水で濡ら
    すことを特徴とする碍子の破壊方法。
  4. 【請求項4】絶縁性を有する碍子本体に金具が取り付け
    られた碍子を碍子本体と金具とに分離して破壊する碍子
    の破壊装置において、前記碍子を輻射熱で急速に加熱す
    る加熱炉と、この加熱炉で加熱した碍子を急速に冷却す
    る冷却機構と、冷却された碍子に打撃力を与える打撃力
    付与機構とを備えたことを特徴とする碍子の破壊装置。
JP8298708A 1996-11-11 1996-11-11 碍子の破壊方法及びその破壊装置 Withdrawn JPH10137623A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8298708A JPH10137623A (ja) 1996-11-11 1996-11-11 碍子の破壊方法及びその破壊装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8298708A JPH10137623A (ja) 1996-11-11 1996-11-11 碍子の破壊方法及びその破壊装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10137623A true JPH10137623A (ja) 1998-05-26

Family

ID=17863266

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8298708A Withdrawn JPH10137623A (ja) 1996-11-11 1996-11-11 碍子の破壊方法及びその破壊装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10137623A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009028652A (ja) * 2007-07-27 2009-02-12 Tokyo Electric Power Co Inc:The 碍子解体装置
CN110280372A (zh) * 2019-08-02 2019-09-27 合肥通彩自动化设备有限公司 一种用于tft玻璃基板破碎的温差破碎机

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009028652A (ja) * 2007-07-27 2009-02-12 Tokyo Electric Power Co Inc:The 碍子解体装置
CN110280372A (zh) * 2019-08-02 2019-09-27 合肥通彩自动化设备有限公司 一种用于tft玻璃基板破碎的温差破碎机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2001008545A3 (en) Thermal quenching of tissue
EP2280097B1 (en) Method of generating cracks in polycrystalline silicon rod and crack generating apparatus
US8066053B2 (en) Method and apparatus for assisting removal of sand moldings from castings
US5842650A (en) Method and arrangement for breaking up elastic materials combined with metallic materials
US6712298B2 (en) Method and device for crushing glass bodies by means of microwave heating
KR20080033181A (ko) 기판 처리 챔버를 위한 구성요소의 국부 표면 어닐링
JPH10137623A (ja) 碍子の破壊方法及びその破壊装置
US6622775B2 (en) Method and apparatus for assisting removal of sand moldings from castings
CN100476013C (zh) 建筑用电磁屏蔽板的加工方法
JP2711065B2 (ja) 碍子処理装置
JP2002294334A (ja) 誘導加熱装置におけるスケールの除去方法および誘導加熱装置
KR101960935B1 (ko) 래들 및 이를 이용한 용강 처리 방법
EP1303373B1 (en) Method and apparatus for assisting removal of sand moldings from castings
JPS6158849A (ja) 製鋼スラグのエ−ジング促進方法及びその装置
CA2491937C (en) Method and apparatus for assisting removal of sand moldings from castings
RU2211257C1 (ru) Способ металлизации изделий
Aleutdinov et al. Thermal shock removal of defective glass-enamel coating from cast-iron products
RU2111355C1 (ru) Способ обработки поверхностных слоев твердых материалов и установка для его осуществления
SU1057173A1 (ru) Способ производства центробежных чугунных эмалированных раструбных труб
JPS62161904A (ja) 高炉出銑口の寿命延長方法
RU2656645C1 (ru) Способ торможения и предотвращения образования усталостных трещин
KR20020048086A (ko) 리바운드 로스 제거 방법
RU2635489C1 (ru) Способ подготовки к работе воздушной фурмы доменной печи
JPH0875374A (ja) 溶融金属中への精錬用のガスあるいは粉体の吹込み方法、及び溶融金属の保持容器
NO123302B (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040203