JPH10137157A - トイレ用表示システム - Google Patents
トイレ用表示システムInfo
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- JPH10137157A JPH10137157A JP29913796A JP29913796A JPH10137157A JP H10137157 A JPH10137157 A JP H10137157A JP 29913796 A JP29913796 A JP 29913796A JP 29913796 A JP29913796 A JP 29913796A JP H10137157 A JPH10137157 A JP H10137157A
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- Toilet Supplies (AREA)
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
- Audible And Visible Signals (AREA)
Abstract
得られ、衛生及び美観的な問題もなく、更新も容易なト
イレ用表示システムを提供する。 【解決手段】トイレ内に設けられた表示手段1と、この
表示手段1の作動状態をトイレ使用者のトイレ使用段階
に応じて制御する制御部2とを備える。
Description
ムに関し、更に詳細にはトイレ使用者に対して映像や音
声等で表示をするためのシステムに関する。
いう機能については何らの考慮がなされていないのが普
通である。例外的に大型店舗や催事場、あるいは空港の
トイレの天井部分には館内放送を流すためのスピーカが
設置されているが、積極的に活用されている例は少な
い。
商品の情報や催事の情報を客に積極的に知らせたいとい
う要請がある。ある意味では手持ち無沙汰ともいえるト
イレ内でこのようなインフォメーションを行うことは顧
客サービスに寄与すると考えられる。
の客に非常口の位置等をいち早く知らせる必要がある。
請に対し、トイレ内にポスターやパンフレットを設置す
ることは衛生及び美観的な観点から問題がある。また、
印刷物では内容の更新に多くの手間がかかるという欠点
がある。
されたもので、トイレ内においても映像や音声で必要な
情報が得られ、衛生及び美観的な問題もなく、更新も容
易なトイレ用表示システムを提供することを課題とす
る。
するシステムを得ることを課題とする。
ステムであり、前述した技術的課題を解決するために以
下のように構成されている。
1と、この表示手段1の作動状態をトイレ使用者のトイ
レ使用段階に応じて制御する制御部2とを備えている。
なお、前記制御部2は具体的には、トイレのドア3のロ
ック状態を検知するドアセンサ2aを備え、このドアセ
ンサ2aからの信号により表示手段1を制御するものが
例示できる。表示手段1の制御とは、例えば表示手段1
の起動と停止を行うことである。
用者が便器上に位置したこと、例えば便座4へ着座した
ことを検知する着座センサ2bを備えたものが例示でき
る。あるいは、ドアセンサ2aに代えて、便器への洗浄
水の排出を検知する洗浄水排出センサ2cを備えたもの
が例示できる。
センサ2cからの信号によって表示手段1の起動と停止
を行わせるよう構成することができる。さらに、制御部
2に、タイマー2dを備え、トイレ使用者のトイレ利用
時間に応じて前記表示手段1の起動及び停止を行うよう
構成してもよい。
更に説明する。 〔表示手段1〕表示手段1としては、画像表示パネルあ
るいは音声発生器を例示できる。
ル、あるいはプラズマディスプレイのような薄型表示パ
ネルが好適である。なお、表示パネルに加えて、音声発
生器1aとしてのスピーカを併設することもできる。 〔制御部2〕制御部2は、表示手段1の駆動及びその表
示のオンオフを制御するためのものである。映像及び音
声のソースは外部から入力してもよいし、内部にデータ
として収容しておくこともできる。
U)、読み出し/書き込みメモリ(RAM)、読み出し
専用メモリ(ROM)、入出力装置(I/O)と、これ
らを接続するバスを有するように構成するとよい。 〔ドアセンサ2a〕ドアセンサ2aはドアのロック状
態、すなわち使用者の入室を検出するためのものであ
る。これは、トイレ使用者は必ずドアに鍵をかけるた
め、ドアがロックされていれば、トイレ内に使用者が入
室している状態であると判断できるためである。具体例
としては、ドアの閉鎖状態を維持する内鍵の動作状態を
検出するための電気接点式スイッチやマグネットスイッ
チ等が例示できる。 〔着座センサ2b〕着座センサ2bは、便器上に使用者
が位置したか否かを検出するためのものである。例え
ば、通常はバネで便座を最低位置から僅かに上方で支持
させておき、着座により下動した便座を電気接点式スイ
ッチで検出するものが例示できる。また、要するに便器
上に使用者が座したか否かを検出できればよいから、便
器の近傍に光センサを設け、光の遮断等により使用者の
有無を検出するようにしてもよい。 〔洗浄水排出センサ2c〕洗浄水排出センサ2cは、洗
浄水が排出されたか否かを検出するものであり、例え
ば、洗浄水を流すためのレバーの位置を検出するタイ
プ、フラッシュ弁の作動状態を検出するタイプ、給水管
に設けられた電磁弁への通電を検出するタイプが例示で
きる。
の利用が終わったことを示す要素として捉えることもで
きるため、この信号は表示手段1の動作停止に利用する
ことができる。なお、洗浄水の排出は、トイレ使用前や
トイレ使用中にもエチケット洗浄として行われることが
あるため、ドアセンサや着座センサ等と併用することが
好ましい。 〔タイマー2d〕タイマー2dは表示手段1の動作時間
を設定するものであり、時間変更が可能なプログラマブ
ルタイマーが好適である。
センサによってトイレ使用者の出入りを検出することが
できるから、制御部2はトイレ使用者がトイレ内に居る
ときには表示手段1を動作させ、退室したときには表示
手段1を停止させるよう制御する。
に応じて表示手段を制御できるため、使用者に効率良く
情報を提供することが可能となる。例えば、トイレに入
室したときから排便を開始するまでを第1段階とし、排
便中を第2段階とし、排便終了から退室までを第3段階
とし、前記各段階毎に異なる表示を前記表示手段1に行
わせるようにすることもできる。
のための情報が的確に供給される。
テムを図1〜図4に示される実施形態について更に詳細
に説明する。
システムを使用した和式トイレを示している。まず、ト
イレの概要を説明すると、床部分に便器5が設置されて
おり、壁6のコーナー部に本システムが設けられてい
る。そして、本システムは逆三角形状の筐体7内に収容
されており、筐体7の側面には洗浄水を供給するための
パイプ8が接続されている。筐体7内には図示しないフ
ラッシュ弁装置や電磁バルブが設けられており、便器5
内に洗浄水を噴出することができるようになっている。
されるようになっている。すなわち、筐体7の正面外壁
部には光センサ9が設けられており、この光センサ9の
前に手をかざすと駆動回路(図示せず)が作動しフラッ
シュ弁装置を起動して洗浄水が流れるように構成されて
いる。
1としての液晶パネルと音声発生器1aとしてのスピー
カが設けられている。前記表示手段1に入力される映像
信号と、前記音声発生器1aに入力される音声信号と
は、外部に接続された情報ソース10から供給される。
るか否かを検出するための着座センサ2bたる光センサ
が設けられている。この光センサは対面する両方の壁6
に設けられており、一方は光ビーム照射部(図示せず)
を構成し、他方は受光部となっている。そして、使用者
が便器上に位置して光を遮ると、着座センサ2bから信
号が制御部2に出力されるようになっている。
示している。この実施形態では表示手段1がトイレのド
ア3に取り付けられており、床中央部に設置された便器
5の便座4に座った状態で使用者の正面に表示手段1が
位置するようになっている。
ている。このドアセンサ2aはドアのロック状態、すな
わち使用者の入室を検出するためのものであって、マグ
ネットスイッチが用いられている。
れている。前記着座センサ2bは便座に使用者が座した
か否かを検出するためのものであって、電気接点式スイ
ッチが設けられている。
が設けられており、このレバー11の動きに連動するよ
う洗浄水排出センサ2cが設けられている。この洗浄水
排出センサ2cは電気接点を有しており、レバー11を
動かすと信号が出力されるようになっている。
この制御部2にはタイマー2dが内装されている。前記
ドアセンサ2a、着座センサ2b、洗浄水排出センサ2
cはいずれも使用者の挙動を検出するものであり、タイ
マー2dはこれらセンサの検出から何秒後に実際の動作
を行わせるかを設定するものである。
まず、第1の動作例として、ドアセンサ2aによりトイ
レ使用者の入室が検出される。ここで、タイマー2dが
作動し、排便の準備ができると思われる数十秒後に表示
手段1を起動させる。この状態で表示手段1に広告等が
表示される。この後、使用者の排便が終わり、使用者が
洗浄水を流すためのレバー11を動かすと、便器内に洗
浄水が噴出するとともに、洗浄水排出センサ2cが作動
して制御部2に表示手段1の表示を停止するよう信号が
送出される。
への着座に伴い、着座センサ2bが作動する。着座セン
サ2bからの信号を制御部2が入力すると、制御部2は
表示手段1に作動信号を送信し、表示手段1は起動して
広告等が表示される。この後、使用者の排便が終わり便
器5を離脱すると、着座センサ2bがオフとなり表示手
段1が停止状態となる。なお、表示手段1の停止制御に
あたっては洗浄水排出センサ2cからの信号を併用して
もよい。
よく、必ずしも全部使用しなくとも所定の動作を行わせ
ることができる。ここで、センサからの信号を検出する
ことで使用者の使用段階(初期、中期、後期)がある程
度判断できるため、その段階に応じて表示手段の動作を
制御する例につき、図4に示す制御フローを中心に説明
する。
に入室したときから排便を開始するまでを第1段階と
し、排便中を第2段階とし、排便終了から退室までを第
3段階とする。
2aからの信号に基づき、ドアがロックされたか否か、
すなわち使用者がトイレ内に入室したか否かを判断す
る。ステップ101の否定枝はステップ101の循環ル
ーチンとなり、肯定枝はステップ102に移行して、第
1段階として音声発生器1aを作動させ、使用者に音声
による表示を行う。この音声による表示は、第1段階で
は使用者は脱衣を行うため、視覚用の表示パネル等には
注視する可能性が低いことによる。
サ2bからの信号に基づき、使用者が便器上に位置した
か否かを判断する。ステップ103の否定枝はステップ
103の循環ルーチンとなり、肯定枝はステップ104
に移行して音声発生器1aによる表示を停止するととも
に、第2段階として視覚表示用の表示手段1を作動させ
る(ステップ105)。この第2段階では、使用者は視
覚表示用の表示パネル等を比較的注視し易いものであ
る。
ンサ2bからの信号に基づき、使用者が便器上から離れ
たか否かを判断する。前記ステップ106の否定枝はス
テップ106の循環ルーチンとなり、肯定枝はステップ
107において表示手段1の作動を停止させるととも
に、第3段階として再び音声発生器1aを作動させる
(ステップ108)。この第3段階では、使用者は着衣
を行うため、前記第1段階と同様に音声による表示を行
うものである。
サ2aからの信号に基づき、ドアロックが解除されたか
否か、すなわち、使用者が退室したか否かを判断する。
ステップ109の否定枝はステップ109の循環ルーチ
ンとなり、肯定枝はステップ110に移行して音声発生
器1aの作動を停止させ、本制御を終了する。
前記第1〜第3の各使用段階の全てにおいて使用しても
よく、また、各使用段階に応じて、表示手段1や音声発
生器1aの表示内容を変更させるようにしてもよい。例
えば、第1段階ではトイレ使用についての注意事項を表
示し、第2段階では商品等の宣伝を行い、第3段階では
忘れ物防止の注意を行う等である。
がトイレ内に居るときには表示手段を動作させ、退室し
たときには表示手段を停止させるよう制御する。
全のための情報を的確に供給することができる。また、
ポスターやパンフレットを使用する場合に比較して衛生
的であり、内容の変更も容易である。
応じて表示手段を制御できるため、使用者により効率良
く情報を提供することが可能となる。
テムを示すブロック図である。
テムを示す斜視図である。
ステムを示す図である。
テムのフローチャートである。
Claims (7)
- 【請求項1】トイレ内に設けられた表示手段と、この表
示手段の作動状態をトイレ使用者のトイレ使用段階に応
じて制御する制御部とを備えていることを特徴とするト
イレ用表示システム。 - 【請求項2】前記制御部は、トイレのドアのロック状態
を検知するドアセンサを備え、このドアセンサからの信
号により前記表示手段を制御するよう構成されているこ
とを特徴とする請求項1記載のトイレ用表示システム。 - 【請求項3】前記制御部は、トイレ使用者が便器上に位
置したことを検知する着座センサを備え、この着座セン
サからの信号により前記表示手段を制御するよう構成さ
れていることを特徴とする請求項1及び請求項2のいず
れかに記載のトイレ用表示システム。 - 【請求項4】前記制御部は、便器の洗浄水の排出を検知
する洗浄水排出センサを備え、この洗浄水排出センサか
らの信号により前記表示手段を制御するよう構成されて
いることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに
記載のトイレ用表示システム。 - 【請求項5】前記制御部は、タイマーを備えており、ト
イレ使用者のトイレ利用時間に応じて前記表示手段を制
御するよう構成されていることを特徴とする請求項1〜
請求項4のいずれかに記載のトイレ用表示システム。 - 【請求項6】前記表示手段が画像表示パネルであること
を特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のトイレ用
表示システム。 - 【請求項7】前記表示手段が音声発生器を備えているこ
とを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のトイレ
用表示システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29913796A JP3773312B2 (ja) | 1996-11-11 | 1996-11-11 | トイレ用表示システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP29913796A JP3773312B2 (ja) | 1996-11-11 | 1996-11-11 | トイレ用表示システム |
Publications (2)
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JPH10137157A true JPH10137157A (ja) | 1998-05-26 |
JP3773312B2 JP3773312B2 (ja) | 2006-05-10 |
Family
ID=17868605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29913796A Expired - Lifetime JP3773312B2 (ja) | 1996-11-11 | 1996-11-11 | トイレ用表示システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3773312B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100394766B1 (ko) * | 2000-09-14 | 2003-08-14 | 주식회사 넥서스이십일 | 통신망을 이용한 정보 표시 시스템 및 그 방법 |
KR100512682B1 (ko) * | 2000-08-04 | 2005-09-07 | 오진환 | 도어용 광고시스템 |
JP2019176901A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | Toto株式会社 | トイレ用音声案内装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5325463B2 (ja) * | 2008-05-30 | 2013-10-23 | 株式会社木村技研 | トイレ用表示手段の課金システム |
-
1996
- 1996-11-11 JP JP29913796A patent/JP3773312B2/ja not_active Expired - Lifetime
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KR100394766B1 (ko) * | 2000-09-14 | 2003-08-14 | 주식회사 넥서스이십일 | 통신망을 이용한 정보 표시 시스템 및 그 방법 |
JP2019176901A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | Toto株式会社 | トイレ用音声案内装置 |
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