JPH10136264A - 固体撮像装置 - Google Patents
固体撮像装置Info
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- JPH10136264A JPH10136264A JP8288858A JP28885896A JPH10136264A JP H10136264 A JPH10136264 A JP H10136264A JP 8288858 A JP8288858 A JP 8288858A JP 28885896 A JP28885896 A JP 28885896A JP H10136264 A JPH10136264 A JP H10136264A
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Landscapes
- Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の製造方法で作成可能で、各受光素子行
において均一な素子特性を実現し、解像度を改善した新
規な構造の固体撮像装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 本発明の固体撮像装置は、半導体基板
と、該半導体基板上に行方向と列方向とに互いに所定の
配列間隔で形成された複数の光電変換素子(11、1
2)と、列方向に互いに隣接する二つの光電変換素子か
らなる組を1単位とし、該1単位の光電変換素子が行方
向と列方向とに複数単位配列され、各単位の行方向の配
列間隔(Wh)と列方向の配列間隔(Wv)が実質的に
等しくなるように構成する。
において均一な素子特性を実現し、解像度を改善した新
規な構造の固体撮像装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 本発明の固体撮像装置は、半導体基板
と、該半導体基板上に行方向と列方向とに互いに所定の
配列間隔で形成された複数の光電変換素子(11、1
2)と、列方向に互いに隣接する二つの光電変換素子か
らなる組を1単位とし、該1単位の光電変換素子が行方
向と列方向とに複数単位配列され、各単位の行方向の配
列間隔(Wh)と列方向の配列間隔(Wv)が実質的に
等しくなるように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像素子に関
し、特に全画素信号同時読み出し型の高解像度化に適し
た固体撮像装置の構造に関する。
し、特に全画素信号同時読み出し型の高解像度化に適し
た固体撮像装置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】電荷転送型固体撮像装置いわゆるCCD
固体撮像装置は、NTSC方式等に準拠したテレビジョ
ンやビデオテープレコーダ用のカメラに搭載する事を目
的に開発されてきた。この方式では、1フレームの表示
画像をインターレース走査し、2フィールドの信号に分
ける。従って、1回の信号読み出しでは第1のフィール
ドに対応する受光素子または第2のフィールドに対応す
る受光素子から信号電荷を読み出せばよい。換言すれ
ば、2個の受光素子に対して1転送段を有する構成が一
般的である。
固体撮像装置は、NTSC方式等に準拠したテレビジョ
ンやビデオテープレコーダ用のカメラに搭載する事を目
的に開発されてきた。この方式では、1フレームの表示
画像をインターレース走査し、2フィールドの信号に分
ける。従って、1回の信号読み出しでは第1のフィール
ドに対応する受光素子または第2のフィールドに対応す
る受光素子から信号電荷を読み出せばよい。換言すれ
ば、2個の受光素子に対して1転送段を有する構成が一
般的である。
【0003】これに対して、電子スチルカメラや新しい
テレビジョン方式のカメラではノンインターレース方式
の撮像を必要とする。この場合、1受光素子に対して1
転送段(一般に4電極)が必要になる。これを実現する
方法として、図6に示す構成の固体撮像装置が提案され
ている。
テレビジョン方式のカメラではノンインターレース方式
の撮像を必要とする。この場合、1受光素子に対して1
転送段(一般に4電極)が必要になる。これを実現する
方法として、図6に示す構成の固体撮像装置が提案され
ている。
【0004】図6にノンインターレース方式対応の全画
素信号同時読み出し型固体撮像装置の一例のその一部の
拡大平面図を示す。図6において、1はフォトダイオー
ドのような光電変換素子(以下、受光素子と称する)で
あり、2aで示すのは図の縦方向(列方向)に配列した
複数の受光素子1からなる第1の受光素子列であり、2
bで示すものは図の縦方向(列方向)に配列した複数の
受光素子1からなる第2の受光素子列である。第1と第
2の受光素子列2a、2bは図の左右方向(行方向)に
交互に配置される。3は図の左右方向(行方向)に配列
した複数の受光素子1からなる第1の受光素子行であ
り、4は図の左右方向(行方向)に配列した複数の受光
素子1からなる第2の受光素子行であり、第1と第2の
受光素子行3、4は列方向に隣接して交互に配置され
る。
素信号同時読み出し型固体撮像装置の一例のその一部の
拡大平面図を示す。図6において、1はフォトダイオー
ドのような光電変換素子(以下、受光素子と称する)で
あり、2aで示すのは図の縦方向(列方向)に配列した
複数の受光素子1からなる第1の受光素子列であり、2
bで示すものは図の縦方向(列方向)に配列した複数の
受光素子1からなる第2の受光素子列である。第1と第
2の受光素子列2a、2bは図の左右方向(行方向)に
交互に配置される。3は図の左右方向(行方向)に配列
した複数の受光素子1からなる第1の受光素子行であ
り、4は図の左右方向(行方向)に配列した複数の受光
素子1からなる第2の受光素子行であり、第1と第2の
受光素子行3、4は列方向に隣接して交互に配置され
る。
【0005】さらに図6において、5と6は、第1およ
び第2の受光素子列2a、2bの受光素子1の信号電荷
を読み出してかつ列方向に転送する第1と第2の列方向
電荷転送装置であり、第1と第2の列方向電荷転送装置
5、6は一つの受光素子列の両側に配置される。
び第2の受光素子列2a、2bの受光素子1の信号電荷
を読み出してかつ列方向に転送する第1と第2の列方向
電荷転送装置であり、第1と第2の列方向電荷転送装置
5、6は一つの受光素子列の両側に配置される。
【0006】さらに図6において、7は第1と第2の列
方向電荷転送装置5、6で転送された信号電荷のいずれ
か一方を選択的に行方向電荷転送装置8に転送する制御
装置であり、9は行方向電荷転送装置8からの信号電荷
の電荷量に応じた電圧を生成して外部に出力する出力回
路である。以上の受光素子1、列方向電荷転送装置5、
6、制御装置7、行方向電荷転送装置8ならびに出力回
路9は、いずれも共通の半導体基板(図示せず)の上に
形成される。
方向電荷転送装置5、6で転送された信号電荷のいずれ
か一方を選択的に行方向電荷転送装置8に転送する制御
装置であり、9は行方向電荷転送装置8からの信号電荷
の電荷量に応じた電圧を生成して外部に出力する出力回
路である。以上の受光素子1、列方向電荷転送装置5、
6、制御装置7、行方向電荷転送装置8ならびに出力回
路9は、いずれも共通の半導体基板(図示せず)の上に
形成される。
【0007】説明のように、図6の固体撮像装置では、
各受光素子列2a,2bの両側に第1と第2の二つの列
方向電荷転送装置5、6を配置することで、1受光素子
1に対して1転送段150を割り当てることができる。
各受光素子列2a,2bの両側に第1と第2の二つの列
方向電荷転送装置5、6を配置することで、1受光素子
1に対して1転送段150を割り当てることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図6において、Whと
Wvは行方向と列方向の隣接受光素子間の配列ピッチ
(間隔)を示す。この従来の固体撮像装置の構造では、
素子分離層10を間に置いて隣接する第1と第2の列方
向電荷転送装置5、6の行方向の配列ピッチは、受光素
子を間において隣接する第1と第2の列方向電荷転送装
置5、6の行方向の配列ピッチとは異なる。第1と第2
の列方向電荷転送装置をそれぞれ行方向電荷転送装置8
に結合させるためには、すべての第1と第2の列方向電
荷転送装置の行方向の配列ピッチと行方向電荷転送装置
の転送段の配列ピッチと一致させる必要がある。このた
めに、従来の構造では列方向電荷転送装置と行方向電荷
転送装置との間に制御装置7を設けて、隣接する2本の
第1と第2の列方向電荷転送装置を実質的に1本にまと
めて行方向電荷転送装置8に結合している。しかし、こ
の場合には、1行の全信号電荷を行方向に転送するに際
して、煩雑な2回の転送動作を必要とするという欠点を
有する。
Wvは行方向と列方向の隣接受光素子間の配列ピッチ
(間隔)を示す。この従来の固体撮像装置の構造では、
素子分離層10を間に置いて隣接する第1と第2の列方
向電荷転送装置5、6の行方向の配列ピッチは、受光素
子を間において隣接する第1と第2の列方向電荷転送装
置5、6の行方向の配列ピッチとは異なる。第1と第2
の列方向電荷転送装置をそれぞれ行方向電荷転送装置8
に結合させるためには、すべての第1と第2の列方向電
荷転送装置の行方向の配列ピッチと行方向電荷転送装置
の転送段の配列ピッチと一致させる必要がある。このた
めに、従来の構造では列方向電荷転送装置と行方向電荷
転送装置との間に制御装置7を設けて、隣接する2本の
第1と第2の列方向電荷転送装置を実質的に1本にまと
めて行方向電荷転送装置8に結合している。しかし、こ
の場合には、1行の全信号電荷を行方向に転送するに際
して、煩雑な2回の転送動作を必要とするという欠点を
有する。
【0009】本発明の目的は、従来の製造方法で作成可
能であり、かつ各受光素子行において均一な素子特性を
実現し、解像度を改善した新規な構造の固体撮像装置を
提供することにある。
能であり、かつ各受光素子行において均一な素子特性を
実現し、解像度を改善した新規な構造の固体撮像装置を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の固体撮像装置
は、半導体基板と、該半導体基板上に行方向と列方向と
に互いに所定の配列間隔で形成された複数の光電変換素
子と、列方向に互いに隣接する二つの光電変換素子から
なる組を1単位とし、該1単位の光電変換素子が行方向
と列方向とに複数単位配列され、各単位の行方向の配列
間隔と列方向の配列間隔が実質的に等しくなるように構
成する。
は、半導体基板と、該半導体基板上に行方向と列方向と
に互いに所定の配列間隔で形成された複数の光電変換素
子と、列方向に互いに隣接する二つの光電変換素子から
なる組を1単位とし、該1単位の光電変換素子が行方向
と列方向とに複数単位配列され、各単位の行方向の配列
間隔と列方向の配列間隔が実質的に等しくなるように構
成する。
【0011】
【発明の実施の形態】図1に本発明の固体撮像装置の一
実施例の部分拡大平面図を示す。図1において、11a
〜11dは第1の受光素子行、12a〜12dは第2行
の受光素子行、13a〜13dは第3行の受光素子行、
14a〜14dは第4行の受光素子行、そして15a〜
15dは第5行の受光素子行である。さらに、受光素子
列の左側に第1の列方向電荷転送装置16a、16b,
16c及び16dが配列し、同右側に列方向電荷転送装
置17a、17b,17c及び17dが配列する。18
は、全列方向電荷転送装置のチャネル(転送段)が行方
向に同一間隔で並ぶように変換するためのチャネル位置
変換部であり、19は、列方向電荷転送装置間及び受光
素子間及び列方向電荷転送装置と受光素子との間をそれ
ぞれ電気的に分離する素子分離層であり、20は、列方
向電荷転送装置からチャネル位置変換部18を経て転送
された信号電荷を1行分毎に受け取り、出力回路21に
転送する行方向電荷転送装置であり、出力回路21は転
送された信号電荷量に対応する電圧信号を出力する。
実施例の部分拡大平面図を示す。図1において、11a
〜11dは第1の受光素子行、12a〜12dは第2行
の受光素子行、13a〜13dは第3行の受光素子行、
14a〜14dは第4行の受光素子行、そして15a〜
15dは第5行の受光素子行である。さらに、受光素子
列の左側に第1の列方向電荷転送装置16a、16b,
16c及び16dが配列し、同右側に列方向電荷転送装
置17a、17b,17c及び17dが配列する。18
は、全列方向電荷転送装置のチャネル(転送段)が行方
向に同一間隔で並ぶように変換するためのチャネル位置
変換部であり、19は、列方向電荷転送装置間及び受光
素子間及び列方向電荷転送装置と受光素子との間をそれ
ぞれ電気的に分離する素子分離層であり、20は、列方
向電荷転送装置からチャネル位置変換部18を経て転送
された信号電荷を1行分毎に受け取り、出力回路21に
転送する行方向電荷転送装置であり、出力回路21は転
送された信号電荷量に対応する電圧信号を出力する。
【0012】本実施例においては、列方向に隣接する2
個の受光素子組を1単位としたときの隣接単位間の列方
向の配列間隔(ピッチ)Wvと行方向の受光素子1の配
列間隔(ピッチ)Whとは、互いにほぼ等しく設定され
ている。さらに、本実施例では、チャネル位置変換部1
8を各列方向電荷転送装置と行方向電荷転送装置との間
に配置したことによって、列方向電荷転送装置の最終転
送段の配列ピッチを実質的に行方向電荷転送装置20の
転送段の配列ピッチと整合させている。これにより、行
方向電荷転送装置20への信号電荷の転送を各列同時に
かつ円滑に行うことができる。
個の受光素子組を1単位としたときの隣接単位間の列方
向の配列間隔(ピッチ)Wvと行方向の受光素子1の配
列間隔(ピッチ)Whとは、互いにほぼ等しく設定され
ている。さらに、本実施例では、チャネル位置変換部1
8を各列方向電荷転送装置と行方向電荷転送装置との間
に配置したことによって、列方向電荷転送装置の最終転
送段の配列ピッチを実質的に行方向電荷転送装置20の
転送段の配列ピッチと整合させている。これにより、行
方向電荷転送装置20への信号電荷の転送を各列同時に
かつ円滑に行うことができる。
【0013】図6に示す従来の固体撮像装置は、制御装
置7が、隣接する2本の第1と第2の列方向電荷転送装
置5,6を実質的に1本にまとめて行方向電荷転送装置
8に結合し、第1と第2の列方向電荷転送装置5,6の
いずれかを選択して、行方向電荷転送装置8に信号電荷
を転送する。すなわち、1行の全信号電荷を行方向に転
送するに際して、煩雑な2回の転送動作を必要とすると
いう欠点を有する。
置7が、隣接する2本の第1と第2の列方向電荷転送装
置5,6を実質的に1本にまとめて行方向電荷転送装置
8に結合し、第1と第2の列方向電荷転送装置5,6の
いずれかを選択して、行方向電荷転送装置8に信号電荷
を転送する。すなわち、1行の全信号電荷を行方向に転
送するに際して、煩雑な2回の転送動作を必要とすると
いう欠点を有する。
【0014】図1に示す本実施例の固体撮像装置は、チ
ャネル位置変換部18が第1および第2の列方向電荷転
送装置16、17の全ての信号電荷を同一のタイミング
で行方向電荷転送装置20に転送することができる。1
行の全信号電荷を行方向に転送するに際して、1回の転
送動作で済む。
ャネル位置変換部18が第1および第2の列方向電荷転
送装置16、17の全ての信号電荷を同一のタイミング
で行方向電荷転送装置20に転送することができる。1
行の全信号電荷を行方向に転送するに際して、1回の転
送動作で済む。
【0015】図1の実施例の各固体撮像素子の上に3色
のカラーフィルタを形成している。すなわち、受光素子
の受光部上にG,B,Rと記した色フィルタが形成され
ている。ここで、Gは緑(グリーン)、Bは青(ブル
ー)そしてRは赤(レッド)を示す。この実施例では、
Gフィルタのある受光素子からの信号電荷(G信号)は
第1の列方向電荷転送装置16a〜16dにより、Bフ
ィルタとRフィルタのある受光素子からの信号電荷(B
信号とR信号)は第2の列方向電荷転送装置17a〜1
7dによりそれぞれ転送される。ここでは、G信号、R
信号およびB信号が各色毎に同一方向に信号電荷が読み
出され、色毎に同一構造を有する。従って、各カラー信
号の特性は全撮像領域にわたり均一になる。
のカラーフィルタを形成している。すなわち、受光素子
の受光部上にG,B,Rと記した色フィルタが形成され
ている。ここで、Gは緑(グリーン)、Bは青(ブル
ー)そしてRは赤(レッド)を示す。この実施例では、
Gフィルタのある受光素子からの信号電荷(G信号)は
第1の列方向電荷転送装置16a〜16dにより、Bフ
ィルタとRフィルタのある受光素子からの信号電荷(B
信号とR信号)は第2の列方向電荷転送装置17a〜1
7dによりそれぞれ転送される。ここでは、G信号、R
信号およびB信号が各色毎に同一方向に信号電荷が読み
出され、色毎に同一構造を有する。従って、各カラー信
号の特性は全撮像領域にわたり均一になる。
【0016】このような構造では、製造過程で、製造バ
ラツキにより受光素子と列方向電荷転送装置、遮光開口
等との相対的位置ずれが生じたとしても1行内において
はそれらの相対的位置関係は変わらず、各1行分内にお
いては電気的及び光学的特性は常に均一である。
ラツキにより受光素子と列方向電荷転送装置、遮光開口
等との相対的位置ずれが生じたとしても1行内において
はそれらの相対的位置関係は変わらず、各1行分内にお
いては電気的及び光学的特性は常に均一である。
【0017】一般に、画像の解像度を決定する輝度信号
はG信号を主とし、R信号とB信号を従としてそれらを
加重加算して生成される。本発明の実施例では、図1の
構造で明らかなように、列方向(上下)に隣接する受光
素子対を撮像サンプリング単位とし、正方格子(Wh=
Wv)をなすサンプリング領域(Wh×Wv)のすべて
において必ずG信号が配置され、GとRあるいはGとB
とが交互に対を成している。さらに、正方格子には、列
方向に2画素が配置される。従って、撮像サンプリング
単位の数と同数の解像度を得ることが容易にできる。
はG信号を主とし、R信号とB信号を従としてそれらを
加重加算して生成される。本発明の実施例では、図1の
構造で明らかなように、列方向(上下)に隣接する受光
素子対を撮像サンプリング単位とし、正方格子(Wh=
Wv)をなすサンプリング領域(Wh×Wv)のすべて
において必ずG信号が配置され、GとRあるいはGとB
とが交互に対を成している。さらに、正方格子には、列
方向に2画素が配置される。従って、撮像サンプリング
単位の数と同数の解像度を得ることが容易にできる。
【0018】一方、図6で示す従来の技術においては、
撮像サンプリング単位のすべてにおいてG信号を得るよ
うに色フィルタを配置することはできず、G領域の数は
サンプリング単位数の半分しかなく、従って解像度も本
願実施例に比べ半分となる。
撮像サンプリング単位のすべてにおいてG信号を得るよ
うに色フィルタを配置することはできず、G領域の数は
サンプリング単位数の半分しかなく、従って解像度も本
願実施例に比べ半分となる。
【0019】さらに本発明の実施例では、同一色のカラ
ーフィルタが形成されたすべての受光素子にわたり、列
方向電荷転送装置に信号電荷を読み出す方向が同一であ
る。具体的には、G信号はすべて図1の左方向に、Rと
B信号はすべて図1の右方向に位置する列方向電荷転送
装置にそれぞれ読み出される。この場合、製造工程のバ
ラツキに起因する例えば受光素子と列方向電荷転送装置
との相対的距離の変動が同一色内では均一になる。従っ
て構造的バラツキがもたらす特性変動は同一色間には均
一に起こるために、実質的には固定パターン雑音として
の受光素子間のバラツキは発生しない。
ーフィルタが形成されたすべての受光素子にわたり、列
方向電荷転送装置に信号電荷を読み出す方向が同一であ
る。具体的には、G信号はすべて図1の左方向に、Rと
B信号はすべて図1の右方向に位置する列方向電荷転送
装置にそれぞれ読み出される。この場合、製造工程のバ
ラツキに起因する例えば受光素子と列方向電荷転送装置
との相対的距離の変動が同一色内では均一になる。従っ
て構造的バラツキがもたらす特性変動は同一色間には均
一に起こるために、実質的には固定パターン雑音として
の受光素子間のバラツキは発生しない。
【0020】但し、一つの正方形サンプリング単位を構
成する受光素子間においては、列方向電荷転送装置との
相対的距離のズレによる特性の変動が起こりうる。しか
し、図1に示す如く、一方がかならずGで他方がRまた
はBで互いに異なるカラーフィルタ配列である場合、こ
の変動は問題にならない。何故なら、撮像装置から出力
された後、両者は各々分離して増幅等の信号処理を受け
るので、この信号処理工程で容易に変動の補正を行うこ
とが出来るためである。
成する受光素子間においては、列方向電荷転送装置との
相対的距離のズレによる特性の変動が起こりうる。しか
し、図1に示す如く、一方がかならずGで他方がRまた
はBで互いに異なるカラーフィルタ配列である場合、こ
の変動は問題にならない。何故なら、撮像装置から出力
された後、両者は各々分離して増幅等の信号処理を受け
るので、この信号処理工程で容易に変動の補正を行うこ
とが出来るためである。
【0021】図2に本発明の固体撮像装置の別の実施例
の部分拡大平面図を示す。図2において、41a〜41
dは第1の受光素子行、42a〜42dは第2行の受光
素子行、43a〜43dは第3行の受光素子行、44a
〜44dは第4行の受光素子行、そして45a〜45d
は第5行の受光素子行である。さらに、受光素子列の左
側に第1の列方向電荷転送装置46a、46b,46c
及び46dが配列し、同右側に列方向電荷転送装置47
a、47b,47c及び47dが配列する。
の部分拡大平面図を示す。図2において、41a〜41
dは第1の受光素子行、42a〜42dは第2行の受光
素子行、43a〜43dは第3行の受光素子行、44a
〜44dは第4行の受光素子行、そして45a〜45d
は第5行の受光素子行である。さらに、受光素子列の左
側に第1の列方向電荷転送装置46a、46b,46c
及び46dが配列し、同右側に列方向電荷転送装置47
a、47b,47c及び47dが配列する。
【0022】図2から明らかなように、列方向電荷転送
装置46a、47b,46c及び47dは図の下方に信
号電荷を転送し、列方向電荷転送装置47a、46b,
47c及び46dは逆に図の上方に信号電荷を転送す
る。下方に転送された信号電荷は下方のチャネル位置変
換部48a〜48dを介して下方の行方向電荷転送装置
50に転送され、上方に転送された信号電荷は上方のチ
ャネル位置変換部49a〜49dを介して上方の行方向
電荷転送装置51に転送される。しかる後、下方の出力
回路52と上方の出力回路53とから信号を上下に分け
て出力する。
装置46a、47b,46c及び47dは図の下方に信
号電荷を転送し、列方向電荷転送装置47a、46b,
47c及び46dは逆に図の上方に信号電荷を転送す
る。下方に転送された信号電荷は下方のチャネル位置変
換部48a〜48dを介して下方の行方向電荷転送装置
50に転送され、上方に転送された信号電荷は上方のチ
ャネル位置変換部49a〜49dを介して上方の行方向
電荷転送装置51に転送される。しかる後、下方の出力
回路52と上方の出力回路53とから信号を上下に分け
て出力する。
【0023】この実施例では、信号を上下に振り分ける
ことによって、各行方向電荷転送装置が転送を受け持つ
信号数が半減して、行方向電荷転送装置の転送段数を半
分にできる。転送段数が半分になることにより、その集
積度が半分に緩和できるだけでなく、電荷転送回数も半
分になり、1回の転送毎に生じる転送損失の累計を大幅
に改善することができる。なお、本実施例では素子分離
層19を挟んで隣接する列方向電荷転送装置を1組とし
て上方向あるいは下方向への転送を担わせている。この
理由は、隣接列方向電荷転送装置の転送電極を分離層1
9をまたいで一体に形成することが加工技術上容易で、
構造的にも複雑さを伴わないことにある。
ことによって、各行方向電荷転送装置が転送を受け持つ
信号数が半減して、行方向電荷転送装置の転送段数を半
分にできる。転送段数が半分になることにより、その集
積度が半分に緩和できるだけでなく、電荷転送回数も半
分になり、1回の転送毎に生じる転送損失の累計を大幅
に改善することができる。なお、本実施例では素子分離
層19を挟んで隣接する列方向電荷転送装置を1組とし
て上方向あるいは下方向への転送を担わせている。この
理由は、隣接列方向電荷転送装置の転送電極を分離層1
9をまたいで一体に形成することが加工技術上容易で、
構造的にも複雑さを伴わないことにある。
【0024】図3は、図2同様の固体撮像装置の3行分
の領域内の列方向電荷転送装置の電極パターンを示す部
分拡大平面図である。71aと73aで示すG信号は列
方向電荷転送装置74に、71bと73bで示すG信号
は列方向電荷転送装置75に各々読み出される。同様に
して、71cと73cで示すG信号は列方向電荷転送装
置76に、71dと73dで示すG信号は列方向電荷転
送装置77に各々読み出される。一方、72bと72c
で示すR,B信号は列方向電荷転送装置78,79に各
々読み出される。
の領域内の列方向電荷転送装置の電極パターンを示す部
分拡大平面図である。71aと73aで示すG信号は列
方向電荷転送装置74に、71bと73bで示すG信号
は列方向電荷転送装置75に各々読み出される。同様に
して、71cと73cで示すG信号は列方向電荷転送装
置76に、71dと73dで示すG信号は列方向電荷転
送装置77に各々読み出される。一方、72bと72c
で示すR,B信号は列方向電荷転送装置78,79に各
々読み出される。
【0025】列方向電荷転送装置は、公知の2層重ね合
わせ電極を有する。83、85、87は第1層電極で、
84、86、88は第2層電極を示す。隣接する列で
は、第1層と第2層の位置が反転している。各電極には
公知の4相転送パルスV1 ,V 2 ,V3 ,V4 が端子9
1、92、93及び94を介して入力される。列方向電
荷転送装置74、75及び76、77に属する各電極の
並びは図面の下方に向かってV1 ,V2 ,V3 ,V4 の
順に並び、列方向電荷転送装置78、79に属する各電
極の並びは図面の上方に向かってV1 ,V2 ,V3 ,V
4 の順である。従って、列方向電荷転送装置74、75
及び76、77は信号電荷を下方に転送し、列方向電荷
転送装置78、79は信号電荷を上方に転送する。この
場合、74と75、又は76と77、あるいは78と7
9に属する電極同志を一体に形成することがパターンレ
イアウト上、あるいは高集積化に有利であることが同図
から明らかである。
わせ電極を有する。83、85、87は第1層電極で、
84、86、88は第2層電極を示す。隣接する列で
は、第1層と第2層の位置が反転している。各電極には
公知の4相転送パルスV1 ,V 2 ,V3 ,V4 が端子9
1、92、93及び94を介して入力される。列方向電
荷転送装置74、75及び76、77に属する各電極の
並びは図面の下方に向かってV1 ,V2 ,V3 ,V4 の
順に並び、列方向電荷転送装置78、79に属する各電
極の並びは図面の上方に向かってV1 ,V2 ,V3 ,V
4 の順である。従って、列方向電荷転送装置74、75
及び76、77は信号電荷を下方に転送し、列方向電荷
転送装置78、79は信号電荷を上方に転送する。この
場合、74と75、又は76と77、あるいは78と7
9に属する電極同志を一体に形成することがパターンレ
イアウト上、あるいは高集積化に有利であることが同図
から明らかである。
【0026】図4に図2(図3)同様の固体撮像装置を
単板カラー撮像装置に応用した場合の平面構造図を示
す。同図では、61a,61bで示すG信号電荷は列方
向電荷転送装置46a,47b,46c,47dに読み
出され、図の下方の行方向電荷転送装置50に転送され
る。62a,63bで示すR,B信号電荷は列方向電荷
転送装置47a,46bに読み出され、図の上方の行方
向電荷転送装置51に転送される。続いてG信号は出力
回路52から、R,B信号は出力回路53から出力され
る。このようにGとR,Bとを別のチャネルで並列に出
力することにより、その後の信号処理を容易にするだけ
てなく、実質的に1チャネルのデータレートを2倍にす
ることができる。
単板カラー撮像装置に応用した場合の平面構造図を示
す。同図では、61a,61bで示すG信号電荷は列方
向電荷転送装置46a,47b,46c,47dに読み
出され、図の下方の行方向電荷転送装置50に転送され
る。62a,63bで示すR,B信号電荷は列方向電荷
転送装置47a,46bに読み出され、図の上方の行方
向電荷転送装置51に転送される。続いてG信号は出力
回路52から、R,B信号は出力回路53から出力され
る。このようにGとR,Bとを別のチャネルで並列に出
力することにより、その後の信号処理を容易にするだけ
てなく、実質的に1チャネルのデータレートを2倍にす
ることができる。
【0027】図5に、本発明による固体撮像装置のさら
に別の実施例の部分拡大平面図を示す。図5において、
101a〜101dは第1の受光素子行、102a〜1
02dは第2行の受光素子行、103a〜103dは第
3行の受光素子行、104a〜104dは第4行の受光
素子行、そして105a〜105dは第5行の受光素子
行である。さらに、受光素子列の左側に第1の列方向電
荷転送装置46a、46b,46c及び46dが配列
し、同右側に列方向電荷転送装置47a、47b,47
c及び47dが配列する。他の図面と同一の参照番号で
示されるものは同一要素を示す。
に別の実施例の部分拡大平面図を示す。図5において、
101a〜101dは第1の受光素子行、102a〜1
02dは第2行の受光素子行、103a〜103dは第
3行の受光素子行、104a〜104dは第4行の受光
素子行、そして105a〜105dは第5行の受光素子
行である。さらに、受光素子列の左側に第1の列方向電
荷転送装置46a、46b,46c及び46dが配列
し、同右側に列方向電荷転送装置47a、47b,47
c及び47dが配列する。他の図面と同一の参照番号で
示されるものは同一要素を示す。
【0028】図5の実施例の構造の特徴は、受光素子か
ら列方向電荷転送装置に信号電荷を読み出す方向が、1
受光素子行にわたって同一であり、かつ列方向の転送を
上下方向に振り分けた2チャネル信号として出力するに
際して一方はG信号出力で他方がR,B信号出力となる
ようにカラーフィルタを配置した点にある。101a〜
101dと102a〜102dの第1と第2の受光素子
行ではGフィルタとRフィルタとが交互に配置される。
列方向に隣接する受光素子間では、R信号とG信号とは
互いに逆方向に信号電荷が読み出される。103a〜1
03dと104a〜104dの第3と第4行の受光素子
行ではGフィルタとBフィルタとが交互に配置される。
列方向に隣接する受光素子間では、G信号とB信号とは
互いに逆方向に信号電荷が読み出される。列方向電荷転
送装置46a、47b,46c及び47dはG信号を読
み出し、図面の下方に転送する。列方向電荷転送装置4
7a、46b,47c及び46dはR,B信号を読み出
し、図面の上方に転送する。その後、既に説明した経路
を通って出力回路52からG信号が、出力回路53から
R,B信号が出力される。
ら列方向電荷転送装置に信号電荷を読み出す方向が、1
受光素子行にわたって同一であり、かつ列方向の転送を
上下方向に振り分けた2チャネル信号として出力するに
際して一方はG信号出力で他方がR,B信号出力となる
ようにカラーフィルタを配置した点にある。101a〜
101dと102a〜102dの第1と第2の受光素子
行ではGフィルタとRフィルタとが交互に配置される。
列方向に隣接する受光素子間では、R信号とG信号とは
互いに逆方向に信号電荷が読み出される。103a〜1
03dと104a〜104dの第3と第4行の受光素子
行ではGフィルタとBフィルタとが交互に配置される。
列方向に隣接する受光素子間では、G信号とB信号とは
互いに逆方向に信号電荷が読み出される。列方向電荷転
送装置46a、47b,46c及び47dはG信号を読
み出し、図面の下方に転送する。列方向電荷転送装置4
7a、46b,47c及び46dはR,B信号を読み出
し、図面の上方に転送する。その後、既に説明した経路
を通って出力回路52からG信号が、出力回路53から
R,B信号が出力される。
【0029】以上では、本発明の実施例に関し、全受光
素子の信号を同時に読み出す、所謂全画素同時読み出し
型の固体撮像装置の場合を例に説明した。しかし、本発
明の適用範囲は、これに限定されるものではない。本発
明は、たとえばNTSC方式に準じたインターレース型
固体撮像装置として利用することもできる。その場合に
は、信号電荷が存在しない列方向電荷転送装置あるいは
転送段が必然的に生じる。この部分には光漏洩によるス
ミアや熱的に発生する暗電流等の雑音信号だけが存在す
る。これらを信号電荷と共に読み出し、信号出力からこ
の雑音信号を引き去ることで、雑音あるいは偽信号を大
幅に減少させた出力を得ることができる。
素子の信号を同時に読み出す、所謂全画素同時読み出し
型の固体撮像装置の場合を例に説明した。しかし、本発
明の適用範囲は、これに限定されるものではない。本発
明は、たとえばNTSC方式に準じたインターレース型
固体撮像装置として利用することもできる。その場合に
は、信号電荷が存在しない列方向電荷転送装置あるいは
転送段が必然的に生じる。この部分には光漏洩によるス
ミアや熱的に発生する暗電流等の雑音信号だけが存在す
る。これらを信号電荷と共に読み出し、信号出力からこ
の雑音信号を引き去ることで、雑音あるいは偽信号を大
幅に減少させた出力を得ることができる。
【0030】以上実施例に沿って本発明を説明したが、
本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種
々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に
は自明であろう。
本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種
々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に
は自明であろう。
【0031】
【発明の効果】従来の2層重ね合わせ電極製造技術を使
用し、特別な動作無効領域を形成することなく、全画素
同時読み出し固体撮像装置を実現でき、1受光素子行に
わたり均一な素子特性を得ることができる。さらに、受
光素子間に形成される2個の列方向電荷転送装置がもた
らすサンプリング正方格子の構造により、受光素子の配
列ピッチを拡大することなく解像度を向上することがで
きる。
用し、特別な動作無効領域を形成することなく、全画素
同時読み出し固体撮像装置を実現でき、1受光素子行に
わたり均一な素子特性を得ることができる。さらに、受
光素子間に形成される2個の列方向電荷転送装置がもた
らすサンプリング正方格子の構造により、受光素子の配
列ピッチを拡大することなく解像度を向上することがで
きる。
【図1】本発明の固体撮像装置の一実施例の部分拡大平
面図である。
面図である。
【図2】本発明の固体撮像装置の別の実施例の部分拡大
平面図である。
平面図である。
【図3】図2の実施例の固体撮像素子の上にカラーフィ
ルタを形成した場合の3行分の領域内の列方向電荷転送
装置の電極構造を示す拡大図である。
ルタを形成した場合の3行分の領域内の列方向電荷転送
装置の電極構造を示す拡大図である。
【図4】図2の実施例の固体撮像素子の上にカラーフィ
ルタを形成した場合の配置図である。
ルタを形成した場合の配置図である。
【図5】本発明の固体撮像装置のさらに別の実施例の部
分拡大平面図である。
分拡大平面図である。
【図6】従来の技術による固体撮像装置の部分拡大平面
図である。
図である。
11a〜11d、12a〜12d、13a〜13d、1
4a〜14d、15a〜15d・・・・・受光素子行 16a、16b、16c、16d、17a、17b,1
7c、17d・・・・・・・・列方向電荷転送装置 18・・・・・・チャネル位置変換部 19・・・・・・素子分離層 20・・・・・・行方向電荷転送装置 21・・・・・・出力回路
4a〜14d、15a〜15d・・・・・受光素子行 16a、16b、16c、16d、17a、17b,1
7c、17d・・・・・・・・列方向電荷転送装置 18・・・・・・チャネル位置変換部 19・・・・・・素子分離層 20・・・・・・行方向電荷転送装置 21・・・・・・出力回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 益金 和行 宮城県黒川郡大和町松坂平1丁目6番地 富士フイルムマイクロデバイス株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 半導体基板と、該半導体基板上に行方向
と列方向とに互いに所定の配列間隔で形成された複数の
光電変換素子と、 列方向に互いに隣接する二つの光電変換素子からなる組
を1単位とし、該1単位の光電変換素子が行方向と列方
向とに複数単位配列され、各単位の行方向の配列間隔と
列方向の配列間隔が実質的に等しいことを特徴とする固
体撮像装置。 - 【請求項2】 列方向に沿って配置されている前記光電
変換素子の各列の両側に配置され、該光電変換素子から
出力される信号電荷を列方向に転送する第1と第2の列
方向電荷転送装置と、 前記第1と第2の列方向電荷転送装置と結合し、該列方
向電荷転送装置からの信号電荷を行方向に転送する行方
向電荷転送装置と、 前記第1と第2の列方向電荷転送装置からの信号電荷を
前記行方向電荷転送装置に転送し、前記行方向電荷転送
装置上での電荷位置が全ての前記列方向電荷転送装置に
対して等間隔に並ぶように行方向位置を調整するチャネ
ル位置変換部と、 前記行方向電荷転送装置からの信号電荷を電圧信号に変
換して出力する出力回路とをさらに有することを特徴と
する請求項1記載の固体撮像装置。 - 【請求項3】 前記チャネル位置変換部は、前記全ての
列方向電荷転送装置からの信号電荷を同一のタイミング
で前記行方向電荷転送装置に転送する請求項2記載の固
体撮像装置。 - 【請求項4】 前記1単位を構成する二つの光電変換素
子の内、一方の上に緑色フィルタが形成され、他方の上
に緑色以外のフィルタが形成されたことを特徴とする請
求項1あるいは2に記載の固体撮像装置。 - 【請求項5】 各列の光電変換素子列の両側の前記第1
と第2の列方向電荷転送装置の信号電荷の転送方向が互
いに逆方向であり、前記行方向電荷転送装置はさらに前
記第1の列方向電荷転送装置からの信号電荷を行方向に
転送する第1の行方向電荷転送装置と前記第2の列方向
電荷転送装置からの信号電荷を行方向に転送する第2の
行方向電荷転送装置とを含み、前記出力回路はさらに前
記第1の行方向電荷転送装置からの信号電荷を電圧信号
に変換する第1の出力回路と前記第2の行方向電荷転送
装置からの信号電荷を電圧信号に変換する第2の出力回
路とを含むことを特徴とする請求項2〜4のいずれかに
記載の固体撮像装置。 - 【請求項6】 前記第1の列方向電荷転送装置が読み出
す光電変換素子の上に緑色フィルタが形成され、前記第
1の出力回路から緑信号が出力され、前記第2の列方向
電荷転送装置が読み出す光電変換素子の上に赤あるいは
青色フィルタが形成され、前記第2の出力回路から赤あ
るいは青信号が出力されることを特徴とする請求項5記
載の固体撮像装置。 - 【請求項7】 一列の光電変換素子列の両側の前記第1
と第2の前記列方向電荷転送装置の信号電荷の転送方向
が互いに同じ方向であることを特徴とする請求項2〜4
のいずれかに記載の固体撮像装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8288858A JPH10136264A (ja) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | 固体撮像装置 |
US08/960,058 US6690421B1 (en) | 1996-10-30 | 1997-10-29 | Structure of solid state image pickup device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8288858A JPH10136264A (ja) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | 固体撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10136264A true JPH10136264A (ja) | 1998-05-22 |
Family
ID=17735670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8288858A Pending JPH10136264A (ja) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | 固体撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10136264A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100317214B1 (ko) * | 1998-07-21 | 2001-12-22 | 가네꼬 히사시 | 고체 촬상 장치 |
JP2003052048A (ja) * | 2001-08-07 | 2003-02-21 | Olympus Optical Co Ltd | 撮像素子、撮像装置および撮像方法 |
JP2004228157A (ja) * | 2003-01-20 | 2004-08-12 | Sony Corp | 固体撮像素子 |
US7777792B2 (en) | 2004-05-27 | 2010-08-17 | Nikon Corporation | Image-capturing apparatus and computer-readable computer program product including image processing program |
KR101254360B1 (ko) * | 2005-06-01 | 2013-04-12 | 옴니비전 테크놀러지즈 인코포레이티드 | 이미지 센서 및 이를 포함하는 카메라 |
KR101269570B1 (ko) * | 2008-10-22 | 2013-06-05 | 캐논 가부시끼가이샤 | 촬상 센서 및 촬상장치 |
-
1996
- 1996-10-30 JP JP8288858A patent/JPH10136264A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101269570B1 (ko) * | 2008-10-22 | 2013-06-05 | 캐논 가부시끼가이샤 | 촬상 센서 및 촬상장치 |
US8692917B2 (en) | 2008-10-22 | 2014-04-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Image sensor and image sensing apparatus with plural vertical output lines per column |
US9294744B2 (en) | 2008-10-22 | 2016-03-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Image sensor and image sensing apparatus with plural vertical output lines |
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