JPH10135908A - 赤外線通信システム - Google Patents
赤外線通信システムInfo
- Publication number
- JPH10135908A JPH10135908A JP8282447A JP28244796A JPH10135908A JP H10135908 A JPH10135908 A JP H10135908A JP 8282447 A JP8282447 A JP 8282447A JP 28244796 A JP28244796 A JP 28244796A JP H10135908 A JPH10135908 A JP H10135908A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- infrared
- infrared communication
- slave unit
- controlled device
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Optical Communication System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 子機の消費電力の少ない赤外線通信システム
を提供する。 【解決手段】 親機に対して複数の子機を設置し、該子
機は被制御機器との間で赤外線通信をする複数の赤外線
通信手段を備えた赤外線通信システムにおいて、複数の
赤外線通信手段の内の特定の赤外線通信手段(101e
に配置された受発光モジュール)と、被制御機器(2,
112e,113b,114等)の内の特定の被制御機
器(例えば、112e)とを対応させて赤外線送受信を
行う対応手段を備えた。
を提供する。 【解決手段】 親機に対して複数の子機を設置し、該子
機は被制御機器との間で赤外線通信をする複数の赤外線
通信手段を備えた赤外線通信システムにおいて、複数の
赤外線通信手段の内の特定の赤外線通信手段(101e
に配置された受発光モジュール)と、被制御機器(2,
112e,113b,114等)の内の特定の被制御機
器(例えば、112e)とを対応させて赤外線送受信を
行う対応手段を備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、赤外線通信システ
ムに係り、特に一般家屋等の部屋毎に設置された家電製
品等と子機との間で赤外線により情報を送受する赤外線
通信システムに関する。
ムに係り、特に一般家屋等の部屋毎に設置された家電製
品等と子機との間で赤外線により情報を送受する赤外線
通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、一般住宅(一戸建住宅,マンショ
ン等)にいわゆる家庭内情報通信システムを採用するよ
うになってきた。この家庭用情報通信システムでは、一
台の親機(主装置)に対して複数の子機(端末機)を通
信線等により接続し、更に子機に対して複数の家電製品
等(被制御機器)を赤外線により通信可能にしている。
そして、被制御機器としては例えばエアコン,テレビ受
信機,ビデオテープ録再機(以下、ビデオと記す),パ
ソコン等があり、これらの被制御機器を、親機に設定し
た制御情報に応じてオン・オフ制御したり、温度制御
(エアコンの場合)する。
ン等)にいわゆる家庭内情報通信システムを採用するよ
うになってきた。この家庭用情報通信システムでは、一
台の親機(主装置)に対して複数の子機(端末機)を通
信線等により接続し、更に子機に対して複数の家電製品
等(被制御機器)を赤外線により通信可能にしている。
そして、被制御機器としては例えばエアコン,テレビ受
信機,ビデオテープ録再機(以下、ビデオと記す),パ
ソコン等があり、これらの被制御機器を、親機に設定し
た制御情報に応じてオン・オフ制御したり、温度制御
(エアコンの場合)する。
【0003】ここで、子機と被制御機器との赤外線通信
について説明する。図13(A),(B)は子機の一例
の斜視図等であり、図14は部屋に設置された子機,被
制御機器の配置を示す概念図である。図13(A)に示
すように、子機101は直方体状をなし、前面上段には
赤外線通信手段として9個の受発光モジュール(以下、
モジュールと記す)102a〜102iをマトリクス状
に配列し、前面中段には横長の液晶105を配置し、前
面下段にはテンキー等からなるキー入力部106を配置
している。ここに、モジュール102は、発光ダイオー
ドからなる発光素子103とピンフォトダイオードから
なる受光素子104を備えており、部屋内の出来るだけ
広い範囲をカバーすべく、それぞれ異なる方向に向くよ
うに取り付けてある。
について説明する。図13(A),(B)は子機の一例
の斜視図等であり、図14は部屋に設置された子機,被
制御機器の配置を示す概念図である。図13(A)に示
すように、子機101は直方体状をなし、前面上段には
赤外線通信手段として9個の受発光モジュール(以下、
モジュールと記す)102a〜102iをマトリクス状
に配列し、前面中段には横長の液晶105を配置し、前
面下段にはテンキー等からなるキー入力部106を配置
している。ここに、モジュール102は、発光ダイオー
ドからなる発光素子103とピンフォトダイオードから
なる受光素子104を備えており、部屋内の出来るだけ
広い範囲をカバーすべく、それぞれ異なる方向に向くよ
うに取り付けてある。
【0004】図13(B)は、前述の9個のモジュール
102a〜102iに対して便宜的にNo1〜No9の
番号を付与した場合の対応図である。例えば、上段左端
のモジュール102aはNo1モジュールであり、上段
中央のモジュール102bはNo2モジュールである。
また、図14に示すように、部屋111の奥の壁面中段
に子機101を取り付け、天井の手前側中央にはエアコ
ン112を取り付け、手前壁面に沿ってテレビ113と
ビデオ114を床上に設置している。エアコン112,
テレビ113,ビデオ114は、それぞれ図示しない受
発光素子を備えている。
102a〜102iに対して便宜的にNo1〜No9の
番号を付与した場合の対応図である。例えば、上段左端
のモジュール102aはNo1モジュールであり、上段
中央のモジュール102bはNo2モジュールである。
また、図14に示すように、部屋111の奥の壁面中段
に子機101を取り付け、天井の手前側中央にはエアコ
ン112を取り付け、手前壁面に沿ってテレビ113と
ビデオ114を床上に設置している。エアコン112,
テレビ113,ビデオ114は、それぞれ図示しない受
発光素子を備えている。
【0005】そして、子機101と被制御機器112,
113,114との間で赤外線通信を行う場合には、子
機101の9個のモジュール102a〜102iの発光
ダイオードを同時に赤外線発光させて、任意の被制御機
器と通信する方法が考えられる。この赤外線は、図15
に示すように、機器アドレスコード(被制御機器のアド
レスコード)を含んでいるので、赤外線通信を希望する
被制御機器を特定することができる。
113,114との間で赤外線通信を行う場合には、子
機101の9個のモジュール102a〜102iの発光
ダイオードを同時に赤外線発光させて、任意の被制御機
器と通信する方法が考えられる。この赤外線は、図15
に示すように、機器アドレスコード(被制御機器のアド
レスコード)を含んでいるので、赤外線通信を希望する
被制御機器を特定することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、被制御
機器を特定するために同時に9個の発光ダイオードをオ
ン・オフするのは子機の側の消費電力の増大を招き、好
ましいことではない。
機器を特定するために同時に9個の発光ダイオードをオ
ン・オフするのは子機の側の消費電力の増大を招き、好
ましいことではない。
【0007】そこで、本発明の目的は、子機の消費電力
の少ない赤外線通信システムを提供することである。
の少ない赤外線通信システムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、親機に対して複数の子機を
設置し、該子機は被制御機器との間で赤外線通信をする
複数の赤外線通信手段を備えた赤外線通信システムにお
いて、前記複数の赤外線通信手段の内の特定の赤外線通
信手段と、前記被制御機器の内の特定の被制御機器とを
対応させて赤外線送受信を行う対応手段を備えたことを
特徴とする。請求項1記載の発明によれば、被制御機器
と赤外線通信手段とは1対1で対応しているので、赤外
線送受信時に全部の赤外線通信手段(モジュール)を発
光する必要が無く、子機の消費電力を削減することがで
きる。
に、請求項1記載の発明は、親機に対して複数の子機を
設置し、該子機は被制御機器との間で赤外線通信をする
複数の赤外線通信手段を備えた赤外線通信システムにお
いて、前記複数の赤外線通信手段の内の特定の赤外線通
信手段と、前記被制御機器の内の特定の被制御機器とを
対応させて赤外線送受信を行う対応手段を備えたことを
特徴とする。請求項1記載の発明によれば、被制御機器
と赤外線通信手段とは1対1で対応しているので、赤外
線送受信時に全部の赤外線通信手段(モジュール)を発
光する必要が無く、子機の消費電力を削減することがで
きる。
【0009】また、請求項2記載の発明は、前記対応手
段は、特定の被制御機器に対する前記複数の赤外線通信
手段の通信品位を表すテーブルに基づいて選択動作を行
うことを特徴とする。請求項2記載の発明によれば、被
制御機器と赤外線通信手段との間で通信品位のテーブル
を作成し、例えば通信品位の最も良好な被制御機器と赤
外線通信手段との間で赤外線送受信を行うようにする。
段は、特定の被制御機器に対する前記複数の赤外線通信
手段の通信品位を表すテーブルに基づいて選択動作を行
うことを特徴とする。請求項2記載の発明によれば、被
制御機器と赤外線通信手段との間で通信品位のテーブル
を作成し、例えば通信品位の最も良好な被制御機器と赤
外線通信手段との間で赤外線送受信を行うようにする。
【0010】また、請求項3記載の発明は、前記親機は
前記テーブルを格納する第1記憶手段を備え、前記親機
は前記子機に設けた第2記憶手段に、前記第1記憶手段
に格納したテーブルをダウンロードするようにしたこと
を特徴とする。請求項3記載の発明によれば、親機の通
信品位テーブルを子機にダウンロードすることにより、
例えば図4(A)に示すように、子機と被制御機器との
間のデータを削減することができる(図4(B)に比較
して)。
前記テーブルを格納する第1記憶手段を備え、前記親機
は前記子機に設けた第2記憶手段に、前記第1記憶手段
に格納したテーブルをダウンロードするようにしたこと
を特徴とする。請求項3記載の発明によれば、親機の通
信品位テーブルを子機にダウンロードすることにより、
例えば図4(A)に示すように、子機と被制御機器との
間のデータを削減することができる(図4(B)に比較
して)。
【0011】また、請求項4記載の発明は、前記子機の
複数の赤外線通信手段に対する前記被制御機器の位置に
応じた通信品位を、前記赤外線通信手段に対する前記被
制御機器の位置の角度情報として記憶し、前記赤外線通
信手段に対する前記被制御機器の位置に基づいて通信品
位を選択するようにしたことを特徴とする。請求項4記
載の発明によれば、例えば図5(A),(B)に示すよ
うに、赤外線通信手段(子機)と被制御機器との間の通
信品位を角度情報として記憶しておく。そして、被制御
機器の位置(角度)に基づいて通信品位の良好なものを
選択する。
複数の赤外線通信手段に対する前記被制御機器の位置に
応じた通信品位を、前記赤外線通信手段に対する前記被
制御機器の位置の角度情報として記憶し、前記赤外線通
信手段に対する前記被制御機器の位置に基づいて通信品
位を選択するようにしたことを特徴とする。請求項4記
載の発明によれば、例えば図5(A),(B)に示すよ
うに、赤外線通信手段(子機)と被制御機器との間の通
信品位を角度情報として記憶しておく。そして、被制御
機器の位置(角度)に基づいて通信品位の良好なものを
選択する。
【0012】また、請求項5記載の発明は、前記被制御
機器に設けた赤外線送信手段から前記子機の赤外線通信
手段に向けて赤外線を送信し、前記赤外線通信手段の通
信品位を判定するようにしたことを特徴とする。請求項
5記載の発明によれば、例えば被制御機器の赤外線受信
位置にリモコンを仮設置し、この状態で子機の赤外線通
信手段に向けて赤外線を送出する。この状態で通信品位
を判定する。
機器に設けた赤外線送信手段から前記子機の赤外線通信
手段に向けて赤外線を送信し、前記赤外線通信手段の通
信品位を判定するようにしたことを特徴とする。請求項
5記載の発明によれば、例えば被制御機器の赤外線受信
位置にリモコンを仮設置し、この状態で子機の赤外線通
信手段に向けて赤外線を送出する。この状態で通信品位
を判定する。
【0013】また、請求項6記載の発明は、前記赤外線
通信手段の通信品位は、該赤外線通信手段を構成する受
光素子の検波レベルで行うようにしたことを特徴とす
る。
通信手段の通信品位は、該赤外線通信手段を構成する受
光素子の検波レベルで行うようにしたことを特徴とす
る。
【0014】請求項6記載の発明によれば、被制御機器
の方から赤外線を受光素子に向けて発光し、該受光素子
の検波レベルで通信品位を判定する。
の方から赤外線を受光素子に向けて発光し、該受光素子
の検波レベルで通信品位を判定する。
【0015】また、請求項7記載の発明は、前記赤外線
通信手段の通信品位は、前記赤外線送信手段から子機に
発する赤外線信号の中に信号チェックコードを混在さ
せ、該信号チェックコードが混在した赤外線信号のビッ
トエラーレートに基づいて行うようにしたことを特徴と
する。請求項7記載の発明によれば、被制御機器の方か
ら受光素子に向けて発する赤外線に信号チェックコード
を混在させ、信号チェックコードが混在した赤外線信号
のビットエラーレートに基づいて行う。このようにすれ
ば、通信品位の良好な場合はビットエラーレートが少な
く、通信品位が良好でない場合はビットレートセラーが
多い。
通信手段の通信品位は、前記赤外線送信手段から子機に
発する赤外線信号の中に信号チェックコードを混在さ
せ、該信号チェックコードが混在した赤外線信号のビッ
トエラーレートに基づいて行うようにしたことを特徴と
する。請求項7記載の発明によれば、被制御機器の方か
ら受光素子に向けて発する赤外線に信号チェックコード
を混在させ、信号チェックコードが混在した赤外線信号
のビットエラーレートに基づいて行う。このようにすれ
ば、通信品位の良好な場合はビットエラーレートが少な
く、通信品位が良好でない場合はビットレートセラーが
多い。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
に基づいて説明する。なお、既に説明した部分には同一
符号を付し、重複記載を省略する。図1は一般家屋に設
置した家庭内情報通信システムの概念図である。図1に
示すように、家屋Hは第1の部屋1a,第2の部屋1
b,第3の部屋1c,第4の部屋1d,納戸1e,居間
1f等からなる。
に基づいて説明する。なお、既に説明した部分には同一
符号を付し、重複記載を省略する。図1は一般家屋に設
置した家庭内情報通信システムの概念図である。図1に
示すように、家屋Hは第1の部屋1a,第2の部屋1
b,第3の部屋1c,第4の部屋1d,納戸1e,居間
1f等からなる。
【0017】第1の部屋1aはエアコン112aと子機
101aを備え、第2の部屋1bはエアコン112bと
子機101bとテレビ113a、第3の部屋1cはエア
コン112cと子機101c、第4の部屋1dはエアコ
ン112dと血圧計3と体重計4と子機101dをそれ
ぞれ備えている。同様に、居間1fはパソコン2とエア
コン112eと子機101eとテレビ113bとビデオ
114と、子機101a〜104eを制御する親機5を
備えている。親機5と各子機101a〜104eとは通
信線6を介して接続する。
101aを備え、第2の部屋1bはエアコン112bと
子機101bとテレビ113a、第3の部屋1cはエア
コン112cと子機101c、第4の部屋1dはエアコ
ン112dと血圧計3と体重計4と子機101dをそれ
ぞれ備えている。同様に、居間1fはパソコン2とエア
コン112eと子機101eとテレビ113bとビデオ
114と、子機101a〜104eを制御する親機5を
備えている。親機5と各子機101a〜104eとは通
信線6を介して接続する。
【0018】(1)第1実施形態例 本実施形態例は子機の9個のモジュールの内、どの被制
御機器に対してどのモジュールの通信品位が優れている
かをテーブルにした場合である。図2は居間1fに設置
された子機101eと被制御機器との3次元配置を示す
斜視図であり、図3(A)は例えばエアコン等の被制御
機器に対するモジュールの通信品位の順を表すテーブル
であり、図3(B)は各被制御機器に対して最も通信品
位の優れたモジュールを表すテーブルである。
御機器に対してどのモジュールの通信品位が優れている
かをテーブルにした場合である。図2は居間1fに設置
された子機101eと被制御機器との3次元配置を示す
斜視図であり、図3(A)は例えばエアコン等の被制御
機器に対するモジュールの通信品位の順を表すテーブル
であり、図3(B)は各被制御機器に対して最も通信品
位の優れたモジュールを表すテーブルである。
【0019】図2に示すように、居間1fにおいて、子
機101eから見るとエアコン112eの位置は天井右
であり、パソコン2は左中段(図示しない机上)であ
り、テレビ113bは前方床上であり、ビデオ114は
左前方床上である。また、子機101eのモジュール配
置は、前記図13(A),(B)に示す通りである。従
って、それぞれのモジュールと各被制御機器との距離や
方向性には差がある。例えば、エアコン112eに対し
ては、上段左端のNo1モジュール102aが通信品位
が最良であり、次に上段中央のNo2モジュール102
bが良好であり、以下同様にNo4モジュール102
d、No7モジュール102gの順である。かかる通信
品位順が図3(A)に示すように、第1テーブルT1 に
格納する。
機101eから見るとエアコン112eの位置は天井右
であり、パソコン2は左中段(図示しない机上)であ
り、テレビ113bは前方床上であり、ビデオ114は
左前方床上である。また、子機101eのモジュール配
置は、前記図13(A),(B)に示す通りである。従
って、それぞれのモジュールと各被制御機器との距離や
方向性には差がある。例えば、エアコン112eに対し
ては、上段左端のNo1モジュール102aが通信品位
が最良であり、次に上段中央のNo2モジュール102
bが良好であり、以下同様にNo4モジュール102
d、No7モジュール102gの順である。かかる通信
品位順が図3(A)に示すように、第1テーブルT1 に
格納する。
【0020】同様に、テレビ113bに対しては、N
o.8,No.5,No.7,No.9の順であり、ビ
デオ114に対しては、No.9,No.8,No.
6,No.5であり、パソコン2に対しては、No.
6,No.5,No.3,No.9の順である。また、
図3(B)に示すように、各被制御機器に対して最良の
通信品位のモジュールのみを第2テーブルT2 に格納し
てもよい。
o.8,No.5,No.7,No.9の順であり、ビ
デオ114に対しては、No.9,No.8,No.
6,No.5であり、パソコン2に対しては、No.
6,No.5,No.3,No.9の順である。また、
図3(B)に示すように、各被制御機器に対して最良の
通信品位のモジュールのみを第2テーブルT2 に格納し
てもよい。
【0021】そして、親機5のメモリ(図示せず)に前
記第1テーブルT1 または第2テーブルT2 を格納して
おき、親機5から被制御機器を制御する場合には、図4
(B)に示すようなデータ列を送信し、子機101eの
最良の通信品位のモジュールを選択して被制御機器と通
信を行う。例えば、親機5からエアコン112eを制御
する場合には、子機101eのNo.1モジュール10
2aを選択して通信を行う。このようにすれば通信エラ
ーを少なくすることができる。以上のようなテーブルT
1 またはテーブルT2 を各部屋の各子機毎に作成し、前
記親機5のメモリに格納しておく。
記第1テーブルT1 または第2テーブルT2 を格納して
おき、親機5から被制御機器を制御する場合には、図4
(B)に示すようなデータ列を送信し、子機101eの
最良の通信品位のモジュールを選択して被制御機器と通
信を行う。例えば、親機5からエアコン112eを制御
する場合には、子機101eのNo.1モジュール10
2aを選択して通信を行う。このようにすれば通信エラ
ーを少なくすることができる。以上のようなテーブルT
1 またはテーブルT2 を各部屋の各子機毎に作成し、前
記親機5のメモリに格納しておく。
【0022】また、子機に書き換え可能なメモリを設
け、親機5から子機101eに例えばテーブルT1 をダ
ウンロードし、子機101eでモジュールを選択して通
信するようにしてもよい。このようにすれば、親機5か
ら子機101eを介して例えばエアコン112eを制御
する場合には、どのモジュールを使用するかは予め第1
テーブルT1 に登録されているので、図4(A)に示す
ように、通信データ列が短くて済む。
け、親機5から子機101eに例えばテーブルT1 をダ
ウンロードし、子機101eでモジュールを選択して通
信するようにしてもよい。このようにすれば、親機5か
ら子機101eを介して例えばエアコン112eを制御
する場合には、どのモジュールを使用するかは予め第1
テーブルT1 に登録されているので、図4(A)に示す
ように、通信データ列が短くて済む。
【0023】(2)第2実施形態例 本実施形態例は子機と各被制御機器との位置関係に基づ
き最良の通信品位のモジュールを選択する場合である。
図5(A)に示すように、子機101eを天井側から床
方向に見た場合(水平方向)には、水平方向を3等分し
た範囲(各60°)がそれぞれのモジュールグループに
とって通信品位が良好になる。即ち、範囲Aに対しては
No.3,No.6,No.9の各モジュールが良好で
あり(図13(B)参照)、範囲Bに対してはNo.
2,No.5,No.8が良好であり、範囲Cに対して
はNo.1,No.4,No.7が良好である。
き最良の通信品位のモジュールを選択する場合である。
図5(A)に示すように、子機101eを天井側から床
方向に見た場合(水平方向)には、水平方向を3等分し
た範囲(各60°)がそれぞれのモジュールグループに
とって通信品位が良好になる。即ち、範囲Aに対しては
No.3,No.6,No.9の各モジュールが良好で
あり(図13(B)参照)、範囲Bに対してはNo.
2,No.5,No.8が良好であり、範囲Cに対して
はNo.1,No.4,No.7が良好である。
【0024】同様に、図5(B)に示すように、子機1
01eを側面側から見た場合(垂直方向)には、垂直方
向を3等分した範囲がそれぞれのモジュールグループに
とって通信品位が良好になる。即ち、範囲Dに対しては
No.1,No.2,No.3モジュールが良好であ
り、範囲Eに対してはNo.4,No.5,No.6が
良好であり、範囲Fに対してはNo.7,No.8,N
o.9が良好である。
01eを側面側から見た場合(垂直方向)には、垂直方
向を3等分した範囲がそれぞれのモジュールグループに
とって通信品位が良好になる。即ち、範囲Dに対しては
No.1,No.2,No.3モジュールが良好であ
り、範囲Eに対してはNo.4,No.5,No.6が
良好であり、範囲Fに対してはNo.7,No.8,N
o.9が良好である。
【0025】そして、図6(A),(B)に示すよう
に、例えば子機に対して被制御機器の垂直方向の位置が
正面(範囲E)であり(図5(B)参照)、水平方向の
位置が左側面(範囲C)である(図5(A)参照)と仮
定する。
に、例えば子機に対して被制御機器の垂直方向の位置が
正面(範囲E)であり(図5(B)参照)、水平方向の
位置が左側面(範囲C)である(図5(A)参照)と仮
定する。
【0026】かかる仮定の下に、先ず、垂直方向の情報
として正面を入力し(ステップS1)、水平方向で
左側面を入力する(ステップS2)。これによりマトリ
クス(図13(B)参照)の検索を行い(ステップS
3)、受発光モジュールとして最高の通信品位のNo.
4モジュールを選択する(ステップS4)。このように
すれば、部屋の中で子機と被制御機器との相対的な位置
が判明すれば(図2参照)、当該被制御機器に対してど
のモジュールが最良の通信品位であるかを簡単に選択す
ることができる。
として正面を入力し(ステップS1)、水平方向で
左側面を入力する(ステップS2)。これによりマトリ
クス(図13(B)参照)の検索を行い(ステップS
3)、受発光モジュールとして最高の通信品位のNo.
4モジュールを選択する(ステップS4)。このように
すれば、部屋の中で子機と被制御機器との相対的な位置
が判明すれば(図2参照)、当該被制御機器に対してど
のモジュールが最良の通信品位であるかを簡単に選択す
ることができる。
【0027】(3)第3実施形態例 本実施形態例は被制御機器の付属リモコン(例えば、エ
アコンの付属リモコン)を用いて、当該エアコンに対し
て最良の通信品位のモジュールを選択する場合である。
図7は本実施形態例のブロック図であり、図8,図9は
本実施形態例の動作フローチャートである。
アコンの付属リモコン)を用いて、当該エアコンに対し
て最良の通信品位のモジュールを選択する場合である。
図7は本実施形態例のブロック図であり、図8,図9は
本実施形態例の動作フローチャートである。
【0028】図2において、エアコン112e用の付属
リモコン(図示せず)をエアコン112eのモジュール
(図示せず)の位置に置き、子機101eに向けて赤外
線を発することが可能であることを前提とする。図8,
図9に示すように、子機101eの登録モードキー(キ
ー入力部106に配置されているキー(図示せず)であ
って、モジュールの選択登録およびリモコンの制御コー
ドを新規に登録可能なモードに設定するキー)を押下
し、登録モードであることを子機101eに認識させる
(ステップS11)。次いで、被制御機器(この場合は
エアコン112e)の受発光部から子機101eのモジ
ュールに向けて付属リモコンの赤外線通信用のキーを押
下し続け、次の操作を繰り返し行う(ステップS1
2)。
リモコン(図示せず)をエアコン112eのモジュール
(図示せず)の位置に置き、子機101eに向けて赤外
線を発することが可能であることを前提とする。図8,
図9に示すように、子機101eの登録モードキー(キ
ー入力部106に配置されているキー(図示せず)であ
って、モジュールの選択登録およびリモコンの制御コー
ドを新規に登録可能なモードに設定するキー)を押下
し、登録モードであることを子機101eに認識させる
(ステップS11)。次いで、被制御機器(この場合は
エアコン112e)の受発光部から子機101eのモジ
ュールに向けて付属リモコンの赤外線通信用のキーを押
下し続け、次の操作を繰り返し行う(ステップS1
2)。
【0029】即ち、子機101eのCPU14(図7)
は、先ず、No.1モジュール102aに切り替える
(ステップS13)。すると、前記付属リモコンからの
赤外線をNo.1モジュール102aの受光ダイオード
11(図7参照)が受光し、増幅器,BPF,検波器,
切替器等を介して検波レベル判定部12で検波レベルを
判定し、検波レベル信号をA/Dコンバータでデジタル
化する(ステップS14)。そして、No.1モジュー
ル102aの検波レベルと受信コード(付属リモコンか
ら送られるエアコン112eのリモコンコード)をメモ
リ13に一時記憶する(ステップS15)。以上の過程
をNo.1〜No.9の全モジュールに対して繰り返す
(ステップS16)。
は、先ず、No.1モジュール102aに切り替える
(ステップS13)。すると、前記付属リモコンからの
赤外線をNo.1モジュール102aの受光ダイオード
11(図7参照)が受光し、増幅器,BPF,検波器,
切替器等を介して検波レベル判定部12で検波レベルを
判定し、検波レベル信号をA/Dコンバータでデジタル
化する(ステップS14)。そして、No.1モジュー
ル102aの検波レベルと受信コード(付属リモコンか
ら送られるエアコン112eのリモコンコード)をメモ
リ13に一時記憶する(ステップS15)。以上の過程
をNo.1〜No.9の全モジュールに対して繰り返す
(ステップS16)。
【0030】次いで、前記メモリ13に一時記憶したN
o.1〜No.9のモジュールの検波レベルと受信コー
ドを親機5(図1参照)に送信すると(ステップS1
7)、子機101eは登録が終了した旨を液晶105
(図13(A))に表示する(ステップS18)。前記
登録終了の表示を確認後、前記リモコンの赤外線通信キ
ーを離す(ステップS19)。
o.1〜No.9のモジュールの検波レベルと受信コー
ドを親機5(図1参照)に送信すると(ステップS1
7)、子機101eは登録が終了した旨を液晶105
(図13(A))に表示する(ステップS18)。前記
登録終了の表示を確認後、前記リモコンの赤外線通信キ
ーを離す(ステップS19)。
【0031】親機5は子機101eから送信された各モ
ジュール毎の検波レベルを比較し(ステップS20)、
検波レベル大(最大)のモジュールを通信品位良(最
良)とし(ステップS21)、その最大検波レベルのモ
ジュールを登録する(ステップS22)。また、前記子
機から送られた受信コードと、予め親機5に記憶させて
ある各社のリモコンコードとを比較し(ステップS2
3)、メーカと機器名を判定して親機5に登録する)
(ステップS24)。本実施形態例によればステップS
22までにより、例えばエアコンに対する最良のモジュ
ールを判別することが可能であり、また、ステップS2
2、ステップS23、ステップS24により被制御機器
(エアコン等)の登録を行うことができる。
ジュール毎の検波レベルを比較し(ステップS20)、
検波レベル大(最大)のモジュールを通信品位良(最
良)とし(ステップS21)、その最大検波レベルのモ
ジュールを登録する(ステップS22)。また、前記子
機から送られた受信コードと、予め親機5に記憶させて
ある各社のリモコンコードとを比較し(ステップS2
3)、メーカと機器名を判定して親機5に登録する)
(ステップS24)。本実施形態例によればステップS
22までにより、例えばエアコンに対する最良のモジュ
ールを判別することが可能であり、また、ステップS2
2、ステップS23、ステップS24により被制御機器
(エアコン等)の登録を行うことができる。
【0032】(4)第4実施形態例 付属リモコンを使用しないで、前記第3実施形態例と同
様に当該被制御機器に対する最良の通信品位のモジュー
ルを判別する場合である。図10(A)に示すように、
リモコンの代わりに赤外線送受信機20を別途用意す
る。この赤外線送受信機20は、一般的な付属リモコン
と同様に発光ダイオード,受光ダイオード,検波回路,
復調回路等を備えている。
様に当該被制御機器に対する最良の通信品位のモジュー
ルを判別する場合である。図10(A)に示すように、
リモコンの代わりに赤外線送受信機20を別途用意す
る。この赤外線送受信機20は、一般的な付属リモコン
と同様に発光ダイオード,受光ダイオード,検波回路,
復調回路等を備えている。
【0033】そして、図10(B)に示すように、被制
御機器(例えば、エアコン112e)の受光部に赤外線
送受信機20を取り付け、子機101eのモジュール1
02との間で赤外線通信を行う。次に図11に示すフロ
ーチャートに基づいて本実施形態例の動作を説明する。
御機器(例えば、エアコン112e)の受光部に赤外線
送受信機20を取り付け、子機101eのモジュール1
02との間で赤外線通信を行う。次に図11に示すフロ
ーチャートに基づいて本実施形態例の動作を説明する。
【0034】先ず、赤外線送受信機20を被制御機器に
取り付ける(ステップS31)。子機101eがNo.
1モジュールの発光素子を選択し(ステップS32)、
子機101eが送受信機20に向けて送信要求メッセー
ジを送信し、送受信機20からの返答メッセージを待つ
(ステップS33)。
取り付ける(ステップS31)。子機101eがNo.
1モジュールの発光素子を選択し(ステップS32)、
子機101eが送受信機20に向けて送信要求メッセー
ジを送信し、送受信機20からの返答メッセージを待つ
(ステップS33)。
【0035】送受信機20は前記送信要求メッセージを
受けて(ステップS34)、該メッセージに対応した返
答メッセージを送信する(ステップS35)。子機10
1eに対する返答メッセージが無い場合には(ステップ
S36;無)、検波レベルを0として次に説明するステ
ップS38に移行する。前記返答メッセージが有る場合
には(ステップS36;有)、子機101eの検波レベ
ル判定部12(図7参照)で検波レベルを判定し検波レ
ベル信号をデジタル化し(ステップS38)、メモリに
No.1モジュールの検波レベルを一時記憶する(ステ
ップS39)。
受けて(ステップS34)、該メッセージに対応した返
答メッセージを送信する(ステップS35)。子機10
1eに対する返答メッセージが無い場合には(ステップ
S36;無)、検波レベルを0として次に説明するステ
ップS38に移行する。前記返答メッセージが有る場合
には(ステップS36;有)、子機101eの検波レベ
ル判定部12(図7参照)で検波レベルを判定し検波レ
ベル信号をデジタル化し(ステップS38)、メモリに
No.1モジュールの検波レベルを一時記憶する(ステ
ップS39)。
【0036】かかる操作をNo.1〜No.9の全モジ
ュールに対して繰り返し、全モジュールが終了した場合
には(ステップS40;YES)、前述の一時記憶した
検波レベル内容を親機5へ送信すると(ステップS4
2)、子機101eは液晶105に終了した旨を表示す
る(ステップS42)。次いで、赤外線送受信機20を
被制御機器(エアコン)112eから取り外す(ステッ
プS43)。親機5は送信された検波レベルを比較し
(ステップS44)、検波レベルが最大のモジュールを
通信品位良のものとして当該被制御機器(例えば、エア
コン)に専属対応のモジュールとする(ステップS4
5)。
ュールに対して繰り返し、全モジュールが終了した場合
には(ステップS40;YES)、前述の一時記憶した
検波レベル内容を親機5へ送信すると(ステップS4
2)、子機101eは液晶105に終了した旨を表示す
る(ステップS42)。次いで、赤外線送受信機20を
被制御機器(エアコン)112eから取り外す(ステッ
プS43)。親機5は送信された検波レベルを比較し
(ステップS44)、検波レベルが最大のモジュールを
通信品位良のものとして当該被制御機器(例えば、エア
コン)に専属対応のモジュールとする(ステップS4
5)。
【0037】(5)第5実施形態例 本実施形態例はリモコンを使用しないで、当該被制御機
器に対する最良の通信品位のモジュールを判別する場合
である。本実施形態例と前記第4実施形態例との相違点
は、第4実施形態例が検波レベルを備えて各モジュール
の検波レベルを比較していたのに対し、本実施形態例は
被制御機器(エアコン)112eからの返答メッセージ
を疑似ランダム信号やCRCチェックコード付きメッセ
ージとし、そのBER(Bit Error Rate)を比較した点で
ある。本実施形態例に適用する子機の構成は前記図7に
示したブロック図から検波レベル判定部12を削除した
ものである。
器に対する最良の通信品位のモジュールを判別する場合
である。本実施形態例と前記第4実施形態例との相違点
は、第4実施形態例が検波レベルを備えて各モジュール
の検波レベルを比較していたのに対し、本実施形態例は
被制御機器(エアコン)112eからの返答メッセージ
を疑似ランダム信号やCRCチェックコード付きメッセ
ージとし、そのBER(Bit Error Rate)を比較した点で
ある。本実施形態例に適用する子機の構成は前記図7に
示したブロック図から検波レベル判定部12を削除した
ものである。
【0038】次に図12に基づき本実施形態例の動作を
説明する。先ず、赤外線送受信機20を被制御機器に取
り付ける(ステップS51)。子機101eがNo.1
モジュールの発光素子を選択し(ステップS52)、子
機101eが送受信機20に向けて送信要求メッセージ
を送信し、送受信機20からの返答メッセージを待つ
(ステップS53)。
説明する。先ず、赤外線送受信機20を被制御機器に取
り付ける(ステップS51)。子機101eがNo.1
モジュールの発光素子を選択し(ステップS52)、子
機101eが送受信機20に向けて送信要求メッセージ
を送信し、送受信機20からの返答メッセージを待つ
(ステップS53)。
【0039】送受信機20は前記送信要求メッセージを
受けて(ステップS54)、疑似ランダム信号やCRC
チェックコード付きの返答メッセージを送信する(ステ
ップS55)。子機101eに対する返答メッセージが
無い場合には(ステップS56;無)、通信不可として
(ステップS57)、次に説明するステップS58に移
行する。前記返答メッセージが有る場合には(ステップ
S56;有)、親機5に受信内容を送信すると(ステッ
プS58)、親機5は該受信内容を記憶する(ステップ
S59)。
受けて(ステップS54)、疑似ランダム信号やCRC
チェックコード付きの返答メッセージを送信する(ステ
ップS55)。子機101eに対する返答メッセージが
無い場合には(ステップS56;無)、通信不可として
(ステップS57)、次に説明するステップS58に移
行する。前記返答メッセージが有る場合には(ステップ
S56;有)、親機5に受信内容を送信すると(ステッ
プS58)、親機5は該受信内容を記憶する(ステップ
S59)。
【0040】かかる操作をNo.1〜No.9の全モジ
ュールに対して繰り返し、全モジュールが終了した場合
には(ステップS60;YES)、子機101eは液晶
105に終了した旨を表示する(ステップS61)。次
いで、赤外線送受信機20を被制御機器(エアコン)1
12eから取り外す(ステップS62)。親機5は受信
して記憶してある疑似ランダム信号またはCRCチェッ
クコードよりBERを算出し(ステップS63)、BE
Rを比較し(ステップS64)、BERの小さいものに
対応したモジュールを通信品位良とする(ステップS6
5)。
ュールに対して繰り返し、全モジュールが終了した場合
には(ステップS60;YES)、子機101eは液晶
105に終了した旨を表示する(ステップS61)。次
いで、赤外線送受信機20を被制御機器(エアコン)1
12eから取り外す(ステップS62)。親機5は受信
して記憶してある疑似ランダム信号またはCRCチェッ
クコードよりBERを算出し(ステップS63)、BE
Rを比較し(ステップS64)、BERの小さいものに
対応したモジュールを通信品位良とする(ステップS6
5)。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように各請求項記載の発明
によれば、子機の特定の赤外線通信手段と、特定の被制
御機器とを特定しているので、赤外線通信の際に子機の
全赤外線通信手段を発光させないでも、所望の赤外線通
信を行うことができる。従って、子機の消費電力を小さ
くすることができる。
によれば、子機の特定の赤外線通信手段と、特定の被制
御機器とを特定しているので、赤外線通信の際に子機の
全赤外線通信手段を発光させないでも、所望の赤外線通
信を行うことができる。従って、子機の消費電力を小さ
くすることができる。
【図1】本発明の実施形態例を適用する一般住宅の概念
図である。
図である。
【図2】前記一般住宅の部屋における被制御機器の配置
状況を示す概念図である。
状況を示す概念図である。
【図3】同第1実施形態例の被制御機器毎の通信品位の
テーブルであって、(A)は通信品位の順のテーブル、
(B)は通信品位最良のもののみのテーブルである。
テーブルであって、(A)は通信品位の順のテーブル、
(B)は通信品位最良のもののみのテーブルである。
【図4】(A)は同第1実施形態例に使用する通信デー
タの構成図、(B)は従来の通信データの構成図であ
る。
タの構成図、(B)は従来の通信データの構成図であ
る。
【図5】同第2実施形態例における、被制御機器に対し
て良好な子機のモジュールを示す図であって、(A)は
水平方向に配置された被制御機器に対するモジュール番
号、(B)は垂直方向に配置された被制御機器に対する
モジュール番号である。
て良好な子機のモジュールを示す図であって、(A)は
水平方向に配置された被制御機器に対するモジュール番
号、(B)は垂直方向に配置された被制御機器に対する
モジュール番号である。
【図6】(A)は同第2実施形態例における被制御機器
の位置に対してどのモジュールの通信品位が良好である
かを示すマトリクス図、(B)は同マトリクス図中の最
適はモジュールを選択するフローチャートである。
の位置に対してどのモジュールの通信品位が良好である
かを示すマトリクス図、(B)は同マトリクス図中の最
適はモジュールを選択するフローチャートである。
【図7】同第3実施形態例のブロック図である。
【図8】同第3実施形態例の動作フローチャートであ
る。
る。
【図9】図8の続きの動作フローチャートである。
【図10】同第4実施形態例における付属リモコンが無
い場合の対策を示す図であって、(A)は付属リモコン
の代替の赤外線送受信機のブロック図、(B)は該代替
の赤外線送受信機の取り付けを示す概念図である。
い場合の対策を示す図であって、(A)は付属リモコン
の代替の赤外線送受信機のブロック図、(B)は該代替
の赤外線送受信機の取り付けを示す概念図である。
【図11】同第4実施形態例の動作フローチャートであ
る。
る。
【図12】同第5実施形態例の動作フローチャートであ
る。
る。
【図13】従来の子機を示す図であって、(A)は斜視
図、(B)はモジュールの配置を示す図である。
図、(B)はモジュールの配置を示す図である。
【図14】従来の一般住宅の部屋における被制御機器の
配置例を示す斜視図である。
配置例を示す斜視図である。
【図15】従来の子機と被制御機器間の赤外線通信に使
用するデータ列の例を示す図である。
用するデータ列の例を示す図である。
H 一般家屋 T テーブル 1 部屋 2 パソコン 5 親機 6 通信線 101 子機 102 赤外線モジュール(赤外線通信手段) 103 発光素子 104 受光素子 105 液晶 106 キー入力部 112 エアコン(被制御機器) 113 テレビ(被制御機器) 114 ビデオテープ録再機(被制御機器)
Claims (7)
- 【請求項1】 親機に対して複数の子機を設置し、該子
機は被制御機器との間で赤外線通信をする複数の赤外線
通信手段を備えた赤外線通信システムにおいて、 前記複数の赤外線通信手段の内の特定の赤外線通信手段
と、前記被制御機器の内の特定の被制御機器とを対応さ
せて赤外線送受信を行う対応手段を備えたことを特徴と
する赤外線通信システム。 - 【請求項2】 前記対応手段は、特定の被制御機器に対
する前記複数の赤外線通信手段の通信品位を表すテーブ
ルに基づいて選択動作を行うことを特徴とする請求項1
記載の赤外線通信システム。 - 【請求項3】 前記親機は前記テーブルを格納する第1
記憶手段を備え、前記親機は前記子機に設けた第2記憶
手段に、前記第1記憶手段に格納したテーブルをダウン
ロードするようにしたことを特徴とする請求項1記載の
赤外線通信システム。 - 【請求項4】 前記子機の複数の赤外線通信手段に対す
る前記被制御機器の位置に応じた通信品位を、前記赤外
線通信手段に対する前記被制御機器の位置の角度情報と
して記憶し、前記赤外線通信手段に対する前記被制御機
器の位置に基づいて通信品位を選択するようにしたこと
を特徴とする請求項2または請求項3記載の赤外線通信
システム。 - 【請求項5】 前記被制御機器に設けた赤外線送信手段
から前記子機の赤外線通信手段に向けて赤外線を送信
し、前記赤外線通信手段の通信品位を判定するようにし
たことを特徴とする請求項2乃至請求項4記載の赤外線
通信システム。 - 【請求項6】 前記赤外線通信手段の通信品位は、該赤
外線通信手段を構成する受光素子の検波レベルで行うよ
うにしたことを特徴とする請求項5記載の赤外線通信シ
ステム。 - 【請求項7】 前記赤外線通信手段の通信品位は、前記
赤外線送信手段から子機に発する赤外線信号の中に信号
チェックコードを混在させ、該信号チェックコードが混
在した赤外線信号のビットエラーレートに基づいて行う
ようにしたことを特徴とする請求項5記載の赤外線通信
システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8282447A JPH10135908A (ja) | 1996-10-24 | 1996-10-24 | 赤外線通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8282447A JPH10135908A (ja) | 1996-10-24 | 1996-10-24 | 赤外線通信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10135908A true JPH10135908A (ja) | 1998-05-22 |
Family
ID=17652550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8282447A Pending JPH10135908A (ja) | 1996-10-24 | 1996-10-24 | 赤外線通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10135908A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040009674A (ko) * | 2002-07-24 | 2004-01-31 | (주)다솜티앤씨 | 오디오 비주얼 기기용 통합 컨트롤 장치 |
JP2006345143A (ja) * | 2005-06-08 | 2006-12-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 遠隔操作端末 |
JP2006345142A (ja) * | 2005-06-08 | 2006-12-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 赤外線通信装置 |
-
1996
- 1996-10-24 JP JP8282447A patent/JPH10135908A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040009674A (ko) * | 2002-07-24 | 2004-01-31 | (주)다솜티앤씨 | 오디오 비주얼 기기용 통합 컨트롤 장치 |
JP2006345143A (ja) * | 2005-06-08 | 2006-12-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 遠隔操作端末 |
JP2006345142A (ja) * | 2005-06-08 | 2006-12-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 赤外線通信装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4491015B2 (ja) | ネットワーク内の装置に名前を割り当てるための方法および構成 | |
US6384737B1 (en) | Method and apparatus for allowing a personal computer to control one or more devices | |
CA2634180C (en) | An improved remote control for home entertainment | |
US20070210918A1 (en) | Remote control location technique and associated apparatus | |
US20050162282A1 (en) | Power strip with control and monitoring functionality | |
US6380866B1 (en) | System and apparatus for controlling an appliance situated within a premises | |
JP2007006534A (ja) | 電子装置の遠隔制御方法及び装置並びに電子装置 | |
JP2002223266A (ja) | 情報交換方法及び情報通信装置、情報交換処理プログラムを情報処理装置に実行させる媒体、プログラム実行装置、及び情報交換処理プログラム | |
US8022837B2 (en) | Infrared signal distribution and management system and method | |
JP2002152856A (ja) | 電子機器の遠隔制御ユニットおよびサービス管理サーバ、電子機器の遠隔制御方法 | |
JP2003037604A (ja) | 機器グループ化システム、受信装置、管理装置、機器グループ化方法、プログラム、および媒体 | |
JP2007282044A (ja) | 制御装置、方法及びプログラム | |
JP2003284169A (ja) | 家電機器のリモコン装置 | |
JPH10135908A (ja) | 赤外線通信システム | |
JP2013255107A (ja) | コントローラ、制御端末、遠隔制御システムおよび通信方法をプロセッサに実行させるためのプログラム | |
JP5344188B2 (ja) | 可搬型情報処理端末及び可搬型情報処理端末用プログラム | |
JP3474443B2 (ja) | 双方向リモコン | |
JP3249449B2 (ja) | 複数機器の集中制御システム | |
JP6182908B2 (ja) | 管理装置、管理システム、及び管理プログラム | |
JP2005130307A (ja) | ホームネットワーク端末及びルームゲートウエイ | |
JP2006229947A (ja) | 遠隔制御装置、電子機器、通信システム、および遠隔制御システム | |
JP2002345054A (ja) | リモートコントロール装置、電気/電子機器、及び電気/電子機器システム | |
JP2004194085A (ja) | 携帯電話システム及び携帯電話機 | |
KR100298627B1 (ko) | 개인용컴퓨터가 하나 이상의 기기들을 제어하게 하는 방법 및 장치 | |
JP2004253869A (ja) | 遠隔制御装置 |