JPH10135832A - サンプル・ホールド回路 - Google Patents

サンプル・ホールド回路

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JPH10135832A
JPH10135832A JP28495796A JP28495796A JPH10135832A JP H10135832 A JPH10135832 A JP H10135832A JP 28495796 A JP28495796 A JP 28495796A JP 28495796 A JP28495796 A JP 28495796A JP H10135832 A JPH10135832 A JP H10135832A
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JP28495796A
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Hirobumi Musha
博文 武者
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C27/00Electric analogue stores, e.g. for storing instantaneous values
    • G11C27/02Sample-and-hold arrangements

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ドループレートが小さく、かつア
クイジション時間が短い高速なサンプル・ホールド回路
を提供する。 【解決手段】 入力電圧の近傍電圧を出力するD/Aコ
ンバータと、該D/Aコンバータの出力電圧と、入力電
圧との差を出力する減算器と、該減算器の出力電圧をサ
ンプル・ホールドするサンプル・ホールド手段と、該サ
ンプル・ホールド手段のホールド電圧と、前記D/Aコ
ンバータの出力電圧とを加算する加算器による解決手
段。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低ドループレート
の高速サンプル・ホールド回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術のサンプル・ホールド回路の例
について、図8〜図10を参照して説明する。サンプル
・ホールド回路とは、入力のアナログ信号をトラッキン
グ(追従)し、ホールドコマンドが与えられると、ホー
ルドコマンドが実行された瞬間の入力信号の電圧を保持
し、アナログ記憶装置の機能をはたす回路である。
【0003】図8に示すように、従来のサンプル・ホー
ルド回路の構成は、ボルテージフォロワの入力バッファ
11と、出力バッファ12と、サンプル・ホールド信号
(以下S/H信号と記す)によりON/OFFされるス
イッチS1と、ホールドコンデンサC1とで構成してい
る。現実のサンプル・ホールド回路においては、ホール
ドコンデンサC1と直列に数百オームの直列抵抗R1が
挿入されているし、また、ホールドコンデンサC1と並
列にリーク電流による高抵抗値の並列抵抗R3が等価的
に接続されているとみなせる。
【0004】図8において、S/H信号によりスイッチ
S1をONにしてサンプルモードにすると、出力電圧V
1はt=R1・C1の時定数で充電される、図9に示す
充電電圧であり、アクイジション時間t1における出力
電圧V1は下記式(1)となる。アクイジション時間と
は、いったんサンプル・コマンドが与えられてから、新
しい入力電圧を、必要とする誤差範囲の電圧として獲得
するのに要する最長時間のことをいう。ここで、入力電
圧をViとし、許容誤差電圧はΔV1とする。 V1=Vi−ΔV1 ・・・・(1)
【0005】次に、図8に示すスイッチS1をOFFに
してホールドモ−ドにすると、t=R3・C1の時定数
で図9に示すようにホールド電圧が放電して減少し、t
=t2における出力電圧V1は下記式(2)となる。こ
こで、ドループレートによるt=t2における減少電圧
をΔV2とする。ドループレートとは、ホールドコンデ
ンサからのリーク電流のために放電して出力電圧が減少
するレート(dV/dt)をいう。 V1=Vi−ΔV1−ΔV2 ・・・・(2)
【0006】図10に示すように、サンプル・ホールド
回路において、ホールドコンデンサC1の容量Cと、ア
クイジション時間t1と、ドループレートとはトレード
オフの関係にある。
【0007】即ち、トレードオフの関係とは、ホールド
コンデンサC1の容量Cが小さいとき、アクイジション
時間t1は短くなり、ドループレートは大きくなるが、
反対に、ホールドコンデンサC1の容量Cが大きいと
き、アクイジション時間t1は長くなり、ドループレー
トは小さくなることをいう。
【0008】例えば、図10に示すA点のように、ドル
ープレートが小さく、かつアクイジション時間t1が短
い高速なサンプル・ホールド回路は実現できなかった。
【0009】従って、ドループレートが大きいと、ホー
ルド時間を長くする必要のある場合に、誤差電圧ΔV2
が大きくなる。例えば、スペクトラムアナライザにおい
て、サンプル・ホールド回路の出力電圧を掃引の制御電
圧に使用した場合、信号表示レベルの周波数ドリフトと
して観測され測定誤差の原因となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記説明のように、ド
ループレートが小さく、かつアクイジション時間t1が
短い高速なサンプル・ホールド回路は実現が困難であっ
た。また、ホールド時間を長くした場合に、ドループレ
ートによるホールド電圧の減少が大きくなる実用上の不
便があった。そこで、本発明は、こうした問題に鑑みな
されたもので、その目的は、ドループレートが小さく、
かつアクイジション時間が短い高速サンプル・ホールド
回路を提供することにある。
【0011】
【課題を解決する為の手段】即ち、上記目的を達成する
ためになされた本発明の第1は、入力電圧の近傍電圧を
出力するD/Aコンバータと、該D/Aコンバータの出
力電圧と、入力電圧との差を出力する減算器と、該減算
器の出力電圧をサンプル・ホールドするサンプル・ホー
ルド手段と、該サンプル・ホールド手段のホールド電圧
と、前記D/Aコンバータの出力電圧とを加算する加算
器と、を具備していることを特徴としたサンプル・ホー
ルド回路を要旨としている。
【0012】また、上記目的を達成するためになされた
本発明の第2は、入力電圧をサンプル・ホールドする第
1のサンプル・ホールド手段と、該第1のサンプル・ホ
ールド手段のホールド電圧を受けて、A/D変換してホ
ールド電圧に近いD/A出力電圧を出力するA/Dコン
バータと、該A/DコンバータからのD/A出力電圧
と、前記第1のサンプル・ホールド手段の出力電圧との
差を出力する減算器と、該減算器の出力電圧をサンプル
・ホールドする第2のサンプル・ホールド手段と、該第
2のサンプル・ホールド手段のホールド電圧と、前記A
/DコンバータのD/A出力電圧とを加算する加算器
と、該加算器の出力と、前記第1のサンプル・ホールド
手段の出力とを切り換えて出力するスイッチ手段と、を
具備していることを特徴としたサンプル・ホールド回路
を要旨としている。
【0013】さらに、上記目的を達成するためになされ
た本発明の第3は、本発明の第2に記載の、入力電圧に
対応したアナログ出力電圧が取り出しできるA/Dコン
バータは、A/DコンバータとD/Aコンバータとで構
成したサンプル・ホールド回路を要旨としている。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態は、図1を参
照して説明する。図1に示すように、基本構成は、減算
器41と、サンプル・ホールド手段22と、基準電圧を
VrとするD/Aコンバータ34と、加算器42とで構
成される。サンプル・ホールド手段22は、従来技術で
説明したサンプル・ホールド回路と同様のものが使用で
きる。
【0015】一般に、サンプル・ホールド回路のドルー
プレートによる、ホールドモードのある時間における電
圧の放電電圧の絶対値は、サンプリングされた入力電圧
に比例して大きくなる。そこで、本発明の基本構成とし
ては、入力電圧に追従した電圧を発生するD/Aコンバ
ータを設け、この電圧で減算して微小電圧に変換し、そ
の微小電圧をサンプル・ホールド手段でサンプル・ホー
ルドして、そのホールド電圧と前記D/Aコンバータの
電圧を加算器で加算して復元出力している。以下、本発
明の基本構成の動作を具体的な数値例で説明する。
【0016】ここで、入力電圧をV1=2Vとして、基
準電圧Vr=10Vとする。そして、例えば8ビットの
D/Aコンバータ34を使用して、入力電圧に近傍の出
力電圧V2=2.0135Vを発生させる。
【0017】入力電圧V1からD/Aコンバータ34の
出力電圧V2を減算器41で減算した出力電圧V3は、
下記式(3)となる。 V3=V1−V2=−0.0315V ・・・・(3)
【0018】サンプル・ホールド手段22のホールド電
圧V4は、ドループレートによる減少電圧ΔV3は入力
電圧V3が小さく、V1≫ΔV3なので、下記式(4)
となる。 V4≒V3=−0.0315V ・・・・(4)
【0019】サンプル・ホールド手段22の出力電圧V
4と、D/Aコンバータ34の出力電圧V2とを加算器
42で加算した出力電圧V5は、下記式(5)となる。 V5=V4+V2≒V3+V2 =−0.0315V+2.0135V=2V ・・・・(5)
【0020】従って、このサンプル・ホールド回路で
は、サンプル・ホールドする電圧を入力電圧に比して微
小電圧にしているので、サンプル・ホールド手段でのド
ループレートによる減少電圧を相対的に低くでき、結果
として低ドループレートのサンプル・ホールド回路とな
る。
【0021】
【実施例】
(実施例1)本発明の実施例1について、図2〜図6を
参照して説明する。本発明の構成は、図2に示すよう
に、サンプル・ホールド手段21、22と、逐次比較型
A/Dコンバータ30と、減算器41と、加算器42
と、スイッチS4とで構成される。
【0022】サンプル・ホールド手段21、22は、従
来技術で説明したサンプル・ホールド回路と同様のもの
である。
【0023】逐次比較型A/Dコンバータ30は、例え
ば、8ビット分解能のD/A出力電圧が取り出せ、かつ
高速動作を可能とする逐次比較型のA/Dコンバータを
使用している。減算器41は、2つの入力電圧の差を出
力する減算回路で構成される。また、加算器42は、2
つの入力電圧の和を出力する加算回路で構成される。
【0024】スイッチS4は、外部制御信号により、O
N/OFFが高速にできる半導体スイッチを使用する。
【0025】以下、図2に示す本発明のサンプル・ホー
ルド回路の動作について、箇条書きで説明する。但し、
そのサンプル・ホールド回路のタイミングチャートは図
3に示す。また、図2におけるV1の電圧特性を図4
に、V4の電圧特性を図5に、Voの電圧特性を図6に
示す。
【0026】(1)S/H信号がホールドモードからサ
ンプルモードに切り換わる時間をt=0とする。
【0027】(2)t=0において、S/H信号によ
り、サンプル・ホールド手段21のスイッチS1をON
にし、サンプリングを開始する。
【0028】(3)またt=0において、逐次比較型A
/Dコンバータ30のコントロール信号によりスイッチ
S4をFAST側にする。
【0029】(4)サンプル・ホールド手段21のアク
イジションの完了する時間を、t=t1とする。
【0030】(5)t=t1で、サンプル・ホールド手
段21のスイッチS1をOFFにしてホールドを開始す
る。このとき、図4に示すようにサンプル・ホールド手
段21の出力電圧V1=Vi−ΔV1となる。ここで、
Viは入力電圧で、ΔV1はホールドしたときの許容誤
差電圧である。
【0031】(6)また、t=t1で、逐次比較型A/
Dコンバータ30のスイッチS2をONにして、図3に
示すように入力電圧V1のサンプリングを開始する。
【0032】(7)逐次比較型A/Dコンバータ30に
おいて、入力電圧V1をサンプリングしたあと、逐次A
/D変換して、D/Aコンバータ34から出力電圧V2
が減算器41と加算器42とに出力される。
【0033】(8)減算器41の出力電圧V3=V1−
V2である。この出力電圧V3は、D/Aコンバータ3
4の1LSB未満の微小アナログ電圧である。ここでV
2は、逐次比較型A/Dコンバータ30内部の8ビット
分解能D/Aコンバータ34の出力電圧である。
【0034】(9)逐次A/D変換が終了して、D/A
コンバータ30のコントロールよりEOC( end of co
nversion)の信号を発生する時間を、t=t4とする。
【0035】(10)t=t4で、EOCの信号を受け
て、サンプル・ホールド手段22のスイッチS3をON
にして、減算器41の微小出力電圧V3のサンプリング
を開始する。
【0036】(11)サンプル・ホールド手段22のア
クイジションが完了して、D/Aコンバータ30のコン
トロール50よりホールドに切り換える信号を発生する
時間を、t=t3とする。
【0037】(11)図3に示すように、t=t3で、
スイッチS3をOFFにしてホールドを開始する。この
とき、サンプル・ホールド手段22の出力電圧V4=V
3−ΔV4となる。また、このとき加算器42の出力電
圧V5=V4+V2となる。ここで、ΔV4は、ホール
ドしたときの許容誤差電圧である。
【0038】(13)一方、図6に示すように、t=t
3で、サンプル・ホールド手段21の出力電圧V1はV
oでありVo=V1−ΔV1−ΔV5となる。
【0039】(13)また、t=t3で、スイッチS4
をFASTからSLOWに切り換える。そして、加算器
42の出力電圧V5が出力電圧となる。
【0040】(14)t=t2で、サンプル・ホールド
を完了する。このとき、図6に示すように、スイッチS
4の出力電圧Vo=V1−ΔV1−ΔV5−ΔV3とな
る。ここで、サンプル・ホールド手段21、22とのド
ループレートによる減少電圧は、ΔV5と、ΔV3であ
る。
【0041】(15)t=t2で、サンプル・ホールド
手段21、22はリセットされて出力電圧は0Vとな
る。そして、(1)の項目にもどりサンプル・ホールド
動作を繰り返す。
【0042】本発明のサンプル・ホールド回路におい
て、FASTからSLOWに切り換える手段スイッチS
4を設けているのは、D/Aコンバータ30と、サンプ
ル・ホールド手段22がサンプリングが完了するまでは
FAST側に切り換えて、サンプル・ホールド手段21
側を出力させる為である。
【0043】次に、本発明のサンプル・ホールド回路に
よるドループレートを小さくして、時間t2におけるホ
ールド電圧の減少電圧が大幅に小さくなる説明を以下に
する。
【0044】サンプル・ホールド手段21の出力電圧V
1と、逐次比較型A/Dコンバータ30内部のD/Aコ
ンバータ34が出力する電圧との差電圧V3は、1LS
B未満の微小電圧であり、D/Aコンバータ34の分解
能で決まる。例えば、n ビットの分解能であれば、その
最大差電圧をV3max とすれば、下記式(6)となる。 V3max =Vr /2n ・・・・(6)
【0045】サンプル・ホールド手段21の出力電圧V
1の最大値V1max =Vr とすると、(6)式は下記式
(7)となる。 V3max =V1max /2n ・・・・(7)
【0046】また、簡単のために、サンプル・ホールド
手段21、22のドループレートが同じになるように、
C1=C2、R3=R4、R1=R2とする。また、サ
ンプル・ホールド手段21、22のサンプル時間に対し
て、サンプル・ホールド手段22のホールド時間は十分
長く設定すれば、t1≪t2、t3≪t2となる。
【0047】さらに、逐次比較型A/Dコンバータ30
のサンプルして変換する時間(t4−1)は、サンプル
・ホールド手段21、22のサンプル時間(t1、t3
−t4)よりも数百分の1以下の高速のものを使用す
る。
【0048】従って、サンプル・ホールド手段21のド
ループレートによる、時間t3における減少電圧ΔV5
は、時間t2における減少電圧ΔV2に比較して十分小
さくできる。
【0049】一方、サンプル・ホールド手段21、22
のドループレートによる減少電圧ΔV2、ΔV3とは、
V1max 、V3max とに比例するから、式(7)より下
記式(8)となる。 ΔV3=ΔV2/2n ・・・・(8) 例えば、逐次比較型A/Dコンバータ30内部のD/A
コンバータ34が8ビットとすると、28 =256な
ので、ドループレートによる減少電圧ΔV3は、ΔV2
の256分の1に改善される。
【0050】従って、本発明によるサンプル・ホールド
回路では、ドループレートによる減少電圧、即ちΔV5
とΔV3の合計電圧は、従来のサンプル・ホールド回路
によるドループレートによる減少電圧ΔV2よりも大幅
に小さくすることができた。
【0051】但し、従来のサンプル・ホールド回路1つ
の場合に対しては2倍のアクイジション時間が必要にな
る。
【0052】そこで、ホールドコンデンサC1、C2の
容量を1/2にすれば、従来のサンプル・ホールド回路
が1つの場合に対して同等のアクイジション時間とする
ことができる。
【0053】また、このときのホールドコンデンサC
1、C2の容量を1/2にしたことで、ドループレート
による減少電圧の効果は1/2の128分の1になる
が、従来に比較すれば大幅に改善される。
【0054】従って、本発明のサンプル・ホールド回路
は、ホールドコンデンサの容量をさらに小さくすること
で、アクイジション時間をさらに短縮できるので、ドル
ープレートによる減少電圧を小さくした、低ドループレ
ートの高速サンプル・ホールド回路が実現できた。
【0055】ところで、本実施例1では、スイッチS4
とスイッチS3との制御信号は、逐次比較型A/Dコン
バータ30のコントロール50により発生させている
が、外部の制御回路から発生させる方式でも同様に実現
できる。また、逐次比較型A/Dコンバータ30は、D
/A出力が取り出せる他の型式の高速A/Dコンバータ
を使用してもよい。
【0056】(実施例2)本発明の実施例2について、
図7を参照して説明する。図7に示すように、本発明の
構成は、サンプル・ホールド手段21、22と、A/D
コンバータ36と、基準電圧をVrとするD/Aコンバ
ータ35と、減算器41と、加算器42と、スイッチS
4の構成である。但し、S/H信号についての記載を省
略している。
【0057】実施例2の構成は、実施例1の構成である
アナログ出力が取り出せる高速の逐次比較型A/Dコン
バータを、独立したA/Dコンバータ36と、基準電圧
をVrとするD/Aコンバータ35との組合せに置き換
えた構成であり、他は実施例1と同じである。従って、
実施例2の動作と効果は、実施例1と同様であるので説
明を省略する。
【0058】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。即ち、
ドループレートによる減少電圧を大幅に小さくし、かつ
アクイジション時間が短い高速サンプル・ホールド回路
としたので、ホールド時間を長くする回路に適用するこ
とにより、電気的に安定な性能が得られる効果が大であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成のブロック図である。
【図2】本発明の実施例1のブロック図である。
【図3】本発明の実施例1のタイミングチャートであ
る。
【図4】本発明の実施例1のV1の電圧特性である。
【図5】本発明の実施例1のV4の電圧特性である。
【図6】本発明の実施例1のVoの電圧特性である。
【図7】本発明の実施例2のブロック図である。
【図8】従来のサンプル・ホールド回路図である。
【図9】従来のサンプル・ホールド回路のV1の特性図
である。
【図10】ホールドコンデンサの容量に対する、ドルー
プレートと、アクイジション時間との特性図である。
【符号の説明】
11、12、13、14 バッファ 21、22、 サンプル・ホールド手段 30 逐次比較型A/Dコンバータ 31 コンパレータ 34、35 D/Aコンバータ 36 A/Dコンバータ 41 減算器 42 加算器 50 コントロール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力電圧の近傍電圧を出力するD/Aコ
    ンバータと、 該D/Aコンバータの出力電圧と、入力電圧との差を出
    力する減算器と、 該減算器の出力電圧をサンプル・ホールドするサンプル
    ・ホールド手段と、 該サンプル・ホールド手段のホールド電圧と、前記D/
    Aコンバータの出力電圧とを加算する加算器と、 を具備していることを特徴としたサンプル・ホールド回
    路。
  2. 【請求項2】 入力電圧をサンプル・ホールドする第1
    のサンプル・ホールド手段と、 該第1のサンプル・ホールド手段のホールド電圧を受け
    て、A/D変換してホールド電圧に近いD/A出力電圧
    を出力するA/Dコンバータと、 該A/DコンバータからのD/A出力電圧と、前記第1
    のサンプル・ホールド手段の出力電圧との差を出力する
    減算器と、 該減算器の出力電圧をサンプル・ホールドする第2のサ
    ンプル・ホールド手段と、 該第2のサンプル・ホールド手段のホールド電圧と、前
    記A/DコンバータのD/A出力電圧とを加算する加算
    器と、 該加算器の出力と、前記第1のサンプル・ホールド手段
    の出力とを切り換えて出力するスイッチ手段と、 を具備していることを特徴としたサンプル・ホールド回
    路。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の、入力電圧に対応した
    アナログ出力電圧が取り出しできるA/Dコンバータ
    は、A/DコンバータとD/Aコンバータとで構成した
    サンプル・ホールド回路。
JP28495796A 1996-10-28 1996-10-28 サンプル・ホールド回路 Withdrawn JPH10135832A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000134096A (ja) * 1998-10-27 2000-05-12 Nec Corp 逐次比較型アナログ/デジタル変換器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000134096A (ja) * 1998-10-27 2000-05-12 Nec Corp 逐次比較型アナログ/デジタル変換器

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