JPH10135124A - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

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JPH10135124A
JPH10135124A JP30391096A JP30391096A JPH10135124A JP H10135124 A JPH10135124 A JP H10135124A JP 30391096 A JP30391096 A JP 30391096A JP 30391096 A JP30391096 A JP 30391096A JP H10135124 A JPH10135124 A JP H10135124A
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JP
Japan
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substrate
chemical solution
chemical
liquid
processed
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JP30391096A
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Shoji Takahashi
昭治 高橋
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は液体供給ノズルから被処理基板に薬液
を節減しつつ均一に塗布する半導体製造装置を提供す
る。 【解決手段】半導体製造装置20は、その液体供給ノズ
ル23がノズル架台24、多孔質ノズル体25及び充填
室30を備え、多孔質ノズル体25はセラミック等によ
り被処理基板21と同じ大きさで同じ形状に形成されて
いる。バルブ27を開いて薬液供給管26から充填室3
0内に薬液31を充填し、バルブ27を閉じた後バルブ
29を開いて加圧気体&純水供給管28から加圧気体を
充填室30に導入すると、充填室30内の薬液31が多
孔質ノズル体25の表面にしみ出て付着する。この状態
で被処理基板21と多孔質ノズル体25との間隔αを狭
めると、多孔質ノズル体25表面の薬液31が被処理基
板21の表面全面に同時に接液され、次に間隔αを広げ
つつ加圧気体を導入すると、充填室30内の薬液31が
多孔質ノズル体25を通して被処理基板21表面に移動
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造装置に
関し、詳細には、薬液供給ノズルから被処理基板に薬液
を節減しつつ均一に塗布する半導体製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体や液晶パネル等の製造工程におい
ては、ウェハー等の処理基板に薬液を塗布して、各種処
理を行うのに薬液供給ノズルが用いられている。
【0003】このように薬液を薬液供給ノズルから吐出
させて被処理基板上に供給する方法としては、例えば、
従来、図3に示すようなストレート型の薬液供給ノズル
や図4に示すようなスプレー型の薬液供給ノズルが使用
されている。
【0004】すなわち、半導体製造装置にストレート型
の薬液供給ノズルを用いたものは、従来、図3に示すよ
うに、真空チャック1に保持された基板2上に管状のス
トレート型薬液供給ノズル3が配設され、ストレート型
薬液供給ノズル3から薬液4を基板2上に供給する。ま
た、スプレー型薬液供給ノズルを用いたものは、従来、
図4に示すように、真空チャック1に保持された基板2
上に、スプレー型薬液供給ノズル5から加圧により薬液
6を扇状に飛散させて、薬液6を供給する。
【0005】しかしながら、このような従来の薬液供給
ノズル3や薬液供給ノズル5にあっては、基板2の全面
に薬液を供給するためには、吐出する薬液量を本来の使
用量よりもかなり多めにする必要があり、供給薬液が無
駄になる。また、薬液を加圧して噴射するので、加圧さ
れた薬液により基板2表面にダメージを与えたり、空気
のかみ込みによる発泡等の問題が生じる。
【0006】そこで、従来、液体供給ノズルをスリット
形状にして、薬液供給を迅速に行い、使用薬液量の無駄
を削減する液体供給ノズル(特開平5−55133号公
報参照)、管状のノズル側面に異口径の穴と羽根板を配
置して、薬液をこのノズル体にから飛散させてウェハー
全面に同時に現像液を供給する半導体基板現像処理装置
(特開平5−275323号公報参照)及びウェハー表
面に対向した蓋とウェハーの間に現像液を充填すること
により、薬液供給を迅速に行って、使用薬液量の無駄を
削減する半導体製造工程の現像方法及び現像装置(特開
平5−243145号公報参照)等が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の装置や方法にあっては、以下のような問題が
あった。
【0008】すなわち、特開平5−55133号公報記
載の液体供給ノズルにあっては、図5に示すように、基
板7の全面に薬液を供給するのに、スリット型ノズル8
から吐出された薬液を矢印で示される基板回転方向に半
回転させることにより、接液部分9を広げるようにして
いたため、最初に接液する部分と半回転後に接液する部
分に時間差が生じ、この時間差により得られるパターン
寸法に差が生じる。すなわち、図6に示すように、上記
方法により接液させた基板7の中央部10である部分
と基板7の周囲の反時計方向の各部分〜についてそ
の接液の液厚を測定したところ、図7に示すように、最
初に接液する部分11である部分及び部分は、最後
に接液する部分12である部分及び部分に比較し
て、より細かく寸法が仕上がっている。この場合、時間
差を小さくするために、基板7の回転速度を速くする
と、基板7の周辺部のスピードが上がり、供給薬液の液
もりに不均一が生じるという問題が発生する。以上の問
題は、ノズルを横方向にスキャンさせても同じであり、
また、基板7が大口径化するに従って、顕著なものとな
る。
【0009】また、上記特開平5−275323号公報
記載の半導体基板現像処理装置及び特開平5−2431
45号公報記載の半導体製造工程の現像方法及び現像装
置にあっては、薬液供給の時間差を無くすことができ
ず、上記特開平5−55133号公報記載の薬液供給ノ
ズルと同様の問題を生じる。
【0010】そこで、請求項1記載の発明は、薬液供給
ノズルの薬液を吐出させる薬液吐出部分を多孔質の材料
で少なくとも被処理基板以上の大きさに形成することに
より、薬液吐出部分の表面全面から薬液を被処理基板上
に供給して、被処理基板表面への薬液供給の時間差を最
小にするとともに、供給薬液の使用量を必要な一定量に
保ち、被処理基板に薬液を均一に吐出し、かつ、薬液を
節減することのできる半導体製造装置を提供することを
目的としている。
【0011】請求項2記載の発明は、少なくとも薬液供
給ノズルの多孔質材料で形成された薬液吐出部分を被処
理基板と同じ形状に形成することにより、薬液吐出部分
の表面から薬液を一括して被処理基板の表面に接液し、
接液時間の差によるプロセス変動を抑制して、より一層
被処理基板に薬液を均一に吐出することができる半導体
製造装置を提供することを目的としている。
【0012】請求項3記載の発明は、液供給ノズルの多
孔質材料で形成された薬液吐出部分の内側に薬液吐出部
分に供給する薬液を充填保持する薬液保持部を設けるこ
とにより、薬液吐出部分の表面全面から薬液をより一層
適切に被処理基板の表面全面に供給して、被処理基板に
薬液をより一層均一に吐出し、かつ、薬液をより一層節
減することのできる半導体製造装置を提供することを目
的としている。
【0013】請求項4記載の発明は、薬液供給ノズルの
多孔質材料で形成された薬液吐出部分の表面に表面張力
により薬液を保持した後、薬液を前記被処理基板に接液
させることにより、薬液吐出部分の表面及び多孔質材料
内に薬液を常に一定量保持させ、被処理基板表面への薬
液供給の時間差を最小にするとともに、供給薬液の使用
量を必要な最低限度の一定量に保ち、被処理基板に薬液
をより一層均一に吐出し、かつ、薬液をより一層節減す
ることのできる半導体製造装置を提供することを目的と
している。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の半
導体製造装置は、薬液供給ノズルからウェハー等の被処
理基板に薬液を塗布・吐出する半導体製造装置におい
て、前記薬液供給ノズルは、前記薬液を吐出させる薬液
吐出部分が多孔質の材料で少なくとも前記被処理基板以
上の大きさに形成されていることにより、上記目的を達
成している。
【0015】上記構成によれば、薬液供給ノズルの薬液
を吐出させる薬液吐出部分を多孔質の材料で少なくとも
被処理基板以上の大きさに形成しているので、薬液吐出
部分の表面全面から薬液を被処理基板上に供給すること
ができ、被処理基板表面への薬液供給の時間差を最小に
することができるとともに、供給薬液の使用量を必要な
一定量に保つことができる。したがって、被処理基板に
薬液を均一に吐出することができるとともに、薬液を節
減することができる。
【0016】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記薬液供給ノズルは、少なくとも前記薬液吐出
部分が前記被処理基板と同じ形状を有していてもよい。
【0017】上記構成によれば、少なくとも薬液供給ノ
ズルの多孔質材料で形成された薬液吐出部分を被処理基
板と同じ形状に形成しているので、薬液吐出部分の表面
から薬液を一括して被処理基板の表面に接液することが
でき、接液時間の差によるプロセス変動を抑制して、よ
り一層被処理基板に薬液を均一に吐出することができ
る。
【0018】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記薬液供給ノズルは、前記薬液吐出部分の内側に
当該薬液吐出部分に供給する前記薬液を充填保持する薬
液保持部を備えていてもよい。
【0019】上記構成によれば、液供給ノズルの多孔質
材料で形成された薬液吐出部分の内側に薬液吐出部分に
供給する薬液を充填保持する薬液保持部を設けているの
で、薬液吐出部分の表面全面から薬液をより一層適切に
被処理基板の表面全面に供給することができ、被処理基
板に薬液をより一層均一に吐出することができるととも
に、薬液をより一層節減することができる。
【0020】さらに、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記薬液供給ノズルは、当該薬液吐出部分の表面に
表面張力により前記薬液を保持した後、当該薬液を前記
被処理基板に接液させるものであってもよい。
【0021】上記構成によれば、薬液供給ノズルの多孔
質材料で形成された薬液吐出部分の表面に表面張力によ
り薬液を保持した後、薬液を前記被処理基板に接液させ
るので、薬液吐出部分の表面及び多孔質材料内に薬液を
常に一定量保持させることができ、被処理基板表面への
薬液供給の時間差を最小にすることができるとともに、
供給薬液の使用量を必要な最低限度の一定量に保つこと
ができる。したがって、被処理基板に薬液をより一層均
一に吐出することができ、薬液をより一層節減すること
ができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0023】図1及び図2は、本発明の半導体製造装置
の一実施の形態を示す図であり、図1は、本発明の半導
体製造装置の一実施の形態を適用した半導体製造装置2
0の側面断面図である。
【0024】図1において、半導体製造装置20は、処
理対象である被処理基板21を真空チャック22により
吸着し、真空チャック22により被処理基板21を吸着
しつつ高速回転させる。
【0025】被処理基板21の上部には、薬液供給ノズ
ル23が配設されており、薬液供給ノズル23は、ノズ
ル架台24、多孔質ノズル体25、薬液供給管26、バ
ルブ27、加圧気体&純水供給管28及びバルブ29等
を備えている。
【0026】ノズル架台24は、被処理基板21の平面
形状と同じ大きさで、かつ、同一の形状、例えば、被処
理基板21が円盤形状であると、被処理基板21側の面
が解放された円筒状に、被処理基板21が四角形である
と、被処理基板21側の面が解放された四角の箱形に、
形成され、図1のA−A矢視断面図である図2に示すよ
うに、このノズル架台24の解放された面を塞ぐ状態
で、被処理基板21の平面形状と同じ形状に形成された
多孔質ノズル体(薬液吐出部分)25が取り付けられて
いる。したがって、多孔質ノズル体25で塞がれたノズ
ル架台24内には、充填室(薬液保持部)30が形成さ
れ、この充填室30に連通する状態で、薬液供給管26
がノズル架台24に取り付けられている。
【0027】薬液供給管26には、薬液31が供給さ
れ、薬液供給管26の途中には、バルブ27が取り付け
られている。バルブ27を開くことにより、薬液供給管
26を通して薬液供給ノズル23の充填室30内に薬液
31が供給される。
【0028】また、薬液供給管26には、加圧気体及び
純水の供給される加圧気体&純水供給管28が連通して
おり、加圧気体&純水供給管28の途中には、バルブ2
9が取り付けられている。バルブ29を開くことによ
り、加圧気体&純水供給管28及び薬液供給管26を通
して、薬液供給ノズル23の充填室30に加圧気体と純
水を図示しない外部供給管を介して選択的に供給する。
【0029】上記多孔質ノズル体25は、例えば、セラ
ミックあるいはフィルタ材等の多孔質の材料により形成
されており、多孔質ノズル体25の表面には、薬液31
が充填室30から多孔質ノズル体25を通してしみ出し
て、薬液31の表面張力により、多孔質ノズル体25の
表面に付着・保持される。
【0030】次に、本実施の形態の作用を説明する。半
導体製造装置20は、薬液供給ノズル23により真空チ
ャック22に吸着された被処理基板21に薬液31を塗
布・吐出する。
【0031】すなわち、まず、バルブ27を開いて薬液
供給管26を通して、ノズル架台24の充填室30内に
薬液31を充填する。次に、バルブ27を閉じた後、バ
ルブ29を開き、加圧気体&純水供給管28を通して加
圧気体を充填室30に導入して、充填室30内の薬液3
1を多孔質ノズル体25を通して、多孔質ノズル体25
の表面にしみ出させる。
【0032】多孔質ノズル体25の表面に染み出した薬
液31は、その表面張力により、図1に示すように、多
孔質ノズル体25の表面に薄く付着・保持される。
【0033】その後、真空チャック22に保持された被
処理基板21と多孔質ノズル体25の表面にしみ出した
薬液31の表面との間隔αを狭めるように被処理基板2
1と多孔質ノズル体25を接近させると、多孔質ノズル
体25の表面の薬液31が被処理基板21の表面の全面
に同時に接液される。
【0034】この状態で、被処理基板21と多孔質ノズ
ル体25の表面にしみ出した薬液31の表面との間隔α
を広げながら、加圧気体&純水供給管28から加圧気体
を充填室30に導入すると、充填室30内の薬液31が
多孔質ノズル体25を通して、被処理基板21の表面に
移動し、液もりを完了する。
【0035】その後、被処理基板21に所定の処理工
程、例えば、静止現像処理、純水洗浄処理及びスピン乾
燥処理を順次施すが、この間に薬液供給ノズル23は、
所定のホームポジションに移動して待機し、加圧気体&
純水供給管28から純水を充填室30に供給した後、加
圧気体&純水供給管28から加圧気体を供給して、薬液
供給ノズル23、特に、充填室30及び多孔質ノズル体
25を洗浄する洗浄処理を行う。なお、この洗浄処理
は、任意に選択・設定可能である。上記全ての処理を終
了すると、次の被処理基板21に対して上記処理を順次
繰り返し行う。
【0036】なお、上記実施の形態において、多孔質ノ
ズル体25をフィルタ材で形成すると、半導体製造装置
の製造工程の最終ユースポイントでのファイナルフィル
タとしての効果も期待することができる。
【0037】このように、本実施の形態によれば、薬液
供給ノズル23の薬液31を吐出させる薬液吐出部分を
多孔質の材料である多孔質ノズル体25で少なくとも被
処理基板21以上の大きさに形成しているので、多孔質
ノズル体25の表面全面から薬液31を被処理基板21
表面全面に供給して、被処理基板21上の各部への薬液
31の供給の時間差を最小にすることができるととも
に、供給薬液31の使用量を必要な一定量に保つことが
できる。したがって、被処理基板21に薬液31を均一
に吐出することができるとともに、薬液31を節減する
ことができる。
【0038】また、薬液供給ノズル23は、少なくとも
薬液吐出部分である多孔質ノズル体25が被処理基板2
1と同じ大きさで同じ形状に形成されているので、多孔
質ノズル体25の表面に保持された薬液31を一括して
被処理基板21の表面に接液することができ、接液時間
差によるプロセス変動を抑制して、より一層被処理基板
21に薬液31を均一に吐出することができる。
【0039】さらに、液供給ノズル23の多孔質ノズル
体25の内側に多孔質ノズル体25に供給する薬液31
を充填保持する薬液保持部である充填室30を設けてい
るので、多孔質ノズル体25の表面全面から薬液31を
より一層適切に被処理基板21の表面全面に供給するこ
とができ、被処理基板21に薬液31をより一層均一に
吐出することができるとともに、薬液31をより一層節
減することができる。
【0040】また、薬液供給ノズル23の多孔質ノズル
体25の表面に表面張力により薬液31を付着・保持し
た後、薬液31を被処理基板21に接液させているの
で、多孔質ノズル体25の表面及び充填室30内に薬液
31を常に一定量保持させることができ、被処理基板2
1上の各部への薬液31の供給の時間差を最小にするこ
とができるとともに、供給薬液31の使用量を必要な最
低限度の一定量に保つことができる。したがって、被処
理基板21に薬液31をより一層均一に吐出することが
できるとともに、薬液31をより一層節減することがで
きる。
【0041】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0042】
【発明の効果】請求項1記載の発明の半導体製造装置に
よれば、薬液供給ノズルの薬液を吐出させる薬液吐出部
分を多孔質の材料で少なくとも被処理基板以上の大きさ
に形成しているので、薬液吐出部分の表面全面から薬液
を被処理基板上に供給することができ、被処理基板表面
への薬液供給の時間差を最小にすることができるととも
に、供給薬液の使用量を必要な一定量に保つことができ
る。したがって、被処理基板に薬液を均一に吐出するこ
とができるとともに、薬液を節減することができる。
【0043】請求項2記載の発明の半導体製造装置によ
れば、少なくとも薬液供給ノズルの多孔質材料で形成さ
れた薬液吐出部分を被処理基板と同じ形状に形成してい
るので、薬液吐出部分の表面から薬液を一括して被処理
基板の表面に接液することができ、接液時間の差による
プロセス変動を抑制して、より一層被処理基板に薬液を
均一に吐出することができる。
【0044】請求項3記載の発明の半導体製造装置によ
れば、液供給ノズルの多孔質材料で形成された薬液吐出
部分の内側に薬液吐出部分に供給する薬液を充填保持す
る薬液保持部を設けているので、薬液吐出部分の表面全
面から薬液をより一層適切に被処理基板の表面全面に供
給することができ、被処理基板に薬液をより一層均一に
吐出することができるとともに、薬液をより一層節減す
ることができる。
【0045】請求項4記載の発明の半導体製造装置によ
れば、薬液供給ノズルの多孔質材料で形成された薬液吐
出部分の表面に表面張力により薬液を保持した後、薬液
を前記被処理基板に接液させるので、薬液吐出部分の表
面及び多孔質材料内に薬液を常に一定量保持させること
ができ、被処理基板表面への薬液供給の時間差を最小に
することができるとともに、供給薬液の使用量を必要な
最低限度の一定量に保つことができる。したがって、被
処理基板に薬液をより一層均一に吐出することができ、
薬液をより一層節減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体製造装置の一実施の形態を適用
した半導体製造装置の正面断面図。
【図2】図1のA−A矢視断面図。
【図3】従来のストレート型薬液供給ノズルを用いた半
導体製造装置の正面図。
【図4】従来のスプレー型薬液供給ノズルを用いた半導
体製造装置の正面図。
【図5】従来のスリット型薬液供給ノズルを用いて基板
上に薬液を接液している状態を示す基板とノズルの上面
図。
【図6】図5の基板上への薬液の接液順序を示す基板の
上面図。
【図7】図6の基板上の各部の接液された薬液の液厚分
布を示す図。
【符号の説明】
20 半導体製造装置 21 被処理基板 22 真空チャック 23 薬液供給ノズル 24 ノズル架台 25 多孔質ノズル体 26 液体供給管 27 バルブ 28 加圧気体&純水供給管 29 バルブ 30 充填室 31 薬液

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】薬液供給ノズルからウェハー等の被処理基
    板に薬液を塗布・吐出する半導体製造装置において、前
    記薬液供給ノズルは、前記薬液を吐出させる薬液吐出部
    分が多孔質の材料で少なくとも前記被処理基板以上の大
    きさに形成されていることを特徴とする半導体製造装
    置。
  2. 【請求項2】前記薬液供給ノズルは、少なくとも前記薬
    液吐出部分が前記被処理基板と同じ形状を有しているこ
    とを特徴とする請求項1記載の半導体製造装置。
  3. 【請求項3】前記薬液供給ノズルは、前記薬液吐出部分
    の内側に当該薬液吐出部分に供給する前記薬液を充填保
    持する薬液保持部を備えていることを特徴とする請求項
    1または請求項2記載の半導体製造装置。
  4. 【請求項4】前記薬液供給ノズルは、当該薬液吐出部分
    の表面に表面張力により前記薬液を保持した後、当該薬
    液を前記被処理基板に接液させることを特徴とする請求
    項1から請求項3のいずれかに記載の半導体製造装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016111123A (ja) * 2014-12-04 2016-06-20 東京エレクトロン株式会社 現像処理装置、現像処理方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体

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JP2016111123A (ja) * 2014-12-04 2016-06-20 東京エレクトロン株式会社 現像処理装置、現像処理方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体

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