JPH10134287A - 防災システム - Google Patents

防災システム

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Publication number
JPH10134287A
JPH10134287A JP28948196A JP28948196A JPH10134287A JP H10134287 A JPH10134287 A JP H10134287A JP 28948196 A JP28948196 A JP 28948196A JP 28948196 A JP28948196 A JP 28948196A JP H10134287 A JPH10134287 A JP H10134287A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disaster prevention
signal
mobile communication
base station
inspector
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP28948196A
Other languages
English (en)
Inventor
Iwakuni Ujiyama
岩邦 宇治山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防災システムの設置時や定期点検時の各装置
の動作確認の労力を軽減することのできる防災システム
を提供する。 【解決手段】 予め定められた物理量を感知して感知信
号を出力する感知器11と、感知器の出力する感知信号
を受信して制御信号を出力する防災受信機10と、制御
信号を受信すると防災動作を行う複数の防災装置12,
13,14と、を有し、前記防災装置のうち少なくとも
一つは、防災受信機に点検用信号線を介して接続される
電話ジャック14bを有している防災システムにおい
て、携帯して無線通信を行うことのできる移動通信装置
17と、電話ジャックに接続する電話プラグ16aを有
し、移動通信装置との無線通信及び点検用信号線を介し
て防災受信機との信号の送受信を行う無線基地局16
と、を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感知器が火災の際
の温度等の予め定められた物理量を感知すると、建物内
の防火戸を閉じる等の防災動作を行う防災システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の防災システムを図2、図3を用い
て説明する。図2は防災システムの構成を示すブロック
図である。図3は防災システムの他の構成を示すブロッ
ク図である。図2において、防災システムは、防災受信
機1と、感知器に相当する火災感知センサ2と、防災装
置に相当する防火戸制御装置3、排煙装置4、発信機
5、音響装置6と、から構成されている。
【0003】火災感知センサ2は、建物の要所要所に設
けられており、火災の発生を感知すると、信号線L1を
通じて、防災受信機1に感知信号に相当する火災感知信
号S1を送信する。
【0004】防火戸制御装置3は、建物内に設けられて
おり、火災発生時に防災受信機1から信号線L1を通じ
て制御信号S2を受信すると、防火戸3aを閉じて、炎
の広がりをくい止めるものである。
【0005】排煙装置4は、建物内に設けられており、
火災発生時に防災受信機1から信号線L1を通じて制御
信号S3を受信すると、排煙機4aを動作させて、室内
に充満した煙を排気するものである。
【0006】発信機5は、押釦5aと電話ジャック5b
とを有しており、火災の発見者等が押釦5aを押圧する
と、信号線L1を通じて火災感知信号S1を防災受信機
1に送信する。また、発信機5は、電話ジャック5bに
ハンドセット7が接続されると、該ハンドセット7と防
災受信機1のハンドセット1aとの間で、点検用信号線
L2を介して通信を可能とするものである。なお、ハン
ドセット7は運用時には取り外されており、点検等の時
に接続されるものである。
【0007】音響装置6は、建物内に設けられており、
火災発生時に防災受信機1から信号線L1を通じて制御
信号S4を受信すると、鳴動して火災の発生を館内に知
らせるものである。
【0008】防災受信機1は、建物の管理室A等に設置
されており、火災感知センサ2から火災感知信号S1を
受け取ると、該火災感知センサ2の設置場所に対応した
防火戸制御装置3、排煙装置4、音響装置6に各々制御
信号S2、制御信号S3、制御信号S4を送信するもの
である。また、防災受信機1は不図示の表示部を有して
おり、該表示部は防災受信機1に接続されている各装置
の状態を常時表示するものである。
【0009】以上の構成の防災システムにおいては、設
置時や定期点検時の火災感知センサ2、防火戸制御装置
3、排煙装置4、発信機5、音響装置6の動作確認は、
以下のようにして行っていた。
【0010】第一点検者と第二点検者との二人一組とな
って、第一点検者が管理室Aで表示部を監視しており、
各装置の設置されたフロアB内を第二点検者が発信機5
に対して着脱自在のハンドセット7を持って点検対象の
装置の近傍の発信機5の設置位置まで行き、ハンドセッ
ト7を電話ジャック5bに接続する。
【0011】次に、第一点検者が手動等により制御信号
S3を防火戸制御装置3、排煙装置4等に送信し、第二
点検者が目視でもって該信号を受けた防火戸制御装置
3、排煙装置4等の動作を確認する。そして、第二点検
者がハンドセット7を通じてハンドセット1aを持つ第
一点検者と音声通話して、実際に各装置が動作している
か否かの伝達を行う。
【0012】また、別の防災システムにあっては、図3
に示すように、防災受信機1と同じ場所に無線基地局8
を設け、第二点検者は移動通信装置9を持ち歩いて、無
線基地局8と移動通信装置9との間で、無線通信を行っ
て実際に各装置が動作しているか否かの伝達を行ってい
た。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
図2に示すような防災システムにあっては、第二点検者
はハンドセット7を接続した発信機5の場所からでなけ
れば、防災受信機1と同じ場所にいる第一点検者に通話
することができない。従って、例えば発信機5と同じフ
ロアであるが発信機5から遠い位置に設けられた防火戸
制御装置3の動作を確認する場合には、第一点検者は防
火戸制御装置3と発信機5との間の長い距離を往復する
ことになる。このため、動作の確認に労力を有するとい
う問題点があった。
【0014】一方、図3に示す後者の防災システムにあ
っては、第一点検者は移動通信装置9を持って各装置の
設置場所に移動することができるので、発信機5と各装
置との間を往復するという労力は省かれる。しかし、建
物が大きくなると、フロアB等の各装置の設置場所と管
理人室A等の防災受信機1の設置場所とが離れてしま
い、無線通信ができない場合がある。このため、第一点
検者は無線通信が可能となる領域まで移動して通信を行
う必要があり、動作の確認に労力を有する場合があると
いう問題点があった。
【0015】本発明は、上記問題点を改善するために成
されたもので、その目的とするところは、防災システム
の設置時や定期点検時の各装置の動作確認の労力を軽減
することのできる防災システムを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題を解
決するために、請求項1記載の発明にあっては、予め定
められた物理量を感知して感知信号を出力する感知器
と、該感知器の出力する感知信号を受信して制御信号を
出力する防災受信機と、制御信号を受信すると防災動作
を行う複数の防災装置と、を有し、前記防災装置のうち
少なくとも一つは、防災受信機に点検用信号線を介して
接続される電話ジャックを有している防災システムにお
いて、携帯して無線通信を行うことのできる移動通信装
置と、電話ジャックに接続する電話プラグを有し、移動
通信装置との無線通信及び点検用信号線を介して防災受
信機との信号の送受信を行う無線基地局と、を設けたこ
とを特徴とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1を用い
て説明する。図1は防災システムの構成を示すブロック
図である。
【0018】図1において、防災システムは、防災受信
機10と、感知器に相当する火災感知センサ11と、防
災装置に相当する防火戸制御装置12、排煙装置13、
発信機14、音響装置15と、無線基地局16と、移動
通信装置17から構成されている。
【0019】火災感知センサ11は、建物の要所要所に
設けられており、火災の発生を感知すると、信号線L1
を通じて、防災受信機10に感知信号に相当する火災感
知信号S1を送信する。
【0020】防火戸制御装置12は、建物内に設けられ
ており、火災発生時に防災受信機10から信号線L1を
通じて制御信号S2を受信すると、防火戸12aを閉じ
て、炎の広がりをくい止めるものである。
【0021】排煙装置13は、建物内に設けられてお
り、火災発生時に防災受信機10から信号線L1を通じ
て制御信号S3を受信すると、排煙機12aを動作させ
て、室内に充満した煙を排気するものである。
【0022】発信機14は、押釦14aと電話ジャック
14bとを有しており、押釦14aを押圧すると、信号
線L1を通じて火災感知信号S1を防災受信機10に送
信する。また、電話ジャック14bは点検用信号線L2
を介して防災受信機10に接続されている。
【0023】音響装置15は、建物内に設けられてお
り、火災発生時に防災受信機10から信号線L1を通じ
て制御信号S4を受信すると、鳴動して火災の発生を館
内に知らせるものである。
【0024】防災受信機10は、建物の管理室A等に設
置されており、火災感知センサ11から火災感知信号S
1を受け取ると、該火災感知センサ11の設置場所に対
応した防火戸制御装置12、排煙装置13、音響装置1
5に各々制御信号S2、制御信号S3、制御信号S4を
送信するものである。また、防災受信機10は不図示の
表示部を有しており、該表示部は防災受信機10に接続
されている各装置の状態を常時表示するものである。
【0025】無線基地局16は、電話ジャック14bに
接続する電話プラグ16aを有し、該電話プラグ16a
が電話ジャック14bに接続されると、移動通信装置1
7から受信する音声信号を点検用信号線L2を介して防
災受信機10に送信し、防災受信機10から点検用信号
線L2を介して受信する音声信号を移動通信装置17に
無線送信するものである。
【0026】移動通信装置17は、無線基地局16と無
線通信を行うものであり、点検者が携帯するものであ
る。
【0027】以上の構成の防災システムにおいては、設
置時や定期点検時の火災感知センサ11、防火戸制御装
置12、排煙装置13、発信機14、音響装置15の動
作確認は、以下のようにして行っていた。
【0028】第一点検者と第二点検者との二人一組とな
って、第一点検者が管理室Aで表示部を監視しており、
各装置の設置されたフロアB内を第二点検者が無線基地
局16を持って点検対象の装置の近傍の発信機14の設
置位置まで行き、無線基地局16の電話プラグ16aを
電話ジャック14bに接続する。そして、第二点検者は
移動通信装置17を携帯して、点検対象の装置の設置場
所に移動する。
【0029】次に、第一点検者が手動等により制御信号
S3を防火戸制御装置12、排煙装置13等に送信し、
第二点検者が目視でもって該信号を受けた防火戸制御装
置12、排煙装置13等の動作を確認する。
【0030】そして、第二点検者が移動通信装置17に
より無線基地局16に対して音声信号を送受信し、無線
通信局16が防災受信機10に対して音声信号を点検用
信号線L2を介して送受信して、移動通信装置17を有
する第二点検者と防災受信機10のハンドセット10a
を有する第一点検者とが通話状態となり、第二点検者が
実際に各装置が動作しているか否かの伝達を行う。
【0031】以上のような構成の防災システムにあって
は、第二点検者が無線通信装置17を携帯することによ
り、第二点検者は各装置と電話ジャック14bを有する
発信機14との間を往復する必要がない。
【0032】また第二点検者の有する無線通信装置17
と電話ジャック14bに接続している無線基地局16と
の距離は、従来の技術で説明したところの防災受信機1
0の近傍に無線基地局を配設した場合に較べて短いの
で、無線通信ができないということがなく、よって無線
可能な領域まで移動してから無線通信しなければならな
いということもない。
【0033】なお、本実施の形態では火災報知について
説明しているが、本防災システムは火災以外の不測の災
害あるいは防犯等についても用いることができる。
【0034】また、本実施の形態では、無線通信装置1
7と無線基地局16、無線基地局16と防災受信機10
とは、各々音声信号を送受信しているとして説明してい
るが、音声信号に限られるものではなく、文字や画像な
どのデータ信号を送受信するようにしてもよい。このよ
うにすると、より多くの情報を送受信することができ、
確実に点検作業を行うことが出来る。
【0035】
【発明の効果】本発明の防災システムは上述のように構
成してあるから、請求項1記載の発明にあっては、点検
時において、一方の点検者が移動通信装置を携帯して無
線通信を行い、無線基地局が移動通信装置との無線通信
及び点検用信号線を介して防災受信機との信号の送受信
を行って、移動通信装置と防災受信機との送受信の中継
を行うので、該点検者が無線通信装置を携帯することに
より、点検者のいる場所から防災受信機を監視する他の
点検者と通話することができ、また点検者の有する無線
通信装置と無線基地局との距離は比較的短いので、無線
通信ができないということがなく、よって防災システム
の設置時や定期点検時の各装置の動作確認の労力を軽減
することのできる防災システムを設けたことを特徴とす
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防災システムの構成を示すブロック図
である。
【図2】従来の技術の防災システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】防災システムの他の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
11 感知器 10 防災受信機 12 防災装置 13 防災装置 14 防災装置 14b 電話ジャック 15 防災装置 16 無線基地局 16a 電話プラグ 17 移動通信装置 L2 点検用信号線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G08B 25/10 G08B 25/10 D 29/06 29/06

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定められた物理量を感知して感知信
    号を出力する感知器と、該感知器の出力する感知信号を
    受信して制御信号を出力する防災受信機と、制御信号を
    受信すると防災動作を行う複数の防災装置と、を有し、
    前記防災装置のうち少なくとも一つは、防災受信機に点
    検用信号線を介して接続される電話ジャックを有してい
    る防災システムにおいて、携帯して無線通信を行うこと
    のできる移動通信装置と、電話ジャックに接続する電話
    プラグを有し、移動通信装置との無線通信及び点検用信
    号線を介して防災受信機との信号の送受信を行う無線基
    地局と、を設けたことを特徴とする防災システム。
JP28948196A 1996-10-31 1996-10-31 防災システム Withdrawn JPH10134287A (ja)

Priority Applications (1)

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JP28948196A JPH10134287A (ja) 1996-10-31 1996-10-31 防災システム

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JP28948196A JPH10134287A (ja) 1996-10-31 1996-10-31 防災システム

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JPH10134287A true JPH10134287A (ja) 1998-05-22

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ID=17743842

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JP28948196A Withdrawn JPH10134287A (ja) 1996-10-31 1996-10-31 防災システム

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JP (1) JPH10134287A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009205408A (ja) * 2008-02-27 2009-09-10 Kenwood Corp 倒壊家屋情報通知システム
JP2016081262A (ja) * 2014-10-16 2016-05-16 能美防災株式会社 火災報知設備

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009205408A (ja) * 2008-02-27 2009-09-10 Kenwood Corp 倒壊家屋情報通知システム
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Effective date: 20040106