JPH10134270A - 光電式煙感知器 - Google Patents

光電式煙感知器

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JPH10134270A
JPH10134270A JP8289697A JP28969796A JPH10134270A JP H10134270 A JPH10134270 A JP H10134270A JP 8289697 A JP8289697 A JP 8289697A JP 28969796 A JP28969796 A JP 28969796A JP H10134270 A JPH10134270 A JP H10134270A
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JP
Japan
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light
light emitting
circuit
emitting element
photoelectric smoke
Prior art date
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Pending
Application number
JP8289697A
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English (en)
Inventor
Masanori Hayashi
雅則 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動用のコンデンサを大きくしたり、発光素
子のアノード電圧を大きくすることなしに、発光素子の
駆動電流を大きくすることのできる光電式煙感知器を提
供する。 【解決手段】 光電式煙感知器の筐体内で発光素子11
を駆動することにより光を照射する発光回路1と、発光
回路1から照射された光の煙による散乱光を受光素子2
1により受光するとともに光電変換回路22により電気
信号に変換する受光回路2を有してなる光電式煙感知器
において、発光素子11をカレントミラー回路13を介
して駆動するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、煙による散乱光を
検出することにより煙を検出する光電式の煙感知器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の光電式煙感知器は、図
2に示すように、発光回路1と受光回路2と電源回路3
を有してなる。発光回路1は煙感知器本体内で光を照射
するものであり、発光素子11と発光素子11を駆動す
る発光駆動回路12とNPNトランジスタT1と抵抗R
1、R2、コンデンサC1とを有してなる。発光駆動回
路12は、発光素子11に駆動電流I1を流すためのN
PNトランジスタT1のベースに間欠的に駆動電圧V1
を与える。抵抗R1は、駆動電流I1を制限するためも
のである。従って、発光駆動回路12が駆動電圧V1を
発生したときには駆動電流I1=(V1−Vbe)/R
1(VbeはNPNトランジスタT1のベース−エミッ
タ間電圧)が発光素子11を流れるのである。
【0003】受光回路2は受光素子21と光電変換回路
22を有してなる。受光素子21は発光回路1から照射
された光の煙による散乱光を受光して電気信号に変換す
るものであり、光電変換回路22は、受光素子21に光
が照射されることにより発生する微弱な電流を電圧に変
換し、アナログ電圧に変換して出力する。
【0004】以上の発光回路1と受光回路2とを同時に
動作させることにより、煙濃度に応じたアナログ出力電
圧が得られるのである。
【0005】また、発光回路1の発光駆動回路12や受
光回路2には、電源回路3から電圧VDD1が供給さ
れ、発光回路1の発光素子11のアノードには、電流制
限用の抵抗R2を介して電圧VDD2が供給される。コ
ンデンサC1は発光素子11に駆動電流I1を供給する
ためのものである。
【0006】この抵抗R2とコンデンサC1とにより、
発光素子11の発光時に、発光素子11のアノードの電
位Vccの変動が電源回路3に影響を及ぼさないように
している。
【0007】また、発光駆動回路12の出力電流には制
限があるので、発光素子11を一定電流のパルスで発光
させるために、NPNトランジスタT1を非飽和領域で
動作させるように、電圧VDD2を以下のように設定す
る。
【0008】 VDD2=Ve+Vce+Vled+ΔVcc Ve:NPNトランジスタT1のエミッタ電圧 Vce:NPNトランジスタT1の飽和電圧 Vled:発光素子11が発光時に発生するアノード−
カソード間電圧 ΔVcc:発光時に発光素子11に流れる駆動電流I1
による電圧Vccの変動量(=I1×t/C1)(tは
発光時間)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような光電式煙感知器にあっては、発光素子11を一定
の電流パルスで発光させようとすると、発光駆動回路1
2の出力電流に制限がある場合には、上記の式で示され
るように電圧VDD2を設定しなければならず、それ以
上の駆動電流I1を流すようにするためには、電圧VD
D2を大きくするか、コンデンサC1の容量値を大きく
する必要があり、前者は電源回路3の大型化につなが
り、後者は部品コストの増加につながるという問題があ
った。
【0010】本発明は、上記の点に鑑みてなしたもので
あり、その目的とするところは、駆動用のコンデンサを
大きくしたり、発光素子のアノード電圧を大きくするこ
となしに、発光素子の駆動電流を大きくすることのでき
る光電式煙感知器を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
光電式煙感知器の筐体内で発光素子を駆動することによ
り光を照射する発光回路と、該発光回路から照射された
光の煙による散乱光を受光素子により受光するとともに
光電変換回路により電気信号に変換する受光回路を有し
てなる光電式煙感知器において、前記発光素子をカレン
トミラー回路を介して駆動するようにしたことを特徴と
するものである。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記カレントミラー回路の一方の出力に駆
動用トランジスタを接続し、他方の出力に前記発光素子
を接続し、前記駆動用トランジスタを導通させることに
より前記カレントミラー回路を介して前記発光素子を駆
動するようにしたことを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面に基づき説明する。図1は、本発明の実施の形態
の一例に係る光電式煙感知器の概略構成を示す回路図で
ある。本実施形態の光電式煙感知器は、図2で示した従
来の光電式煙感知器において、発光回路1に、カレント
ミラー回路13を付加した構成になっている。カレント
ミラー回路13は、PNPトランジスタT2、T3から
なり、一方のPNPトランジスタに電流が流れた時、エ
ミッタ面積に応じた電流を反射させることにより他方の
PNPトランジスタに流すようになっている。PNPト
ランジスタT2、T3のエミッタには電源回路3から抵
抗R2を介して電圧VDD2が供給され、PNPトラン
ジスタT2のコレクタはNPNトランジスタT1のコレ
クタに接続されている。PNPトランジスタT3のコレ
クタは発光素子11のアノードに接続されている。
【0014】ここで、NPNトランジスタT1のベース
に電圧V1が印加されると、NPNトランジスタT1に
は、電流I1=(V1−Vbe)/R1(VbeはNP
NトランジスタT1のベース−エミッタ間電圧)が流れ
る。この電流I1はPNPトランジスタT2にも流れる
ので、PNPトランジスタT3にはエミッタ面積に応じ
た電流が流れる。つまり、PNPトランジスタT2、T
3のエミッタの面積比を1:Nとすると、PNPトラン
ジスタT3には電流I2=I1×Nが流れる。発光素子
11はこの電流I2により駆動されることになる。
【0015】発光素子11を一定のパルス電流で駆動す
るための電圧VDD2は、 VDD2≧Ve+Vce+Vce2+ΔVcc 且つ VDD2≧Vce3+Vled+ΔVcc Vce2:PNPトランジスタT2の飽和電圧 Vce3:PNPトランジスタT3の飽和電圧 になる。
【0016】ここで、Ve=1.0V、Vce=Vce
2=Vce3=0.5V、発光素子11の駆動電流I2
を200mA、発光時間tを100μS、Vled=
1.5V、C1=10μFとすると、図2で示した従来
の光電式煙感知器では、 VDD2≧1.0+0.5+1.5+100μS×20
0mA/10μF=5.0V となるが、本実施形態の光電式煙感知器では、 VDD2≧1.0+0.5+0.5+100μS×20
0mA/10μF=4.0V 且つ VDD2≧0.5+1.5+100μS×200mA/
10μF=4.0V となり、電圧VDD2を5.0Vに設定する場合には、
発光素子11の駆動電流I2は300mAまで増加させ
ることができる。
【0017】従って、本実施形態によれば、発光素子1
1をカレントミラー回路13により駆動するようにした
ので、駆動用のコンデンサC1を大きくしたり、発光素
子11のアノード電圧を大きくすることなしに、発光素
子11の駆動電流I2を大きくすることができるのであ
る。
【0018】
【発明の効果】以上のように、請求項1、2記載の発明
によれば、光電式煙感知器の筐体内で発光素子を駆動す
ることにより光を照射する発光回路と、該発光回路から
照射された光の煙による散乱光を受光素子により受光す
るとともに光電変換回路により電気信号に変換する受光
回路を有してなる光電式煙感知器において、前記発光素
子をカレントミラー回路を介して駆動するようにしたの
で、駆動用のコンデンサを大きくしたり、発光素子のア
ノード電圧を大きくすることなしに、発光素子の駆動電
流を大きくすることのできる光電式煙感知器が提供でき
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る光電式煙感知器の概
略構成を示す回路図である。
【図2】従来例に係る光電式煙感知器の概略構成を示す
回路図である。
【符号の説明】
1 発光回路 2 受光回路 3 電源回路 4 アナログ出力回路 11 発光素子 12 発光駆動回路 13 カレントミラー回路 21 受光素子 22 光電変換回路 R1、R2 抵抗 T1 NPNトランジスタ T2、T3 PNPトランジスタ C1 コンデンサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光電式煙感知器の筐体内で発光素子を駆
    動することにより光を照射する発光回路と、該発光回路
    から照射された光の煙による散乱光を受光素子により受
    光するとともに光電変換回路により電気信号に変換する
    受光回路を有してなる光電式煙感知器において、前記発
    光素子をカレントミラー回路を介して駆動するようにし
    たことを特徴とする光電式煙感知器。
  2. 【請求項2】 前記カレントミラー回路の一方の出力に
    駆動用トランジスタを接続し、他方の出力に前記発光素
    子を接続し、前記駆動用トランジスタを導通させること
    により前記カレントミラー回路を介して前記発光素子を
    駆動するようにしたことを特徴とする請求項1記載の光
    電式煙感知器。
JP8289697A 1996-10-31 1996-10-31 光電式煙感知器 Pending JPH10134270A (ja)

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JP8289697A JPH10134270A (ja) 1996-10-31 1996-10-31 光電式煙感知器

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A521 Written amendment

Effective date: 20060508

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A02 Decision of refusal

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Effective date: 20060801