JPH10133647A - 鍵盤装置 - Google Patents

鍵盤装置

Info

Publication number
JPH10133647A
JPH10133647A JP8288585A JP28858596A JPH10133647A JP H10133647 A JPH10133647 A JP H10133647A JP 8288585 A JP8288585 A JP 8288585A JP 28858596 A JP28858596 A JP 28858596A JP H10133647 A JPH10133647 A JP H10133647A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
keyboard
chassis
hammer
bearing
key
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8288585A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3256447B2 (ja
Inventor
Shinji Niitsuma
伸二 新妻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd filed Critical Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Priority to JP28858596A priority Critical patent/JP3256447B2/ja
Priority to US08/956,249 priority patent/US5945617A/en
Publication of JPH10133647A publication Critical patent/JPH10133647A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3256447B2 publication Critical patent/JP3256447B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 専用部品を用いることなく鍵支点部材がシャ
ーシから外れるのを防止する鍵盤装置を提供する。 【解決手段】 鍵支点15を支持する軸受16をシャー
シ11に取り付けるには、軸受16のL型脚18を差込
口17に挿通させたあとL型脚18と軸受16の下面と
の間で差込口17の周辺部分を挟み込むようにし、この
状態でセンターレール60のフランジ部分61をL型脚
18の後端に当接した状態で、ネジ8をフランジ部分6
1に設けた長穴61aを通してシャーシ11のネジ穴9
に締結することにより、軸受16をスライド不能な状態
でシャーシ11に固定する。鍵盤14を外すには、まず
ネジ8を緩めて、長穴61aに沿ってセンターレール6
0を後方にスライドさせ、軸受16を差込口17内にて
後方に移動してL型脚18による差込口17の周辺部分
の挟み込みを解除させたあと上方に引き抜く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鍵盤の揺動中心を
含む鍵支点部材と、前記鍵盤の揺動に応じて揺動するハ
ンマーを備えたレール部材とが、シャーシに固定されて
いる鍵盤装置に関する。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】従
来、電子楽器の鍵盤装置としては、木製鍵盤にハンマを
設けたものや、プラスチック鍵盤にハンマを設けたもの
が知られていたが、これらは鍵盤が直接ハンマを揺動さ
せるものであったため、レットオフ効果が得られず、ア
コスティックピアノのタッチ感が実現できないという問
題があった。
【0003】そこで、アコスティックピアノのタッチ感
を実現すべく、図7に示すように、疑似アクション機構
を設けた電子楽器の鍵盤装置が開発された。この鍵盤装
置では、押鍵によって鍵盤714が図中反時計回りに揺
動すると、鍵盤714の下側に設けられたアクションレ
バー770がシャーシ711上のレバー揺動軸771を
中心として同方向に揺動し、それに伴ってウィッペン7
30がセンターレール760に設けられたウィッペン揺
動軸731を中心に時計回りに揺動し、ジャック744
が疑似ハンマー750のバットを突き上げることによ
り、疑似ハンマー750がハンマー揺動軸751を中心
に時計回りに揺動する。そして、ジャックテール747
がレギュレチングボタン766に当接した後は、ジャッ
ク744が急速に反時計回りに揺動して疑似ハンマー7
50のバットから抜ける。すると、疑似ハンマー750
は慣性運動を開始する。このタイミングがレットオフで
ある。そして、ストッパー763に衝突後、揺れ戻す。
このように、図7の鍵盤装置ではアップライトピアノと
同等のタッチ感が実現される。
【0004】ところで、鍵盤714の揺動中心である鍵
支点715は、鍵支点部材である軸受716に支持され
ている。この軸受716は、図8の部分拡大図に示すよ
うに、その下面に略L字状のL型脚718、718を有
しており、上方からこのL型脚718、718をシャー
シ711の差込口717、717に挿通させた後、軸受
716を鍵盤の手前方向(図8にて左方向)にスライド
させることにより、L型脚718と軸受716の下面と
の間でシャーシ711を挟み込むようにし、この状態で
抜止部材720をL型脚718の後端に当接した状態で
ネジ止めすることにより、軸受716をスライド不能な
状態でシャーシ711上に固定している。
【0005】しかしながら、この鍵盤装置では、軸受7
16の抜止部材720を専用部品として設けているた
め、その分コストが嵩むという問題があった。また、こ
の抜止部材720の取付作業が個別に必要になり、作業
が煩雑になるという問題があった。
【0006】更に、鍵盤14を取り替える必要が生じた
場合には、この抜止部材720を固定しているネジを外
し、抜止部材720を一旦取り外さなければならなかっ
た。本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、専用
部品を用いることなく鍵支点部材がシャーシから外れる
のを防止する鍵盤装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記課題
を解決するため、本発明は、鍵盤の揺動中心を含む鍵支
点部材と、前記鍵盤の揺動に応じて揺動するハンマーを
備えたレール部材とが、シャーシに固定されている鍵盤
装置であって、前記鍵支点部材は前記シャーシに設けた
差込口に嵌め込まれ、前記レール部材は前記鍵支点部材
が前記シャーシの差込口から外れないように固定するこ
とを特徴とする。
【0008】かかる鍵盤装置は、鍵支点部材がシャーシ
から外れないように固定するための専用部品を別個に設
けるのではなく、ハンマーを備えたレール部材を利用し
て鍵支点部材がシャーシから外れるのを防止している。
このため、本発明の鍵盤装置によれば、上記専用部品を
用いる場合に比べて部品コストが削減され、また、レー
ル部材を取り付ければ鍵支点部材の外れ防止効果が得ら
れるため個別に専用部品を取り付ける作業が不要になる
という効果が得られる。
【0009】ここで、鍵支点部材は、シャーシに設けら
れた差込口に遊嵌可能であると共に該差込口の周辺部分
に係合可能となるように構成し、レール部材は、差込口
に遊嵌されたあと該差込口の周辺部分と係合した状態の
鍵支点部材を支持するように構成してもよい。この場
合、まず鍵支点部材を差込口に遊嵌し、次いでこれを差
込口の周辺部分と係合させる。この際、レール部材が存
在しなくても、鍵支点部材は差込口に係合するため、鍵
支点部材をシャーシに仮止めすることができ、作業性が
向上する。
【0010】また、本発明の鍵盤装置において、鍵支点
部材は、例えば略コ字形を含む形状の挟持部を備え、こ
の挟持部が差込口の周辺部分を挟み込むようにして係合
するのが好ましい。これは、鍵支点部材がこのような挟
持部を備えていればシャーシに対して上下にがたつくお
それがないからである。また、鍵支点部材はこのような
挟持部を複数備えていることが好ましい。これは挟持部
が一つだと係合状態の鍵支点が傾くおそれがあるからで
ある。
【0011】また、本発明の鍵盤装置において、鍵支点
部材は、鍵盤の後端に設けられていることが好ましい。
これは、一般にハンマーの揺動軸を支持するレール部材
は鍵盤の後方に取り付けられるため、鍵支点部材は鍵盤
の中央付近に設けられているよりも鍵盤の後端に設けら
れている方がレール部材で鍵支点部材を固定しやすいか
らである。
【0012】更に、本発明の鍵盤装置において、レール
部材は自身に設けられたガイド穴又はガイド溝(以下
「ガイド穴等」という)を介してシャーシと締結部材
(例えばボルト・ナット、ネジ・ネジ穴、ビス等)によ
り締結され、締結部材の締結を緩めると、レール部材
は、鍵支点部材がシャーシから外れるのを防止する位置
と鍵支点部材をシャーシから外れるのを許容する位置と
の間でガイド穴等に沿って摺動できるように構成するの
が好ましい。これは、鍵盤を取り替える必要が生じたと
き、鍵支点部材をシャーシから外すために締結部材、レ
ール部材を外さなければならないとすれば作業が煩雑で
あるが、上記の場合には、締結部材を緩めてレール部材
をガイド穴等に沿ってスライドさせるだけで鍵支点部材
をシャーシから外すことができため、作業性が際だって
向上するからである。尚、ガイド穴等としては、例えば
楕円穴、長穴、長溝などが挙げられる。
【0013】更にまた、本発明の鍵盤装置において、シ
ャーシ又はレール部材に揺動可能に支持されたウィッペ
ンと、ウィッペンに揺動可能に支持されたジャックと、
ジャックの揺動及び移動に伴いレール部材に設けたハン
マー揺動軸を中心に揺動するハンマーとを備えてもよ
い。この鍵盤装置では、鍵盤の揺動に伴いウィッペンが
揺動し、このウィッペンの揺動に伴いジャックが揺動及
び移動し、このジャックの揺動及び移動に伴いハンマー
がハンマー揺動軸を中心に揺動するため、通常のアコス
ティックピアノと同等のタッチ感が得られる。このと
き、ハンマーは実際に打弦してもよいし、打弦する代わ
りにストッパーに衝突してもよい。
【0014】この場合、鍵盤をはじめ、アクション機構
を構成する部材(ウィッペン、ハンマー等)がすべてシ
ャーシ(又はシャーシに設けられたセンターレール)に
取り付けられている。このため、これら各部材を予め精
度よくシャーシに取り付けておけば、棚板上で各部材の
位置合わせするという煩雑な作業を行う必要がないた
め、棚板への取付が極めて簡単に行える。また、鍵盤と
アクション機構を構成する部材との高さについても、予
め精度よくシャーシに取り付けておけば、棚板に取り付
けることによってその高さが変化することはないので、
例えば1鍵ごとにキャプスタンスクリュで高さ調整を行
うといった煩雑な作業が不要となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施例を
図面に基づいて説明する。尚、本発明の実施の形態は、
下記の実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の
技術的範囲に属する限り種々の形態を採り得ることはい
うまでもない。
【0016】[第1実施例]図1は第1実施例の鍵盤装
置が離鍵状態にあるときの断面図、図2は同鍵盤装置が
疑似打弦状態にあるときの断面図、図3は図1の部分拡
大図、図4は鍵盤を取り外すときの説明図である。尚、
図1〜図4は白鍵の場合について例示したが、黒鍵につ
いては鍵盤の構造が異なる以外は白鍵と同様である。
【0017】鍵盤装置1は、電子鍵盤楽器に用いられる
ものであり、主に、シャーシ11、リブ19、鍵盤1
4、ウィッペン30、センターレール60(本発明のレ
ール部材)、ハンマー50等を備えている。ここで、本
実施例のウィッペン30は、図7におけるアクションレ
バー770と似ていて非なるものである。即ち、図7の
アクションレバー770は鍵盤動作をウィッペンに伝達
する機能を果たすのに対して、本実施例ではウィッペン
そのものの機能を果たすのである。
【0018】シャーシ11は、棚板2の上面よりも高い
位置にある平面部12と、平面部12の前端側に別部品
として固定された脚部13とを備えている。平面部12
は、鍵盤14の並び方向(図1、2にて紙面と垂直方
向、以下同じ)と鍵盤14の前後方向(図1、図2にて
左右方向、以下同じ)とを含む平面である。この平面部
12の後端側には、全88鍵の鍵支点15を各々支持す
る軸受16(本発明の鍵支点部材)が固定されている。
【0019】この軸受16はその下面に略L字状のL型
脚18、18を有しており、シャーシ11の平面部には
各L型脚18を遊嵌可能な差込口17、17が設けられ
ている。ここで図3から明らかなように、L型脚18と
軸受16の下面とにより略コの字となる部分が含まれる
形状に形成されている。この軸受16をシャーシ11に
取り付けるには、図3に示すように、シャーシ11の上
方から軸受16のL型脚18、18を差込口17、17
に挿通させた後、軸受16を鍵盤の手前方向(図3にて
左方向)にスライドさせることにより、このL型脚18
と軸受16の下面との間で差込口17の周辺部分を挟み
込むようにし、この状態で後述のセンターレール60の
フランジ部分61の前端を一方のL型脚18(後方側つ
まり図3にて右側のL型脚18)の後端に当接した状態
で、ネジ8をフランジ部分61に設けた長穴61aを通
してシャーシ11のネジ穴9に締結することにより、軸
受16をスライド不能な状態でシャーシ11の平面部1
2に固定している。つまり、センターレール60は、軸
受16がシャーシ11の差込口17から外れるのを防止
している。尚、この軸受16は、シャーシ11上に精度
よく位置決めされた状態で取り付けられている。
【0020】図1に戻り、平面部12には、ウィッペン
30の前端を上下に挿通させるための開口部25が鍵盤
ごとに設けられている。更に、平面部12の後端は上方
に少し折り曲げられた形状の自由端であり、このため平
面部12の後端と棚板2との間は開放空間39となって
いる。
【0021】シャーシ11の脚部13は、鍵盤14の並
び方向に延びる断面略コの字状の部材であり、上側フラ
ンジ部13aにて平面部12にネジ止めされ、下側フラ
ンジ部13bにて棚板2にネジ止めされている。従っ
て、平面部12の前端はこの脚部13によって高さが規
制されている。
【0022】リブ19は、鍵盤14の前後方向に延びる
板状の部材であり、シャーシ11の脚部13とは前側フ
ランジ部20にてネジ止めされ、シャーシ11の平面部
12とは3カ所に設けた上側フランジ部21a,21
b,21cにてネジ止めされ、棚板2とは下側フランジ
部22にてネジ止めされている。
【0023】平面部12の後端(即ち鍵支点15の近
傍)は、リブ19の上側フランジ部21cと、これに対
向する位置に設けられた下側フランジ部22とによっ
て、高さが規制されている。尚、リブ19は金属製の板
材をプレス加工により金型で抜いて形成され、また各フ
ランジ部20〜22を形成するための曲げも金型の中で
行ったものである。このため、リブ19を製造するコス
トは低く抑えることができ、またリブ19の精度は金型
精度に依存するが金型が小型のため高い精度を得ること
ができるので、鍵支点15の高さつまりは平面部12の
後端の高さは十分な精度でもって規制されている。
【0024】鍵盤14(ここでは白鍵)は、合成樹脂に
て所々補強用のリブを配置した中空状に形成され、その
後端にて鍵支点15に揺動自在に取り付けられている。
このため、鍵盤14の先端は鍵支点15を中心として上
下方向に揺動可能である。また、鍵盤14の先端側に
は、下方に向けて鉤状アーム24が突出している。この
鉤状アーム24は、その鉤部24aが鍵支点15に向か
ってに折れ曲がった形状を有している。
【0025】鍵盤14が押下されていない場合には、図
1に示すように、鉤状アーム24の鉤部24aはシャー
シ11の平面部12の前端下面に設けた長尺フェルト2
6bに当接する。また、鍵盤14が押下された場合に
は、図2に示すように、鍵盤14の前端下面がシャーシ
11の平面部12の前端上面に設けた長尺フェルト26
aに当接する。更に、鍵盤14の前端側の中空部分に
は、シャーシ11の平面部の前端にて上向きに形成され
た鍵盤ガイド部27が挿入されていて、この鍵盤ガイド
部27は押鍵操作時に鍵盤14の先端が左右に振れない
ようにガイドする役目を果している。
【0026】鍵盤14の下方には、ウィッペン30のウ
ィッペン揺動軸31が略U字状の軸受部材33に揺動自
在に支持されている。この軸受部材33にはウィッペン
揺動軸31を上方から覆うように軸受部材固定板34が
設けられ、この軸受部材固定板34及び軸受部材33は
同じネジによりシャーシ11に片持ち状にネジ止めされ
ている。この軸受部材固定板34によりウィッペン揺動
軸31は軸受部材33から外れないようにされている。
尚、軸受部材33は、シャーシ11上に精度よく位置決
めされた状態で取り付けられている。
【0027】ウィッペン30の前端は、このウィッペン
30がウィッペン揺動軸31を中心として揺動する時に
シャーシ11の開口部25を介して、シャーシ11の上
方と下方との間を移動可能なように配置されている。ウ
ィッペン30の前端の上面には、表面の摩擦抵抗が小さ
い摺動テープ32が設けられ、この摺動テープ32は、
鍵盤14の裏側にて突出するように設けられたアクチュ
エータ35の先端に接触している。
【0028】ウィッペン30の前端の下方には、鍵盤の
並び方向に延びる基板28がシャーシ11の平面部12
と所定間隔をもつようにシャーシ11に取り付けられて
いる。この基板28には、全88鍵の各ウィッペン30
に対応した位置に押鍵検出センサ37が設けられてい
る。押鍵検出センサ37は、内部にスイッチが2つ配設
され、鍵盤14が押下されてウィッペン30の前端がア
クチュエータ35により押し下げられると、まず一方の
スイッチがオンし、更に鍵盤14が押下されるともう一
方のスイッチがオンする。この2つのスイッチのオンオ
フのタイミング及びそのタイミングの差により、押鍵タ
イミングとベロシティを得ることができる。この押鍵検
出センサ37は鍵盤14との位置関係を考慮したうえで
基板28上に精度よく位置決めされている。
【0029】また、ウィッペン30の後端は、シャーシ
11の平面部12の後端と棚板2との間の開放空間39
を通ってシャーシ11の平面部12の後端よりも更に後
方側に至っている。このウィッペン30の後端には、バ
ランス用のおもり41が設けられ、また、ジャック回動
軸45を支持する軸受部42や、揺り戻り中のハンマー
50を受けとめるバックチェック43が精度よく一体と
して設けられている。ジャック44は略L字状であり、
ジャック回動軸45はL字の屈曲部分に設けられてい
る。また、ジャックテール47はウィッペン30と圧縮
コイルバネ46で連結されている。
【0030】センターレール60は、鍵盤の並び方向に
延びるように形成され、シャーシ11の平面部12に対
して略垂直に立ち上がる立ち部分62と、この立ち部分
62の下方から鍵盤14の前方に向かって折り曲げられ
たフランジ部分61と、立ち部分62の上方から斜め上
後方に延び出したストップレール部63とを備えてい
る。このセンターレール60は、フランジ部分61にて
シャーシ11の平面部12上に精度よく位置決めされた
状態でネジ止めされている。尚、このセンターレール6
0のフランジ部分61の前端は、前述の鍵支点15を支
持する軸受16の後方側のL型脚18が穴17内をスラ
イドしないように、このL型脚18に当接した状態で固
定されている。
【0031】センターレール60の立ち部分62には、
鍵盤の並び方向に延びる断面略Γ状のレール67がネジ
止めされ、その上面には離鍵状態においてハンマー50
のレスト部52と当接するハンマー枕68が設けられ、
下面にはジャックテール47が当接可能なレギュレチン
グフェルト66が設けられている。また、ストップレー
ル部63の下面には鍵盤の並び方向に延びるストップフ
ェルト63aが設けられている。このように、ハンマー
枕68とレギュレチングフェルト66はいずれもレール
67に設けられているため、各々個別のレールに設ける
場合に比べてコストが低減される。また、このレール6
7、レギュレチングフェルト66、ハンマー枕68はい
ずれも精度よく位置決めされている。
【0032】更に、センターレール60には補強のため
のアクションリブ70が設けられている。このアクショ
ンリブ70はセンターレール60の立ち部分62と2カ
所で、また、センターレール60のフランジ部分61と
1カ所でネジ止めされている。
【0033】ハンマー50は、その前端に設けたハンマ
ー揺動軸51がセンターレール60の立ち部分62の角
穴に嵌め込まれた略U字状の軸受部材65に揺動可能に
支持されている。この軸受部材65にはハンマー揺動軸
51を覆うように軸受部材固定板71が設けられ、この
軸受部材固定板71及び軸受部材65は同じネジにより
センターレール60に片持ち状にネジ止めされている。
この軸受部材固定板71によりハンマー揺動軸51は軸
受部材65から外れないようにされている。尚、軸受部
材65は、センターレール60に精度よく位置決めされ
た状態で取り付けられている。
【0034】ハンマー50の下面は、ハンマー枕68に
当接可能なレスト部52と、ジャックの先端が当接・離
間するために略S字状に形成されたバット部53と、ウ
ィッペン30のバックチェック43に当接可能なキャッ
チャ部54とを備えており、レスト部52からバット部
53を経てキャッチャ部54に至るまで、発砲ウレタン
と人工皮革の2層(後者が表層)からなるクッション材
56が一続きに貼付されている。また、このクッション
材56のうち押鍵されていない状態においてジャック4
4の先端が当接する位置には、離鍵後にジャック44が
圧縮コイルバネ46の作用により元の位置に戻ろうとし
てこのハンマー50のクッション材56と接触したとき
の衝突音を抑えるための緩衝材57が貼付されている。
【0035】ハンマー50の上面のうち、ハンマー50
がハンマー揺動軸51を中心として図1にて反時計回り
に揺動したときセンターレール60に設けたストップフ
ェルト63aに衝突する位置には、ハンマー50がスト
ップフェルト63aに衝突したときの衝突音を抑えるた
めの緩衝材が貼付された疑似打弦部58が設けられてい
る。
【0036】ハンマー50の後端には、アコスティック
ピアノのアクション機構におけるハンマーの重心やその
ハンマーが揺れ戻るときの動作等を考慮して、おもり5
9が設けられている。尚、ウィッペン30、ジャック4
4、ハンマー50はすべて合成樹脂製であり、長期間に
わたり歪みを生じることがない。
【0037】上述のごとく構成された鍵盤装置1は、押
鍵操作をしていない状態では、図1に示すように、ウィ
ッペン30の前端にはウィッペン30のおもり41等に
より時計回りの力のモーメントが働き、これがアクチュ
エータ35にかかっているため、鍵盤14は時計回りに
揺動しようとするが、鉤状アーム24の鉤部24aが長
尺フェルト26bに当接するため、その揺動が阻止され
た状態で停止している。
【0038】演奏者が鍵盤14を押し下げると、鍵盤1
4はその鍵支点15を中心として図1において反時計回
りに揺動する。これにより、ウィッペン30の前端がア
クチュエータ35に押し下げられるので、ウィッペン3
0はウィッペン揺動軸31を中心として反時計回りに揺
動し、前端下面が押鍵検出センサ37を押下し、後端が
上方向に揺動する。すると、ジャック44は、このウィ
ッペン30の揺動に伴ってハンマー50のバット部53
を突き上げるように上昇しつつ、ウィッペン30に対し
て反時計回りに揺動する。その後、ジャック44のジャ
ックテール47がレギュレチングフェルト66に当たる
と、ジャック44はジャックテール47とレギュレチン
グフェルト66との接触箇所を支点として急速に反時計
回りに揺動しジャック44の先端はハンマー50のバッ
ト部53から抜ける。このジャック44の先端がバット
部53から抜ける動作がレットオフである。従って、こ
の擬似アクションは通常のアクションと同じくレットオ
フを生じさせることができる。
【0039】レットオフ後、ハンマー50は慣性運動に
より反時計回りに揺動し続ける。その後、この慣性運動
を行っているハンマー50の疑似打弦部58がストップ
フェルト63aに衝突する。このときの状態を図2に示
す。これによりハンマー50は慣性運動を阻止される。
その後、逆方向即ち時計回りに揺り戻す。
【0040】ハンマー50が揺り戻ったとき、鍵盤14
から演奏者の指が離れていれば、ハンマー50のレスト
部52がハンマー枕68に当接し、その状態で静止する
(図1参照)。一方、ハンマー50が揺り戻ったとき、
鍵盤14が押下され続けていれば、ハンマー50のレス
ト部52がハンマー枕68に当接する前にハンマー50
のキャッチャ部54がウィッペン30の後端に設けたバ
ックチェック43によりバックストップ位置(図2の点
線参照)で受け止められる。
【0041】したがって、本実施例の擬似アクションの
機能はハンマー50が打弦しないことを除けば、アコー
スティックピアノのアクションと同じ機能を果たす。こ
のため、演奏者が鍵盤14から受けるタッチ感は、ほと
んどアコースティックピアノと同じである。
【0042】また、押鍵時にはウィッペン30の前端下
面が押鍵検出センサ37に接触して、押鍵検出センサ3
7内部の2つのスイッチをオン/オフ動作させるので、
押鍵タイミングとそのベロシティーが検出でき、この検
出に基づいて図示していない電子制御回路の制御により
電子音源から、押鍵に対応するタイミングで、鍵盤対応
する音程およびベロシティーに対応する強さで演奏音を
出力することができる。
【0043】次に、例えば鍵盤14に何らかの支障が生
じてこれを取り外す必要が生じた場合につき、図3及び
図4に基づいて説明する。このような場合には、まずネ
ジ8を軽く緩めて、鍵盤の前後方向に長くなるように形
成された長穴61aに沿ってセンターレール60を後方
(図3、図4にて右方向)にスライドさせる。これによ
り、センターレール60は、軸受16が差込口17から
外れるのを許容する位置(図4参照)に配置される。そ
こで、この軸受16を差込口17内にて後方に移動して
L型脚18による差込口17の周辺部分の挟み込みを解
除させたあと上方に引き抜く(図4参照)。このよう
に、本実施例ではネジ8及びセンターレール60を取り
外すことなく、軸受16を抜き出して鍵盤14を取り外
すことができる。
【0044】尚、センターレール60は、鍵盤の並び方
向に延びるレール部材であり、例えば1オクターブごと
に設けられている。ネジ8は各鍵盤14ごとに設けても
よいが、数鍵に1つの割合で設ける方が鍵盤14を取り
外す際に緩めるネジの数が少なくて済み作業性がよくな
るので好ましい。
【0045】以上詳述した本実施例の鍵盤装置1によれ
ば、以下の効果が得られる。 鍵支点15を支持する軸受16がシャーシ11の差込
口17から外れないように固定するための専用部品を別
個に設けるのではなく、センターレール60を利用して
軸受16が差込口17から外れるのを防止している。こ
のため、上記専用部品を用いる場合に比べて部品コスト
が削減され、また、センターレール60を取り付ければ
軸受16の外れ防止効果が得られるため個別に専用部品
を取り付ける作業が不要になるという効果が得られる。
【0046】軸受16はその下面とL型脚18との間
で差込口17の周辺部分を挟み込むようにして係合する
ため、センターレール60を固定する前の状態で軸受1
6をシャーシ11の差込口17に仮止めすることができ
作業性が向上し、また、シャーシ11に対して上下にが
たつくおそれもない。また、軸受16はL型脚18を鍵
盤の前後方向に2つ備えているため、傾いたりするおそ
れもない。
【0047】一般にハンマー揺動軸51を支持するセ
ンターレール60は鍵盤14の後方に取り付けられるた
め、本実施例のように鍵支点15が鍵盤14の後端に設
けられている方が鍵盤14の中央付近に設けられている
場合よりも軸受16を固定しやすい。
【0048】鍵盤14を取り替える必要が生じたと
き、軸受16をシャーシ11から外すためにネジ8、セ
ンターレール60を外さなければならないとすれば作業
が煩雑であるが、本実施例では、ネジ8を緩めてセンタ
ーレール60を長穴61aに沿って後方にスライドさせ
れば軸受16をシャーシ11の差込口17から外すこと
ができため、鍵盤14を取り外すときの作業性が際だっ
て向上する。
【0049】疑似アクション機構を構成するウィッペ
ン30、ハンマー50が、鍵支点15を備えたシャーシ
11上に(又はシャーシ11に固定されたセンターレー
ル60上に)揺動自在に精度よく位置決めされた状態で
取り付けられている。また、取付時には、鍵盤14とウ
ィッペン30とハンマー50との関係につき、鍵盤スト
ロークが通常のアコスティックピアノと同等となるよう
な位置関係になるよう精度よく正確に位置決めされてい
る。このため、従来のように鍵盤ユニットとアクション
ユニットを別々に設けてこれらを棚板上で位置合わせす
るという煩雑な作業が不要となり、鍵盤14、ウィッペ
ン30、ハンマー50等を備えたシャーシ11をそのま
ま棚板2へ取り付けるだけでよいため、取付作業が極め
て簡単に行える。また、従来のように1鍵ごとに鍵盤と
ウィッペンの高さをキャプスタンスクリュで調節すると
いう煩雑な作業も不要となる。つまり、本実施例の鍵盤
装置によれば、棚板への取付が簡単で組付精度が高いと
いう効果が得られる。
【0050】[第2実施例]図5は第2実施例の鍵盤装
置の断面図であり、アクションにおける実線は離鍵状態
を表し、1点鎖線は打弦状態を表す。第2実施例は、電
子鍵盤楽器の鍵盤装置ではなくアコスティックピアノの
鍵盤装置であるため、第1実施例のような押鍵検出セン
サ37やストップレール部63を備えていない点、また
ハンマー250は疑似打弦部58の代わりに実際に弦を
打つための打弦部258を備えている点で第1実施例と
相違するが、他の構成は第1実施例と略同様である。こ
のため、第1実施例と同じ構成要素には同じ符号を付し
その説明を省略する。
【0051】この鍵盤装置では、演奏者が鍵盤14を押
し下げてから、ハンマー250が回動するまでの各アク
ション(ウィッペン30、ジャック44)の動作は第1
実施例と同様である。但し、レットオフ後のハンマー2
50は打弦部258のハンマーフェルトにて実際に弦を
打つ。また、ハンマー250が揺り戻ったときの各アク
ションの動作も第1実施例と同様である。本実施例によ
れば、第1実施例の〜と同様の効果が得られる。
【0052】[第3実施例]図6は第3実施例の鍵盤装
置の断面図である。第3実施例は、第1実施例と同様、
電子鍵盤楽器に適用される鍵盤装置であるが、第1実施
例と比してウィッペンがシャーシに直接的に取り付けら
れているのではなくセンターレールに取り付けられてい
る点で相違する。このため、第1実施例と同様の構成要
素については同じ符号を付し、その説明を省略する。
尚、第1実施例のウィッペン30に類似する部材は、第
3実施例ではウィッペンではなくアクションレバー36
0として機能する。
【0053】本実施例のウィッペン330は、その前端
に設けたウィッペン揺動軸331がセンターレール60
の立ち部分62の角穴に嵌め込まれた略U字状の軸受部
材335によりハンマー50と同様にして揺動可能に支
持されている。尚、軸受部材335は、センターレール
60に精度よく位置決めされた状態で取り付けられてい
る。
【0054】このウィッペン330には、ジャック回動
軸45を支持する軸受部42や、揺り戻り中のハンマー
50を受けとめるバックチェック43が精度よく一体と
して設けられている。ジャック44のジャックテール4
7はウィッペン330と圧縮コイルバネ46で連結され
ている。
【0055】アクションレバー360の前端は、第1実
施例のウィッペン30と同様、レバー揺動軸361が軸
受部材33を介してシャーシ11に支持されている。ま
た、アクションレバー360の前端の下方には、第1実
施例と同様の押鍵検出センサ37が設けられている。ア
クションレバー360の後端は、ウィッペン330の下
面に当接する押圧ボタン362を備えている。
【0056】かかる鍵盤装置の鍵盤14を押し下げる
と、鍵盤14はその鍵支点15を中心として図6におい
て反時計回りに揺動する。これにより、アクションレバ
ー360の前端がアクチュエータ35に押し下げられる
ので、アクションレバー360はレバー揺動軸361を
中心として反時計回りに揺動し、前端下面が押鍵検出セ
ンサ37を押下し、後端が上方向に揺動する。すると、
センターレール60に揺動自在に支持されたウィッペン
330が反時計回りに揺動する。その後のジャック4
4、ハンマー50の動作については第1実施例と同様で
あるため、その説明を省略する。
【0057】第3実施例の疑似アクション機構を構成す
るウィッペン330、ハンマー50は、鍵支点15を備
えたシャーシ11上に揺動自在に精度よく位置決めされ
た状態で取り付けられている。ウィッペン330、ハン
マー50はいずれもセンターレール60を介してシャー
シ11に取り付けられており、また、取付時には、鍵盤
14とアクションレバー360とウィッペン330とハ
ンマー50との関係につき、鍵盤ストロークが通常のア
コスティックピアノと同等となるような位置関係になる
よう精度よく正確に位置決めされている。
【0058】以上の第3実施例によれば、上記第1実施
例の〜の効果を奏する。 [その他の実施例]上記第1実施例において、シャーシ
は例えばシャーシ前部材(長尺フェルト26a、26b
が設置される)とシャーシ後部材(軸受16が設置され
る)の2つに分割し、各々をリブ19で連結した構成と
してもよい。この場合も第1実施例と同様の効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の鍵盤装置が離鍵状態にあるとき
の断面図である。
【図2】 第1実施例の鍵盤装置が疑似打弦状態にある
ときの断面図である。
【図3】 図1の部分拡大図である。
【図4】 第1実施例の鍵盤装置において鍵盤を取り外
すときの説明図である。
【図5】 第2実施例の鍵盤装置の断面図である。
【図6】 第3実施例の鍵盤装置の断面図である。
【図7】 従来の鍵盤装置の断面図である。
【図8】 従来の鍵盤装置の部分拡大図である。
【符号の説明】
1・・・鍵盤装置、2・・・棚板、8・・・ネジ、9・
・・ネジ穴、11・・・シャーシ、14・・・鍵盤、1
5・・・鍵支点、16・・・軸受、17・・・差込口、
18・・・L型脚、19・・・リブ、24・・・鉤状ア
ーム、28・・・基板、30・・・ウィッペン、31・
・・ウィッペン揺動軸、35・・・アクチュエータ、3
7・・・押鍵検出センサ、44・・・ジャック、45・
・・ジャック回動軸、47・・・ジャックテール、50
・・・ハンマー、51・・・ハンマー揺動軸、58・・
・疑似打弦部、60・・・センターレール、61・・・
フランジ部分、61a・・・長穴。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍵盤の揺動中心を含む鍵支点部材と、前
    記鍵盤の揺動に応じて揺動するハンマーを備えたレール
    部材とが、シャーシに固定されている鍵盤装置であっ
    て、 前記鍵支点部材は前記シャーシに設けた差込口に嵌め込
    まれ、 前記レール部材は前記鍵支点部材が前記シャーシの差込
    口から外れないように固定することを特徴とする鍵盤装
    置。
  2. 【請求項2】 前記鍵支点部材は、前記差込口に遊嵌可
    能であると共に該差込口の周辺部分に係合可能であり、 前記レール部材は、前記差込口に遊嵌されたあと該差込
    口の周辺部分と係合した状態の鍵支点部材を固定するこ
    とを特徴とする請求項1記載の鍵盤装置。
  3. 【請求項3】 前記鍵支点部材は、前記鍵盤の後端に設
    けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の鍵
    盤装置。
  4. 【請求項4】 前記レール部材は、該レール部材に設け
    たガイド穴又はガイド溝を介して前記シャーシと締結部
    材により締結され、 前記締結部材の締結を緩めると、前記レール部材は、前
    記鍵支点部材が前記シャーシから外れるのを防止する位
    置と前記鍵支点部材が前記シャーシから外れるのを許容
    する位置との間で前記ガイド穴又はガイド溝に沿って摺
    動可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    に記載の鍵盤装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の鍵盤装
    置であって、 前記シャーシ又は前記レール部材に揺動可能に支持さ
    れ、前記鍵盤の揺動に伴い揺動するウィッペンと、 前記ウィッペンに揺動可能に支持され、該ウィッペンの
    揺動に伴い揺動及び移動するジャックと、 前記ジャックの揺動及び移動に伴い前記レール部材に設
    けた前記ハンマー揺動軸を中心に揺動するハンマーとを
    備えたことを特徴とする鍵盤装置。
JP28858596A 1996-10-29 1996-10-30 鍵盤装置 Expired - Fee Related JP3256447B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28858596A JP3256447B2 (ja) 1996-10-30 1996-10-30 鍵盤装置
US08/956,249 US5945617A (en) 1996-10-29 1997-10-22 Piano keyboard device including improved support chassis and optional action simulation mechanism, and a method of assembling thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28858596A JP3256447B2 (ja) 1996-10-30 1996-10-30 鍵盤装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10133647A true JPH10133647A (ja) 1998-05-22
JP3256447B2 JP3256447B2 (ja) 2002-02-12

Family

ID=17732180

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28858596A Expired - Fee Related JP3256447B2 (ja) 1996-10-29 1996-10-30 鍵盤装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3256447B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109256112A (zh) * 2017-07-13 2019-01-22 卡西欧计算机株式会社 琴槌单元及键盘装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109256112A (zh) * 2017-07-13 2019-01-22 卡西欧计算机株式会社 琴槌单元及键盘装置
CN109256112B (zh) * 2017-07-13 2024-02-13 卡西欧计算机株式会社 琴槌单元及键盘装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3256447B2 (ja) 2002-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10149154A (ja) 鍵盤楽器の消音装置
JP3671814B2 (ja) 鍵盤楽器のジャック脱進調整装置、鍵盤楽器の消音装置および鍵盤楽器
JP3900706B2 (ja) 鍵盤装置
JPH07319452A (ja) 鍵盤楽器
EP1424682B1 (en) Keyboard instrument having pedal mechanism
US5945617A (en) Piano keyboard device including improved support chassis and optional action simulation mechanism, and a method of assembling thereof
JP3270693B2 (ja) 鍵盤装置
JP2000322052A (ja) 鍵盤楽器の消音装置
JPH0734477U (ja) 鍵盤楽器
CN107430842B (zh) 支撑组件和键盘装置
JP3256447B2 (ja) 鍵盤装置
CN113380212B (zh) 键盘乐器的持音机构以及键盘乐器
JP3234512B2 (ja) 鍵盤装置
JP3188197B2 (ja) 電子楽器の鍵盤装置
JP2000214842A (ja) 鍵盤楽器の消音装置
JP3256446B2 (ja) 鍵盤装置及びその組立方法
JP3188198B2 (ja) 鍵盤装置
JP3420005B2 (ja) 鍵盤装置
JP3519549B2 (ja) 鍵盤のキャプスタン調整装置および鍵盤装置
JP3714349B2 (ja) 鍵盤楽器の消音装置及び鍵盤楽器
JP3431369B2 (ja) 電子楽器の鍵盤装置および電子ピアノ
JP2002162969A (ja) 電子鍵盤楽器の鍵盤装置
JP3598571B2 (ja) 鍵盤楽器
JP5020522B2 (ja) アップライトピアノのジャック静止装置
JPH07152365A (ja) 鍵盤楽器

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees