JPH10133393A - 感光性平版印刷版の現像方法 - Google Patents

感光性平版印刷版の現像方法

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JPH10133393A
JPH10133393A JP28670696A JP28670696A JPH10133393A JP H10133393 A JPH10133393 A JP H10133393A JP 28670696 A JP28670696 A JP 28670696A JP 28670696 A JP28670696 A JP 28670696A JP H10133393 A JPH10133393 A JP H10133393A
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JP
Japan
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parts
acid
developing
lithographic printing
solution
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JP28670696A
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English (en)
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Toshitsugu Suzuki
利継 鈴木
Tomohisa Ota
智久 太田
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光性平版印刷版の支持体表面の侵食を防止
してスラッジの発生量を低減し、しかも濃縮状態での素
材溶解性の向上を達成した現像液を用いたネガ型及びポ
ジ感光性平版印刷版対応の現像方法の提供。 【解決手段】 下記〜の特徴を有する水溶液を用い
て、ネガ型及びポジ型の感光性平版印刷版を共通に現像
することを特徴とする感光性平版印刷版の現像方法。 アルカリ金属珪酸塩を含有する SiO2濃度に換算したときの珪酸濃度が2〜4重量
%である 有機溶剤と界面活性剤の総含有量が、水を除く全組成
物量に対して、20〜30重量%である。 SiO2濃度に換算したときの珪酸濃度が0.5〜4重
量%の水溶液に、上記〜の特徴を有する水溶液を補
充して、ネガ型及びポジ型の感光性平版印刷版を共通に
現像することを特徴とする感光性平版印刷版の現像方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像露光されたネ
ガ型及びポジ型感光性平版印刷版の感光層を画像様に溶
出する現像処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、感光性平版印刷版の現像液に
はアルカリ金属珪酸塩の水溶液が広く用いられている。
この珪酸塩は、感光性平版印刷版のアルミ支持体のアル
ミ成分の溶出を防止し、該支持体表面の侵食を防止して
いる。このため、珪酸塩の濃度はある程度高く設定する
ことが必要である。
【0003】近年、ネガ型及びポジ型感光性平版印刷版
共通処理システムが検討されており、そのためには極め
て安定した現像を再現でき、しかも両タイプの感光性平
版印刷版を同時に処理可能なことが必要である。上記ア
ルカリ金属珪酸塩を含む水溶液にネガ型感光性平版印刷
版の現像性を付与する為には、少なくとも有機溶剤及び
界面活性剤が必要である。この為、ネガ型及びポジ型感
光性平版印刷版を同一現像処理可能な現像液として、ア
ルカリ金属珪酸塩水溶液に有機溶剤及び界面活性剤を添
加した現像液が開示されている。ところが現状では、現
像液は一般に濃縮された状態で包装されており、珪酸塩
の濃度が高く、有機溶剤や界面活性剤等の添加剤が濃縮
液に溶けにくいという問題が生じた。そこで、有機溶剤
及び界面活性剤を添加する必要上、現像液中の珪酸塩の
濃度を低い領域で検討してはいるが、その一方でアルミ
支持体表面が浸食される可能性は大きく、又それによる
現像浴中でのスラッジの発生も懸念されている。
【0004】このため、アルミ支持体表面の侵食を防止
してスラッジの発生を低減し、同時に濃縮状態での素材
溶解性を向上した現像液を用いたネガ型及びポジ型対応
の現像方法の開発が望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みてなされたものであり、その目的は、感光性平版印刷
版の支持体表面の侵食を防止してスラッジの発生量を低
減し、しかも濃縮状態での素材溶解性の向上を達成した
現像液を用いたネガ型及びポジ感光性平版印刷版対応の
現像方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、以
下の構成により達成される。
【0007】(1) 下記〜の条件を有する水溶液
を用いて、ネガ型及びポジ型の感光性平版印刷版を共通
に現像することを特徴とする感光性平版印刷版の現像方
法。
【0008】アルカリ金属珪酸塩を含有する SiO2濃度に換算したときの珪酸濃度が2.0〜
4.0重量%である 有機溶剤と界面活性剤の総含有量が、水を除く全組成
物量に対して、20〜30重量%である。
【0009】(2) SiO2濃度に換算したときの珪
酸濃度が0.5〜4.0重量%の水溶液に、上記〜
の条件を有する水溶液を補充して、ネガ型及びポジ型の
感光性平版印刷版を共通に現像することを特徴とする感
光性平版印刷版の現像方法。
【0010】以下、本発明を詳細に説明する。
【0011】本発明の感光性平版印刷版の現像方法は、
上記〜の条件を有する水溶液(以下、「現像液1」
という)を用いて、ネガ型及びポジ型の感光性平版印刷
版を共通に現像する(第一の態様とする)ことを特徴と
し、又SiO2濃度に換算したときの珪酸濃度が0.5
〜4重量%の水溶液(以下、「現像液2」という)に、
上記〜の条件を有する水溶液を補充(以下、「現像
補充液」という)して、ネガ型及びポジ型の感光性平版
印刷版を共通に現像する(第二の態様とする)ことを特
徴とする。
【0012】〔第一の態様〕本発明の第一の態様の現像
方法において、上記現像液1が有するアルカリ金属珪酸
塩としては、例えばケイ酸カリウム、ケイ酸ナトリウ
ム、メタケイ酸ナトリウム、メタケイ酸カリウム等が挙
げられ、好ましくはケイ酸カリウムである。
【0013】本発明の第一の態様において、現像液1の
珪酸濃度は、SiO2濃度に換算したときの重量濃度で
2.0〜4.0重量%である。この重量濃度が高すぎ
る、即ち4.0重量%より大であると濃縮液の素材溶解
性が悪くなるのみならず、中間調の消去性が悪くなる可
能性が高い。又、低すぎる、即ち2.0重量%未満であ
るとアルミ支持体からのアルミ溶出量が大きくなりスラ
ッジの発生量が大きくなりやすい。現像液1は、2.0
〜3.0%が好ましい。但し、現像補充液の補充を考慮
した場合、現像液1の現像浴中に現像補充液を補充する
ことにより何れ現像補充液に入れ替わっていくので、現
像液1自体の珪酸濃度は0.5〜2.0%でも構わな
い。ここで現像補充液とは、現像液1の現像槽に添加し
て現像液1の処理能力を維持させるものであり、特に処
理によって疲労し減量した現像液1に、不足した薬品、
水等を添加して作用と量を回復させる溶液をいう。尚、
現像液1は現像補充液に対し、現像開始液ともいう。
【0014】又、本発明の第一の態様においては、現像
液1に含有される有機溶剤と界面活性剤との総含有量
が、水を除く全組成物量に対して、20〜32重量%で
ある。含有量が大きい、即ち32重量%より大である
と、感光性平版印刷版の現像性が軟調化するのみなら
ず、濃縮液の素材溶解性も悪くなることがある。又含有
量が小さい、即ち20重量%未満であると、ネガ型平版
印刷版の現像性が悪くなり、現像不良が起きることがあ
る。
【0015】現像液1の(SiO2のモル濃度)/(ア
ルカリ金属のモル濃度)の値は0.15〜0.75が好
ましい。この比の値が0.15より小さいと、ランニン
グ中の無機塩濃度が増大するため、中間露光部分に赤味
を発生しやすい。又、0.75以上であるとpHが低く
なるため補充量が増大してしまいやすい。
【0016】〔第二の態様〕本発明の第二の態様の現像
方法において、現像液2が有するアルカリ金属珪酸塩
は、上記現像液1で挙げられるものが用いられる。又、
第二の態様において、現像液2の珪酸濃度は、SiO2
濃度に換算したときの重量濃度で0.5〜4.0重量%
である。この重量濃度が高すぎる、即ち4.0重量%よ
り大であると濃縮液の素材溶解性が悪くなるのみなら
ず、中間調の消去性が悪くなる可能性が高い。又、低す
ぎる、即ち0.5重量%未満であるとアルミ支持体から
のアルミ溶出量が大きくなりスラッジの発生量が大きく
なりやすい。好ましくは2.0〜3.0重量%である。
又現像液1同様、現像浴中では、現像補充液を補充する
ことにより何れ補充液に入れ替わっていくので、現像液
2自体の珪酸濃度は0.5〜2.0%でも構わない。現
像液2は、後述する現像補充液に対し、現像開始液とも
いう。
【0017】本発明の第二の態様においては、現像液2
に対して、アルカリ金属珪酸塩を含有し、SiO2濃度
に換算したときの珪酸濃度が2.0〜4.0重量%であ
り、有機溶剤と界面活性剤の総含有量が、水を除く全組
成物量に対して、20〜30重量%の現像補充液を補充
する。第二の態様における現像補充液は、第一の態様と
同義である。この重量濃度が高すぎる、即ち4.0重量
%より大であると濃縮液の素材溶解性が悪くなるのみな
らず、中間調の消去性が悪くなる可能性が高い。又、低
すぎる、即ち2.0重量%未満であるとアルミ支持体か
らのアルミ溶出量が大きくなりスラッジの発生量が大き
くなりやすい。好ましくは2.5〜4.0重量%であ
る。又、本発明の第一の態様においては、現像液1に含
有される有機溶剤と界面活性剤との総含有量が、水を除
く全組成物量に対して、20〜32重量%である。含有
量が大きい、即ち32重量%より大であると、感光性平
版印刷版の現像性が軟調化するのみならず、濃縮液の素
材溶解性も悪くなることがある。又、含有量が小さい、
即ち20重量%未満であると、ネガ型平版印刷版の現像
性が悪くなり、現像不良が起きることがある。
【0018】現像液2の(SiO2のモル濃度)/(ア
ルカリ金属のモル濃度)の値は0.15〜0.75が好
ましい。この比の値が0.15より小さいと、ランニン
グ中の無機塩濃度が増大するため、中間露光部分に赤味
を発生しやすい。又、0.75以上であるとpHが低く
なるため補充量が増大してしまいやすい。
【0019】〔第一及び第二の態様に共通〕本発明に用
いられる有機溶媒としては、例えば酢酸エチル、酢酸プ
ロピル、酢酸ブチル、酢酸アミル、酢酸ベンジル、エチ
レングリコールモノブチルアセテート、乳酸ブチル、レ
プリン酸ブチル等のカルボン酸エステル、エチルブチル
ケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等
のケトン類、エチレングリコールモノブチルエーテル、
エチレングリコールベンジルエーテル、エチレングリコ
ールモノフェニルエーテル、ベンジルアルコール、メチ
ルフェニルカルビノール、n−アミルアルコール、メチ
ルアミルアルコール等のアルコール類、キシレン等のア
ルキル置換芳香族炭化水素、メチレンジクロライド、エ
チレンジクロライド、モノクロロベンゼン等のハロゲン
化炭化水素等を挙げることができる。これらの有機溶媒
は併用してもよい。これらの有機溶媒の中では、エチレ
ングリコールモノフェニルエーテルとベンジルアルコー
ルが特に有効である。又、これら有機溶媒の現像液中に
おける含有量は、概ね0.1〜5重量%であり、特に
0.5〜2重量%のとき好ましい結果を得る。又、現像
補充液の有機溶媒の含有量は、概ね0.1〜5重量%の
範囲が好ましく、更に好ましくは0.5〜2重量%の範
囲である。
【0020】又、上述の特定の有機溶媒の水への溶解を
助けるために一定の可溶化剤を含有させることもでき
る。このような可溶化剤としては、用いる特定の有機溶
媒より水易溶性低分子アルコール、ケトン類を用いるの
がよい。又、アニオン界面活性剤、両性界面活性剤等も
用いることができる。このようなアルコール、ケトン類
としては例えばメタノール、エタノール、プロパノー
ル、ブタノール、アセトン、メチルエチルケトン、エチ
レングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコー
ルモノエチルエーテル、メトキシブタノール、エトキシ
ブタノール、4−メトキシメチルブタノール、N−メチ
ルピロリドン等を用いることが好ましい。
【0021】又、アニオン界面活性剤としては例えばイ
ソプロピルナフタレンスルホン酸ナトリウム、n−ブチ
ルナフタレンスルホン酸ナトリウム、N−メチル−N−
ペンタデシルアミノ酢酸ナトリウム、ラウリルサルフェ
ートナトリウム塩等が好ましい。これらアルコール、ケ
トン類等の可溶化剤の使用量について特に制限はない
が、一般に現像液、現像補充液全体に対し約30重量%
以下とすることが好ましい。
【0022】本発明に用いられる界面活性剤としては、
下記のようなアニオン型、ノニオン型、カチオン型及び
両性型の各界面活性剤を含有することができる。
【0023】アニオン型としては、高級アルコール(C
8〜C22)硫酸エステル塩類〔例えば、ラウリルアルコ
ールサルフェートのナトリウム塩、オクテルアルコール
サルフェートのナトリウム塩、ラウリルアルコールサル
フェートのアンモニウム塩、「Teepol−81」
(商品名・シエル化学製)、第二ナトリウムアルキルサ
ルフェートなど〕、脂肪族アルコールリン酸エステル塩
類(例えば、セチルアルコールリン酸エステルのナトリ
ウム塩など)、アルキルアリールスルホン酸塩類(例え
ば、ドデシルベンゼンスルホン酸のナトリウム塩、イソ
プロピルナフタレンスルホン酸のナトリウム塩、ジナフ
タリンジスルホン酸のナリトウム塩、メタニトロベンゼ
ンスルホン酸のナトリウム塩など)、アルキルアミドの
スルホン酸塩類(例えば、C1733CON(CH3)C
2SO3Naなど)、二塩基性脂肪酸エステルのスルホ
ン酸塩類(例えば、ナトリウムスルホコハク酸ジオクチ
ルエステル、ナトリウムスルホコハク酸ジヘキシルエス
テルなど)がある。これらの中で特にスルホン酸塩類が
好適に用いられる。
【0024】又、カチオン型としては、アミン型と第四
アンモニウム塩型に大別されるが、これらの何れをも用
いることができる。アミン型の例としては、ポリオキシ
エチレンアルキルアミン、N−アルキルプロピレンアミ
ン、N−アルキルポリエチレンポリアミン、N−アルキ
ルポリエチレンポリアミンジメチル硫酸塩、アルキルビ
グアニド、長鎖アミンオキシド、アルキルイミダゾリ
ン、1−ヒドロキシエチル−2−アルキルイミダゾリ
ン、1−アセチルアミノエチル−2−アルキルイミダゾ
リン、2−アルキル−4−メチル−4−ヒドロキシメチ
ルオキサゾリン等がある。又、第四アンモニウム塩型の
例としては、長鎖第1アミン塩、アルキルトリメチルア
ンモニウム塩、ジアルキルジメチルエチルアンモニウム
塩、アルキルジメチルアンモニウム塩、アルキルジメチ
ルベンジルアンモニウム塩、アルキルピリジニウム塩、
アルキルキノリニウム塩、アルキルイソキノリニウム
塩、アルキルピリジニウム硫酸塩、ステアラミドメチル
ピリジニウム塩、アシルアミノエチルジエチルアミン
塩、アシルアミノエチルメチルジエチルアンモニウム
塩、アルキルアミドプロピルジメチルベンジルアンモニ
ウム塩、脂肪酸ポリエチレンポリアミド、アシルアミノ
エチルビリジニウム塩、アシルコラミノホルミルメチル
ピリジニウム塩、ステアロオキシメチルピリジニウム
塩、脂肪酸トリエタノールアミン、脂肪酸トリエタノー
ルアミンギ酸塩、トリオキシエチレン脂肪酸トリエタノ
ールアミン、脂肪酸ジブチルアミノエタノール、セチル
オキシメチルピリジニウム塩、p−イソオクチルフェノ
キシエトキシエチルジメチルベンジルアンモニウム塩等
がある。(上記化合物例の中の「アルキル」とは、炭素
数6〜20の、直鎖又は一部置換されたアルキルを示
し、具体的にはヘキシル、オクチル、セチル、ステアリ
ル等の直鎖アルキルが好ましく用いられる。) これらの中では、特に水溶性の第四アンモニウム塩型の
カチオン界面活性剤が有効であり、その中でも、アルキ
ルトリメチルアンモニウム塩、アルキルジメチルベンジ
ルアンモニウム塩、エチレンオキシド付加アンモニウム
塩等が好適である。又、カチオン成分をくり返し単位と
して有する重合体も広い意味ではカチオン界面活性剤で
あり、本発明のカチオン界面活性剤に含包される。特
に、親油性モノマーと共重合して得られた第四アンモニ
ウム塩を含む重合体は好適に用いることができる。該重
合体の重量平均分子量は300〜50000の範囲であ
り、特に好ましくは500〜5000の範囲である。こ
れらのカチオン界面活性剤は単独で使用するほか、2種
以上を併用してもよい。
【0025】又、ノニオン型としては、大別するとポリ
エチレングリコール型と多価アルコール型に分類するこ
とができ、どちらも使用できるが、現像性能の点からポ
リエチレングリコール型のノニオン界面活性剤が好まし
く、その中でもエチレンオキシ基(−CH2CH2O−)
を3以上有し、かつHLB値(HLBはHydroph
ile−Lipophile Balanceの略)が
5以上、より好ましくは8〜20のものがより好まし
い。ノニオン型のうち、エチレンオキシ基とプロピレン
オキシ基の両者を有するものが特に好ましく、そのなか
でHLB値が8以上のものがより好ましい。ノニオン型
の好ましい例として下記一般式〔1〕〜〔8〕で表され
る化合物が挙げられる。
【0026】
【化1】
【0027】〔1〕〜〔8〕式において、Rは水素原子
又は1価の有機基を表す。該有機基としては、例えば直
鎖もしくは分岐の炭素数1〜30の、置換基{例えばア
リール基(フェニル等)}を有していてもよいアルキル
基、アルキル部分が上記アルキル基であるアルキルカル
ボニル基、置換基(例えばヒドロキシル基、上記のよう
なアルキル基等)を有していてもよいフェニル基等が挙
げられる。a〜c、m、n、x及びyは各々1〜40の
整数を表す。
【0028】ノニオン型の具体例としては、例えば、ポ
リエチレングリコール、ポリオキシエチレンラウリルエ
ーテル、ポリオキシエチレンノニルエーテル、ポリオキ
シエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンステア
リルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、
ポリオキシエチレンベヘニルエーテル、ポリオキシエチ
レンポリオキシプロピレンセチルエーテル、ポリオキシ
エチレンポリオキシプロピレンベヘニルエーテル、ポリ
オキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエ
チレンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン
ステアリルアミン、ポリオキシエチレンオレイルアミ
ン、ポリオキシエチレンステアリン酸アミド、ポリオキ
シエチレンオレイン酸アミド、ポリオキシエチレンヒマ
シ油、ポリオキシエチレンアビエチルエーテル、ポリオ
キシエチレンラノリンエーテル、ポリオキシエチレンモ
ノラウレート、ポリオキシエチレンモノステアレート、
ポリオキシエチレングリセリルモノオレート、ポリオキ
シエチレングリセルモノステアレート、ポリオキシエチ
レンプロピレングリコールモノステアレート、オキシエ
チレンオキシプロピレンブロックポリマー、ジスチレン
化フェノールポリエチレンオキシド付加物、トリベンジ
ルフェノールポリエチレンオキシド付加物、オクチルフ
ェノールポリオキシエチレンポリオキシプロピレン付加
物、グリセロールモノステアレート、ソルビタンモノラ
ウレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレー
ト等を挙げることができる。
【0029】ノニオン型の重量平均分子量は300〜1
0000の範囲が好ましく、500〜5000の範囲が
特に好ましい。
【0030】又、両性界面活性剤としては、例えばN−
メチル−N−ペンタデシルアミノ酢酸ナトリウムのよう
な化合物を用いることができる。
【0031】本発明に用いられる界面活性剤としては、
アニオン界面活性剤を含有させることが好ましい。
【0032】現像液(1及び2)の界面活性剤の含有量
は、0.1〜5重量%の範囲が好ましく、更に好ましく
は0.5〜2重量%の範囲である。又、現像補充液の界
面活性剤の含有量は、0.1〜5重量%の範囲が好まし
く、更に好ましくは0.5〜2重量%の範囲である。界
面活性剤の濃度は、現像補充液より現像液1及び現像液
2の方が低いことが好ましく、現像補充液中の界面活性
剤の濃度が現像液1又は現像液2の2倍以上であること
が好ましい。
【0033】本発明において、現像液1、現像液2及び
現像補充液には有機酸が含有されることが好ましい。有
機酸としては、好ましくは有機カルボン酸又は脂肪族ホ
スホン酸が挙げられる。好ましい有機カルボン酸は炭素
原子数6〜20の脂肪族カルボン酸及び芳香族カルボン
酸である。脂肪族カルボン酸の具体的な例としては、カ
プロン酸、エナンチル酸、カプリル酸、ラウリン酸、ミ
リスチン酸、パルミチン酸及びステアリン酸などがあ
り、特に好ましいのは炭素数8〜12のアルカン酸であ
る。又炭素鎖中に二重結合を有する不飽和脂肪酸でも、
枝分かれした炭素鎖のものでもよい。芳香族カルボン酸
としてはベンゼン環、ナフタレン環、アントラセン環な
どにカルボキシル基が置換された化合物、具体的には、
p−t−ブチル安息香酸、o−クロロ安息香酸、p−ク
ロロ安息香酸、o−ヒドロキシ安息香酸、p−ヒドロキ
シ安息香酸、o−アミノ安息香酸、p−アミノ安息香
酸、2,4−ジヒドロキシ安息香酸、2,5−ジヒドロ
キシ安息香酸、2,6−ジヒドロキシ安息香酸、2,3
−ジヒドロキシ安息香酸、3,5−ジヒドロキシ安息香
酸、没食子酸、1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、3−
ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、2−ヒドロキシ−1−ナ
フトエ酸、1−ナフトエ酸、2−ナフトエ酸、エチレン
ジアミンテトラ酢酸、ジエチレントリアミンペンタ酢
酸、トリエチレンテトラミンヘキサ酢酸、ヒドロキシエ
チルエチレンジアミントリ酢酸、ニトリロトリ酢酸、
1,2−ジアミノシクロヘキサンテトラ酢酸及び1,3
−ジアミノ−2−プロパノールテトラ酢酸などのアミノ
ポリカルボン酸及びそれらのナトリウム塩、カリウム塩
及びアンモニウム塩、アミノトリ(メチレンホスホン
酸)、エチレンジアミンテトラ(メチレンホスホン
酸)、ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホン
酸)、トリエチレンテトラミンヘキサ(メチレンホスホ
ン酸)、ヒドロキシエチルエチレンジアミントリ(メチ
レンホスホン酸)及び1−ヒドロキシエタン−1,1−
ジホスホン酸等を挙げることができるが、ヒドロキシナ
フトエ酸は特に有効である。上記脂肪族、芳香族カルボ
ン酸及び脂肪族ホスホン酸は水溶性を高めるためにナト
リウム塩やカリウム塩又はアンモニウム塩として用いる
のが好ましい。上記現像液中の有機酸の含有量は1.0
重量%以上が好ましく、1.0重量%より少ないと長期
間、多量の感光性平版印刷版を処理したとき感度のバラ
ツキが大きい。
【0034】本発明において、現像液1、現像液2及び
現像補充液には、アルカリ金属ケイ酸塩以外のアルカリ
剤を含有させることができる。そのようなアルカリ剤と
して、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化リチ
ウム、第三リン酸ナトリウム、第二リン酸ナトリウム、
第三リン酸カリウム、第二リン酸カリウム、第三リン酸
アンモニウム、第二リン酸アンモニウム、メタケイ酸ナ
トリウム、重炭酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウム、炭酸アンモニウムなどのような無機アルカリ
剤、モノ−、ジ−又はトリエタノールアミン及び水酸化
テトラアルキルのような有機アルカリ剤及び有機ケイ酸
アンモニウム等が挙げられる。上記アルカリ剤の現像液
1、現像液2及び現像補充液中の含有量は、0.05〜
20重量%の範囲が好ましく、より好ましくは0.1〜
10重量%の範囲である。
【0035】現像液1、現像液2のpH(25℃、以下
同じ)は12〜13.5が好ましく、又現像補充液のp
Hは12.5〜14が好ましく、現像補充液のpHが現
像液1、現像液2のpHより0.5以上高いことが好ま
しい。
【0036】又、本発明において、現像液1、現像液2
及び現像補充液には、保存安定性、耐刷性等をより以上
に高めるために、必要に応じて水溶性亜硫酸塩を現像液
中に含有させることが好ましい。このような水溶性亜硫
酸塩としては、亜硫酸のアルカリ又はアルカリ土類金属
塩が好ましく、例えば亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウ
ム、亜硫酸リチウム、亜硫酸マグネシウム等がある。こ
れらの亜硫酸塩の含有量は通常0.05〜4重量%で、
好ましくは0.1〜1重量%である。
【0037】本発明の現像液1、現像液2及び現像補充
液は、更に特願平1−175249号第4頁第20行〜
第5頁第19行、同第9頁第13行〜第16頁第8行に
記載のアニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、還元
剤等の添加剤を含有することができる。
【0038】本発明の現像方法が適用される感光性平版
印刷版としては、感光性成分としてジアゾ樹脂を用いた
ネガ型感光層を有する感光性平版印刷版及び感光性成分
としてo−キノンジアジド化合物を用いたポジ型感光層
を有する感光性平版印刷版が挙げられ、又特開平6−2
82079号に記載のネガ型感光性平版印刷版も挙げら
れる。
【0039】o−キノンジアジド化合物を用いたポジ型
感光層を有する感光性平版印刷版は、感光性平版印刷版
の支持体として通常用いられる支持体上にo−キノンジ
アジド化合物を感光成分として含有する感光性組成物を
塗設してなるものである。上記o−キノンジアジド化合
物としては、例えばo−ナフトキノンジアジドスルホン
酸と、フェノール類及びアルデヒド又はケトンの重縮合
樹脂とのエステル化合物が挙げられる。上記フェノール
類としては、例えば、フェノール、o−クレゾール、m
−クレゾール、p−クレゾール、3,5−キシレノー
ル、カルバクロール、チモール等の一価フェノール、カ
テコール、レゾルシン、ヒドロキノン等の二価フェノー
ル、ピロガロール、フロログルシン等の三価フェノール
等が挙げられる。前記アルデヒドとしてはホルムアルデ
ヒド、ベンズアルデヒド、アセトアルデヒド、クロトン
アルデヒド、フルフラール等が挙げられる。これらのう
ち好ましいものはホルムアルデヒド及びベンズアルデヒ
ドである。又、上記ケトンとしてはアセトン、メチルエ
チルケトン等が挙げられる。
【0040】上記重縮合樹脂の具体的な例としては、フ
ェノール・ホルムアルデヒド樹脂、m−クレゾール・ホ
ルムアルデヒド樹脂、m−,p−混合クレゾール・ホル
ムアルデヒド樹脂、レゾルシン・ベンズアルデヒド樹
脂、ピロガロール・アセトン樹脂等が挙げられる。
【0041】上記o−ナフトキノンジアジド化合物のフ
ェノール類のOH基に対するo−ナフトキノンジアジド
スルホン酸の縮合率(OH基1個に対する反応率)は、
15〜80%が好ましく、より好ましくは20〜45%
である。
【0042】更にo−キノンジアジド化合物としては特
開昭58−43451号に記載の以下の化合物も使用で
きる。即ち例えば1,2−ベンゾキノンジアジドスルホ
ン酸エステル、1,2−ナフトキノンジアジドスルホン
酸エステル、1,2−ベンゾキノンジアジドスルホン酸
アミド、1,2−ナフトキノンジアジドスルホン酸アミ
ドなどの公知の1,2−キノンジアジド化合物、更に具
体的にはジェイ・コサール(J.Kosar)著「ライ
ト・センシティブ・システムズ」(“Light−Se
nsitive Systems”)第339〜352
頁(1965年)、ジョン・ウィリー・アンド・サンズ
(John Wiley &Sons)社(ニューヨー
ク)やダブリュー・エス・ディー・フォレスト(W.
S.DeForest)著「フォトレジスト」(“Ph
otoresist”)第50巻,(1975年)、マ
グローヒル(Mc Graw−Hill)社(ニューヨ
ーク)に記載されている1,2−ベンゾキノンジアジド
−4−スルホン酸フェニルエステル、1,2,1′,
2′−ジ−(ベンゾキノンジアジド−4−スルホニル)
−ジヒドロキシビフェニル、1,2−ベンゾキノンジア
ジド−4−(N−エチル−M−β−ナフチル)−スルホ
ンアミド、1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホ
ン酸シクロヘキシルエステル、1−(1,2−ナフトキ
ノンジアジド−5−スルホニル)−3,5−ジメチルピ
ラゾール、1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホ
ン酸−4″−ヒドロキシジフェニル−4″−アゾ−β−
ナフトールエステル、N,N−ジ−(1,2−ナフトキ
ノンジアジド−5−スルホニル)−アニリン、2′−
(1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホニルオキ
シ)−1−ヒドロキシ−アントラキノン、1,2−ナフ
トキノンジアジド−5−スルホン酸−2,4−ジヒドロ
キシベンゾフェノンエステル、1,2−ナフトキノンジ
アジド−5−スルホン酸−2,3,4−トリヒドロキシ
ベンゾフェノンエステル、1,2−ナフトキノンジアジ
ド−5−スルホン酸クロリド2モルと4,4′−ジアミ
ノベンゾフェノン1モルの縮合物、1,2−ナフトキノ
ンジアジド−5−スルホン酸クロリド2モルと4,4′
−ジヒドロキシ−1,1′−ジフェニルスルホン1モル
の縮合物、1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホ
ン酸クロリド1モルとプルプロガリン1モルの縮合物、
1,2−ナフトキノンジアジド−5−(N−ジヒドロア
ビエチル)−スルホンアミドなどの1,2−キノンジア
ジド化合物を挙げることができる。又、特公昭37−1
953号、同37−3627号、同37−13109
号、同40−26126号、同40−3801号、同4
5−5604号、同45−27345号、同51−13
013号、特開昭48−96575号、同48−638
02号、同48−63803号に記載された1,2−キ
ノンジアジド化合物をも挙げることができる。
【0043】上記ジアゾ化合物を含有する感光層には公
知のジアゾ化合物を含む感光性組成物を用いればよい。
この感光性組成物中のジアゾ化合物は、例えば好ましく
は芳香族ジアゾニウム塩とホルムアルデヒド又はアセト
アルデヒドとの縮合物で代表されるジアゾ樹脂である。
特に好ましくは、p−ジアゾフェニルアミンとホルムア
ルデヒド又はアセトアルデヒドとの縮合物の塩、例えば
ヘキサフルオロホウ燐酸塩、テトラフルオロホウ酸塩、
過塩素酸塩又は過ヨウ素酸塩と前記縮合物との反応生成
物であるジアゾ樹脂無機塩や、米国特許第3,300,
309号に記載されているような、前記縮合物とスルホ
ン酸類との反応生成物であるジアゾ樹脂有機塩等が挙げ
られる。更にジアゾ樹脂は、好ましくは結合剤と共に使
用される。かかる結合剤としては種々の高分子化合物を
使用することができるが、好ましくは特開昭54−98
613号に記載されているような芳香族性水素酸基を有
する単量体、例えばN−(4−ヒドロキシフェニル)ア
クリルアミド、N−(4−ヒドロキシフェニル)メタク
リルアミド、o−、m−、又はp−ヒドロキシスチレ
ン、o−、m−、又はp−ヒドロキシフェニルメタクリ
レート等と他の単量体との共重合体、米国特許第4,1
23,276号に記載されているようなヒドロキシエチ
ルアクリレート単位又はヒドロキシエチルメタリレート
単位を主な繰り返し単位として含むポリマー、シェラッ
ク、ロジン等の天然樹脂、ポリビニルアルコール、米国
特許第3,751,257号に記載されているような線
状ポリウレタン樹脂、ポリビニルアルコールのフタレー
ト化樹脂、ビスフェノールAとエピクロルドリンから縮
合されたエポキシ樹脂、酢酸セルロース、セルロースア
セテートフタレート等のセルロース誘導体が包含され
る。
【0044】本発明の現像方法が適用される感光性平版
印刷版には、支持体の表面がアルミニウムである場合、
支持体の裏面(感光層のない面)からのアルミニウムの
溶出を抑えるための裏面塗布を施すことが好ましい。裏
面塗布は特開平6−35174号を参照することができ
る。
【0045】本発明の現像方法を実施する現像液補充装
置としては、挿入される感光性平版印刷版の枚数検出、
長手検出、面積検出(特開昭61−182041号参
照)又は版面インピーダンス検出(特開昭61−117
547号参照)の機能を有し、現像液の電導度(特開昭
61−162049号参照)及び/又はpH(特開昭6
0−142339号参照)を測定し、現像補充液の補充
条件にフィードバックして補充する機能を有するもので
あることが好ましい。
【0046】本発明の現像方法を実施する自動現像機と
しては、現像液の空気との接触防止や蒸発防止等のため
に密閉構造にすることが好ましい。又、感光性平版印刷
版の通過に合わせて開閉し、該感光性平版印刷版に接触
しないようにした、外気との仕切板を自動現像機の感光
性平版印刷版出口及び/又は入口に設ける、自動現像機
の感光性平版印刷版出口及び/又は入口にプラスチック
ブレード等の仕切板を設ける、現像液面上に浮き蓋を設
ける、現像部空間の空気から炭酸ガスを除去する炭酸ガ
ス除去装置を設ける、現像部空間の空気を加湿する加湿
器を設けることが好ましい。又、水洗廃液の少なくとも
一部を現像補充液の希釈水として再利用することも好ま
しい。
【0047】現像方式としては、浸漬現像方式(特開昭
57−64237号及び特開平6−236041号参
照)、新液塗布現像方式(特開昭62−238564号
参照)、シャワー現像方式(特開昭58−95349号
参照)及びスリット現像方式(特開昭62−28884
5号参照)が好ましい。これらの中でもシャワー現像方
式が特に好ましい。更に又、液交換を自動でできるよう
にすることが好ましい。
【0048】本発明の現像方法で現像した後の処理工
程、例えばリンス、ガム引き等の諸工程は一般的に用い
られるものを使用することができる。
【0049】リンス工程は現像された感光性平版印刷版
から現像液成分及び感光層溶出成分を除去し清浄にする
工程で、複数のリンス液槽により数回処理してもよい。
【0050】又、ガム引き工程は現像された感光性平版
印刷版に付着しているアルカリ現像液成分を除去し、平
版印刷版を水に対し親和しやすい性質に変え、更に傷や
汚れを防ぐ皮膜を形成する工程で、例えば、酵素変性デ
キストリンのような親水性有機高分子化合物及びアラビ
アゴムを含有する水溶液が用いられる。
【0051】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明す
るが、本発明の態様はこれに限定されない。尚、部は重
量部を表す。
【0052】〔感光性平版印刷版版の作製〕 1)ポジ型感光性平版印刷版 厚さ0.24mmのJIS−1050アルミニウム板を
2%の水酸化ナトリウム水溶液中に浸漬し、脱脂処理を
行った後に、希硝酸溶液中にて電気化学的に粗面化し、
よく洗浄した後に希硫酸溶液中で陽極酸化処理を行って
2.5g/mの酸化皮膜を上記アルミニウム板表面上
に形成させた。このように処理されたアルミニウム板を
水洗、乾燥後、下記組成の感光性塗布液組成物(以下、
感光液という)を乾燥重量2.2g/mとなるように
塗布、乾燥してポジ型感光性平版印刷版を得た。以下、
ポジ型PS版という。
【0053】 (感光液) ナフトキノン−(1,2)−ジアジド−(2)−5−スルホン酸クロライドと ピロガロール・アセトン樹脂とのエステル化合物 (特開昭60−143345号の合成例2に記載された化合物) 2.5部 フェノールとm−、p−混合クレゾールとホルムアルデヒドとの共重縮合樹脂 (合成時のフェノール、m−クレゾール及びp−クレゾールの各々の 仕込みモル比が10:54:36、重量平均分子量Mw=4800) 7.0部 p−tert−オクチルフェノールとホルムアルデヒドより合成された ノボラック樹脂とナフトキノン−(1,2)−ジアジド(2)−5 −スルホン酸クロライドとのエステル化合物(縮合率:50モル%、 Mw=1700) 0.1部 PEG#2000 0.1部 ナフトキノン−(1,2)−ジアジド−(2)−4−スルホン酸クロライド 0.05部 ビクトリア・ピュア・ブルーBOH(保土ヶ谷化学株製) 0.08部 エチルセロソルブ 80部 メチルセロソルブ 20部 2)ネガ型感光性平版印刷版 塩酸を用いて、電解粗面化し次いで、ケイ酸ソーダで親
水化処理した厚さ0.24mmのJIS−1050アル
ミニウム板上に、以下に示す感光液をワイヤーバーを用
いて、乾燥膜厚2.0μmとなるように塗布し、遮光下
で80℃/2分熱乾燥処理して感光層を形成し、ネガ型
感光性平版印刷版を得た。以下、ネガ型PS版という。
【0054】 (感光液) p−ジアゾジフェニルアミンとパラホルムアルデヒドとの縮合物の ヘキサフルオロ燐酸塩 1部 N−4−ヒドロキシフェニルメタクリルアミド共重合体 (特公昭57−43890号の実施例1に記載の物) 10部 ビクトリア・ピュア・ブルー・BOH(保土ヶ谷化学工業株製)0.2部 メチルセロソルブ 100部 〔ポジ及びネガ型PS版の現像処理〕 (第1の態様に該当する実施例)得られたポジ及びネガ
型PS版に、それぞれ対応する網点の絵柄を有する原稿
フィルム及び感度測定用ステップタブレット(イースト
マン・コダック社製、No.2、濃度差0.15ずつ2
1段階のグレースケール)を密着して、2kWメタルハ
ライドランプを光源として8.0mW/cm2の条件で
70cmの距離から60秒間露光した。次に、下記の組
成を有する現像液及び補充液を自動現像機に仕込み、上
記ポジ及びネガ型PS版を30℃で12秒間現像処理し
た。上記ポジ及びネガ型PS版を画像露光後、ポジ型P
S版を1日に菊全サイズで150版、ネガ型PS版を1
日に菊全サイズで50版づつ合計200版を1ヶ月間、
総版数5000版処理した。細かい処理順序はランダム
となるようにした。補充液の補充設定は、処理補充:1
5ml/m2、経時補充:32ml/h、日間補充(自
動現像機の非稼働期間での補充):28ml/hとし
た。1ヶ月後、以下の評価を行った。又、同様にして第
2の態様に該当する実施例も行った。
【0055】(評価) −版表面の侵食の度合い− 現像後、版表面の侵食の度合いを以下の評価基準で目視
評価した。
【0056】○・・・侵食が認められない △・・・僅かに侵食が認められる ×・・・版の全体にわたって侵食が認められる。
【0057】−濃縮液の素材溶解性− 用いた現像濃縮液に対し、処方に用いた素材の溶解性を
以下の評価基準で目視評価した。
【0058】○・・・現像濃縮液に素材が完全に溶解
し、溶解不良が認められない △・・・僅かに溶解不良が認められる ×・・・沈殿物が生じているのが認められる。
【0059】−スラッジ重量− 自動現像機の現像液を抜いた後、現像槽底のスラッジ
(沈殿物)を、10cm×10cmの面積で採取し、1
00℃で乾燥後、その乾燥重量(g/100m2)を測
定した。
【0060】−現像性− ネガ型PS版を現像した際、版上の露光部における現像
性を以下の評価基準で目視評価した。
【0061】○・・・現像不良が認められない △・・・僅かに現像不良が認められる ×・・・版露光部の全体にわたって現像不良が認められ
る。
【0062】(現像液及び補充液組成)濃縮現像液の開
始液を母液とする。
【0063】濃縮現像母液1a (6倍濃縮液) 蒸留水 300部 ベータアニリノエタノール 10部 ベータオキシナフトエ酸 10部 プロピレングリコール 40部 P−tert−ブチル安息香酸 40部 エマルゲン147(花王株製、ノニオン界面活性剤) 1部 ペレックスNB−L(花王株製、アニオン界面活性剤) 20部 50%亜硫酸カリウム水溶液 170部 50%グルコン酸水溶液 20部 トリエタノールアミン 100部 珪酸カリウム水溶液(SiO2含有26重量%、K2O含有13重量%) 300部 50%水酸化カリウム水溶液 220部 エチレンジアミンテトラ酢酸 3部濃縮現像補充液1b (4倍濃縮液) 蒸留水 140部 ベータアニリノエタノール 10部 ベータオキシナフトエ酸 10部 プロピレングリコール 40部 P−tert−ブチル安息香酸 40部 エマルゲン147(花王株製、ノニオン界面活性剤) 5部 ペレックスNB−L(花王株製、アニオン界面活性剤) 10部 50%亜硫酸カリウム水溶液 200部 50%グルコン酸水溶液 20部 トリエタノールアミン 100部 珪酸カリウム水溶液(SiO2含有26重量%、K2O含有13重量%) 400部 50%水酸化カリウム水溶液 350部 エチレンジアミンテトラ酢酸 3部濃縮現像母液2a (6倍濃縮液) 蒸留水 50部 ベータアニリノエタノール 10部 ベータオキシナフトエ酸 10部 プロピレングリコール 40部 P−tert−ブチル安息香酸 40部 エマルゲン147(花王株製、ノニオン界面活性剤) 1部 ペレックスNB−L(花王株製、アニオン界面活性剤) 20部 50%亜硫酸カリウム水溶液 170部 50%グルコン酸水溶液 20部 トリエタノールアミン 100部 珪酸カリウム水溶液(SiO2含有26重量%、K2O含有13重量%) 550部 50%水酸化カリウム水溶液 220部 エチレンジアミンテトラ酢酸 3部濃縮現像補充液2b (4倍濃縮液) 蒸留水 140部 ベータアニリノエタノール 10部 ベータオキシナフトエ酸 10部 プロピレングリコール 40部 P−tert−ブチル安息香酸 40部 エマルゲン147(花王株製、ノニオン界面活性剤) 5部 ペレックスNB−L(花王株製、アニオン界面活性剤) 10部 50%亜硫酸カリウム水溶液 200部 50%グルコン酸水溶液 20部 トリエタノールアミン 100部 珪酸カリウム水溶(SiO2含有26重量%、K2O含有13重量%) 400部 50%水酸化カリウム水溶液 350部 エチレンジアミンテトラ酢酸 3部濃縮現像母液3a (6倍濃縮液) 蒸留水 300部 フェニルプロピレングリコール 10部 プロピレングリコール 40部 P−tertーブチル安息香酸 40部 エマルゲン147 1部 (花王株製、ノニオン界面活性剤) ペレックスNB−L 20部 (花王株製、アニオン界面活性剤) ピロ燐酸カリウム 5部 50%亜硫酸カリウム水溶液 170部 50%グルコン酸水溶液 20部 トリエタノールアミン 100部 珪酸カリウム水溶液(SiO2含有26重量%、K2O含有13重量%) 300部 50%水酸化カリウム水溶液 220部 ニトリロトリ酢酸 3部濃縮現像補充液3b (4倍濃縮液) 蒸留水 300部 フェニルプロピレングリコール 10部 プロピレングリコール 40部 P−tert−ブチル安息香酸 40部 エマルゲン147(花王株製、ノニオン界面活性剤) 5部 ペレックスNB−L(花王株製、アニオン界面活性剤) 10部 ピロ燐酸カリウム 5部 50%亜硫酸カリウム水溶液 200部 50%グルコン酸水溶液 20部 トリエタノールアミン 100部 珪酸カリウム水溶液(SiO2含有26重量%、K2O含有13重量%) 400部 50%水酸化カリウム水溶液 350部 ニトリロトリ酢酸 3部濃縮現像母液4a (6倍濃縮液) 蒸留水 50部 フェニルプロピレングリコール 10部 プロピレングリコール 40部 P−tert−ブチル安息香酸 40部 エマルゲン147(花王株製、ノニオン界面活性剤) 1部 ペレックスNB−L(花王株製、アニオン界面活性剤) 20部 ピロ燐酸カリウム 5部 50%亜硫酸カリウム水溶液 170部 50%グルコン酸水溶液 20部 トリエタノールアミン 100部 珪酸カリウム水溶液(SiO2含有26重量%、K2O含有13重量%) 550部 50%水酸化カリウム水溶液 220部 ニトリロトリ酢酸 3部濃縮現像補充液4b (4倍濃縮液) 蒸留水 140部 フェニルプロピレングリコール 10部 プロピレングリコール 40部 P−tert−ブチル安息香酸 40部 エマルゲン147(花王株製、ノニオン界面活性剤) 5部 ペレックスNB−L(花王株製、アニオン界面活性剤) 10部 ピロ燐酸カリウム 5部 50%亜硫酸カリウム水溶液 200部 50%グルコン酸水溶液 20部 トリエタノールアミン 100部 珪酸カリウム水溶液(SiO2含有26重量%、K2O含有13重量%) 400部 50%水酸化カリウム水溶液 350部 ニトリロトリ酢酸 3部濃縮現像母液5a (6倍濃縮液) 蒸留水 300部 ベータアニリノエタノール 10部 ベータオキシナフトエ酸 10部 プロピレングリコール 40部 P−tert−ブチル安息香酸 40部 エマルゲン147(花王株製、ノニオン界面活性剤) 1部 ペレックスNB−L(花王株製、アニオン界面活性剤) 20部 50%亜硫酸カリウム水溶液 170部 50%グルコン酸水溶液 20部 トリエタノールアミン 100部 珪酸カリウム水溶液(SiO2含有26重量%、K2O含有13重量%) 300部 50%水酸化カリウム水溶液 220部 エチレンジアミンテトラ酢酸 80部濃縮現像補充液5b (4倍濃縮液) 蒸留水 140部 ベータアニリノエタノール 10部 ベータオキシナフトエ酸 10部 プロピレングリコール 40部 P−tert−ブチル安息香酸 40部 エマルゲン147(花王株製、ノニオン界面活性剤) 5部 ペレックスNB−L(花王株製、アニオン界面活性剤) 10部 50%亜硫酸カリウム水溶液 200部 50%グルコン酸水溶液 20部 トリエタノールアミン 100部 珪酸カリウム水溶液(SiO2含有26重量%、K2O含有13重量%) 400部 50%水酸化カリウム水溶液 300部 エチレンジアミンテトラ酢酸 50部濃縮現像母液6a (6倍濃縮液) 水 300部 フェニルプロピレングリコール 5部 プロピレングリコール 100部 P−tert−ブチル安息香酸 50部 エマルゲン147(花王株製、ノニオン界面活性剤) 1部 ペレックスNB−L(花王株製、アニオン界面活性剤) 50部 50%亜硫酸カリウム水溶液 200部 50%グルコン酸水溶液 50部 トリエタノールアミン 100部 珪酸カリウム水溶液(SiO2含有26重量%、K2O含有13重量%) 200部 50%水酸化カリウム水溶液 190部濃縮現像補充液6b (4倍濃縮液) 水 400部 フェニルプロピレングリコール 5部 プロピレングリコール 80部 P−tert−ブチル安息香酸 50部 エマルゲン147(花王株製、ノニオン界面活性剤) 8部 ペレックスNB−L(花王株製、アニオン界面活性剤) 20部 50%亜硫酸カリウム水溶液 200部 50%グルコン酸水溶液 50部 トリエタノールアミン 100部 珪酸カリウム水溶液(SiO2含有26重量%、K2O含有13重量%) 140部 50%水酸化カリウム水溶液 230部濃縮現像母液7a (6倍濃縮液) 水 220部 フェニルプロピレングリコール 5部 プロピレングリコール 100部 P−tert−ブチル安息香酸 50量部 エマルゲン147(花王株製、ノニオン界面活性剤) 1部 ペレックスNB−L(花王株製、アニオン界面活性剤) 50部 50%亜硫酸カリウム水溶液 200部 50%グルコン酸水溶液 50部 トリエタノールアミン 100部 珪酸カリウム水溶液(SiO2含有26重量%、K2O含有13重量%) 300部 50%水酸化カリウム水溶液 170部濃縮現像補充液7b (4倍濃縮液) 水 320部 フェニルプロピレングリコール 5部 プロピレングリコール 80部 P−tert−ブチル安息香酸 50部 エマルゲン147(花王株製、ノニオン界面活性剤) 8部 ペレックスNB−L(花王株製、アニオン界面活性剤) 20部 50%亜硫酸カリウム水溶液 200部 50%グルコン酸水溶液 50部 トリエタノールアミン 100部 珪酸カリウム水溶液(SiO2含有26重量%、K2O含有13重量%) 240部 50%水酸化カリウム水溶液 210部濃縮現像母液8a (6倍濃縮液) 水 350部 ベータアニリノエタノール 5部 フェニルプロピレングリコール 10部 プロピレングリコール 40部 P−tert−ブチル安息香酸 40部 エマルゲン147(花王株製、ノニオン界面活性剤) 1部 ペレックスNB−L(花王株製、アニオン界面活性剤) 50部 50%亜硫酸カリウム水溶液 200部 50%グルコン酸水溶液 50部 トリエタノールアミン 100部 珪酸カリウム水溶液(SiO2含有26重量%、K2O含有13重量%) 200部 50%水酸化カリウム水溶液 190部 ニトリロトリ酢酸 3部濃縮現像補充液8b (4倍濃縮液) 水 450部 ベータアニリノエタノール 5部 フェニルプロピレングリコール 10部 プロピレングリコール 40部 P−tert−ブチル安息香酸 40部 エマルゲン147(花王株製、ノニオン界面活性剤) 10部 ペレックスNB−L(花王株製、アニオン界面活性剤) 50部 50%亜硫酸カリウム水溶液 200部 50%グルコン酸水溶液 50部 トリエタノールアミン 100部 珪酸カリウム水溶液(SiO2含有26重量%、K2O含有13重量%) 140部 50%水酸化カリウム水溶液 230部 ニトリロトリ酢酸 3部 得られた結果を以下の表1(第1の態様)及び表2(第
2の態様)に示す。
【0064】
【表1】
【0065】※:水を除く現像液の全組成物量に対して
の有機溶剤と界面活性剤の総含有量(重量%)。尚、a
は現像母液、bは補充液を表す。
【0066】表1から明らかなように、感光性平版印刷
版を、SiO2濃度に換算したときの珪酸濃度と有機溶
剤及び界面活性剤の総含有量が本発明の範囲内である現
像液2(a/b)、4(a/b)で処理した場合、該印
刷版の支持体表面の侵食が防止され、スラッジの発生量
も非常に少なく、濃縮状態での素材溶解性の向上が達成
され、しかもネガ型にも十分態様可能であることが分か
る。
【0067】
【表2】
【0068】※:表1と同様。尚、aは現像母液、bは
補充液を表す。
【0069】表2から明らかなように、感光性平版印刷
版を、SiO2濃度に換算したときの珪酸濃度が本発明
の範囲内である現像液1(a)、3(a)及び5(a)
並びに同珪酸濃度と有機溶剤及び界面活性剤の総含有量
が本発明の範囲内である現像補充液1(b)、3(b)
及び5(b)で処理した場合、該印刷版の支持体表面の
侵食が防止されてスラッジの発生量が非常に少なくな
り、又濃縮状態での素材溶解性の向上が達成され、ネガ
型PS版にも十分態様可能であることが分かる。
【0070】
【発明の効果】本発明により、感光性平版印刷版の支持
体表面の侵食の改善並びにネガ型PS版態様の適応性を
両立して達成することができるという顕著に優れた効果
を奏する。即ち、特定のアルカリ珪酸塩の濃度を確保し
て支持体表面の侵食を改善することでスラッジの発生を
抑制し、同時に濃縮状態での素材溶解性を向上してネガ
及びポジ型PS版に十分対応できる現像液を用いた現像
方法を提供することができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記〜の特徴を有する水溶液を用い
    て、ネガ型及びポジ型の感光性平版印刷版を共通に現像
    することを特徴とする感光性平版印刷版の現像方法。 アルカリ金属珪酸塩を含有する SiO2濃度に換算したときの珪酸濃度が2.0〜
    4.0重量%である 有機溶剤と界面活性剤の総含有量が、水を除く全組成
    物量に対して、20〜30重量%である。
  2. 【請求項2】 SiO2濃度に換算したときの珪酸濃度
    が0.5〜4.0重量%の水溶液に、上記〜の特徴
    を有する水溶液を補充して、ネガ型及びポジ型の感光性
    平版印刷版を共通に現像することを特徴とする感光性平
    版印刷版の現像方法。
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