JPH101326A - 廃コンクリートを主とする混合廃棄物による結晶化製品の製造方法 - Google Patents
廃コンクリートを主とする混合廃棄物による結晶化製品の製造方法Info
- Publication number
- JPH101326A JPH101326A JP8314085A JP31408596A JPH101326A JP H101326 A JPH101326 A JP H101326A JP 8314085 A JP8314085 A JP 8314085A JP 31408596 A JP31408596 A JP 31408596A JP H101326 A JPH101326 A JP H101326A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waste
- product
- consisting essentially
- waste concrete
- mixed waste
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C1/00—Ingredients generally applicable to manufacture of glasses, glazes, or vitreous enamels
- C03C1/002—Use of waste materials, e.g. slags
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Organic Chemistry (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 結晶化ガラスの研究において、廃コンク
リートを主体とすることと、廃コンクリートを主とする
各種混合廃棄物を選別せずにまとめて粉砕し、高温によ
り溶融させて結晶化及び半溶融させてコーティングし
て、建設材製品を精製する方法と精製物を再利用する発
明を提供する。 【解決手段】 従来、基本とされていた廃棄物の選別を
することなく、かつ、精製硬化物が永久的にリサイクル
できるということと、従来の結晶化ガラスの製造方法の
簡素化を特徴とする。
リートを主体とすることと、廃コンクリートを主とする
各種混合廃棄物を選別せずにまとめて粉砕し、高温によ
り溶融させて結晶化及び半溶融させてコーティングし
て、建設材製品を精製する方法と精製物を再利用する発
明を提供する。 【解決手段】 従来、基本とされていた廃棄物の選別を
することなく、かつ、精製硬化物が永久的にリサイクル
できるということと、従来の結晶化ガラスの製造方法の
簡素化を特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、廃コンクリート
を主とする混合廃棄物を再利用するリサイクルに関する
ものである。
を主とする混合廃棄物を再利用するリサイクルに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、廃棄物の選別の技術、埋立処理、
焼却処理、結晶化ガラスの研究で高温で焼成し保持した
後取り出して水砕して微粉砕し型に入れてプレス成形
し、さらにそれを中温度で焼成し、さらに歪み取りのた
め低温度で保持し、冷やして取り出し結晶化ガラスとす
る製造方法の技術があった。
焼却処理、結晶化ガラスの研究で高温で焼成し保持した
後取り出して水砕して微粉砕し型に入れてプレス成形
し、さらにそれを中温度で焼成し、さらに歪み取りのた
め低温度で保持し、冷やして取り出し結晶化ガラスとす
る製造方法の技術があった。
【0003】
(イ) 廃棄物の選別は、機械及び手選別ともに精度
の高い選別は不可能であったが、本発明は選別の技術を
必要とせず、経済的である。 (ロ) 埋立処理は、再利用可能な資源であるのに埋
め立てているものや、不法投棄などがあったが、本発明
はあらゆる廃棄物に適合するため埋立の必要がなくな
り、土壌汚染防止の対策の一つにもなる。 (ハ) 焼却処理は、ダイオキシン、その他の有害ガ
スが発生し、環境、人体への悪影響があったが本発明は
溶融させてガラス化され、またコーティングすることに
より有害物を閉じ込めて外部に漏らさないため、安全で
ある。 (ニ) 今までの結晶化ガラスの研究では、工程が複
数あったが、本発明は、焼成時に耐火性の原料の型を使
うため、高温炉の工程が一回で済み、迅速かつ、時間の
有効利用ができる。
の高い選別は不可能であったが、本発明は選別の技術を
必要とせず、経済的である。 (ロ) 埋立処理は、再利用可能な資源であるのに埋
め立てているものや、不法投棄などがあったが、本発明
はあらゆる廃棄物に適合するため埋立の必要がなくな
り、土壌汚染防止の対策の一つにもなる。 (ハ) 焼却処理は、ダイオキシン、その他の有害ガ
スが発生し、環境、人体への悪影響があったが本発明は
溶融させてガラス化され、またコーティングすることに
より有害物を閉じ込めて外部に漏らさないため、安全で
ある。 (ニ) 今までの結晶化ガラスの研究では、工程が複
数あったが、本発明は、焼成時に耐火性の原料の型を使
うため、高温炉の工程が一回で済み、迅速かつ、時間の
有効利用ができる。
【0004】
【課題を解決するための手段】廃コンクリートを主とす
る各種混合廃棄物をまとめて粉砕し混合する。そして、
高温炉内で溶融及び半溶融させ結晶化及びコーティング
し硬化させる。本発明は、以上のような建設材製品を製
造する。
る各種混合廃棄物をまとめて粉砕し混合する。そして、
高温炉内で溶融及び半溶融させ結晶化及びコーティング
し硬化させる。本発明は、以上のような建設材製品を製
造する。
【0005】
【発明の実施形態】混合した廃棄物の溶融する条件に高
温炉を設定し、各種混合廃棄物粉砕品(原料:以下原料
と記す)を溶融させる。この際に耐火性の型を使用して
いるため、ガラス化、結晶化、再結晶化の工程を一度に
設定できる。また、半溶融させコーティングする。
温炉を設定し、各種混合廃棄物粉砕品(原料:以下原料
と記す)を溶融させる。この際に耐火性の型を使用して
いるため、ガラス化、結晶化、再結晶化の工程を一度に
設定できる。また、半溶融させコーティングする。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面にそって
請求項1、2を説明する。 請求項1−(イ) 混合廃棄物Aを粉砕機で粉砕す
る。 (ロ) 耐火性の型を作り原料を入れ高温炉で図3の
条件により焼成する。 (ハ) 焼成が終了すると取り出し、型の部分を削り取
る。 (ニ) 硬化したものを製品とする。 請求項2−(イ) 混合廃棄物Aを粉砕機で粉砕す
る。 (ロ) 耐火性の型に原料を入れ高温炉で図4の条件
により半溶融させる。 (ハ) 半溶融させたものを煉瓦、プロックにコーティ
ングするE。 (ニ) 冷えて固まったものを製品Dとする。 本発明は以上のような工程で製造するもので、焼成工程
の短縮と建設材製品を製造する技術工程である。
請求項1、2を説明する。 請求項1−(イ) 混合廃棄物Aを粉砕機で粉砕す
る。 (ロ) 耐火性の型を作り原料を入れ高温炉で図3の
条件により焼成する。 (ハ) 焼成が終了すると取り出し、型の部分を削り取
る。 (ニ) 硬化したものを製品とする。 請求項2−(イ) 混合廃棄物Aを粉砕機で粉砕す
る。 (ロ) 耐火性の型に原料を入れ高温炉で図4の条件
により半溶融させる。 (ハ) 半溶融させたものを煉瓦、プロックにコーティ
ングするE。 (ニ) 冷えて固まったものを製品Dとする。 本発明は以上のような工程で製造するもので、焼成工程
の短縮と建設材製品を製造する技術工程である。
【0007】
【発明の効果】現在行われている精度の低い機械、手選
別により資源再利用するよりも粉砕可能な廃棄物は選別
しなくても全て本発明に適合する。なお、型を大きくす
るとか、用途に合わせて型を作れば、出来上がる硬化物
は限りがなく、廃棄物の減量化を促進する。さらに、万
一壊れてもガラス質を多く含んだ廃コンクリート以外で
も土などの廃棄物を混ぜて本発明の工程を繰り返すこと
により、永久的なリサイクル効果がある。また、壊れた
ものを2mmぐらいに粉砕すれば、土として自然に還元
することもできる。
別により資源再利用するよりも粉砕可能な廃棄物は選別
しなくても全て本発明に適合する。なお、型を大きくす
るとか、用途に合わせて型を作れば、出来上がる硬化物
は限りがなく、廃棄物の減量化を促進する。さらに、万
一壊れてもガラス質を多く含んだ廃コンクリート以外で
も土などの廃棄物を混ぜて本発明の工程を繰り返すこと
により、永久的なリサイクル効果がある。また、壊れた
ものを2mmぐらいに粉砕すれば、土として自然に還元
することもできる。
【図1】本発明の請求項1のプロセスである。
【図2】本発明の請求項2のプロセスである。
A 混合廃棄物(廃コンクリートの最低含有量:30
%) B 耐火性の原料で型を作る工程 E ブロック、煉瓦にコーティングする工程 D 製品 粉砕機 高温炉
%) B 耐火性の原料で型を作る工程 E ブロック、煉瓦にコーティングする工程 D 製品 粉砕機 高温炉
【図3】請求項1の焼成条件である。
【図4】請求項2の焼成条件である。
Claims (2)
- 【請求項1】 廃コンクリートを主とする各種混合廃棄
物を選別せずにまとて粉砕し、耐火性の原料で作った型
に入れて高温で焼成しガラス化、結晶化、再結晶化によ
り硬化させる工程をまとめて行い、精製した硬化物を建
設材製品として再利用する廃コンクリートを主とする混
合廃棄物による結晶化製品の製造方法。 - 【請求項2】 廃コンクリートを主とする各種混合廃棄
物を選別せずにまとめて粉砕し、耐火性の原料で作った
型に入れて中温度で半溶融させ煉瓦やブロックにコーテ
ィングをし、精製した硬化物を建設材製品として再利用
する廃コンクリートを主とする混合廃棄物による結晶化
製品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8314085A JPH101326A (ja) | 1996-10-21 | 1996-10-21 | 廃コンクリートを主とする混合廃棄物による結晶化製品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8314085A JPH101326A (ja) | 1996-10-21 | 1996-10-21 | 廃コンクリートを主とする混合廃棄物による結晶化製品の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH101326A true JPH101326A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=18049063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8314085A Pending JPH101326A (ja) | 1996-10-21 | 1996-10-21 | 廃コンクリートを主とする混合廃棄物による結晶化製品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH101326A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20210053865A1 (en) * | 2019-08-22 | 2021-02-25 | Xaris Holdings, LLC | Amorphous Silica Products, Articles, and Particles and Methods of Producing Amorphous Silica Products, Articles, and Particles from Concrete |
-
1996
- 1996-10-21 JP JP8314085A patent/JPH101326A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20210053865A1 (en) * | 2019-08-22 | 2021-02-25 | Xaris Holdings, LLC | Amorphous Silica Products, Articles, and Particles and Methods of Producing Amorphous Silica Products, Articles, and Particles from Concrete |
US11530158B2 (en) * | 2019-08-22 | 2022-12-20 | Xaris Holdings, LLC | Amorphous silica products, articles, and particles and methods of producing amorphous silica products, articles, and particles from concrete |
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