JPH10132690A - 水、温度センサ - Google Patents
水、温度センサInfo
- Publication number
- JPH10132690A JPH10132690A JP8305794A JP30579496A JPH10132690A JP H10132690 A JPH10132690 A JP H10132690A JP 8305794 A JP8305794 A JP 8305794A JP 30579496 A JP30579496 A JP 30579496A JP H10132690 A JPH10132690 A JP H10132690A
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- Pending
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Abstract
又はヒーターが空気中に露出した場合に生ずるヒータの
異常加熱に起因するトラブルを解消し、腐食が起り難
く、有害な金属イオンの溶出も起らず、しかも応答性が
よく誤作動することがない水、温度センサを提供する。 【解決手段】 温度検知素子を防水性絶縁体1でモール
ドした温度センサの表面及び/又は、該温度センサの接
続ケーブル表面3に、それぞれ間隔をあけて導電性ゴム
又は導電性樹脂2、2′でモールドした複数の水検知用
電極を間隔をあけて配設し、該複数の電極間の導通によ
り水の存在を検知可能として、水の有無と温度の両方を
検知可能にするとともに、水加熱ヒーター5の表面に固
定部材6により固定する。
Description
両方を同時に検知する、水、温度センサに関し、特に、
観賞魚用水槽や生け簀などに使用するのに適した水、温
度センサに関するものである。
を一定に保持する必要がある場合、通常、その水中に温
度センサを浸漬して水温を測定し、その温度によって水
を加熱するヒーターをオンオフ制御することにより水温
を一定に保つようにしている。
り、あるいは何らかの理由で温度センサのコードに力が
加わったりして、センサ部が水から外へ出てしまうと、
温度センサが水の温度を測定せず、水槽内の空気の温度
や部屋の温度を測定することになってしまう。その結
果、水温が異常に高くなってもヒーターへの通電が中止
されず、遂には、水槽内の魚などが死んでしまう事故が
発生する。また、地震などにより水槽が破損したり、転
倒したような場合も、温度センサが空気中に露出して空
気の温度を測定するため、ヒーターへの通電が維持さ
れ、ヒーターが異常加熱して火災の原因となる。
知と同時に、水の有無の検知をも行えるようにすればよ
いわけであるが、温度と水の有無の両方を検知できるよ
うにしたセンサとして、従来、長手方向に間隔をあけ
て、液面検出用パイプ電極とキャップ電極を配設し、内
部に温度検出用サーミスタを設けて、樹脂で一体化した
ものが知られている(特開昭60−21420号公
報)。
のものであり、これを観賞魚用水槽や生け簀などに使用
すると、電極から有害な金属イオンが溶出し、魚に害を
及ぼすことになり、更に、海水を用いた水槽や生け簀で
は、電極が腐食してしまうという問題が生ずる。
水性が悪い為、センサが何らかの理由により水槽から出
た場合、センサ表面の水分が乾燥せずヒーターへの通電
が維持され、異常加熱してしまうという問題も生ずる。
逆に、水、温度センサが、水槽内にあり、ヒーターが水
槽外へ出てしまった場合においても、同様に異常加熱
し、火災等の原因となる。
藻などがからみついているような場合は、センサー表面
の水分がより乾燥し難いため、センサが何らかの理由に
より、水槽外に出てしまった場合でも、センサが水があ
るものと誤って検出し、ヒーターへの通電が通常の場合
に比べ長時間維持されるため、異常加熱により火災等の
原因となる。
の温度センサの問題点を解消し、温度の検知と同時に、
水の有無の検知をも行えるとともに、温度センサ又はヒ
ーターが単体で水槽外へ露出することを防止し、空気中
に露出した場合に生ずるヒーターの異常加熱に起因する
トラブルを解消し、腐食が起り難く、有害な金属イオン
の溶出も起らず、しかも応答性がよく、誤作動すること
がないセンサを提供することを課題とするものである。
解決すべく鋭意検討を重ねた結果、温度センサ表面及び
/又は、該温度センサの接続ケーブル表面に、導電性ゴ
ム又は導電性樹脂でモールドした複数の水検知用電極を
間隔をあけて配設し、該複数の電極間の導通により水の
存在を検知可能として、水の有無と温度の両方を検知可
能とするとともに、水加熱用ヒーター表面に固定するこ
とを着想し、本発明を完成するに至った。
図により説明する。図1は、本発明の水、温度センサの
一例を示す側面図であり、1は温度検知素子をモールド
した防水性絶縁体、2、2’は水検知電極をモールドし
た導電性ゴム又は導電性樹脂、3は水温度センサを温度
検知器及び水検知器(図示せず)に接続している接続ケ
ーブル、4、4’はヒーターの電源コード、5は水加熱
用ヒーター、6は水温度センサをヒータ5に固定する固
定部材である。接続ケーブル3の先端に温度検知素子を
モールドした防水性絶縁体1と水検知電極をモールドし
た導電性ゴム又は導電性樹脂2の一方を形成し、ケーブ
ル3の任意の場所に、導電性ゴム又は導電性樹脂2の他
方を形成した水温度センサを、水加熱用ヒーター5表面
へ、取り付け部材6により固定している。
ゴムなどを用いることができるが、撥水性が良好で、セ
ンサが水から外に出ると、その表面から速やかに水が流
れ落ち、センサが、外に出ているにもかかわらず、防水
性絶縁体1の表面に水が残って、水中に浸漬されている
ように誤動作することがないシリコーンゴム又はフッ素
樹脂であることが好ましい。
についても、特に限定されるものではないが、防水性、
撥水性に優れる導電性シリコーンゴム、導電性フッ素樹
脂を用いることが好ましい。
検出部が、ヒーター5表面に固定されているため、水、
温度センサ及びヒーター5単体で水槽外部へ露出するこ
となくなるため、どちらか一方が水槽の外へ出てしまい
ヒーター5が異常加熱するといった問題を防止できる。
や、藻などが絡みついて乾燥し難い場合などにおいて
も、水検出部がヒーター5表面に固定されているため、
ヒーター5の熱により水分が容易に蒸発し、検出の応答
性がより向上する。
コーンゴムやフッ素樹脂を使用した場合は、その表面か
ら速やかに水が流れ落ちるので、水が残り誤動作する可
能性が低くなる。
十分であるが、必要に応じて3箇所以上設けてもよい。
絶縁体でモールドした温度センサの表面及び/又は該温
度センサの接続ケーブルに、それぞれ導電性ゴム又は導
電性樹脂でモールドした複数の水検知用電極を間隔をあ
けて配設し、該複数の電極間の導通により誤動作なく、
水の存在を検出可能として、水の有無と温度の両方を検
出可能するとともに、該センサを固定部材で水加熱用ヒ
ーター表面に固定することにより、水温度センサ又はヒ
ーターが単体で水槽外へ出ることが無く、海水等が付着
したり、藻等が絡みついたりして、乾燥し難い場合であ
っても、応答性のよい、水、温度センサが提供される。
Claims (5)
- 【請求項1】 温度検知素子を防水性絶縁体でモールド
した温度センサの表面及び/又は、該温度センサの接続
ケーブル表面に、導電性ゴム又は導電性樹脂でモールド
した複数の水検知用電極を間隔をあけて配設し、該複数
の電極間の導通により水の存在を検知可能として、水の
有無と温度の両方を検知可能にするとともに、水加熱用
ヒーター表面に固定したことを特徴とする水、温度セン
サ。 - 【請求項2】 防水性絶縁体がシリコーンゴムである請
求項1記載の水、温度センサ。 - 【請求項3】 防水性絶縁体がフッ素樹脂である請求項
1記載の水、温度センサ。 - 【請求項4】 導電性ゴムが導電性シリコーンゴムであ
る請求項1、2又は3記載の水、温度センサ。 - 【請求項5】 導電性樹脂が導電性フッ素樹脂である請
求項1、2又は3記載の水、温度センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8305794A JPH10132690A (ja) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | 水、温度センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8305794A JPH10132690A (ja) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | 水、温度センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10132690A true JPH10132690A (ja) | 1998-05-22 |
Family
ID=17949443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8305794A Pending JPH10132690A (ja) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | 水、温度センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10132690A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2353537A (en) * | 1999-02-12 | 2001-02-28 | Nsk Ltd | Rolling device |
-
1996
- 1996-10-30 JP JP8305794A patent/JPH10132690A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2353537A (en) * | 1999-02-12 | 2001-02-28 | Nsk Ltd | Rolling device |
GB2353537B (en) * | 1999-02-12 | 2003-04-02 | Nsk Ltd | Rolling device |
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