JPH10132535A - 表面検査装置 - Google Patents
表面検査装置Info
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- JPH10132535A JPH10132535A JP30086896A JP30086896A JPH10132535A JP H10132535 A JPH10132535 A JP H10132535A JP 30086896 A JP30086896 A JP 30086896A JP 30086896 A JP30086896 A JP 30086896A JP H10132535 A JPH10132535 A JP H10132535A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】干渉計測技術を欠陥検査に応用し、欠陥の有無
とともに欠陥の高さや深さを高精度でかつ迅速に検出す
る。 【解決手段】投光部2はレ−ザ光源21から出射したレ
−ザ光を2分割し、被検査面7と参照面8に一定の入射
角で入射する。受光部3は被検査面7と参照面8で反射
したレ−ザ光を合成しスクリ−ン33に干渉縞を形成す
る。像変換部4はスクリ−ン33に形成した干渉縞を光
学的にフ−リエ変換し、光電変換素子44に光学的フ−
リエ変換像を形成する。光電変換素子44に形成された
光学的フ−リエ変換像を画像出力部5で表示部6に表示
し、被検査面の欠陥の有無を明らかにする。
とともに欠陥の高さや深さを高精度でかつ迅速に検出す
る。 【解決手段】投光部2はレ−ザ光源21から出射したレ
−ザ光を2分割し、被検査面7と参照面8に一定の入射
角で入射する。受光部3は被検査面7と参照面8で反射
したレ−ザ光を合成しスクリ−ン33に干渉縞を形成す
る。像変換部4はスクリ−ン33に形成した干渉縞を光
学的にフ−リエ変換し、光電変換素子44に光学的フ−
リエ変換像を形成する。光電変換素子44に形成された
光学的フ−リエ変換像を画像出力部5で表示部6に表示
し、被検査面の欠陥の有無を明らかにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば感光体ド
ラム等の披検査体表面に存在する欠陥を光学的に検出す
る表面検査装置に関するものである。
ラム等の披検査体表面に存在する欠陥を光学的に検出す
る表面検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機やプリンタ等の画像形成装置に使
用する感光体ドラムは表面に疵や異物による欠陥がある
と良質な画像を形成できなくなるため、欠陥の有無を検
査する必要がある。この感光体ドラムの表面欠陥を光学
的に検出する方法が、例えば特開平2−201142号公報に
示されている。特開平2−201142号公報に示されている
欠陥検出方法は、図8に示すように、光源81からのレ
−ザ−光を回転多面鏡82を介して被検査体である感光
体ドラム83の表面で、かつその軸心方向に沿って順次
走査し、感光体ドラム83の表面からの反射光を受光器
84で検出し、検出した反射光の光強度を光電子増倍管
85によって検出し、この光強度の変化により感光体ド
ラム表面の欠陥の有無を検出している。
用する感光体ドラムは表面に疵や異物による欠陥がある
と良質な画像を形成できなくなるため、欠陥の有無を検
査する必要がある。この感光体ドラムの表面欠陥を光学
的に検出する方法が、例えば特開平2−201142号公報に
示されている。特開平2−201142号公報に示されている
欠陥検出方法は、図8に示すように、光源81からのレ
−ザ−光を回転多面鏡82を介して被検査体である感光
体ドラム83の表面で、かつその軸心方向に沿って順次
走査し、感光体ドラム83の表面からの反射光を受光器
84で検出し、検出した反射光の光強度を光電子増倍管
85によって検出し、この光強度の変化により感光体ド
ラム表面の欠陥の有無を検出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように感光体ド
ラム表面からの反射光の強度変化により表面欠陥を検出
する方法では欠陥の有無や大きさは検出できるが、欠陥
の高さや深さを検出することはできなかった。感光体ド
ラムをドラムユニットとして組み立てたときに、ブレ−
ドクリ−ニングという工程においては、ある高さ以上の
突起欠陥はブレ−ドを痛める危険性があるため特に有害
度が大きい。そのため、欠陥の大きさだけでなく凹凸の
高さや深さを検出し定量化することが必要になる。感光
体ドラム以外にも欠陥検査において高さや深さに対する
規格があることが多い。
ラム表面からの反射光の強度変化により表面欠陥を検出
する方法では欠陥の有無や大きさは検出できるが、欠陥
の高さや深さを検出することはできなかった。感光体ド
ラムをドラムユニットとして組み立てたときに、ブレ−
ドクリ−ニングという工程においては、ある高さ以上の
突起欠陥はブレ−ドを痛める危険性があるため特に有害
度が大きい。そのため、欠陥の大きさだけでなく凹凸の
高さや深さを検出し定量化することが必要になる。感光
体ドラム以外にも欠陥検査において高さや深さに対する
規格があることが多い。
【0004】光学的に表面の凹凸を測定する方法として
は干渉計測が分解能が高く理想的である。しかしなが
ら、通常の干渉による形状計測は、表面の凹凸により生
じた干渉縞をカメラ等で撮像し、各種の画像処理により
3次元形状を算出するが、デ−タ量が多いため1画面を
計算するのに多くの時間を要する。この干渉計測を欠陥
検査に応用しようとした場合、検査領域を細かく区切り
何度も撮像と3次元形状の計算を繰り返す必要があり、
実用的な時間内に検査を終えることがでず、検査時間の
制約から欠陥検査には応用されていない。
は干渉計測が分解能が高く理想的である。しかしなが
ら、通常の干渉による形状計測は、表面の凹凸により生
じた干渉縞をカメラ等で撮像し、各種の画像処理により
3次元形状を算出するが、デ−タ量が多いため1画面を
計算するのに多くの時間を要する。この干渉計測を欠陥
検査に応用しようとした場合、検査領域を細かく区切り
何度も撮像と3次元形状の計算を繰り返す必要があり、
実用的な時間内に検査を終えることがでず、検査時間の
制約から欠陥検査には応用されていない。
【0005】この発明は干渉計測技術を欠陥検査に応用
し、欠陥の有無とともに欠陥の高さや深さを高精度でか
つ迅速に検出することができる表面検査装置を得ること
を目的とするものである。
し、欠陥の有無とともに欠陥の高さや深さを高精度でか
つ迅速に検出することができる表面検査装置を得ること
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る表面検査
装置は、投光部と受光部と像変換部及び画像出力部とを
有し、投光部はコヒ−レント光源からの光を2分割して
被検査面と参照面に入射し、受光部は被検査面と参照面
からの反射光による干渉縞をスクリ−ンに形成させ、像
変換部は形成した干渉縞による光学的なフ−リエ変換像
を形成して画像信号に変換し、画像出力部は画像信号に
変換したフ−リエ変換像を表示部に表示することを特徴
とする。
装置は、投光部と受光部と像変換部及び画像出力部とを
有し、投光部はコヒ−レント光源からの光を2分割して
被検査面と参照面に入射し、受光部は被検査面と参照面
からの反射光による干渉縞をスクリ−ンに形成させ、像
変換部は形成した干渉縞による光学的なフ−リエ変換像
を形成して画像信号に変換し、画像出力部は画像信号に
変換したフ−リエ変換像を表示部に表示することを特徴
とする。
【0007】上記投光部はコヒ−レント光源からの光を
2分割して被検査面の異なり位置に入射し、受光部は被
検査面の異なる位置からの反射光による干渉縞をスクリ
−ンに形成させるようにしても良い。
2分割して被検査面の異なり位置に入射し、受光部は被
検査面の異なる位置からの反射光による干渉縞をスクリ
−ンに形成させるようにしても良い。
【0008】この発明に係る他の表面検査装置は、凹凸
欠陥検出部と色欠陥検出部とを有し、凹凸欠陥検出部は
投光部と受光部と像変換部と画像出力部及び3次元形状
検出部とを有し、投光部はコヒ−レント光源からの光を
2分割して被検査面と参照面に入射し、受光部は被検査
面と参照面からの反射光による干渉縞をスクリ−ンに形
成させ、像変換部は形成した干渉縞による光学的なフ−
リエ変換像を形成して画像信号に変換し、画像出力部は
画像信号に変換したフ−リエ変換像を表示部に表示し、
色欠陥検出部は拡散光投光部と拡散光受光部及び画像処
理部とを有し、凹凸欠陥検出部に隣接して設けられ、拡
散光投光部は被検査面に拡散光を入射し、拡散光受光部
は被検査面からの拡散反射光を検出して画像信号に変換
し、画像処理部は受光部から出力される画像信号から色
欠陥を検出することを特徴とする。
欠陥検出部と色欠陥検出部とを有し、凹凸欠陥検出部は
投光部と受光部と像変換部と画像出力部及び3次元形状
検出部とを有し、投光部はコヒ−レント光源からの光を
2分割して被検査面と参照面に入射し、受光部は被検査
面と参照面からの反射光による干渉縞をスクリ−ンに形
成させ、像変換部は形成した干渉縞による光学的なフ−
リエ変換像を形成して画像信号に変換し、画像出力部は
画像信号に変換したフ−リエ変換像を表示部に表示し、
色欠陥検出部は拡散光投光部と拡散光受光部及び画像処
理部とを有し、凹凸欠陥検出部に隣接して設けられ、拡
散光投光部は被検査面に拡散光を入射し、拡散光受光部
は被検査面からの拡散反射光を検出して画像信号に変換
し、画像処理部は受光部から出力される画像信号から色
欠陥を検出することを特徴とする。
【0009】上記像変換部は形成したフ−リエ変換像の
中心部を遮光して画像信号に変換して出力すると良い。
中心部を遮光して画像信号に変換して出力すると良い。
【0010】また、上記投光部は被検査面に入射する光
を走査するすることが望ましい。
を走査するすることが望ましい。
【0011】さらに、上記干渉縞の画像デ−タから欠陥
の3次元形状を算出することが望ましい。
の3次元形状を算出することが望ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の表面検査装置は、投光
部と受光部と像変換部と画像出力部及び表示部を有す
る。投光部はレ−ザ光源から出射したレ−ザ光を2分割
し、一方のレ−ザ光を例えば感光体ドラム等の被検査面
に一定の入射角で入射し、他方のレ−ザ光を被検査面に
入射したレ−ザ光と平行にして参照面に入射する。受光
部は被検査面で反射したレ−ザ光と参照面で反射したレ
−ザ光を合成し、合成した光をスクリ−ンに結像させて
干渉縞を形成する。
部と受光部と像変換部と画像出力部及び表示部を有す
る。投光部はレ−ザ光源から出射したレ−ザ光を2分割
し、一方のレ−ザ光を例えば感光体ドラム等の被検査面
に一定の入射角で入射し、他方のレ−ザ光を被検査面に
入射したレ−ザ光と平行にして参照面に入射する。受光
部は被検査面で反射したレ−ザ光と参照面で反射したレ
−ザ光を合成し、合成した光をスクリ−ンに結像させて
干渉縞を形成する。
【0013】受光部のスクリ−ンに形成された干渉縞
は、被検査面に欠陥がないときは空間周波数の低い縞だ
けが形成され、被検査面に疵や異物等の欠陥があるとき
には低周波の縞のなかに欠陥部分の急峻な凹凸によって
生じる非常に密度の高い縞が形成される。このスクリ−
ンに形成された干渉縞に、像変換部のインコヒ−レント
光源から出射する光をハ−フミラ−とレンズを通して照
射し、その反射光をレンズを通してからハ−フミラ−で
直角に折り曲げ光電変換素子上に結像させる。このと
き、レンズと光電変換素子の距離をレンズの焦点距離に
とって、光電変換素子に干渉縞の光学的フ−リエ変換像
を形成させる。この光電変換素子に形成される光学的フ
−リエ変換像は、被検査面に欠陥がなく、空間周波数の
低い縞だけが形成されている場合は、中心付近のみが明
るくその周辺は暗くなる。また、被検査面に欠陥があっ
て、スクリ−ンに低周波の縞のなかに欠陥部分の急峻な
凹凸によって生じる非常に密度の高い縞が形成されてい
る場合は、光電変換素子に形成される光学的フ−リエ変
換像は、中心付近の明るい部分の他に周辺部にも高周波
な縞に起因する明るい像が形成される。この光電変換素
子に形成された光学的フ−リエ変換像を画像出力部で処
理して表示部に表示する。この表示された光学的フ−リ
エ変換像から周辺部の明るい像の有無を確認することに
より被検査面に欠陥があるかどうかを迅速に検出する。
は、被検査面に欠陥がないときは空間周波数の低い縞だ
けが形成され、被検査面に疵や異物等の欠陥があるとき
には低周波の縞のなかに欠陥部分の急峻な凹凸によって
生じる非常に密度の高い縞が形成される。このスクリ−
ンに形成された干渉縞に、像変換部のインコヒ−レント
光源から出射する光をハ−フミラ−とレンズを通して照
射し、その反射光をレンズを通してからハ−フミラ−で
直角に折り曲げ光電変換素子上に結像させる。このと
き、レンズと光電変換素子の距離をレンズの焦点距離に
とって、光電変換素子に干渉縞の光学的フ−リエ変換像
を形成させる。この光電変換素子に形成される光学的フ
−リエ変換像は、被検査面に欠陥がなく、空間周波数の
低い縞だけが形成されている場合は、中心付近のみが明
るくその周辺は暗くなる。また、被検査面に欠陥があっ
て、スクリ−ンに低周波の縞のなかに欠陥部分の急峻な
凹凸によって生じる非常に密度の高い縞が形成されてい
る場合は、光電変換素子に形成される光学的フ−リエ変
換像は、中心付近の明るい部分の他に周辺部にも高周波
な縞に起因する明るい像が形成される。この光電変換素
子に形成された光学的フ−リエ変換像を画像出力部で処
理して表示部に表示する。この表示された光学的フ−リ
エ変換像から周辺部の明るい像の有無を確認することに
より被検査面に欠陥があるかどうかを迅速に検出する。
【0014】また、光電変換素子の中心付近を遮光マス
クで遮光し、被検査面に欠陥があるときだけ光電変換素
子から欠陥信号を出力することにより、欠陥の有無をよ
り迅速にかつ正確に検出する。
クで遮光し、被検査面に欠陥があるときだけ光電変換素
子から欠陥信号を出力することにより、欠陥の有無をよ
り迅速にかつ正確に検出する。
【0015】さらに、投光部から被検査面と参照面に入
射するレ−ザ光を入射面と直交する方向に走査させるよ
うにすると、被検査面の全面を高速に検査することがで
き、連続して搬送している被検査面をオンラインで検査
することができる。
射するレ−ザ光を入射面と直交する方向に走査させるよ
うにすると、被検査面の全面を高速に検査することがで
き、連続して搬送している被検査面をオンラインで検査
することができる。
【0016】また、参照面を使用せずに投光部で2分割
したレ−ザ光を被検査面の異なる位置に入射し、その反
射光の干渉を利用するようにしても良い。すなわち、被
検査面の任意の位置を参照面の代わりに選んでも欠陥で
ある可能性は非常に少なく、欠陥の検出精度にあまり影
響せず、装置構成を容易にすることができる。
したレ−ザ光を被検査面の異なる位置に入射し、その反
射光の干渉を利用するようにしても良い。すなわち、被
検査面の任意の位置を参照面の代わりに選んでも欠陥で
ある可能性は非常に少なく、欠陥の検出精度にあまり影
響せず、装置構成を容易にすることができる。
【0017】さらに、受光部で被検査面と参照面の反射
光を合成した干渉光の一部を分割してCCDカメラで記
録し、3次元形状演算部でCCDカメラからの画像デ−
タを1画面毎に干渉縞の解析をして形状デ−タを得るこ
とにより欠陥の有無と欠陥の高さや深さを検出すること
ができる。この場合、全ての画面毎に干渉縞の解析を行
わず、光電変換素子から欠陥信号が出力されたときだけ
その部分の形状デ−タを演算することにより処理時間を
大幅に短縮することができる。
光を合成した干渉光の一部を分割してCCDカメラで記
録し、3次元形状演算部でCCDカメラからの画像デ−
タを1画面毎に干渉縞の解析をして形状デ−タを得るこ
とにより欠陥の有無と欠陥の高さや深さを検出すること
ができる。この場合、全ての画面毎に干渉縞の解析を行
わず、光電変換素子から欠陥信号が出力されたときだけ
その部分の形状デ−タを演算することにより処理時間を
大幅に短縮することができる。
【0018】また、凹凸の欠陥の有無と欠陥の高さや深
さを検出するとともに色欠陥検出部を設けることによ
り、被検査面の状態を正確に検査することができる。
さを検出するとともに色欠陥検出部を設けることによ
り、被検査面の状態を正確に検査することができる。
【0019】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の構成を示す配置
図である。図に示すように、表面検査装置1は投光部2
と受光部3と像変換部4と画像出力部5及び表示部6を
有する。
図である。図に示すように、表面検査装置1は投光部2
と受光部3と像変換部4と画像出力部5及び表示部6を
有する。
【0020】投光部2はレ−ザ光源21とコリメ−トレ
ンズ22とハ−フミラ−23及びミラ−24を有する。
そしてレ−ザ光源21から出射してコリメ−トレンズ2
2を通ったレ−ザ光をハ−フミラ−23で2分割し、一
方のレ−ザ光を例えば感光体ドラム等の被検査面7に一
定の入射角で入射し、他方のレ−ザ光をミラ−24で反
射して被検査面7に入射したレ−ザ光と平行にして参照
面8に入射する。受光部3はハ−フミラ−31とレンズ
32とスクリ−ン33及びミラ−34を有する。そして
被検査面7で反射したレ−ザ光と参照面8で反射しミラ
−34で反射したレ−ザ光をハ−フミラ−31で合成
し、合成した光をレンズ32でスクリ−ン33に結像さ
せて干渉縞を形成する。
ンズ22とハ−フミラ−23及びミラ−24を有する。
そしてレ−ザ光源21から出射してコリメ−トレンズ2
2を通ったレ−ザ光をハ−フミラ−23で2分割し、一
方のレ−ザ光を例えば感光体ドラム等の被検査面7に一
定の入射角で入射し、他方のレ−ザ光をミラ−24で反
射して被検査面7に入射したレ−ザ光と平行にして参照
面8に入射する。受光部3はハ−フミラ−31とレンズ
32とスクリ−ン33及びミラ−34を有する。そして
被検査面7で反射したレ−ザ光と参照面8で反射しミラ
−34で反射したレ−ザ光をハ−フミラ−31で合成
し、合成した光をレンズ32でスクリ−ン33に結像さ
せて干渉縞を形成する。
【0021】像変換部4はインコヒ−レント光源41と
ハ−フミラ−42とレンズ43及び光電変換素子44を
有する。光電変換素子44はレンズ43からの距離がレ
ンズ43の焦点距離になるように配置されている。そし
てインコヒ−レント光源41から出射した光をハ−フミ
ラ−42とレンズ43を通してスクリ−ン33上に形成
された干渉縞に照射し、その反射光をレンズ43を通し
てからハ−フミラ−42で直角に折り曲げ光電変換素子
44上に結像させる。画像出力部5は光電変換素子45
から出力される画像信号を処理して表示部6に表示す
る。
ハ−フミラ−42とレンズ43及び光電変換素子44を
有する。光電変換素子44はレンズ43からの距離がレ
ンズ43の焦点距離になるように配置されている。そし
てインコヒ−レント光源41から出射した光をハ−フミ
ラ−42とレンズ43を通してスクリ−ン33上に形成
された干渉縞に照射し、その反射光をレンズ43を通し
てからハ−フミラ−42で直角に折り曲げ光電変換素子
44上に結像させる。画像出力部5は光電変換素子45
から出力される画像信号を処理して表示部6に表示す
る。
【0022】上記のように構成した表面検査装置1で連
続して送られてくる被検査面7の欠陥の有無を検出する
ときは、検査場所に送られた被検査面7を搬送方向であ
るX軸方向と入射面であるX−Z面と直交するY軸方向
に移動しながら、投光部2のレ−ザ−光源21から出射
したレ−ザ光をコリメ−トレンズ22で平行光にしたの
ちハ−フミラ−23で2分割する。2分割した一方のレ
−ザ光は被検査面7に入射し、直角に曲げられた他方の
レ−ザ光はミラ−24で反射して参照面8に入射する。
被検査面7と参照面8に入射したレ−ザ光は被検査面7
と参照面8で反射し、被検査面7からの反射光は受光部
3のハ−フミラ−31に直接入射し、参照面8からの反
射光はミラ−34で反射してハ−フミラ−31に入射
し、被検査面7からの反射光と参照面8からの反射光が
ハ−フミラ−31で合成される。ハ−フミラ−31で合
成された光はレンズ32によりスクリ−ン33に結像さ
れる。このスクリ−ン33に結像された像には被検査面
7からの反射光と参照面8からの反射光の干渉により干
渉縞が形成される。このスクリ−ン33に形成された干
渉縞は、被検査面7に欠陥がないときは図2に示すよう
に、空間周波数の低い縞9だけが形成される。また、被
検査面7に疵や異物等の欠陥があるときには、図3に示
すように、低周波の縞10のなかに欠陥部分の急峻な凹
凸によって生じる非常に密度の高い縞11が形成され
る。
続して送られてくる被検査面7の欠陥の有無を検出する
ときは、検査場所に送られた被検査面7を搬送方向であ
るX軸方向と入射面であるX−Z面と直交するY軸方向
に移動しながら、投光部2のレ−ザ−光源21から出射
したレ−ザ光をコリメ−トレンズ22で平行光にしたの
ちハ−フミラ−23で2分割する。2分割した一方のレ
−ザ光は被検査面7に入射し、直角に曲げられた他方の
レ−ザ光はミラ−24で反射して参照面8に入射する。
被検査面7と参照面8に入射したレ−ザ光は被検査面7
と参照面8で反射し、被検査面7からの反射光は受光部
3のハ−フミラ−31に直接入射し、参照面8からの反
射光はミラ−34で反射してハ−フミラ−31に入射
し、被検査面7からの反射光と参照面8からの反射光が
ハ−フミラ−31で合成される。ハ−フミラ−31で合
成された光はレンズ32によりスクリ−ン33に結像さ
れる。このスクリ−ン33に結像された像には被検査面
7からの反射光と参照面8からの反射光の干渉により干
渉縞が形成される。このスクリ−ン33に形成された干
渉縞は、被検査面7に欠陥がないときは図2に示すよう
に、空間周波数の低い縞9だけが形成される。また、被
検査面7に疵や異物等の欠陥があるときには、図3に示
すように、低周波の縞10のなかに欠陥部分の急峻な凹
凸によって生じる非常に密度の高い縞11が形成され
る。
【0023】このスクリ−ン33に形成された干渉縞
に、像変換部4のインコヒ−レント光源41から出射す
る光をハ−フミラ−42とレンズ43を通して照射す
る。その反射光をレンズ43を通してからハ−フミラ−
42で直角に折り曲げ光電変換素子44上に結像させ
る。このとき、レンズ43と光電変換素子44の距離を
レンズ43の焦点距離にとってあるから、光電変換素子
44には干渉縞の光学的なフ−リエ変換像が形成され
る。この光電変換素子44に形成される光学的フ−リエ
変換像は、被検査面7に欠陥がなく、図2に示すよう
に、スクリ−ン33に空間周波数の低い縞9だけが形成
されている場合は、中心付近のみが明るくその周辺は暗
くなる。また、被検査面7に欠陥があって、図3に示す
ように、スクリ−ン33に低周波の縞10のなかに欠陥
部分の急峻な凹凸によって生じる非常に密度の高い縞1
1が形成されている場合は、光電変換素子44に形成さ
れる光学的フ−リエ変換像12は、図4に示すように、
中心付近の明るい部分13の他に周辺部にも高周波な縞
11に起因する明るい像14が形成される。この光電変
換素子44に形成された光学的フ−リエ変換像12を画
像出力部5で処理して表示部6に表示する。検査者は表
示部6に表示された光学的フ−リエ変換像12から周辺
部の明るい像14の有無を確認することにより被検査面
7に欠陥があるかどうかを迅速に検出することができ
る。
に、像変換部4のインコヒ−レント光源41から出射す
る光をハ−フミラ−42とレンズ43を通して照射す
る。その反射光をレンズ43を通してからハ−フミラ−
42で直角に折り曲げ光電変換素子44上に結像させ
る。このとき、レンズ43と光電変換素子44の距離を
レンズ43の焦点距離にとってあるから、光電変換素子
44には干渉縞の光学的なフ−リエ変換像が形成され
る。この光電変換素子44に形成される光学的フ−リエ
変換像は、被検査面7に欠陥がなく、図2に示すよう
に、スクリ−ン33に空間周波数の低い縞9だけが形成
されている場合は、中心付近のみが明るくその周辺は暗
くなる。また、被検査面7に欠陥があって、図3に示す
ように、スクリ−ン33に低周波の縞10のなかに欠陥
部分の急峻な凹凸によって生じる非常に密度の高い縞1
1が形成されている場合は、光電変換素子44に形成さ
れる光学的フ−リエ変換像12は、図4に示すように、
中心付近の明るい部分13の他に周辺部にも高周波な縞
11に起因する明るい像14が形成される。この光電変
換素子44に形成された光学的フ−リエ変換像12を画
像出力部5で処理して表示部6に表示する。検査者は表
示部6に表示された光学的フ−リエ変換像12から周辺
部の明るい像14の有無を確認することにより被検査面
7に欠陥があるかどうかを迅速に検出することができ
る。
【0024】なお、上記実施例は光電変換素子44に形
成された光学的フ−リエ変換像12をそのまま表示する
場合について説明したが、光電変換素子44の中心付近
を遮光マスクで遮光しておくと、被検査面7に欠陥があ
るときだけ光電変換素子44から欠陥信号を出力するこ
とができ、欠陥の有無をより迅速にかつ正確に検出する
ことができる。
成された光学的フ−リエ変換像12をそのまま表示する
場合について説明したが、光電変換素子44の中心付近
を遮光マスクで遮光しておくと、被検査面7に欠陥があ
るときだけ光電変換素子44から欠陥信号を出力するこ
とができ、欠陥の有無をより迅速にかつ正確に検出する
ことができる。
【0025】また、上記実施例は被検査面7をレ−ザ光
の入射面と直交するX軸,Y軸方向に移動しながら、レ
−ザ光を照射して欠陥の有無を検出する場合について説
明したが、図5に示すように、投光部2のコリメ−トレ
ンズ22とハ−フミラ−23の間にポリゴンスキャナ2
5とfθレンズ26を設置し、受光部3には被検査面7
と参照面8からの反射光を集光する集光レンズ35,3
6を設けて被検査面7と参照面8に入射するレ−ザ光を
入射面と直交するY軸方向に走査させるようにすると、
被検査面7の全面を高速に検査することができ、連続し
て搬送している被検査面7をオンラインで検査すること
ができる。この場合も、図5に示すように、光電変換素
子44の中心付近を遮光マスク45で遮光しておくと、
被検査面7に欠陥があるときだけ光電変換素子44から
欠陥信号だけを出力することができ、欠陥の有無を正確
に検出することができる。
の入射面と直交するX軸,Y軸方向に移動しながら、レ
−ザ光を照射して欠陥の有無を検出する場合について説
明したが、図5に示すように、投光部2のコリメ−トレ
ンズ22とハ−フミラ−23の間にポリゴンスキャナ2
5とfθレンズ26を設置し、受光部3には被検査面7
と参照面8からの反射光を集光する集光レンズ35,3
6を設けて被検査面7と参照面8に入射するレ−ザ光を
入射面と直交するY軸方向に走査させるようにすると、
被検査面7の全面を高速に検査することができ、連続し
て搬送している被検査面7をオンラインで検査すること
ができる。この場合も、図5に示すように、光電変換素
子44の中心付近を遮光マスク45で遮光しておくと、
被検査面7に欠陥があるときだけ光電変換素子44から
欠陥信号だけを出力することができ、欠陥の有無を正確
に検出することができる。
【0026】また、上記実施例は被検査面7と参照面8
からの反射光による干渉を利用して被検査面7の欠陥の
有無を検出する場合について説明したが、参照面8を使
用せずに投光部2で2分割したレ−ザ光を被検査面7の
異なる位置に入射し、その反射光の干渉を利用するよう
にしても良い。すなわち、被検査面7の大部分は欠陥の
無い正常な部分であるから、被検査面7の任意に位置を
参照面8の代わりに選んでも欠陥である可能性は非常に
少なく、欠陥の検出精度にあまり影響しないからであ
る。このように被検査面7の任意の位置を参照面8の代
わりに選ぶことにより装置構成を容易にすることができ
る。
からの反射光による干渉を利用して被検査面7の欠陥の
有無を検出する場合について説明したが、参照面8を使
用せずに投光部2で2分割したレ−ザ光を被検査面7の
異なる位置に入射し、その反射光の干渉を利用するよう
にしても良い。すなわち、被検査面7の大部分は欠陥の
無い正常な部分であるから、被検査面7の任意に位置を
参照面8の代わりに選んでも欠陥である可能性は非常に
少なく、欠陥の検出精度にあまり影響しないからであ
る。このように被検査面7の任意の位置を参照面8の代
わりに選ぶことにより装置構成を容易にすることができ
る。
【0027】なお、上記各実施例は被検査面7の欠陥の
有無を検出する場合について説明したが、被検査面7と
参照面8からの反射光による干渉縞を利用して欠陥の高
さや深さを含む3次元形状も検出することができる。
有無を検出する場合について説明したが、被検査面7と
参照面8からの反射光による干渉縞を利用して欠陥の高
さや深さを含む3次元形状も検出することができる。
【0028】図6は欠陥の3次元形状も検出する表面検
査装置の構成を示す。図に示すように、表面検査装置1
aは受光部3のハ−フミラ−31とレンズ32の間には
被検査面7と参照面8からの反射光を合成した干渉光を
2分割するハ−フミラ−37を有し、ハ−フミラ−37
により直角方向に分離された光路にはレンズ38とCC
Dカメラ39を有する。CCDカメラ39には、CCD
カメラ39で検出した干渉縞の画像デ−タを解析して形
状デ−タを演算する3次元形状演算部15が接続されて
いる。そしてハ−フミラ−37により直角方向に分離さ
れた干渉光をレンズ38を介してCCDカメラ39で記
録する。3次元形状演算部15はCCDカメラ39から
の画像デ−タをメモリに格納し、1画面毎に干渉縞の解
析をして形状デ−タを得る。この形状デ−タを表示部6
に表示することにより、欠陥の有無と欠陥の高さや深さ
を検出することができる。
査装置の構成を示す。図に示すように、表面検査装置1
aは受光部3のハ−フミラ−31とレンズ32の間には
被検査面7と参照面8からの反射光を合成した干渉光を
2分割するハ−フミラ−37を有し、ハ−フミラ−37
により直角方向に分離された光路にはレンズ38とCC
Dカメラ39を有する。CCDカメラ39には、CCD
カメラ39で検出した干渉縞の画像デ−タを解析して形
状デ−タを演算する3次元形状演算部15が接続されて
いる。そしてハ−フミラ−37により直角方向に分離さ
れた干渉光をレンズ38を介してCCDカメラ39で記
録する。3次元形状演算部15はCCDカメラ39から
の画像デ−タをメモリに格納し、1画面毎に干渉縞の解
析をして形状デ−タを得る。この形状デ−タを表示部6
に表示することにより、欠陥の有無と欠陥の高さや深さ
を検出することができる。
【0029】このように形状デ−タを演算する場合、全
ての画面毎に干渉縞の解析をしていると多くの時間を要
し、検査時間が長くなってしまう。そこで、中心付近を
遮光マスク45で遮光した光電変換素子44から欠陥信
号が出力されたときだけ3次元形状演算部15でその部
分の形状デ−タを演算するようにすると良い。このよう
に欠陥を検出したときだけ、その高さや深さを検出する
ことにより処理時間を大幅に短縮することができる。
ての画面毎に干渉縞の解析をしていると多くの時間を要
し、検査時間が長くなってしまう。そこで、中心付近を
遮光マスク45で遮光した光電変換素子44から欠陥信
号が出力されたときだけ3次元形状演算部15でその部
分の形状デ−タを演算するようにすると良い。このよう
に欠陥を検出したときだけ、その高さや深さを検出する
ことにより処理時間を大幅に短縮することができる。
【0030】上記実施例は被検査面7の欠陥の有無と欠
陥の高さや深さを検出する場合について説明したが、欠
陥検査の場合、凹凸の変化はなく色ムラ等により濃度だ
けが正常部と異なる色欠陥がある。そこで、図7に示す
ように、被検査面7の凹凸の欠陥を検出する表面検査装
置1aの後あるいは前に色欠陥検出部16を設けた、被
検査面7の色欠陥も検出するようにすると良い。この色
欠陥検出部16は、図7に示すように、ハロゲンランプ
や蛍光灯等の光源161で被検査面7を照射し、その拡
散光をCCDカメラ162で撮像する。その画像デ−タ
を画像処理部163で処理して色欠陥を検出して表示部
6に表示する。このようにして被検査面7の凹凸による
欠陥とともに色ムラ等の色欠陥も検出することができ、
被検査面7の状態を正確に検査することができる。
陥の高さや深さを検出する場合について説明したが、欠
陥検査の場合、凹凸の変化はなく色ムラ等により濃度だ
けが正常部と異なる色欠陥がある。そこで、図7に示す
ように、被検査面7の凹凸の欠陥を検出する表面検査装
置1aの後あるいは前に色欠陥検出部16を設けた、被
検査面7の色欠陥も検出するようにすると良い。この色
欠陥検出部16は、図7に示すように、ハロゲンランプ
や蛍光灯等の光源161で被検査面7を照射し、その拡
散光をCCDカメラ162で撮像する。その画像デ−タ
を画像処理部163で処理して色欠陥を検出して表示部
6に表示する。このようにして被検査面7の凹凸による
欠陥とともに色ムラ等の色欠陥も検出することができ、
被検査面7の状態を正確に検査することができる。
【0031】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、レ−ザ
光源から出射したレ−ザ光を2分割し、一方のレ−ザ光
を例えば感光体ドラム等の被検査面に一定の入射角で入
射し、他方のレ−ザ光を被検査面に入射したレ−ザ光と
平行にして参照面に入射し、被検査面で反射したレ−ザ
光と参照面で反射したレ−ザ光を合成し、合成した光を
スクリ−ンに結像させて干渉縞を形成し、スクリ−ンに
形成された干渉縞の光学的なフ−リエ変換像を形成さ
せ、光学的フ−リエ変換像から欠陥の有無を検出するよ
うにしたから、欠陥の有無を高速に検出することができ
る。
光源から出射したレ−ザ光を2分割し、一方のレ−ザ光
を例えば感光体ドラム等の被検査面に一定の入射角で入
射し、他方のレ−ザ光を被検査面に入射したレ−ザ光と
平行にして参照面に入射し、被検査面で反射したレ−ザ
光と参照面で反射したレ−ザ光を合成し、合成した光を
スクリ−ンに結像させて干渉縞を形成し、スクリ−ンに
形成された干渉縞の光学的なフ−リエ変換像を形成さ
せ、光学的フ−リエ変換像から欠陥の有無を検出するよ
うにしたから、欠陥の有無を高速に検出することができ
る。
【0032】また、光電変換素子の中心付近を遮光マス
クで遮光し、被検査面に欠陥があるときだけ欠陥信号を
出力することにより、欠陥の有無をより迅速にかつ正確
に検出することができる。
クで遮光し、被検査面に欠陥があるときだけ欠陥信号を
出力することにより、欠陥の有無をより迅速にかつ正確
に検出することができる。
【0033】さらに、被検査面と参照面に入射するレ−
ザ光を入射面と直交する方向に走査させることにより、
被検査面の全面を高速に検査することができ、連続して
搬送している被検査面をオンラインで検査することがで
きる。
ザ光を入射面と直交する方向に走査させることにより、
被検査面の全面を高速に検査することができ、連続して
搬送している被検査面をオンラインで検査することがで
きる。
【0034】また、参照面を使用せずに投光部で2分割
したレ−ザ光を被検査面の異なる位置に入射し、その反
射光の干渉を利用することにより、欠陥の検出精度にあ
まり影響せずに装置構成を簡易化することができる。
したレ−ザ光を被検査面の異なる位置に入射し、その反
射光の干渉を利用することにより、欠陥の検出精度にあ
まり影響せずに装置構成を簡易化することができる。
【0035】さらに、被検査面と参照面の反射光を合成
した干渉光の一部を分割して干渉縞の解析をして形状デ
−タを得ることにより、欠陥の有無と欠陥の高さや深さ
を精度良く検出することができる。また、欠陥信号が出
力されたときだけその部分の形状デ−タを演算すること
により処理時間を大幅に短縮することができる。
した干渉光の一部を分割して干渉縞の解析をして形状デ
−タを得ることにより、欠陥の有無と欠陥の高さや深さ
を精度良く検出することができる。また、欠陥信号が出
力されたときだけその部分の形状デ−タを演算すること
により処理時間を大幅に短縮することができる。
【0036】また、凹凸の欠陥の有無と欠陥の高さや深
さを検出するとともに色欠陥検出部を設けることによ
り、被検査面の状態を正確に検査することができる。
さを検出するとともに色欠陥検出部を設けることによ
り、被検査面の状態を正確に検査することができる。
【図1】この発明の実施例の構成を示す配置図である。
【図2】欠陥がないときの干渉縞を示す説明図である。
【図3】欠陥があるときの干渉縞を示す説明図である。
【図4】欠陥があるときの干渉縞の光学的フ−リエ変換
像を示す説明図である。
像を示す説明図である。
【図5】第2の実施例の構成を示す配置図である。
【図6】第3の実施例の構成を示す配置図である。
【図7】第4の実施例の構成を示す配置図である。
【図8】従来例を示す構成図である。
1 表面検査装置 2 投光部 3 受光部 4 像変換部 5 画像出力部 6 表示部 7 被検査面 8 参照面 15 3次元形状演算部 16 色欠陥検出部 21 レ−ザ光源 23 ハ−フミラ− 31 ハ−フミラ− 33 スクリ−ン 39 CCDカメラ 41 インコヒ−レント光源 42 ハ−フミラ− 43 レンズ 44 光電変換素子 45 遮光マスク
Claims (6)
- 【請求項1】 投光部と受光部と像変換部及び画像出力
部とを有し、 投光部はコヒ−レント光源からの光を2分割して被検査
面と参照面に入射し、受光部は被検査面と参照面からの
反射光による干渉縞をスクリ−ンに形成させ、像変換部
は形成した干渉縞による光学的フ−リエ変換像を形成し
て画像信号に変換し、画像出力部は画像信号に変換した
光学的フ−リエ変換像を表示部に表示することを特徴と
する表面検査装置。 - 【請求項2】 投光部と受光部と像変換部及び画像出力
部とを有し、 投光部はコヒ−レント光源からの光を2分割して被検査
面の異なり位置に入射し、受光部は被検査面の異なる位
置からの反射光による干渉縞をスクリ−ンに形成させ、
像変換部は形成した干渉縞による光学的フ−リエ変換像
を形成して画像信号に変換し、画像出力部は画像信号に
変換した光学的フ−リエ変換像を表示部に表示すること
を特徴とする表面検査装置。 - 【請求項3】 凹凸欠陥検出部と色欠陥検出部とを有
し、 凹凸欠陥検出部は投光部と受光部と像変換部及び画像出
力部とを有し、投光部はコヒ−レント光源からの光を2
分割して被検査面と参照面に入射し、受光部は被検査面
と参照面からの反射光による干渉縞をスクリ−ンに形成
させ、像変換部は形成した干渉縞による光学的フ−リエ
変換像を形成して画像信号に変換し、画像出力部は画像
信号に変換した光学的フ−リエ変換像を表示部に表示
し、 色欠陥検出部は拡散光投光部と拡散光受光部及び画像処
理部とを有し、凹凸欠陥検出部に隣接して設けられ、拡
散光投光部は被検査面に拡散光を入射し、拡散光受光部
は被検査面からの拡散反射光を検出して画像信号に変換
し、画像処理部は受光部から出力される画像信号から色
欠陥を検出する、ことを特徴とする表面検査装置。 - 【請求項4】 上記像変換部は形成した光学的フ−リエ
変換像の中心部を遮光して画像信号に変換して出力する
請求項1,2又は3記載の表面検査装置。 - 【請求項5】 上記投光部は被検査面に入射する光を走
査する請求項4記載の表面検査装置。 - 【請求項6】 上記干渉縞の画像デ−タから欠陥の3次
元形状を算出する請求項5記載の表面検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30086896A JPH10132535A (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | 表面検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30086896A JPH10132535A (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | 表面検査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10132535A true JPH10132535A (ja) | 1998-05-22 |
Family
ID=17890084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30086896A Pending JPH10132535A (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | 表面検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10132535A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012530929A (ja) * | 2009-06-22 | 2012-12-06 | エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. | オブジェクト検査システムおよび方法 |
US9063093B2 (en) | 2012-01-27 | 2015-06-23 | Showa Denko K.K. | Surface inspection method and surface inspection apparatus |
-
1996
- 1996-10-28 JP JP30086896A patent/JPH10132535A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012530929A (ja) * | 2009-06-22 | 2012-12-06 | エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. | オブジェクト検査システムおよび方法 |
US9063093B2 (en) | 2012-01-27 | 2015-06-23 | Showa Denko K.K. | Surface inspection method and surface inspection apparatus |
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