JPH10132432A - 冷凍サイクル装置の水分除去試運転方法および冷凍サイクル装置 - Google Patents
冷凍サイクル装置の水分除去試運転方法および冷凍サイクル装置Info
- Publication number
- JPH10132432A JPH10132432A JP28777996A JP28777996A JPH10132432A JP H10132432 A JPH10132432 A JP H10132432A JP 28777996 A JP28777996 A JP 28777996A JP 28777996 A JP28777996 A JP 28777996A JP H10132432 A JPH10132432 A JP H10132432A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bypass pipe
- refrigerant
- pipe
- refrigeration cycle
- moisture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Abstract
水分を除去することが出来ない。 【解決手段】少なくとも、圧縮機2と、凝縮器4、8
と、絞り装置と、蒸発器4、8と、四方弁3と、それら
を接続する配管とを備え、内部に冷媒および冷凍機油が
封入された冷凍サイクル装置の水分除去試運転方法にお
いて、冷媒中の水分を除去する水分除去装置12を有す
る第1バイパス配管9を、蒸発器8出口と圧縮機2吸入
部の間に位置する配管に並列に接続し、冷媒を第1バイ
パス配管9の方に流がし、その流れる冷媒の温度および
圧力を、冷媒が水分子と化合して生成される冷媒に特有
の包接化合物を生成する温度および圧力となるように、
制御し、水分除去装置12は冷媒の包接化合物を除去し
易い構造を有している。
Description
の施工持における、水分除去方法および冷凍サイクル装
置に関するものである。
は、従来のCFCやHCFCから代替冷媒とされるHF
Cの単一冷媒や混合冷媒に移行されつつある。それに伴
い、これら代替冷媒に対応した冷凍機油としてエステル
系やエーテル系の冷凍機油が採用されている場合が少な
くない。
して加水分解され、さらに金属と反応することで冷凍サ
イクル装置の閉じられた系において金属塩を生成する。
この反応により冷凍機油の劣化を促し、さらに生成した
金属塩は冷凍サイクル装置内の絞り装置等で蓄積され、
配管の閉塞を生じる可能性が指摘されている。
と反応して加水分解することが少ないため、ドライヤな
しで使用することも推奨されているが、吸水性が高く、
酸化安定性に劣るため、エーテル系の冷凍機油に滞留す
る水分が圧縮機の有機材料を膨潤させる可能性が指摘さ
れている。
ドライヤは低温により水分が氷結し膨張弁等の閉塞が起
こるのを防止することを目的として設けられてきたが、
今後エステル系やエーテル系の冷凍機油を用いる限り信
頼性の観点から前記冷凍サイクル装置内に存在する水分
を除去するためのドライヤを前記冷凍サイクル装置内に
組み込むことが望ましいとされている。
装置の基本構成図である。図5では、冷凍サイクル装置
1の構成として、室外機1台に対し室内機2台のマルチ
空調システムを示しており、圧縮機2、四方弁3、室外
熱交換器4、暖房用膨張弁5、ドライヤ6、冷房用膨張
弁7−Aおよび7−B、室内熱交換器8−Aおよび8−
B、電源装置19、制御装置20の各構成要素および前
記各構成要素2〜8を接続する接続配管で冷凍サイクル
が構成され、内部には冷媒と冷凍機油が封入され、ま
た、前記冷媒と冷凍機油には水分が混入されており、制
御装置20で圧縮機2および各膨張弁5および7−Aお
よび7−B等の制御を行っているものとする。
方弁3を切り替えることで配管中の冷媒の流れを変更
し、冷房運転時には、前記室外熱交換器4が凝縮器に、
前記室内熱交換器8−Aおよび8−Bが蒸発器となり、
圧縮機2、四方弁3、室外熱交換器4、暖房用膨張弁
5、ドライヤ6、冷房用膨張弁7−Aおよび7−B、室
内熱交換器8−Aおよび8−B、四方弁3、圧縮機2の
順に冷媒が流れ、暖房運転時には、前記室外熱交換器4
が蒸発器に、前記室内熱交換器8−Aおよび8−Bが凝
縮器となり、圧縮機2、四方弁3、室内熱交換器8−A
および8−B、冷房用膨張弁7−Aおよび7−B、ドラ
イヤ6、暖房用膨張弁5、室外熱交換器4、四方弁3、
圧縮機2の順に冷媒が流れるものである。
置の施工後、冷凍サイクル装置系と制御系の動作確認を
目的として短時間の運転をすると同時に、冷凍サイクル
装置内に混入した水分をドライヤにより吸着除去を行っ
ている。
吸着量には限界があり、設計時には冷凍サイクル装置内
に混入する水分量を設置されているドライヤの吸着限界
水分量以下に抑える必要がある。しかし、冷凍サイクル
装置に混入する水分量は施工時の条件や機種によって異
なり、混入するであろう水分量の限界をあらかじめ予想
するのは困難である。また、大量の水分が混入すること
を想定して大型のドライヤを設置すれば確実に混入した
水分を吸着除去することは可能であると考えられるもの
の、設置場所の確保やコストの観点から実際には比較的
小型のドライヤが設置されており、設置作業時の水分の
混入は事実上あってはならないという厳しい制約条件と
なっている場合も少なくない。
ドライヤを冷凍サイクル装置から取り外すことで設置ス
ペースの問題を解決するといった手法もあるものの、冷
凍サイクル装置の施工後にドライヤで水分を完全に吸着
除去するにはかなりの時間がかかり、短時間の試運転の
後に連続して行える作業ではないため、事実上不可能で
ある。
短時間で冷凍サイクル装置内に混入した大量の水分を除
去することが出来る冷凍サイクル装置の水分除去試運転
方法と、冷凍サイクル装置を提供することを目的とする
ものである。
た水分はHFC冷媒と包接化合物を生成して極めて短時
間で低温低圧部に滞留することが判明した。包接化合物
とは、冷媒が水分子と化合して生成される氷のような化
合物であり、生成するための温度・圧力は冷媒の種類に
よって特有の条件がある。
が包接化合物を生成する性質を利用し、冷凍サイクル装
置内の蒸発器出口から圧縮機吸入部に至る主配管と並列
に第1のバイパス配管および水分除去装置を設け、前記
第1のバイパス配管および水分除去装置を包接化合物が
生成する温度・圧力になるように冷凍サイクル装置の制
御運転を行い、前記第1のバイパス配管および前記水分
除去装置に前記冷凍サイクル装置内に混入した水分を包
接化合物として滞留させて除去することで前記課題が解
決される。
主配管で、第1のバイパス配管の入口と出口の間に相当
する部分に第1の開閉バルブを設け、前記第1のバイパ
ス配管の入口部および出口部にそれぞれ第2の開閉バル
ブおよび第3の開閉バルブを設ける構成とし、前記冷凍
サイクル装置の試運転を行う際に、前記第1の開閉バル
ブを閉じ、前記第2の開閉バルブおよび第3の開閉バル
ブを開き、前記第1のバイパス配管および前記水分除去
装置に包接化合物が滞留した時に前記第1の開閉バルブ
を開き、前記第2の開閉バルブおよび前記第3の開閉バ
ルブを閉じ、前記第1のバイパス配管および前記水分除
去装置内に前記冷凍サイクル装置内に混入した水分を包
接化合物として封止することで前記課題の解決が達成さ
れる。
管の間にドライヤを設置し、前記ドライヤの前後に第4
の開閉バルブおよび第5の開閉バルブをそれぞれ設置
し、前記凝縮器出口から前記第4の開閉バルブの間とな
る配管と、前記第5の開閉バルブから絞り装置の間とな
る配管とを接続する第2のバイパス配管を、前記凝縮器
出口から前記絞り装置に至る主配管と並列に接続し、前
記第2のバイパス配管中に第6の開閉バルブを接続し、
前記第1のバイパス配管および前記水分除去装置におい
て、包接化合物を生成させることで水分の捕集を行って
いる間は前記第4の開閉バルブおよび前記第5の開閉バ
ルブを閉じ、前記第6の開閉バルブを開いて前記第2の
バイパス配管に冷媒を流して運転を行い、前記第1のバ
イパス配管および前記水分除去装置における水分の捕集
が終了して前記第1の開閉バルブを開き、前記第1のバ
イパス配管を前記第2の開閉バルブおよび前記第3の開
閉バルブを閉じることで封止した後に、前記第4の開閉
バルブおよび前記第5の開閉バルブを開き、前記第6の
開閉バルブを閉じて前記ドライヤを含む前記凝縮器出口
から前記絞り装置に至る主配管に冷媒を流すことで、前
記冷凍サイクル装置内の冷媒および冷凍機油に残留して
いる水分を除去することで、前記課題の解決が達成され
る。
よび出口部の前記第2の開閉バルブおよび前記第3の開
閉バルブの前記第1のバイパス配管を接続している側
に、前記第1のバイパス配管を前記冷凍サイクル装置か
ら切離すことを可能とするジョイント部を設け、前記冷
凍サイクル装置内に混入した水分を包接化合物として前
記第1のバイパス配管および前記水分除去装置に封じ込
めた後、前記第1のバイパス配管および前記水分除去装
置を前記冷凍サイクル装置本体から取り外して再利用す
ることで、空調機の室外機内に前記第1のバイパス配管
および前記水分除去装置の設置空間を確保する必要がな
くなり、また、多くの水分を捕集可能とするように水分
除去装置の大型化を可能とすることで、前記課題の解決
が達成される。
圧配管部で生成した包接化合物が滞留しやすいように銅
製の円筒状の容器を水分トラップとして設け、前記第1
のバイパス配管および/または前記水分トラップの内壁
に溝および/または突起物および/または捕集ネットを
設けることで包接化合物が生成・滞留しやすい構造とす
ることで前記課題の解決が達成される。
たは前記水分トラップ部に銅よりも熱伝導率の低いガラ
ス等の材質から成るサイトグラスを設置して前記包接化
合物が生成・滞留しやすい構造とすると同時に、包接化
合物が生成・滞留しているかどうかを目視で確認できる
構造とし、前記冷凍サイクル装置に混入した水分を効果
的に捕集可能とすることで前記課題の解決が達成され
る。
発明によれば、冷凍サイクル装置の施工を行った後、前
記冷凍サイクル装置内に混入した水分を取り除くことを
少なくとも目的の一つとした試運転を行う際、吸入配管
部の温度・圧力を封入された冷媒が固有に持つ包接化合
物が生成する温度・圧力となるように制御を行いながら
運転を行い、圧縮機吸入管に並列に接続したバイパス配
管および水分除去装置で包接化合物を滞留・除去するこ
とで、エーテル系やアルキルベンゼン系等を冷凍機油と
して使用した場合のように、少量の水分の混入は支障な
いものの大量の水分が混入すると不具合が生じると考え
られる時には、ドライヤを用いることなく、極めて短時
間かつ容易に冷凍サイクル装置に混入した水分濃度を低
下させることが可能となる。
した場合のように、少量の水分の混入でさえ不具合が生
じると考えられる時には、水分除去の第1段階として水
分除去装置に冷媒および冷凍機油に溶解できない水分を
包接化合物として捕集除去を行うことで短時間かつ容易
に冷凍サイクル装置に混入した水分濃度を低下させ、第
2段階として冷媒および冷凍機油に溶解している水分を
ドライヤを用いて吸着除去を行うことで、冷凍サイクル
中に残留する水分を除去することが可能となる。さら
に、第2段階で吸着除去を必要とする水分の量が少なく
なることで、ドライヤ内の合成ゼオライトの量も比較的
少量で十分であるから、コストの削減も期待できる。
を図面を参照して説明する。
クル装置および運転方法の一実施の形態に用いられる装
置の基本的構成図である。図1では、冷凍サイクル装置
1の構成として、室外機一台に対し、室内機二台のマル
チ空調システムを示しており、圧縮機2、四方弁3、室
外熱交換器4、暖房用膨張弁5、冷房用膨張弁7−Aお
よび7−B、室内熱交換器8−Aおよび8−B、吸入管
部のバイパス配管9、吸入管部バイパス配管9の入口側
に設けた第2の開閉バルブ10、吸入管部バイパス配管
9に設けたサイトグラス11、水分トラップ12、吸入
管部バイパス配管9の出口側に設けた第3の開閉バルブ
13、吸入管部に設けた第1の開閉バルブ14、電源装
置19、制御装置20、吸入管部に設けた圧力センサ2
1、吸入管部に設けた温度センサ22をそれぞれ示す。
前記各構成要素2〜14は接続配管で接続されており、
前記冷凍サイクル装置1内にはHFC混合冷媒およびエ
−テル系やアルキルベンゼン系の冷凍機油が封入されて
いる。なお、吸入管部バイパス配管9の入口側および出
口側に設けた第2および第3の開閉バルブ10および1
3は、室外機のサービスバルブとして構成することも可
能である。
および冷凍機油を封入した際に冷媒および冷凍機油に溶
解している水分や、施工時に一時的に外気に開放した配
管等から侵入した水分が、冷凍サイクル装置1内に混入
している。
り室外熱交換器4が凝縮器となり、室内熱交換器8−A
および8−Bが蒸発器となり、圧縮機2、四方弁3、室
外熱交換器(凝縮器)4、暖房用膨張弁5、冷房用膨張
弁7−Aおよび7−B、室内熱交換器(蒸発器)8−A
および8−B、四方弁3、圧縮機2の順に冷媒が循環
し、暖房運転時には、四方弁3の切り替えにより室外熱
交換器4が蒸発器となり、室内熱交換器8−Aおよび8
−Bが凝縮器となり、圧縮機2、四方弁3、室内熱交換
器(凝縮器)8−Aおよび8−B、冷房用膨張弁7−A
および7−B、暖房用膨張弁5、室外熱交換器(蒸発
器)4、四方弁3、圧縮機2の順に冷媒が循環する。
12の構成図である。水分トラップ12は銅で形成され
ており、内壁に多数の溝23および突起24を形成して
おり、また、直径方向に捕集ネット25を組み込んであ
り、壁面には一部にサイトグラス26がはめ込んであ
り、外部から内部の様子が確認できるようにしてある。
冷凍サイクル装置1内の低温・低圧配管部で生成した包
接化合物は、水分トラップ12内で溝23および/また
は突起部24および/または捕集ネット25およびサイ
トグラス26内面で、包接化合物の結晶を大きく成長さ
せながら滞留する性質を持っている。ここで、サイトグ
ラス26は、銅よりも熱伝導率の低いガラスで作成され
ており、運転時には周囲よりも低温となるために包接化
合物が生成しやすいという特徴がある。なお、バイパス
配管9および水分トラップ12の内面の一部または全部
を冷凍サイクル装置1を構成している部材よりも熱伝導
率の小さいガラスやプラスチック等で形成しても構わな
い。
部バイパス配管9の入口部および出口部の第2および第
3の開閉バルブ10および13に据え付けられたジョイ
ント部から切離すことを前提としているため、室外機内
部には設置スペースを設けず、室外機から外部へはみ出
した構造をしていても構わない。また、そのため、予想
される冷凍サイクル内への混入水分量に応じて大きさの
異なる水分トラップ12を設置することも可能である。
しては冷房運転を行う。
吸入管部バイパス配管9の入口部および出口部の第2お
よび第3の開閉バルブ10および13を全開とし、圧縮
機2の吸入管部の第1の開閉バルブ14を全閉とするこ
とで、吸入管部バイパス配管9に冷媒を流す(手順1−
1)。
および温度センサ22から検知した吸入管部バイパス配
管9近傍の冷媒の状態に応じて制御装置20を用いて圧
縮機2の周波数および冷房用膨張弁7−Aおよび7−B
の開度等を調整し、四方弁3から圧縮機2の吸入管へ至
る低温・低圧配管部の温度および圧力を封入した冷媒に
特有の包接化合物を生成する条件となるように制御を行
う。
示す。包接化合物の生成する温度・圧力条件は各冷媒に
固有の領域が存在し、一般に図4における冷媒の気液平
衡曲線と包接化合物生成曲線に囲まれた温度・圧力(斜
線部分)となったときに、包接化合物が生成することが
判明した。
イパス配管9および水分トラップ12において包接化合
物を生成する温度・圧力となるように冷凍サイクル装置
1の運転を行うことで、冷凍サイクル装置1内の水分の
一部は冷媒に溶解して冷媒と共に冷凍サイクル装置1内
を循環し、残りの水分は低温低圧部で包接化合物を生成
する。
温・低圧配管部で生成した包接化合物は吸入管部バイパ
ス配管9を経て、水分トラップ12内で溝23および、
突起部24および捕集ネット25およびサイトグラス2
6で滞留し、サイトグラス11および26により包接化
合物が捕集されたことを確認する(手順1−2)。
後、吸入管部バイパス配管9の入口部および出口部の第
2および第3の開閉バルブ10および13を全閉とし、
吸入管部の第1の開閉バルブ14を全開とすることで、
バイパス配管9を封止し、吸入管部の第1の開閉バルブ
14を通る配管に冷媒を流す(手順1−3)。
ルブ10および13のジョイント部から切離す(手順1
−4)。
比較的短時間に完了することが可能であり、冷凍サイク
ル装置1内に混入した水分の中で冷媒や冷凍機油に溶解
していない水分は、そのほとんどをバイパス配管9およ
びサイトグラス11および水分トラップ12内に封止す
ることができる。特に水分トラップにおいて水分除去を
行うのに要する時間は合成ゼオライトを用いて同量の水
分を除去する場合に要する時間と比べて半分から10分
の1以下と大幅に短縮され、冷凍機油の劣化防止に大き
な効果が期待される。
パス配管9およびサイトグラス11および水分トラップ
12は、内部の冷媒および包接化合物および水分を除去
し、乾燥させることで容易に再利用が可能である。ま
た、このとき水分トラップ12と共に除去された冷媒は
低温低圧配管から除去しているために、その量は全冷媒
量から比較すると極めて少なく、以降の冷凍サイクル装
置1の運転の支障ない量である。
エーテル系やアルキルベンゼン系等を使用した場合のよ
うに、少量の水分の混入は支障ないものの大量の水分が
混入すると不具合が生じると考えられる時には、ドライ
ヤを用いることなく、短時間かつ容易に冷凍サイクル装
置1に混入した水分濃度を低下させることが可能とな
る。
クル装置および運転方法の別の実施の形態に用いられる
装置の基本的構成図である。図2では、冷凍サイクル装
置1の構成として、室外機一台に対し、室内機二台のマ
ルチ空調システムを示しており、圧縮機2、冷暖房切替
用四方弁3、室外熱交換器4、暖房用膨張弁5、ドライ
ヤ6、冷房用膨張弁7−Aおよび7−B、室内熱交換器
8−Aおよび8−B、吸入管部の第1のバイパス配管
9、吸入管部の第1のバイパス配管の入口側に設けた第
2の開閉バルブ10、吸入管部の第1のバイパス配管に
設けたサイトグラス11、水分トラップ12、吸入管部
の第1のバイパス配管の出口側に設けた第3の開閉バル
ブ13、吸入管部に設けた第1の開閉バルブ14、液管
部に設けた第2のバイパス配管15、液管部の第2のバ
イパス配管に設けた第6の開閉バルブ16、液管部に設
けた第4および第5の開閉バルブ17および18、電源
装置19、制御装置20、吸入管部に設けた圧力センサ
21、吸入管部に設けた温度センサ22をそれぞれ示
す。前記各構成要素2〜18は接続配管で接続されてお
り、前記冷凍サイクル装置1内には混合冷媒およびエス
テル系の冷凍機油が封入されている。なお、第1のバイ
パス配管の入口および出口に設けた第2および第3の開
閉バルブ10および13は、室外機のサービスバルブと
して構成することも可能である。
前記冷媒および冷凍機油を封入した際に前記冷媒および
前記冷凍機油に溶解している水分や、施工時に一時的に
外気に開放した配管等から侵入した水分が、前記冷凍サ
イクル装置1内に混入している。
5の開閉バルブ17および18の間に設置されており、
中には水分吸着剤として広く使用されている粒状の合成
ゼオライトが封入されている。
り室外熱交換器4が凝縮器となり、室内熱交換器8−A
および8−Bが蒸発器となり、圧縮機2、四方弁3、室
外熱交換器(凝縮器)4、暖房用膨張弁5、ドライヤ6
(又は液管部バイパス配管)、冷房用膨張弁7−Aおよ
び7−B、室内熱交換器(蒸発器)8−Aおよび8−
B、四方弁3、圧縮機2の順に冷媒が循環し、暖房運転
時には、四方弁3の切り替えにより室外熱交換器4が蒸
発器となり、室内熱交換器8−Aおよび8−Bが凝縮器
となり、圧縮機2、四方弁3、室内熱交換器(凝縮器)
8−Aおよび8−B、冷房用膨張弁7−Aおよび7−
B、ドライヤ6(又は液管部バイパス配管)、暖房用膨
張弁5、室外熱交換器(蒸発器)4、四方弁3、圧縮機
2の順に冷媒が循環する。
しては冷房運転を行う。
5の第6の開閉バルブ16を全開とし、液管部の第4お
よび第5の開閉バルブ17および18を全閉とする(手
順2−1)。
パス配管9の入口および出口部の第2および第3の開閉
バルブ10および13を全開とし、吸入管部の第1の開
閉バルブ14を全閉とすることで、第1のバイパス配管
9に冷媒を流し、また、前記液管部において、第2のバ
イパス配管15の第6の開閉バルブ16を全開とし、第
4および第5の開閉バルブ17および18を全閉とする
ことで、第2のバイパス配管15に冷媒を流す(手順2
−2)。
および温度センサ22から検知した第1のバイパス配管
9近傍の冷媒の状態に応じて制御装置20を用いて圧縮
機周波数および冷房用膨張弁7−Aおよび7−Bの開度
等を調整し、四方弁3から圧縮機2の吸入管へ至る低温
・低圧配管部の温度および圧力を封入した冷媒に特有の
包接化合物を生成する条件となるように制御を行う。
び低温・低圧配管部で生成した包接化合物は第1のバイ
パス配管9を経て、水分トラップ12内で溝23およ
び、突起部24および捕集ネット25およびサイトグラ
ス26で滞留し、サイトグラス11および26により包
接化合物が捕集されたことを確認する(手順2−3)。
後、第1のバイパス配管9の入口および出口部の第2お
よび第3の開閉バルブ10および13を全閉とし、吸入
管部の第1の開閉バルブ14を全開とすることで、第1
のバイパス配管9を封止し、吸入管部の第1の開閉バル
ブ14を通る配管に冷媒を流す(手順2−4)。
6の開閉バルブ16を全閉とし液管部の第4および第5
の開閉バルブ17および18を全開とすることで、液管
部に接続されたドライヤ6に冷媒を流す(手順2−
5)。
開閉バルブ10および13のジョイント部から切離す
(手順2−6)。
短時間に完了することが可能であり、冷凍サイクル装置
1内に混入した水分の中で冷媒や冷凍機油に溶解してい
ない水分のほとんどを第1のバイパス配管9および水分
トラップ12内に封止することができる。特に水分トラ
ップにおいて水分除去を行うのに要する時間は合成ゼオ
ライトを用いて同量の水分を除去する場合に要する時間
と比べて半分から10分の1以下と大幅に短縮され、冷
凍機油の劣化防止に大きな効果が期待される。
1のバイパス配管9およびサイトグラス11および水分
トラップ12は、内部の冷媒および包接化合物および水
分を除去し、乾燥させることで容易に再利用することも
可能である。また、このとき水分トラップ12と共に除
去された冷媒は低温低圧管から除去しているために、そ
の量は全冷媒量から比較すると極めて少なく、以降の冷
凍サイクル装置1の運転に支障ない量である。
エステル系等を使用した場合のように、少量の水分の混
入でさえ不具合が生じると考えられる時には、水分除去
の第1段階として水分トラップ12に冷媒および冷凍機
油に溶解できない水分を包接化合物として捕集除去を行
うことで短時間かつ容易に冷凍サイクル装置1に混入し
た水分濃度を低下させ、第2段階として冷媒および冷凍
機油に溶解している水分をドライヤ6を用いて吸着除去
を行うことで、冷凍サイクル装置1中に残留する水分を
除去することが可能となる。
い水分とは、冷媒および冷凍機油に溶解している水分で
あり、冷媒および冷凍機油の封入量とそれぞれへの水分
の飽和溶解度から、第2段階の手順で合成ゼオライトを
用いて吸着しなくてはならない水分の量の予測を行うこ
とが可能となる。このことを用いてドライヤ6内の合成
ゼオライトの封入量やドライヤ6による水分吸着時間を
あらかじめ精度よく決定することもできる。
本発明は、コストダウンを図りながら冷凍サイクル内に
混入する水分の許容量を大幅に多くすることが可能であ
る上に、水分除去に要する時間を大幅に短縮することが
できる。特に大量の水分が冷凍サイクル装置内に混入し
たときには、本発明による水分除去時間短縮の効果が大
きい。
クル装置の本体から脱着可能である場合は、混入した水
分の量に応じて水分除去装置を大容量のものを使用する
ことで水分回収の上限を変更することが可能であり、大
量の水分を除去する場合でも容易に対応することが可能
である。また、その水分除去装置は冷凍サイクル装置の
本体から取り外した後に乾燥させることで容易に繰り返
し使用することが可能であり、コストの削減の効果も期
待できるものである。
形態に用いられる冷凍サイクル装置の基本的構成図
形態に用いられる冷凍サイクル装置の基本的構成図
断面図
Claims (10)
- 【請求項1】 少なくとも、圧縮機と、凝縮器と、絞り
装置と、蒸発器と、四方弁と、それらを接続する配管と
を備え、内部に冷媒および冷凍機油が封入される冷凍サ
イクル装置の水分除去試運転方法において、 前記冷凍サイクル中に混入している水分を包接化合物と
して除去することの可能な構造を有する水分除去装置を
備えた第1バイパス配管を、前記蒸発器出口と前記圧縮
機吸入部の間に位置する配管に並列に接続し、 前記冷媒を前記第1バイパス配管の方に流し、その流れ
る冷媒の温度および圧力を、前記冷媒が水分子と化合し
て生成される前記冷媒に特有の包接化合物を生成する温
度および圧力となるように、制御することを特徴とする
冷凍サイクル装置の水分除去試運転方法。 - 【請求項2】 前記蒸発器出口から前記圧縮機吸入部を
通過する冷媒が、前記第1バイパス配管を通過する流路
と、前記蒸発器出口と前記圧縮機吸入部の間に位置し前
記第1バイパス配管と並列となる配管を通過する流路と
の切り替えを行う第1流路変更装置を有し、 前記冷凍サイクル装置の試運転開始時は、前記第1流路
変更装置の切り替えにより、冷媒を前記第1バイパス配
管に流入させ、前記蒸発器出口と前記圧縮機吸入部の間
に位置し前記第1バイパス配管と並列となる前記配管に
流入させず、 前記第1バイパス配管および前記水分除去装置に前記包
接化合物を生成させた後、前記第1流路変更装置の切り
替えにより、 前記冷媒を前記蒸発器出口と前記圧縮機吸入部の間に位
置し前記第1バイパス配管と並列となる前記配管に流入
させ、前記第1バイパス配管には流入させない運転を行
うことを特徴とする請求項1記載の冷凍サイクル装置の
水分除去試運転方法。 - 【請求項3】 前記凝縮器出口と前記蒸発器入口の間に
位置する接続配管に、ドライヤと、前記ドライヤと並列
であって前記ドライヤの前後の配管を接続した第2バイ
パス配管と、前記凝縮器出口から前記蒸発器入口を通過
する冷媒を前記第2バイパス配管を通過する流路と、前
記凝縮器出口と前記蒸発器入口の間に位置する配管を通
過する流路との切り替えを行う第2流路変更装置とを有
し、 前記冷凍サイクル装置の試運転開始時は、前記第1流路
変更装置および前記第2流路変更装置の切り替えによ
り、前記冷媒を前記第1バイパス配管および前記第2バ
イパス配管に流入させ、前記蒸発器出口と前記圧縮機吸
入部の間に位置し前記第1バイパス配管と並列となる配
管および前記凝縮器出口から前記蒸発器入口の間に位置
し前記第2バイパス配管と並列になる配管に流入させ
ず、 前記第1バイパス配管および前記水分除去装置に包接化
合物を生成させた後、前記第1流路変更装置および前記
第2流路変更装置の切り替えにより、 前記冷媒を前記蒸発器出口と前記圧縮機吸入部の間に位
置し前記第1バイパス配管と並列となる配管および前記
凝縮器出口から前記蒸発器入口の間に位置し、前記第2
バイパス配管と並列になる配管に流入させ、前記第1バ
イパス配管および前記第2バイパス配管に流入させない
運転を行うことを特徴とする請求項2記載の冷凍サイク
ル装置の水分除去試運転方法。 - 【請求項4】 少なくとも、圧縮機と、凝縮器と、絞り
装置と、蒸発器と、四方弁と、それらを接続する配管と
を備え、内部に冷媒および冷凍機油が封入される冷凍サ
イクル装置において、 前記蒸発器出口と前記圧縮機吸入部の間に位置する配管
に並列に接続され、前記冷凍サイクル中に混入している
水分を除去する水分除去装置が接続可能な、第1バイパ
ス配管と、 前記冷凍サイクル装置の試運転開始時、前記水分除去装
置を前記第1バイパス配管に接続した際、前記蒸発器出
口から前記圧縮機吸入部を通過する冷媒が、前記第1バ
イパス配管を通過する流路と、前記蒸発器出口と前記圧
縮機吸入部の間に位置し前記第1バイパス配管と並列と
なる配管を通過する流路との切り替えを行う第1流路変
更装置と、 前記冷凍サイクル装置の試運転開始時は、前記第1流路
変更装置の切り替えにより、冷媒を前記第1バイパス配
管に流入させ、前記蒸発器出口と前記圧縮機吸入部の間
に位置し前記第1バイパス配管と並列となる前記配管に
流入させず、その流れる冷媒の温度および圧力を、前記
冷媒が水分子と化合して生成される前記冷媒に特有の包
接化合物を生成する温度および圧力となるように制御
し、 前記第1バイパス配管および前記水分除去装置に前記包
接化合物を生成させた後、前記第1流路変更装置の切り
替えにより、前記冷媒を前記蒸発器出口と前記圧縮機吸
入部の間に位置し前記第1バイパス配管と並列となる前
記配管に流入させ、前記第1バイパス配管には流入させ
ない運転を行わさせる制御装置と、 を備えたことを特徴とする冷凍サイクル装置。 - 【請求項5】 前記第1バイパス配管の前記水分除去装
置の前後に各々接続ジョイントを設け、前記接続ジョイ
ントで前記第1バイパス配管の一部および前記水分除去
装置を着脱式としたことを特徴とする請求項4記載の冷
凍サイクル装置。 - 【請求項6】 前記水分除去装置は、円筒状配管を水分
トラップとして用いていることを特徴とする請求項4記
載の冷凍サイクル装置。 - 【請求項7】 前記水分トラップの内壁部に、前記包接
化合物捕集用ネットを設置したことを特徴とする請求項
6記載の冷凍サイクル装置。 - 【請求項8】 前記第1バイパス配管および前記水分ト
ラップ内壁に、溝および/または突起部を設けたことを
特徴とする請求項6記載の冷凍サイクル装置。 - 【請求項9】 前記第1バイパス配管および/または前
記水分トラップ内壁を構成する部材に、前記第1バイパ
ス配管および/または前記水分トラップを構成する部材
よりも熱伝導率の小さな部材を使用することを特徴とす
る請求項4又は6記載の冷凍サイクル装置の水分除去装
置。 - 【請求項10】 冷媒として、HFC単一冷媒または混
合冷媒および/または冷凍機油としてエステル系、エー
テル系、アルキルベンゼン系を封入したことを特徴とす
る請求項4記載の冷凍サイクル装置。 【0001】
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28777996A JP3751091B2 (ja) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | 冷凍サイクル装置の水分除去試運転方法および冷凍サイクル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28777996A JP3751091B2 (ja) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | 冷凍サイクル装置の水分除去試運転方法および冷凍サイクル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10132432A true JPH10132432A (ja) | 1998-05-22 |
JP3751091B2 JP3751091B2 (ja) | 2006-03-01 |
Family
ID=17721643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28777996A Expired - Fee Related JP3751091B2 (ja) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | 冷凍サイクル装置の水分除去試運転方法および冷凍サイクル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3751091B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010060174A (ja) * | 2008-09-02 | 2010-03-18 | Daikin Ind Ltd | 空気調和装置 |
JP2010101573A (ja) * | 2008-10-24 | 2010-05-06 | Daikin Ind Ltd | 空気調和装置 |
KR101110823B1 (ko) | 2004-07-01 | 2012-02-16 | 파나소닉 주식회사 | 냉각 가열 시스템과 그를 이용한 냉온장고 및 자동 판매기 |
-
1996
- 1996-10-30 JP JP28777996A patent/JP3751091B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101110823B1 (ko) | 2004-07-01 | 2012-02-16 | 파나소닉 주식회사 | 냉각 가열 시스템과 그를 이용한 냉온장고 및 자동 판매기 |
JP2010060174A (ja) * | 2008-09-02 | 2010-03-18 | Daikin Ind Ltd | 空気調和装置 |
JP2010101573A (ja) * | 2008-10-24 | 2010-05-06 | Daikin Ind Ltd | 空気調和装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3751091B2 (ja) | 2006-03-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0952407B1 (en) | A refrigeration cycle device | |
US7497091B2 (en) | Refrigeration device | |
JP4391559B2 (ja) | 冷凍冷蔵装置用冷媒回路の冷媒変更方法及び冷凍冷蔵装置 | |
JPH10132432A (ja) | 冷凍サイクル装置の水分除去試運転方法および冷凍サイクル装置 | |
JP3361765B2 (ja) | 冷凍サイクル装置及びその形成方法並びに冷凍サイクル装置の室外機 | |
JP4472200B2 (ja) | 冷凍・空調装置及びその運転方法 | |
JP2004270974A (ja) | 冷凍冷蔵装置用冷媒回路の冷媒変更方法 | |
JP2004251570A (ja) | 空気調和装置の油回収方法及び空気調和装置 | |
JP4063229B2 (ja) | 配管洗浄方法および配管洗浄装置 | |
JP3885601B2 (ja) | 冷媒及び油回収方法、冷媒及び油回収制御装置、及び空気調和装置 | |
JP3255149B2 (ja) | 冷媒流路洗浄装置及び冷媒流路洗浄方法 | |
JP2002107011A (ja) | 冷凍サイクル装置の洗浄運転方法 | |
JP4508446B2 (ja) | 冷凍サイクル装置の冷媒回路切換装置 | |
JP4176413B2 (ja) | 冷凍サイクル装置の運転方法 | |
JP3700723B2 (ja) | 冷凍装置 | |
JP4375925B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP4060786B2 (ja) | 冷凍空調装置 | |
JP2004340430A (ja) | 冷凍装置 | |
JP2004308934A (ja) | 冷凍装置およびその配管洗浄方法 | |
JP2005009839A (ja) | 冷凍装置 | |
JP2003139444A (ja) | 空気調和装置の冷媒置換方法、洗浄機、空気調和装置 | |
JPH1089812A (ja) | 冷凍サイクル装置の水分判定除去装置および運転方法 | |
JP2004085038A (ja) | 空調機および空調機の運転方法 | |
JP2002267293A (ja) | 冷凍サイクル装置の冷媒置換方法 | |
JPH09250822A (ja) | 冷凍サイクル装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050819 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050830 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20051021 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20051130 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Effective date: 20051206 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091216 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091216 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 5 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101216 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 5 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101216 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 6 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111216 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111216 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 7 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121216 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |