JPH10132393A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JPH10132393A
JPH10132393A JP28955096A JP28955096A JPH10132393A JP H10132393 A JPH10132393 A JP H10132393A JP 28955096 A JP28955096 A JP 28955096A JP 28955096 A JP28955096 A JP 28955096A JP H10132393 A JPH10132393 A JP H10132393A
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JP
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refrigerant
pressure
heat exchanger
compressor
circuit
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JP28955096A
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English (en)
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Toru Inazuka
徹 稲塚
Tomohiro Yabu
知宏 薮
Takayuki Setoguchi
隆之 瀬戸口
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/13Economisers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/23Separators

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷媒回路の冷媒にR410Aを用いた場合に
おける空気調和能力の不足を解消す。 【解決手段】 冷媒回路(20)の冷媒にR410Aを用
いる一方、冷媒回路(20)にインジェクション回路(3
0)を設け。インジェクション回路(30)は、凝縮圧力
と蒸発圧力との中間圧力にある中間圧ガス冷媒を圧縮機
(21)にインジェクションする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍装置に関し、
特に、能力向上対策に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、冷凍装置としての空気調和装
置には、各種のものが提案されており、例えば、特開平
8−100944号公報に開示されているように、圧縮
機と四路切換弁と室外熱交換器と膨張弁とレシーバと室
内熱交換器とが順に接続されてなる冷媒回路を備えてい
るものがある。
【0003】上記空気調和装置において、冷媒にR22
を用い、冷房運転時は、室外熱交換器で冷媒を凝縮さ
せ、室内熱交換器で蒸発させる一方、暖房運転時は、室
内熱交換器で冷媒を凝縮させ、室外熱交換器で蒸発させ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した空気調和装置
において、近年、地球環境問題などに鑑み、使用する冷
媒をR22に代わり、HFC系(フッ化炭化水素系)冷
媒とする要求がある。その中でも、特に、R410Aと
呼ばれる冷媒が注目されている。この冷媒は、R32
(ジフルオロメタン)とR125(ペンタフルオロエタ
ン)との混合冷媒である。
【0005】このR410Aの冷媒をR22と同様に使
用した場合、R22と同様の空調能力を発揮させること
ができないという問題があった。つまり、横軸にエンタ
ルピ(kj/kg)、縦軸に温度(℃)をとった図2の状態
特性図において、R410Aの飽和液線及び飽和蒸気線
は実線で示すようになり、R22の飽和液線及び飽和蒸
気線は破線で示すようになる。
【0006】つまり、R22の場合、飽和液線L1と飽和
蒸気線S1とのエンタルピ差Δh1に関し、温度変化(圧力
変化)に伴う変化量が小さい。これに対し、R410A
の場合、飽和液線L2と飽和蒸気線S2とのエンタルピ差Δ
h2に関し、温度変化(圧力変化)に伴う変化量が大き
い。このR22とR410Aとの特性は、冷媒温度が3
6℃以上でR410Aのエンタルピ差Δh2がR22のエ
ンタルピ差Δh1より小さくなる(Δh2<Δh1)。
【0007】したがって、R22の場合における凝縮器
の熱量(エンタルピ差)Ic1と蒸発器の熱量(エンタル
ピ差)Ie1に比較して、R410Aの場合における凝縮
器の熱量(エンタルピ差)Ic2と蒸発器の熱量(エンタ
ルピ差)Ie2が小さくなる。具体的に、蒸発器に流入し
たR22の冷媒の乾き度D1は0.31であるのに対し、
蒸発器に流入したR410Aの冷媒の乾き度D2は0.4
0である。
【0008】この結果、R410Aの冷媒を用いた場
合、凝縮熱量及び蒸発熱量がR22に比較して不足する
ことになり、暖房能力及び冷房能力が不足するという問
題があり、特に、冷房の過負荷時に対応しきれないとい
う問題があった。
【0009】本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもの
で、冷媒にR410Aを用いた場合における空気調和能
力の不足を解消することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
−発明の概要− 本発明は、冷媒回路(20)の冷媒にR410Aを用いる
一方、冷媒回路(20)にインジェクション回路(30)を
設け、凝縮圧力と蒸発圧力との中間圧力にある中間圧ガ
ス冷媒を圧縮機(21)にインジェクションする。
【0011】−解決手段− 具体的に、図1に示すように、請求項1に係る発明が講
じた手段は、先ず、圧縮機(21)と熱源側熱交換器(2
3)と膨張機構(EV)と利用側熱交換器(25)とが順に
接続されて成る冷媒回路(20)を備えている。該冷媒回
路(20)の冷媒は、飽和液線と飽和蒸気線とのエンタル
ピ差に関して圧力変化に伴う変化量が大きい特性を有す
る冷媒が用いられている。加えて、上記冷媒回路(20)
には、凝縮圧力と蒸発圧力との間の中間圧力状態のガス
冷媒を圧縮機(21)にインジェクションするインジェク
ション回路(30)が設けられている。
【0012】請求項2記載の発明が講じた手段は、上記
請求項1記載の発明において、冷媒回路(20)の冷媒
は、R410Aである構成としている。
【0013】上記の発明特定事項により、本発明では、
圧縮機(21)におけるR410Aの冷媒は、低圧状態か
ら凝縮圧力の高圧状態に圧縮される。この高圧ガス冷媒
は、熱源側熱交換器(23)又は利用側熱交換器(25)で
凝縮し、高圧液冷媒になる。この高圧液冷媒は、膨張機
構(EV)で中間圧冷媒に減圧される。この中間圧ガス冷
媒は、インジェクション回路(30)を介して圧縮機(2
1)の低圧側にインジェクションされる一方、中間圧液
冷媒は、膨張機構(EV)で低圧二相冷媒に減圧される。
この低圧二相冷媒は、利用側熱交換器(25)又は熱源側
熱交換器(23)で蒸発して圧縮機(21)に戻る。
【0014】この結果、暖房運転時にあっては、凝縮器
となる利用側熱交換器(25)を流れる冷媒は、中間圧ガ
ス冷媒が加わることから、冷媒循環量が増大し、暖房能
力が向上する。
【0015】一方、冷房運転時にあっては、上記低圧二
相冷媒は、エンタルピが増大するので、利用側熱交換器
(25)で蒸発する冷媒の熱量が多くなり、冷房能力が向
上する。
【0016】
【発明の効果】したがって、本発明によれば、所定特性
の冷媒、具体的に、請求項2記載の発明によれば、冷媒
回路(20)の冷媒にR410Aを用いると共に、冷媒回
路(20)にインジェクション回路(30)を設けるように
したために、R410Aの用いた場合の空調能力の低下
を抑制することができる。
【0017】つまり、上記インジェクション回路(30)
によって中間圧ガス冷媒を圧縮機(21)にインジェクシ
ョンすることができるので、暖房運転時においては利用
側熱交換器(25)に対する冷媒循環量を増大させること
ができる。この結果、暖房能力である凝縮能力を増大さ
せることができる。一方、冷房運転時においては、蒸発
熱量を増大させることができるので、冷房能力である蒸
発能力を増大させることができる。特に、冷房運転の過
負荷時に冷房能力を十分に確保することができる。
【0018】また、上記インジェクション回路(30)の
ガスインジェクションによって空調能力の増大を図るこ
とができるので、圧縮機(21)の能力をインバータ制御
等で制御する場合、この圧縮機(21)の能力を増大する
必要がないことから、空調効率の向上を図ることができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。
【0020】図1に示すように、(10)は、冷凍装置と
してのヒートポンプ式の空気調和装置であって、冷房運
転と暖房運転とに切り換えて運転できるように構成され
ている。
【0021】該空気調和装置(10)の冷媒回路(20)
は、圧縮機(21)と四路切換弁(22)と熱源側熱交換器
である室外熱交換器(23)と第1電動膨張弁(EV-1)と
レシーバ(24)と第2電動膨張弁(EV-2)と利用側熱交
換器である室内熱交換器(25)とアキュムレータ(26)
とが冷媒配管(27)によって順に接続されて構成されて
いる。上記第1電動膨張弁(EV-1)と第2電動膨張弁
(EV-2)とが膨張機構(EV)を構成し、該膨張機構(E
V)で減圧される中間圧力状態の冷媒がレシーバ(24)
に貯溜される。尚、図示しないが、上記圧縮機は、イン
バータ制御されて運転容量が調整される。
【0022】上記四路切換弁(22)は、圧縮機(21)の
吐出側を室外熱交換器(23)に接続し且つ吸入側を室内
熱交換器(25)に接続する状態(図1に実線で示す状
態)と、圧縮機(21)の吐出側を室内熱交換器(25)に
接続し且つ吸入側を室外熱交換器(23)に接続する状態
(図1に破線で示す状態)とに切り換わる。この四路切
換弁(22)の切り換え動作によって冷媒回路(20)の冷
媒循環方向が変り、空気調和装置(10)の冷房運転と暖
房運転とが切り換わる。
【0023】上記冷媒回路(20)において、本発明の特
徴として、冷媒は、HFC系(フッ化炭化水素系)のも
のであって、具体的にはR410Aと呼ばれるものが使
用される。このR410Aは、R32(ジフルオロメタ
ン)とR125(ペンタフルオロエタン)とが互いに同
量づつ混合された冷媒である。
【0024】該R410Aの特性は、図2に示すよう
に、従来のR22に比較して、飽和液線L2と飽和蒸気線
S2とのエンタルピ差Δh2に関し、温度変化(圧力変化)
に伴う変化量が大きい。特に、R410Aの飽和液線L2
の傾きが、R22の飽和液線L1の傾きより大きく、R4
10Aの飽和液線L2と飽和蒸気線S2とのエンタルピ差Δ
h2は、冷媒温度36℃から急激に小さくなる。換言する
と、図3に示すように、R410Aの飽和液線L2と飽和
蒸気線S2とのエンタルピ差Δh2と、R22の飽和液線L1
と飽和蒸気線S1とのエンタルピ差Δh1との差dΔは、冷
媒温度36℃から急激に大きくなる。
【0025】尚、上記図2は、冷媒圧力に関して無視し
ている。つまり、R410A及びR22は、共に凝縮温
度が47℃、蒸発温度が0℃であるが、R410Aの凝
縮圧力は18kgf/cm2 、蒸発圧力4kgf/cm2 であるのに
対し、R22の凝縮圧力は28kgf/cm2 、蒸発圧力8kg
f/cm2 である。したがって、図2は、温度基準にR41
0AとR22の特性を示している。
【0026】以上の特性から、R410Aの冷媒を用い
た場合、凝縮熱量及び蒸発熱量がR22に比較して不足
することになる。
【0027】そこで、本発明の特徴として、図1に示す
ように、上記冷媒回路(20)には、インジェクション回
路(30)を設けている。該インジェクション回路(30)
は、中間圧ガス冷媒を圧縮機(21)にガスインジェクシ
ョンする回路であって、一端がレシーバ(24)の上部
に、他端が圧縮機(21)の低圧側に接続され、途中に電
磁弁(SV)が設けられている。つまり、上記レシーバ
(24)には、凝縮圧力と蒸発圧力との中間圧力状態にな
っている中間圧冷媒が貯溜されているが、インジェクシ
ョン回路(30)は、電磁弁(SV)を開口し、レシーバ
(24)の中間圧冷媒のうち、ガス相の中間圧ガス冷媒を
圧縮機(21)にインジェクションするようにしている。
【0028】−空気調和動作− 次に、上述した空気調和装置(10)の空気調和動作につ
いて説明する。
【0029】先ず、室内の冷房運転時には、四路切換弁
(22)を図1の実線側に切り換える。この状態におい
て、圧縮機(21)から吐出した冷媒は、四路切換弁(2
2)を経て室外熱交換器(23)に流れ、該室外熱交換器
(23)において外気と熱交換して凝縮する。その後、こ
の液冷媒は、第1電動膨張弁(EV-1)で減圧され、凝縮
圧力と蒸発圧力との中間圧力の中間圧冷媒となってレシ
ーバ(24)に流れ、該レシーバ(24)に溜まる。
【0030】上記レシーバ(24)に溜まった中間圧冷媒
のうち、中間圧液冷媒は、第2電動膨張弁(EV-2)で減
圧された後、室内熱交換器(25)において室内空気と熱
交換して蒸発し、室内空気を冷却する。その後、このガ
ス冷媒は四路切換弁(22)及びアキュムレータ(26)を
経て圧縮機(21)に戻る。このような冷媒の循環動作を
行うことにより室内の冷房が行われる。
【0031】次に、室内の暖房運転時について説明す
と、この暖房運転時には、四路切換弁(22)を図1の破
線側に切り換える。この状態において、圧縮機(21)か
ら吐出した冷媒は、四路切換弁(22)を経て室内熱交換
器(25)に流れ、該室内熱交換器(25)において室内空
気と熱交換し、室内空気を加熱しながら凝縮する。その
後、この液冷媒は、第2電動膨張弁(EV-2)で減圧さ
れ、中間圧冷媒となってレシーバ(24)に流れ、該レシ
ーバ(24)に溜まる。
【0032】上記レシーバ(24)に溜まった中間圧冷媒
のうち、中間圧液冷媒は、第1電動膨張弁(EV-1)で減
圧された後、室外熱交換器(23)において外気と熱交換
して蒸発する。その後、このガス冷媒は四路切換弁(2
2)及びアキュムレータ(26)を経て圧縮機(21)に戻
る。このような冷媒の循環動作を行うことにより室内の
暖房が行われる。
【0033】上述した空気調和運転時において、インジ
ェクション回路(30)の電磁弁(SV)を開口すると、レ
シーバ(24)の中間圧ガス冷媒が圧縮機(21)にインジ
ェクションされる。
【0034】そこで、上記冷媒回路(20)における冷媒
の特性変化を図4に基づいて説明する。
【0035】先ず、圧縮機(21)における冷媒は、A点
の低圧状態からB点の凝縮圧力の高圧状態に圧縮され
る。この高圧ガス冷媒は、室外熱交換器(23)又は室内
熱交換器(25)で凝縮し、C点で高圧液冷媒になる。こ
の高圧液冷媒は、第1電動膨張弁(EV-1)又は第2電動
膨張弁(EV-2)でD点まで中間圧冷媒に減圧され、レシ
ーバ(24)に貯溜し、該レシーバ(24)で中間圧液冷媒
と中間圧ガス冷媒とに分離する。
【0036】この分離した中間圧ガス冷媒は、インジェ
クション回路(30)を介して圧縮機(21)の低圧側(A
点参照)にインジェクションされる一方、中間圧液冷媒
は、E点から第2電動膨張弁(EV-2)又は第1電動膨張
弁(EV-1)でF点まで低圧二相冷媒に減圧される。この
低圧二相冷媒は、室内熱交換器(25)又は室外熱交換器
(23)で蒸発し、A点に変化して圧縮機(21)に戻る。
【0037】この結果、暖房運転時にあっては、凝縮器
となる室内熱交換器(25)を流れる冷媒は、中間圧ガス
冷媒が加わることから、冷媒循環量が増大し、暖房能力
が向上する。
【0038】一方、冷房運転時にあっては、F点の低圧
二相冷媒は、D点からE点までのエンタルピが増大する
ので、室内熱交換器(25)で蒸発する冷媒の熱量が多く
なり、冷房能力が向上する。
【0039】−実施形態の効果− 以上のように、本実施形態によれば、上記冷媒回路(2
0)の冷媒にR410Aを用いると共に、冷媒回路(2
0)にインジェクション回路(30)を設けるようにした
ために、R410Aの用いた場合の空調能力の低下を抑
制することができる。
【0040】つまり、上記インジェクション回路(30)
によって中間圧ガス冷媒を圧縮機(21)にインジェクシ
ョンすることができるので、暖房運転時においては室内
熱交換器(25)に対する冷媒循環量を増大させることが
できる。この結果、暖房能力である凝縮能力を増大させ
ることができる。一方、冷房運転時においては、蒸発熱
量を増大させることができるので、冷房能力である蒸発
能力を増大させることができる。特に、冷房運転の過負
荷時に冷房能力を十分に確保することができる。
【0041】また、上記インジェクション回路(30)の
ガスインジェクションによって空調能力の増大を図るこ
とができるので、圧縮機(21)の能力をインバータ制御
等で制御する場合、この圧縮機(21)の能力を増大する
必要がないことから、空調効率の向上を図ることができ
る。
【0042】
【発明の他の実施の形態】本実施形態においては、冷媒
回路(20)の冷媒にR410Aを用いたが、本発明は、
R410Aに限られず、従来のR22に比較して、飽和
液線と飽和蒸気線とのエンタルピ差に関し、圧力変化に
伴う変化量が大きい特性を有する冷媒であればよい。
【0043】また、本実施形態は、ヒートポンプ式の空
気調和装置(10)について説明したが、本発明は、冷房
専用機や暖房専用機であってもよく、更に、空気調和装
置(10)に限られず、各種の冷凍装置であってもよいこ
とは勿論である。
【0044】また、膨張機構(EV)は、第1電動膨張弁
(EV-1)と第2電動膨張弁(EV-2)で構成したが、これ
らに限られず、キャピラリチューブ等を利用した膨張機
構(EV)であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷媒回路を示す冷媒回路図である。
【図2】R410AとR22とを比較した特性図であ
る。
【図3】R410AとR22とのエンタルピ差を比較し
た比較図である。
【図4】R410Aの変化特性を示すモリエル線図であ
る。
【符号の説明】
10 空気調和装置 20 冷媒回路 21 圧縮機 23 室外熱交換器(熱源側熱交換器) 24 レシーバ 25 室内熱交換器(利用側熱交換器) EV 膨張機構 EV-1,EV-2 電動膨張弁 30 インジェクション回路 SV 電磁弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機(21)と熱源側熱交換器(23)と
    膨張機構(EV)と利用側熱交換器(25)とが順に接続さ
    れて冷媒回路(20)が形成され、 該冷媒回路(20)の冷媒は、飽和液線と飽和蒸気線との
    エンタルピ差に関して圧力変化に伴う変化量が大きい特
    性を有する冷媒が用いられる一方、 上記冷媒回路(20)には、凝縮圧力と蒸発圧力との間の
    中間圧力状態のガス冷媒を圧縮機(21)にインジェクシ
    ョンするインジェクション回路(30)が設けられている
    ことを特徴とする冷凍装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の冷凍装置において、 冷媒回路(20)の冷媒は、R410Aであることを特徴
    とする冷凍装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011094841A (ja) * 2009-10-28 2011-05-12 Daikin Industries Ltd 冷凍装置
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