JPH10132127A - 電磁作動式バルブ組立体およびその製造方法 - Google Patents
電磁作動式バルブ組立体およびその製造方法Info
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- JPH10132127A JPH10132127A JP9300079A JP30007997A JPH10132127A JP H10132127 A JPH10132127 A JP H10132127A JP 9300079 A JP9300079 A JP 9300079A JP 30007997 A JP30007997 A JP 30007997A JP H10132127 A JPH10132127 A JP H10132127A
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- guide member
- valve body
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K31/00—Actuating devices; Operating means; Releasing devices
- F16K31/12—Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid
- F16K31/36—Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid in which fluid from the circuit is constantly supplied to the fluid motor
- F16K31/40—Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid in which fluid from the circuit is constantly supplied to the fluid motor with electrically-actuated member in the discharge of the motor
- F16K31/402—Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid in which fluid from the circuit is constantly supplied to the fluid motor with electrically-actuated member in the discharge of the motor acting on a diaphragm
- F16K31/404—Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid in which fluid from the circuit is constantly supplied to the fluid motor with electrically-actuated member in the discharge of the motor acting on a diaphragm the discharge being effected through the diaphragm and being blockable by an electrically-actuated member making contact with the diaphragm
-
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K27/00—Construction of housing; Use of materials therefor
- F16K27/02—Construction of housing; Use of materials therefor of lift valves
- F16K27/0281—Housings in two parts which can be orientated in different positions
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K27/00—Construction of housing; Use of materials therefor
- F16K27/02—Construction of housing; Use of materials therefor of lift valves
- F16K27/029—Electromagnetically actuated valves
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電磁作動式バルブにおいて、本体に対する電
気端子の位置を容易に変更可能とする。 【解決手段】 ソレノイドコイル（64）を容器に密閉し
たソレノイドアクチュエータ（12）を有する。このソレ
ノイドアクチュエータ（12）は容器の端部外表面に、複
数の歯を有する。そして、ソレノイドアクチュエータ
（12）がバルブ本体（14）に組み合わされたときに、前
記容器の歯が、アーマチャー（48）のガイド部材（50，
54）に形成された複数の歯と係合する。これら歯のかみ
合わせ位置を変えることにより、ガイド部材（50，54）
に対するソレノイドアクチュエータ（12）の向きを変更
することができる。電気端子はソレノイドアクチュエー
タ（12）と一体になっているので、バルブ本体（14）に
対する電気端子の位置も変更可能となる。
気端子の位置を容易に変更可能とする。 【解決手段】 ソレノイドコイル（64）を容器に密閉し
たソレノイドアクチュエータ（12）を有する。このソレ
ノイドアクチュエータ（12）は容器の端部外表面に、複
数の歯を有する。そして、ソレノイドアクチュエータ
（12）がバルブ本体（14）に組み合わされたときに、前
記容器の歯が、アーマチャー（48）のガイド部材（50，
54）に形成された複数の歯と係合する。これら歯のかみ
合わせ位置を変えることにより、ガイド部材（50，54）
に対するソレノイドアクチュエータ（12）の向きを変更
することができる。電気端子はソレノイドアクチュエー
タ（12）と一体になっているので、バルブ本体（14）に
対する電気端子の位置も変更可能となる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気により駆動さ
れるバルブ（以下「電磁作動式バルブ」という）の製造
および組立に関する手法と、ソレノイド操作手段（電磁
操作手段）を備えるバルブ組立体とに関するものであ
る。特に、本発明はバルブの開放作動に係る駆動手段
（a pilot operator）として、比較的小さな電流により
作動するソレノイドアクチュエータを備える電磁作動式
バルブに関する。このバルブは、一般的に自動洗濯機や
自動食器洗浄機等、特定の機能を備える装置の流体流入
バルブとして利用されている。
れるバルブ（以下「電磁作動式バルブ」という）の製造
および組立に関する手法と、ソレノイド操作手段（電磁
操作手段）を備えるバルブ組立体とに関するものであ
る。特に、本発明はバルブの開放作動に係る駆動手段
（a pilot operator）として、比較的小さな電流により
作動するソレノイドアクチュエータを備える電磁作動式
バルブに関する。このバルブは、一般的に自動洗濯機や
自動食器洗浄機等、特定の機能を備える装置の流体流入
バルブとして利用されている。
【０００２】
【従来の技術】自動洗濯機や自動食器洗浄機等に用いら
れる電磁作動式流体流入バルブは、一般的に装置のキャ
ビネット、ハウジング等に取付けられ、該キャビネット
の外部から内部へと水の供給を受けるための、ホース取
付口を備えている。そしてバルブの流出口は、キャビネ
ット内のホース、チューブ等に連結され、ソレノイドコ
イルの電気端子は、キャビネット内のワイヤーハーネス
に接続されている。これら装置の製造の際には、キャビ
ネットと前記電気端子との間に、ワイヤーハーネスを該
電気端子に接続を可能とするだけの十分な隙間を設ける
必要があり、これを実現するために、バルブにおける電
気端子の位置を最適化する必要があった。
れる電磁作動式流体流入バルブは、一般的に装置のキャ
ビネット、ハウジング等に取付けられ、該キャビネット
の外部から内部へと水の供給を受けるための、ホース取
付口を備えている。そしてバルブの流出口は、キャビネ
ット内のホース、チューブ等に連結され、ソレノイドコ
イルの電気端子は、キャビネット内のワイヤーハーネス
に接続されている。これら装置の製造の際には、キャビ
ネットと前記電気端子との間に、ワイヤーハーネスを該
電気端子に接続を可能とするだけの十分な隙間を設ける
必要があり、これを実現するために、バルブにおける電
気端子の位置を最適化する必要があった。
【０００３】また、従来より、異なる形式のモデルや異
なる形状の装置（キャビネット形状等が異なり、よっ
て、求められるバルブ入口および電気端子の配置が異な
ってくる）に共用可能なバルブが求められていた。
なる形状の装置（キャビネット形状等が異なり、よっ
て、求められるバルブ入口および電気端子の配置が異な
ってくる）に共用可能なバルブが求められていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、バルブ
ポート（流入通路、流出通路）と電気端子との位置関係
を様々に変更することは、所望の位置関係に合わせてバ
ルブの生産装置の構成を変更する必要があり、実現が困
難であることが知られている。特に問題となっているこ
とは、バルブ本体は熱可塑性材料を用い射出成形によっ
て大量生産されるものである場合に、ソレノイドコイル
がバルブ本体にインサート成形され半永久的に固定され
るので、電気端子の位置もバルブ本体に対し固定されて
しまうことである。したがって、バルブ本体に対するソ
レノイドコイルの取付位置を変更することは、バルブ本
体の生産設備の変更と、ソレノイド組立体の設計変更と
を余儀なくされるものであり、バルブのコストを上昇さ
せるものであった。よって、バルブの構成部品の生産設
備の変更をすることなく、バルブが組み立てられた後
に、流体流入バルブ等のバルブ本体に対するソレノイド
コイル組立体の取付位置の変更を可能とする方法もしく
は手段が求められていた。
ポート（流入通路、流出通路）と電気端子との位置関係
を様々に変更することは、所望の位置関係に合わせてバ
ルブの生産装置の構成を変更する必要があり、実現が困
難であることが知られている。特に問題となっているこ
とは、バルブ本体は熱可塑性材料を用い射出成形によっ
て大量生産されるものである場合に、ソレノイドコイル
がバルブ本体にインサート成形され半永久的に固定され
るので、電気端子の位置もバルブ本体に対し固定されて
しまうことである。したがって、バルブ本体に対するソ
レノイドコイルの取付位置を変更することは、バルブ本
体の生産設備の変更と、ソレノイド組立体の設計変更と
を余儀なくされるものであり、バルブのコストを上昇さ
せるものであった。よって、バルブの構成部品の生産設
備の変更をすることなく、バルブが組み立てられた後
に、流体流入バルブ等のバルブ本体に対するソレノイド
コイル組立体の取付位置の変更を可能とする方法もしく
は手段が求められていた。
【０００５】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、簡単かつ低コストに
バルブ本体に対するソレノイドコイルの取付位置を変更
可能とすることにより、バルブ本体に形成されたバルブ
ポートに対する電気端子の取付位置を変更可能とするこ
とにある。また、本発明の目的は、バルブの組立工程で
ソレノイドコイルを取付ける製造方法を採ることによ
り、バルブ本体のバルブポートに対する電気端子の位置
を容易に変更可能とするものである。
であり、その目的とするところは、簡単かつ低コストに
バルブ本体に対するソレノイドコイルの取付位置を変更
可能とすることにより、バルブ本体に形成されたバルブ
ポートに対する電気端子の取付位置を変更可能とするこ
とにある。また、本発明の目的は、バルブの組立工程で
ソレノイドコイルを取付ける製造方法を採ることによ
り、バルブ本体のバルブポートに対する電気端子の位置
を容易に変更可能とするものである。
【０００６】さらに、本発明はバルブの可動部品を組み
立てた後に、生産設備を変更することなく、低コストで
バルブ本体のバルブポートに対する電気端子の取付位置
の変更を可能とすることを目的とする。
立てた後に、生産設備を変更することなく、低コストで
バルブ本体のバルブポートに対する電気端子の取付位置
の変更を可能とすることを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明に係る手段は、ソレノイドコイルを容器に密閉
したソレノイドコイル組立体（ソレノイドアクチュエー
タともいう）を有する。このソレノイドアクチュエータ
は、前記容器の端部外表面に、射出成形により形成され
た複数の歯を有する。そして、ソレノイドアクチュエー
タがバルブ本体に組み合わされたときに、前記容器の歯
が、バルブのアーマチャーガイド（armature guide：以
下「ガイド部材」という。）に形成された複数の歯と係
合する。このソレノイドアクチュエータは、前記ガイド
部材に対して所望の向きをなすように配置することが可
能である。
の本発明に係る手段は、ソレノイドコイルを容器に密閉
したソレノイドコイル組立体（ソレノイドアクチュエー
タともいう）を有する。このソレノイドアクチュエータ
は、前記容器の端部外表面に、射出成形により形成され
た複数の歯を有する。そして、ソレノイドアクチュエー
タがバルブ本体に組み合わされたときに、前記容器の歯
が、バルブのアーマチャーガイド（armature guide：以
下「ガイド部材」という。）に形成された複数の歯と係
合する。このソレノイドアクチュエータは、前記ガイド
部材に対して所望の向きをなすように配置することが可
能である。
【０００８】また、ソレノイドアクチュエータはガイド
部材と摩擦係合し、軸方向に移動することによって前記
容器の歯を前記ガイド部材の歯と係合させることによ
り、（バルブ本体に対する）回転方向の位置を維持す
る。
部材と摩擦係合し、軸方向に移動することによって前記
容器の歯を前記ガイド部材の歯と係合させることによ
り、（バルブ本体に対する）回転方向の位置を維持す
る。
【０００９】また、電気端子の位置は、前記ガイド部材
に対するソレノイドアクチュエータの僅かな軸方向の移
動により前記歯同士の係合を解除し、かつ、電気端子の
位置を再設定した後に軸方向に移動して再度前記歯同士
をかみ合わせることにより、組立後の変更が可能であ
る。以上のことは、選択された軸方向位置を保つため前
記ガイド部材に形成された弾性突起（爪等）によって保
持することにより、可能となる。
に対するソレノイドアクチュエータの僅かな軸方向の移
動により前記歯同士の係合を解除し、かつ、電気端子の
位置を再設定した後に軸方向に移動して再度前記歯同士
をかみ合わせることにより、組立後の変更が可能であ
る。以上のことは、選択された軸方向位置を保つため前
記ガイド部材に形成された弾性突起（爪等）によって保
持することにより、可能となる。
【００１０】
【発明の実施の形態】図１ないし図４には、本発明の実
施の形態に係るバルブ組立体10が示されている。このバ
ルブ組立体10は、電磁操作手段（電磁操作組立体）であ
るソレノイドアクチュエータ12を備える。そして、ソレ
ノイドアクチュエータ12はバルブ本体14に取付けられて
いる。バルブ本体14はバルブ室18と連通する流入通路16
を備え、バルブ室18には弁座20が形成されている。さら
に、弁座20は外部連結口（outlet fitting）24に形成さ
れた流出通路22と連通している。流入通路16には、好ま
しくは弾性変形可能な流量制御ワッシャ26、リテーナ2
8、フィルタスクリーン30を備える。そしてこれらは、
取付ブラケット34の本体に固定された内嵌具32によって
保持され、かつ、弾性シールリング36によって密閉され
る。
施の形態に係るバルブ組立体10が示されている。このバ
ルブ組立体10は、電磁操作手段（電磁操作組立体）であ
るソレノイドアクチュエータ12を備える。そして、ソレ
ノイドアクチュエータ12はバルブ本体14に取付けられて
いる。バルブ本体14はバルブ室18と連通する流入通路16
を備え、バルブ室18には弁座20が形成されている。さら
に、弁座20は外部連結口（outlet fitting）24に形成さ
れた流出通路22と連通している。流入通路16には、好ま
しくは弾性変形可能な流量制御ワッシャ26、リテーナ2
8、フィルタスクリーン30を備える。そしてこれらは、
取付ブラケット34の本体に固定された内嵌具32によって
保持され、かつ、弾性シールリング36によって密閉され
る。
【００１１】また、バルブ部材（好ましくは、バルブパ
ットを構成する厚幅部40を有する、柔軟性のあるダイヤ
フラム38等）が、バルブ室18内に設けられている。そし
て、バルブパッド40が弁座20に対して当接することによ
り、バルブの開閉を行う。ダイヤフラム38のバルブパッ
ド40には剛体インサート42が貫通しており、かつ、この
剛体インサート42によってバルブパッド40が支えられて
いる。剛体インサート42には、小径案内通路43を介して
流出通路22と連通する案内弁座44が形成されている。
ットを構成する厚幅部40を有する、柔軟性のあるダイヤ
フラム38等）が、バルブ室18内に設けられている。そし
て、バルブパッド40が弁座20に対して当接することによ
り、バルブの開閉を行う。ダイヤフラム38のバルブパッ
ド40には剛体インサート42が貫通しており、かつ、この
剛体インサート42によってバルブパッド40が支えられて
いる。剛体インサート42には、小径案内通路43を介して
流出通路22と連通する案内弁座44が形成されている。
【００１２】また、案内弁座44と対向する位置には、磁
性体アーマチャー48の端部に保持された案内弁部材46が
配置されている。さらに磁性体アーマチャー48が、好ま
しくは熱可塑性材料等の非磁性材料からなる管状支持部
材50によって、摺動可能に支持されている。この磁性体
アーマチャー48は、案内弁座44と当接するように、スプ
リング52によって付勢されている。スプリング52は、管
状支持部材50上端の閉塞端部の下方で、磁性体アーマチ
ャー48と重なり合うように配置されている。そして、管
状支持部材50の下端部に一体形成された大径フランジ部
（あるいは釣り鐘状の開口部）54が、バルブ本体14と係
合することにより、バルブ本体内にダイヤフラム38のリ
ム外周部（周端部）を封印している。
性体アーマチャー48の端部に保持された案内弁部材46が
配置されている。さらに磁性体アーマチャー48が、好ま
しくは熱可塑性材料等の非磁性材料からなる管状支持部
材50によって、摺動可能に支持されている。この磁性体
アーマチャー48は、案内弁座44と当接するように、スプ
リング52によって付勢されている。スプリング52は、管
状支持部材50上端の閉塞端部の下方で、磁性体アーマチ
ャー48と重なり合うように配置されている。そして、管
状支持部材50の下端部に一体形成された大径フランジ部
（あるいは釣り鐘状の開口部）54が、バルブ本体14と係
合することにより、バルブ本体内にダイヤフラム38のリ
ム外周部（周端部）を封印している。
【００１３】この管状支持部材50の大径フランジ部54
は、環状部材（annular member）であるリング56（保持
手段）によってバルブ本体内に保持されている。（この
大径フランジ部54と管状支持部材50とで「ガイド部材」
を構成している）この、リング56の材料として現在最も
好ましいものは、バルブ本体14と同様に熱可塑性材料で
ある。そして、リング56は好ましくはスピンウエルディ
ング法（spin welding）等によって、バルブ本体に溶着
されることが望ましい。
は、環状部材（annular member）であるリング56（保持
手段）によってバルブ本体内に保持されている。（この
大径フランジ部54と管状支持部材50とで「ガイド部材」
を構成している）この、リング56の材料として現在最も
好ましいものは、バルブ本体14と同様に熱可塑性材料で
ある。そして、リング56は好ましくはスピンウエルディ
ング法（spin welding）等によって、バルブ本体に溶着
されることが望ましい。
【００１４】図５ないし図８には、ソレノイドアクチュ
エータ（ソレノイドコイル組立体）12が示されている。
このソレノイドアクチュエータ12は、容器に包まれたコ
イル58（以下「密閉コイル」と称す）を含み、該密閉コ
イル58は外部との電気接続端子として電気端子60，62を
備える。この電気端子60，62は、コイルの軸に対して直
交する方向に一定の間隔を開けて略平行に延びている。
（図４には、コイル64が示されている。）また、密閉コ
イル58には磁性体極フレーム66（A ferromagnetic pole
frame）が設けられている。この磁性体極フレーム66
（「極部材」とも言う）は、好ましくは直角に折り曲げ
られた２つの部材からなり、これらの部材が互いに対角
線上に位置する爪68によって組み合わされてなるもので
ある。
エータ（ソレノイドコイル組立体）12が示されている。
このソレノイドアクチュエータ12は、容器に包まれたコ
イル58（以下「密閉コイル」と称す）を含み、該密閉コ
イル58は外部との電気接続端子として電気端子60，62を
備える。この電気端子60，62は、コイルの軸に対して直
交する方向に一定の間隔を開けて略平行に延びている。
（図４には、コイル64が示されている。）また、密閉コ
イル58には磁性体極フレーム66（A ferromagnetic pole
frame）が設けられている。この磁性体極フレーム66
（「極部材」とも言う）は、好ましくは直角に折り曲げ
られた２つの部材からなり、これらの部材が互いに対角
線上に位置する爪68によって組み合わされてなるもので
ある。
【００１５】図４、図７および図８に示すように、磁性
体極フレーム66には管状フランジ70，72が一体形成され
ている。また、管状フランジ70，72はコイル64の両端か
らその内部へと挿入されている。そして、組み立てられ
た状態で管状フランジ70，72の間には、間隙を設けてい
る。
体極フレーム66には管状フランジ70，72が一体形成され
ている。また、管状フランジ70，72はコイル64の両端か
らその内部へと挿入されている。そして、組み立てられ
た状態で管状フランジ70，72の間には、間隙を設けてい
る。
【００１６】図７および図８に示すように、前記ガイド
部材には少なくとも１つ、好ましくは複数の係合面が形
成されている。好ましい実施の形態では、この係合面と
して、大径フランジ部54の周上に所定の間隔を開けて、
複数の歯74（取付方向を特定する面）を形成している。
部材には少なくとも１つ、好ましくは複数の係合面が形
成されている。好ましい実施の形態では、この係合面と
して、大径フランジ部54の周上に所定の間隔を開けて、
複数の歯74（取付方向を特定する面）を形成している。
【００１７】ソレノイドアクチュエータ12の、密閉コイ
ル58の下端部に形成されたリム76には、磁性体極フレー
ム66の下側の一辺を係止するために、対向する位置に２
つの切り欠き78を形成している。また、リム76の切り欠
き以外の部分の内周面には係合面を備え、該係合面（配
置面）には、ガイド部材の歯74と交互に係合する複数の
歯80が形成されている。
ル58の下端部に形成されたリム76には、磁性体極フレー
ム66の下側の一辺を係止するために、対向する位置に２
つの切り欠き78を形成している。また、リム76の切り欠
き以外の部分の内周面には係合面を備え、該係合面（配
置面）には、ガイド部材の歯74と交互に係合する複数の
歯80が形成されている。
【００１８】さらに、管状支持部材50は少なくとも１つ
の、好ましくは爪82（固定手段）が形成された複数のス
ナップ係合面（snap engaging surfaces）を備える。ま
た、スナップ面の爪82は、管状フランジ70，72の内筒部
に係合するために、外径を縮小する方向へと弾性変形可
能である。管状支持部材50の上端部は、管状フランジ7
0，72を貫通する長さを有する。そして、爪82は組み立
て時にその外径を僅かに縮小させるように弾性変形し、
組立完了状態では、図４に示すように爪の変形が元の状
態に復帰することにより、ソレノイドアクチュエータ12
を管状支持部材50上に保持することができる。
の、好ましくは爪82（固定手段）が形成された複数のス
ナップ係合面（snap engaging surfaces）を備える。ま
た、スナップ面の爪82は、管状フランジ70，72の内筒部
に係合するために、外径を縮小する方向へと弾性変形可
能である。管状支持部材50の上端部は、管状フランジ7
0，72を貫通する長さを有する。そして、爪82は組み立
て時にその外径を僅かに縮小させるように弾性変形し、
組立完了状態では、図４に示すように爪の変形が元の状
態に復帰することにより、ソレノイドアクチュエータ12
を管状支持部材50上に保持することができる。
【００１９】以上のことから理解されるように、ソレノ
イドアクチュエータ12は管状支持部材50に対し軸方向に
組み合わされる。そして、密閉コイル58は電気端子60，
62を所望の方向へと向ける。さらに、密閉コイル58が管
状支持部材50に対し軸方向に係合することにより、歯7
4，80が係合する。また、爪82によって密閉コイル58の
軸方向の位置が固定され、かつ、歯74，80の係合によ
り、管状支持部材50と密閉コイル58との間に回転止めが
施される。
イドアクチュエータ12は管状支持部材50に対し軸方向に
組み合わされる。そして、密閉コイル58は電気端子60，
62を所望の方向へと向ける。さらに、密閉コイル58が管
状支持部材50に対し軸方向に係合することにより、歯7
4，80が係合する。また、爪82によって密閉コイル58の
軸方向の位置が固定され、かつ、歯74，80の係合によ
り、管状支持部材50と密閉コイル58との間に回転止めが
施される。
【００２０】本発明は、以上のごとく、バルブ本体に取
付けられた管状支持部材に、コイルを取付ける時に、バ
ルブ本体に対するソレノイドコイルの取付方向を決定
し、かつ、この際にソレノイドコイルの向きを所望の方
向にすることが可能であり、密閉コイルの内周面に形成
された係合面と、ガイド部材の外周面に形成された係合
面とを互いに係合させることにより、決定されたソレノ
イドコイルの向きに固定することができるという、いま
だかつて無い新規な手法を提供するものである。
付けられた管状支持部材に、コイルを取付ける時に、バ
ルブ本体に対するソレノイドコイルの取付方向を決定
し、かつ、この際にソレノイドコイルの向きを所望の方
向にすることが可能であり、密閉コイルの内周面に形成
された係合面と、ガイド部材の外周面に形成された係合
面とを互いに係合させることにより、決定されたソレノ
イドコイルの向きに固定することができるという、いま
だかつて無い新規な手法を提供するものである。
【００２１】本実施の形態においては、前記係合面は、
円周状に所定間隔を開けて配置された複数の歯である。
しかしながら、前記係合面の形状はこれに限定されるも
のではなく、例えば、１つの突起およびその突起と対称
形をなす突起の組み合わせや、多角形形状、その他の幾
何学的形状をなす係合面等を用いることも可能である。
円周状に所定間隔を開けて配置された複数の歯である。
しかしながら、前記係合面の形状はこれに限定されるも
のではなく、例えば、１つの突起およびその突起と対称
形をなす突起の組み合わせや、多角形形状、その他の幾
何学的形状をなす係合面等を用いることも可能である。
【００２２】なお、本発明は、以上のごとく開示された
内容に限定されるものではなく、特許請求の範囲を逸脱
しない限りにおいて、さまざまな変更が可能であること
が理解されるであろう。
内容に限定されるものではなく、特許請求の範囲を逸脱
しない限りにおいて、さまざまな変更が可能であること
が理解されるであろう。
【図１】本発明の実施の形態に係る電磁作動式バルブ組
立体の側面図である。
立体の側面図である。
【図２】図１に示す電磁作動式バルブ組立体の上面図で
ある。
ある。
【図３】図１に示す電磁作動式バルブ組立体を左側面か
ら見た立体図である。
ら見た立体図である。
【図４】図２の４−４線における縦断面図である。
【図５】図１に示す電磁作動式バルブ組立体のソレノイ
ドアクチュエータを示す側面図である。
ドアクチュエータを示す側面図である。
【図６】図５に示すソレノイドアクチュエータの上面図
である。
である。
【図７】図５の７−７線における横断面図である。
【図８】図５に示すソレノイドアクチュエータの立体的
分解図である。
分解図である。
10 バルブ組立体 12 ソレノイドアクチュエータ 14 バルブ本体 16 流入通路 18 バルブ室 20 弁座 22 流出通路 38 ダイヤフラム 40 パッド 44 案内弁座 46 案内弁部材 48 磁性体アーマチャー 50 管状支持部材 54 大径フランジ部 56 リング 58 密閉コイル 60，62 電気端子 66 磁性体極フレーム 74 歯 76 リム 80 歯 82 爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390033020 Ｅａｔｏｎ Ｃｅｎｔｅｒ，Ｃｌｅｖｅｌ ａｎｄ，Ｏｈｉｏ 44114，Ｕ．Ｓ．Ａ.
Claims (8)
- 【請求項１】 電磁作動式バルブ組立体の製造方法であ
って、 （ａ） 流入通路、流出通路、及び、該流入通路から該
流出通路へと流体の流れを制御するために移動可能なバ
ルブ部材を有するバルブ本体を形成し、 （ｂ） 外部に少なくとも１つの係合面を形成してなる
ガイド部材の内部に、アーマチャーを配置し、 （ｃ） 前記バルブ部材を覆うように、前記バルブ本体
上に前記ガイド部材を固定して互いに密閉し、 （ｄ） ソレノイドコイルの取付方向を決めて該ソレノ
イドコイルを前記ガイド部材上に配置し、さらに、前記
少なくとも１つの係合面と係合させ、 （ｅ） 該ソレノイドコイルを前記ガイド部材上に固定
する各ステップを有することを特徴とする方法。 - 【請求項２】 前記バルブ本体上に前記ガイド部材を固
定するステップにおいて、スピンウエルディング法によ
り、前記バルブ本体に環状部材を固定する工程を含むこ
とを特徴とする請求項１記載の方法。 - 【請求項３】 前記ガイド部材の外部に少なくとも１つ
の係合面を形成するステップにおいて、複数の歯を成形
する工程を含むことを特徴とする請求項１記載の方法。 - 【請求項４】 電磁作動式バルブ組立体であって、 （ａ） 流入通路、流出通路およびこれらの間に弁座が
形成されたバルブ本体を有し、該バルブ本体は前記弁座
に対して移動可能なバルブ部材と、該バルブ部材に所望
の動作を発生させるアーマチャーとを含み、 （ｂ） 取付方向を特定する面が形成されかつ前記バル
ブ本体におけるバルブ室の密閉と前記アーマチャーの移
動を案内するために前記バルブ本体に固定されるガイド
部材と、 （ｃ） 該ガイド部材を前記バルブ本体上に固定しかつ
密閉する保持手段と、 （ｄ） コイルと極部材とを含み、このコイルが前記ガ
イド部材に収納された電磁操作組立体を有し、該電磁操
作組立体は、前記取付方向を特定する面と係合しかつ前
記コイルを前記バルブ本体上に回転可能に配置するため
の配置面を備え、 （ｅ） 前記ガイド部材には、前記電磁操作組立体と係
合可能かつ前記電磁操作組立体の前記ガイド部材に対す
る回転位置に電磁操作組立体を固定する固定手段を備え
ることを特徴とするバルブ組立体。 - 【請求項５】 前記ガイド部材は、前記コイルの軸芯部
に配置され、前記ガイド部材の固定手段は、歪曲可能な
複数の爪を備えることを特徴とする請求項４記載のバル
ブ組立体。 - 【請求項６】 前記コイルは熱可塑性材料からなる容器
内に密閉され、前記極部材は該容器を覆う磁性体フレー
ムを含み、前記取付方向を特定する面は熱可塑性材料で
成形された複数の歯を含むことを特徴とする請求項４記
載のバルブ組立体。 - 【請求項７】 前記取付方向を特定する面および前記配
置面の双方には、円周状に配置され互いに係合可能な複
数の歯を備えることを特徴とする請求項４記載のバルブ
組立体。 - 【請求項８】 前記保持手段は環状部材を含み、該環状
部材を前記バルブ本体に溶着することによって前記バル
ブ本体に対し前記ガイド部材を保持することを特徴とす
る請求項４記載のバルブ組立体。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US741458 | 1996-10-31 | ||
| US08/741,458 US5941502A (en) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | Electric valve assembly and method of making same |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10132127A true JPH10132127A (ja) | 1998-05-22 |
Family
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP9300079A Pending JPH10132127A (ja) | 1996-10-31 | 1997-10-31 | 電磁作動式バルブ組立体およびその製造方法 |
Country Status (5)
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|---|---|
| US (1) | US5941502A (ja) |
| EP (1) | EP0840048A1 (ja) |
| JP (1) | JPH10132127A (ja) |
| CA (1) | CA2217786A1 (ja) |
| MX (1) | MX9708353A (ja) |
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