JPH10131082A - 定着性及び濾水性が改良された紙を製造する方法 - Google Patents

定着性及び濾水性が改良された紙を製造する方法

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JPH10131082A
JPH10131082A JP9226858A JP22685897A JPH10131082A JP H10131082 A JPH10131082 A JP H10131082A JP 9226858 A JP9226858 A JP 9226858A JP 22685897 A JP22685897 A JP 22685897A JP H10131082 A JPH10131082 A JP H10131082A
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carbon atoms
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cationic
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JP9226858A
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John Tsai
ツァイ ジョン
Walter Maliczyszyn
マリツィスジン ウォルター
Teresa Capitani
カピタニ テレサ
Christopher L Kulp
エル.カルプ クリストファー
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National Starch and Chemical Investment Holding Corp
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
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    • D21H21/00Non-fibrous material added to the pulp, characterised by its function, form or properties; Paper-impregnating or coating material, characterised by its function, form or properties
    • D21H21/06Paper forming aids
    • D21H21/10Retention agents or drainage improvers
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H17/00Non-fibrous material added to the pulp, characterised by its constitution; Paper-impregnating material characterised by its constitution
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    • D21H17/21Macromolecular organic compounds of natural origin; Derivatives thereof
    • D21H17/24Polysaccharides
    • D21H17/28Starch
    • D21H17/29Starch cationic

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  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 定着性及び濾水性が改良された紙を製造する
方法を提供すること。 【解決手段】 ウェットエンドシステムに有効量の未分
解カチオンスターチを添加することを含む定着性及び濾
水性が改良された紙を製造する方法であって、前記未分
解カチオンスターチが、a)エーテル基:R−O−(R
は炭素原子数1〜4のヒドロキシアルキル若しくはアル
キル又は炭素原子数2〜4のアルケニルである);又
は、b)エステル基: 【化1】 (Rは炭素原子数1〜4のアルキル又は炭素原子数2〜
4のアルケニルである)のいずれかにより0.005〜
0.4の置換度(DS)を有するものに更に改質され、
完全に改質された未分解カチオンスターチが8%水溶液
中30℃で少なくとも1,000cPsのブルックフィ
ールド粘度を有する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、充填剤及び微粉の定着性及び濾
水性を改良するためにウェットエンド添加剤として選ば
れた改質カチオンスターチを使用して酸又はアルカリ性
システムでの改良された紙の製造方法に関する。
【0002】本明細書において「紙」なる用語は、天然
物、ポリアミド、ポリエステル、レーヨン及びポリアク
リル樹脂のような合成物、並びにアスベスト及びガラス
のような無機繊維から製造されたシート状素材及び成形
品を含む。更に、セルロースと合成物の組み合わせから
製造された紙も含まれる。板紙も広義の「紙」に含まれ
る。
【0003】従来から知られているように、製紙は、パ
ルプ又は木材セルロース繊維の水性スラリー(叩解(b
eating)又は精砕(refining)されて繊
維の水和度があるレベルに達したものであって、種々の
機能性添加剤を添加することができるもの)を、水が除
去されるようにスクリーン又は類似の装置に導入し、そ
れにより団結した繊維のシートを形成し、圧縮及び乾燥
により乾燥ロール又はシートの形態にする方法である。
2種の良く知られている製紙工程は、最も一般的なFo
urdrinier機とシリンダー機とを必要とする。
製紙ではよくあるように、Fourdrinier操作
及びマルチシリンダー操作並びに他の機械操作におい
て、機械へのフィード又は装入物は、いわゆる「ウェッ
トエンド(wet end)」システムから供給される
パルプ繊維の水性スラリー又は水懸濁液である。ウェッ
トエンドにおいて、パルプは他の添加剤と共に水性スラ
リー中で混合され、次いで完成したシートの繊維間結合
及び他の物理的特性を改良するために叩解及び精砕のよ
うな機械的操作及び他の操作にかけられる。パルプ繊維
と共に通常導入される添加剤は、高い白色度、不透明
度、平滑性、インク受理性、難燃性、耐水性、嵩高さ等
のような特性を達成するために紙に導入される二酸化チ
タンのような顔料、クレー及び炭酸カルシウムのような
無機充填剤、並びに他の物質である。製紙には、一般的
に微粒子システムとして知られているものに添加されて
良好なシート形成性を提供するコロイドシリカのような
コロイド無機物質も有用である。
【0004】長年にわたってスターチが製紙工業におい
て使用されており、実際に紙の原料の中で2番目に量の
多い原料成分である。スターチは、強度の改良、抄紙網
上での高い濾水性並びに微粒子及び充填剤の高い定着性
を含む製紙において必要とされる幾つかの重要な特性を
提供する。未改質型及び改質型の両方が使用されてき
た。しかしながら、現在のパルプ供給機の複雑さ及び他
の化学物質が存在することから、カチオン改質スターチ
が抄紙機により高度に定着されることからカチオン改質
スターチが好ましい。
【0005】種々のカチオンスターチが公知であり且つ
製紙工業において使用されており、第3級アミノ及び第
4級アンモニウムスターチエーテルが最も産業上重要な
誘導体である。これらの及び他のカチオンスターチ並び
にそれらを製造する方法がModified Star
ches:Properties and Uses
(1986)第8章第113〜129頁にあるD.B.
Solarekによる“Cationic Starc
hes”に記載されている。
【0006】幾つかの最近の開示によって、製紙におけ
る定着性及び濾水性の改良にカチオン性架橋スターチが
有用であることが示された。1992年6月16日に
K.Andersonに付与された米国特許第5,12
2,231号、1994年11月29日にD.B.So
larek等に付与された米国特許第5,368,69
0号、及び1990年5月22日に公開された特開平2
−133695(K.Maeda)を参照されたい。そ
のような改質スターチ及び方法は製紙において有用であ
るが、それらは特別な架橋技術及び往々にして特別な加
熱条件を必要とする。
【0007】上記特許及び開示の寄与にも関わらず、当
該技術分野において容易に提供され改良された定着性を
示す製紙システムが必要とされており、特にアルカリ微
粉システムにおいて濾水特性も必要とされている。
【0008】製紙工程のウェットエンドにおける添加剤
として選ばれたエーテル又はエステル改質カチオン未分
解スターチの使用によって、著しく改良された性能、特
に定着性及び濾水性が付与されることが見出された。
【0009】特に、本発明は、有効量の未分解カチオン
スターチを添加することを含む製紙方法であって、前記
未分解カチオンスターチが、 a)エーテル基:R−O−(Rは炭素原子数1〜4のヒ
ドロキシアルキル若しくはアルキル又は炭素原子数2〜
4のアルケニルである);又は b)エステル基:
【化2】 (Rは炭素原子数1〜4のアルキル又は炭素原子数2〜
4のアルケニルである)のいずれかにより約0.005
〜0.4の置換度(DS)を有するものに更に改質さ
れ、完全に改質された未分解カチオンスターチが8%水
溶液中30℃で少なくとも1,000cPsのブルック
フィールド粘度を有する方法を提供する。
【0010】本発明は、製紙システムでウェットエンド
添加剤として選ばれた改質カチオンスターチを使用する
ことを伴う。
【0011】本発明において使用されるスターチは未分
解カチオンスターチであって、エーテル基又はエステル
基のいずれかにより更に改質されたものである。このい
ずれかの基による改質は、約0.005〜0.4、好ま
しくは約0.02〜0.25のDS(置換度)を付与す
るのに十分な量である。本明細書において用いる「置換
度(DS)」なる用語は、置換基が存在するスターチ分
子の無水グルコース単位当たりの平均サイト数を示す。
【0012】エーテル基によるスターチの改質は、下記
式により表されるエーテル化スターチ化合物の形成を伴
う:
【化3】 (式中、STはスターチ基材を表し、そしてRは炭素原
子数1〜4のヒドロキシアルキル若しくはアルキル又は
炭素原子数2〜4のアルケニルである)。前記R基は炭
素原子数2〜3のヒドロキシアルキルであることが好ま
しい。これらのスターチエーテルは、アルキレンオキシ
ド及びその前駆体ハロヒドリン、ハロゲン化アルキル、
並びにハロゲン化アルケニルとの反応により調製するこ
とができる。アルキレンオキシドによるエーテル化が好
ましい。エチレンオキシド、プロピレンオキシド及びブ
チレンオキシドは、スターチ基材をエーテル化するのに
有用な化合物である。改質アルキレンオキシド、例えば
アリルグリシジルエーテルのような他の化合物を使用し
て有用なスターチエーテルを調製することができる。ハ
ロゲン化ベンジルのようなアリール化合物が改質に使用
されてもよいが、あまり好ましくない。上記のような所
望とする最終的なDSに依存して種々の量のそのような
化合物を使用することができる。
【0013】エステル改質は下記式により表されるエス
テル化スターチ化合物の形成を伴う:
【化4】 (式中、STはスターチ基材を表し、そしてRは炭素原
子数1〜4のアルキル又は炭素原子数2〜4のアルケニ
ル、好ましくは炭素原子数1〜2のアルキルである)。
この種のスターチエステルには、スターチアセテート、
スターチプロピオネート及びスターチブチレートが含ま
れる。このスターチエステルは典型的にはスターチを無
水酢酸のような有機酸無水物と反応させることにより調
製される。
【0014】エーテル及びエステルを調製するためのス
ターチの改質は、当該技術分野で周知であり、そのよう
な調製法の優れたレビューが、R.L.Whistle
r,J.N.BeMiller及びE.F.Pasch
allによる“Starch:Chemistry a
nd Technology”第10章、Academ
ic Press(1984)に見出すことができる。
【0015】本発明に使用されるスターチをエーテル基
又はエステル基により改質する代わりにカチオンに改質
してもよい。スターチのカチオン化は、Modifie
dStarches:Properties and
Uses(1986)の第8章にあるD.B.Sola
rekによる“Cationic Starches”
及び1978年10月10日にM.Tesslerに付
与された米国特許第4,119,487号に記載されて
いるようにアミノ基、イミノ基、アンモニウム基、スル
ホニウム基又はホスホニウム基を含有する試薬を用いて
公知の化学物質により製造することができる。そのよう
なカチオン誘導体には、エーテル結合又はエステル結合
のいずれかを通じて結合されている第1級、第2級、第
3級及び第4級アミン基及びスルホニウム基並びにホス
ホニウム基を含む窒素含有基を含むものがある。好まし
い誘導体は、第3級アミノ基及び第4級アンモニウムエ
ーテル基を含有するものである。
【0016】アルカリ性条件下でスターチをハロゲン化
ジアルキルアミノアルキルと反応させることを伴う第3
級アミン基を含有するスターチを調製するための一般的
な方法が1957年11月12日にC.Caldwel
l等に付与された米国特許第2,813,093号に開
示されている。他の方法が1987年1月23日にD.
Solarek等に付与された米国特許第4,675,
394号に開示されている。第1級及び第2級アミンス
ターチは、スターチをアミノアルキル酸無水物、アミノ
エポキシド若しくはアミノハライド、又はアルキル基に
加えてアリール基を含有する対応する化合物と反応させ
ることにより調製することができる。
【0017】第4級アンモニウム基は、上記米国特許第
2,813,093号に開示されているように、スター
チの第3級アミノアルキルエーテルを適切に処理するこ
とによりスターチに導入される。代わりに、第4級基
は、上記米国特許第4,119,487号に開示されて
いるように、エピハロヒドリンと第3級アミン又は第3
級アミン塩との反応生成物により処理することによって
スターチに直接導入され、例えば2−ヒドロキシプロピ
ルエーテル置換基が導入される。上記特許明細書、即ち
米国特許第4,119,487号、同第2,813,0
93号及び同第4,675,394号の開示を引用によ
り本明細書に含めることにする。
【0018】カチオンスルホニウム誘導体の調製法が1
961年6月にM.Rutenbergに付与された米
国特許第2,989,520号に開示されており、この
調製法はアルカリ性水性媒体中でのスターチとβ−ハロ
ゲノアルキルスルホニウム塩、ビニルスルホニウム塩又
はエポキシアルキルスルホニウム塩の反応を伴う。カチ
オンホスホニウム誘導体の調製法が1963年2月12
日にA.Aszalosに付与された米国特許第3,0
77,469号に開示されており、この調製法はアルカ
リ性水性媒体中でのスターチとβ−ハロゲノアルキルホ
スホニウム塩との反応を伴う。
【0019】他の適切なカチオンスターチは、上記文献
に開示されているような当該技術分野で周知の化学物質
及び方法を使用して提供することができる。有用なカチ
オンスターチの更なる詳細は、1959年3月3日に
E.Paschallに付与された米国特許第2,87
6,217号、1961年1月31日にC.Hulli
nger等に付与された米国特許第2,970,140
号、1991年4月2日にM.Yalpani等に付与
された米国特許第5,004,808号、1992年3
月3日にJ.Fernandez等に付与された米国特
許第5,093,159号、及び1993年6月13日
にJ.Tsai等に付与された米国特許第5,227,
481号に開示されており、これら特許明細書の全ての
開示を引用により本明細書に含めることにする。特に有
用なカチオン誘導体は、炭素原子数18以下のアルキ
ル、アリール、アルカリル、アラルキル又は環状置換
基、特に炭素原子数1〜6のアルキルを有するアミノ基
又は窒素基を含むものである。
【0020】スターチ上のカチオン置換基の量は種々の
量であることができるが、一般に約0.005〜0.2
及び好ましくは約0.01〜0.05の置換度(DS)
が用いられる。多量のカチオン置換基又は高い置換度
(DS)を有するもの用いることができるが、そのよう
な物を製造することはコストがかかり且つ困難であるた
めに経済的に魅力がない。
【0021】スターチを改質する順序は、最初にカチオ
ン改質し、次いでエーテル若しくはエステル改質する順
序であっても又はこの順序の逆であってもよい。しかし
ながら、エステル改質の場合には、カチオン基を最初に
導入することが好ましい。改質の方法は、スターチ中間
誘導体の分離を必要とせずに別々の工程で又は連続式で
実施することができる。これらの改質のいずれにおいて
も、スターチは、粒状状態にあるか、又は水溶液若しく
は有機溶剤溶液を用いて分散液の形態にある。
【0022】カチオン改質スターチを調製するのに使用
されるスターチ基材は、天然スターチ、より詳細にはア
ミロース含有スターチ、即ちアミロース含有率が少なく
とも5%であるスターチのいずれであってもよい。その
ようなスターチには、トウモロコシ、ジャガイモ、コム
ギ、コメ、タピオカ、ワキシーメイズ(waxy ma
ize)、サゴ、ソルガム(sorghum)及び高ア
ミローススターチ、例えば高アミローストウモロコシ、
即ちアミロース含有率が少なくとも45%であるスター
チのような植物から誘導されたものが含まれる。スター
チフラワーが使用されてもよい。特に有用なスターチは
アミロース含有スターチであり、特にコーンスターチ、
ポテトスターチ及びタピオカスターチが有用である。
【0023】本発明にいかなる天然スターチが用いられ
てもよいが、紙システム中での充填剤及び微粉の優れた
定着性が提供されるように、スターチが十分に又は本質
的に分解されていないことが重要である。より詳細に
は、本発明に使用されるスターチは、分解されていない
ものであって、8%水溶液中30℃で少なくとも1,0
00cPsの粘度を有する。典型的には本発明に使用さ
れるスターチは、8%水溶液中30℃で1,000〜1
00,000cPs、好ましくは5,000〜20,0
00cPsの粘度を有する。この粘度は、完全又は十分
な改質の後のスターチ、即ちカチオン基とエーテル又は
エステル基とにより改質された最終的なスターチ生成物
の粘度である。本明細書において用いる「粘度」なる用
語は、no.5及び6のスピンドルを有するブルックフ
ィールド粘度計no.DV−IIを用いて20rpmで
測定されたブルックフィールド粘度である。
【0024】製紙システムを溶解又は分散させるため
に、改質スターチは製紙システムへの供給前に加熱又は
ゲル化される。これは、標準的な条件並びに常圧クッキ
ング及びジェットクッキング(jet cookin
g)又は射出クッキング(injection coo
king)等の公知技術を用いて容易に達成される。典
型的な加熱温度は、少なくともスターチのゲル化温度の
温度であり、スターチに依存して約55℃〜200℃又
はそれ以上の温度であり、種々のクッキングの条件及び
種類が用いられる。本発明の改質スターチは架橋されて
いないために、分散させるために非常に高温及び高圧は
必要でない。
【0025】ウェットエンド又は紙パルプに添加するこ
とができるエーテル又はエステル改質カチオンスターチ
の量は有効添加量である。より詳細には、パルプの乾量
に基づいて約0.05〜10重量%、好ましくは約0.
1〜5重量%のスターチ誘導体が使用される。
【0026】本発明の改質スターチ添加剤は、セルロー
ス繊維と合成繊維の両方及びセルロース繊維と非セルロ
ース繊維との組み合わせのあらゆる種類のものから製造
される紙及び板紙に添加するのに都合良く使用すること
ができる。ポリアミド、ポリエステル及びポリアクリル
樹脂繊維のような合成繊維並びにアスベスト及びガラス
のような無機繊維から製造されたセルロース及び非セル
ロース材料の組み合わせから製造されたシート状素材及
び成形品にも含めることができる。使用することができ
る硬材又は軟材セルロース繊維には、さらし及び未さら
し硫酸塩(クラフト)パルプ、さらし及び未さらし亜硫
酸塩パルプ、さらし及び未さらしソーダパルプ、中性亜
硫酸塩パルプ、半化学パルプ、グランドウッド(gro
undwood)パルプ、及びケミグランドウッド(c
hemi−groundwood)パルプから製造され
た繊維、並びにこれらの繊維の組み合わせが含まれる。
更に、ビスコースレーヨン又は再生セルロース型の合成
セルロース繊維並びに種々の供給源からの故紙を使用す
ることもできる。
【0027】本発明のスターチ誘導体により改質すべき
パルプに通常の方法であらゆる種類の顔料及び充填剤を
添加することができる。そのような物質には、クレー、
二酸化チタン、タルク、炭酸カルシウム、硫酸カルシウ
ム及び珪藻土、アニオン及び両性定着剤等が含まれる。
所望であれば、ロジンが存在してもよい。
【0028】紙に通常導入される他の添加剤、例えば、
染料、顔料、サイズ剤、ミョウバン、並びにカチオン、
アニオン及び両性定着剤等をパルプ又は完成紙料に添加
してもよい。
【0029】本発明の選ばれたスターチ誘導体は、それ
らが沈殿炭酸カルシウム(PCC)の定着性を著しく高
めるために、微粒子システムを伴う製紙に特に有用であ
る。微粒子製紙システムは、酸性、中性又はアルカリ性
であることができるが、アルカリ性システムが最も一般
的である。アルカリ性微粒子システムは、コロイド無機
物を添加することにより製紙工程において形成される。
そのような微粒子システムには、コロイドシリカ、ベン
トナイト及びアニオンミョウバンが含まれ、乾燥パルプ
の重量に基づいて少なくとも0.001重量%、より好
ましくは約0.01〜1重量%の量で前記システムに導
入することができる。そのような微粒無機物質の更なる
詳細は、1983年6月14日に付与された米国特許第
4,388,150号、1987年2月17日に付与さ
れた米国特許第4,643,801号、1988年6月
28日に付与された米国特許第4,753,710号、
及び1990年4月3日に付与された米国特許第4,9
13,775号に開示されており、これらの開示の全て
を引用により本明細書に含めることにする。
【0030】更に、前記スターチは、有効に作用するの
に架橋度を必要としない。このことは、スターチの架橋
特性を測定し、それによりそれらの性能を予測すること
が困難であるために、特に有用である。更に、殆どの架
橋スターチは分散するためには若干厳しい条件を必要と
するのに対し、当該スターチは、標準的な加熱パラメー
ター下で容易に分散することができるものである。以下
の実施例により本発明の態様を更に説明する。これらの
実施例において、他に記載がない限り、全ての部数は重
量部により表されており、そして全ての温度は摂氏で表
されている。
【0031】実施例1 この実施例は、本発明のエーテル改質カチオンスターチ
誘導体の調製法及びそれらの製紙システムにおける使用
を説明する。カチオン性コーンスターチを以下のように
調製した。コーンスターチ100部を水150部中にス
ラリー化させ、次いで水酸化ナトリウム0.8部を3%
溶液として添加した。このスラリーを40℃〜45℃に
加熱し、そして11.5のpHを保つために約3.5部
の水酸化ナトリウムを3%溶液として添加すると同時
に、5部の(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル)ト
リメチルアンモニウムクロライドを65%溶液として添
加した。40〜45℃で12〜16時間の反応の後、希
塩酸(3:1)を用いて6.0のpHにスラリーを中和
にした。スターチを濾過により回収し、水を用いて2回
洗浄し、次いで乾燥させた。生成物は、乾量基準(d
b)で0.30重量%の窒素含有率を有していた。
【0032】上記のように調製されたカチオンコーンス
ターチを、以下のようにして4%プロピレンオキシドを
用いて改質した。密閉容器内で100部の上記カチオン
コーンスターチを、30部の硫酸ナトリウムを溶かし、
そして1.5部の水酸化ナトリウムを3%溶液として添
加した水150部中にスラリー化させた。次いで、スラ
リーを40〜45℃に加熱し、4部のプロピレンオキシ
ドを添加し、そしてスラリーを40〜45℃で12〜1
6時間攪拌した。スラリーを25℃に冷却し、次いで希
塩酸を用いて3.0〜3.5のpHに中和した。1時間
後、水酸化ナトリウム(3%溶液)を用いてスターチス
ラリーを5.5のpHに調節した。スターチ生成物を濾
過により回収し、水を用いて3回洗浄し、次いで風乾さ
せた。ヒドロキシプロピル置換は、プロトンNMR分光
分析により0.098DSであることが決定された。
【0033】スターチ試料を小型ジェットクッカー(工
業的ジェットクッカーをシミュレートするために小型化
されたジェットクッカー)内で130℃(230°F)
の温度で加熱した。下記のようなブリットジャー(Br
itt jar)を用いる改良型動的定着性評価試験を
使用して製紙におけるスターチ誘導体の定着能を評価し
た。
【0034】さらし硬材クラフトパルプ(BHWK)及
びさらし軟材クラフトパルプ(BSWK)の水性スラリ
ーを含むパルプ原料を使用して標準的な製紙用完成紙料
を調製した。パルプ原料(HW:SW重量%比=80:
20)を水溶液中で約400CSF(カナダ国標準フリ
ーネス)まで精砕し、状態調節された水を用いて稠度
1.5%で叩解した。得られたヘッドボックスは稠度が
0.5%になり、ヘッドボックス固形分の30%が沈殿
炭酸カルシウム(Albacar HO)であった。
【0035】500mlパルプ原料の試料を4''ブリッ
トジャー(70メッシュのスクリーン及び攪拌機を装
備)に装入し、そして400rpmで混合した。ミョウ
バン5lb./トン(1%溶液)を加え、次いで400
rpmで20秒間混合し、次いで回転数を1000rp
mに増加させた。10秒後、スターチ15lb./トン
(0.5%溶液)を加え、混合を更に30秒間続けた。
コロイドシリカ3lb./トン(0.1%溶液)を加
え、次いで15秒間混合した。系をドレーンし、次いで
試料を集め、濾過し、乾燥させ、マイクロ波により灰化
させた。コンピュータースプレッドシートを使用し、炭
酸カルシウム充填剤の平均定着率及び微粉の平均定着率
を決定し、表1に示した。
【0036】2%及び6%のプロピレンオキシドを用い
て更に改質カチオン性スターチ試料を調製し、製紙用完
成紙料とし、上記のように定着率を評価した。全ての結
果を表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】実施例2 この実施例は、本発明のエステル改質カチオンスターチ
誘導体及びそれらの製紙システムにおける使用を例示す
る。実施例1に記載したように調製されたカチオンコー
ンスターチを、以下のように4%無水酢酸を用いて更に
改質した。カチオンコーンスターチ100部を水125
部中にスラリー化させ、そして希水酸化ナトリウム(3
%)を添加することによりpHを8.0に調節した。希
水酸化ナトリウムの計量添加によりpHを8.0〜8.
25に保ちながら、攪拌したスターチスラリーに無水酢
酸4部を徐々に添加した。反応が完了した後、希塩酸
(3:1)を用いてpHを5.5に調節した。スターチ
生成物を濾過により回収し、水を用いて3回洗浄し、次
いで風乾させた。プロトンNMR分光分析により決定し
た結果、スターチ生成物は0.061DSのアセチル含
有率を有していた。2%及び6%の無水酢酸を用いて更
に改質カチオンスターチ試料を調製した。調製されたス
ターチ誘導体を加熱し、そしてスターチ誘導体を含む製
紙用完成紙料を実施例1と同様に形成した。実施例1に
記載したのと同じ改良型動的定着評価試験を用いて定着
能を評価した。結果を下記表2に示す。
【0039】
【表2】
【0040】実施例3 実施例1におけるのと同じ標準的な製紙用完成紙料(稠
度1.5%で400CSFに叩解された漂白された硬材
80:軟材20、稠度0.5%及びPCC固形分30%
(沈殿炭酸カルシウム)で標準的なヘッドボックス)を
使用し、実施例1及び2におけるようにスターチ試料に
ついて、濾水性を決定した。濾水性は、コンピューター
により増幅される乱流パルスシート形成機(TPSF)
試験を通じて決定された。この試験において4''ブリッ
トジャー手順を上記のように用いた。
【0041】TPSF試験のためにブリットジャー内で
調製されたシートは約60lb./3,300ft2
基本重量を有していた。TPSF試験条件は、70メッ
シュスクリーンを備えた4''ブリットジャー、空気圧2
0インチH2 O(50.8cmH2 O)、減圧7.5イ
ンチHg(19.05cmHg)、攪拌速度1,000
rpm、バフル底部からの攪拌機の高さ1.5インチ
(3.81cm)、空気パルス時間0.5秒、減圧パル
ス時間0.3秒から成っていた。パルプ原料の試料を前
記ジャー内に入れ、約1,000rpmで攪拌した。ミ
ョウバン5lb./トン(1%溶液)を加え、そして
1,000rpmで30秒間混合した。次いでスターチ
10lb./トン(0.5%溶液)を加え、そして更に
30秒間混合を続けた。コロイドシリカ3lb./トン
(0.1%溶液)を加え、そしてシート形成を開始し
た。コンピュータープログラムを用いてパルス特性及び
シート形成特性を濾水性測定プロフィル及び各成形シー
トの全濾水抵抗(ODR)に変換した。各試験試料に対
して5回の試験を実施し、平均ODRを決定した。OD
Rの値が小さいほど、添加剤の濾水性が優れている。全
ての試料の濾水評価の結果を下記表3に示す。
【0042】
【表3】
【0043】実施例4 この実施例は、本発明のスターチ誘導体を含む製紙シス
テムに、カチオンワキシースターチを加えた場合に濾水
性が改良された結果を示す。濾水性は、微粉及び充填剤
の定着性を阻害せずに改良される。この実施例におい
て、本発明の改質スターチ(試料F)と添加したカチオ
ンワキシーメイズとの50/50ブレンドを、実施例1
におけるように調製された標準的な製紙用完成紙料に加
え、そして前記実施例におけるように濾水性及び定着性
を決定した。結果を下記表4に示す。
【0044】
【表4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウォルター マリツィスジン アメリカ合衆国,ニュージャージー 08876,ソマービル,ヘンリー ストリー ト 20 (72)発明者 テレサ カピタニ アメリカ合衆国,ニュージャージー 07066,クラーク,サンセット ドライブ 21 (72)発明者 クリストファー エル.カルプ アメリカ合衆国,ペンシルバニア 18045, パーマー,アパートメント イー1,サウ ス グリーンウッド アベニュ 607

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェットエンドシステムに有効量の未分
    解カチオンスターチを添加することを含む定着性及び濾
    水性が改良された紙を製造する方法であって、前記未分
    解カチオンスターチが、 a)エーテル基:R−O−(Rは炭素原子数1〜4のヒ
    ドロキシアルキル若しくはアルキル又は炭素原子数2〜
    4のアルケニルである);又は b)エステル基: 【化1】 (Rは炭素原子1〜4のアルキル又は炭素原子数2〜4
    のアルケニルである)のいずれかにより0.005〜
    0.4の置換度(DS)を有するものに更に改質され、
    完全に改質された未分解カチオンスターチが8%水溶液
    中30℃で少なくとも1,000cPsのブルックフィ
    ールド粘度を有する方法。
  2. 【請求項2】 乾燥パルプの重量に基づいて0.05〜
    10重量%の改質されたカチオンスターチが使用される
    請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 スターチが少なくとも5%のアミロース
    含有率を有するアミロース含有スターチである請求項2
    記載の方法。
  4. 【請求項4】 エーテル基中のRが炭素原子数2〜3の
    ヒドロキシアルキルであり、エステル基中のRが炭素原
    子数1〜2のアルキルである請求項2記載の方法。
  5. 【請求項5】 完全に改質されたスターチが8%水溶液
    中30℃で1,000〜100,000cPsのブルッ
    クフィールド粘度を有する請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 スターチが、アミロース含有率が少なく
    とも5%のアミロース含有スターチであって、第3級ア
    ミノ基若しくは第4級アンモニウムエーテル基によりカ
    チオン化されていることを特徴とする請求項5記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 スターチが、コーンスターチ、ポテトス
    ターチ又はタピオカスターチであって、0.02〜0.
    25のDSを有するように更に改質される請求項6記載
    の方法。
  8. 【請求項8】 ウェットエンドシステムが、コロイドシ
    リカ、ベントナイト及びアニオンミョウバンから成る群
    より選ばれるコロイド無機物質を含有するアルカリ性微
    粒子システムを更に含む、請求項1〜7のいずれか1項
    記載の方法。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか1項記載の方法
    により製造される紙。
JP9226858A 1996-09-27 1997-08-22 定着性及び濾水性が改良された紙を製造する方法 Pending JPH10131082A (ja)

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