JPH10129759A - 媒体吐出装置 - Google Patents

媒体吐出装置

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JPH10129759A
JPH10129759A JP9294980A JP29498097A JPH10129759A JP H10129759 A JPH10129759 A JP H10129759A JP 9294980 A JP9294980 A JP 9294980A JP 29498097 A JP29498097 A JP 29498097A JP H10129759 A JPH10129759 A JP H10129759A
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JP
Japan
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discharge
medium
plastic
ejection
discharge device
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JP9294980A
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English (en)
Inventor
Rene Bommer
ボマー レーヌ
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Aptar Radolfzell GmbH
Original Assignee
Erich Pfeiffer GmbH
Ing Erich Pfeiffer GmbH
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/0005Components or details
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
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    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
    • B05B11/1001Piston pumps
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
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    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
    • B05B11/1001Piston pumps
    • B05B11/1023Piston pumps having an outlet valve opened by deformation or displacement of the piston relative to its actuating stem
    • B05B11/1026Piston pumps having an outlet valve opened by deformation or displacement of the piston relative to its actuating stem the piston being deformable and its deformation allowing opening of the outlet
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D81/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/24Adaptations for preventing deterioration or decay of contents; Applications to the container or packaging material of food preservatives, fungicides, pesticides or animal repellants

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  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Nozzles (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的簡単な手段によって確実な抗菌作用が
達成されるようにする。 【解決手段】 媒体リザーバ及び媒体の吐出開口を備え
た媒体吐出装置が、微生物に対して有効である少なくと
も1つの物質を含有するプラスチックによって少なくと
も部分的には形成される。この物質は、例えば、ペニシ
リン・グループからの殺菌作用を備えた抗生物質のよう
な抗生物質であることも可能である。媒体と接触する吐
出装置の部分は、添加物を加えたプラスチックによって
形成されることが好適である。好ましくは、吐出装置
は、添加物を加えたプラスチックによって実質的に完全
に形成される。本発明による吐出装置は、好ましくは、
医薬品又は化粧品を投薬し、供給し、噴霧し及び/又は
配給するために使用されるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、媒体リザーバ及び
媒体の吐出開口を有する媒体吐出装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】そのような吐出装置の数多くの設計は、
数多くの用途のものとして周知である。それらは、気
体、液体、クリーム状、ゼラチン状、微粉状、及び/又
は固形物の媒体を、例えば、投薬し、供給し、或いは配
給するように、吐出することが可能である。当該媒体
は、霧状の形態で任意に補足的に吐出されることが可能
である。そのような吐出装置の周知の用途は、例えば、
化粧品又は医薬品の分野におけるものであるが、それら
は、技術のその他の分野においても広範に使用される。
【0003】それとは無関係に、非常に雑多な製品及び
商品を使用する場合に、微生物のコントロールが、必要
とされ或いは所望されることになる。これは、通常は、
消毒薬、防腐剤、又は化学療法剤の使用によって達成さ
れる。これに関しては、基本的な素材に殺菌剤を添加す
ることによって、付随して危険に曝される表面を滅菌状
態に維持することもまた実行可能である。
【0004】しばしば複雑な構造を有するものである前
述の吐出装置の場合には、上述の問題は、複雑な形態で
生じることになる。微生物即ち細菌が、出口開口及び付
随のガイド又は管を介して当該装置の中へ進入し、任意
にはリザーバにまで進入することが可能だからである。
同じ事は、リザーバ内における圧力補正目的のために使
用される例えば空気のような流体のために任意に設けら
れる補助的な管に関しても当てはまる。従って、媒体の
出口のために設けられるか、或いは、圧力補正目的のた
めに使用される流体ガイドのためにも任意且つ補足的に
設けられるように成した、いわゆる細菌障壁を使用する
ことが提案されてきた。そのような細菌障壁は、例え
ば、対応するガイドラインの中へ導入される細菌フィル
タであることも可能である。出口開口及びそれに接続さ
れる管即ちラインのための特殊なクロージャ即ち閉鎖シ
ステムが、既に設けられている。しかしながら、これら
のすべては、全体の構造をより複雑化し、より高価なも
のにすることになる補足的な構成要素の使用を必要とす
るものである。更に、前述の形式の吐出装置の場合に
は、媒体に対して、微生物の増殖を停止させ或いは減少
させる防腐剤が未だに添加されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、比較
的簡単な手段によって確実な抗菌作用が達成されるよう
に成した、前述の特徴を有する吐出装置を利用可能とす
ることである。先行技術の前述の欠点は、回避されるこ
とになり、詳細には、主として吐出されるべき媒体に対
する防腐剤の添加を回避することが実行可能であること
になる。更に、補足的な構成要素の使用及びそれに付随
する構造上の経費もまた回避されることになる。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題は、請求項1の
特徴を有する吐出装置によって解決される。吐出装置の
好適な実施例は、請求項2から17において記載されて
いる。すべての請求項1〜21の表現は、本件の説明の
内容の一部として組み込まれるものとする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明による吐出装置は、それ
が、微生物に対して有効である物質、即ち抗菌物質を添
加物として含有するプラスチックによって少なくとも部
分的には形成されることで特徴付けられる。そのような
活性物質は、消毒薬、防腐剤、化学療法剤及び抗生物質
として使用される。対応するプラスチックとの「適合
性」が存在する限りにおいて、これらのすべての薬剤を
使用することも実行可能である。制御スペクトル及び作
用メカニズムの関数として、当該抗菌物質は、例えば細
菌に対する(静細菌剤、殺細菌剤)、或いは真菌に対す
る(静真菌剤、殺真菌剤)として有効である。
【0008】発明の吐出装置の重要な利用分野を勘案し
て、添加物としては抗生物質が好適である。周知のよう
に、僅かな濃度で他の微生物の成長を阻害し或いは後者
を死滅させることになる低分子量の微生物の代謝産物が
存在する。これらの抗生物質は、化学的又は生化学的に
準備されるか、或いは植物及び動物から抽出されること
が可能である。それに対応して抗生物質の定義によって
カバーされる化合物の典型例は、専門家に知られてい
る。
【0009】添加物として使用され得るもう1つの好適
な物質のグループは、殺細菌剤即ち細菌死滅作用を有す
る抗菌剤である。この場合には、静細菌剤の場合とは違
って、細菌の成長及び増殖が再開することはない。ここ
でもまた、それに対応する典型例が、専門家に知られて
いる。
【0010】様々な糸状菌類の培養液からの殺細菌性の
抗生物質に関する集合的な用語としてのいわゆるペニシ
リンもまた好適であることになる。ここでもまた、それ
に対応する典型例が、専門家に知られており、その作用
メカニズムは、本質的には、成長する細菌の細胞壁合成
を阻害することに基づくものである。
【0011】例示的な様式でここに言及されるその他の
典型例は、芳香族ニトリル・ハロゲン化物又はフェノー
ル誘導体、特には、臭素化フェノール及び/又は塩素化
フェノールである。好適な化合物は、2,4,4’−ト
リクロロ−2’−ヒドロキシジフェニル・エーテル(Tr
iclosan …トリクロサン)である。
【0012】プラスチック内における抗菌剤の濃度は、
吐出装置の用途の関数として選択されることが可能であ
るが、好ましくは、プラスチック量に基づいて、0.0
1から1重量パーセントの間である。この範囲内におけ
る、0.01から0.5重量パーセントの量、特には、
0.1から0.25重量パーセントの活性物質が、有益
である。詳細に指示されたこれらの範囲は、標準的に
は、微生物の出現及び成長に対抗する必要な作用を保証
するに足る十分なものである。特殊な細菌用薬剤の比較
的高いコストの故に、プラスチックに対する添加物の量
は、しばしば、可能な限り低く選択されることになる。
【0013】従来の吐出装置の製造のために採用される
すべての対応する材料は、プラスチックとして、基本的
に使用されることが可能である。これらは、熱硬化性樹
脂であることが可能である。標準的には、それらは、例
えば押出し成形又は射出成形のように比較的簡単な様式
で処理される、熱塑性プラスチックである。周知の熱塑
性プラスチックは、例えば、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリエステル、及びポリ塩化ビニルである。吐出
装置の製造のために対応する共重合体を使用することも
また明白に実行可能である。本発明の場合における好適
なプラスチックは、なかんずく、ポリエチレン−ポリプ
ロピレン共重合体、ポリテトラフルオロエチレン即ちP
TFE、トリオキサンをベースとするアセタール共重合
体のようなPOM、低濃度及び高濃度のポリエチレン
(PE)、ポリプロピレン(PP)及び全般的なエチレ
ン共重合体である。
【0014】プラスチック内における所望の添加物の濃
度は、例えば、対応する活性物質の量を前記プラスチッ
クの中へ直接に混合することによって達成されることが
可能である。これは、概ね溶融状態で行われるので、当
該プラスチックは、粒状化可能なものであることにな
る。この場合には、プラスチックは、直接に、所望の添
加物の量を加えて獲得される。もう1つの手順では、例
えば10重量パーセントという明確に規定された多量の
添加物を含有するプラスチックが、後になって、標準的
には同じプラスチックである、添加物を全く欠いたプラ
スチックと混合される。これは、活性薬剤の実際の所望
濃度までの「希釈」に通じることになる。それらのプラ
スチックは、通常、粒状の形態である。その後、混合物
は、併せて溶融され、再び粒状化されるか或いは直接に
処理される。この第2の可能性は、添加物を加えた僅か
数種類のみ更に任意には1種類のみのプラスチックが貯
蔵されるべきであることになり、プラスチック内におけ
る実際の添加物の量は、その後、自由に変更されること
が可能になるという利点を提示するものである。
【0015】既に指摘されたように、本発明に拠れば、
吐出装置は、活性薬剤を添加物として加えたプラスチッ
クによって少なくとも部分的には形成される。媒体と接
触するか又は接触し得ることになる吐出装置の部分が添
加物を加えたプラスチックによって少なくとも部分的に
は形成されるならば、有益且つ好適である。添加物の所
望の作用は、その後、吐出装置の決定的な個所において
正確に発生するのである。これに関連する吐出装置の部
分は、以下で詳細に説明されることになる。例えば、既
に説明した装置では、少なくとも媒体リザーバと吐出開
口を担持する部分とが、添加物を加えたプラスチックに
よって形成されることが可能である。好ましくは、吐出
開口に通じる媒体のための1本のみのラインが、添加物
を加えたプラスチックによって形成される。
【0016】本発明は、特には媒体と接触するか、或い
は吐出装置を操作する際にその媒体と接触することにな
る当該装置の1つ又はそれ以上の部分が、添加物を加え
たプラスチックによって形成されることで実行されるこ
とが可能である。前記構成要素又は各構成要素の場合に
は、それらは、吐出装置の機能にとって致命的ではない
ものでもあることが好適である。従って、これらの環境
では、それらの構成要素のみが添加物を加えたプラスチ
ックによって形成され得ることになるが、残りの機能的
な部分に関しては、添加物なしのもの、即ち任意にこれ
までも使用された構成要素が使用されることが可能であ
る。当該装置の吐出機能のために不要である部分は、例
えば、吐出装置の運転の間に媒体が接触しているか或い
は接触することになる、適当な挿入物又は取付け具であ
ることが可能である。従って、必要な抗菌作用は、構成
要素との長期的又は短期的な接触によってもたらされる
ことになる。そのような挿入物又は取付け具は、例え
ば、吐出開口の個所において又はその直ぐ上流において
位置決めされることが可能である。
【0017】更なる展開に従えば、本発明に拠る吐出装
置は、媒体と接触するすべての装置部分が、添加物を加
えたプラスチックによって、少なくとも部分的に、更に
好ましくは、完全に形成されるようにして設計される。
従って、その抗菌作用は、媒体と接触するか又は接触し
得ることになるそれらの個所において獲得される。
【0018】その他の好適な実施例では、吐出装置は、
抗菌的に作用する物質を添加したプラスチックによって
実質的に完全に形成される。これは、添加物を加えたプ
ラスチックによって当該装置の部分及び構成要素を製造
するためのコストが添加物を欠いたプラスチックによっ
て各部分及び構成要素を製造するためのコストよりも決
定的には高くない場合の事例である。そのような場合に
は、添加物を加えたプラスチックによってすべての部分
を製造することは、異なった製造プロセスが実施される
必要がないことになり、すべての部分が単一バージョン
としてのみ貯蔵されるという利点を提示するものであ
る。
【0019】これに関して、「実質的に」という用語
は、それらの機能の結果として或いはその他の理由で異
なった材料によって形成されなければならないそれらの
部分のみが、添加物を加えたプラスチックでは形成され
ないということを意味する。これらは、例えば、金属特
には鋼によって形成され得ることになる弁のバネ又はボ
ールのように、例えば、弁又はポンプの機能的な部分で
あることが可能である。ケーシング、ケーシング部分、
ホルダ、銘刻文字又は後続のコーティングのように、標
準的には媒体と接触し得ない外側の部分もまた、その他
の材料、例えば添加物を欠いたプラスチックによって形
成されることが可能である。
【0020】本発明に拠る吐出装置は、例えば、溶液の
形態にある液体の媒体、懸濁液、ゲル及び粉体のための
ものとして、本文において先に言及されたすべての媒体
に関して使用されることが可能である。それは、なかん
ずく化粧品及び皮膚炎のための特殊な製品形態を表わす
ものであるローションを吐出することもまた実行可能で
ある。これらは、一般的には、水性又は水性・アルコー
ル性の溶液或いは乳濁液である。既に述べられたよう
に、すべての実行可能な技術的応用分野が想定され得る
ものであり、特には、化粧品及び医薬品が注目されるこ
とになる。従って、請求される吐出装置は、例えば、い
わゆる絞り出しボトルばかりでなくピペットなどをも包
含する対応するプラスチックボトルのように、任意の投
薬装置、供給装置及び配給装置であることが可能であ
る。
【0021】便宜的には、吐出装置は、媒体を吐出する
ためのポンプ、詳細にはスラストピストン・ポンプを有
する。そのような吐出装置のためのそのようなポンプの
使用は、周知のことであり、限定的な様式において理解
されるべきものではない特殊な実施例に関連して以下で
説明されることになる。本発明の意義において、好まし
くは、媒体と接触するか又は接触し得ることになるポン
プのそれらの部分もまた、添加物を加えたプラスチック
によって形成される。前述の理由のため、ここでもま
た、存在するすべてのポンプの構成要素は、活性物質を
加えたプラスチックによって形成されることが可能であ
る。
【0022】更には、吐出装置が、吐出ヘッドを有し、
詳細には吐出開口を有するいわゆる投薬ヘッドを有する
ならば、これもまた有益である。ここでもまた、ポンプ
に関して説明したように、当該ヘッドの構成要素は、添
加物を加えたプラスチックによって全体的に或いは部分
的に形成されることが可能である。
【0023】ポンプに関連し更に詳細には吐出ヘッドに
関連して、本発明の吐出装置について例示的に列挙され
た使用可能性に従えば、数多くの設計可能性が存在し、
それらの構造は、多数の異なった構成要素を産み出し得
ることになる。例えば、吐出ヘッドは、吐出の間、吐出
されるべき媒体を多かれ少なかれ噴霧することになる、
いわゆるスプレーヘッドであることが可能である。その
ようなすべての変形は、前述の特徴が満たされるとすれ
ば、本発明によってカバーされる。
【0024】本発明に拠る吐出装置の事例における更な
る展開に従えば、互いに移動可能である2つのユニット
が設けられる。これらの2つのユニットは、例えば、プ
ラグ差込み式及び/又はスナップ嵌込み式の接続部によ
って接続され、吐出装置の本質的な機能的部分を形成す
ることが可能である。2つのユニットは、詳細には相互
の軸方向転位を伴って、互いに対して手動で移動される
ことが可能である。前記の実施例は、例えば、香水、シ
ェービング・クリーム、石鹸、練り歯磨などのディスペ
ンサとして化粧品の分野から周知であり、更に例えばノ
ーズ・スプレーのような薬剤スプレーとして医薬品の分
野からも周知であるように、手動操作可能な投薬装置又
はディスペンサである。
【0025】2つのユニットを有する前記実施例に従え
ば、好ましくは、第1のユニットは、例えばスプレーヘ
ッド即ち糊状の材料を吐出するためのヘッドである吐出
ヘッドによって形成され、第2のユニットは、ポンプに
よって形成され、後者は、その後、媒体リザーバと結合
されるか或いはその上に配置され得ることになる。
【0026】詳細には前述のようにスラストピストン・
ポンプであるポンプの従来的な構成要素は、例えば、中
間ピストンを任意に包含するピストン、ピストン・シリ
ンダ、密閉スリーブ及び密閉ケーシング即ちハウジング
などである。これらのすべての部分は、好適な実施例で
は、添加物を加えたプラスチックによって形成されるこ
とが可能である。弁座のための復元バネ及びボールは、
鋼によって形成され得るものであるが、任意には添加物
を加えたプラスチックによって形成されることも可能で
ある。
【0027】例えばノーズ・スプレーのようなスプレー
ヘッドの場合には、媒体と接触し得ることになるノズ
ル、アダプタ、更には任意に後に取付けられる保護キャ
ップのようなすべての構成要素は、添加物を加えたプラ
スチックによって形成されることが可能であり、且つそ
のようにして形成されるべきものである。
【0028】本発明に拠る吐出装置の製造に関しては、
例えば、薬剤リザーバ、任意のシール材及び上昇管など
もまた存在し、これらは、全体が添加物を加えたプラス
チックによって形成されることが可能である。
【0029】更なる展開に従えば、補足的には、いわゆ
る媒体ガイドが、既に説明した実施例においても設けら
れることが可能であり、これは、薬剤リザーバから任意
にはポンプまで、更には後者から吐出開口までの媒体の
案内を保証することになる。この媒体ガイドは、吐出開
口の中に流入する少なくとも1つの吐出流路を包含す
る。好適な実施例では、例えば、ポンプから吐出開口に
通じる流路/パイプのように、吐出開口の中に流入する
流路のみが、添加物を加えたプラスチックによって形成
される。
【0030】それに応じて補足的に、いわゆる流体ガイ
ドが設けられることも可能であり、これは、媒体の部分
が吐出されるとき、流体を介して圧力補正を提供するも
のとして機能する。この流体ガイドは、圧力補正のため
の少なくとも1つの流路を有する。基本的には、2つの
前記「ガイド」の部分は、同時に、媒体ガイドとして且
つ流体ガイドとして使用されることが可能である。
【0031】本発明の意義において、媒体ガイド、少な
くともその吐出流路、更に好ましくは、流体ガイド及び
少なくともその流路は、添加物を加えたプラスチックに
よって形成される。
【0032】説明した媒体ガイドを備えた好適な実施例
では、本発明は、吐出装置の操作の前又はその間に媒体
と接触することになる吐出流路に付随する構成要素が、
添加物を加えたプラスチックによって形成されることで
実行されることもまた可能である。それは、既に説明し
た(吐出装置を作動させるための)「機能を欠いた」構
成要素であり、これは、抗菌作用を獲得するための補助
的な部分として役立つことになる。それは、例えば、任
意には、吐出流路(流れ経路)の中に挿入されることに
なる円筒形のプラスチック部分であることが可能であ
り、媒体は、それを介して流れる際には微生物から自由
であることになる。このようにすれば、吐出装置の残り
のすべての部分は、活性物質の添加を欠いた材料によっ
て形成されることが可能である。
【0033】有効性を増大させるため、添加物を加えた
プラスチックによって形成される部分の表面は、詳細に
は、例えば、溝、スロットなどを設けられるようにして
構築されることが可能である。これは、抗菌的な活性物
質の吐出のために利用可能である有効表面を増大させ、
それに従って、吐出されるべき媒体とのその接触をも増
大させることになる。そのような構成は、僅かに少数で
あるに過ぎないか或いは単一でさえある当該装置の部分
即ち構成要素が添加物を包含する場合には、好適に使用
される。
【0034】前述の説明から明白であるように、本発明
の装置は、簡単な様式において抗菌(防腐、殺菌)作用
が獲得されるという利点を有する。これまでに周知であ
った吐出装置における状況とは違って、細菌の侵入及び
増殖を防止するために1つ又はそれ以上の構造的に込み
入った補足的な構成要素を設ける必要がなく、殆どの場
合には、代替的に或いは補足的に、媒体に対して防腐剤
を添加する必要もないのである。従って、例えば所望の
化粧品又は医薬品の作用を獲得するためには不要である
添加物が、回避されることになり、生じ得る補足的なコ
スト及びそのような薬剤の有害な副作用を省いてくれる
ことになる。
【0035】添加される抗菌物質は、媒体に直接に接触
してそれらの作用を発揮するが、例えば、化粧品及び医
薬品の分野において標準的に使用される水性及び/又は
アルコール性の溶液の中に溶け込むことがないように、
プラスチックから分解してしまうものではない。製造材
料の中へ活性物質を導入すれば、例えば表面コーティン
グの場合のように、摩耗とその結果としての効果の減退
とを恐れる必要がなくなるのである。添加される物質
は、標準的には低い毒性しか有するものではないので、
それらの使用は異論がないことになる。
【0036】既に述べられたように、抗菌薬剤の添加
は、活性物質を溶融プラスチックと混ぜることによっ
て、簡単な様式で行われることが可能であり、添加物を
加えて獲得された混合物は、標準的には、更なる処理に
先立って再び粒状化される。その後、添加物を欠いたプ
ラスチック粒剤に対して添加物を加えた粒剤を混ぜ込む
ことによって、プラスチック内における所望の活性物質
の濃度が達成される。これは、2つの粒剤(添加物を加
えたプラスチック及び添加物を欠いたプラスチック)の
簡単な混合によって行われることが可能である。必要に
応じて、添加物を加えたプラスチック及び添加物を欠い
たプラスチックは、溶融状態において混合されることも
可能であり、同者からは、更なる処理に先立って、新た
な粒剤が、所望の添加物濃度で形成され得ることにな
る。添加物を加えて使用されるプラスチックと添加物を
欠いて使用されるプラスチックは、必ずしも同じもので
ある必要はない。その後、従来的に使用される熱塑性プ
ラスチックの場合における吐出装置の構成要素は、押出
し成形又は射出成形によって形成され、続いて、他の材
料によって形成されるものである任意に存在する更なる
構成要素と併せて組み立てられることになる。
【0037】本発明は、本文において既に明記され且つ
請求項18においても規定されたように、媒体の吐出装
置の製造に関して、微生物に対して有効である少なくと
も1つの物質の添加物を包含するように成した、プラス
チックの使用法に関するものでもある。好適な実施例
は、19から21の従属的な請求項において説明され
る。18から21の請求項の表現は、本件の説明の内容
としても組み込まれるものとする。
【0038】本発明に関して説明された特徴及び更なる
特徴は、下位請求項及び図面に関連して、好適な実施例
に関する後続の説明から集められることが可能である。
個別的な特徴は、単独で実施され、或いは副次的な組合
せの形態で実施されることが可能である。
【0039】
【実施例】構造、設計及び機能に関しては、図1に拠る
吐出装置1は、基本的には周知のものである。その表現
は、主として、吐出装置のいずれの部分が、抗菌性の添
加物を加えたプラスチック材料によって形成されること
が好都合であり或いは好適であるのかを示すためのもの
として意図されている。既に述べられたように、当該材
料は、数多くの異なった吐出装置のために使用されるこ
とが可能であり、結果として、図1で示された装置及び
図2で示されたポンプは、具体例としてのみ理解される
べきものであるに過ぎない。
【0040】図1による吐出装置1は、互いに対して軸
方向に手動で移動され得るユニット2,3を有する。第
1のユニット2は、実質的には、吐出ヘッド4から構成
され、第2のユニット3は、ポンプ5から構成される。
当該ポンプは、ケーシング6、対応するケーシング部
分、ホルダなどによって、図1では詳細に示されていな
い媒体リザーバ7の中に挿入される。本件の事例におい
てポンプ5として使用されるスラストピストン・ポンプ
は、上昇管8によって媒体を吸い込み、それをポンプの
作動によって吐出ヘッド4を介して吐出する。ポンプ5
と媒体リザーバ7の上側縁部の間には、図1における密
閉機能を果たすリング・シール材9が設けられる。
【0041】図1の場合には、吐出ヘッド4は、スプレ
ーヘッドとして形成されるものであり、本件の事例では
ノーズ・スプレー用である所望の用途のためのノズル即
ち組込式ノズル・プランジャ部分を担持するアダプタ部
分10を本質的な構成要素として有する。アダプタ10
は、媒体を案内するために使用される管即ち流路をも包
含するものであり、図1におけるその流路は、吐出開口
11の中へ流入する吐出流路12のみが示されている。
例えば、補足的に、吐出流路12の端部には、円錐状の
吐出を保証するための渦巻き流路が設けられるのであ
る。吐出開口11は、好ましくは吐出流路12に付随す
るものである適切な密閉手段又は閉鎖手段によって、そ
の操作の前後に閉鎖される。
【0042】図1に拠る吐出ヘッド4は、非使用状態で
は或いは少なくともその初期使用の前にはアダプタ10
を覆って被せられ、例えば適切な支持要素即ちクランプ
要素14,15の支援によって、その適所に保持される
ように成した、保護キャップ13をも有するものであ
る。
【0043】図1に関連して示され説明された吐出装置
1の構成要素の中において、詳細には、吐出されるべき
媒体と接触するか或いは接触し得ることになるものが、
説明したように抗菌薬剤によって形成される添加物を加
えたプラスチックによって形成される。第1ユニット2
の場合には、それらは、主として、ノズル及び媒体を案
内する管及び流路を備えたアダプタ10であり、詳細に
は、吐出開口11の中へ流入する吐出流路12である。
保護キャップ13もまた、好ましくは、添加物を加えた
プラスチックによって形成される。第2ユニット3の場
合には、ポンプ5の本質的な部分が、添加物を加えたプ
ラスチックによって形成される。これは、図2に示され
ている。媒体リザーバ7、上昇管8、更にリング・シー
ル材9もまた、添加物を加えたプラスチックによって形
成されることが可能である。
【0044】この明細書の導入部においても既に述べら
れたように、好ましくは、吐出装置1のすべての構成要
素が、添加物を加えたプラスチックによって形成される
ことも可能である。その場合には、1種類のみの構成要
素が貯蔵されるだけで良いからである。所定の状況にお
いて、ケーシング又はケーシング部分6は、添加物を加
えたプラスチックによって形成されなくても良い。前記
部分は、標準的には、媒体と接触することにはならない
からである。この構成要素に関して添加物を使用するこ
ともまた、明白に実行可能である。
【0045】添加物が混入され得ることになる従来的な
プラスチックは、それらの好適なバリエーションと共
に、この明細書の導入部に列挙されている。従って、第
1ユニット2の場合には、媒体リザーバ7及び上昇管8
は、PE、PP又はPE−PP共重合体によって形成さ
れることが可能である。ケーシングのための材料は、ポ
リプロピレン(Hostalen (R)…ホスタレン)であること
が可能である。リング・シール材9もまた、APRSの
ようなPE共重合体によって形成されることが可能であ
る。
【0046】吐出ヘッド4に関しては、そのノズル部分
は、アセタール共重合体(Hostaform (R) …ホスタフォ
ーム)によって形成され、アダプタの残りの部分は、ポ
リプロピレン(ホスタレン (R))によって形成される。
保護キャップ13は、好ましくは、低密度のポリエチレ
ン(Lupolen (R) …ルポレン)によって形成される。
【0047】指摘したようなプラスチックは、明白に、
本発明に従って、少なくとも部分的には抗菌性の活性薬
剤添加物を包含するものである。
【0048】図2は、拡大した部分断面において、図1
のポンプ5を示している。そのようなスラストピストン
・ポンプの構造及び機能は、基本的に周知であるので、
詳細な説明は不要である。
【0049】図2は、ポンプ5のすべての本質的な構成
要素、即ち内側プランジャ22及び中間プランジャ23
を備えた(密閉)ケーシング21を示している。(密
閉)スリーブ24、及びポンプ5の実質的に円筒形の下
側部分25を観察することもまた可能である。図2は、
ポンプ5の下側端部に付随するバネ26及びボール27
をも示している。
【0050】図1において部分的に示されたように、ユ
ニット2,3を互いに対して手動で運動させることによ
って、吐出装置1を作動させると、ポンプ室の中に存在
する媒体は、中間プランジャ23、スリーブ24及びプ
ランジャ22の支援を受けて吐出流路12の中へ押し込
まれ、封鎖手段即ち閉鎖手段を開放した後、任意に霧状
化を伴って、吐出開口11を介して吐出される。弾力的
な事前張力下にあるスリーブは、既知の様式で外側に拡
大され、結果として、ポンプ室から外へ出る媒体の通路
を間欠的に解放する。例えば対応する接触表面に添えら
れた指によって作動圧力が加えられると、第1ユニット
2は、その始動位置に復帰することになり、ポンプ5の
中で圧縮バネとして形成されるバネ26が、これに応答
する。上昇管8によって、媒体は、続いて、媒体リザー
バ7からポンプ室の中へ吸い出される。結果として生じ
る減圧は、例えば構成要素21及び25の内部に存在す
る間隙を介する、後続の空気の吸込みによって外側から
補正される。それらの間隙は、スリーブ24によって閉
鎖されることが可能である。
【0051】図2のポンプ5において、すべての構成要
素は、添加物を加えたプラスチックによって形成される
ことが可能である。これは、特には、プランジャ22、
中間プランジャ23及びスリーブ24、更には構成要素
21及び25に関して、当てはまる。バネ26及びボー
ル27は、特にはV2A鋼である鋼によって形成される
ことが可能であるが、添加物を加えたプラスチックによ
って形成されることもまた可能である。図1に従えば、
構成要素に関しては、以下のような(好ましくは添加物
を加えた)プラスチックが好適に使用される: プラン
ジャ22及びプランジャ23は、アセタール共重合体
(ホスタフォーム (R))、ケーシング21及び円筒形の
構成要素25は、ポリプロピレン(ホスタレン (R))、
スリーブ24は、低密度ポリエチレン(ルポレン (R))
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ポンプ及び吐出ヘッドを一部断面で示す、発明
の吐出装置の部分図である。
【図2】図1で示された吐出装置のポンプの部分断面図
である。
【符号の説明】
1 吐出装置 2 ユニット 3 ユニット 4 吐出ヘッド 5 ポンプ 6 ケーシング 7 媒体リザーバ 8 上昇管 9 リング・シール材 10 アダプタ部分 11 吐出開口 12 吐出流路 13 保護キャップ 22 内側プランジャ 23 中間プランジャ 24 スリーブ 25 下側部分 26 バネ 27 ボール
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年1月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体リザーバ及び媒体の吐出開口を備え
    た媒体吐出装置であって、吐出装置(1)が微生物に対
    して有効である少なくとも1つの物質を添加物として含
    有するプラスチックによって少なくとも部分的に形成さ
    れていることを特徴とする吐出装置。
  2. 【請求項2】 抗生物質が当該物質を構成することを特
    徴とする請求項1に記載の吐出装置。
  3. 【請求項3】 当該物質が殺細菌剤であることと特徴と
    する請求項1又は2に記載の吐出装置。
  4. 【請求項4】 当該物質がペニシリンであることを特徴
    とする先行する請求項1〜3のいずれか1項に記載の吐
    出装置。
  5. 【請求項5】 当該物質が、プラスチック量に基づい
    て、0.01から1重量パーセントの量で存在すること
    を特徴とする先行する請求項1〜4のいずれか1項に記
    載の吐出装置。
  6. 【請求項6】 当該物質が、プラスチック量に基づい
    て、0.01から0.5重量パーセントの量で、特に
    0.1から0.25重量パーセントの量で存在すること
    を特徴とする請求項5に記載の吐出装置。
  7. 【請求項7】 媒体と接触する吐出装置の部分が添加物
    を加えたプラスチックによって少なくとも部分的に形成
    されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に
    記載の吐出装置。
  8. 【請求項8】 当該装置の吐出機能のためには不要であ
    る少なくとも1つの部分が添加物を加えたプラスチック
    によって形成されていることを特徴とする請求項1〜7
    のいずれか1項、特に請求項7に記載の吐出装置。
  9. 【請求項9】 媒体と接触する吐出装置のすべての部分
    が添加物を加えたプラスチックによって形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の
    吐出装置。
  10. 【請求項10】 吐出装置が添加物を加えたプラスチッ
    クによって実質的に完全に形成されていることを特徴と
    する先行する請求項1〜9のいずれか1項に記載の吐出
    装置。
  11. 【請求項11】 吐出装置(1)が特にはスラストピス
    トン・ポンプであるポンプ(5)を有することを特徴と
    する請求項1〜10のいずれか1項に記載の吐出装置。
  12. 【請求項12】 媒体と接触するポンプ(5)の構成要
    素、詳細には当該ポンプのすべての構成要素が、添加物
    を加えたプラスチックによって形成されていることを特
    徴とする請求項11に記載の吐出装置。
  13. 【請求項13】 吐出装置が特にはいわゆる投薬ヘッド
    である吐出開口を有している吐出ヘッド(4)を有する
    ことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載
    の吐出装置。
  14. 【請求項14】 媒体と接触する吐出ヘッド(4)の構
    成要素、詳細には当該吐出ヘッドのすべての構成要素
    が、添加物を加えたプラスチックによって形成されてい
    ることを特徴とする請求項13に記載の吐出装置。
  15. 【請求項15】 吐出装置(1)が互いに対して移動可
    能である2つのユニット(2,3)を有し、詳細には、
    第1ユニット(2)は、吐出ヘッド(4)によって形成
    され、第2ユニット(3)は、ポンプ(5)によって形
    成され、好ましくは、媒体リザーバ(7)の上に配置さ
    れ、後者と結合されることを特徴とする請求項1〜14
    のいずれか1項に記載の吐出装置。
  16. 【請求項16】 吐出装置(1)が、吐出開口(11)
    の中に流入する少なくとも1つの吐出流路(12)を備
    えた、いわゆる媒体ガイドを有し、好ましくは、少なく
    とも吐出流路及び/又は媒体と接触し且つ吐出流路と結
    合される構成要素は、添加物を含有するプラスチックに
    よって形成されていることを特徴とする請求項1〜15
    のいずれか1項に記載の吐出装置。
  17. 【請求項17】 吐出装置が、流体を介する圧力補正の
    ために使用されるものであり、且つ少なくとも1つの流
    路を有しているガイドを有し、詳細には、少なくとも流
    路は、添加物を含有するプラスチックによって形成され
    ていることを特徴とする請求項1〜16のいずれか1項
    に記載の吐出装置。
  18. 【請求項18】 媒体リザーバ及び媒体の吐出開口を備
    えた媒体吐出装置における、微生物に対して有効である
    少なくとも1つの物質を添加物として含有するプラスチ
    ックの使用法。
  19. 【請求項19】 前記装置が、医薬品及び/又は化粧品
    を投薬し、供給し、噴霧し及び/又は配給するための吐
    出装置であることを特徴とする請求項18に記載の使用
    法。
  20. 【請求項20】 前記装置が、単一使用又は複式使用の
    ための投薬噴霧器であることを特徴とする請求項18又
    は19に記載の使用法。
  21. 【請求項21】 請求項1から17のいずれか1項に従
    った特徴の少なくとも1つを備えた吐出装置によって特
    徴とする請求項18から20のいずれか1項に記載の使
    用法。
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