JPH10129032A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH10129032A
JPH10129032A JP29159096A JP29159096A JPH10129032A JP H10129032 A JPH10129032 A JP H10129032A JP 29159096 A JP29159096 A JP 29159096A JP 29159096 A JP29159096 A JP 29159096A JP H10129032 A JPH10129032 A JP H10129032A
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image
image forming
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substrate
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JP29159096A
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English (en)
Inventor
Satoru Haneda
哲 羽根田
Hisayoshi Nagase
久喜 永瀬
Hiroyuki Tokimatsu
宏行 時松
Masayasu Onodera
正泰 小野寺
州太 ▲浜▼田
Kunihiro Hamada
Shunei Miura
俊英 三浦
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の小型化に対応して、露光素子と結像素
子との高精度の位置合わせが行われた像露光手段であ
り、また、像露光手段の像形成体への高精度の結像位置
が設定された、小型の像露光手段を提供すること。 【解決手段】 複数の像露光手段を支持する共通支持体
上に、露光素子と結像素子とを順次取付けて像露光手段
を形成することを特徴とするカラー画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてドラム状
の像形成体の周面に複数の像露光手段と現像手段を配置
して像形成体の一回転中にトナー像を重ね合わせて形成
する電子写真方式のカラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多色のカラー画像を形成する方法
としては、画像形成に必要な色と同数の像形成体、帯電
手段、現像手段等を備え、それぞれの像形成体に形成し
た単色のトナー像を転写材に重ね合わせてカラー画像と
するカラー画像形成装置や、像形成体を複数回回転して
各色毎の帯電、像露光ならびに現像を繰り返してカラー
画像を形成するカラー画像形成装置、あるいは、同じく
像形成体の一回転以内に各色毎の帯電、像露光ならびに
現像を順次行ってカラー画像を形成するカラー画像形成
装置等が知られている。
【0003】しかし前記の各画像形成装置において、画
像形成に必要な色と同数の像形成体、帯電手段、現像手
段等を備え、それぞれ像形成体に形成した単色のトナー
像を転写材に重ね合わせてカラー画像とするカラー画像
形成装置は、複数の像形成体や転写材の搬送を要するた
め装置の容積が大型化する欠点があり、一方、像形成体
を複数回回転して各色毎の帯電、像露光ならびに現像を
繰り返してカラー画像を形成するカラー画像形成装置
は、容積は小型化されるものの、形成される画像のサイ
ズが像形成体の表面積以下に限定されると云う制約があ
る。
【0004】その点、像形成体の一回転以内に各色毎の
帯電、像露光ならびに現像を順次行ってカラー画像を形
成するカラー画像形成装置は、画像のサイズに制約がな
く、しかも高速の画像形成を可能とする等の利点があ
る。更に、像形成体の基体として透光性基体を用い、像
形成体の内部に像露光手段を配置し装置の小型化を図っ
たものが、例えば特開平5−307307号公報によっ
て提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記の提
案による装置は像形成体の内側に像露光手段、外側に帯
電器,現像器を数多く配設するために構造が複雑化し、
現像器や像形成体や像露光手段等の各機材相互間の位置
精度を保つのも難しく、装置の小型化が難しいと云う難
点を抱えている。従来、像露光手段の露光素子よりの露
光光を像形成体上に焦点を合わせて結像させるために調
整部材を用いて、像露光手段の支持部材に像露光手段を
取付けていたが、装置のコンパクト化を行い外径の小さ
いドラム状の像形成体を使用する場合、像形成体の内部
に設けられる像露光手段を小型で精度よく設定すること
が難しく、特に、小型の像露光手段の露光素子よりの露
光光を結像素子により像形成体上に高精度に結像するこ
とが難しい。
【0006】本発明はこの点を改良し、装置の小型化に
対応して、露光素子と結像素子との高精度の位置合わせ
が行われた像露光手段であり、また、像露光手段の像形
成体への高精度の結像位置が設定された、小型の像露光
手段を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、基板上に複
数の発光素子をライン状に配列した露光素子と前記露光
素子よりの露光光を結像する結像素子とを設けた複数の
像露光手段により像露光を行うカラー画像形成装置にお
いて、前記複数の像露光手段を支持する共通支持体上
に、前記露光素子と前記結像素子とを順次取付けて前記
像露光手段を形成することを特徴とするカラー画像形成
装置によって達成される(第1の発明)。
【0008】また、上記目的は、基板上に複数の発光素
子をライン状に配列した露光素子と前記露光素子よりの
露光光を結像する結像素子とを設けた複数の像露光手段
により像露光を行うカラー画像形成装置において、前記
像露光手段は前記露光素子と前記結像素子とを一体化し
た露光ユニットとし、前記複数の像露光手段を支持する
共通支持体上に、前記露光素子側を共通支持体側として
前記露光ユニットを固定することを特徴とするカラー画
像形成装置によって達成される(第2の発明)。
【0009】また、上記目的は、基板上に複数の発光素
子をライン状に配列した露光素子と前記露光素子よりの
露光光を結像する結像素子とを設けた複数の像露光手段
により像露光を行うカラー画像形成装置において、前記
複数の像露光手段を支持する共通支持体を設け、前記共
通支持体に対して前記発光素子が設けられた前記基板
を、組立手段により位置決め設定し固定することを特徴
とするカラー画像形成装置によって達成される(第3の
発明)。
【0010】また、上記目的は、基板上に複数の発光素
子をライン状に配列した露光素子と前記露光素子よりの
露光光を結像する結像素子とを設けた複数の像露光手段
により像露光を行うカラー画像形成装置において、前記
複数の像露光手段を支持する共通支持体を設け、前記共
通支持体或いは前記基板に、前記発光素子が設けられた
前記基板を位置決め設定する位置決め部材を設けること
を特徴とするカラー画像形成装置によって達成される
(第4の発明)。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。なお、本願の記載は請求項の技術的範囲や用語の
意義を限定するものではない。また、以下の、本発明の
実施の形態における断定的な説明は、ベストモードを示
すものであって、本発明の用語の意義や技術的範囲を限
定するものではない。また、以下の実施形態の説明にお
いて、カラートナー像の転写材への転写の際に、転写域
において像形成体に対向する側の転写材の面(転写材の
表面または上面という)に転写する画像を表面画像、転
写材の他方の側の面(転写材の裏面または下面という)
に転写する画像を裏面画像という。
【0012】本発明のカラー画像形成装置の一実施形態
の画像形成プロセスおよび各機構について、図1ないし
図3を用いて説明する。図1は、本発明の第1の実施形
態を示すカラー画像形成装置の断面構成図であり、図2
は、図1の像形成体の側断面図であり、図3は、図1の
像露光手段の要部拡大断面図である。図1に示すカラー
画像形成装置はベルト状転写手段を有し、さらにはベル
ト状部材を用いて転写材の両面にトナー像を形成し、こ
れを一括定着を行うようにした両面画像形成装置である
が、本発明は両面画像形成に限定されるものではない。
【0013】像形成体である感光体ドラム10は、例え
ば、光学ガラスや透明アクリル樹脂の透明部材によって
形成される円筒状の基体を内側に設け、透明の導電層、
a−Si層あるいは有機感光層(OPC)等の感光層を
該基体の外周に形成したものであり、接地された状態で
図1の矢印で示す時計方向に回転される。
【0014】感光体ドラム10は図2に示す如く、それ
を係合固定する両面端のフランジ部材10a及び10b
が装置本体に架設固定されるドラム軸110に対し両面
端のフランジ部材10a及び10bに嵌込まれたベアリ
ングB1,B2により軸受けされて回転自在に支持さ
れ、フランジ部材10bの一体とする歯車Gが装置本体
側の駆動歯車と噛合して駆動されることにより所定の方
向に定速で回転される。
【0015】帯電手段としてのスコロトロン帯電器11
はイエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)およ
び黒色(K)の各色の画像形成プロセスに用いられ、像
形成体である感光体ドラム10の移動方向に対して直交
する方向に感光体ドラム10と対峙して取り付けられ、
感光体ドラム10の前述した有機感光層に対し所定の電
位に保持された制御グリッドと、例えば鋸歯状電極から
なる放電電極11aとを有し、トナーと同極性のコロナ
放電によって帯電作用(本実施形態においてはマイナス
帯電)を行い、感光体ドラム10に対し一様な電位を与
える。放電電極11aとしては、その他ワイヤ電極を用
いることも可能である。
【0016】各色毎の像露光手段としての露光光学系1
2は、感光体ドラム10上での露光位置が、スコロトロ
ン帯電器11の放電電極11aと現像器13の現像位置
との間に位置するように配置される。
【0017】Y、M、C及びKの各色毎の像露光手段と
しての露光光学系12は、露光系として基板122上に
感光体ドラム10の軸と平行な主走査方向に配列された
複数の発光素子としてのLED(発光ダイオード)12
1をアレイ状に並べた線状の露光素子12aを、結像素
子としての光集束性光伝送体(商品名、セルフォックレ
ンズ)12bを保持する結像素子保持部材としてのレン
ズホルダ12cに取付けて構成され、各露光光学系12
を支持する共通支持体としての支持部材20に露光光学
系12が取付けられて感光体ドラム10の基体内部に収
容される。別体の画像読取装置によって読み取られ、メ
モリに記憶された各色の画像データがメモリより順次読
み出されて各色毎の露光光学系12にそれぞれ電気信号
として入力される。
【0018】露光素子としては、その他FL(蛍光体発
光),EL(エレクトロルミネッセンス),PL(プラ
ズマ放電)等の複数の発光素子をアレイ状に並べたもの
が用いられる。この実施形態で使用される発光素子の発
光波長は、外部から像露光を行う際は通常Y,M,Cの
トナーの透過性の高い780〜900nmの範囲のもの
が用いられるが、裏面から像露光を行う方式であること
からカラートナーに対して透光性を十分に有しないこれ
より短い400〜780nmの波長でもよい。
【0019】画像形成される色順序と、回転される感光
体ドラムに、該色順序に従って設けられる現像器13
は、本実施形態においては、図1の感光体ドラム10に
対してY,Mの現像器13が感光体ドラム10の左側
に、また、C,Kの現像器13が感光体ドラム10の右
側に配置され、Y,Mの現像器13の現像ケーシング1
38の下方にY,Mのスコロトロン帯電器11が、ま
た、C,Kの現像器13の現像ケーシング138の上方
にC,Kのスコロトロン帯電器11が配置される。
【0020】各色毎の現像手段としての現像器13は、
イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)および
黒色(K)の一成分の現像剤をそれぞれ収容し、それぞ
れ感光体ドラム10の周面に対し所定の間隙を保って、
現像位置において感光体ドラム10の回転方向と同方向
に回転する例えば厚み0.3mm〜0.5mm、外径1
0〜20mmの円筒状の非磁性のステンレスあるいはア
ルミ材で形成された現像スリーブ131を備えている。
【0021】現像スリーブ131は、例えばアルミニウ
ム、ステンレス鋼等の非磁性材料からなり、表面をサン
ドブラスト処理でJIS10点平均粗さによる表示(J
IS−B0610)で0.5μm〜5μmの粗面加工を
施し回転可能に支持された現像剤搬送担体である。現像
スリーブ131が感光体ドラム10の周面に対し所定の
間隙を保って、現像位置において感光体ドラム10の回
転方向と同方向に回転する。
【0022】132は現像スリーブ131へ現像剤(ト
ナー)を供給するトナーの供給部材としての、例えばス
ポンジやウレタンゴムの発泡材ローラよりなり、供給部
において現像スリーブ131と平行に設けられ、現像ス
リーブ131と同方向に回転する供給ローラである。1
33は現像剤層(トナー層)の高さ、量を規制するため
設けられた規制部材であり、例えば板状のステンレスや
ゴム材よりなる帯状の弾性板と、弾性板の先端部で現像
スリーブ131との当接部に取付けられ、例えばスポン
ジやウレタンゴムの発泡材よりなる帯状の弾性体と、よ
り構成される。規制部材133は先端を現像スリーブ1
31の回転方向上流に向けて配置される。
【0023】現像器13が不図示の突き当てコロにより
感光体ドラム10と所定の値の間隙、例えば100μm
〜500μmをあけて非接触に保たれ、各色毎の現像器
13による現像作用に際しては、現像スリーブ131に
対し直流電圧あるいはさらに交流電圧を加えた現像バイ
アスが印加され、現像器の収容する一成分現像剤による
ジャンピング現像が行われて、負荷電の感光体ドラム1
0に対してトナーと同極性(本実施形態においてはマイ
ナス極性)の直流バイアスを印加して、露光部にトナー
を付着させる非接触の反転現像が行われる。この時の現
像間隔精度は画像ムラを防ぐために20μm程度以下が
必要である。
【0024】上記の各色毎の現像器13は、前述したス
コロトロン帯電器11による帯電と露光光学系12によ
る像露光によって形成される感光体ドラム10上の静電
潜像を、現像バイアスの印加による非接触現像法により
非接触の状態で帯電極性と同極性のトナー(本実施形態
においては感光体ドラムは負帯電であり、マイナス極性
のトナー)をもって反転現像する。
【0025】上記の現像器に用いられる一成分現像剤
(トナー)としては、従来のトナーと同様の方法で得ら
れる球形や不定形の非磁性のトナーを用いることができ
る。好ましいトナーは、スチレン系樹脂,ビニル系樹
脂,エチレン系樹脂,ロジン変性樹脂,アクリル系樹
脂,ポリアミド樹脂,エポキシ樹脂,ポリエステル樹脂
等の樹脂やパルミチン酸,ステアリン酸等の脂肪酸ワッ
クス等の樹脂を用い、それにカラー顔料等の着色成分や
必要に応じて帯電制御剤等を加えて、従来公知のトナー
粒子製造方法と同様の方法によって作ることができる平
均粒径が20μm以下、好ましくは10μm以下、特に
好ましくは1〜7μmの粒子からなるものである。ま
た、必要に応じて粒子の流動滑りを良くするための流動
化剤や像形成体面の清浄化に役立つクリーニング剤等が
混合される。流動化剤としては、コロイダルシリカ、シ
リコンワニス、金属石鹸あるいは非イオン表面活性剤等
を用いることができ、クリーニング剤としては、脂肪酸
金属塩、有機基置換シリコンあるいはフッ素等表面活性
剤等を用いることができる。
【0026】一成分現像剤(トナー)は、現像器13内
に密閉されており、使い切ると、現像器毎交換される。
トナーは現像スリーブ131、規制部材133、供給ロ
ーラ132間で摩擦帯電される。
【0027】上記の如くに、一成分現像剤を内蔵して
Y、M、C及びKの小型の現像器13が用いられる。
【0028】原稿画像として本装置とは別体の画像読取
装置の撮像素子により読み取られた画像あるいは、コン
ピュータで編集された画像は、Y,M,CおよびKの各
色別の画像データとして一旦メモリに記憶し格納され
る。
【0029】画像記録のスタートにより不図示の感光体
駆動モータの始動により感光体ドラム10を図1の矢印
で示す時計方向へ回転し、同時に感光体ドラム10の左
方でイエロー(Y)の現像器13の現像ケーシング13
8の下方に配置されたYのスコロトロン帯電器11の帯
電作用により感光体ドラム10に電位の付与が開始され
る。
【0030】感光体ドラム10は電位を付与されたあ
と、Yの露光光学系12において第1の色信号すなわち
Yの画像データに対応する電気信号による露光が開始さ
れ、感光体ドラム10の回転走査によってその表面の感
光層に原稿画像のYの画像に対応する静電潜像を形成す
る。
【0031】前記の潜像はYの現像器13により現像ロ
ーラ上の現像剤が非接触の状態で反転現像され感光体ド
ラム10の回転に応じイエロー(Y)のトナー像が形成
される。
【0032】次いで感光体ドラム10は前記イエロー
(Y)のトナー像の上に、さらに感光体ドラム10の左
方、イエロー(Y)の上部でマゼンタ(M)の現像器1
3の現像ケーシング138の下方に配置されたマゼンタ
(M)のスコロトロン帯電器11の帯電作用により電位
が付与され、Mの露光光学系12の第2の色信号すなわ
ちMの画像データに対応する電気信号による露光が行わ
れ、Mの現像器13による非接触の反転現像によって前
記のイエロー(Y)のトナー像の上にマゼンタ(M)の
トナー像が重ね合わせて形成される。
【0033】同様のプロセスにより感光体ドラム10の
右方でシアン(C)の現像器13の現像ケーシング13
8の上方に配置されたシアン(C)のスコロトロン帯電
器11、Cの露光光学系12およびCの現像器13によ
ってさらに第3の色信号に対応するシアン(C)のトナ
ー像が、また感光体ドラム10の右方、Cの下部で黒色
(K)の現像器13の現像ケーシング138の上方に配
置された黒色(K)のスコロトロン帯電器11、露光光
学系12および現像器13によって第4の色信号に対応
する黒色(K)のトナー像が順次重ね合わせて形成さ
れ、感光体ドラム10の一回転以内にその周面上にカラ
ーのトナー像が形成される。
【0034】これ等Y,M,C及びKの露光光学系12
による感光体ドラム10の有機感光層に対する露光はド
ラムの内部より前述した透明の基体を通して行われる。
従って第2,第3および第4の色信号に対応する画像の
露光は何れも先に形成されたトナー像の影響を全く受け
ることなく行われ、第1の色信号に対応する画像と同等
の静電潜像を形成することが可能となる。
【0035】上記の画像形成プロセスによって像形成体
としての感光体ドラム10(像形成体)上に裏面画像と
なる重ね合わせカラートナー像が形成され、感光体ドラ
ム10上の裏面画像の重ね合わせカラートナー像が転写
域14bにおいて、トナーと反対極性(本実施形態にお
いてはプラス極性)の直流電圧が印加される転写器14
c(第1の転写手段)により、駆動ローラ14d及び従
動ローラ14e間に張架され、感光体ドラム10に近接
あるいは接触して設けられたトナー像受像体14a(中
間転写体)上に一括して転写される。
【0036】転写後の感光体ドラム10の周面上に残っ
たトナーは、クリーニング装置19にいたり、感光体ド
ラム10に当接したゴム材から成るクリーニングブレー
ド19aによってクリーニングされ、引き続き次の表面
画像のカラー画像形成が行われる。
【0037】以上のようにしてトナー像受像体14a上
に裏面画像となる重ね合わせカラートナー像が形成され
た後、感光体ドラム10上には引き続き表面画像となる
重ね合わせトナー像が上記のカラー画像形成プロセスと
同様にして形成される。このとき、トナー像受像体14
a上に形成されている裏面画像と感光体ドラム10上に
形成される表面画像とは転写域14bにおける同期がと
られ、両面のトナー像の形成状態となる。なお、この時
に形成される表面画像は、感光体ドラム10上では裏面
画像形成とは互いに鏡像になる様に画像データを変更す
る必要がある。
【0038】転写材である記録紙Pが転写材収納手段で
ある給紙カセット15より、送り出しローラ15aによ
り送り出され、給送ローラ15bにより給送されてタイ
ミングローラ15cへ搬送される。
【0039】記録紙Pは、タイミングローラ15cの駆
動によって、感光体ドラム10上に担持された表面画像
のカラートナー像と、トナー像受像体14aに担持され
ている裏面画像のカラートナー像と、の同期がとられて
転写域14bへ給送される。この際、記録紙Pは、転写
材帯電手段としての紙帯電器14fによりトナーと同極
性に紙帯電され、トナー像受像体14aに吸着されて転
写域14bへ給送される。トナーと同極性に紙帯電を行
うことにより、記録紙Pが転写部以外でトナー像受像体
14a上のトナー像や感光体ドラム10上のトナー像と
引き合うことを防止して、トナー像の乱れを防止してい
る。また、転写材帯電手段としては、トナー像受像体1
4aに当接及び当接解除可能な導通ローラやブラシ帯電
器やコロナ帯電器等を用いることも可能である。
【0040】トナーと反対極性(本実施形態においては
プラス極性)の電圧が印加される第1の転写手段として
の転写器14cにより感光体ドラム10の周面上の表面
画像が一括して記録紙Pの上面側(表面側)に転写され
る。この際、トナー像受像体14aの周面上の裏面画像
は記録紙Pに転写されないでトナー像受像体14aに存
在する。次に、トナーと反対極性(本実施形態において
はプラス極性)の電圧を印加した第2の転写手段として
の裏面転写器14gによりトナー像受像体14aの周面
上の裏面画像を一括して記録紙Pの下面側(裏面側)に
転写する。
【0041】各色のトナー像は互いに重なり合うことか
ら、一括転写を可能とするにはトナー層の上層と下層の
トナーとが同様の帯電量で同一極性に帯電していること
が好ましい。このことから、トナー像受像体14a上に
形成したカラートナー像をコロナ帯電により極性反転を
行ったり、感光体ドラム10上に形成したカラートナー
像をコロナ帯電により極性反転を行う両面画像形成で
は、下層のトナーが同極性に十分帯電されないことか
ら、転写が不良となるので好ましくない。
【0042】感光体ドラム10上で反転現像を繰り返
し、重ね合わせて形成した同極性のカラートナー像を極
性を変えずにトナー像受像体14aに一括転写し、次
に、極性を変えずに記録紙Pに一括転写することが、裏
面画像形成の転写性の向上に寄与するので好ましい。表
面画像形成に対しても、感光体ドラム10上に反転現像
を繰り返し、重ね合わせて形成した同極性のカラートナ
ー像を極性を変えずに記録紙Pに一括転写することが、
表面画像形成の転写性の向上に寄与するので好ましい。
【0043】以上のことからカラー画像形成において
は、上記の表面や裏面の画像形成法を用いて、第1の転
写手段を動作させて転写材の表面にカラートナー像を形
成し、次に、第2の転写手段を動作させて転写材の裏面
にカラートナー像を形成する両面画像形成法が好ましく
採用される。
【0044】トナー像受像体14aは厚さ0.5〜2.
0mmの無端状のゴムベルトで、シリコンゴム或いはウ
レタンゴムの108〜1012Ω・cmの抵抗値をもつ半
導電性基体と、ゴムの基体の外側にトナーフィルミング
防止層として厚さ5〜50μmのフッ素コーティングを
行った2層構成とされる。この層も同様な半導電性が好
ましい。ゴムベルト基体の代わりに厚さ0.1〜0.5
mmの半導電性のポリエステルやポリスチレン、ポリエ
チレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリイミド等を
使用することもできる。
【0045】両面にカラートナー像が形成された記録紙
Pが、転写材分離用としての紙分離AC除電器14h
(以後分離極ともいう)により除電され、トナー像受像
体14aから分離され、両方のローラの内部にヒータを
有する2本のローラで構成される定着手段としての定着
装置17へと搬送される。定着ローラ17aと、圧着ロ
ーラ17bとの間で熱と圧力とを加えられることにより
記録紙P上の表裏の付着トナーが定着され、両面画像記
録がなされた記録紙Pが排紙ローラ18により送られ
て、装置外部のトレイへ排出される。
【0046】転写後のトナー像受像体14aの周面上に
残ったトナーは、トナー像受像体のクリーニング手段と
してのトナー像受像体クリーニング装置14iに設けら
れトナー像受像体14aに当接及び当接解除可能なブレ
ードによりクリーニングされる。また、転写後の感光体
ドラム10の周面上に残ったトナーはクリーニング装置
19にいたり、感光体ドラム10に当接したゴム材から
成るクリーニングブレード19aによってクリーニング
装置19内に掻き落とされ、図示せぬ排トナー容器に回
収される。クリーニング装置19により残留トナーを除
去された感光体ドラム10はYのスコロトロン帯電器1
1によって一様帯電を受け、次の画像形成サイクルには
いる。
【0047】上記の方法を用いることにより、重ね合わ
せカラートナー像の一括転写であるので、トナー像受像
体上のカラー画像の色ズレやトナーの散りやこすれ等が
起こりにくく、画像劣化が少ない良好な両面カラー画像
形成がなされる。
【0048】上記の如く、一成分現像剤を用いた現像手
段を用いることにより、現像器13が小型となり、像形
成体の周囲が効率よく利用され装置の小型化が可能とな
る。
【0049】前記の感光体ドラム10は、後述する露光
光学系12の小型化により、外径φが50mmから10
0mmの小径のドラムが使用され得る。外径φが50m
m以下であると各露光光学系12を感光体ドラム10内
に配設することは困難となり、また、外周に4組のスコ
ロトロン帯電器11や現像器13を配設することも困難
となる。外径φが100mm以上であると、転写材の感
光体ドラム10からの分離性能が低下し、像形成に要す
る時間が必要以上長時間要することとなる。又、感光体
ドラムの精度や変形により位置合わせ精度も低下すると
いう問題も生じる。
【0050】なお図1の実施の形態に示す前記の各現像
器13は、それぞれ容器の外壁に帯電器11を固定した
上でカートリッジ300に組み込まれていて、カートリ
ッジ300を例えば図の手前側から水平に挿脱する操作
により、各現像器13はそれぞれの帯電器11と共に装
置本体に対し一体で着脱されるようにもなっている。
【0051】上記のカラー画像形成装置において、像形
成体としての感光体ドラム10或いはトナー像受像体1
4aによる片面のみのコピーがなされることは勿論であ
る。
【0052】像露光手段の共通支持体への取付方法の第
1の例について、図4ないし図7を用いて説明する。図
4は、像露光手段の取付方法の第1の例を示す正面図で
あり、図5は、図4の取付手段を示す斜視図であり、図
6は、図4の取付方法の概要全体図であり、図7は、像
露光手段の合焦点位置出しの調整原理を示す図である。
【0053】30は露光光学系12の組立手段としての
治具(A)であり、露光素子12aの両端部のLED1
21と相対する位置に2組の測定部31が固定部材32
に設けられる。また、基板122上に複数のLED12
1が配列された露光素子12aを仮止めした像露光手段
の共通支持体としての支持部材20が、露光素子12a
の両端部のLED121を測定部31と相対して治具
(A)30の固定部材32に取付けられる。
【0054】測定部32は、例えばCCDを用いた測定
センサSと、LED121よりの露光光を測定センサS
に結像するためのレンズLと、測定センサSとレンズL
とを一体化し固定部材32に取付けるホルダHとにより
構成され、図6に示すように、LED121と感光体ド
ラム10の感光体層との予め決められた間隔で、主走査
方向と平行となるような状態に、感光体層の位置に2組
の測定センサSが配置され、露光素子12aの両端部の
LED121が測定センサSと相対するように、露光素
子12aのLED121が支持部材20上に仮止めして
配置される。
【0055】両端部或いは両端部近辺の図5左右の特定
のLED121から一定輝度で発光された露光光が、測
定部32のレンズLにて結像され測定センサS上に照射
されるが、露光素子12aの支持部材20上での主走査
方向の位置調整をする左右一対の調整棒34a,34b
と、基板122の左右両端部に設けられ露光素子12a
の支持部材20上での副走査方向の位置調整をするそれ
ぞれ対となる調整棒35a,35b及び調整棒36a,
36bとにより合焦点調整及び位置調整が行われる。
【0056】調整棒34aは固定部材32に固定された
調整棒取付部材33に取付けられ、調整棒駆動モータM
の回転により調整棒取付部材33のネジ部が回転され図
4及び図5の矢印で示すように出し入れされる。それぞ
れ対となる調整棒34a,34b、35a,35b及び
36a,36bが矢印で示すように出し入れされて基板
122が動かされ、LED121が位置調整される。
【0057】図7に示すように、合焦点調整と位置調整
とは測定センサSであるCCDで検知された特定のLE
D121の輝度分布が狭く、かつ中心の強度が最大値に
なる状態を合焦点位置及び点灯したLED121の中心
位置として左右のLED121が位置出しされる。中心
強度が最大値になる位置を検出し、調整棒駆動モータM
による自動位置調整を行うことも可能である。
【0058】位置出し後、図4ないし図6の黒丸で示す
ように、接着剤を用いて露光素子12aの基板122を
支持部材20に固定する。図6に示すように、各色毎の
露光素子12aを同様にして調整し、支持部材20上に
接着剤にて固定する。接着剤としては、加熱によるLE
D121や共通支持体としての支持部材20の熱変形が
なく、硬化時の接着剤の収縮による変形もなく、後処理
の容易性や生産性の向上のため紫外線硬化型の樹脂接着
剤、例えば(株)スリーボンド社製紫外線硬化性樹脂3
006,3062,3055,3064,3065等が
好ましく用いられる。
【0059】支持部材20上に各色毎の露光素子12a
が取付けられた後、各色毎の露光素子12aに、図4に
示すように、例えば接着剤にてレンズホルダ12cに位
置出しされて取付けられたセルフォックレンズ12bが
支持部材20にレンズホルダ12cを黒丸で示す接着剤
にて取付けられる。
【0060】発光素子としてのLED121のリード線
12Aが基板122の端部よりレンズホルダ12cの切
欠部を通し、密着して配置される露光光学系12のレン
ズホルダ12cの側壁に沿って上部に引出される。これ
により、リード線12Aが場所を取らずに引出される。
【0061】上記の説明において、基板122としては
ガラス、ガラスエポキシ等の絶縁部材が用いられ、支持
部材20としては熱伝導性が良く、LED121よりの
熱の拡散の良いアルミ材等の金属部材が好ましく用いら
れる。この際、基板122と支持部材20との絶縁性を
高めるために、支持部材20に、例えばフッソコート等
の絶縁性部材を塗布することが好ましく、更に、基板1
22にも、例えばフッソコート等の絶縁性部材を塗布す
ることが好ましい。また、支持部材20を絶縁性樹脂、
例えばガラス入りプラスチック等を用いることにより、
絶縁性コート等による絶縁処理を不要とすることも可能
である。
【0062】像露光手段の共通支持体への取付方法の第
2の例について、図8及び図9を用いて説明する。図8
は、像露光手段の取付方法の第2の例を示す正面図であ
り、図9は、図8の取付方法の概要全体図である。
【0063】本例においても、合焦点調整の原理及び像
露光手段の位置調整方法は前記第1の例の図7及び図5
にて説明したと同様にして行われる。
【0064】像露光手段としての露光光学系12は、露
光系として基板122上に感光体ドラム10の軸と平行
な主走査方向に配列された複数の発光素子としてのLE
D(発光ダイオード)121をアレイ状に並べた線状の
露光素子12aを、結像素子としての光集束性光伝送体
(商品名、セルフォックレンズ)12bを保持する結像
素子保持部材としてのレンズホルダ12cに取付けた露
光ユニットとして構成され、図8に示すように、露光ユ
ニットとされた露光光学系12が像露光手段の共通支持
体としての支持部材20に仮止めされて取付けられる。
【0065】組立手段としての組立用治具(B)40
は、測定部41として、例えばCCDを用いた2組の測
定センサSにより構成されており、組立用治具(B)4
0に露光光学系12が取付けられた支持部材20が測定
センサSと位置出しされ、前記第1の例と同様にして両
端部のLED121が2組の測定センサSと相対する状
態で取付けられる。
【0066】図9に示すように、LED121と感光体
ドラム10の感光体層との予め決められた間隔で、主走
査方向と平行となるような状態に、感光体層の位置に測
定センサSが配置され、露光光学系12のLED121
の両端部が測定センサSと相対するように、露光光学系
12のLED121が支持部材20に仮止めして配置さ
れる。
【0067】前記例と同様に、両端部のLED121と
感光体ドラム10の感光体層位置に配置された測定部4
1の、例えばCCDを用いた2組の測定センサSによる
ユニット化された露光光学系12の主走査方向及び副走
査方向の位置調整が行われる。
【0068】位置調整の後、図8及び図9の黒丸で示す
ように、接着剤を用いてユニット化された露光光学系1
2の基板122及びレンズホルダ12cを支持部材20
に固定する。図9に示すように、ユニット化された各色
毎の露光光学系12を同様にして調整し、支持部材20
上に接着剤にて固定する。接着剤としては、後処理の容
易性や生産性の向上のため紫外線硬化型の樹脂接着剤が
好ましく用いられる。
【0069】発光素子としてのLED121のリード線
12Aが基板122の端部よりレンズホルダ12cの切
欠部を通し、密着して配置される露光光学系12のレン
ズホルダ12cの側壁に沿って上部に引出される。これ
により、リード線12Aが場所を取らずに引出される。
【0070】前記の例と同様に、上記の説明において、
基板122としてはガラス、ガラスエポキシ等の絶縁部
材が用いられ、支持部材20としては熱伝導性が良く、
LED121よりの熱の拡散の良いアルミ材等の金属部
材が好ましく用いられる。この際、基板122と支持部
材20との絶縁性を高めるために、支持部材20に、例
えばフッソコート等の絶縁性部材を塗布することが好ま
しく、更に、基板122にも、例えばフッソコート等の
絶縁性部材を塗布することが好ましい。また、支持部材
20を絶縁性樹脂、例えばガラス入りプラスチック等を
用いることにより、絶縁性コート等による絶縁処理を不
要とすることも可能である。
【0071】像露光手段の共通支持体への取付方法の第
3の例を図10にて説明する。図10は、像露光手段の
取付方法の第3の例を示す図である。
【0072】図10に示すように、基板122上に感光
体ドラム10の軸と平行な主走査方向に配列される複数
の発光素子としてのLED(発光ダイオード)121を
アレイ状に並べた線状の露光素子12aの、基板122
の複数箇所に基準孔122aを設け、また、基準孔12
2aに対応して像露光手段の共通支持体としての支持部
材20の複数箇所に位置決め部材としての基準ピン20
aを設けて、該基準ピン20aに基準孔122aを差込
み無調整で露光素子12aを支持部材20に取付ける。
基準ピン20a部に接着剤をつけ露光素子12aを固定
する。
【0073】第1の例の図4にて説明したように、各色
毎の露光素子12aを支持部材20に固定した後、セル
フォックレンズ12bが取付けられたレンズホルダ12
cを基板122或いは支持部材20に、例えば接着剤に
て取付けて露光光学系12を構成する。接着剤として
は、後処理の容易性や生産性の向上のため紫外線硬化型
の樹脂接着剤が好ましく用いられる。
【0074】第2の例の図8にて説明したように、露光
素子12aとセルフォックレンズ12bとをレンズホル
ダ12cにて一体化して露光ユニットとした露光光学系
12を、上記と同様、基板122の複数箇所に設けられ
た基準孔122aと、該基準孔122aに対応して支持
部材20に設けられた位置決め部材としての複数箇所の
基準ピン20aとにより各色毎の露光光学系12を、例
えば接着剤にて支持部材20に取付けることも可能であ
る。これにより、無調整にてユニット化された露光光学
系12が支持部材20上に設定される。
【0075】上記第3の例にて、位置決め部材としての
基準ピン20aを支持部材20に設けたが、露光光学系
12の基板122或いはレンズホルダ12cに不図示の
基準ピンを設け、支持部材20に該基準ピンを嵌入する
ための不図示の基準孔を設けてもよい。
【0076】上記各例において、接着剤にて各部材の固
定を行ったが、接着剤を用いることにより、例えばネジ
止め等により機械的に固定する際に生じるような、固定
時の外力によるズレを生ぜずに部材間の固着を行うこと
が可能となる。
【0077】
【発明の効果】請求項1ないし6によれば、従来の調整
部材を用いることなく、露光素子と結像素子との高精度
の位置合わせが行われ、また、像露光手段の像形成体へ
の高精度の結像位置が設定された、装置の小型化に対応
した小型の像露光手段が可能となる。
【0078】請求項7によれば、発熱対策が取られた小
型の像露光手段が可能となる。
【0079】請求項8によれば、基板の絶縁性が確保さ
れる。
【0080】請求項9ないし11によれば、従来の調整
部材を用いることなく、露光素子と結像素子との高精度
の位置合わせが行われ、また、像露光手段の像形成体へ
の高精度の結像位置が設定された、装置の小型化に対応
した小型の像露光手段が可能となる。
【0081】請求項12によれば、発熱対策が取られた
小型の像露光手段が可能となる。
【0082】請求項13によれば、基板の絶縁性が確保
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すカラー画像形成
装置の断面構成図である。
【図2】図1の像形成体の側断面図である。
【図3】図1の像露光手段の要部拡大断面図である。
【図4】像露光手段の取付方法の第1の例を示す正面図
である。
【図5】図4の取付手段を示す斜視図である。
【図6】図4の取付方法の概要全体図である。
【図7】像露光手段の合焦点位置出しの調整原理を示す
図である。
【図8】像露光手段の取付方法の第2の例を示す正面図
である。
【図9】図8の取付方法の概要全体図である。
【図10】像露光手段の取付方法の第3の例を示す図で
ある。
【符号の説明】
10 感光体ドラム 11 スコロトロン帯電器 12 露光光学系 12a 露光素子 12b セルフォックレンズ 12c レンズホルダ 13 現像器 20 支持部材 20a 基準ピン 30 治具(A) 31,41 測定部 40 治具(B) 121 LED 122 基板 122a 基準孔 H ホルダ L レンズ S 測定センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野寺 正泰 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 ▲浜▼田 州太 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 三浦 俊英 東京都小金井市緑町5丁目14番14号

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に複数の発光素子をライン状に配
    列した露光素子と前記露光素子よりの露光光を結像する
    結像素子とを設けた複数の像露光手段により像露光を行
    うカラー画像形成装置において、 前記複数の像露光手段を支持する共通支持体上に、前記
    露光素子と前記結像素子とを順次取付けて前記像露光手
    段を形成することを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 基板上に複数の発光素子をライン状に配
    列した露光素子と前記露光素子よりの露光光を結像する
    結像素子とを設けた複数の像露光手段により像露光を行
    うカラー画像形成装置において、 前記像露光手段は前記露光素子と前記結像素子とを一体
    化した露光ユニットとし、前記複数の像露光手段を支持
    する共通支持体上に、前記露光素子側を共通支持体側と
    して前記露光ユニットを固定することを特徴とするカラ
    ー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記結像素子を前記露光素子に結合する
    結像素子保持部材を設け、前記結像素子保持部材が前記
    結像素子と露光素子との間隔或いは前記結像素子と前記
    共通支持体との間隔を規定することを特徴とする請求項
    1または2に記載のカラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】 基板上に複数の発光素子をライン状に配
    列した露光素子と前記露光素子よりの露光光を結像する
    結像素子とを設けた複数の像露光手段により像露光を行
    うカラー画像形成装置において、 前記複数の像露光手段を支持する共通支持体を設け、前
    記共通支持体に対して前記発光素子が設けられた前記基
    板を、組立手段により位置決め設定し固定することを特
    徴とするカラー画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記共通支持体上に、前記基板と前記結
    像素子とを順次取付けて前記像露光手段を形成すること
    を特徴とする請求項4に記載のカラー画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記基板と前記結像素子とを一体化した
    露光ユニットとし、前記共通支持体上に、前記基板側を
    共通支持体側として前記露光ユニットを固定することを
    特徴とする請求項4に記載のカラー画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記共通支持体が金属部材よりなり、前
    記共通支持体或いは前記基板に絶縁性部材を塗布し、前
    記基板を前記共通支持体に取付けたことを特徴とする請
    求項4〜6の何れか1項に記載のカラー画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記共通支持体が絶縁性であることを特
    徴とする請求項4〜6の何れか1項に記載のカラー画像
    形成装置。
  9. 【請求項9】 基板上に複数の発光素子をライン状に配
    列した露光素子と前記露光素子よりの露光光を結像する
    結像素子とを設けた複数の像露光手段により像露光を行
    うカラー画像形成装置において、 前記複数の像露光手段を支持する共通支持体を設け、前
    記共通支持体或いは前記基板に、前記発光素子が設けら
    れた前記基板を位置決め設定する位置決め部材を設ける
    ことを特徴とするカラー画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記共通支持体上に、前記基板と前記
    結像素子とを順次取付けて前記像露光手段を形成するこ
    とを特徴とする請求項9に記載のカラー画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記基板と前記結像素子とを一体化し
    た露光ユニットとし、前記共通支持体上に、前記基板側
    を共通支持体側として前記露光ユニットを固定すること
    を特徴とする請求項9に記載のカラー画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記共通支持体が金属部材よりなり、
    前記共通支持体或いは前記基板に絶縁性部材を塗布し、
    前記基板を前記共通支持体に取付けたことを特徴とする
    請求項9〜11の何れか1項に記載のカラー画像形成装
    置。
  13. 【請求項13】 前記共通支持体が絶縁性であることを
    特徴とする請求項9〜11の何れか1項に記載のカラー
    画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7564471B2 (en) 2005-03-10 2009-07-21 Seiko Epson Corporation Line head module, exposure apparatus, and image forming apparatus

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US7564471B2 (en) 2005-03-10 2009-07-21 Seiko Epson Corporation Line head module, exposure apparatus, and image forming apparatus

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