JPH10128590A - 減容処理装置及び減容処理方法 - Google Patents

減容処理装置及び減容処理方法

Info

Publication number
JPH10128590A
JPH10128590A JP8302567A JP30256796A JPH10128590A JP H10128590 A JPH10128590 A JP H10128590A JP 8302567 A JP8302567 A JP 8302567A JP 30256796 A JP30256796 A JP 30256796A JP H10128590 A JPH10128590 A JP H10128590A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waste
compression chamber
compression
storage bag
volume
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8302567A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihide Kurata
昭秀 倉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Toyo Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Kogyo Co Ltd filed Critical Toyo Kogyo Co Ltd
Priority to JP8302567A priority Critical patent/JPH10128590A/ja
Publication of JPH10128590A publication Critical patent/JPH10128590A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/30Presses specially adapted for particular purposes for baling; Compression boxes therefor
    • B30B9/3003Details
    • B30B9/3014Ejection means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/32Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars
    • B30B9/321Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars for consolidating empty containers, e.g. cans

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃棄物を圧縮減容して収納袋に収納するにあ
たって、廃棄物の復元を抑え、収納袋の密封作業を容易
かつ速やかに行うこと。 【解決手段】 廃棄物Wを投入するための投入口11を
備え、底部が開口する圧縮室1を第1の昇降機構2によ
り昇降可能に設け、圧縮室1の側部には圧縮室の下部か
ら被せられた収納袋を機密に保持するチャック4を設け
る。圧縮室1の内部には、圧縮室1の内壁と側周部が密
着すると共に、廃棄物Wを圧縮する際に開き、圧縮板を
引き上げると閉じる通気弁51を備えた圧縮板5を第2
の昇降機構6により昇降可能に設ける。そして廃棄物W
を圧縮板5により圧縮して減容し収納袋9に収納する
が、圧縮する際には通気弁51が開いて前記下方側領域
内の空気が抜き出され、圧縮後圧縮板5を引き上げる際
には通気弁51が閉じて前記下方側領域と収納袋の内部
が減圧され、これにより収納袋9の開口部が収縮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は廃棄物の減容処理装
置及び減容処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】フィルム、ボトル、トレ−等のプラスチ
ック製品や、コップ、破断紙等の紙製品または飲料缶等
のアルミ製品等の廃棄物は、収集された後、再生工場や
処理工場に運搬されて再生処理や廃棄処理がなされる。
ところで上述のプラスチック製品や紙製品、アルミ製品
等は嵩高いため、重量の割に量が多く、廃棄物の量に応
じて運搬コストが決定されることから、廃棄物を再生工
場等に運搬する際の運搬コストが高くなってしまう。
【0003】従って廃棄物の運搬コストを低減するため
には、廃棄物を減容して小型化し、運搬すべき廃棄物の
量を少なくすることが要求される。ところが上述の廃棄
物を圧縮し減容しようとすると復元力が生じやすく、こ
の復元力により圧縮した廃棄物の圧縮効果が減少し、ま
たこのままでは廃棄物がバラケてしまう。このため例え
ば廃棄物を減容した後、紐やバンド等で結束して復元力
を抑え、バラケを防止することが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
述のように減容した廃棄物を紐等で結束して復元とバラ
ケを抑えようとすると、廃棄物が小さい場合には紐等で
結束しにくいため、完全に復元力を抑えかつバラケを防
ぐことは困難である。また廃棄物が異臭を放つものであ
ったり、廃棄物とすべき容器に液状物が残留していた
り、廃棄物が人体に有害な物質を含むものであるような
場合には、異臭や液状物、有害物質が放出されて環境を
悪化させてしまうため、上述の処理方法は適していな
い。
【0005】従って減容した廃棄物は袋に入れて再生工
場等に運搬することが望ましいが、プラスチック製の容
器やトレ−類はかなり復元力が大きいため、圧縮減容し
てからゴミ袋に詰め込もうとすると、詰め込み作業中に
復元力により廃棄物が元の大きさに戻ろうとし、減容効
果が損なわれるという問題がある。
【0006】本発明はこのような事情の下になされたも
のであり、その目的は廃棄物を減容して収納袋に収納す
るに際して、減容した廃棄物の復元を抑え、かつバラケ
や異臭、あるいは廃容器内の残留液状物の流出を防止す
ることができる減容処理装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため本発明の減容処
理装置は、廃棄物を投入するための投入口を有し、下面
が開口する昇降自在な圧縮室と、前記圧縮室の外周部に
設けられ、圧縮室の下部から前記下面を覆うように被せ
られた廃棄物収納袋を気密に保持する保持部と、圧縮室
の内部に気密にかつ昇降自在に設けられ、前記投入口か
ら圧縮室内に投入された廃棄物を圧縮するための圧縮体
と、前記圧縮体に設けられ、圧縮体により廃棄物を圧縮
する際に開き、圧縮板を引き上げると閉じる通気弁と、
を備え、前記圧縮室内に投入された廃棄物を圧縮体によ
り圧縮する際に、前記通気弁が開いて前記下方側領域内
の空気を抜き出し、廃棄物を圧縮した後圧縮体を引き上
げる際に通気弁が閉じて前記下方側領域内が減圧される
ことを特徴とする。
【0008】また本発明の減容処理方法は、廃棄物を投
入するための投入口を有し、下面が開口する圧縮室に、
前記圧縮室の下部から前記下面を覆うように廃棄物収納
袋を被せる工程と、次いで前記投入口から廃棄物を圧縮
室内に投入する工程と、続いて前記圧縮室の内部に気密
に設けられた圧縮体を廃棄物の上部から降下させて、前
記下方側領域内の空気を抜き出しながら廃棄物を減容す
る工程と、この後圧縮室を減容された廃棄物の上部側ま
で上昇させる工程と、次いで圧縮体を上昇させることに
より前記下方側領域内を減圧して廃棄物収納袋を収縮さ
せる工程と、を含むことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態に係る
減容処理装置を示す斜視図であり、図2はその正面から
見た断面図、図3はその側面から見た断面図である。こ
の減容処理装置についてこれら図1〜3を用いて説明す
ると、図中1は例えば上部が蓋部13により塞がれ、下
面が開口する長方形状の圧縮室であり、この圧縮室1は
例えば側部上部の2か所に固定部材20により取り付け
られた第1の昇降機構2により基台3上に昇降可能に支
持されている。前記昇降機構2は例えば外管21及び内
管22を組み合わせてなる2重管構造の油圧シリンダか
らなり、内管22内の油圧により外管21を介して圧縮
室1を昇降させるように構成されている。
【0010】圧縮室1の前面側の側部には廃棄物の投入
口11が形成されており、この投入口11は常時は蓋体
12により塞がれている。圧縮室1の各々の側壁14の
下部側には、圧縮室1の下方側から圧縮室1を覆うよう
に廃棄物収納袋9(以下収納袋9という)を被せたとき
に、この収納袋9の上部を圧縮室1に密着させるように
支持するための保持部をなすチャック4が設けられてい
る。
【0011】このチャック4は例えば図4に示すよう
に、圧縮室1の側壁14の幅方向に延び、先端の内側に
設けられたパット41により、圧縮室1の側壁14との
間に収納袋9の上部を挟み込んで押さえるように構成さ
れた開閉可能なグリッパ42を備えており、このグリッ
パ42の例えば左右2カ所の位置には、グリッパ42を
上部から押圧するように、バネ固定部43により上部が
固定された板バネ44が設けられている。
【0012】そしてグリッパ42を開くときには、グリ
ッパ42を取手45により持ち上げ、グリッパ42を閉
じるときには板バネの弾性力によりグリッパ42を閉
じ、このようにしてパット41と圧縮室1の側壁14と
の間で収納袋9の上部を挟み込んで支持するように構成
されている。ここで板バネの代わりにスプリングを用い
るようにしてもよい。
【0013】またチャック4は例えば図5に示すよう
に、パット41を備えたグリッパ42をテコを利用して
開閉するように構成してもよい。例えばこの例では、ス
プリング46を利用したテコ機構475により、操作レ
バ−48を引くことによってグリッパ42が開き、操作
レバ−48を押し戻すことによりグリッパ42が閉じる
ように構成されている。いずれの場合においてもチャッ
ク4が設けられる位置は後述するように収納袋9を弛ま
せて保持する位置に設定されている。
【0014】圧縮室1の内部には側周部が圧縮室1の内
壁面と密着するように構成された圧縮体例えば圧縮板5
が設けられており、この圧縮板5は前記蓋部13のほぼ
中央に取り付けられた第2の昇降機構6により支持され
ている。また圧縮板5の一部には例えば図6に示すよう
に、通常は自重により弁体が閉じられていて、廃棄物の
圧縮時に弁体が開くように構成された通気弁51が設け
られている。
【0015】即ち圧縮板5には、例えば圧縮板5の上部
側に突出し、上下端が開口する凸部52が形成されてい
る。この凸部52には、その外側から凸部52の上面と
外周面とを覆うキャップ53が設けられており、このキ
ャップ53の上部の内面は凸部52の上端面と気密に接
合するように構成されている。またキャップ53の上部
の内面の、凸部52と接合する部分の内側には、円筒状
のチュ−ブ54の一端側が取り付けられており、このチ
ュ−ブ54には例えば上下の1〜4カ所の位置に空気孔
54aが形成されている。またチュ−ブ54は凸部52
よりも長く形成されており、その他端側には凸部52の
下端側の開口部よりも大きいプレ−ト55が取り付けら
れている。本実施の形態では、これら凸部52、キャッ
プ53、チュ−ブ54、プレ−ト55とにより通気弁5
1が形成されている。
【0016】前記第2の昇降機構6は例えばシリンダ部
61と昇降ロッド62とを備えた油圧シリンダにより構
成されている。シリンダ部61は下端側が蓋部13の下
方側に突出するように蓋部13に固定されており、昇降
ロッド62はシリンダ部61の下端側から延び出してい
て、シリンダ部61の油圧により圧縮室1内を昇降する
ように構成されている。昇降ロッド62の先端部には前
記圧縮板5の上面が接続されていて、昇降ロッド62の
昇降に伴って圧縮板5は圧縮室1内を昇降する。
【0017】基台3の圧縮室1の背面側には、例えば結
束紐が巻回された結束紐用のリ−ル7と、油圧ユニット
8とが設けられており、この油圧ユニット8は例えば第
1の昇降機構2及び第2の昇降機構6と図示しないオイ
ル流路を介して接続されている。前記結束紐用のリ−ル
7は予め結束紐やテ−プをリ−ルにより繰出して基台3
に這わせて、その端部を図示しない留め具により留めて
おき、廃棄物の復元力が強かったり、重量が大きくて、
廃棄物収納袋の強度ではそれを保持できない場合に、圧
縮後に収納袋9を外部から結束するためのものである。
【0018】続いてこのような減容処理装置により行わ
れる減容処理方法について図7に基づいて説明する。先
ず図7(a)に示すように、圧縮室1を第1の昇降機構
2により上昇させ、圧縮室1の下方側から気密性を有す
る収納袋9を下部側の開口部を塞ぐように被せて、この
収納袋9の上部をチャック4により保持して圧縮室1の
側周部に密着させる。ここで収納袋9は後の工程で圧縮
室1を上昇させたときに引張られて破れないように、例
えば図4(a)に示すように、チャック4の下方側で弛
ませるように保持させることが必要である。またこの収
納袋9としては一般にはプラスチック製のいわゆるポリ
袋といわれるものが用いられ、収納袋9と圧縮室1の側
周部との密着性を高めるために、収納袋9の開口部は圧
縮室1の外周サイズに近いものであることが望ましい。
【0019】次いで図7(b)に示すように、収納袋9
を固着させた圧縮室1を最下部(基台3に接する位置)
まで下降させ、圧縮板5を最上部に上昇させた状態で投
入口11より廃棄物Wを圧縮室1に投入する。次に図7
(c)に示すように、圧縮板5を第2の昇降機構6によ
り下降させることにより、廃棄物Wを圧縮板5により押
し潰して減容する。この際圧縮板5の停止位置は、例え
ば油圧シリンダへの送油圧力を検出し、所定の圧力に達
した時点で送油を停止することにより制御する。
【0020】ここで圧縮室1の下部側は基台3の上に載
っていて塞がれており、また圧縮板5は圧縮室1の内壁
と密着しているので、次第に圧縮板5の下方側領域(収
納袋9内の領域も含むものとする)では上方側領域より
も圧力が高くなっていくが、通気弁51では、圧縮板5
を押し下げていくと、プレ−ト55が廃棄物Wを押圧
し、これによりチュ−ブ54を介してキャップ53が押
し上げられるので、図6(b)に示すように、通気弁5
1が開いた状態になる(図7(c)では通気弁51は開
いた状態を示している)。
【0021】従って圧縮板5の下方側領域の空気が、下
部側の空気孔54aや凸部52とチュ−ブ54との隙間
を介して通気弁51に入り込み、上部側の空気孔54a
やキャップ53と凸部52との隙間を介して上方側領域
に抜けていく。このようにして圧縮時間を十分にとるか
または圧縮動作を繰り返すことにより、下方側領域の空
気を十分に排出する。
【0022】このように廃棄物Wを十分圧縮した後、図
7(d)に示すように、圧縮室1を圧縮板5の位置(廃
棄物Wの上方側)まで上昇させる。ここで圧縮室1の押
上位置は例えば第2の昇降機構6の昇降ロッド62の繰
出し量などで検出する。次いでこの位置で圧縮室1を固
定した後、圧縮板5を例えば投入口11の下方側まで引
き上げる。
【0023】このように圧縮板5を引き上げると、通気
弁51は例えば図6(a)に示すように自重により閉じ
られ、気密性が保たれるので、圧縮室1の圧縮板5の下
方側領域内が減圧される(図7(d)では通気弁51が
閉じた状態を示している)。この際、収納袋9の上部と
圧縮室1の側壁14との間に、隙間があったとしても、
圧縮板5の下方側領域内が減圧されることによって、収
納袋9が側壁14に吸い寄せられるので、両者の間の隙
間がふさがれる。従って収納袋9の気密性が保たれる。
ここで圧縮板5の引上げ位置は、既述の投入口11の下
方位置であることが望ましい。これは圧縮板5を投入口
11の上方まで引き上げてしまうと、投入口11により
隙間ができやすくなり、気密性を保持することが困難に
なるからである。
【0024】続いて収納袋9をチャック4から取り外す
と、図7(e)に示すように、収納袋9内は減圧されて
いるため、収納袋9は圧縮室1の外周面に密着しながら
滑り落ち、圧縮室1の直ぐ下部側において内側に吸い寄
せられる。この後図7(f)に示すように、圧縮板5を
所定の位置まで上昇させた後、圧縮室1をさらに上昇さ
せると、廃棄物Wを収納した収納袋9は廃棄物Wの自重
によって圧縮室1から抜け出るので、その位置で圧縮室
1を停止する。そして前記収納袋9の内側に吸い寄せら
れた部分を紐等により結束して廃棄物Wを収納袋9内に
密封する。
【0025】ここで収納袋9が圧縮室1から自重により
抜け切れない場合は圧縮板5で押し出すようにしてもよ
い。また紐の代わりにテ−プや金属環状物で収納袋を密
封するようにしてもよいし、廃棄物の復元力が強く収納
袋の強度ではそれを保持できない場合やハンドリングを
容易にならしめるために、結束紐用リ−ル7に巻回され
た結束紐やバンドにより、収納袋を密封した後、袋の外
側から結束するようにしてもよい。
【0026】このように本発明の減容処理装置では、圧
縮板5で圧縮することによって廃棄物Wを減容すると共
に、圧縮板5に通気弁51を設けることにより、圧縮後
に収納袋9内を減圧することができるので、圧縮減容物
の復元を抑えて容易に密封することができる。即ち圧縮
板5による圧縮が解除されたときに、同時に収納袋9内
が減圧されて収納袋9が収縮するので廃棄物Wの復元が
妨げられ、また減圧により収納袋9は廃棄物Wの上部側
で内側に吸い寄せられるので、この吸い寄せられた部分
の結束を容易かつ速やかに行うことができ、これにより
圧縮減容物が復元する前に密封することができる。
【0027】仮に圧縮板5に通気弁51ではなくて、例
えば空気を通流させるための通気孔が形成されていると
すると、廃棄物Wを圧縮板5で圧縮する際、圧縮板5の
下方側領域の空気は通気孔から抜けていくものの、圧縮
後に圧縮板5を引き上げると、通気孔を介して圧縮板5
の上方側領域から下方側領域に空気が入り込むので、収
納袋9を減圧することができない。このため収納袋9を
圧縮室1の下部側に押し出すと圧縮減容物が復元してし
まい、密封作業が困難になってしまう。
【0028】このように本発明では、廃棄物を減容した
うえにさらに収納袋内を減圧して密封するので、被減容
物が小型でバラケ易いものや異臭を発するもの、残留液
を含むもの、または人体に接触すると有害な物質を含む
ものであっても、安全かつ容易に収納袋に密封すること
ができる。また廃棄物が減容されると共に、取扱いが容
易になるため、廃棄物処理に関わる運搬コストの低減も
図ることができる。
【0029】以上において本発明では、圧縮室はチャッ
クやその他の部品の工作が容易であり、スペ−スを有効
に活用して圧縮能力を向上させるためには長方形状とす
ることが望ましいが、これに限らず円形や多角形に構成
してもよい。また第1の昇降機構及び第2の昇降機構の
動力源としては、水圧を利用するようにしていもよい。
この場合例えば圧水を外部に取り出す栓を水圧線に取付
けるとジェットウォ−タとして洗浄、その他に利用する
ことができる。また動力源として直接電力を使用する場
合は電動機とスクリュ−シャフトを組み合わせるように
してもよい。
【0030】さらにチャックを圧縮室と共に昇降させず
に、収納袋を気密に保持しつつ圧縮室のみが昇降するよ
うに構成してもよい。さらにまたチャックは、収納袋と
圧縮室の側壁との間に隙間を形成しないように、圧縮室
の側壁の外周囲全体に連続して設けるようにしてもよい
し、側壁の外周囲の一部に設けるようにしてもよい。さ
らにまた結束用リ−ルは設けなくてもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、廃棄物を圧縮すること
により減容することができ、また廃棄物圧縮した後に廃
棄物収納袋内を減圧することにより、廃棄物の復元を抑
えて収納袋の密封作業を容易かつ速やかに行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る減容処理装置を示す
斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る減容処理装置を示す
正面断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る減容処理装置を示す
側面断面図である。
【図4】減容処理装置のチャックを示す図である。
【図5】減容処理装置のチャックを示す図である。
【図6】減容処理装置の通気弁を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る減容処理方法を示す
工程図である。
【符号の説明】
1 圧縮室 11 投入口 12 蓋体 2 第1の昇降機構 4 チャック 5 圧縮板 51 通気弁 6 第2の昇降機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄物を投入するための投入口を有し、
    下面が開口する昇降自在な圧縮室と、 前記圧縮室の外周部に設けられ、圧縮室の下部から前記
    下面を覆うように被せられた廃棄物収納袋を気密に保持
    する保持部と、 圧縮室の内部に気密にかつ昇降自在に設けられ、前記投
    入口から圧縮室内に投入された廃棄物を圧縮するための
    圧縮体と、 前記圧縮体に設けられ、圧縮体により廃棄物を圧縮する
    際に開き、圧縮板を引き上げると閉じる通気弁と、を備
    え、 前記圧縮室内に投入された廃棄物を圧縮体により圧縮す
    る際に、前記通気弁が開いて前記下方側領域内の空気を
    抜き出し、廃棄物を圧縮した後圧縮体を引き上げる際に
    通気弁が閉じて前記下方側領域内が減圧されることを特
    徴とする減容処理装置。
  2. 【請求項2】 廃棄物を投入するための投入口を有し、
    下面が開口する圧縮室に、前記圧縮室の下部から前記下
    面を覆うように廃棄物収納袋を被せる工程と、 次いで前記投入口から廃棄物を圧縮室内に投入する工程
    と、 続いて前記圧縮室の内部に気密に設けられた圧縮体を廃
    棄物の上部から降下させて、前記下方側領域内の空気を
    抜き出しながら廃棄物を減容する工程と、 この後圧縮室を減容された廃棄物の上部側まで上昇させ
    る工程と、 次いで圧縮体を上昇させることにより前記下方側領域内
    を減圧して廃棄物収納袋を収縮させる工程と、 を含むことを特徴とする減容処理方法。
JP8302567A 1996-10-28 1996-10-28 減容処理装置及び減容処理方法 Pending JPH10128590A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8302567A JPH10128590A (ja) 1996-10-28 1996-10-28 減容処理装置及び減容処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8302567A JPH10128590A (ja) 1996-10-28 1996-10-28 減容処理装置及び減容処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10128590A true JPH10128590A (ja) 1998-05-19

Family

ID=17910541

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8302567A Pending JPH10128590A (ja) 1996-10-28 1996-10-28 減容処理装置及び減容処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10128590A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009232870A (ja) * 2003-04-21 2009-10-15 Jfe Engineering Corp 飼料圧縮装置
CN110871588A (zh) * 2019-11-26 2020-03-10 徐州三禾饲料有限公司 一种饲料加工生产用压块装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009232870A (ja) * 2003-04-21 2009-10-15 Jfe Engineering Corp 飼料圧縮装置
CN110871588A (zh) * 2019-11-26 2020-03-10 徐州三禾饲料有限公司 一种饲料加工生产用压块装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5027578A (en) Packaging machine for the packaging of materials to be disposed
US4008658A (en) Apparatus for receiving and compacting waste material
GB2292536A (en) System for the transfer of hazardous material
EP1381541B1 (en) Apparatus and method for vacuum packing products
US5048413A (en) Can crushing apparatus
TW303337B (en) Quick pressure reducing apparatus
KR100756543B1 (ko) 쓰레기 압축장치
JPH10128590A (ja) 減容処理装置及び減容処理方法
FR2999162A1 (fr) Dispositif et procede pour le compactage de dechets, notamment organiques
JPH07215403A (ja) 廃棄物の圧縮梱包機
JP3162041B2 (ja) 廃プラスチック容器梱包設備
EP0475514A1 (en) Method and apparatus for making a vacuum-package filled with granular material
GB2278311A (en) Compactor
CN211108410U (zh) 手动密封开袋站
JP2001079685A (ja) リサイクル材の減容装置
CA2299708A1 (en) Method and apparatus for packaging bulk bags
JP3602153B2 (ja) シート状物の圧縮梱包機
JP3142206U (ja) 自在密閉ケース装置及びそれを用いた物品の保管、搬送システム
JP6624900B2 (ja) 缶容器への充填物の自動充填装置
CA1087115A (en) Shipping and storage container for packaging of cheese curd
CA1094027A (en) Method of processing cheese curd for shipping and storage
JP2003211296A (ja) 容器の減容圧縮装置
JP4042523B2 (ja) 空き容器圧縮装置
JP4551613B2 (ja) 廃材圧縮装置
JPS6113198Y2 (ja)