JP4551613B2 - 廃材圧縮装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラスチック等の廃材を押圧圧縮して減容状態とする廃材圧縮装置に関し、特に、一旦圧縮した廃材の圧縮状態からの復元・膨張を防いで効率よく減容化を図れる廃材圧縮装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、一般に流通している工業製品等の包装材として、軽く気密性に優れた薄いシート状のプラスチック材が用いられることが多くなっており、これらが廃材となった場合には素材の弾性と空気の介在により嵩張ってしまい、軽量で密度は小さいものの体積の大きな廃材となってしまう。こうした廃材は処分やリサイクルのために処分場やリサイクル工場へ運搬されるが、一般に廃材単位体積当たりで運搬・処理費を課金されることから、廃材処理費用の増大を抑えるべく、事業所等の廃材排出者側において、廃材を圧縮して減容状態で梱包する廃材圧縮装置が広く用いられていた。
【0003】
このような従来の廃材圧縮装置の一般的な構造は、内部を廃材の収容スペースとされる装置本体と、この装置本体内の収容スペースに投入された廃材を押圧・圧縮する押圧部とを備えるものとなっている。こうした廃材圧縮装置の収容スペースに廃材を所定量投入したら、押圧部の一部を下げて廃材を押圧・圧縮し、減容化する。最大限圧縮したら、押圧部による押圧を一旦解除して廃材を投入し、再度押圧・圧縮を行う。こうして梱包する体積となるまで廃材の投入、圧縮を繰返し、圧縮後の体積が梱包に適する量となったら、押圧部による押圧を解除し、圧縮された廃材の梱包を行った後、廃材を装置外へ排出する。
【0004】
こうした従来の廃材圧縮装置では、プラスチック材の廃材を取扱う場合、一回の圧縮工程終了後、追加して廃材を投入する際や、所定量の廃材圧縮後に線材等で結束、梱包を行う際に、廃材を押え込んでいた押圧部を引上げると、一旦圧縮された廃材がその強い復元性のために復元・膨張していくため、直後に投入・再圧縮や梱包作業を行っても、復元・膨張分を無くすことは難しく、最大限に圧縮した状態に比べると多少かさ高となるのを防げず、廃材の最大限の減容化を図ることはできなかった。
【0005】
一方、従来の他の廃材圧縮装置として、圧縮後廃材が復元・膨張するのを防ぐために、所定の復元防止手段で圧縮状態を維持しながら圧縮、梱包を行う廃材圧縮装置もあった。このような他の廃材圧縮装置の一例として、特開2001−261103号公報に記載されるものがあり、これを図6に示す。図6は従来の他の廃材圧縮装置における圧縮状態説明図である。
【0006】
前記図6に示す従来の他の廃材圧縮装置100は、上方の待機位置と下方の押圧位置との間で駆動装置に駆動されて上下動可能とされ、上方の待機位置においては邪魔板111に当接して開き且つ邪魔板111に当接しない他の位置においては引張りばね112の引張り力により閉じる一対の開閉体113が蝶番114を介して取り付けられた押圧部110と、所定の範囲で上下動すると共にごみ袋200の開口部を上方に開き保持した状態で装着するごみ袋保持部120と、ごみ袋200を積載すると共にごみ袋200内のごみ300を圧縮するための底板131を圧縮ばね132によって支持する底板浮動機構130と、底板131の下方に配設され、ごみ300が押圧されることに伴って下降した底板131に接触して押圧完了状態を検出する下部リミットスイッチ140とを備える構成である。
【0007】
上記構成に基づく従来の廃材圧縮装置100におけるごみ圧縮過程は、まず蓋150を開き、ごみ300を投入する。押圧部110は、上方の待機位置にあり、開閉体113は邪魔板111に当接して開いているので、投入口からごみ袋200までは貫通している状態となっており、ごみ300はごく普通にごみ袋200内に貯留されて行く。次に、蓋150を閉じ、下降スイッチ(図示を省略)を押すことによって、押圧部110が下降して行くので、開閉体113が自動的に閉じる。そのまま押圧部110は下降して行き、ごみ袋保持部120と一体化した後、矢印P方向に共に下降して行き、ごみ300を押圧して圧縮する。押圧力の増加に伴って底板浮動機構130の圧縮ばね132が矢印U方向に縮められ、所定の押圧力に達したところで底板131が下部リミットスイッチ140に当接して、押圧部110の下降が止まる。押圧部110は、次にごみ300を投入する際に上昇スイッチ(図示を省略)を押すまではそのまま停止しているので、圧縮状態が持続する。
【0008】
ごみ300を追加投入するときは、上昇スイッチを押して、押圧部110を上方の待機位置まで上昇させてから、再び上記の手順で作業を行う。ごみ300の入っているごみ袋200の圧縮を繰り返し充分圧縮し終わった後は、押圧部110を上方の待機位置まで上昇させ、ごみ袋200をごみ袋保持部120から取りはずし、結束用のバンドをごみ袋200にかけ、バンドを結束する。バンド掛したごみ袋200は装置外へ取り出し可能となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来の廃材圧縮装置は以上のように構成されていることから、圧縮後、押圧部110でごみ300の復元膨張を抑えながら、圧縮を繰返すと共に梱包する仕組みが複雑となる上、装置が大がかりなものとなり、高コストとなってしまうという課題を有していた。
【0010】
本発明は前記課題を解消するためになされたもので、簡略な構造で一旦圧縮した廃材の復元・膨張を抑えつつ廃材の投入、圧縮を繰返すことができ、廃材を確実にコンパクト化して梱包状態での廃材減容の割合をさらに高める廃材圧縮装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る廃材圧縮装置は、内部を廃材の収容スペースとされる略箱状の枠体と、当該枠体内の収容スペースに投入された廃材を押圧・圧縮して廃材の体積を減少させる押圧部とを少なくとも備え、圧縮後の高さ寸法が梱包する高さに達するまで、廃材の投入及び圧縮が複数回繰返される廃材圧縮装置において、前記枠体側部に前記収容スペースへ少なくとも一部を出し入れ自在として枠体内外方向へスライド自在に配設され、収容スペースへ突出する部分を廃材に突刺し可能な略フォーク状に形成され、所定のアクチュエータで駆動され、収容スペースへの突出状態で圧縮された廃材に突刺さる復元抑制手段を備え、前記押圧部が、枠体内の収容スペースで上下方向に移動可能に配設される押圧体を少なくとも備えてなり、当該押圧体が、前記復元抑制手段より下側まで下降して廃材を圧縮し、前記復元抑制手段が、前記押圧体が上昇に転じた際、押圧体の最下降位置が復元抑制手段の配置高さ位置近傍にあらかじめ設定された所定位置より下である場合には、収容スペース外にある状態を維持する一方、押圧体の最下降位置が前記設定された所定位置以上の場合、上昇中の押圧体高さ位置が復元抑制手段の配置高さ位置を越えていると前記アクチュエータで枠体内側方向にスライドされて収容スペースに突出した状態とされ、また、前記復元抑制手段は、圧縮された廃材の復元力を上回る荷重が投入側から加わった場合には収容スペースに存在しない状態とされ、投入、圧縮後の廃材高さ寸法が一排出単位として梱包する高さ寸法に達し、廃材が結束される間も、前記復元抑制手段が収容スペースに突出して廃材を拘束するものである。
【0012】
このように本発明においては、収容スペースに必要に応じて突出させられる復元抑制手段を配設し、投入した体積の嵩張る廃材を圧縮した後、復元抑制手段を収容スペースに突出させて廃材を固定し、そのまま圧縮状態を継続させることにより、次の廃材を投入するために押圧部による圧縮状態を解除しても、収容スペースに貯留されている廃材が復元・膨張することもなく、単に廃材投入、圧縮を繰返すのみの場合よりも多くの廃材を収容スペースに収容できると共に、梱包工程で同じ体積中により多くの廃材をまとめて梱包でき、一度にベール(塊)として排出される廃材の量を増やしてベールとしての排出量を減らすことができ、廃材処理費用を抑えられる。
また、復元抑制手段の収容スペース突出部分を略フォーク状に形成し、収容スペースの廃材に復元抑制手段を突刺して廃材を拘束することにより、簡略な構造で確実に廃材の復元・膨張を抑えられると共に、復元抑制手段と廃材との接触を必要最小限として、押圧部による廃材押圧時には復元抑制手段を廃材から速やかに離脱させられ、コストダウンと同時に作業性の向上が図れる。
【0013】
また、復元抑制手段を枠体側部にスライド可能に配設し、収容スペースへの突出及び突出解除を作業者の操作等でスムーズに切替えられることにより、押圧部による廃材の押圧・圧縮を復元抑制手段の動作の影響で遅らせたりすることもなく、廃材の圧縮と復元抑制を伴う廃材投入とを繰返す一連の工程を速やかに行うことができ、処理性能及び作業性を向上させられる。
【0015】
また、本発明に係る廃材圧縮装置は必要に応じて、前記押圧部が、前記収容スペースに投入された廃材を押圧する面に、廃材に突刺し可能な略針状の突出部を複数突設されるものである。
このように本発明においては、押圧部の廃材押圧面に略針状の突出部を配設し、押圧部で廃材を圧縮すると、突出部が廃材に突き通って孔を開け、廃材間にたまった空気を排出可能とすることにより、押圧に際して廃材間に閉じこめられた空気を除去して押圧部による廃材の圧縮をより確実なものとすることができ、廃材のみを収容スペースで圧縮状態として梱包工程で同じ体積中にさらに多くの廃材をまとめて梱包でき、一度にベール(塊)として排出される廃材の量を増やしてベールとしての排出量をより一層抑えられる。
【0016】
【発明の実施の形態】
(本発明の第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係る廃材圧縮装置を図1ないし図3に基づいて説明する。図1は本実施形態に係る廃材圧縮装置の正面図、図2は本実施形態に係る廃材圧縮装置の一部省略側面図、図3は本実施形態に係る廃材圧縮装置の底面図である。
前記各図において本実施形態に係る廃材圧縮装置1は、内部を廃材50の収容スペース11とされる略箱状の枠体10と、この枠体10内の廃材収容スペース11に投入された廃材50を押圧・圧縮して廃材50の体積を減少させる押圧部20と、前記枠体10側部に収容スペース11へ出し入れ自在に配設される復元抑制手段30とを備える構成である。
【0017】
前記枠体10は、略箱状に形成され、上部に押圧部20を配設されると共に、一側面の大部分を排出用扉12として開閉可能とされ、さらにこの排出用扉12上部に投入口13を配置されてなる構成である。投入口13にはこれを開閉する投入用扉14も配設され、投入用扉14並びに排出用扉12は、作業者によって廃材50の投入時や排出時など必要に応じて開閉される。
【0018】
なお、収容スペース11に一度に投入できる量の廃材50では、圧縮後の体積が著しく小さく、梱包する高さとしてあらかじめ設定された寸法に満たないため、圧縮後の高さ寸法が梱包する高さに達するまで、廃材50の投入及び圧縮は複数回繰り返される。この他、枠体10には、結束用バンドを枠体10に干渉させずに通す隙間部分15が配置されており、廃材50が梱包する量だけ圧縮されたら、廃材50を収容スペース11に存在させたままで別体の結束機(図示を省略)による結束が行える仕組みである。
【0019】
前記押圧部20は、枠体10内の収容スペース11で上昇位置から廃材50を圧縮する下降位置まで上下方向に移動可能に配設される押圧体21と、押圧体21を駆動する油圧シリンダ22とを備え、投入口13を介して収容スペース11内に投入された廃材50を、圧縮して減容し、ベール(塊)とする仕組みである。押圧体21は、油圧シリンダ22のロッド22a先端に固定されており、油圧シリンダ22の作動に伴って収容スペース11を上下動する。
【0020】
この押圧部20においては、廃材50が十分圧縮されて押圧体21が下降しなくなってもしばらくは油圧シリンダ22が動作を継続しようとするが、押圧体21の下降が外部から止められることで負荷があらかじめ設定された状態を越えると、油圧シリンダ22の過負荷保護機能により下降動作が終了して停止状態となり、一定時間経過の後、押圧体21を上昇させる仕組みとなっている。
【0021】
前記復元抑制手段30は、枠体10側部に収容スペース11への突出位置から収容スペース外に出る位置まで枠体10内外方向にスライド可能に配設され、先端側を収容スペース11内の廃材50に突刺し可能である略フォーク状とされてなり、収容スペース11内突出状態で圧縮された廃材50に突刺さり、廃材50の収容スペース11上方への復元膨張を抑える仕組みである。この復元抑制手段30は、作業者による操作で、収容スペース11の廃材50が押圧部20で押圧されず復元抑制手段30配設高さ以上への復元・膨張が見込まれる際には収容スペース11に突出した状態とされる一方、押圧部20が廃材50をその復元力以上に押圧して圧縮する際には収容スペース11に存在しない状態とされる。
【0022】
次に、前記構成に基づく廃材圧縮装置による廃材の圧縮工程について説明する。投入口13を介して枠体10内の収容スペース11に廃材50が投入され、廃材50で収容スペース11が一杯となったら、投入用扉14を閉じ、押圧部20の油圧シリンダ22を作動させる。押圧部20における押圧体21の下方への変位に伴って、収容スペース11に収容されている廃材50が押圧され、圧縮される。
【0023】
廃材50が十分に圧縮されたら、押圧部20の押圧体21が一定時間停止の後、収容スペース11上部まで上昇し、圧縮状態を解除する。この時、収容スペース11の廃材50は押圧体21で押えられた状態がしばらく続いたことで圧縮状態が定着し、圧縮状態からの急激な復元はない。押圧体21上昇後、投入用扉14を開けて新たに廃材50を収容スペース11に追加投入する。投入後、投入用扉14を閉じ、押圧部20を作動させて廃材50を押圧、圧縮する。
【0024】
この収容スペース11への廃材50投入及び押圧部20による圧縮を複数回繰返し、圧縮後復元している廃材50が復元抑制手段30の配設高さ位置に達する程度に収容スペース11に集積されたら、圧縮された廃材50に対し押圧体21が上昇して圧縮状態を解除後直ちに、収容スペース11外位置から収容スペース11での突出位置まで、復元抑制手段30を枠体10内側方向にスライドさせる。この時、復元抑制手段30の略フォーク状部分が収容スペース11の廃材50に突刺さって廃材50を拘束することから、廃材50は復元抑制手段30の突出位置より投入側に向おうとするのを阻止され、そのまま圧縮状態を保つこととなる。
【0025】
復元抑制手段30の突出を伴いつつ押圧体21が収容スペース11上部まで上昇したら、投入用扉14を開け、さらに廃材50を収容スペース11に追加投入する。投入後、投入用扉14を閉じ、押圧部20を再度作動させる。押圧体21による新規投入分の廃材50の押圧、圧縮が開始されて、復元抑制手段30に対する上側からの荷重が下側から加わる廃材50の復元力を上回ったら、復元抑制手段30を収容スペース11外に移動させる。復元抑制手段30離脱後は、押圧部20が収容スペース11に収容されている全ての廃材50を十分に押圧、圧縮する。こうした収容スペース11内への廃材50投入及び圧縮、並びに復元抑制手段30の収容スペース11への出し入れは、圧縮後の廃材50高さ寸法が一排出単位として梱包する場合の高さ寸法に達するまで数回繰り返される。
【0026】
複数回の圧縮を経て減容され、積み重なった状態の廃材50が所定の高さに達したら、押圧後の押圧体21が収容スペース11上部まで上昇し、且つ復元抑制手段30を収容スペース11に突出させている状態で、結束機(図示を省略)によってバンド等を用いて廃材50を結束する。復元抑制手段30で廃材50を拘束しているため、結束機による結束も廃材50の復元・膨張を招かずに容易かつ確実に行える。
【0027】
結束後、復元抑制手段30を廃材50から離して収容スペース11外にスライドさせ、一体のベールとなった廃材50の拘束を解いてから、排出用扉12を開け、枠体10外に廃材50を取出す。廃材50取出し後、排出用扉12を再び閉じれば、前記同様に一連の廃材50の投入、圧縮・減容作業を繰返すことができる。
【0028】
このように、本実施の形態に係る廃材圧縮装置においては、収容スペース11に必要に応じて突出させられる復元抑制手段30を配設し、投入した廃材50を圧縮した後、復元抑制手段30を収容スペース11に突出させて廃材50を拘束し、そのまま圧縮状態を継続させることから、次の廃材50を投入するために押圧部20による圧縮状態を解除しても、収容スペース11に貯留されている廃材50が復元・膨張することもなく、単に廃材投入、圧縮を繰返すのみの場合よりも多くの廃材50を収容スペース11に収容できると共に、梱包工程で同じ体積中により多くの廃材50をまとめて梱包でき、ベールとしてまとめられる廃材50の量を増やしてベールとしての排出数を減らすことができ、廃材処理費用を抑えられる。
【0029】
(本発明の第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係る廃材圧縮装置を図4及び図5に基づいて説明する。図4は本実施形態に係る廃材圧縮装置の正面図、図5は本実施形態に係る廃材圧縮装置における廃材圧縮処理のフローチャートである。
前記各図において本実施形態に係る廃材圧縮装置1は、前記第1の実施形態同様、枠体10と、押圧部20と、復元抑制手段30とを備える一方、異なる点として、復元抑制手段30が押圧部20や廃材50の状態に応じて自動的に駆動制御されると共に、押圧部20の廃材50を押圧する押圧体21下面複数箇所に針状の突出部(図示を省略)を突設する構成を有するものである。
【0030】
前記枠体10は、前記排出用扉12及び投入用扉14の近傍にこれら各扉の開閉検知用センサ(図示を省略)をそれぞれ配設されてなり、作業者によって各扉が確実に閉じられたか否かを検出した上で装置各部を動作させ、作業者の安全を図れる仕組みとなっている。
【0031】
前記復元抑制手段30は、前記第1の実施形態同様、枠体10側部に枠体10内外方向へスライド可能に配設され、先端側を略フォーク状とされてなる構成とされる一方、異なる点として、所定のアクチュエータ31で駆動されて収容スペース11への突出動作及び収容スペース11からの離脱動作を行う仕組みである。この復元抑制手段30の収容スペース11への出入り部分には、収容スペース11突出状態において、下側の圧縮された廃材50から加わる復元力を面圧として検出する下側センサ(図示を省略)と、上側の新規投入された廃材50から加わる荷重を面圧として検出する上側センサ(図示を省略)とがそれぞれ配設される。
【0032】
次に、前記構成に基づく廃材圧縮装置における廃材圧縮のための各処理についてフローチャートを用いて説明する。前提として、あらかじめ作業者によって、投入用扉14を開けて枠体10内の収容スペース11に廃材50が収容スペース11一杯に投入され、投入用扉14を閉じられているものとする。廃材圧縮装置1の起動後、まず、扉開閉の検知用センサ出力より、投入用扉14が確実に閉じられているか否かを判定し(ステップ001)、閉じられていれば、押圧部20の油圧シリンダ22を作動開始させる(ステップ002)。収容スペース11最上部にある押圧体21の下方への変位に伴って、収容スペース11に収容されている廃材50が押圧され、圧縮されていく。
【0033】
この時、収容スペース11に復元抑制手段30が突出しているか否かを判定し(ステップ003)、復元抑制手段30が突出している場合、復元抑制手段30の上下センサ出力に基づき、復元抑制手段30に対する上側からの面圧が下側からの面圧を上回っているか否かを判定する(ステップ004)。復元抑制手段30に対する上側からの面圧が下側からの面圧を上回ったら、アクチュエータ31により復元抑制手段30を収容スペース11外に移動させる(ステップ005)。この復元抑制手段30の移動後、並びに前記ステップ003で復元抑制手段30が突出していない場合、押圧体21による廃材50の押圧がそのまま継続される。
【0034】
廃材50を十分に圧縮して押圧体21の下方への変位が無くなり、油圧シリンダ22の負荷が上昇して所定値に達すると、油圧シリンダ22の過負荷保護機能が働き(ステップ006)、押圧部20の押圧体21は下降を停止し、一定時間経過の後、油圧シリンダ22の前記と逆方向への動作開始に伴い上昇を開始する(ステップ007)。
【0035】
押圧体21が上昇に転じると同時に、押圧体21の最下降位置が復元抑制手段30の配置高さ位置近傍にあらかじめ設定された所定位置より下であるか否かを判定し(ステップ008)、前記設定位置より下である場合、押圧体21がそのまま上昇するのみとなる。上昇した押圧体21は、圧縮状態を解除して収容スペース11上部で待機状態となる(ステップ009)。こうして作業者が投入用扉14を開けて廃材50を収容スペース11に投入する段階に移行するため、ステップ001に戻って処理を繰返す。
【0036】
一方、前記ステップ008において、圧縮後復元する廃材50が復元抑制手段30の配設高さ位置に達する程度に収容スペース11に集積され、押圧体21の最下降位置が前記設定位置以上になっている場合、続けて上昇中の押圧体21高さ位置が復元抑制手段30の配置高さ位置を越えているか否かを判定し(ステップ010)、越えていれば直ちに、収容スペース11外位置から収容スペース11での突出位置まで、アクチュエータ31で復元抑制手段30を枠体10内側方向にスライドさせ、廃材50を拘束する(ステップ011)。また、押圧体21の最下降位置があらかじめ設定された梱包高さ位置より下であるか否かを判定し(ステップ012)、梱包高さ位置より下であれば、前記ステップ009へ移行する。
【0037】
前記ステップ012において、押圧体21の最下降位置が梱包高さ位置に達している、すなわち、圧縮後の廃材50高さ寸法が一排出単位として梱包する場合の高さ寸法となっている場合、押圧後の押圧体21を収容スペース11上部まで上昇させて待機状態とした(ステップ013)後、別体の自動結束機(図示を省略)により廃材50を結束する(ステップ014)。結束完了後、アクチュエータ31による駆動で復元抑制手段30を廃材50から離して収容スペース11外にスライドさせ(ステップ015)、排出用扉12を開放可能な状態として一連の処理を終了する。
【0038】
前記した各処理に基づく、本実施形態に係る廃材圧縮装置による実際の廃材圧縮工程について説明する。装置起動後、作業者は、投入口13を介して枠体10内の収容スペース11に廃材50を投入し、廃材50で収容スペース11が一杯となったら、投入用扉14を閉じる。投入用扉14が確実に閉じられると、押圧部20の油圧シリンダ22が実際に作動開始し、押圧部20における押圧体21の下方への変位に伴って、収容スペース11に収容されている廃材50が押圧され、圧縮される。押圧体21の廃材50を押圧する下面には針状の突出部(図示を省略)が配設されており、この突出部が廃材50に突き通って孔を開け、廃材50間に存在する空気を逃すことから、廃材50を確実に圧縮することができる。
【0039】
廃材50を十分に圧縮したら、押圧部20の押圧体21は所定時間停止の後、上昇して圧縮状態を解除し、収容スペース11上部まで達して待機状態となる。
この時、収容スペース11の廃材50は圧縮状態から徐々に復元していくため、作業者は投入用扉14を開けて新たに廃材50を収容スペース11に追加投入する。投入後、投入用扉14を閉じると、押圧部20の作動が再開して廃材50を押圧、圧縮する。
【0040】
この収容スペース11への廃材50投入及び押圧部20による圧縮を複数回繰返し、圧縮後復元する廃材50が復元抑制手段30の配設高さ位置に達する程度に収容スペース11に集積され、押圧体21が前記設定位置より下側に下降しなくなったら、圧縮された廃材50に対し押圧体21を上昇させて圧縮状態を解除後直ちに、収容スペース11外位置から収容スペース11での突出位置まで、アクチュエータ31による駆動で復元抑制手段30が枠体10内側方向にスライドする。この時、復元抑制手段30の略フォーク状部分が収容スペース11の廃材50に突刺さって廃材50を拘束することから、廃材50は復元抑制手段30の突出位置より投入側である上方に向おうとするのを阻止され、そのまま圧縮状態を保つこととなる。
【0041】
復元抑制手段30の突出を伴わせつつ押圧体21が収容スペース11上部まで上昇して待機状態となったら、作業者は投入用扉14を開け、さらに廃材50を収容スペース11に追加投入する。投入後、投入用扉14を閉じると、押圧部20の作動が再開する。押圧体21による新規投入分の廃材50の押圧、圧縮が開始されて、復元抑制手段30に対する上側からの荷重が下側から加わる廃材50の復元力を上回ると、アクチュエータ31による駆動で復元抑制手段30が廃材50から離れて収容スペース11外に移動する。復元抑制手段30離脱後は、押圧部20で収容スペース11に収容されている全ての廃材50が十分に押圧、圧縮される。こうした収容スペース11内への廃材50投入及び圧縮、並びに復元抑制手段30の収容スペース11への出し入れは、圧縮後の廃材50高さ寸法が一排出単位として梱包する場合の高さ寸法に達するまで数回繰り返される。
【0042】
複数回の圧縮を経て減容され、積み重なった状態の廃材50が梱包する高さ寸法に達したら、押圧後の押圧体21が収容スペース11上部まで上昇し、且つ復元抑制手段30が収容スペース11に突出している状態で、自動結束機(図示を省略)によって廃材50が結束される。
【0043】
結束後、復元抑制手段30が廃材50から離れて収容スペース11外にスライドし、一体のベールとなった廃材50の拘束が解かれてから、作業者は排出用扉12を開け、枠体10外に廃材50を取出す。廃材50取出し後、排出用扉12を再び閉じれば、前記同様に一連の廃材50の投入、圧縮・減容作業を繰返すことができる。
【0044】
このように、本実施の形態に係る廃材圧縮装置においては、収容スペース11に一部を突出させられる復元抑制手段30を自動化し、投入した廃材50を圧縮した後、復元抑制手段30が適宜収容スペース11に突出して廃材50を拘束し、廃材50の圧縮状態を継続させられることから、前記第1の実施形態同様、単に廃材投入、圧縮を繰返すのみの場合よりも多くの廃材50を収容スペース11に収容してより多くの廃材50を一体のベールとして結束・梱包できると共に、作業者は廃材50の投入と最終的なベールの排出のみ行えばよく、作業を大幅に省力化できる。
【0046】
また、前記実施の形態に係る廃材圧縮装置において、廃材50の投入は、作業者が押圧体21の収容スペース11最上部までの上昇を待って、手動で投入用扉14を開けて収容スペース11に投入する形で行われているが、これに限らず、廃材圧縮装置1と連動する別体の自動廃材供給手段を配設し、この自動廃材供給手段で収容スペース11への廃材50の投入を自動的に行うようにしてもかまわない。さらに、廃材圧縮の一連の処理にあたり、各部状態をセンサにより取得しているが、これに限らず、作業者のスイッチ操作による状態指示に基づいて処理を行う構成としてもかまわない。
【0047】
また、前記実施の形態に係る廃材圧縮装置において、収容スペース11で結束・梱包する量に達した廃材50を、復元抑制手段30で拘束しつつ結束機により結束を行う構成としているが、これに限らず、復元抑制手段30を結束機の一部として用いる構成とすることもでき、例えば廃材50が結束・梱包する量に達した際に、復元抑制手段30の収容スペース11への突出と共に復元抑制手段30で結束用のバンド等を廃材50上側に案内し、このバンドと廃材側部及び下側に掛けたバンド他部分とを連結した上で、復元抑制手段30を廃材50から離して拘束を解く際に復元抑制手段30が同時にバンドを廃材50上部に直接渡し掛け、最終的に復元抑制手段30が結束部分のバンドを分離解放して結束を完了させるようにすることもでき、結束機能も一体化して結束・梱包工程までコンパクトな一台の装置で行えることとなり、作業現場の省スペース化が図れる。
【0048】
また、前記第1および第2の各実施の形態に係る廃材圧縮装置において、圧縮・減容された廃材50を結束機により金属線やプラスチック製のバンド等を用いて結束する構成としているが、これに限らず、結束機として収容スペース11周囲に抵抗発熱手段や誘電、誘導加熱手段等を線状又は面状に配置したものを用い、圧縮された廃材50の外周を線状又は面状に融着一体化させて結束動作を実行する構成とすることもできる。
【0049】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、収容スペースに必要に応じて突出させられる復元抑制手段を配設し、投入した体積の嵩張る廃材を圧縮した後、復元抑制手段を収容スペースに突出させて廃材を固定し、そのまま圧縮状態を継続させることにより、次の廃材を投入するために押圧部による圧縮状態を解除しても、収容スペースに貯留されている廃材が復元・膨張することもなく、単に廃材投入、圧縮を繰返すのみの場合よりも多くの廃材を収容スペースに収容できると共に、梱包工程で同じ体積中により多くの廃材をまとめて梱包でき、一度にベール(塊)として排出される廃材の量を増やしてベールとしての排出量を減らすことができ、廃材処理費用を抑えられるという効果を奏する。
【0050】
また、本発明によれば、復元抑制手段を枠体側部にスライド可能に配設し、収容スペースへの突出及び突出解除を作業者の操作等でスムーズに切替えられることにより、押圧部による廃材の押圧・圧縮を復元抑制手段の動作の影響で遅らせたりすることもなく、廃材の圧縮と復元抑制を伴う廃材投入とを繰返す一連の工程を速やかに行うことができ、処理性能及び作業性を向上させられるという効果を有する。
【0051】
また、本発明によれば、復元抑制手段の収容スペース突出部分を略フォーク状に形成し、収容スペースの廃材に復元抑制手段を突刺して廃材を拘束することにより、簡略な構造で確実に廃材の復元・膨張を抑えられると共に、復元抑制手段と廃材との接触を必要最小限として、押圧部による廃材押圧時には復元抑制手段を廃材から速やかに離脱させられ、コストダウンと同時に作業性の向上が図れるという効果を有する。
【0052】
また、本発明によれば、押圧部の廃材押圧面に略針状の突出部を配設し、押圧部で廃材を圧縮すると、突出部が廃材に突き通って孔を開け、廃材間にたまった空気を排出可能とすることにより、押圧に際して廃材間に閉じこめられた空気を除去して押圧部による廃材の圧縮をより確実なものとすることができ、廃材のみを収容スペースで圧縮状態として梱包工程で同じ体積中にさらに多くの廃材をまとめて梱包でき、一度にベール(塊)として排出される廃材の量を増やしてベールとしての排出量をより一層抑えられるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る廃材圧縮装置の正面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る廃材圧縮装置の一部省略側面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る廃材圧縮装置の底面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る廃材圧縮装置の正面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る廃材圧縮装置における廃材圧縮処理のフローチャートである。
【図6】従来の他の廃材圧縮装置における圧縮状態説明図である。
【符号の説明】
1、100 廃材圧縮装置
10 枠体
11 収容スペース
12 排出用扉
13 投入口
14 投入用扉
20 押圧部
21 押圧体
22 油圧シリンダ
22a ロッド
30 復元抑制手段
31 アクチュエータ
50 廃材
110 押圧部
111 邪魔板
112 引張りばね
113 開閉体
114 蝶番
120 ごみ袋保持部
130 底板浮動機構
131 底板
132 圧縮ばね
140 下部リミットスイッチ
150 蓋
200 ごみ袋
300 ごみ

Claims (2)

  1. 内部を廃材の収容スペースとされる略箱状の枠体と、当該枠体内の収容スペースに投入された廃材を押圧・圧縮して廃材の体積を減少させる押圧部とを少なくとも備え、圧縮後の高さ寸法が梱包する高さに達するまで、廃材の投入及び圧縮が複数回繰返される廃材圧縮装置において、
    前記枠体側部に前記収容スペースへ少なくとも一部を出し入れ自在として枠体内外方向へスライド自在に配設され、収容スペースへ突出する部分を廃材に突刺し可能な略フォーク状に形成され、所定のアクチュエータで駆動され、収容スペースへの突出状態で圧縮された廃材に突刺さる復元抑制手段を備え、
    前記押圧部が、枠体内の収容スペースで上下方向に移動可能に配設される押圧体を少なくとも備えてなり、当該押圧体が、前記復元抑制手段の突出、突刺し位置より下側まで下降して廃材を圧縮し、
    前記復元抑制手段が、前記押圧体が上昇に転じた際、押圧体の最下降位置が復元抑制手段の配設高さ位置近傍にあらかじめ設定された所定位置より下である場合には、収容スペース外にある状態を維持する一方、押圧体の最下降位置が前記設定された所定位置以上の場合、上昇中の押圧体高さ位置が復元抑制手段の配設高さ位置を越えていると前記アクチュエータで枠体内側方向にスライドされて収容スペースに突出した状態とされ
    また、前記復元抑制手段は、圧縮された廃材の復元力を上回る荷重が投入側から加わった場合には収容スペースに存在しない状態とされ、
    投入、圧縮後の廃材高さ寸法が一排出単位として梱包する高さ寸法に達し、廃材が結束される間も、前記復元抑制手段が収容スペースに突出して廃材を拘束することを
    特徴とする廃材圧縮装置。
  2. 前記請求項1に記載の廃材圧縮装置において、
    前記押圧部が、前記収容スペースに投入された廃材を押圧する面に、廃材に突刺し可能な略針状の突出部を複数突設されることを
    特徴とする廃材圧縮装置。
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