JPH10128047A - 低濃度有機溶剤ガスの処理方法及び処理装置 - Google Patents

低濃度有機溶剤ガスの処理方法及び処理装置

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JPH10128047A
JPH10128047A JP8285595A JP28559596A JPH10128047A JP H10128047 A JPH10128047 A JP H10128047A JP 8285595 A JP8285595 A JP 8285595A JP 28559596 A JP28559596 A JP 28559596A JP H10128047 A JPH10128047 A JP H10128047A
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JP
Japan
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gas
organic solvent
catalyst
temperature
concentration
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JP8285595A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Kawada
和之 川田
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Toyobo Co Ltd
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Toyobo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 触媒装置で処理可能な濃度の上限を越える濃
縮ガスの供給を抑制して、触媒温度が限界温度を超える
ことを防止することのできる低濃度有機溶剤ガス処理方
法及び処理装置を提供する。 【解決手段】 低濃度の有機溶剤ガスを吸着体2に通気
させることにより有機溶剤成分を吸着させ、加熱された
再生用気体を吸着体2に供給することにより吸着された
有機溶剤成分を脱着し、それにより低濃度有機溶剤ガス
を高濃度ガスとして取り出す吸着濃縮装置であって、取
り出された濃縮ガスを酸化分解する触媒燃焼装置5と、
この触媒燃焼装置5の触媒出口温度を検出する温度検出
手段6と、検出された触媒出口温度に基づいて再生用気
体の加熱温度を調整する温度制御手段7と、を備えたこ
とを要旨とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低濃度の有機溶剤
ガスを吸着除去する低濃度有機溶剤ガスの処理方法及び
処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、低濃度の有機溶剤ガスを処理する
場合、低濃度有機溶剤ガスを吸着材に通気吸着させ、吸
着された有機溶剤に小量の加熱気体を作用させることに
より、有機溶剤を吸着材から脱着させ、脱着された小風
量、高濃度の有機溶剤ガスをさらに2次処理装置で処理
する濃縮処理方法が有効な処理方法として知られてい
る。この濃縮された有機溶剤ガスが可燃性であれば、さ
らに触媒燃焼装置等を用いて酸化分解処理するのが一般
的である。このような触媒燃焼装置で使用される触媒の
使用温度には限界があり、一般的に使用されている白金
触媒の使用上限温度は500℃程度である。
【0003】上記触媒に導入されるガス温度は250〜
350℃度程であるが、触媒上で有機溶剤が酸化分解す
るため、実際の触媒温度は触媒に導入されるガス温度よ
り高くなっている。従って、処理中において触媒温度が
使用上限温度を超える場合があり、使用上限温度を超え
ると、触媒性能の低下または熱劣化が避けられない。そ
の対策として従来は、有機溶剤を酸化分解処理している
際の触媒温度は、一般的に、触媒から排出されるガス温
度を検出することにより管理されている。
【0004】一方、有機溶剤を酸化分解することによっ
て起こる触媒温度の上昇は、有機溶剤ガスの濃度によっ
て左右され、有機溶剤ガスの濃度が高いほど触媒温度が
上昇することになる。すなわち、触媒で処理できる有機
溶剤ガスの濃度には限界があり、その限界はガスの種類
により異なっている。ただし、安全面を考慮した場合に
は、上記濃縮処理装置等で処理、濃縮される可燃性有機
溶剤ガス濃度は、爆発下限界濃度の1/4以下の濃度で
あることが望ましいとされている。
【0005】上記のごとく、触媒燃焼装置で処理できる
ガス濃度には限界があるため、触媒燃焼装置単体で有機
溶剤ガスを処理する際において、一時的にガスの濃度が
限界以上となる場合には、従来は、触媒燃焼装置に外気
を取り入れて被処理ガスを希釈するか、または触媒に導
入されるガス温度を下げる、などの方法が取られてい
る。
【0006】また、濃縮装置から発生する濃縮ガスの濃
度は、濃縮装置に通気される被処理ガスの濃度に大きく
左右されるため、被処理ガス濃度が高ければ当然のこと
ながら濃縮されるガス濃度は高くなる。生産ラインから
排出される有機溶剤ガスの濃度は当然、一定せずに絶え
ず変動しており、特にラインのトラブルが原因となって
起こる濃度変動は顕著である。このような濃縮ガスを触
媒燃焼装置で処理した場合、濃縮ガス濃度が、触媒で処
理可能な限界濃度以上になることがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような場合、従来
の触媒燃焼装置での対処方法を実施した場合には、次の
ような問題点があった。まず、(1) 触媒装置に外気を導
入した場合には、濃縮装置から吸引される濃縮ガス量が
減少してしまい、そのため、ごく小量の加熱気体で吸着
材を再生することになる。その結果、濃縮ガス濃度が危
険な領域まで上昇するだけでなく、再生時に吸着材に充
分な通気がなされないため吸着材からの放熱が不完全と
なり、吸着材が異常に発熱する恐れがある。
【0008】なお、触媒装置に外気を導入する際に、濃
縮ガスを大気に放出する方法もあるが、この場合、ダン
パー、ファン等の排気機構を別途設置しなければなら
ず、装置が複雑になり、装置のコストも高くなるという
欠点がある。また、外気を取り入れる方法は、通常、外
気取り入れダンパーを開けることにより行われている
が、外気を取り入れる必要がある機会が年に数回しか発
生しなければ、ダンパーの動作不良が発生しやすく、信
頼性も低いという問題を解消しなければならない。ま
た、(2) 触媒に導入するガス温度を下げる場合では、ガ
ス温度を下げても即座に触媒の酸化反応を低減させるこ
とはできない。このため、触媒の温度が限界温度を越え
ることを未然に防止することはできず、触媒の寿命を低
下させることになる。
【0009】このように、上記濃縮装置から発生する濃
縮ガスを触媒燃焼装置で処理するにあたり、従来のガス
処理方法では、濃縮ガスの濃度が触媒装置で処理可能な
濃度の上限を越えた場合に、低濃度有機溶剤ガスを安全
且つ確実に処理することができないという問題があっ
た。
【0010】本発明は上記のような問題点を解決するた
めになされたものであり、触媒装置で処理可能な濃度の
上限を越える濃縮ガスの供給を抑制して、触媒温度が限
界温度を超えることを防止することのできる低濃度有機
溶剤ガス処理方法及び処理装置を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の低濃度有機溶剤
ガス処理方法は、低濃度の有機溶剤ガスを吸着体に通気
させることにより有機溶剤成分を吸着させ、加熱された
再生用気体を吸着体に供給することにより吸着された有
機溶剤成分を脱着し、それにより低濃度有機溶剤ガスを
高濃度ガスとして取り出す吸着濃縮方法であって、取り
出された濃縮ガスを触媒燃焼装置を用いて酸化分解する
際に、触媒の出口温度を検出し、検出した温度値に応じ
て吸着体へ導入する再生用気体の温度を調整することを
要旨とする。
【0012】本発明の低濃度有機溶剤ガス処理装置は、
低濃度の有機溶剤ガスを吸着体に通気させることにより
有機溶剤成分を吸着させ、加熱された再生用気体を吸着
体に供給することにより吸着された有機溶剤成分を脱着
し、それにより低濃度有機溶剤ガスを高濃度ガスとして
取り出す吸着濃縮装置であって、取り出された濃縮ガス
を酸化分解する触媒燃焼装置と、該触媒燃焼装置の触媒
出口温度を検出する温度検出手段と、検出された触媒出
口温度に基づいて再生用気体の加熱温度を調整する温度
制御手段と、を備えたことを要旨とする。
【0013】本発明に従えば、低濃度有機溶剤ガスが吸
着体に通気吸着され、吸着された有機溶剤は少量の加熱
再生用気体により脱着され、脱着された高濃度の有機溶
剤濃縮ガスは触媒燃焼装置で処理される。濃縮装置から
発生する濃縮ガスの濃度は、触媒の出口ガス温度に対応
して濃縮装置の吸着体に導入される再生用加熱気体の温
度を調整することにより調整される。本発明において、
低濃度有機溶剤の一例としては、ハロゲン化炭化水素,
トルエン,酢酸エチル等が示されれる。
【0014】本発明において、再生用気体とは、空気を
使用することが好ましいが、これに限らず、例えば、窒
素,水蒸気等の気体を使用することができる。本発明に
おいて、吸着体の一例としては、粒状活性炭,活性炭系
繊維,ゼオライトを用いたペーパー・不織布等が示され
る。
【0015】濃縮ガス中の有機溶剤濃度が低ければ触媒
の出口ガス温度は低くなることから、触媒の出口温度が
所定の温度となるまで再生用気体の温度を高めれば、吸
着体から脱着される有機溶剤の量を増やすことができ、
濃縮ガスの濃度を高めることができる。これとは逆に、
濃縮ガスの濃度が触媒にて処理可能な濃度の上限を越え
ようとする場合、すなわち、触媒の出口ガス温度が限界
温度より高い場合には、触媒の出口ガスの温度が所定の
温度となるまで再生用気体の温度を下げることで吸着体
から脱着される有機溶剤の量を減らすことができ、濃縮
ガスの濃度を下げることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した好ましい実施
の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。図1は、本
発明の低濃度有機溶剤ガス処理方法に使用する装置の基
本構成を示したものである。同図において、被処理ガス
である低濃度有機溶剤含有ガス(以下、単にガスと略称
する)はファン1にて吸着体2の吸着部2aに通気さ
れ、有機溶剤が吸着除去される。一方、再生用の空気は
ヒーター3で加熱され、吸着体2の脱着部2bに導入さ
れて有機溶剤を脱着し、それにより有機溶剤を含有する
濃縮ガスが取り出される。
【0017】この濃縮ガスは、さらにファン4にて触媒
燃焼装置5に導入され、触媒燃焼装置5内の被処理ガス
加熱ヒータ5aで加熱された後、触媒5bに導入され、
ガス中の有機溶剤がその触媒5bによって酸化分解処理
される。
【0018】触媒5bの出口には温度検出手段としての
温度感知部6が備えられており、触媒5bの出口温度を
検出するようになっている。その温度感知部6によって
検出された触媒出口温度は温度制御手段としての温度調
節器7に与えられ、温度調節器7は、触媒出口温度に応
じて再生用空気を加熱するための再生用空気加熱ヒータ
3の動作を制御するようになっている。
【0019】図2及び図3は、本発明で使用される吸着
体としての吸着濃縮装置の具体例を示したものである。
図2はKフィルター(東洋紡績( 株) 製)をハニカム状
に積層したものであり、図3は同じくKフィルターから
構成されている吸着体である。 なお、本発明で用いら
れる吸着体は、熱容量が少なく、温度変化に対する吸
着、脱着性能の応答性が良いものが好ましい。図4に示
されるハニカム構造を有する吸着体は本発明で使用する
に適したものであると言えるが、吸着体の構造は特にそ
れに限定されるものではない。
【0020】上記構成における特徴は、使用される触媒
が高温によって熱劣化することを防止できる点にある。
すなわち、温度感知部6によって触媒5bの出口ガス温
度を感知し、触媒の限界温度よりも高い場合には再生用
空気温度を下げることにより、濃縮ガス中の有機溶剤量
を下げ、過剰な有機溶剤が触媒燃焼装置5に導入される
ことを防止することができる。従って、触媒5b上での
有機溶剤の過剰な酸化分解による温度上昇が抑制され、
その結果、触媒5bが高熱によって熱劣化することを防
止することができる。
【0021】また、上記構成によれば、吸着体2の脱着
部2bに対して十分な通気が行われているため、脱着部
2bにおいては蓄熱することがなく、その結果、脱着部
2bについては異常発熱等の危険現象が発生することを
防止することができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施形態をさらに具体的に説
明する。 [実施例1]図5において、被処理ガスとしての低濃度
有機溶剤ガスは、ファン1にて回転式の吸着体2の吸着
部2aに通気され、有機溶剤が吸着除去される。再生用
空気は再生用空気加熱ヒータ3で加熱され、吸着体2の
脱着部2bにて有機溶剤が脱着され、有機溶剤を含有す
る濃縮ガスが取り出される。この濃縮ガスは、さらにフ
ァン4にて触媒燃焼装置5に導入され、被処理ガス加熱
ヒータ5aで加熱された後、触媒5bに導入され、ガス
中の有機溶剤が触媒にて酸化分解処理され、浄化ガスと
して排出される。
【0023】再生用空気加熱ヒータ3は、そのヒータ3
の出口に設置される温度感知部6aからの指示を受けて
動作する温度調節器7aにより、また触媒燃焼装置5の
被処理ガス加熱ヒータ5aは、そのヒータ5aの出口に
配置された温度感知部6bからの指示を受けて動作する
温度調節器7bにより、それぞれ個別に設定温度となる
ように調整される。
【0024】上記実施例における特徴は、触媒5bの出
口に配置された温度感知部6cからの指示を受けて、温
度調節器7cが再生用空気加熱ヒータ3の出口温度を調
整することにある。すなわち、触媒5bの出口温度が触
媒上限温度に近づいた際に、再生用空気加熱ヒータ3の
出口温度を下げるようにしたことである。すなわち、再
生用空気の温度が低ければ、脱着部2bからの有機溶剤
の脱着が充分なされず、したがって、濃縮ガス中の有機
溶剤量が低減され、有機溶剤が触媒燃焼装置5へ過剰に
導入されなくなる。従って、触媒5b上での過剰な有機
溶剤の酸化分解による温度上昇が抑制され、触媒5bの
高熱化による熱劣化を防ぐことができる。さらに、本実
施例によれば、吸着体2の脱着部2bに充分な通気がな
されているため、脱着部2bにおいて蓄熱されることが
なく、脱着部2bでの異常発熱などの危険現象を防止す
ることができる。
【0025】[実施例2]図6において、被処理ガスと
しての低濃度有機溶剤ガスは、ファン1にて固定床から
なる吸着体2の吸着材に通気され、有機溶剤が吸着除去
される。再生用の空気はフィルター8にて濾過された
後、再生用空気加熱ヒータ3で加熱され、吸着が終了し
た吸着体2の吸着材に対しバルブ9を“開”に切り換え
ることによって供給され、それによって有機溶剤を脱着
し、有機溶剤を含有する濃縮ガスが取り出される。この
濃縮ガスは、さらにファン4によって触媒燃焼装置5に
導入され、被処理ガス加熱用ヒータ5aで加熱された
後、触媒5bに導入され、ガス中の有機溶剤が触媒にて
酸化分解処理される。
【0026】触媒燃焼装置5の被処理ガス加熱ヒータ5
aは、ヒータ5aの出口に配置された温度感知部6bか
らの指示を受けて動作する温度調節器7bにより、触媒
5b入口のガス温度が一定となるよう制御される。一
方、再生用空気加熱ヒータ3は、触媒5bの出口に配置
された温度感知部6cからの指示を受けた温度調節器7
cにより触媒5bの出口温度が設定温度になるよう制御
される。本実施例では、低濃度有機溶剤含有ガスが一定
時間ごとに間欠的に発生するようなラインに好適に適用
することができ、1槽の吸着槽を用いて被処理ガスをバ
ッチ方式にて濃縮するよう構成されている。
【0027】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明によれば、触媒の出口ガス温度を検出し、必要に応
じて再生用空気の温度を下げることにより、濃縮ガス中
の有機溶剤量を下げ、過剰な有機溶剤が触媒燃焼装置5
へ導入されることを防ぐことができる。従って、過剰な
有機溶剤の酸化分解による触媒の温度上昇が抑制され、
触媒の高温化による熱劣化を防ぐことができる。さら
に、本発明によれば、吸着体の脱着部に充分な通気がな
されており、脱着部で蓄熱が起きることがなく、それに
より、脱着部での異常発熱などの危険現象を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る低濃度有機溶剤ガス処理方法に使
用される装置の基本構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係る吸着濃縮装置の具体例
を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施形態に係る吸着濃縮装置の別の具
体例を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施形態に係る吸着体の構成を示す要
部斜視図である。
【図5】本発明に係る第一の実施例の構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】本発明に係る第二の実施例の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 ファン 2 吸着体 2a 吸着部 2b 脱着部 3 再生用空気加熱ヒータ 4 ファン 5 触媒燃焼装置 5a 被処理ガス加熱ヒータ 5b 触媒 6 温度感知部 7 温度調節器 8 フィルター 9 バルブ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B01D 53/86 ZAB

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低濃度の有機溶剤ガスを吸着体に通気さ
    せることにより有機溶剤成分を吸着させ、加熱された再
    生用気体を前記吸着体に供給することにより吸着された
    前記有機溶剤成分を脱着し、それにより低濃度有機溶剤
    ガスを高濃度ガスとして取り出す吸着濃縮方法であっ
    て、 前記取り出された濃縮ガスを触媒燃焼装置を用いて酸化
    分解する際に、触媒の出口温度を検出し、検出した温度
    値に応じて前記吸着体へ導入する前記再生用気体の温度
    を調整することを特徴とする低濃度有機溶剤ガスの処理
    方法。
  2. 【請求項2】 低濃度の有機溶剤ガスを吸着体に通気さ
    せることにより有機溶剤成分を吸着させ、加熱された再
    生用気体を前記吸着体に供給することにより吸着された
    前記有機溶剤成分を脱着し、それにより低濃度有機溶剤
    ガスを高濃度ガスとして取り出す吸着濃縮装置であっ
    て、 前記取り出された濃縮ガスを酸化分解する触媒燃焼装置
    と、 該触媒燃焼装置の触媒出口温度を検出する温度検出手段
    と、 検出された触媒出口温度に基づいて前記再生用気体の加
    熱温度を調整する温度制御手段と、を備えたことを特徴
    とする低濃度有機溶剤ガスの処理装置。
JP8285595A 1996-10-28 1996-10-28 低濃度有機溶剤ガスの処理方法及び処理装置 Withdrawn JPH10128047A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100723871B1 (ko) 2005-10-24 2007-05-31 김진식 도장공정의 휘발성 유기화합물 제거 장치
JP2009125606A (ja) * 2007-11-19 2009-06-11 O-Den Co Ltd 排ガス処理装置に組み込まれて用いられる吸着剤再生装置、排ガス処理装置及び吸着剤再生処理方法
JP2010524628A (ja) * 2007-04-23 2010-07-22 エンビオン、インコーポレイテッド 再生脱臭フィルターを備えた空気浄化器及びこの空気浄化器の再生脱臭フィルターの再生方法

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Effective date: 20040106