JPH10127586A - 生体監視装置 - Google Patents

生体監視装置

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JPH10127586A
JPH10127586A JP8293688A JP29368896A JPH10127586A JP H10127586 A JPH10127586 A JP H10127586A JP 8293688 A JP8293688 A JP 8293688A JP 29368896 A JP29368896 A JP 29368896A JP H10127586 A JPH10127586 A JP H10127586A
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享 岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 専門的知識を持ち合わせなくても生体情報波
形から生体の種々の症状を正確に診断できる生体監視装
置を提供する。 【解決手段】たとえば生体情報波形に含まれる不審な波
形を認識した監視者により参照波形表示用入力装置60
が操作されると、参照波形表示手段62により、その参
照波形表示用入力装置60の入力操作に応答して参照波
形が参照波形記憶装置58から読み出され、参照波形表
示場所RDP1 乃至RDP3 に生体情報波形と対比可能
に表示させられることから、監視者は、表示装置24の
生体情報波形表示場所DP1 乃至DP4 に表示された実
際の生体情報波形と、その表示装置24の参照波形表示
場所RDP1 乃至RDP3 にその生体情報波形と対比可
能に表示させられた参照波形とを対比して、参照波形に
含まれる特徴波形が実際の生体情報波形に存在するか否
かを容易に判断できるので、専門的知識を持ち合わせな
くてもその生体情報波形から生体の種々の症状を正確に
診断できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生体情報を示す生体情
報波形を表示する機能を備えた生体監視装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】生体情報を表す生体情報波形を検出する
生体情報波形検出装置と、その生体情報波形検出装置に
より検出された生体情報波形を予め定められた生体情報
波形表示場所に表示する表示装置とを備え、その表示装
置に表示された生体情報波形に基づいて生体を監視する
生体監視装置が知られている。たとえば、手術室、集中
治療室、或いは病棟などにおいて用いられている患者監
視装置がそれである。このような患者監視装置では、た
とえば患者の心電誘導波形、トノメトリーにより間接的
に検出された連続血圧波形、カテーテルを用いて検出さ
れた直接法による血圧波形、呼気ガス中の炭酸ガス濃度
波形(カプノグラム)、呼気ガス中の酸素濃度波形(オ
キシグラム)などの生体情報を示す生体情報波形が表示
装置の画面に表示され、患者の循環器や呼吸器の診断、
すなわち作動状態の監視や症例の判断が行われる。
【0003】
【発明が解決すべき課題】ところで、上記生体情報波形
に基づく診断は、生体情報波形に表れる種々の特徴波形
を基礎として行われるものであるが、その特徴波形の認
識は比較的熟練を要する場合があり、しかも今まで経験
していないか或いは稀にしか接しない症状の特徴波形は
確信を以て診断することが難しく、専門医による分析を
必要とする場合が多い。また、診断ができたとしても、
特定の症例に関する対応方法、対処方法、或いは薬剤情
報などの医療情報を充分に持ち合わせていない可能性も
ある。このため、特に、専門医のいない中小の病院で
は、従来の監視装置を用いると、診断の決定或いは医療
情報の入手に時間がかかり、医療処置が遅れるおそれが
あった。
【0004】本発明は以上の事情を背景として為された
ものであり、その目的とするところは、診断の決定或い
は医療情報の入手が速やかとなり、医療処置を速やかに
行うことができるようにした生体監視装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための第1の手段】上記目的を達成す
るための第1発明の生体監視装置の要旨とするところ
は、生体情報を表す生体情報波形を検出する生体情報波
形検出装置と、その生体情報波形検出装置により検出さ
れた生体情報波形を予め定められた生体情報波形表示場
所に表示する表示装置とを備え、その表示装置に表示さ
れた生体情報波形に基づいて生体を監視する生体監視装
置であって、(a) 前記生体情報波形に示された生体の症
例を表す参照波形を記憶する参照波形記憶装置と、(b)
前記表示装置に設けられた参照波形表示場所に参照波形
を表示させるために手動により入力操作される参照波形
表示用入力装置と、(c) その参照波形表示用入力装置の
入力操作に応答して参照波形を前記参照波形記憶装置か
ら読み出し、前記参照波形表示場所に前記生体情報波形
と対比可能に表示させる参照波形表示手段とを、含むこ
とにある。
【0006】
【第1発明の効果】このようにすれば、たとえば生体情
報波形に含まれる不審な波形を認識した監視者により前
記参照波形表示用入力装置が操作されると、参照波形表
示手段により、その参照波形表示用入力装置の入力操作
に応答して参照波形が前記参照波形記憶装置から読み出
され、前記参照波形表示場所に前記生体情報波形と対比
可能に表示させられる。したがって、監視者は、表示装
置の生体情報波形表示場所に表示された実際の生体情報
波形と、その表示装置の参照波形表示場所にその生体情
報波形と対比可能に表示させられた参照波形とを対比し
て、参照波形に含まれる特徴波形が実際の生体情報波形
に存在するか否かを容易に判断できることから、専門的
知識を持ち合わせなくてもその生体情報波形から生体の
種々の症状を正確にかつ速やかに診断できるので、医療
処置を速やかに行うことができるようになる。
【0007】
【課題を解決するための第2の手段】また、前記目的を
達成するための第2発明の生体監視装置の要旨とすると
ころは、生体情報を表す生体情報波形を検出する生体情
報波形検出装置と、その生体情報波形検出装置により検
出された生体情報波形を予め定められた生体情報波形表
示場所に表示する表示装置とを備え、その表示装置に表
示された生体情報波形に基づいて生体を監視する生体監
視装置であって、(a) 前記生体情報波形に示された生体
の症例を表す参照波形を記憶する参照波形記憶装置と、
(b) 前記生体情報波形検出装置により検出された生体情
報波形の異常を判定する波形異常判定手段と、(c) その
波形異常判定手段により異常と判定された生体情報波形
の異常の内容を診断するために、その異常と判定された
生体情報の参照波形を、前記参照波形記憶装置から読み
出して前記生体情報波形と対比可能に表示させる参照波
形表示手段とを、含むことにある。
【0008】
【第2発明の効果】このようにすれば、波形異常判定手
段により生体情報波形の異常が判定されると、参照波形
表示手段により、その波形異常判定手段により異常と判
定された生体情報波形の異常の内容を診断するために、
その異常と判定された生体情報の参照波形がその波形異
常判定手段の異常判定に応答して前記参照波形記憶装置
から読み出され、前記生体情報波形と対比可能に自動的
に表示させられる。したがって、監視者は、表示装置の
生体情報波形表示場所に表示された実際の生体情報波形
と、その生体情報波形と対比可能に表示させられた参照
波形とを対比して、参照波形に含まれる特徴波形が実際
の生体情報波形に存在するか否かを容易に判断できるこ
とから、専門的知識を持ち合わせなくてもその生体情報
波形から生体の種々の症状を正確に且つ速やかに診断で
きるので、医療処置を速やかに行うことができるように
なる。
【0009】
【発明の他の態様】ここで、好適には、前記第1発明お
よび第2発明において、前記生体情報波形検出装置は、
たとえば心電誘導波形、トノメトリーにより間接的に検
出された連続血圧波形、カテーテルを用いて検出された
直接法による血圧波形、呼気ガス中の炭酸ガス濃度波
形、呼気ガス中の酸素濃度波形などの複数種類の生体情
報波形を検出するものであり、前記参照波形記憶装置
は、それら生体情報波形の種類毎に参照波形を記憶する
ものである。
【0010】また、好適には、前記第1発明において、
前記参照波形記憶装置は前記生体情報波形の種類毎に、
複数種類の症例を表す複数種類の参照波形を記憶するも
のであり、前記参照波形表示用入力装置は上記生体情報
波形に対応する参照波形を指定入力するものであり、前
記参照波形表示手段は、上記参照波形記憶装置に記憶さ
れた参照波形のうちその参照波形表示用入力装置により
指定された生体情報波形に対応する複数種類の参照波形
を、その指定入力操作毎に順次表示させるものである。
このようにすれば、参照波形表示用入力装置による指定
入力操作毎に生体情報波形の種類毎に存在する複数種類
の症例を表す複数種類の参照波形を実際の生体情報波形
と順次対比することができる。
【0011】また、好適には、前記第2発明において、
前記参照波形記憶装置は前記生体情報波形の種類毎に、
複数種類の症例を表す複数種類の参照波形を記憶するも
のであり、前記参照波形表示手段は、上記参照波形記憶
装置に記憶された参照波形のうち前記波形異常判定手段
により異常と判定された生体情報波形の種類に対応する
複数種類の参照波形を順次表示させるものである。この
ようにすれば、指定入力操作を要することなく、異常と
判定された生体情報波形の種類に対応する複数種類の参
照波形が順次表示させられて、実際の生体情報波形との
対比が順次行われる利点がある。
【0012】また、好適には、前記第1発明および第2
発明において、前記参照波形表示手段は、上記生体情報
波形表示場所に隣接して設けられた参照波形表示場所に
おいて前記参照波形を表示させることにより、その参照
波形と実際の生体情報波形とを並列表示させるものであ
る。このようにすれば、参照波形と実際の生体情報波形
との対比が容易となる。
【0013】また、好適には、前記第1発明および第2
発明において、前記表示装置は、前記生体情報波形表示
場所において、生体情報波形の時間経過を示す時間軸と
生体情報波形の大きさを示す振幅軸とから成る二次元座
標内に前記生体情報波形を表示させるものであり、前記
参照波形表示手段は、前記参照波形表示場所において、
上記時間軸と平行な時間軸と参照波形の大きさを示す振
幅軸とから成る二次元座標内に前記参照波形を表示させ
ることにより、その参照波形と実際の生体情報波形とを
対比可能に表示させるものである。このようにすれば、
参照波形と実際の生体情報波形との対比が容易となる。
【0014】また、好適には、前記第1発明および第2
発明において、前記参照波形表示手段は、前記生体情報
波形表示場所に表示された実際の生体情報波形の変化周
期に同期した参照波形を、参照波形表示場所に表示させ
る。このようにすれば、参照波形と実際の生体情報波形
との対比が一層容易となる。
【0015】また、好適には、前記第1発明および第2
発明において、複数種類の生体の症例に対応する複数種
類の医療情報を記憶する医療情報記憶装置と、前記表示
装置に設けられた所定の医療情報表示場所に前記医療情
報を表示させるために手動により入力操作される医療情
報表示用入力装置と、その医療情報表示用入力装置の入
力操作に応答して、前記参照波形表示場所に表示されて
いる参照波形が示す症例に関連する医療情報を前記医療
情報記憶装置から読み出し、前記医療情報表示場所に表
示させる医療情報表示手段とを、さらに含むものであ
る。このようにすれば、参照波形表示場所に表示されて
いる参照波形の症例に関連する医療情報、たとえば対応
方法、処置方法、薬剤情報が表示されるので、専門知識
の有無に拘わらず、生体に対する医療処置を正確に行う
ことができる。
【0016】
【課題を解決するための第3の手段】また、前記目的を
達成するための第3発明の生体監視装置の要旨とすると
ころは、生体情報を表す生体情報波形を検出する生体情
報波形検出装置と、その生体情報波形検出装置により検
出された生体情報波形を予め定められた生体情報波形表
示場所に表示する表示装置とを備え、その表示装置に表
示された生体情報波形に基づいて生体を監視する生体監
視装置であって、(a) 複数種類の生体の症例に対応する
複数種類の医療情報を記憶する医療情報記憶装置と、
(b) 前記表示装置に設けられた所定の医療情報表示場所
に前記医療情報を表示させるために手動により入力操作
される医療情報表示用入力装置と、(c) その医療情報表
示用入力装置の入力操作に応答して所定の医療情報を前
記医療情報記憶装置から読み出し、前記医療情報表示場
所に順次表示させる医療情報表示手段とを、含むことに
ある。
【0017】
【第3発明の効果】このようにすれば、医療情報表示手
段により、医療情報表示用入力装置の入力操作に応答し
て、所定の医療情報が前記医療情報記憶装置から読み出
されて前記医療情報表示場所に順次表示させられる。し
たがって、監視者は、所定の症例の対応方法、対処方
法、薬剤情報などの医療情報を必要とするときには、医
療の専門書、薬品の専門書などを調べることなく上記医
療情報表示用入力装置を操作することにより、速やかに
医療情報を得ることができるので、専門的知識を持ち合
わせなくても生体の種々の症状に対する医療処置を速や
かに行うことができるようになる。
【0018】
【発明の好適な実施の態様】以下、本発明の一実施例を
図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明が適用
された生体監視装置10の構成を説明する図である。図
において、生体監視装置10は、複数種類の生体情報を
表す生体情報波形をそれぞれ検出する生体情報波形検出
装置を以下のように備えている。たとえば、心電誘導装
置12は、生体の皮膚に貼着される図示しない電極を通
して生体の心電誘導波形ECGを検出し、その心電誘導
波形ECGを表す信号を電子制御装置22へ供給する。
トノメトリー装置14は、生体の撓骨動脈に押圧された
図示しない圧力センサからの信号に基づいて生体の連続
血圧波形BPT を間接的に検出し、その連続血圧波形B
T を表す信号を電子制御装置22へ供給する。直接血
圧測定装置16は、中心動脈、左心房、肺動脈などの動
脈内に挿入される図示しないカテーテルを用いて動脈内
の連続血圧波形BPD を直接的に検出し、その連続血圧
波形BPD を表す信号を電子制御装置22へ供給する。
カプノメータ18は、たとえば麻酔中の生体から吐出さ
れる呼気ガス中の炭酸ガス濃度の周期的変化を示す炭酸
ガス濃度波形GCO2 を検出し、その炭酸ガス濃度波形G
CO2 を表す信号を電子制御装置22へ供給する。酸素濃
度測定装置20は、たとえば麻酔中の生体から吐出され
る呼気ガス中の酸素ガス濃度の周期的変化を示す酸素ガ
ス濃度波形GO2を検出し、その酸素ガス濃度波形GO2
表す信号を電子制御装置22へ供給する。
【0019】表示装置24は、表示画面26および複数
個(本実施例では6個)のファンクションキー28を備
えている。その表示画面26内には、上記心電誘導装置
12、トノメトリー装置14 直接血圧測定装置16、
カプノメータ18、酸素濃度測定装置20によりそれぞ
れ検出された生体情報波形を表示するための生体情報波
形表示場所DP1 乃至DP4 が設けられているととも
に、上記ファンクションキー28の機能を表示する表示
場所DF1 乃至DF6 が表示画面26内の下部すなわち
各ファンクションキー28の上側位置にそれぞれ設けら
れている。上記各波形表示場所DP1 乃至DP4 におい
ては、各生体情報波形の大きさを示す振幅(縦)軸と表
示画面26の長辺に平行な共通の時間(横)軸との二次
元座標内において各生体情報波形が表示されるようにな
っている。したがって、各生体情報波形は、実質的に共
通の時間軸に沿って表示されるようになっている。この
時間(横)軸はたとえば図3、図4、図5において二点
鎖線に示すものであるが図示されなくてもよい。
【0020】外部記憶装置30は、着脱可能に装着され
るメモリカード32を備えている。このメモリカード3
2は、たとえばICを内蔵したものであって、各生体情
報波形の症例を示す参照波形がその生体情報波形の種類
毎に複数種類記憶されているとともに、複数種類の各症
例に関する対応方法、処置方法、或いは薬剤情報がそれ
ぞれ記憶されている。また、音声出力装置34は、信号
を音に変換するスピーカ36を備え、電子制御装置22
から供給される信号に対応する音声を出力する。
【0021】前記電子制御装置22は、A/D変換器3
8、CPU40、RAM42、ROM44などを備えた
所謂マイクロコンピュータであって、CPU40は、予
めROM44に記憶されたプログラムに従って入力信号
を処理し、図3、図4、図5に示すように、上記心電誘
導波形ECGを表示画面26に設定された生体情報波形
表示場所DP1 に、連続血圧波形BPT を生体情報波形
表示場所DP2 に、連続血圧波形BPD を生体情報波形
表示場所DP3 に、炭酸ガス濃度波形GCO2 および酸素
ガス濃度波形GO2を生体情報波形表示場所DP4 にそれ
ぞれ表示させるとともに、所定の条件が成立した場合に
は、メモリカード32に記憶されている参照波形を読み
出して、表示装置24の表示画面26に、実際の生体情
報波形と対比可能に表示させる。また、上記CPU40
は、前記ファンクションキー28による医療情報表示操
作が行われると、メモリカード32に記憶されている医
療情報を読み出して、表示装置24の表示画面26のう
ち、予め設定された医療情報表示場所IPに表示させ
る。
【0022】図2は、上記電子制御装置22の制御機能
を説明する機能ブロック線図である。図において、生体
情報波形検出手段50は、前記心電誘導装置12、トノ
メトリー装置14 直接血圧測定装置16、カプノメー
タ18、酸素濃度測定装置20に対応するものであっ
て、心電誘導波形ECG、連続血圧波形BPT 、連続血
圧波形BPD 、炭酸ガス濃度波形GCO2 、および酸素ガ
ス濃度波形GO2のような生体情報波形を検出する。生体
情報波形表示手段52は、図3、図4、図5に示すよう
に、上記心電誘導波形ECGを表示画面26に設定され
た生体情報波形表示場所DP1 に、連続血圧波形BPT
を生体情報波形表示場所DP2 に、連続血圧波形BPD
を生体情報波形表示場所DP3 に、炭酸ガス濃度波形G
CO2 および酸素ガス濃度波形GO2を生体情報波形表示場
所DP4 に、前記時間軸と振幅軸とからなる二次元座標
内となるように、それぞれ表示させる。
【0023】波形異常判定手段54は、上記生体情報波
形検出手段50により検出された心電誘導波形ECG、
連続血圧波形BPT 、連続血圧波形BPD 、炭酸ガス濃
度波形GCO2 、および酸素ガス濃度波形GO2のいずれか
が予め設定された標準波形範囲を逸脱した異常波形であ
るか否かを判定する。たとえば、心電誘導波形ECGで
は、P波、Q波、R波、S波、T波のうちのP波および
Q波が存在しない異常波形であるか、連続血圧波形BP
T の降下スロープの傾斜が急となる異常波形であるか、
炭酸ガス濃度波形GCO2 の振幅が急に減少した異常波形
であるか否かが判定される。
【0024】モード判定手段56は、たとえばファンク
ションキー28の操作によって、生体情報波形が異常で
ある場合には自動的に参照波形が表示される自動モード
と手動操作により参照波形が表示される手動モードとの
いずれが選択されているかを判定する。参照波形記憶装
置58は、前記外部記憶装置30に対応するものであ
り、各生体情報波形の症例を示す参照波形をその生体情
報波形の種類毎に複数種類記憶している。参照波形表示
用入力装置60は、図3、図4、或いは図5に示すよう
に、前記ファンクションキー28の機能を表示する表示
場所DF1 乃至DF4 に参照波形の種類が表示されたと
きの各ファンクションキー28に対応するものであり、
参照波形表示場所RDP1 乃至RDP3 に表示させるべ
き参照波形の種類を指定するために入力操作される。
【0025】参照波形表示手段62は、上記モード判定
手段56により手動モードが選択されていると判定され
ているときは、上記参照波形表示用入力装置60により
入力操作された参照波形を参照波形記憶装置58から読
み出して、参照波形表示場所RDP1 乃至RDP3 に表
示させる。たとえば、参照波形表示用入力装置60によ
りECG参照波形を指令する入力操作が行われた場合に
は、図3に示すように、実際の心電誘導波形ECGを表
示させるための生体情報波形表示場所DP1 に隣接する
生体情報波形表示場所DP2 およびDP3 の位置に参照
波形表示場所RDP1 が設けられ、その参照波形表示場
所RDP1 に、不整脈すなわちVPCショートランの症
例を示す参照用心電誘導波形RECGとその症例の名称
ECG とが、生体情報波形表示場所DP1 に表示された
実際の心電誘導波形ECGの周期と同期した波形でその
心電誘導波形ECGと対比可能に並列した状態で表示さ
れる。上記ECG参照波形を指令する入力操作が再度行
われた場合には、他の種類の参照波形たとえば心室細動
の症例、心房細動の症例、心停止の症例などを示す参照
用心電誘導波形RECGがその症例の名称と共に入力操
作毎に順に表示される。また、参照波形表示用入力装置
60により血圧参照波形を指令する入力操作が行われた
場合には、図4に示すように、実際の連続血圧波形BP
T を表示させるための生体情報波形表示場所DP2 に隣
接する生体情報波形表示場所DP4 の位置に参照波形表
示場所RDP2 が設けられ、その参照波形表示場所RD
2 に、重度の動脈硬化の症例を示す参照用連続血圧波
形RBPT とその症例の名称M BPT とが、生体情報波形
表示場所DP2 に表示された実際の連続血圧波形BPT
の周期と同期した波形でその連続血圧波形BPT と対比
可能に並列した状態で表示される。上記血圧参照波形を
指令する入力操作が再度行われた場合には、他の種類の
参照波形たとえば循環量減少の症例、末梢抵抗増加の症
例、心筋機能低下の症例などを示す参照用連続血圧波形
RBPT がその症例の名称と共に入力操作毎に順に表示
される。さらに、参照波形表示用入力装置60によりカ
プノ参照波形を指令する入力操作が行われた場合には、
図5に示すように、実際の炭酸ガス濃度波形GCO2 を表
示させるための生体情報波形表示場所DP4 に隣接する
生体情報波形表示場所DP2 およびDP3 の位置に参照
波形表示場所RDP3 が設けられ、その参照波形表示場
所RDP3 に、過換気の症例を示す参照用炭酸ガス濃度
波形RGCO2 とその症例の名称MGCO2とが、生体情報波
形表示場所DP4 に表示された実際の炭酸ガス濃度波形
CO2 の周期と同期した波形でその炭酸ガス濃度波形G
CO2 と対比可能に並列した状態で表示される。
【0026】また、上記参照波形表示手段62は、上記
モード判定手段56により自動モードが選択されている
と判定されているときは、前記波形異常判定手段54に
より異常と判定された生体情報波形に対応する参照波形
を参照波形表示場所RDP1乃至RDP3 に表示させ
る。たとえば、波形異常判定手段54により実際の心電
誘導波形ECGが異常と判定された場合には、図3に示
すように、参照波形表示場所RDP1 に、不整脈すなわ
ちVPCショートランの症例を示す参照用心電誘導波形
RECGとその症例の名称MECG とが心電誘導波形EC
Gと対比可能に並列した状態で表示されるとともに、一
定時間が経過すると、次の他の種類の参照波形たとえば
心室細動の症例、心房細動の症例、心停止の症例を示す
参照用心電誘導波形RECGがその症例の名称と共に順
次表示される。また、波形異常判定手段54により実際
の連続血圧波形BPT が異常と判定された場合には、図
4に示すように、参照波形表示場所RDP2 に、重度の
動脈硬化の症例を示す参照用連続血圧波形RBPT とそ
の症例の名称MBPT とが、その連続血圧波形BPT と対
比可能に並列した状態で表示されるとともに、一定時間
が経過すると、次の他の種類の参照波形たとえば循環量
減少の症例、末梢抵抗増加の症例、心筋機能低下の症例
などを示す参照用連続血圧波形RBPT がその症例の名
称と共に順次表示される。さらに、波形異常判定手段5
4により実際の炭酸ガス濃度波形GCO2の異常と判定さ
れた場合には、図5に示すように、参照波形表示場所R
DP3 に、過換気の症例を示す参照用炭酸ガス濃度波形
RGCO2 とその症例の名称MGCO2とが、その炭酸ガス濃
度波形GCO2 と対比可能に並列した状態で表示される。
【0027】医療情報表示用入力装置66は、図3、図
4、或いは図5に示すように、前記ファンクションキー
28の機能を表示する表示場所DF5 に「医療情報」の
表示文字が表示されたときのその表示場所DF5 の直下
に位置するファンクションキー28に対応するものであ
り、参照波形表示場所RDP1 乃至RDP3 に表示させ
られた参照波形が示す症例に関連する医療情報、たとえ
ば対応方法、対処方法、薬剤情報を医療情報表示場所I
Pに表示させるために入力操作される。医療情報記憶装
置68は、前記外部記憶装置30に対応するものであ
り、複数種類の生体の症例に対応する複数種類の医療情
報を記憶する。
【0028】医療情報表示手段70は、上記医療情報表
示用入力装置66の入力操作に応答して、参照波形表示
場所RDP1 乃至RDP3 のいずれかに表示されている
参照波形が示す症例に関連する医療情報を上記医療情報
記憶装置68から読み出し、表示画面26内の医療情報
表示場所IPに表示させる。たとえば、参照波形表示場
所RDP2 に心筋機能低下の症例を示す参照波形が表示
されている場合には、その心筋機能低下に関連する対応
方法、対処方法、薬剤情報が医療情報表示場所IPに表
示され、また、参照波形表示場所RDP2 に末梢抵抗増
加の症例を示す参照波形が表示されている場合には、そ
の心筋機能低下に関連する対応方法、対処方法、薬剤情
報が医療情報表示場所IPに表示される。
【0029】図6は、前記電子制御装置22の制御作動
の要部を説明するフローチャートである。なお、前記生
体情報波形表示手段52に対応する作動はよく知られた
ものであるので省略されている。この生体情報波形表示
手段52の作動により、表示装置24の表示画面26に
は、図3、図4、図5の参照波形表示場所RDP1 乃至
RDP3 が除去された画面、すなわち各生体情報波形表
示場所DP1 乃至DP 4 に心電誘導波形ECG、連続血
圧波形BPT 、連続血圧波形BPD 、炭酸ガス濃度波形
CO2 、および酸素ガス濃度波形GO2が表示された画面
である基本画面が表示される。
【0030】図6において、ステップ(以下、ステップ
を省略する)SA1では、メモリカード32が外部記憶
装置30に装着されているか否かが判断される。このS
A1の判断が否定された場合は、参照波形表示ができな
いので本ルーチンが終了させられるが、SA1の判断が
肯定された場合は、前記モード判定手段56に対応する
SA2において、手動モードであるか否かが判断され
る。手動モードが選択されている場合は上記SA2の判
断が肯定されるので、SA3において、外部記憶装置3
0に装着されているメモリカード32に記憶されている
参照波形の種類を表示場所DF1 乃至DF4 にそれぞれ
表示させる。
【0031】次いで、SA4では、ファンクションキー
28により、参照波形選択入力操作が行われたか否かが
判断される。このSA4の判断が否定された場合は、S
A6以下が実行される。しかし、たとえば心電誘導波形
ECG、連続血圧波形BPT、連続血圧波形BPD 、炭
酸ガス濃度波形GCO2 、および酸素ガス濃度波形GO2
いずれかに異常な特徴波形が監視者により認識され、そ
の異常な特徴波形が認識された生体情報波形の参照波形
を表示させるためにファンクションキー28が操作され
ると、上記SA4の判断が肯定されるので、SA5にお
いて、たとえば図3、図4、或いは図5に示すように、
上記ファンクションキー28により選択された参照波形
が参照波形表示場所RDP1 乃至RDP3 のいずれかに
表示される。
【0032】次いで、SA6では、ファンクションキー
28の機能を表示する表示場所DF 5 に「医療情報」の
表示文字が表示されたときのその表示場所DF5 の直下
に位置するファンクションキー28により、医療情報、
たとえば対応方法、対処方法、薬剤情報を医療情報表示
場所IPに表示させるために入力操作が行われたか否か
が判断される。このSA6の判断が否定された場合はS
A11が直接実行されるが、肯定された場合は、前記医
療情報表示手段70に対応するSA7において、参照波
形表示場所RDP1 乃至RDP3 のいずれかに表示され
ている参照波形が示す症例に関連する医療情報が上記医
療情報記憶装置68(外部記憶装置30)から読み出さ
れて表示画面26内の医療情報表示場所IPに表示され
る。たとえば、参照波形表示場所RDP2 に心筋機能低
下の症例を示す参照波形が表示されている場合には、そ
の心筋機能低下に関連する対応方法、対処方法、薬剤情
報が医療情報表示場所IPに表示され、また、参照波形
表示場所RDP2 に末梢抵抗増加の症例を示す参照波形
が表示されている場合には、その心筋機能低下に関連す
る対応方法、対処方法、薬剤情報が医療情報表示場所I
Pに表示される。
【0033】そして、SA11では、図示しない復帰釦
の操作により、基本画面への復帰操作が行われたか否か
が判断される。このSA11の判断が否定された場合は
本ルーチンが終了されて、参照波形の表示が維持される
が、SA11の判断が肯定された場合は、SA12にお
いて、基本画面への復帰が実行され、参照波形が消去さ
れる。
【0034】自動モードが選択されている場合は、前記
SA2の判断が否定されるので、前記波形異常判定手段
54に対応するSA8において、連続的に入力されてい
る心電誘導波形ECG、連続血圧波形BPT 、連続血圧
波形BPD 、炭酸ガス濃度波形GCO2 、および酸素ガス
濃度波形GO2のいずれかが予め設定された正常範囲を超
える波形となった異常波形であるか否かが判断される。
このSA8の判断が否定された場合は本ルーチンが終了
させられるが、肯定された場合は、SA9において、異
常波形を表す音声出力が行われた後、SA10におい
て、たとえば図3、図4、或いは図5に示すように、異
常判定された生体情報波形に対応した参照波形が、参照
波形表示場所RDP1 乃至RDP3 のいずれかに表示さ
れる。本実施例では、上記SA4、SA5、SA10が
前記参照波形表示手段62に対応している。
【0035】次いで、前記SA6では、ファンクション
キー28の機能を表示する表示場所DF5 に「医療情
報」の表示文字が表示されたときのその表示場所DF5
の直下に位置するファンクションキー28により、医療
情報、たとえば対応方法、対処方法、薬剤情報を医療情
報表示場所IPに表示させるために入力操作が行われた
か否かが判断される。このSA6の判断が否定された場
合はSA11が直接実行されるが、肯定された場合は、
SA7において、参照波形表示場所RDP1 乃至RDP
3 のいずれかに表示されている参照波形の表示が固定さ
れるとともに、その参照波形が示す症例に関連する医療
情報が上記医療情報記憶装置68(外部記憶装置30)
から読み出されて、前述のように、表示画面26内の医
療情報表示場所IPに表示される。
【0036】上述のように、本実施例によれば、手動モ
ードが選択されているとき、たとえば生体情報波形に含
まれる不審な波形を認識した監視者により参照波形表示
用入力装置60が操作されると、参照波形表示手段62
(SA4、SA5)により、その参照波形表示用入力装
置60の入力操作に応答して参照波形が参照波形記憶装
置58から読み出され、参照波形表示場所RDP1 乃至
RDP3 に生体情報波形と対比可能に表示させられるこ
とから、監視者は、表示装置24の生体情報波形表示場
所DP1 乃至DP4 に表示された実際の生体情報波形
と、その表示装置24の参照波形表示場所RDP1 乃至
RDP3 にその生体情報波形と対比可能に表示させられ
た参照波形とを対比して、参照波形に含まれる特徴波形
が実際の生体情報波形に存在するか否かを容易に判断で
きるので、専門的知識を持ち合わせなくてもその生体情
報波形から生体の種々の症状を正確に診断できる。
【0037】また、本実施例によれば、自動モードが選
択されているとき、波形異常判定手段54(SA8)に
より生体情報波形の異常が判定されると、参照波形表示
手段62(SA10)により、その波形異常判定手段5
4により異常と判定された生体情報波形の異常の内容を
診断するために、その異常と判定された生体情報の参照
波形がその波形異常判定手段54の異常判定に応答して
参照波形記憶装置58から読み出され、参照波形表示場
所RDP1 乃至RDP3 に生体情報波形と対比可能に自
動的に表示させられることから、監視者は、表示装置2
4の生体情報波形表示場所DP1 乃至DP4 に表示され
た実際の生体情報波形と、その表示装置24の参照波形
表示場所RDP1 乃至RDP3 にその生体情報波形と対
比可能に表示させられた参照波形とを対比して、参照波
形に含まれる特徴波形が実際の生体情報波形に存在する
か否かを容易に判断できるので、専門的知識を持ち合わ
せなくてもその生体情報波形から生体の種々の症状を正
確に診断できる。
【0038】また、本実施例によれば、外部記憶装置3
0のメモリカード32は生体情報波形の種類毎に、複数
種類の症例を表す複数種類の参照波形を記憶するもので
あり、参照波形表示用入力装置60は上記生体情報波形
に対応する参照波形を指定入力するものであり、参照波
形表示手段62(SA5)は、上記メモリカード32に
記憶された参照波形のうちその参照波形表示用入力装置
60により指定された生体情報波形に対応する複数種類
の参照波形を、その指定入力操作毎に順次表示させるも
のであるので、参照波形表示用入力装置60による指定
入力操作毎に生体情報波形の種類毎に存在する複数種類
の症例を表す複数種類の参照波形を実際の生体情報波形
と順次対比することができる。
【0039】また、本実施例によれば、外部記憶装置3
0のメモリカード32は前記生体情報波形の種類毎に、
複数種類の症例を表す複数種類の参照波形を記憶するも
のであり、前記参照波形表示手段62(SA10)は、
上記外部記憶装置30のメモリカード32に記憶された
参照波形のうち波形異常判定手段54(SA8)により
異常と判定された生体情報波形の種類に対応する複数種
類の参照波形を順次表示させるものであるので、指定入
力操作を要することなく、異常と判定された生体情報波
形の種類に対応する複数種類の参照波形が順次表示させ
られて、実際の生体情報波形との対比が順次行われる利
点がある。
【0040】また、本実施例によれば、参照波形表示手
段62(SA5、SA10)は、生体情報波形表示場所
DP1 乃至DP4 に隣接して設けられた参照波形表示場
所RDP1 乃至RDP3 において参照波形を表示させる
ことにより、その参照波形と実際の生体情報波形とを並
列表示させるものであるので、参照波形と実際の生体情
報波形との対比が容易となる。
【0041】また、本実施例によれば、表示装置24
は、生体情報波形表示場所DP1 乃至DP4 において、
生体情報波形の時間経過を示す時間軸と生体情報波形の
大きさを示す振幅軸とから成る二次元座標内に前記生体
情報波形を表示させるものであり、参照波形表示手段6
2(SA5、SA10)は、参照波形表示場所RDP1
乃至RDP3 において、上記時間軸と平行な時間軸と参
照波形の大きさを示す振幅軸とから成る二次元座標内に
前記参照波形を表示させることにより、その参照波形と
実際の生体情報波形とを対比可能に表示させるものであ
るので、参照波形と実際の生体情報波形との対比が容易
となる。
【0042】また、本実施例によれば、参照波形表示手
段62(SA5、SA10)は、生体情報波形表示場所
DP1 乃至DP4 に表示された実際の生体情報波形の変
化周期に同期した参照波形を、参照波形表示場所RDP
1 乃至RDP3 に表示させるので、参照波形と実際の生
体情報波形との対比が一層容易となる。
【0043】また、本実施例によれば、ファンクション
キー28の機能を表示する表示場所DF5 に「医療情
報」の表示文字が表示されたときのその表示場所DF5
の直下に位置するファンクションキー28により、医療
情報、たとえば対応方法、対処方法、薬剤情報を医療情
報表示場所IPに表示させるために入力操作が行われた
とき、医療情報表示手段70(SA7)により、そのと
きの参照波形表示場所DP1 乃至DP3 のいずれかに表
示されている参照波形が示す症例に関連する医療情報が
メモリーカード32から読み出されて医療情報表示場所
IPに表示されることから、そのときの参照波形の症例
に関連する医療情報、たとえば対応方法、処置方法、薬
剤情報が表示されるので、専門知識の有無に拘わらず、
生体に対する医療処置を正確に行うことができる利点が
ある。
【0044】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明したが、本発明はその他の態様においても適用され
る。
【0045】たとえば、前述の図6のSA6およびSA
7が除去され、それらSA6およびSA7が独立に実行
されるものであってもよい。このような実施例では、た
とえば、ファンクションキー28の機能を表示する表示
場所DF5 には「薬剤情報」の表示文字が表示され、そ
の表示場所DF5 の直下に位置するファンクションキー
28が押圧操作される毎に、複数種類の薬剤の効能や用
法が医療情報表示場所IPに順次表示される。特に新薬
の情報が表示されることにより、容易に新薬を医療処置
に利用することができるようになる。
【0046】また、前述の実施例において、生体情報波
形として、心電誘導波形ECG、連続血圧波形BPT
連続血圧波形BPD 、炭酸ガス濃度波形GCO2 、および
酸素ガス濃度波形GO2が用いられていたが、それらのう
ちの一部であってもよいし、脳波などの他の種類の生体
情報波形が用いられてもよい。
【0047】また、前述の実施例では、メモリカード3
2が装着された外部記憶装置30に参照波形が記憶され
ていたが、光ディスクなどの記憶媒体を有する記憶装
置、ホストコンピュータなどの外部記憶装置であっても
よいし、ROM44内に参照波形が記憶されていても差
し支えない。
【0048】また、前述の実施例において、参照波形表
示用入力装置60としてファンクションキー28が用い
られていたが、他の入力キー或いは入力装置が用いられ
ても差し支えない。
【0049】その他、本発明はその主旨を逸脱しない範
囲において種々変更が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である生体監視装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】図1の電子制御装置の制御機能の要部を説明す
る機能ブロック線図である。
【図3】図1の電子制御装置の制御作動によって表示さ
れる参照波形を例示する図である。
【図4】図1の電子制御装置の制御作動によって表示さ
れる参照波形を例示する図である。
【図5】図1の電子制御装置の制御作動によって表示さ
れる参照波形を例示する図である。
【図6】図1の電子制御装置の制御作動の要部を説明す
るフローチャートである。
【符合の説明】
10:生体監視装置 12:心電誘導装置(生体情報波形検出手段) 14:トノメトリー装置(生体情報波形検出手段) 16:直接血圧測定装置(生体情報波形検出手段) 18:カプノメータ(生体情報波形検出手段) 20:酸素濃度測定装置(生体情報波形検出手段) 30:外部記憶装置(参照波形記憶装置) 54:波形異常判定手段 56:モード判定手段 60:参照波形表示用入力装置 62:参照波形表示手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61B 5/08 A61B 5/04 314G

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体情報を表す生体情報波形を検出する
    生体情報波形検出装置と、該生体情報波形検出装置によ
    り検出された生体情報波形を予め定められた生体情報波
    形表示場所に表示する表示装置とを備え、該表示装置に
    表示された生体情報波形に基づいて生体を監視する生体
    監視装置であって、 前記生体情報波形に示された生体の症例を表す参照波形
    を記憶する参照波形記憶装置と、 前記表示装置に設けられた参照波形表示場所に参照波形
    を表示させるために手動により入力操作される参照波形
    表示用入力装置と、 該参照波形表示用入力装置の入力操作に応答して参照波
    形を前記参照波形記憶装置から読み出し、前記参照波形
    表示場所に前記生体情報波形と対比可能に表示させる参
    照波形表示手段とを、含むことを特徴とする生体監視装
    置。
  2. 【請求項2】 生体情報を表す生体情報波形を検出する
    生体情報波形検出装置と、該生体情報波形検出装置によ
    り検出された生体情報波形を予め定められた生体情報波
    形表示場所に表示する表示装置とを備え、該表示装置に
    表示された生体情報波形に基づいて生体を監視する生体
    監視装置であって、 前記生体情報波形に示された生体の症例を表す参照波形
    を記憶する参照波形記憶装置と、 前記生体情報波形検出装置により検出された生体情報波
    形の異常を判定する波形異常判定手段と、 該波形異常判定手段により異常と判定された生体情報波
    形の異常の内容を診断するために、該異常と判定された
    生体情報の参照波形を、前記参照波形記憶装置から読み
    出して前記生体情報波形と対比可能に表示させる参照波
    形表示手段とを、含むことを特徴とする生体監視装置。
  3. 【請求項3】 複数種類の生体の症例に対応する複数種
    類の医療情報を記憶する医療情報記憶装置と、 前記表示装置に設けられた所定の医療情報表示場所に前
    記医療情報を表示させるために手動により入力操作され
    る医療情報表示用入力装置と、 該医療情報表示用入力装置の入力操作に応答して、前記
    参照波形表示場所に表示されている参照波形が示す症例
    に関連する医療情報を前記医療情報記憶装置から読み出
    し、前記医療情報表示場所に表示させる医療情報表示手
    段とを、さらに含むものである請求項1または2の生体
    監視装置。
  4. 【請求項4】 生体情報を表す生体情報波形を検出する
    生体情報波形検出装置と、該生体情報波形検出装置によ
    り検出された生体情報波形を予め定められた生体情報波
    形表示場所に表示する表示装置とを備え、該表示装置に
    表示された生体情報波形に基づいて生体を監視する生体
    監視装置であって、 複数種類の生体の症例に対応する複数種類の医療情報を
    記憶する医療情報記憶装置と、 前記表示装置に設けられた所定の医療情報表示場所に前
    記医療情報を表示させるために手動により入力操作され
    る医療情報表示用入力装置と、 該医療情報表示用入力装置の入力操作に応答して所定の
    医療情報を前記医療情報記憶装置から読み出し、前記医
    療情報表示場所に順次表示させる医療情報表示手段と
    を、含むことを特徴とする生体監視装置。
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