JPH10127587A - 生体監視装置用生体情報記録装置 - Google Patents
生体監視装置用生体情報記録装置Info
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- JPH10127587A JPH10127587A JP8293689A JP29368996A JPH10127587A JP H10127587 A JPH10127587 A JP H10127587A JP 8293689 A JP8293689 A JP 8293689A JP 29368996 A JP29368996 A JP 29368996A JP H10127587 A JPH10127587 A JP H10127587A
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Abstract
生体監視装置用生体情報記録装置を提供する。 【解決手段】 生体監視中において生体情報検出装置5
0により検出された複数種類の生体情報のうちの予め定
められた種類の生体情報は、生体情報記憶制御手段54
により、生体情報記憶装置30に着脱可能に装着された
メモリカード32の多数の生体情報記憶場所に順次記憶
されることから、監視中の緊急時の生体情報であっても
監視中の生体情報が確実に記録されるので、監視後にお
いて必要とする生体情報を得ることができるとともに、
すべての生体情報を生体監視装置にLANなどにより接
続された大容量のサーバに記憶させることが不要である
ので、装置が安価となる。
Description
体を監視する生体監視装置用生体情報記録装置に関する
ものである。
された複数種類の生体情報を表示画面に表示したり或い
はその生体情報の異常値を判定して異常出力を行うよう
にした生体監視装置が知られている。たとえば、手術
室、集中治療室、或いは病棟などにおいて、患者の心拍
数、血圧値、血液中酸素飽和度、体温、心電誘導波形、
トノメトリーにより間接的に検出された連続血圧波形、
カテーテルを用いて検出された直接法による血圧波形、
呼気ガス中の炭酸ガス濃度波形(カプノグラム)、呼気
ガス中の酸素濃度波形(オキシグラム)などを検出し、
それらの値或いは波形を表示したり異常出力を行う生体
監視装置がそれである。
による監視中或いは監視後において、監視中の生体情報
を必要とする場合がある。たとえば、手術(監視)中に
おいて重要な生体情報の発生に気づいたときや、正確な
診断のために手術(監視)中の生体情報の解析を必要と
することが手術(監視)後に判明したときなどである。
手術(監視)中において重要な生体情報の発生に気づい
たときに生体情報を記録紙に記録する操作をしようとし
て、緊急時である場合が多いため、必ずしも確実に生体
情報を記録することができないという不都合があった。
また、生体監視装置の監視中に検出されたすべての生体
情報を、その生体監視装置にLANなどにより接続され
た大容量のサーバに記憶させることにより、監視中に検
出された生体情報を監視後に取り出すようにすることが
考えられるが、このような場合には、非常に高価なシス
テムとなってしまう欠点がある。
ものであり、その目的とするところは、監視中の生体情
報を確実に記録できる安価な生体監視装置用生体情報記
録装置を提供することにある。
の本発明の生体監視装置用生体情報記録装置の要旨とす
るところは、複数種類の生体情報検出装置により検出さ
れた複数種類の生体情報に基づいて生体を監視する生体
監視装置において、生体情報を記録する生体監視装置用
生体情報記録装置であって、(a) 前記生体情報を書き込
むことができる多数の生体情報記憶場所を有する生体情
報記憶媒体が着脱可能に装着された生体情報記憶装置
と、(b) 前記生体情報検出装置により検出された複数種
類の生体情報のうちの予め定められた種類の生体情報
を、前記生体情報記憶媒体の多数の生体情報記憶場所に
順次記憶させる生体情報記憶制御手段とを、含むことに
ある。
生体情報検出装置により検出された複数種類の生体情報
のうちの予め定められた種類の生体情報は、生体情報記
憶制御手段により、生体情報記憶装置に着脱可能に装着
された情報記憶媒体の多数の生体情報記憶場所に順次記
憶される。したがって、監視中の緊急時の生体情報であ
っても監視中の生体情報が確実に記録されるので、監視
後において必要とする生体情報を得ることができるとと
もに、すべての生体情報を生体監視装置にLANなどに
より接続された大容量のサーバに記憶させることが不要
であるので、装置が安価となる。
出装置により生体情報が検出されたときの時刻情報を発
生する時刻情報発生手段がさらに備えられ、前記生体情
報記憶制御手段は、前記予め定められた種類の生体情報
を、前記時刻情報と共に前記生体情報記憶媒体に記憶さ
せるものである。このようにすれば、監視後において、
監視中の生体情報の発生時刻を知ることができる。
段は、前記生体情報記憶装置に前記生体情報記憶媒体が
装着されていることを条件として、前記生体監視装置の
電源投入或いは生体監視装置による生体監視の起動と同
時に、前記生体情報検出装置により検出された生体情報
を、前記生体情報記憶媒体内の多数の生体情報記憶場所
に予め定められた順序で逐次記憶させるものである。こ
のようにすれば、格別の操作を要することなく、監視中
の生体情報が確実に記録される利点がある。
図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明が適用
された生体監視装置10の構成を説明する図である。図
において、生体監視装置10は、複数種類の生体情報を
表す生体情報波形をそれぞれ検出する生体情報波形検出
装置を以下のように備えている。たとえば、心電誘導装
置12は、生体の皮膚に貼着される図示しない電極を通
して生体の心電誘導波形ECGを検出し、その心電誘導
波形ECGを表す信号を電子制御装置22へ供給する。
トノメトリー装置14は、生体の撓骨動脈に押圧された
図示しない圧力センサからの信号に基づいて生体の連続
血圧波形BPT を間接的に検出し、その連続血圧波形B
PT を表す信号を電子制御装置22へ供給する。直接血
圧測定装置16は、中心動脈、左心房、肺動脈などの動
脈内に挿入される図示しないカテーテルを用いて動脈内
の連続血圧波形BPD を直接的に検出し、その連続血圧
波形BPD を表す信号を電子制御装置22へ供給する。
カプノメータ18は、たとえば麻酔中の生体から吐出さ
れる呼気ガス中の炭酸ガス濃度の周期的変化を示す炭酸
ガス濃度波形GCO2 を検出し、その炭酸ガス濃度波形G
CO2 を表す信号を電子制御装置22へ供給する。血中酸
素飽和度測定装置20は、たとえば麻酔中の生体の血中
酸素飽和度SPO2 を検出し、その血中酸素飽和度SPO2
を表す信号を電子制御装置22へ供給する。体温測定装
置21は、たとえば麻酔中の生体の体温TB を検出し、
その体温TB を表す信号を電子制御装置22へ供給す
る。
個(本実施例では6個)のファンクションキー28を備
えている。その表示画面26内には、上記心電誘導装置
12、トノメトリー装置14 直接血圧測定装置16、
カプノメータ18によりそれぞれ検出された生体情報波
形と、それらから算出された心拍数HR、血中酸素飽和
度測定装置20により測定された血中酸素飽和度
SPO2 、体温測定装置21により検出された体温TB な
どの生体情報値を表示するための表示場所が設けられて
いるとともに、上記ファンクションキー28の機能を表
示する表示場所が表示画面26内の下部すなわち各ファ
ンクションキー28の上側位置にそれぞれ設けられてい
る。図2は、上記表示画面26の表示例を示している。
されるメモリカード32を備えている。このメモリカー
ド32は、たとえば不揮発性メモリ用ICを内蔵したも
のであって、多数の生体情報記憶場所を備えている。本
実施例では、そのメモリカード32が生体情報記憶媒体
として機能している。
8、CPU40、RAM42、ROM44などを備えた
所謂マイクロコンピュータであって、CPU40は予め
ROM44に記憶されたプログラムに従って入力信号を
処理し、図2に示すように、上記心電誘導波形ECG、
連続血圧波形BPT 、連続血圧波形BPD 、炭酸ガス濃
度波形GCO2 、および、それらから算出された心拍数H
R、血中酸素飽和度S PO2 、体温TB を示す数値を表示
装置24の表示画面26に表示させる。
を説明する機能ブロック線図である。図において、生体
情報検出手段50は、前記心電誘導装置12、トノメト
リー装置14 直接血圧測定装置16、カプノメータ1
8、血中酸素飽和度測定装置20、体温測定装置21に
対応するものであって、心電誘導波形ECG、連続血圧
波形BPT 、連続血圧波形BPD 、炭酸ガス濃度波形G
CO2 、体温TB のような生体情報波形を数ミリ秒乃至十
数ミリ秒程度のサンプリング周期で検出するとともに、
心拍数HR、血中酸素飽和度SPO2 などの生体情報値を
所定の周期毎たとえば1拍毎に算出し、上記心電誘導波
形ECG、連続血圧波形BPT 、連続血圧波形BPD 、
炭酸ガス濃度波形GCO2 、および、それらから算出され
た心拍数HR、血中酸素飽和度SPO2 、体温TB を示す
数値を表示装置24の表示画面26に、それぞれ表示さ
せる。
始からの経過時間を計時するタイマー或いは現在時刻を
計時する時計回路などから構成されるものであって、上
記生体情報波形検出手段50により生体情報が検出され
たときの時刻情報を出力する。
憶装置30にメモリーカード32が装着されていること
を条件として、生体監視装置10の電源投入或いは生体
監視装置10による生体監視の起動操作と同時に、生体
情報検出装置50により検出された複数種類の生体情報
のうち、記憶させることが必要と考えられる予め定めら
れた種類の生体情報、たとえば、連続血圧波形BPT で
言えばその波形データの中の上ピーク値(最高血圧値)
および下ピーク値(最低血圧値)を、時刻情報発生手段
52により発生させられた時刻情報と共に、メモリカー
ド32内の多数の生体情報記憶場所に順次記憶させる。
の要部を説明するフローチャートである。図において、
ステップ(以下、ステップを省略する)SB1では、メ
モリカード32が生体情報記憶装置30に装着されてい
るか否かが判断される。このSB1の判断が否定された
場合は、生体情報の記録ができないので本ルーチンが終
了させられるが、SB1の判断が肯定された場合は、S
B2において、生体監視装置10の生体監視中であるか
否かが、たとえばその生体監視装置10の電源投入或い
は生体監視の起動操作に基づいて判断される。このSB
2の判断が否定された場合は、生体監視中の生体情報で
はないので本ルーチンが終了させられるが、肯定された
場合は、SB3において、記録のための生体情報が新た
に発生したか否かが判断される。この記録のための生体
情報が新たに発生した状態とは、たとえば、心拍数HR
或いは血中酸素飽和度SPO2 が新たに算出されたこと、
或いは心電誘導波形ECG、連続血圧波形BPT 、連続
血圧波形BPD 、炭酸ガス濃度波形GCO2 のピーク値が
発生したことなどである。
ーチンが終了させられるが、肯定された場合は、生体情
報記憶制御手段54に対応するSB4において、新たに
発生した生体情報がメモリカード32内の多数の生体情
報記憶場所のうちの予め定められた記憶場所から、時刻
情報と共に順次記憶される。
メモリカード32内の多数の生体情報記憶場所に順次記
憶された状態で生体監視が終了しても、その生体情報を
必要としないときはメモリカード32はそのまま生体情
報記憶装置30に装着されたままとされる。そして、次
の生体監視が開始されると、そのメモリカード32内の
生体情報記憶場所に記憶された生体情報は一旦クリアさ
れた後、生体情報の記憶が順次行われるか、或いは、ク
リアされない状態でメモリカード32内の生体情報記憶
場所のうちの予め定められた記憶場所から生体情報が記
憶(オーバライト)され、各記憶場所において前回の生
体情報に代えて今回の生体情報が順次記憶される。
視中において生体情報検出装置50により検出された複
数種類の生体情報のうちの予め定められた種類の生体情
報は、生体情報記憶制御手段54(SB4)により、生
体情報記憶装置30に着脱可能に装着されたメモリカー
ド32の多数の生体情報記憶場所に順次記憶されること
から、監視中の緊急時の生体情報であっても監視中の生
体情報が確実に記録されるので、監視後において必要と
する生体情報を得ることができるとともに、すべての生
体情報を生体監視装置にLANなどにより接続された大
容量のサーバに記憶させることが不要であるので、装置
が安価となる。
置50により生体情報が検出されたときの時刻情報を発
生する時刻情報発生手段52がさらに備えられ、生体情
報記憶制御手段54(SB4)は、前記予め定められた
種類の生体情報を、前記時刻情報と共に前記情報記憶媒
体に記憶させるものである。このようにすれば、監視後
において、監視中の生体情報の発生時刻を知ることがで
きる。
御手段54(SB4)は、生体情報記憶装置30にメモ
リカード32が装着されていることを条件として、生体
監視装置10の電源投入或いは生体監視装置10による
生体監視の起動と同時に、生体情報検出装置50により
検出された生体情報を、メモリカード32内の多数の生
体情報記憶場所に予め定められた順序で逐次記憶させる
ものであることから、格別の操作を要することなく、監
視中の生体情報が確実に記録され、必要とするときだ
け、メモリカード32を生体情報記憶装置30から取り
外せばよい利点がある。
説明したが、本発明はその他の態様においても適用され
る。
御手段54(SB4)は、心拍数HR、血中酸素飽和度
SPO2 、心電誘導波形ECG、連続血圧波形BPT 、連
続血圧波形BPD 、炭酸ガス濃度波形GCO2 のピーク値
をそれらの発生毎に記憶させていたが、データ圧縮のた
めに所定の割合で省略して記憶させるものであっても差
し支えない。
形として、心拍数HR、体温TB 、心電誘導波形EC
G、連続血圧波形BPT 、連続血圧波形BPD 、炭酸ガ
ス濃度波形GCO2 、および血中酸素飽和度SPO2 が用い
られていたが、それらのうちの一部であってもよいし、
脳波などの他の種類の生体情報波形が用いられてもよ
い。
体として、外部記憶装置30に装着されたメモリカード
32が用いられていたが、光磁気ディスク、フロッピデ
ィスクなどの他の生体情報記憶媒体が用いられていても
よい。
囲において種々変更が加えられ得るものである。
示すブロック図である。
置に表示される生体情報を例示する図である。
る機能ブロック線図である。
るフローチャートである。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数種類の生体情報検出装置により検出
された複数種類の生体情報に基づいて生体を監視する生
体監視装置において、該生体情報を記録する生体監視装
置用生体情報記録装置であって、 前記生体情報を書き込むことができる多数の生体情報記
憶場所を有する生体情報記憶媒体が着脱可能に装着され
た生体情報記憶装置と、 前記生体情報検出装置により検出された複数種類の生体
情報のうちの予め定められた種類の生体情報を、前記生
体情報記憶媒体の多数の生体情報記憶場所に順次記憶さ
せる生体情報記憶制御手段とを、含むことを特徴とする
生体監視装置用生体情報記録装置。 - 【請求項2】 前記生体情報検出装置により生体情報が
検出されたときの時刻情報を発生する時刻情報発生手段
をさらに含み、前記生体情報記憶制御手段は、前記予め
定められた種類の生体情報を、前記時刻情報と共に前記
生体情報記憶媒体に記憶させるものである請求項1の生
体監視装置用生体情報記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8293689A JPH10127587A (ja) | 1996-11-06 | 1996-11-06 | 生体監視装置用生体情報記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8293689A JPH10127587A (ja) | 1996-11-06 | 1996-11-06 | 生体監視装置用生体情報記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10127587A true JPH10127587A (ja) | 1998-05-19 |
Family
ID=17797965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8293689A Pending JPH10127587A (ja) | 1996-11-06 | 1996-11-06 | 生体監視装置用生体情報記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10127587A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009061179A (ja) * | 2007-09-07 | 2009-03-26 | Fukuda Denshi Co Ltd | 生体情報モニタ及び生体情報モニタ制御プログラム |
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JP2020156689A (ja) * | 2019-03-26 | 2020-10-01 | 日本光電工業株式会社 | 生体情報監視システム |
-
1996
- 1996-11-06 JP JP8293689A patent/JPH10127587A/ja active Pending
Cited By (7)
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