JP2716020B2 - 患者監視装置 - Google Patents

患者監視装置

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JP2716020B2
JP2716020B2 JP28843595A JP28843595A JP2716020B2 JP 2716020 B2 JP2716020 B2 JP 2716020B2 JP 28843595 A JP28843595 A JP 28843595A JP 28843595 A JP28843595 A JP 28843595A JP 2716020 B2 JP2716020 B2 JP 2716020B2
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宏幸 工藤
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は患者監視装置に係
り、特に入院患者の生体信号を常時測定し、測定中の生
体信号に異常があったときに、アラームを報知すると共
にアラーム情報を記憶するように構成した患者監視装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、入院患者の生体信号を常時測
定し、測定中の生体信号に異常があったときに、アラー
ムを報知すると共にアラーム情報を記憶し、必要に応じ
て画面表示できるように構成した患者監視装置として、
セントラルモニタが知られている。このセントラルモニ
タは、通常、信号入力装置は集中治療室又は病棟にあ
り、解析及び表示装置はナースセンタで使用される。ナ
ースセンタでは、複数の患者の監視を行っている。
【0003】すなわち、このセントラルモニタでは、病
状及び心臓疾患の程度が重症な患者に電極又はセンサを
装着しておき、そこから常時生体信号を解析及び表示装
置へ送信する。セントラルモニタの解析及び表示装置で
は、送信されてきた生体信号が重症な値を示すときに、
それを解析して報知器で直ちにアラームを発生し、その
時の心電図データをメモリに記憶させておき、治療に来
た医師が表示装置に再生表示したり、記録紙にプリント
アウトするようになっている。これにより、重症患者に
生じた異常事態に対して即座に対応することができる。
【0004】セントラルモニタは、心電図の不整脈解析
などを個々の患者毎にセットする。重症度は、患者毎に
異なるので、アラームとするときの心電図異形パターン
や異常値検出レベルなどは患者に応じて設定できるよう
になっている。また、従来、心電図データを心電図分類
条件に従って分類分けして記憶するモニタも知られてい
る(特開平4−338455号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、ナー
スセンタで使用されるセントラルモニタは、多人数、多
現象と診断項目も複数化している。複数の診断項目をマ
イクロコンピュータが一度に処理するにも限界がある。
【0006】しかるに、従来装置では、不整脈アラーム
については、アラームが発生されたときにメモリされた
不整脈波形を後刻に再生してみることができるだけであ
り、計測値やアラーム名は従来は記憶していないため、
後刻再生してみることができない。そのため、呼吸数や
心拍数などの計測値の異常はアラームとして認識するこ
とはできるが、アラームとして認識するにはセントラル
モニタから離れることができず、医師、看護婦の負担が
大きい問題がある。
【0007】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
アラーム情報を報知すると共に、発生した計測値アラー
ム、不整脈アラームなどを時間と共に記憶し、必要に応
じて画面にリスト表示することにより、医師や看護婦の
負担を軽減し得る患者監視装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、患者の生体信号を患者個々に検出する生体
情報入力部と、生体情報入力部からの生体信号が予め設
定した監視項目の生体異常を示すときにアラームとして
検出するアラーム検出手段と、アラーム検出時にアラー
ムを報知する報知手段と、アラーム検出の度にアラーム
の発生日時及びアラーム名を対応付けてアラーム情報と
して記憶する記憶手段と、任意のタイミングで記憶手段
からアラーム情報を読み出して画面にリスト表示する表
示手段とを有する構成としたものである。
【0009】ここで、アラーム検出手段は、計測値アラ
ームと不整脈アラームを検出することを特徴とする。
【0010】本発明では、アラーム検出の度にアラーム
の発生日時及びアラーム名を対応付けてアラーム情報と
して記憶手段に記憶し、任意のタイミングで記憶手段か
ら読み出したアラーム情報を画面にリスト表示するよう
にしたため、装置から離れてもアラームとして検出及び
報知されるすべてのアラーム情報を後刻知ることができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は本発明になる患者監視装置の一実施
の形態のブロック図を示す。この患者監視装置は、生体
情報入力部1a〜1d、送信機2、受信機3、中央処理
装置(CPU)4、リード・オンリ・メモリ(ROM)
5、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)6、アラー
ム情報RAM7a〜7d、操作部8、表示部9及び報知
器10から構成されている。
【0012】生体情報入力部1a〜1dは心電図の不整
脈解析、心拍数測定、呼吸数測定、血圧測定を個々の患
者毎にセットできるように、それぞれ心電図信号、呼吸
信号あるいは血圧等の生体信号を患者個々に検出する部
分で、ここでは4患者に用いられる。送信機2は生体情
報入力部1a〜1dからの生体信号を所定の信号処理を
して無線送信する送信機である。これら生体情報入力部
1a〜1d及び送信機2は患者のいる集中治療室あるい
は病棟に設けられている。
【0013】一方、図1において破線で囲んだ、受信機
3、CPU4、ROM5、RAM6、アラーム情報RA
M7a〜7d、操作部8、表示部9及び報知器10の構
成部分は、ナースセンタに設けられている。受信機3は
送信機2から送信された信号を受信する。CPU4はマ
イクロコンピュータにおけるCPUである。ROM5は
予めCPU4の動作用プログラムを格納しているメモリ
である。RAM6はワーキングメモリとして用いられ
る。
【0014】アラーム情報RAM7a〜7dは患者別の
アラーム情報を記憶するためのメモリで、生体情報入力
部1a〜1dの数に対応して、ここでは4患者分のメモ
リが設けられている。操作部8はキーボード等よりな
り、アラームヒストリー画面呼び出しキー、過去キー、
現在キー、患者切換キー等が設けられている。表示部9
は波形データ、アラームヒストリー画面を表示する。ま
た、報知器10はアラーム発生を報知する部分でブザー
などから構成されている。
【0015】次に、この実施の形態の動作について説明
する。生体信号入力部1a〜1dにより4人の患者から
別々に取り込まれた生体信号は、それぞれ送信機2に供
給され、ここで信号多重、変調などの所定の送信処理を
受けた後無線送信される。無線送信信号は受信機3によ
り受信され、ここで復調、増幅などの所定の受信処理を
受けて生体信号としてCPU4に入力される。
【0016】CPU4はROM5の記憶プログラムに基
づいて動作し、入力生体信号の解析をRAM6を用いて
実行し、閾値と比較するなどしてアラームの有無を検出
する。CPU4はアラームを検出した場合、報知器10
を駆動して例えばブザー音にてアラームを報知すると共
に、アラーム情報RAM7a〜7dのうち所定のRAM
にアラーム情報を記憶する。
【0017】すなわち、検出されたアラームが、生体情
報入力部1aからの生体信号についてである時はアラー
ム情報RAM7aに、生体情報入力部1bからの生体信
号についてである時はアラーム情報RAM7bに、生体
情報入力部1cからの生体信号についてである時はアラ
ーム情報RAM7cに、生体情報入力部1dからの生体
信号についてである時はアラーム情報RAM7dに記憶
する。また、ここで記憶されるアラーム情報は、従来の
ような波形データではなく、アラームが発生した時の月
日と時刻、及びアラーム名を対応付けた情報である。
【0018】ここで、アラーム情報RAM7a〜7dに
記憶する大きさ(データ量)は、例えば、1患者当り7
50件までで、件数が最大になった場合は最古のものか
ら消去され、新たに発生したアラーム情報が登録記憶さ
れる。
【0019】その後、任意の時に看護婦あるいは医師な
どが操作部8のアラームヒストリー画面呼び出しキーを
押下すると、CPU4がこの押下を検出してアラーム情
報RAM7a〜7dに記憶されたアラーム情報を読み出
し、これを表示部9に供給し、図2で示したようなアラ
ームヒストリー画面を表示させる。
【0020】図2に示すように、アラームヒストリー画
面は1患者のアラームが発生した時の月日と時刻、及び
アラーム名を対応付けた表示で、その患者のアラーム履
歴を示している。ここで、図2中、「HR LIMIT
≦30」は、心拍数が30以下であるときに発生するア
ラーム名、「BRADY」は徐脈を示すアラーム名、
「BIGEMINY」は不整脈の一種である二段脈を示
すアラーム名である。また、「COUPLET」は心室
期外収縮連発数が2であることを示すアラーム名、「S
HORT RUN」は心室期外収縮連発数が3であるこ
とを示すアラーム名で、それぞれ不整脈の一種である。
【0021】更に、「Vf」は心室細動であることを示
すアラーム名、「EARLY V.」は心電図の正常波
形の直後に心室期外収縮が発生したことを示すアラーム
名、「VT」は心室期外収縮連発数が5以上であること
を示すアラーム名で、それぞれ不整脈の一種である。
【0022】最初に表示部9により表示される上記のア
ラームヒストリー画面は、ここでは1画面(1ページ)
当り50件であり、操作部8の過去キーあるいは現在キ
ーで15ページ分のアラーム情報をページめくり表示で
きる。また、操作部8の患者切換キーにより、4患者の
アラーム情報の切換表示ができるようになされている。
【0023】このように、この実施の形態では、4患者
それぞれのアラーム履歴情報を、任意の時刻に見ること
ができるので、患者監視装置から離れることができ、よ
って、医師、看護婦の負担を軽減することができ、ま
た、アラーム履歴情報を看護婦の引継ぎ資料、アラーム
の発生経過として見ることができるので、投薬効果とし
ての重要な資料としての効果もある。
【0024】なお、図2には示していないが、本発明の
実施の形態では、上記の不整脈アラーム名だけでなく、
呼吸数や血圧が所定の、かつ、患者個々に応じて定めら
れた上限値あるいは下限値を越えた時に発生するアラー
ムを示すアラーム名も同様にして表示することができ
る。
【0025】なお、本発明は上記の実施の形態に限定さ
れるものではなく、アラーム情報をプリントアウトする
ようにでき、また、生体信号を有線でCPUへ伝送する
こともできることは勿論である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アラーム検出の度にアラームの発生日時及びアラーム名
を対応付けてアラーム情報として記憶手段に記憶し、任
意のタイミングで記憶手段から読み出したアラーム情報
を画面にリスト表示することで、装置から離れてもアラ
ームとして検出及び報知されるすべてのアラーム情報を
後刻知ることができるため、医師や看護婦の負担を軽減
でき、また、リスト表示されるアラーム情報を看護婦の
引継ぎ資料や投薬効果の資料などにも用いることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のブロック図である。
【図2】図1の表示部の画面表示の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1a〜1d 生体情報入力部 2 送信機 3 受信機 4 中央処理装置(CPU) 5 リード・オンリ・メモリ(ROM) 6 ランダム・アクセス・メモリ(RAM) 7a〜7d アラーム情報RAM 8 操作部 9 表示部 10 報知器

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患者の生体信号を患者個々に検出する生
    体情報入力部と、 前記生体情報入力部からの前記生体信号が予め設定した
    監視項目の生体異常を示すときにアラームとして検出す
    るアラーム検出手段と、 前記アラーム検出時に該アラームを報知する報知手段
    と、 前記アラーム検出の度に該アラームの発生日時及びアラ
    ーム名を対応付けてアラーム情報として記憶する記憶手
    段と、 任意のタイミングで前記記憶手段から前記アラーム情報
    を読み出して画面にリスト表示する表示手段とを有する
    ことを特徴とする患者監視装置。
  2. 【請求項2】 前記アラーム検出手段は、計測値アラー
    ムと不整脈アラームを検出することを特徴とする請求項
    1記載の患者監視装置。
JP28843595A 1995-11-07 1995-11-07 患者監視装置 Expired - Lifetime JP2716020B2 (ja)

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JP2009039357A (ja) * 2007-08-09 2009-02-26 Nippon Koden Corp 生体情報表示システム、生体情報表示モニタ及び生体情報表示モニタ用プログラム
WO2013125606A1 (en) 2012-02-23 2013-08-29 Nihon Kohden Corporation Monitoring apparatus
WO2017149688A1 (ja) * 2016-03-02 2017-09-08 株式会社 塚田メディカル・リサーチ 膀胱尿動態測定装置

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