JPH04338455A - 心電図記録モニタ装置 - Google Patents

心電図記録モニタ装置

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Publication number
JPH04338455A
JPH04338455A JP3111693A JP11169391A JPH04338455A JP H04338455 A JPH04338455 A JP H04338455A JP 3111693 A JP3111693 A JP 3111693A JP 11169391 A JP11169391 A JP 11169391A JP H04338455 A JPH04338455 A JP H04338455A
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JP
Japan
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electrocardiogram
alarm
recording
operated
electrocardiogram data
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Application number
JP3111693A
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English (en)
Inventor
Takashi Suzuki
隆 鈴木
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として入院患者の心
電図信号を常時的に測定し、測定中の心電図信号に異常
があったときにはリアルタイムでアラームを報知すると
ともに、そのときの心電図データをメモリに記憶し、必
要に応じて再生できるように構成された心電図記録モニ
タ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の心電図記録モニタ装置と
して、セントラル心電図モニタ装置がある。このセント
ラル心電図モニタ装置は、通常、測定装置は集中治療室
で、表示装置はナースセンターで使用される。すなわち
、心臓疾患の程度が重症な入院患者に電極を装着してお
き、そこから常時的に心電図信号をピックアップ、送信
しておく。そして、心電図信号が重症な不整脈を示すと
き、ナースセンタなどに設置された表示装置が検出して
報知器で直ちにアラームを出し、そのときの心電図デー
タをメモリに記憶させておき、治療にきた医師がモニタ
ディスプレイに再生表示したり記録紙にプリントアウト
したりするようになっている。これによって、重症患者
に生じた異常事態に対して即座に対応することが可能と
なる。
【0003】ナースセンタでは、複数人の重症患者の監
視を行っている。心電図測定装置は個々の患者ごとにセ
ットされる。重症度は患者ごとに異なるので、アラーム
信号を送出するときの異常波形パターンや異常検知レベ
ルなどは、患者に応じて設定できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の心電図モ
ニタ装置の場合、医師が表示や印字などで再生すること
ができる心電図データは、それが異常波形出現時すなわ
ちアラーム発生時に記録されたものである以上、当然に
異常波形出現時のみの心電図データに限られることにな
る。これは、対象としている患者が集中治療室の重症患
者であり、異常時に緊急に対処できるようにすることを
前提に考えられているためである。
【0005】ところで、近年においては、集中治療室の
重症患者だけでなく、一般病棟の入院患者についても、
心電図波形の日内変動を監視する方向へと進んでいる。
【0006】しかし、一般入院患者の病気の種類や病状
の程度などは、患者によって様々である。同じ病気でも
体格や年令によって症状や重症,軽症の度合いが異なる
。つまり、一般入院患者においては、監視すべき診断項
目が患者ごとにまちまちであり、また、異常検知レベル
も患者ごとに様々である。
【0007】例えば、心拍数についての正常範囲の上限
,下限というものがおおよそ決まっているが、その上限
値や下限値は患者ごとに様々である。また、上限値を上
回ったとき、あるいは下限値を下回ったときに即座にア
ラームをしなければならない患者もいれば、直ちにアラ
ームをする必要はなくて、医師が後刻の回診時などにそ
れまでの経過を知ることができればよいという患者もい
る。
【0008】さらに、同じ患者においても、病状の進み
具合や回復具合によっては、設定した上限値を上回った
り、あるいは下限値を下回ったとしても、直ちにアラー
ムをしなければならない診断項目もあれば、後刻の回診
時などにそれまでの経過を知ることができればよいとい
う診断項目もある。
【0009】ところが、従来集中治療室で使用されてい
たセントラル心電図モニタ装置の考え方をそのまま踏襲
して、一般入院患者用の心電図記録モニタ装置に適用す
ると、上記のようなきめの細かい対応は不可能である。 すなわち、異常検知レベルとなったときに必ずアラーム
を出すのであれば、あちこちの患者からのアラームが必
要もないのに頻繁に発生するといった、看護婦や医師に
とっては一種のパニックのような状態を引き起こしかね
ない。
【0010】そうかといって、異常検知レベルを高めに
設定しておくと、緊急を要する状態に陥っているにもか
かわらず、アラームが出ないといった危険な事態を招か
ないとも限らない。
【0011】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、様々な態様の患者の一人ひとりに即
応したきめ細かい監視・診断を行うことができる心電図
記録モニタ装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る心電図記録
モニタ装置は、心拍数についての上限値や下限値や期外
収縮連発数閾値やアラームの有無などの心電図分類条件
を設定する手段と、得られた心電図データを心電図分類
条件に従って分類分けして記憶する手段と、アラームを
行うかどうかを判断する手段とを備えていることを特徴
とするものである。
【0013】
【作用】複数の診断項目についての心電図データを分類
分けして記憶でき、かつ、どの診断項目についてアラー
ムすべきかを選択することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0015】図1は、実施例に係る心電図記録モニタ装
置の主要部を示すブロック線図である。
【0016】図において、2は患者に装着することによ
って心電図信号をピックアップするセンサー部(体表面
電極)、4はセンサー部2で得られた心電図信号を増幅
する増幅部(心電アンプ)、6は増幅されたアナログの
心電図信号をディジタルの心電図データに変換するA/
D変換部、8はマイクロコンピュータにおけるCPU、
10はプログラムを格納したROM、12aはワーキン
グメモリとしてのRAM、12b1 〜12bn は記
録用メモリとしてのRAM(ICカード)、14は液晶
駆動部、16は液晶表示部(LCD)、18は各種の操
作キー群からなる外部入力部、20はブザーなどの報知
器である。
【0017】CPU8は、外部入力部18から設定入力
された心電図分類条件をワーキングRAM12aに格納
する機能を有している。その心電図分類条件としては、
例えば、心拍数についての上限値や下限値、期外収縮連
発数閾値、アラームの有無などがある。ワーキングRA
M12aは、A/D変換部6によって得られた心電図デ
ータをCPU8を介してメモリループ方式で一時的に格
納する記憶領域を有している。CPU8は、ワーキング
RAM12aから読み出した心電図データに基づいて心
拍数を算出したり、期外収縮の連発数を算出したり、そ
れらを基準値と比較したりする機能、および、その比較
の結果にそれぞれ該当する心電図データを各々に割り当
てられた記録用RAM12b1 〜12bn に転送し
て格納する機能を有している。
【0018】次に、この実施例の心電図記録モニタ装置
の動作をフローチャートに基づいて説明する。
【0019】〔1〕心電図分類条件の設定まず、心拍数
についての上限値や下限値、期外収縮連発数閾値および
アラームの有無についての設定を行うときの動作につい
て、図2〜図4のフローチャートに基づいて説明する。
【0020】図2に示すフローチャートは心拍数下限値
についての条件設定に係るものである。
【0021】CPU8は、ステップS1で外部入力部1
8における条件設定キーが操作されたかどうかを判断す
る。操作されなかったときはメインルーチンにリターン
するが、操作されたときはステップS2に進む。ステッ
プS2では、ワーキングRAM12aにおける心拍数に
ついての下限値設定アドレスRL の内容(HRMIN
 )を読み出して表示する。これは前回のプリセット値
である。全くの初回では、オールクリアによってHRM
IN はゼロにリセットされている。
【0022】医師などのオペレータは、表示されたプリ
セット下限値HRMIN を見て、それで良ければ外部
入力部18における確定キーを操作するが、患者が変わ
ったとか、患者は同一人でも病状が変化した等の理由か
ら心拍数についての下限値の設定のし直しをする必要が
あるときは、外部入力部18における数値キーを操作し
て新たな下限値HRMIN を設定することになる。
【0023】CPU8は、ステップS3で確定キーが操
作されたかどうかを判断し、ステップS4で数値キーが
操作されたかどうかを判断する。数値キーが操作された
ときはステップS5に進むが、数値キーが操作されるこ
となく、確定キーが操作されたときにはステップS6に
スキップする。
【0024】数値キーが操作されてステップS5に進む
と、数値キーによって新たに入力された下限値HRMI
N を基準下限値HRMIN として下限値設定アドレ
スRL にストアする(RL ←HRMIN )。
【0025】次いで、ステップS6に進んで、外部入力
部18におけるアラームONキーが操作されたかどうか
を判断し、操作されたときはステップS7に進んでワー
キングRAM12aにおける下限値アラームアドレスF
L を“1”にセットし(FL  ←1)、次いで、ス
テップS10に進む。
【0026】アラームONキーが操作されないときはス
テップS8に進んで、外部入力部18におけるアラーム
OFFキーが操作されたかどうかを判断し、操作されて
いないと判断したときはステップS10に進むが、操作
されたときはステップS9に進んで下限値アラームアド
レスFL  を“0”にリセットし(FL ←0)、次
いで、ステップS10に進む。そして、ステップS10
では確定キーが操作されるのを待って、図3に示す次の
ステップS11へと進む。
【0027】図3に示すフローチャートは心拍数上限値
についての条件設定に係るものである。
【0028】CPU8は、ステップS11で心拍数につ
いての上限値設定アドレスRH の内容(HRMAX 
)を読み出して表示する。これは前回のプリセット値で
ある。 全くの初回では、オールクリアによってHRMAX は
ゼロにリセットされている。
【0029】オペレータは、表示されたプリセット上限
値HRMAX を見て、それで良ければ確定キーを操作
するが、上限値の設定のし直しをする必要があるときは
、数値キーを操作して新たな上限値HRMAX を設定
することになる。
【0030】CPU8は、ステップS12で確定キーが
操作されたかどうかを判断し、ステップS13で数値キ
ーが操作されたかどうかを判断する。数値キーが操作さ
れたときはステップS14に進むが、数値キーが操作さ
れることなく、確定キーが操作されたときにはステップ
S15にスキップする。
【0031】数値キーが操作されてステップS14に進
むと、数値キーによって新たに入力された上限値HRM
AX を基準上限値HRMAX として上限値設定アド
レスRH にストアする(RH ←HRMAX )。
【0032】次いで、ステップS15に進んで、アラー
ムONキーが操作されたかどうかを判断し、操作された
ときはステップS16に進んでワーキングRAM12a
における上限値アラームアドレスFH を“1”にセッ
トし(FH ←1)、次いで、ステップS19に進む。
【0033】アラームONキーが操作されないときはス
テップS17に進んでアラームOFFキーが操作された
かどうかを判断し、操作されていないと判断したときは
ステップS19に進むが、操作されたときはステップS
18に進んで上限値アラームアドレスFH を“0”に
リセットし(FH ←0)、次いで、ステップS19に
進む。そして、ステップS19では確定キーが操作され
るのを待って、図4に示す次のステップS20へと進む
【0034】図4のフローチャートは期外収縮連発数閾
値についての条件設定に係るものである。
【0035】CPU8は、ステップS20で期外収縮連
発数閾値設定アドレスRN の内容(CRTH)を読み
出して表示する。これは前回のプリセット値である。全
くの初回では、オールクリアによってCRTHは1にリ
セットされている。
【0036】オペレータは、表示された期外収縮連発数
閾値CRTHを見て、それで良ければ確定キーを操作す
るが、期外収縮連発数閾値の設定のし直しをする必要が
あるときは、数値キーを操作して新たな期外収縮連発数
閾値CRTHを設定することになる。
【0037】CPU8は、ステップS21で確定キーが
操作されたかどうかを判断し、ステップS22で数値キ
ーが操作されたかどうかを判断する。数値キーが操作さ
れたときはステップS23に進むが、数値キーが操作さ
れることなく、確定キーが操作されたときにはステップ
S24にスキップする。
【0038】数値キーが操作されてステップS23に進
むと、数値キーによって新たに入力された期外収縮連発
数閾値CRTHを基準期外収縮連発数閾値CRTHとし
て期外収縮連発数閾値設定アドレスRN にストアする
(RN ←CRTH)。
【0039】次いで、ステップS24に進んで、アラー
ムONキーが操作されたかどうかを判断し、操作された
ときはステップS25に進んで期外収縮連発数アラーム
アドレスFN を“1”にセットし(FN ←1)、次
いで、ステップS28に進む。
【0040】アラームONキーが操作されないときはス
テップS26に進んでアラームOFFキーが操作された
かどうかを判断し、操作されていないと判断したときは
ステップS28に進むが、操作されたときはステップS
27に進んで期外収縮連発数アラームアドレスFN を
“0”にリセットし(FN ←0)、次いで、ステップ
S28に進む。そして、ステップS28では確定キーが
操作されるのを待って、メインルーチンにリターンする
【0041】〔2〕心電図データの記録次に、心電図デ
ータの測定および記録の動作について、図5および図6
のフローチャートに基づいて説明する。
【0042】ここでは、心電図分類条件が4つである。 すなわち、測定心拍数が基準下限値HRMIN 以下と
なること、測定心拍数が基準上限値HRMAX 以上と
なること、測定期外収縮連発数が基準期外収縮連発数閾
値CRTH未満となること、および、期外収縮連発数が
基準期外収縮連発数閾値CRTH以上となることの4つ
である。
【0043】そこで、記録用RAM12b1 〜12b
n として、ここでは4つの記録用RAM12b1 〜
12b4 を用いることとしている。第1の記録用RA
M12b1 は心拍数が基準下限値HRMIN 以下の
ときの心電図データを記憶するもの、第2の記録用RA
M12b2 は心拍数が基準下限値HRMIN 以上の
ときの心電図データを記憶するもの、第3の記録用RA
M12b3 は期外収縮連発数が基準期外収縮連発数閾
値CRTH未満のときの心電図データを記憶するもの、
第4の記録用RAM12b4 は期外収縮連発数が基準
期外収縮連発数閾値CRTH以上のときの心電図データ
を記憶するものである。
【0044】CPU8は、ステップS31で外部入力部
18における測定キーが操作されたかどうかを判断する
。操作されなかったときはメインルーチンにリターンす
るが、操作されたときはステップS32に進む。ステッ
プS32では、測定した心電図データEi をワーキン
グRAM12aに一旦格納する。
【0045】センサー部2によってピックアップされた
心電図信号は増幅部4によって増幅され、A/D変換部
6によってディジタルの心電図データEi に変換され
、CPU8を介してワーキングRAM12aにストアさ
れる。詳しくは、A/D変換部6を制御して入力した増
幅後の心電図信号を一定時間ごとにサンプリングしA/
D変換によってディジタルの心電図データEi に変換
し、CPU8に取り込む。
【0046】そして、CPU8は、サンプリングされた
心電図データをワーキングRAM12aに転送しメモリ
ループ方式で一時的な格納を行う。
【0047】次いで、CPU8は、ステップS33で、
心拍数HRの算出および格納を行う。すなわち、まず、
ワーキングRAM12aから心電図データEi を読み
出して、心拍数HRを算出する。
【0048】詳しくは、CPU8は、読み出した心電図
データEi に基づいて、心電図波形の解析を行って1
心拍の区切りとなるR波頂点をサーチする。R波頂点は
、心電図波形の特徴点であるQRS群中の最も鋭い立ち
上がりをもつ部分である。そのR波頂点のサーチの方法
としては、例えば、ある時点での心電図データがそれ以
前の心電図データ群の最大値の7割を超え、かつ、極大
点であることを条件に判定することで実現できる。R波
頂点を見つけ出すと、心拍数HRを算出する。すなわち
、1回前の心拍のR波頂点から今回の心拍のR波頂点ま
での時間の逆数を求めて、これを心拍数HRとする。そ
の時間は、両R波頂点間における〔サンプリング数×サ
ンプリング周期〕によって求められる。次いで、CPU
8は、心拍数HRのデータに時間的情報を付加してワー
キングRAM12aに格納する。
【0049】次いで、CPU8は、ステップS34にお
いて、算出した心拍数HRがワーキングRAM12aの
下限値設定アドレスRL の内容である基準下限値HR
MIN 以下であるかどうかを判断し、その判断が否定
的のときはステップS38にスキップするが、肯定的の
ときはステップS35に進んでワーキングRAM12a
の下限値アラームアドレスFL に“1”がセットされ
ているかどうかを判断し、“0”がセットされていると
きはステップS37にスキップするが、“1”がセット
されているときはステップS36に進んで報知器20を
駆動し、アラームをナースセンタなどに伝える。
【0050】そして、ステップS37で、心拍数HRが
基準下限値HRMIN 以下のときの心電図データEi
 を第1の記録用RAM12b1 に格納し、その格納
が終了すると図6に示すステップS42に進む。
【0051】ステップS34において心拍数HRが基準
下限値HRMIN を超えていると判断したときにはス
テップS38に進むが、このステップS38では、心拍
数HRがワーキングRAM12aの上限値設定アドレス
RHの内容である基準上限値HRMAX 以上であるか
どうかを判断し、その判断が否定的のときは図6のステ
ップS42にスキップするが、肯定的のときはステップ
S39に進んでワーキングRAM12aの上限値アラー
ムアドレスFH に“1”がセットされているかどうか
を判断し、“0”がセットされているときはステップS
41にスキップするが、“1”がセットされているとき
はステップS40に進んで報知器20を駆動し、アラー
ムをナースセンタなどに伝える。
【0052】そして、ステップS41で、心拍数HRが
基準上限値HRMAX 以上のときの心電図データEi
 を第2の記録用RAM12b2 に格納し、その格納
が終了するとステップS42に進む。
【0053】図6におけるステップS42では、測定し
た心電図データEiが期外収縮のものであるかどうかを
判断し、期外収縮でなければステップS49にスキップ
するが、期外収縮である場合にはステップS43に進む
【0054】CPU8は、ステップS43で、ワーキン
グRAM12aから心電図データEi を読み出して、
期外収縮連発数CRを算出する。そして、ステップS4
4において、算出した期外収縮連発数CRがワーキング
RAM12aの期外収縮連発数閾値設定アドレスRN 
の内容である基準期外収縮連発数閾値CRTH以上であ
るかどうかを判断し、その判断が否定的のときはステッ
プS45に進んで、期外収縮連発数CRが基準期外収縮
連発数閾値CRTH未満であるときの心電図データEi
 を第3の記録用RAM12b3 に格納し、その格納
が終了するとステップS49に進む。
【0055】ステップS44において期外収縮連発数C
Rが基準期外収縮連発数閾値CRTH以上であると判断
したときは、ステップS46に進んでワーキングRAM
12aの期外収縮連発数アラームアドレスFN に“1
”がセットされているかどうかを判断し、“0”がセッ
トされているときはステップS48にスキップするが、
“1”がセットされているときはステップS47に進ん
で報知器20を駆動し、アラームをナースセンタなどに
伝える。
【0056】そして、ステップS48で、期外収縮連発
数CRが基準期外収縮連発数閾値CRTH以上のときの
心電図データEi を第4の記録用RAM12b4 に
格納し、その格納が終了するとステップS49に進む。
【0057】以上のようにして、1心拍分の心電図信号
がピックアップされる度に、それが心電図分類条件のい
ずれに属するかの分類分けが行われ、4つの記録用RA
M12b1 〜12b4 のうちのそれぞれの心電図分
類条件に対応した記録用RAMに該当する心電図データ
Ei が順次的に格納されていくことになる。そして、
アラーム条件が成立したときに限って報知器20を駆動
することになる。
【0058】ステップS49では外部入力部18におけ
る測定終了キーが操作されたかどうかを判断し、操作さ
れていないときはステップS32にリターンして測定を
続行するが、測定終了が行われたときはステップS50
に進んで第1から第4までの記録用RAM12b1 ,
12b2 ,12b3 ,12b4 の各々に格納され
た心電図データEi のデータ格納個数n1END,n
2END,n3END,n4ENDを算出し、ワーキン
グRAM12aにストアし、これが終了すると、メイン
ルーチンにリターンする。これらのデータ格納個数n1
END,n2END,n3END,n4ENDは互いに
まちまちであり、場合によっては、ゼロとなるものもあ
り得る。
【0059】〔3〕再生モードの設定 次に、上記のようにして4つに分類分けされて記録され
た心電図データ群のうち、いずれの分類の心電図データ
群を再生するのかの選択を行うときの動作について、図
7のフローチャートに基づいて説明する。
【0060】CPU8は、ステップS61で外部入力部
18における再生モード選択キーが操作されたかどうか
を判断する。操作されなかったときはメインルーチンに
リターンするが、操作されたときはステップS62に進
む。ステップ62では、ワーキングRAM12aにおけ
る4つの再生RAM選択アドレスPR1 〜PR4 の
すべてを“0”にリセットする。
【0061】次いで、ステップS63で外部入力部18
における数値キー「1」が入力されたかどうかを判断し
、入力されたときは、ステップS64に進んで第1の再
生RAM選択アドレスPR1 に“1”をセットする。 ステップS65では数値キー「2」が入力されたかどう
かを判断し、入力されたときは、ステップS66に進ん
で第2の再生RAM選択アドレスPR2 に“1”をセ
ットする。ステップS67では数値キー「3」が入力さ
れたかどうかを判断し、入力されたときは、ステップS
68に進んで第3の再生RAM選択アドレスPR3 に
“1”をセットする。
【0062】ステップS69では数値キー「4」が入力
されたかどうかを判断し、入力されたときは、ステップ
S70に進んで第4の再生RAM選択アドレスPR4 
に“1”をセットする。
【0063】そして、ステップS71で確定キーが操作
されるのを待って、メインルーチンにリターンする。
【0064】〔4〕再生動作 次に、心電図データの再生表示の動作を図8〜図10の
フローチャートに基づいて説明する。
【0065】以上のようにして再生すべき心電図データ
の種類の設定が完了すると、オペレータは、外部入力部
18における再生キーを操作する。CPU8は、ステッ
プS81で再生キーが操作されたかどうかを判断する。 操作されなかったときはメインルーチンにリターンする
が、操作されたときはステップS82に進む。
【0066】ステップS82では、第1から第4までの
読み出し終了フラグF1END,F2END,F3EN
D,F4ENDのすべてを“0”にリセットする。次い
で、ステップS83で第1の読み出し終了フラグF1E
NDが“1”にセットされているかどうかを判断する。 セットされているときはステップS90にスキップする
が、最初は“0”にセットされているので、ステップS
84に進み、第1の再生RAM選択アドレスPR1 が
“1”にセットされているかどうかを判断する。このア
ドレスPR1 が“0”にセットされているときは、再
生する必要がないので、ステップS90にスキップする
【0067】再生RAM選択アドレスPR1 が“1”
にセットされているときは、ステップS85に進んで第
1の読み出しデータ個数カウンタn1 を初期値“1”
にセットする。次いで、ステップS86で第1の読み出
しデータ個数カウンタn1 の内容が第1のデータ格納
個数n1END以下であるかどうかを判断する。この判
断が肯定的であるときは、ステップS87に進んで第1
の記録用RAM12b1 のn1 番目の心電図データ
En1を読み出して液晶駆動部14に転送し、液晶駆動
部14を制御してその心電図データEn1を液晶表示部
16に表示する。
【0068】そして、ステップS88に進んで、第1の
記録用RAM12b1 における次の心電図データの読
み出しに備えるべく読み出しデータ個数カウンタn1 
をインクリメントする(n1 ←n1 +1)。
【0069】しかし、ステップS86の判断が否定的と
なるときは、ステップS89に進んで読み出し終了フラ
グF1ENDを“1”にセットする。第1から第4まで
の記録用RAM12b1 〜12b4 におけるすべて
の心電図データの読み出し表示が完了しない限り(ステ
ップS112での判断が否定的)、ステップS83にリ
ターンしてくるが、読み出し終了フラグF1ENDが“
1”にセットされておれば、第1の記録用RAM12b
1 からの心電図データの読み出し表示が完了している
ので、このときはステップS90にスキップするのであ
る。
【0070】以下、同様の処理を第2から第4までの記
録用RAM12b2〜12b4 について実行する。
【0071】すなわち、ステップS90で第2の読み出
し終了フラグF2ENDが“0”にセットされていると
判断すると、ステップS91に進んで第2の再生RAM
選択アドレスPR2 が“1”にセットされているかど
うかを判断する。“0”のときは、再生不要であるので
図9のステップS97にスキップするが、“1”にセッ
トされていると、ステップS92に進んで第2の読み出
しデータ個数カウンタn2 を初期値“1”にセットし
、図9におけるステップS93で第2の読み出しデータ
個数カウンタn2 の内容が第2のデータ格納個数n2
END以下であるかどうかを判断する。以下であればス
テップS94に進んで第2の記録用RAM12b2 の
n2 番目の心電図データEn2を読み出して表示し、
ステップS95で第2の記録用RAM12b2 での次
の心電図データの読み出しに備えるべく読み出しデータ
個数カウンタn2 をインクリメントする。
【0072】ステップS93の判断が否定的となるとき
は、ステップS96に進んで読み出し終了フラグF2E
NDを“1”にセットする。このときは、次のサイクル
でステップS90からステップS97にスキップする。
【0073】ステップS97で第3の読み出し終了フラ
グF3ENDが“0”にセットされていると判断すると
、ステップS98に進んで第3の再生RAM選択アドレ
スPR3 が“1”にセットされているかどうかを判断
する。 “0”のときは、再生不要であるのでステップS104
にスキップするが、“1”にセットされていると、ステ
ップS99に進んで第3の読み出しデータ個数カウンタ
n3 を初期値“1”にセットし、ステップS100で
第3の読み出しデータ個数カウンタn3 の内容が第3
のデータ格納個数n3END以下であるかどうかを判断
する。以下であればステップS101に進んで第3の記
録用RAM12b3 のn3 番目の心電図データEn
3を読み出して表示し、ステップS102において第3
の記録用RAM12b3 での次の心電図データの読み
出しに備えるべく読み出しデータ個数カウンタn3 を
インクリメントする。
【0074】ステップS100の判断が否定的となると
きは、ステップS103に進んで読み出し終了フラグF
3ENDを“1”にセットする。このときは、次のサイ
クルでステップS97からステップS104にスキップ
する。
【0075】ステップS104で第4の読み出し終了フ
ラグF4ENDが“0”にセットされていると判断する
と、ステップS105に進んで第4の再生RAM選択ア
ドレスPR4 が“1”にセットされているかどうかを
判断する。“0”のときは、再生不要であるのでステッ
プS111にスキップするが、“1”にセットされてい
ると、ステップS106に進んで第4の読み出しデータ
個数カウンタn4 を初期値“1”にセットし、ステッ
プS107で第4の読み出しデータ個数カウンタn4 
の内容が第4のデータ格納個数n4END以下であるか
どうかを判断する。以下であればステップS108に進
んで第4の記録用RAM12b4 のn4 番目の心電
図データEn4を読み出して表示し、ステップS109
で第4の記録用RAM12b4 での次の心電図データ
の読み出しに備えるべく読み出しデータ個数カウンタn
4 をインクリメントした後、ステップS111に進む
【0076】ステップS107の判断が否定的となると
きは、ステップS110に進んで読み出し終了フラグF
4ENDを“1”にセットした後、ステップS111に
進む。
【0077】ステップS111では、4つの読み出し終
了フラグF1END,F2END,F3END,F4E
NDの総和FEND (=F1END+F2END+F
3END+F4END)を算出し、ステップS112で
この総和FEND が4に達したかどうか、すなわち、
すべての記録用RAM12b1 〜12b4 からすべ
ての心電図データの読み出しが完了したかどうかを判断
する。総和FEND が4に達していなければ、読み出
し表示を続行すべくステップS83にリターンするが、
4に達していれば、メインルーチンにリターンする。
【0078】以上、詳細に説明したとおり、アラームの
有無を含めた心電図分類条件を、患者ごとに、また、患
者の状態変化に即して適切に設定することができ、かつ
、その条件に従って心電図データを収集し、必要なとき
のみアラームを動作させることができる。したがって、
必要以上に多くのアラームが生じたり、患者の危険な状
態を見逃すといった事態も避けられる。
【0079】そして、後刻、再生表示すべき心電図デー
タの種類を自由に選択して、その選択した種類の心電図
データのみを再生表示することができるので、迅速にし
て的確な診断を下すことができる。
【0080】記録用RAM12b1 〜12bn は、
ICカードで構成されており、心電図記録モニタ装置の
本体に対して着脱自在であるので、このICカードを別
の部屋にある解析装置にセットしたり、あるいは保管し
たりすることができる。ただし、記録用RAM12b1
 〜12bn を本体に固定的に装備させたものも本発
明に含まれる。
【0081】また、これとは逆の発想であるが、ROM
10を交換可能にして、多種多様のモードでの測定記録
ができるようにすることも考えられる。
【0082】なお、上記実施例では、複数の記録用RA
M12b1 〜12bn を用いているが、記憶容量の
大きな単一の記録用RAMを用い、心電図分類ごとに分
類識別コードを付加して記憶するようにしてもよい。
【0083】また、心電図データの再生手段としては、
液晶表示部16のようなディスプレイへの表示だけでな
く、プリンタによる印字出力手段であってもよい。
【0084】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、心電図
分類条件の自由な設定を可能としたので、患者一人ひと
りの心臓疾患の状態に即応したきめの細かい心電図デー
タの収集と、必要な診断項目のみについてのリアルタイ
ムでのアラームとを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る心電図記録モニタ装置
の主要部を示すブロック線図である。
【図2】実施例に係る心電図分類条件設定のための動作
説明に供するフローチャートである。
【図3】実施例に係る心電図分類条件設定のための動作
説明に供するフローチャートである。
【図4】実施例に係る心電図分類条件設定の動作説明に
供するフローチャートである。
【図5】実施例に係る心電図データの測定および記録の
動作説明に供するフローチャートである。
【図6】実施例に係る心電図データの測定および記録の
動作説明に供するフローチャートである。
【図7】実施例に係る再生すべき診断項目の選択の動作
説明に供するフローチャートである。
【図8】実施例に係る心電図データの再生表示の動作説
明に供するフローチャートである。
【図9】実施例に係る心電図データの再生表示の動作説
明に供するフローチャートである。
【図10】実施例に係る心電図データの再生表示の動作
説明に供するフローチャートである。
【符号の説明】
2      センサー部 4      増幅部 6      A/D変換部 8      CPU 10      ROM 12a    ワーキングRAM 12b1 〜12bn   記録用RAM14    
  液晶駆動部 16      液晶表示部 18      外部入力部 20      報知器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  心拍数についての上限値や下限値や期
    外収縮連発数閾値やアラームの有無などの心電図分類条
    件を設定する手段と、得られた心電図データを心電図分
    類条件に従って分類分けして記憶する手段と、アラーム
    を行うかどうかを判断する手段とを備えたことを特徴と
    する心電図記録モニタ装置。
JP3111693A 1991-05-16 1991-05-16 心電図記録モニタ装置 Pending JPH04338455A (ja)

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