JPH10127380A - 厨房用スライド支持体 - Google Patents
厨房用スライド支持体Info
- Publication number
- JPH10127380A JPH10127380A JP8303560A JP30356096A JPH10127380A JP H10127380 A JPH10127380 A JP H10127380A JP 8303560 A JP8303560 A JP 8303560A JP 30356096 A JP30356096 A JP 30356096A JP H10127380 A JPH10127380 A JP H10127380A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- kitchen
- slide support
- pipes
- rails
- cabinet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 必要に応じラックを左右方向にスライドさせ
てベースキャビネットのシンクや調理面の上に移動する
ことができるほか、そのラックを別途掛け止めるように
して、用途に合わせて適宜に選択して用いることができ
るようにする。 【手段】 厨房家具のウオールキャビネットとベースキ
ャビネットとの間の上下に壁面に沿って水平方向に配設
された一対のレールを設け、このレールに対し、離隔し
て縦設された一対のパイプを左右方向にスライド可能に
取付け、それらのパイプ間には複数本のラック体支持用
被掛止杆を上下位置調節可能に取付け、そして該被掛止
杆には各種のラックを上下・左右の方向に移動可能にか
つ着脱可能に支持したことを特徴とする厨房用スライド
支持体。
てベースキャビネットのシンクや調理面の上に移動する
ことができるほか、そのラックを別途掛け止めるように
して、用途に合わせて適宜に選択して用いることができ
るようにする。 【手段】 厨房家具のウオールキャビネットとベースキ
ャビネットとの間の上下に壁面に沿って水平方向に配設
された一対のレールを設け、このレールに対し、離隔し
て縦設された一対のパイプを左右方向にスライド可能に
取付け、それらのパイプ間には複数本のラック体支持用
被掛止杆を上下位置調節可能に取付け、そして該被掛止
杆には各種のラックを上下・左右の方向に移動可能にか
つ着脱可能に支持したことを特徴とする厨房用スライド
支持体。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、台所のベースキ
ャビネット（流し台、調理台等）とウオールキャビネッ
ト（吊戸棚）の間で左右方向に移動自在にする厨房用ス
ライド支持体に関するものである。
ャビネット（流し台、調理台等）とウオールキャビネッ
ト（吊戸棚）の間で左右方向に移動自在にする厨房用ス
ライド支持体に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般にベースキャビネットとウオールキ
ャビネットとの間の位置は、台所に立つ作業者の目線の
位置（アイレベル）となり、立った姿勢の儘での出し入
れが容易であることから、頻繁に使用する台所用品や食
器を一時的におくように、線材からなるラックが設けら
れている。
ャビネットとの間の位置は、台所に立つ作業者の目線の
位置（アイレベル）となり、立った姿勢の儘での出し入
れが容易であることから、頻繁に使用する台所用品や食
器を一時的におくように、線材からなるラックが設けら
れている。
【０００３】このようなラックはウオールキャビネット
の底板にビスなどにより固定するかあるいは、特開平８
−１５４７５７号に開示されているように、ウオールキ
ャビネットの底板に一対のガイドレールを取り付け、こ
のガイドレールを介して左右方向にスライド可能となる
ものであった。
の底板にビスなどにより固定するかあるいは、特開平８
−１５４７５７号に開示されているように、ウオールキ
ャビネットの底板に一対のガイドレールを取り付け、こ
のガイドレールを介して左右方向にスライド可能となる
ものであった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来のこのようなラッ
クには次のような問題があった。ラックを固定的に取り
付けるものにあっては、取付位置に可変性が望めないの
で置くものが限定されてしまい、例えばシンクの上に配
置されていないと水切ラックとすることができないなど
の用途が限定されがちであった。
クには次のような問題があった。ラックを固定的に取り
付けるものにあっては、取付位置に可変性が望めないの
で置くものが限定されてしまい、例えばシンクの上に配
置されていないと水切ラックとすることができないなど
の用途が限定されがちであった。
【０００５】次に、スライド自在のラックは、シンク、
調理台など一時的に設置する箇所に応じて、例えば、洗
浄した食器などを水切りのためにシンク上に置いたり、
加熱機器の近くで、調味料一式などを配置して用いるこ
とができるので便利となるが、吊り下げているのみだ
と、安定して乗せておくことができず、特にスライドさ
せたときに背の高い容器などが落下するおそれがあっ
た。
調理台など一時的に設置する箇所に応じて、例えば、洗
浄した食器などを水切りのためにシンク上に置いたり、
加熱機器の近くで、調味料一式などを配置して用いるこ
とができるので便利となるが、吊り下げているのみだ
と、安定して乗せておくことができず、特にスライドさ
せたときに背の高い容器などが落下するおそれがあっ
た。
【０００６】また、ラックは予め金属線材などで一体に
構成されていることから、需要者の様々な要求に対応す
る形状、構造、高さの複数のラックを提供することは全
く想定していなかった。加えて、いずれにしても上部の
みの片持ちとなることから不安定で、衝突したり、誤っ
てつかまったりすることでラックに乗せた物品の落下の
おそれがあるばかりか、ラック自体が損傷することも起
こりがちであった。このようなことから、アイレベル
（目線の位置）に、奥行きの狭い収納戸棚をウオールキ
ャビネットに付設することも行われている。しかし、扉
を備えた戸棚では頻繁に用いる物品の出し入れや、濡れ
た食器や調理器具をかけて乾かすなどの用途には適さな
いものであった。
構成されていることから、需要者の様々な要求に対応す
る形状、構造、高さの複数のラックを提供することは全
く想定していなかった。加えて、いずれにしても上部の
みの片持ちとなることから不安定で、衝突したり、誤っ
てつかまったりすることでラックに乗せた物品の落下の
おそれがあるばかりか、ラック自体が損傷することも起
こりがちであった。このようなことから、アイレベル
（目線の位置）に、奥行きの狭い収納戸棚をウオールキ
ャビネットに付設することも行われている。しかし、扉
を備えた戸棚では頻繁に用いる物品の出し入れや、濡れ
た食器や調理器具をかけて乾かすなどの用途には適さな
いものであった。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、上記課
題を解決することにあり、とくに必要に応じラックを左
右方向にスライドさせてベースキャビネットのシンクや
調理面の上に移動することができるほか、そのラックを
別途掛け止めるようにして、用途に合わせて、適宜に選
択して用いることができるようにすることにある。ま
た、本発明の他の目的は、ラックを保持する部材である
スライド支持体はベースキャビネットとウオールキャビ
ネットの上下で安定して支持され、ベースキャビネット
とウオールキャビネットの間が台所の天井の高さや機種
によって異なるときにも、スライド支持体の高さ方向を
変更可能として一つの部材で対応可能できるようにする
ことにある。
題を解決することにあり、とくに必要に応じラックを左
右方向にスライドさせてベースキャビネットのシンクや
調理面の上に移動することができるほか、そのラックを
別途掛け止めるようにして、用途に合わせて、適宜に選
択して用いることができるようにすることにある。ま
た、本発明の他の目的は、ラックを保持する部材である
スライド支持体はベースキャビネットとウオールキャビ
ネットの上下で安定して支持され、ベースキャビネット
とウオールキャビネットの間が台所の天井の高さや機種
によって異なるときにも、スライド支持体の高さ方向を
変更可能として一つの部材で対応可能できるようにする
ことにある。
【０００８】上記の目的に適う本発明にかかる厨房用ス
ライド支持体は、厨房家具のウオールキャビネットとベ
ースキャビネットの間の壁面側の上下にレールを設け、
全体として扁平なスライド支持体は、両側に縦方向のパ
イプを夫々二本として嵌め合わせて高さ方向において調
節自在とし、かつ、パイプの端部をレールに係合させ左
右方向にスライド自在とし、スライド支持体にはラック
体の被掛止部を設けたことを特徴とするものである。
ライド支持体は、厨房家具のウオールキャビネットとベ
ースキャビネットの間の壁面側の上下にレールを設け、
全体として扁平なスライド支持体は、両側に縦方向のパ
イプを夫々二本として嵌め合わせて高さ方向において調
節自在とし、かつ、パイプの端部をレールに係合させ左
右方向にスライド自在とし、スライド支持体にはラック
体の被掛止部を設けたことを特徴とするものである。
【０００９】また、本発明は、厨房家具のウオールキャ
ビネットとベースキャビネットとの間の上下に壁面に沿
って水平方向に配設された一対のレールを設け、このレ
ールに対し、離隔して縦設された一対のパイプを左右方
向にスライド可能に取付け、それらのパイプ間には複数
本のラック体支持用被掛止杆を上下位置調節可能に取付
け、そして該被掛止杆には各種のラックを上下＜左右方
向に移動可能にかつ着脱可能に支持したことを特徴とす
る厨房用スライド支持体を要旨構成とするものである。
ビネットとベースキャビネットとの間の上下に壁面に沿
って水平方向に配設された一対のレールを設け、このレ
ールに対し、離隔して縦設された一対のパイプを左右方
向にスライド可能に取付け、それらのパイプ間には複数
本のラック体支持用被掛止杆を上下位置調節可能に取付
け、そして該被掛止杆には各種のラックを上下＜左右方
向に移動可能にかつ着脱可能に支持したことを特徴とす
る厨房用スライド支持体を要旨構成とするものである。
【００１０】本発明のスライド支持体は、パイプを組み
合わせて梯子状に形成したものであり、横方向に懸け渡
したパイプでラックを掛止する被掛止部としたものであ
る。
合わせて梯子状に形成したものであり、横方向に懸け渡
したパイプでラックを掛止する被掛止部としたものであ
る。
【００１１】本発明は、前述の構成において、上部のレ
ールをウオールキャビネットの下部に、下部のレールを
ベースキャビネットのバックガード上の壁面に設けたこ
とを特徴とするものである。
ールをウオールキャビネットの下部に、下部のレールを
ベースキャビネットのバックガード上の壁面に設けたこ
とを特徴とするものである。
【００１２】本発明は、上下のレールを断面蟻溝型にし
て、スライド支持体の縦方向のパイプの両端にレール内
に係合するローラを設け、スライド支持体を予め取り付
けられた上下のレールの端から差し込み、レールの両サ
イドにはキャップを被せるようにしたことを特徴とする
ものである。
て、スライド支持体の縦方向のパイプの両端にレール内
に係合するローラを設け、スライド支持体を予め取り付
けられた上下のレールの端から差し込み、レールの両サ
イドにはキャップを被せるようにしたことを特徴とする
ものである。
【００１３】本発明は、スライド支持体の高さ方向を調
節自在とする手段として、夫々二本のパイプの一方を他
方に挿入し、大径のパイプの胴部にねじ穴を設けて、挿
入されるパイプ外面に当接する止めねじを設けるように
したことを特徴とするものである。
節自在とする手段として、夫々二本のパイプの一方を他
方に挿入し、大径のパイプの胴部にねじ穴を設けて、挿
入されるパイプ外面に当接する止めねじを設けるように
したことを特徴とするものである。
【００１４】さらに、本発明は、スライド支持体の被掛
止部を平板に規則的に穴を穿って形成したことを特徴と
するものである。
止部を平板に規則的に穴を穿って形成したことを特徴と
するものである。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下図面に示す厨房家具のベース
キャビネットＢとウオールキャビネットＷの間の壁面に
設けたこの発明に係る厨房用スライド支持体１に即して
この発明の内容を説明する。図１乃至図２はこの発明に
係るラック用の厨房用スライド支持体１の使用状態を示
すもので、図１は側面図、図２は正面図である。この厨
房用スライド支持体１は、厨房家具としてのベースキャ
ビネットＢ（流し台、調理台、ガス台や、これらを一の
長尺の天板にて一体に構成した複合調理機器）とウオー
ルキャビネットＷ（吊戸棚）の間の壁面に沿う左右方向
にスライド可能に配置し、複数のラック２を支持できる
ようにしたものである。
キャビネットＢとウオールキャビネットＷの間の壁面に
設けたこの発明に係る厨房用スライド支持体１に即して
この発明の内容を説明する。図１乃至図２はこの発明に
係るラック用の厨房用スライド支持体１の使用状態を示
すもので、図１は側面図、図２は正面図である。この厨
房用スライド支持体１は、厨房家具としてのベースキャ
ビネットＢ（流し台、調理台、ガス台や、これらを一の
長尺の天板にて一体に構成した複合調理機器）とウオー
ルキャビネットＷ（吊戸棚）の間の壁面に沿う左右方向
にスライド可能に配置し、複数のラック２を支持できる
ようにしたものである。
【００１６】厨房用スライド支持体１を左右方向にスラ
イド可能とするために、ウオールキャビネットＷの底板
に下向きの開口を備えたリップ溝形のレール３を、ベー
スキャビネットＢのバックガードの上の壁面に下方に開
口を有するレール４をビス（図示せず）で固定する。
イド可能とするために、ウオールキャビネットＷの底板
に下向きの開口を備えたリップ溝形のレール３を、ベー
スキャビネットＢのバックガードの上の壁面に下方に開
口を有するレール４をビス（図示せず）で固定する。
【００１７】全体として扁平な厨房用スライド支持体１
は、両側の縦方向のパイプ１１、１１ａを夫々二本とし
て嵌め合わせて高さ方向において調節自在とし、かつ、
パイプ１１、１１ａの開放端部側をレール３、４に係合
させスライド自在とし、パイプ１１、１１の間には複数
の横パイプを渡して被掛止部１２とし、この被掛止部１
２には複数のラック２を止めるようにする。図示の例で
は、全体をパイプにて梯子状に形成して被掛止部１２と
しているが、被掛止部１２を横パイプではなく、金属板
やプラスチック板で縦横に規則的に穴を穿って形成して
もよい。
は、両側の縦方向のパイプ１１、１１ａを夫々二本とし
て嵌め合わせて高さ方向において調節自在とし、かつ、
パイプ１１、１１ａの開放端部側をレール３、４に係合
させスライド自在とし、パイプ１１、１１の間には複数
の横パイプを渡して被掛止部１２とし、この被掛止部１
２には複数のラック２を止めるようにする。図示の例で
は、全体をパイプにて梯子状に形成して被掛止部１２と
しているが、被掛止部１２を横パイプではなく、金属板
やプラスチック板で縦横に規則的に穴を穿って形成して
もよい。
【００１８】パイプ１１ａの上端部には直接、レール３
内をスライドするローラからなる駒片１３を軸止し、パ
イプ１１の背面下端部には連結杆１４を介してローラか
らなる駒片１５を軸止するようにしてスムースな動きを
するようにしている。縦方向のパイプ１１、１１ａを高
さ方向に置いて調節自在とするために、径の太いパイプ
１１から止めねじ１６をねじ込んで内装されるパイプ１
１ａの外周にねじ先が当たり所望の高さとなるようにす
る。
内をスライドするローラからなる駒片１３を軸止し、パ
イプ１１の背面下端部には連結杆１４を介してローラか
らなる駒片１５を軸止するようにしてスムースな動きを
するようにしている。縦方向のパイプ１１、１１ａを高
さ方向に置いて調節自在とするために、径の太いパイプ
１１から止めねじ１６をねじ込んで内装されるパイプ１
１ａの外周にねじ先が当たり所望の高さとなるようにす
る。
【００１９】ラック２は金属線材を折り曲げて構成した
ものを複数、その上部の鉤部を被掛止部１２に掛け、背
面を下段の被掛止部１２に寄りかからせて止めるように
するラック２としては下段に水切りラックを上段にはペ
ーパーラックやレードルラックを配置するようにする。
ものを複数、その上部の鉤部を被掛止部１２に掛け、背
面を下段の被掛止部１２に寄りかからせて止めるように
するラック２としては下段に水切りラックを上段にはペ
ーパーラックやレードルラックを配置するようにする。
【００２０】なお、この実施態様では、ベースキャビネ
ットＢのカランＫ及びレバーＬにラック２が当たらない
ように被掛止部１２を比較的上部に設けるようにしてあ
る。しかし、カランＫやレバーＬまで厨房用スライド支
持体１をスライドさせなければ、ラック２がベースキャ
ビネットＢに近い位置まで至るようにしてもよい。
ットＢのカランＫ及びレバーＬにラック２が当たらない
ように被掛止部１２を比較的上部に設けるようにしてあ
る。しかし、カランＫやレバーＬまで厨房用スライド支
持体１をスライドさせなければ、ラック２がベースキャ
ビネットＢに近い位置まで至るようにしてもよい。
【００２１】図３乃至図４は別の実施態様を示すもの
で、図３は取り付け状態の斜視図であり、図４は要部断
面図である。以下、図１乃至図２と異なる構成について
のみ説明し、同一箇所は同一符号を付して説明を省略す
る。上部のレール３を前面に開口を設けた断面蟻溝形と
してなり、下部のレール４は横方向の凹部４１を形成す
るアルミニウムの押し出し成形品を組み合わせてなるも
のである。
で、図３は取り付け状態の斜視図であり、図４は要部断
面図である。以下、図１乃至図２と異なる構成について
のみ説明し、同一箇所は同一符号を付して説明を省略す
る。上部のレール３を前面に開口を設けた断面蟻溝形と
してなり、下部のレール４は横方向の凹部４１を形成す
るアルミニウムの押し出し成形品を組み合わせてなるも
のである。
【００２２】両側のパイプ１１、１１ａを嵌め合わせて
高さ方向を調節自在とするには、別途締付金具１７を設
けて所望の長さにする。パイプ１１、１１ａを組み合わ
せた上下の端部は直角に屈曲して、上部のパイプ１ａに
は合成樹脂からなる駒片１３を固定してレール３内をス
ライドするようにしてある。パイプ１１の端縁には回転
するローラからなる駒片１５を保持させるようにし、前
記下部のレール４の凹部４１に接触回転するようになっ
ている。
高さ方向を調節自在とするには、別途締付金具１７を設
けて所望の長さにする。パイプ１１、１１ａを組み合わ
せた上下の端部は直角に屈曲して、上部のパイプ１ａに
は合成樹脂からなる駒片１３を固定してレール３内をス
ライドするようにしてある。パイプ１１の端縁には回転
するローラからなる駒片１５を保持させるようにし、前
記下部のレール４の凹部４１に接触回転するようになっ
ている。
【００２３】図５乃至図６はさらに別の実施態様を示す
もので、図５は組み立て状態の斜視図、図６は取り付け
状態の要部拡大断面図である。両側のパイプ１１、１１
ａは嵌め合わせて締付金具１７を設け、レール３、４へ
の駒片１３、１５を一体に形成した連結杆１８をこれら
パイプ１１、１１ａの端部に被せるようにしたものであ
る。上部のレール３及び下部のレール４は向き合った開
口を備えるようにした溝形をなすもので、上部の駒片１
３の背面には屈曲したバネ板１９を取り付けるように
し、下部にはローラからなる駒片１５を設けるようにし
てある。
もので、図５は組み立て状態の斜視図、図６は取り付け
状態の要部拡大断面図である。両側のパイプ１１、１１
ａは嵌め合わせて締付金具１７を設け、レール３、４へ
の駒片１３、１５を一体に形成した連結杆１８をこれら
パイプ１１、１１ａの端部に被せるようにしたものであ
る。上部のレール３及び下部のレール４は向き合った開
口を備えるようにした溝形をなすもので、上部の駒片１
３の背面には屈曲したバネ板１９を取り付けるように
し、下部にはローラからなる駒片１５を設けるようにし
てある。
【００２４】この実施態様ではバネ板１９の採用によ
り、厨房用スライド支持体１を一旦位置決めすると左右
方向に動くことがない。左右方向にスライドさせる場合
には、上部、具体的にはパイプ１１ａの上部を押してバ
ネ板１９を縮めて駒片１３とレール３の内面との間を離
してフリーとし、次いで左右方向に動かすと下部の駒片
のローラからなる駒片１５によりスムースに移動するこ
とになる。なお、ローラからなる駒片１５に繋がる連結
杆１８と下部のレール４との接触は、上部のパイプ１１
ａを押すことにより図面で想像線で示すように離れてロ
ーラからなる駒片１５のみがレール４内で回転してスム
ースな動きとなる。
り、厨房用スライド支持体１を一旦位置決めすると左右
方向に動くことがない。左右方向にスライドさせる場合
には、上部、具体的にはパイプ１１ａの上部を押してバ
ネ板１９を縮めて駒片１３とレール３の内面との間を離
してフリーとし、次いで左右方向に動かすと下部の駒片
のローラからなる駒片１５によりスムースに移動するこ
とになる。なお、ローラからなる駒片１５に繋がる連結
杆１８と下部のレール４との接触は、上部のパイプ１１
ａを押すことにより図面で想像線で示すように離れてロ
ーラからなる駒片１５のみがレール４内で回転してスム
ースな動きとなる。
【００２５】この実施態様では、上部及び下部のレール
３、４が溝形をなすものであるため正面から、厨房用ス
ライド支持体１を取り付け取り外しができるので、簡単
に外して修理や清掃が可能となるのである。
３、４が溝形をなすものであるため正面から、厨房用ス
ライド支持体１を取り付け取り外しができるので、簡単
に外して修理や清掃が可能となるのである。
【００２６】
【発明の効果】この発明は以上のような構成からなるも
ので、厨房用スライド支持体１を、ウオールキャビネッ
トＷとベースキャビネットＢの間で上下に配置するレー
ル３、、４により左右方向に移動可能とするもので、必
要な箇所に移して用いたり、台所作業において邪魔にな
る場合は容易に位置を変えることが可能となるのであ
る。さらには、必要に応じてラック３の配置を容易に変
更でき、様々な需要者のニーズに合った用い方ができる
ことになる。
ので、厨房用スライド支持体１を、ウオールキャビネッ
トＷとベースキャビネットＢの間で上下に配置するレー
ル３、、４により左右方向に移動可能とするもので、必
要な箇所に移して用いたり、台所作業において邪魔にな
る場合は容易に位置を変えることが可能となるのであ
る。さらには、必要に応じてラック３の配置を容易に変
更でき、様々な需要者のニーズに合った用い方ができる
ことになる。
【００２７】従来ウオールキャビネットとベースキャビ
ネットとの間の壁側の空間は照明器具や固定的なラック
が設けられる程度の活用の仕方であったの、複数のラッ
クを用意しておくことにより乱雑になりがちな調理台に
整理棚、洗浄済の食器や果物の水切り棚、鍋などを吊し
て乾かすハンガーラックを設けることができ、従来のも
のに比べて格段と使い勝手を向上させることができ、ひ
いては壁面側の空間の有効利用が簡単に実現できる。
ネットとの間の壁側の空間は照明器具や固定的なラック
が設けられる程度の活用の仕方であったの、複数のラッ
クを用意しておくことにより乱雑になりがちな調理台に
整理棚、洗浄済の食器や果物の水切り棚、鍋などを吊し
て乾かすハンガーラックを設けることができ、従来のも
のに比べて格段と使い勝手を向上させることができ、ひ
いては壁面側の空間の有効利用が簡単に実現できる。
【図１】本発明に係る厨房用スライド支持体の側面図で
ある。
ある。
【図２】本発明に係る厨房用スライド支持体の正面図で
ある。
ある。
【図３】本発明の別の実施態様を示す斜視図である。
【図４】図３の実施態様の縦断面図である。
【図５】本発明のさらに別の実施態様を示す斜視図であ
る。
る。
【図６】図５の要部拡大断面図である。
Ｗ ウオールキャビネット Ｂ ベースキャビネット １ 厨房用スライド支持体 １１ パイプ １１ａ パイプ １２ 被掛止部 １３ 駒片 １４ 連結杆 １５ 駒片 １６ 止めねじ １７ 締付金具 １８ 連結杆 １９ バネ板 ２ ラック ３ レール ４ レール
Claims (7)
- 【請求項１】 厨房家具のウオールキャビネットとベー
スキャビネットとの間の上下に壁面に沿って水平方向に
配設された一対のレールを設け、全体として扁平に構成
されるスライド支持体を、両側に縦方向のパイプを夫々
二本として嵌め合わせて高さ方向において調節自在と
し、かつ、パイプの端部をレールに係合させ左右方向に
スライド自在とし、そのパイプにはラック体の被掛止部
を設けたことを特徴とする厨房用スライド支持体。 - 【請求項２】 厨房家具のウオールキャビネットとベー
スキャビネットとの間の上下に壁面に沿って水平方向に
配設された一対のレールを設け、このレールに対し、離
隔して縦設された一対のパイプを左右方向にスライド可
能に取付け、それらのパイプ間には複数本のラック体支
持用被掛止杆を上下位置調節可能に取付け、そして該被
掛止杆には各種のラックを上下・左右の方向に移動可能
にかつ着脱可能に支持したことを特徴とする厨房用スラ
イド支持体。 - 【請求項３】 請求項１又は２記載の厨房用スライド支
持体において、スライド支持体を梯子状をなすパイプに
て形成し、被掛止部を横架したパイプとしたことを特徴
とする厨房用スライド支持体。 - 【請求項４】 上部のレールをウオールキャビネットの
下部に、下部のレールをベースキャビネットのバックガ
ード上の壁面に設けたことを特徴とする請求項１、請求
項２又は請求項３記載の厨房用スライド支持体。 - 【請求項５】 上下のレールを断面蟻溝型にして、スラ
イド支持体の縦方向のパイプの両端にレール内に係合す
るローラを設け、スライド支持体を予め取り付けられた
上下のレールの端から差し込み、レールの両サイドには
キャップを被せるようにしたことを特徴とする請求項
１、請求項２、請求項３又は請求項４記載の厨房用スラ
イド支持体。 - 【請求項６】 スライド支持体の高さ方向を調節自在と
する手段として、夫々二本のパイプの一方を他方に挿入
し、大径のパイプの胴部にねじ穴を設けて、挿入される
パイプ外面に当接する止めねじを設けるようにしたこと
を特徴とする請求項１、請求項２、請求項３、請求項４
又は請求項５記載の厨房用スライド支持体。 - 【請求項７】 スライド支持体の被掛止部を平板に規則
的に穴を穿って形成したことを特徴とする請求項１、請
求項３、請求項４、請求項５又は請求項６記載の厨房用
スライド支持体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8303560A JPH10127380A (ja) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | 厨房用スライド支持体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8303560A JPH10127380A (ja) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | 厨房用スライド支持体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10127380A true JPH10127380A (ja) | 1998-05-19 |
Family
ID=17922492
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8303560A Pending JPH10127380A (ja) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | 厨房用スライド支持体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10127380A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002223869A (ja) * | 2001-02-01 | 2002-08-13 | Sun Wave Ind Co Ltd | 流し台後部上方に設けた吊下げ装置 |
| JP2007151973A (ja) * | 2005-12-07 | 2007-06-21 | Sun Wave Ind Co Ltd | 保持具を備えるカウンタ |
| JP2011098164A (ja) * | 2009-11-09 | 2011-05-19 | Uchiyama Sangyo:Kk | 水切り棚 |
| CN103284491A (zh) * | 2013-06-14 | 2013-09-11 | 志邦厨柜股份有限公司 | 一种安装于厨柜上的置酒架 |
| CN113154487A (zh) * | 2021-03-16 | 2021-07-23 | 陕西建工集团股份有限公司 | 工地用一体式厨房 |
-
1996
- 1996-10-30 JP JP8303560A patent/JPH10127380A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002223869A (ja) * | 2001-02-01 | 2002-08-13 | Sun Wave Ind Co Ltd | 流し台後部上方に設けた吊下げ装置 |
| JP2007151973A (ja) * | 2005-12-07 | 2007-06-21 | Sun Wave Ind Co Ltd | 保持具を備えるカウンタ |
| JP4669383B2 (ja) * | 2005-12-07 | 2011-04-13 | サンウエーブ工業株式会社 | 保持具を備えるカウンタ |
| JP2011098164A (ja) * | 2009-11-09 | 2011-05-19 | Uchiyama Sangyo:Kk | 水切り棚 |
| CN103284491A (zh) * | 2013-06-14 | 2013-09-11 | 志邦厨柜股份有限公司 | 一种安装于厨柜上的置酒架 |
| CN113154487A (zh) * | 2021-03-16 | 2021-07-23 | 陕西建工集团股份有限公司 | 工地用一体式厨房 |
| CN113154487B (zh) * | 2021-03-16 | 2024-04-26 | 陕西建工集团股份有限公司 | 工地用一体式厨房 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7118001B2 (en) | Over door storage rack for cabinet doors | |
| US5398824A (en) | Paper towel holder | |
| US7766290B1 (en) | Adjustable assembly for hanging cookware and utensils | |
| US8936225B2 (en) | Retractable hanging assembly for cookware and utensils | |
| US6857528B2 (en) | Over door storage rack for base cabinet doors | |
| US20110000864A1 (en) | Cookware Holder and Method | |
| JPS6254002B2 (ja) | ||
| US8074812B1 (en) | Rotary track mechanism for corner cabinets | |
| US4893770A (en) | Appliance and accessories organizer | |
| CA1260877A (en) | Sliding rack | |
| KR101886927B1 (ko) | 주방가구 하부수납장의 서랍용 걸이형 선반 | |
| US9254050B1 (en) | Detachable hanging assembly for cookware and utensils | |
| JPH10127380A (ja) | 厨房用スライド支持体 | |
| JP4669383B2 (ja) | 保持具を備えるカウンタ | |
| JPH026837Y2 (ja) | ||
| KR20210113844A (ko) | 다용도 선반 | |
| KR20180003077U (ko) | 싱크대용 인출식 다용도 선반 | |
| KR20140112233A (ko) | 벽면에 장착되는 수납선반장치 | |
| KR200476306Y1 (ko) | 주방용품 수납장 | |
| JPH1132849A (ja) | 台所用品整理装置 | |
| KR102355986B1 (ko) | 주방용 선반 조립체 | |
| CN216796973U (zh) | 一种抽拉式收纳架 | |
| KR200274217Y1 (ko) | 주방가구용 보조 테이블 | |
| KR200273674Y1 (ko) | 주방가구용 수납장 | |
| KR0130421Y1 (ko) | 주방용품 선반 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050518 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050531 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051018 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060712 |