JPH10127268A - 液体試料アッセイ用装置、並びにdna増幅・アッセイ用装置及び同方法 - Google Patents

液体試料アッセイ用装置、並びにdna増幅・アッセイ用装置及び同方法

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JPH10127268A
JPH10127268A JP9279939A JP27993997A JPH10127268A JP H10127268 A JPH10127268 A JP H10127268A JP 9279939 A JP9279939 A JP 9279939A JP 27993997 A JP27993997 A JP 27993997A JP H10127268 A JPH10127268 A JP H10127268A
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JP9279939A
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English (en)
Inventor
Hugh V Cottingham
ヒュー・ヴイ・コッティンガム
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Becton Dickinson and Co
Original Assignee
Becton Dickinson and Co
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01LCHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
    • B01L3/00Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
    • B01L3/50Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes
    • B01L3/508Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes rigid containers not provided for above
    • B01L3/5085Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes rigid containers not provided for above for multiple samples, e.g. microtitration plates
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/01Arrangements or apparatus for facilitating the optical investigation
    • G01N21/03Cuvette constructions
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
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    • G01N21/01Arrangements or apparatus for facilitating the optical investigation
    • G01N21/03Cuvette constructions
    • G01N2021/0346Capillary cells; Microcells

Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体状の生物学的試料について核酸増幅およ
び核酸アッセイをまとめて行う装置を提供する。 【解決手段】 サンプル・ウェル(14)内で対向し、
かつ離間された、光学的窓部材(20)の表面(52)
とサンプル・ウェル(14)の表面(50)とは毛管室
(54)を画成し、該毛管室(54)の中に液体状の生
物学的試料(60)が毛管力により吸引される。前記液
体状の生物学的試料(60)を前記毛管室(54)内で
薄膜状に拡げることによりヘッドスペースが無くなり、
前記試料への熱伝導が最大化され、かつ、大寸の光学タ
ーゲットが達成されてアッセイの検出段階を容易なもの
とする。開示された装置は、ホモジニアスな核酸増幅お
よび蛍光偏光アッセイに特に適しているが、他のタイプ
の生物学プロセスおよび化学プロセスに関しても使用さ
れ得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】発明の名称を「DNAの増幅
およびアッセイ」として、Hugh V. Cottinghamにより19
95年9月12日付で出願され本発明の出願人に譲渡された
係属中の米国特許出願第08/527,253号には、本発明と関
連する主題が開示され、かつ特許が請求されており、該
出願を引用したことにより該出願の明細書を本願明細書
の一部として援用する。
【0002】本発明は、液体試料について生物学的なあ
るいは化学的な処理を行う器具および方法に関し、特
に、ホモジニアスなDNA蛍光偏光アッセイ(homogeneo
us DNAflnorescence polarization assays)を行うため
の、DNA増幅・アッセイを統合した装置に関する。
【0003】
【従来の技術】核酸(DNA)の増幅およびそれに引続
く核酸プローブアッセイのプロセスは広く知られてお
り、種々の形態で実施される。これらの形態は極めて有
効ではあるが、それらを臨床検査室で行うことは幾分難
しい。一般に、DNAの増幅およびアッセイの反応は、
アッセイする試料について順次に行われ、すなわち、先
ずDNAの増幅反応が完了するまで行われ、次に、完全
に増幅された試料に対してDNAプローブアッセイが行
われる。これは、終点アッセイ(end point assay)と称
される。
【0004】終点アッセイに伴うひとつの問題点として
は、DNA増幅反応により増幅されたDNA(アンプリ
コン(amplicon))を次のDNAプローブアッセイ箇所に
物理的に搬送せねばならないことが挙げられる。この搬
送を行うと、DNAアンプリコンによって実験室の環境
が汚染される可能性がある。更に、所定の試料を他の試
料と取り違えたり別のものだと思ったりするというよう
な通常的な危険性が生じ、この危険性は試料の物理的な
搬送が行われる度に増大して行く。
【0005】又、液体状の生物学的試料をその内部に収
容すると共に、該試料について核酸増幅およびアッセイ
をまとめて行い得るという自己収容型のテストユニット
を企図した多くの提案が為されてきた。斯かる提案の内
で、テストユニット内の可撓性区画室および通路を通し
て試料および検出試薬を押しやる外部ローラを採用した
ひとつの案が、Paul N. Schnipelsky ほかに対する米国
特許第 5,229,297号に見られる。更に、Hugh V. Cottin
ghamにより1994年7月19日付でに出願され、本発明の出
願人に譲渡された係属中の米国特許出願第08/277,553号
によって、試料液体と試薬液体との流れがローラではな
く遠心力により制御されるという別の例が開示されてい
る。これらの提案の両者における欠点は、テストユニッ
トの内部で行われる流体移動を制御する必要があること
であり、この故に、テストユニットの構造が所望程度の
ものより幾分複雑になることである。
【0006】上述した終点アッセイのほかに、核酸アッ
セイのホモジニアス(homogeneous)な方法も在る。本明
細書中で、核酸アッセイの方法に関し、「ホモジニアス
な」とは、増幅された物質を別のアッセイ箇所まで物理
的に搬送する必要が無く、核酸アッセイが増幅反応と同
時に行われることを意味する。従って、その簡素さおよ
び信頼性の故に、ホモジニアスな方法は好まれる。更
に、ホモジニアスなアッセイは、閉じられた管の内部で
行われるのが通常であることから、それらの反応生成物
(アンプリコン)が他の試料を汚染する危険性は殆ど無
い。公知のホモジニアスなアッセイ方法の例には、蛍光
偏光(fluorescence polarization) 、蛍光エネルギ移動
(fluorescence energy transfer)および吸光度(light a
bsorbance)が含まれる。
【0007】ホモジニアスな核酸アッセイ方法では、反
応容器としてポリプロピレン製の「マイクロチューブ
(microtube)」を使用するのが一般的である。但し、こ
れは幾つかの理由により、満足できるものではない。例
えば、通常のマイクロチューブの容量は200μLであ
るが、アッセイすべき液体状の生物学的試料の体積は通
常は50μLないし100μLである。このことによ
り、液体試料の上方に(「ヘッドスペース」として知ら
れている)空間が残され、反応試薬が気化してこの空間
内に入り次に凝縮し得ることとなる。これは不都合な状
態であり、また、凝縮を回避すべくチューブの頂部を外
部からヒータで加熱する必要がある。
【0008】従来のマイクロチューブの別の欠点は、核
酸を増幅する化学作用が開始温度に非常に敏感であるこ
とから、反応を開始する前に所定の最低温度を達成する
必要があることである。もしこの条件が満足されなけれ
ば、「誤準備 (mis-priming)」として知られているもの
により、望ましくないバックグラウンド反応(backgroun
d reaction) が生ぜしめられることになる。開始用の所
定の最低温度の要件は、「ホットスタート(hot start)
」として知られている。
【0009】一方、ホモジニアスなアッセイの方法が蛍
光偏光に依存する場合、ポリプロピレン製のマイクロチ
ューブは使用できず、ガラス製の反応容器を代りに用い
ねばならない。これは、射出成形および熱成形などの殆
どのプラスチック加工方法では完成部品の材料内に応力
が生ぜしめられるという事実に依るものである。即ち、
これらの応力は、ランダムな偏光効果(polarization ef
fects)を有するので、蛍光偏光アッセイに必要な偏光の
透過を阻害するのである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、上記に鑑み、ヘッドスペースを実質的に有せず、故
に装置の頂部に外部ヒータを設ける必要が無く、且つ、
装置内に収容された反応試薬の気化および凝縮が生じな
い、小容量の反応装置を提供するにある。
【0011】本発明の更なる目的は、核酸増幅反応の
「ホットスタート」を達成することにより、誤準備によ
る無効なアッセイ結果を回避し得る反応装置および方法
を提供するにある。
【0012】本発明の別の目的は、その大部分が全体的
にプラスチック材料で構成され乍らも、蛍光偏光アッセ
イを実施するに必要な光学特性を有する反応装置を提供
するにある。
【0013】而して、本発明の更なる目的は、増幅およ
びアッセイの双方に必要な試薬の全てが当該装置内に乾
燥形態で収容されており、従って、核酸アッセイを行う
には液体状の生物学的試料を加えることだけが必要とさ
れる、統合型の核酸増幅・アッセイ装置を提供するにあ
る。
【0014】本発明の更なる目的は、液体状の生物学的
試料を導入した後に密閉することにより、アンプリコン
による実験室環境の汚染を防止し得る統合型の核酸増幅
・アッセイ装置を提供するにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の好ましい実施形
態によれば、サンプル・ウェルと、該サンプル・ウェル
内に設置される光学的窓部材と、閉じ具とを備えた統合
型の核酸増幅・アッセイ器具を提供することにより、先
行技術における不都合および制限が実質的に回避され
る。上記光学的窓部材は、該部材の内側表面と、これに
対向する、サンプル・ウェルの内側表面との間に薄い毛
管室が画成される様な仕方でサンプル・ウェル内に保持
される。又、乾燥された核酸増幅・アッセイ試薬が、該
毛管室内に配備される。使用に際し、液体状の生物学的
試料が毛管力により毛管室内に吸引され、次に、閉じ具
を用いて毛管室が密閉される。該毛管室内では、前記液
体状の生物学的試料が比較的迅速に加熱され得る薄層状
に拡げられ、従って、増幅反応の誤準備が回避される。
更に、光学検出段階は光学的窓部材を介して行われ、前
記液体試料を反応装置から取出すことを要しない。
【0016】従って、ひとつの態様において、本発明は
液体試料について生物学的な或は化学的な反応を実施す
る装置に関している。該装置は、直立した側壁面と実質
的に平らな上向きの底面とにより画成された内側部分を
有するサンプル・ウェルと、該サンプル・ウェル内に設
置され得る光学的窓部材とを備えている。実質的に平ら
であり、かつ、下方に向けられた底面を該光学的窓部材
は有し、該底面が前記サンプル・ウェルの前記底面から
離れて該底面に対向して該底面との間に毛管室を画成す
る。この毛管室に毛管作用により前記液体状試料を導入
するための開口が設けられる。又、前記毛管室内に前記
液体試料が導入された後に上記開口を密封する閉じ具も
提供される。
【0017】別の態様において、本発明は、液体状の生
物学的試料についてホモジニアスな核酸増幅および核酸
アッセイを実施する装置に関している。該装置は、直立
した側壁面と実質的に平らな上向きの底面とにより画成
された内側部分を有するサンプル・ウェルと、該サンプ
ル・ウェル内に設置され得る光学的窓部材とを備えてい
る。実質的に平らであると共に下方に向けられた底面を
該光学的窓部材は有し、該底面がサンプル・ウェルの前
記底面から離れて該底面に対向して該底面との間に毛管
室を画成する。この毛管室内に毛管作用により液体状の
生物学的試料を導入する為の開口が設けられる。又、毛
管室内に前記液体状の生物学的試料が導入された後に上
記開口を密封する閉じ具も提供される。更に、上記毛管
室内で液体状の生物学的試料と反応させるために、前記
毛管室の内部には、ホモジニアスな核酸増幅・アッセイ
に用いる乾燥された試薬が付着されている。
【0018】更なる態様において、本発明は、液体状の
生物学的試料について核酸増幅およびホモジニアスな核
酸蛍光偏光アッセイをまとめて実施する方法に関してい
る。該方法は、実質的に平らで上向きの底部内面を有す
るサンプル・ウェルを準備する段階と、該サンプル・ウ
ェル内に、実質的に平らであると共に下方に向けられた
底面を有する光学的窓部材を挿入する段階と、該光学的
窓部材の底面を、前記サンプル・ウェルの前記底部内面
に対し、離して対向させ保持してこれら両面間に毛管室
を画成する段階と、該毛管室内に液体状の生物学的試料
を導入する段階と、上記液体状の生物学的試料を、上記
毛管室内において核酸増幅用乾燥試薬およびホモジニア
スな核酸蛍光偏光アッセイに用いる乾燥試薬に接触せし
める段階と、上記毛管室を密封する段階と、上記サンプ
ル・ウェルを所定温度に保つことにより液体状の生物学
的試料が前記核酸増幅試薬および前記核酸蛍光偏光アッ
セイ試薬と反応するのを許す段階と、上記光学的窓部材
を通して上記液体状の生物学的試料内における蛍光偏光
を検出する段階とを有する。
【0019】本発明の種々の目的、利点および新規な特
徴は、添付の図面と共に以下の詳細な説明を読めば容易
に理解できるであろう。
【0020】尚、各図を通し、同様の参照番号は同様の
部材、或は構成要素を示している。
【0021】
【発明の実施の形態】図1には、核酸の増幅およびアッ
セイの処理をまとめて行う、本発明の好ましい実施形態
に係るマルチプル・ウェル装置(multiple-well apparat
us) 10が示されている。装置10は、連結された8個
のサンプル・ウェル(sample well) 14から成る第一の
連結体12と、連結された8個の密封体すなわちキャッ
プ18から成る第二の連結体16とから成る。サンプル
・ウェル14の各々は、自身に対応する密封体18と組
み合わされ光学的窓部材20が挿入されてサンプル・ウ
ェル・組立体22を形成し、該組立体内で、個別の液体
状の生物学的試料について核酸増幅およびアッセイの処
理がまとめて行われる。連結体12中の個々のサンプル
・ウェル14はつなぎ片24により一列に相互に連結さ
れているが、八つより少ない試料をアッセイするのであ
れば、使用者は該つなぎ片24を切り離して連結体12
を必要なだけに分割することが出来る。図示された様
に、各密封体18を連結するのにも、同様に分離可能な
つなぎ片25が使用されている。サンプル・ウェル14
の連結体12は、ポリプロピレン等の適宜なプラスチッ
ク材料を用いて射出成形により一体に成形するのが好ま
しい。又、密封体18の連結体16も同様の方法で形成
することが可能であり、同じ材料で形成するのが好まし
い。この好ましい実施形態において、個々のサンプル・
ウェル14は略々円筒形状とされており、外径は約0.
320インチ、外側高さは約0.175インチ、壁厚は
約0.015インチである。更に、隣接するサンプル・
ウェル14同士(および隣接する密封体18同士)の中
心間距離は、約0.354インチである。
【0022】図1に示されるように、サンプル・ウェル
14の各々には光学的窓部材20が挿入され、これは、
該サンプル・ウェルの内部周方向に離間した複数個のリ
ブ26により支持された透明の円形ディスクの形態を有
する。以下に更に詳述する様に、各光学的窓部材20の
下面は、対応するサンプル・ウェル14の底壁から僅か
な距離(好ましくは約0.020インチ)だけ離間し、
該サンプル・ウェルの底部内に毛管室を形成している。
アッセイすべき液体状の生物学的試料は該毛管室内に導
入されるが、これは、光学的窓部材20の外縁とサンプ
ル・ウェル14の垂直内側壁との間に存在する環状の間
隙すなわち開口を介して行われるのが好ましい。而し
て、密封体18のひとつをサンプル・ウェル14に嵌合
させてこの開口を閉塞し、該毛管室内に収納された、核
酸増幅およびアッセイ用の乾燥試薬と前記液体状の生物
学的試料との反応が許される。検出が開始され得る点ま
で反応が進行した後に光学的検出段階が行われるが、こ
れは、密閉されたサンプル・ウェル14から液体状の生
物学的試料を取り出すこと無く、光学的窓部材20を通
して行われる。この様にして、他の液体状の生物学的試
料による相互汚染の可能性は最小限度のものとなる。
【0023】図2の(A)、(B)および(C)には、
サンプル・ウェル14の詳細な構造が示されている。図
示された好ましい実施形態において、サンプル・ウェル
14の各々は略円筒形状とされ、円形の頂部開口28、
直立した円筒状側壁30、および、平らな円形底壁32
を備えている。サンプル・ウェル14の内周回りには、
該サンプル・ウェルの中央に向けられた切りかき36を
備えた、6個の楔形状リブすなわちスペーサ26が等間
隔に離間して配置されている。この好ましい実施形態に
おいて、前記リブ26はサンプル・ウェル14の底壁3
2により担持されると共に、プラスチック成形時に該底
壁32と一体に成形されている。以下に記述する様に、
切りかき付きリブ26は、光学的窓部材20をサンプル
・ウェル14内の適切な位置に配置して保持する役割を
果たすものである。
【0024】図3の(A)、(B)および(C)には、
密封体すなわちキャップ18の詳細が示されている。各
密封体18は略々環状であり、上方に向けられた円形リ
ムすなわちフランジ38、下方に延びた円筒形側壁4
0、および、円形の中央開口部42を備えている。開口
部42の下側開口は、下方に延びた円錐台状延長部44
により囲繞されており、該延長部44は、側壁40と一
体に成形され、環状の密封体18の中央軸心に向けて内
方へテーパが付けられている。簡単に説明すると、延長
部44の下縁は、光学的窓部材20の下方の毛管室内に
液体状の生物学的試料が導入された後にサンプル・ウェ
ル・組立体22が完全に組立てられたときに光学的窓部
材20の周縁部と接触して該毛管室を密閉する。この毛
管室はまた、密封体18の円筒状側壁40の外側部の回
りに形成された環状の密封体リング46によっても密閉
される。この密封体リング46は、(図2の(A)およ
び(B)に見られる)サンプル・ウェル14の内側壁面
47と摩擦係合して、密封体18をサンプル・ウェルの
所定位置に保持している。
【0025】図4の(A)および(B)には、核酸増幅
およびアッセイの処理をまとめて行う前にサンプル・ウ
ェル・組立体22の各々を組立てる方法が示されてい
る。光学的窓部材20はサンプル・ウェル14内に挿入
されると共に、半径方向に配置されたリブ26に形成さ
れた切りかき34により受止められ、かつ保持される。
(必ずしも必要ではないが、このことは、製造工程の間
に行われ、従って、サンプル・ウェル14が使用者に届
くときには光学的窓部材20が既に組付けられているの
が好適である。)又、リブ26およびサンプル・ウェル
14を形成するプラスチック材料が十分に可撓性を有す
るので、光学的窓部材20が切りかき34内に挿入され
るときにリブ26が僅かに撓曲し、或は動いて、光学的
窓部材20が切りかき34にパチンと確かに嵌め込まれ
る。リブ26の上向き面48は、図示された様にサンプ
ル・ウェル14の中心に対し約45°の角度で下方に傾
斜し、切りかき34内に光学的窓部材20の縁部を導く
案内面となるのが好ましい。
【0026】光学的窓部材20がサンプル・ウェル14
内に挿入された後、光学的窓部材20の下方に位置する
毛管室内に液体状の生物学的試料が導入されるが、これ
を以下に説明する。まず、密封体18は毛管室を閉塞す
べくサンプル・ウェル上に載置される。密封体18が所
定位置に届いたとき、密封体リング46がサンプル・ウ
ェルの内部側壁47に摩耗嵌合しており、かつ、延長部
44の下縁が光学的窓部材20の周縁部に接触してい
る。図4の(B)には、完全に組立られた状態のサンプ
ル・ウェル・組立体22が示されている。
【0027】図5の(A)および(B)は、サンプル・
ウェル・組立体22の内部構造を示す断面図であり、密
封体18が(A)においては取り外されており、(B)
においては完全に取付けられている。図5の(A)に最
も良く示されているように、光学的窓部材20は切りか
き付きリブ26によりサンプル・ウェル14の底壁32
に対して平行に保持され、底壁32の上向き面50と、
これに対向する、光学的窓部材20の下向き面52との
間には(好ましくは約0.020インチの高さの)均一
な間隙が形成されている。この間隙すなわち空間は、両
面50、52間に円柱状の、すなわち円板形状の毛管室
54を形成する。この毛管室54内の中央位置におい
て、上記の面50には、ホモジニアスな核酸増幅・蛍光
偏光アッセイに用いる乾燥試薬を有するスポット(sp
ot)56が付着している。液体状の生物学的試料が毛
管室54内に導入されたとき、乾燥スポット56内の試
薬はこの試料により再び水和され、所望の増幅およびア
ッセイ反応が開始される。毛管室54内への液体状の生
物学的試料の導入を許容すべく、サンプル・ウェル14
および光学的窓部材20の寸法は、光学的窓部材20の
外周と、これに対向する、サンプル・ウェル14の内側
壁面47との間に約0.020インチの環状間隙58が
形成される如きものとされる。このことは、好ましい実
施形態において、サンプル・ウェル14の内径を約0.
290インチとし、光学的窓部材20の外径を約0.2
50インチに形成することで達成される。
【0028】図5の(B)には、サンプル・ウェル・組
立体22が完全に組立てられ、毛管室54内に液体状の
生物学的試料60が存在する状態が示されている。この
液体状の生物学的試料60は、約20μLの容積を有す
る毛管室54を実質的に満たしている。而して、上記底
壁32および光学的窓部材20の夫々の対向面50およ
び52の間の狭幅の空間に依り、液体状の生物学的試料
は毛管力によりチャンバ54内に吸引されると共に、高
さ(すなわち厚さ)が約0.020インチで直径が約
0.250インチの薄膜状にすなわち円板状に拡がる。
この形状において、液体状の生物学的試料60はその体
積に比して大きな表面積を有し、かつ、およそ数秒以内
にサンプル・ウェル14の温度と平衡する。これに加
え、液体状の生物学的試料を薄膜状に広げたことによ
り、試料の体積に比して大きな光学的ターゲット(optic
al target)が実現される。このことは、蛍光偏光アッセ
イの様な光学検出段階を行うときに好都合なことであ
る。
【0029】上記毛管室54を密封体18が閉塞する様
子は図5(B)から明らかであろう。即ち、毛管室54
の閉塞は2個の別個の領域で生じ、一方は、密封体リン
グ46とサンプル・ウェル14の垂直な内側壁面47と
の間の環状接触ラインにより形成され、他方は、円錐台
状延長部44の下縁62と光学的窓部材20の上面64
との間の環状接触ラインにより形成されている。ここ
で、密封体リング46は、液体状の生物学的試料60が
サンプル・ウェル14の内側壁面47と密封体18の外
壁61との間を通過することを阻止すると共に、密封体
18をサンプル・ウェル14内に摩擦保持する役割を果
たしている。又、円錐台状延長部44の下縁62は、密
封体18と光学的窓部材20との間に同様の密封領域を
提供すると共に、光学的窓部材20をリブ26の切りか
き34内に保持するのを助ける役割を果たしている。こ
れに加え、密封体18の開口部42は、サンプル・ウェ
ル・組立体22が完全に組立られたときに光学的窓部材
20に対して障害物の無い光学経路(optical path)を提
供し、このことにより、液体状の生物学的試料60を毛
管室54に閉じ込めたままで、該試料60に対する光学
検出段階を実施することが可能となる。
【0030】図6の(A)、(B)および(C)は、サ
ンプル・ウェル・組立体22の毛管室54内に液体状の
生物学的試料60を導入する方法を示している。毛管室
54内に液体状の生物学的試料60を導入する前に、サ
ンプル・ウェル・組立体22は部分的に組立てられる
が、これは、光学的窓部材20をサンプル・ウェル14
の切りかき付きリブ26内に挿入することで行われる。
図6の(A)に示された如く、光学的窓部材20の周縁
とサンプル・ウェル14の垂直な内側壁47との間の間
隙58の直上に、アッセイされるべき液体状の生物学的
試料60(典型的には、特定の病原体に対して試験され
るべく調製された血液試料もしくは他の体液試料)を含
むピペット66の開口が位置せしめられる。ピペット6
6は使い捨てタイプのものとするのが通常であり、ま
た、その担持は手動ピペット装置もしくは自動的な(ロ
ボット的な)ピペット装置のいずれかにより行われる。
いずれの場合にも、ピペット装置は、間隙58付近の領
域において光学的窓部材20の頂面にピペット66から
液体状の生物学的試料60を供給すべく作動する。この
状態が生ずると、図6の(B)に示された様に、計量さ
れた体積の液体状試料60は、間隙58内と、光学的窓
部材20の下方に位置する毛管室54内とに毛管力によ
り自動的に吸引される。又、図6の(C)に示された様
に、毛管力により液体状の生物学的試料60は薄膜円板
状に拡げられ、これが毛管室54を満たしてヘッドスペ
ースを無くする。上述した如く、この形状は好都合なも
のであるが、それは、サンプル・ウェル14と液体試料
60との間の熱伝導を効率的にするだけでなく、引続く
検出段階において大きな光学的ターゲットを与えるから
である。
【0031】図7の(A)、(B)および(C)には、
本発明に従って構成されたサンプル・ウェル・組立体2
2が、液体状の生物学的試料に対してホモジニアスな核
酸増幅・アッセイの処理を行うべく使用される手法が示
されている。図7の(A)においては、光学的窓部材2
0と乾燥試薬56とを入れた空のサンプル・ウェル14
が加熱プラテン(heating platen)68上に載置されてい
る。この加熱プラテン68は、サンプル・ウェル14
を、ホモジニアスな核酸増幅・アッセイの処理に適した
(典型的には25℃ないし75℃の)温度に予備加熱す
べく作動させられる。この予備加熱段階は、空のサンプ
ル・ウェル14が加熱プラテン68の温度と略々等しい
温度に平衡するに十分な時間だけ行われる。これが行わ
れた後、図7の(B)に示されたように、毛管室54内
にピペット66を用いて液体状の生物学的試料60が導
入される。これは、図7の(B)に示された如く、ピペ
ット66の開放端を間隙58の直上に位置させて行い、
次に、間隙58内に液体試料60を直接的に供給するの
が好ましい。
【0032】液体試料60が毛管室54を満たした後、
ピペット66が引出されると共にサンプル・ウェル14
には密封体18が載置される。液体状の生物学的試料6
0は乾燥スポット56内の核酸増幅およびアッセイ用の
乾燥試薬を再び水和し、試料60が毛管室54内に収納
されている間、ホモジニアスな増幅およびアッセイ反応
が生ずる。この点、毛管室54は高さが小さく且つ液体
状の生物学的試料60が接触する大きな表面積を有して
いることから、試料60はチャンバ54内にピペットで
入れられてから数秒以内にDNA増幅に必要な最適温度
にまで加熱される。従って、乾燥試薬56が液体状の生
物学的試料60の全体に亙り溶解しかつ拡散してDNA
増幅の「準備 (priming)」が始まる時点までには、試薬
は既に最適な温度に達している。この様にして、DNA
増幅反応の「ホットスタート」が達成される。この「ホ
ットスタート」が起きた後、加熱プラテン68は、液体
状の生物学的試料60をホモジニアスな増幅およびアッ
セイ反応に適した(典型的には25℃ないし75℃の)
温度に保持し続ける。ホモジニアスな増幅およびアッセ
イ反応が生ずるとき、その進行状況は適当な光学検出装
置(optical detection apparatus) 70によりリアルタ
イムで監視される。該装置70は、アッセイ反応の性質
に応じて、液体状の生物学的試料60の蛍光偏光、蛍光
エネルギ移動、吸光度、および、その他の光学的な応答
もしくは特性を検出する。この目的の為に使用される、
マイクロプレート蛍光計(microplate fluorometers) な
どの種々のタイプの装置70は当業界で公知であること
から、詳細な説明は不要である。この点に関し、アッセ
イが蛍光偏光タイプであるときに採用され得る特殊な検
出方法を記述したものとして、上述した係属中の米国特
許出願第08/527,253号をここに引用する。
【0033】サンプル・ウェル・組立体22が蛍光偏光
アッセイを行うべく使用される場合、光学的窓部材20
は偏光の透過を阻害しない透明材料で作るのが好まし
い。斯かる材料の例としては、酢酸酪酸セルロース(CA
B; cellulose acetate butyrate)、トリアセテートセル
ロース(TAC)、および、ガラスがある。偏光はこれ
らの材料を通過し、その偏り(polarization)を維持す
る。所望であれば、サンプル・ウェル・組立体22は上
記米国係属特願第08/527,253号に記述された共焦点(con
focal)偏光検出法に使用されるべき構造のものとするこ
とが可能である。この方法においては、励起ビーム(exc
itation beam) の偏光子が、試料から放射される蛍光の
偏光子としても使用される。これにより、測定機器内に
偏光エレメント(polarizing elements) を配備する必要
がなくなり、標準的なマイクロプレート蛍光計を蛍光偏
光アッセイに使用することが可能となる。一方、共焦点
法を採用する為に、光学的窓部材20は偏光材料(light
-polarizing material) で作られ、検出装置70からの
励起ビームと、液体状の生物学的試料60から放射され
た蛍光との両者を偏光させる役割を果たす。偏光材料の
例としては、ポリビニルアルコール(PVA)などの偏
光重合体フィルム(polarizing polymeric film)がCA
B、TACもしくはガラスの間に層状すなわち「サンド
イッチ」状に介設されたものがある。
【0034】好ましい実施形態において、乾燥試薬スポ
ット56が、DNA増幅用試薬およびホモジニアスなD
NAアッセイに用いられる試薬の両者を含み、後者は蛍
光偏光アッセイ試薬から成るのが好ましい。適切なDN
A増幅用試薬およびDNA蛍光偏光アッセイ用薬の例
は、「核酸増幅の蛍光偏光検出」と称されると共に、G.
Terrance Walkerほかにより1995年9月23日に出願され
た係属中の米国特許出願第08/311,474号に開示されてお
り、該出願の内容を本明細書の一部として引用する。
又、乾燥スポット56内の化学試薬は、トレハロースも
しくは他の炭水化物などの溶け易いマトリックス内に担
持される。これらの試薬は、毛管室54内に導入された
水溶液試料にさらされたときに自然に再懸濁する。所望
であれば、毛管室54内に一個以上の乾燥試薬スポット
56を設け、例えば一方のスポットには増幅試薬を配備
し他方のスポットにはアッセイ試薬を配備し得ることが
理解されよう。但し、ホモジニアスなDNA増幅・アッ
セイの場合には、(もし分離されていれば)試薬スポッ
トは液体状の生物学的試料60により本質的に同時に溶
解される如く位置せしめねばならない。
【0035】上記の実施形態は本発明を例示しただけの
ものであって、本発明がこれらに限定されると解釈して
はならず、当業者には本発明を取入れた多くの代替的な
装置および方法が自明であろう。従って、本発明は、そ
の均等物をも包含する前記特許請求の範囲により定義さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施形態に従って構成された
一連のサンプル・ウェル・組立体を協働して形成する、
DNAサンプル・ウェル8個の連結体および該サンプル
・ウェルを閉塞する為の密封体8個の連結体を示す分解
図である。
【図2】(A)はDNAサンプル・ウェルの連結体の平
面図であり、(B)はその側断面図であり、(C)はそ
の底面図である。
【図3】(A)はDNAサンプル・ウェル用の密封体連
結体の平面図であり、(B)はその側断面図であり、
(C)はその底面図である。
【図4】(A)は一個のDNAサンプル・ウェル・組立
体の分解図であり、(B)はその組立状態図である。
【図5】(A)は光学的窓部材が取付けられた状態の一
個のDNAサンプル・ウェル・組立体の分解断面図であ
り、(B)はその組立状態断面図である。
【図6】(A)、(B)および(C)は、部分的に組立
てられたDNAサンプル・ウェル・組立体内にピペット
により液体状の生物学的試料を導入する手法を順を追っ
て示す断面図である。
【図7】(A)、(B)および(C)は、その反応領域
内に乾燥試薬が付着させられた本発明のDNAサンプル
・ウェル・組立体を用いて核酸増幅およびホモジニアス
な核酸蛍光偏光アッセイを行う手法を順を追って示す断
面図である。
【符号の説明】
10 マルチプル・ウェル装置 12 第一の連結体 14 サンプル・ウェル 16 第二の連結体 18 密封体 20 光学的窓部材 22 サンプル・ウェル・組立体 24 つなぎ片 25 つなぎ片 26 リブ 28 頂部開口 30 円筒状側壁 32 円形底壁 36 切りかき 38 フランジ 40 円筒形側壁 42 中央開口部 44 円錐台状延長部 46 密封体リング 47 内側壁面 48 上向き面 50 上向き面 52 下向き面 54 毛管室 56 乾燥試薬 58 環状間隙 60 液体状の生物学的試料 61 外壁 62 下縁 64 上面 66 ピペット 68 加熱プラテン 70 光学検出装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // C12Q 1/68 C12Q 1/68 A

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体試料について生物学的な或は化学的
    な反応を実施する装置であって、 直立した側壁面と実質的に平らな上向きの底面とにより
    画成された内側部分を有して前記液体試料を受容するサ
    ンプル・ウェルと、 前記サンプル・ウェルの前記底面から離れて該底面に対
    向して該底面との間に毛管室を画成する実質的に平らで
    下向きの底面を有し、該サンプル・ウェル内に設置され
    得る光学的窓部材と、 前記液体試料が上記毛管室内に導入され該毛管室内に毛
    管作用により吸引されることを許す開口と、 上記毛管室内に前記液体試料が導入された後に前記開口
    を密封する閉じ具とを備えたことを特徴とする液体試料
    アッセイ用装置。
  2. 【請求項2】 前記サンプル・ウェルの内側壁面により
    担持された少なくとも一個のスペーサにより、前記光学
    的窓部材が前記サンプル・ウェルの前記底面から前記の
    ように離れて保持されることを特徴とする、請求項1に
    記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記光学的窓部材と前記サンプル・ウェ
    ルの内側部分とが、上方から見たときに実質的に同一の
    形状を有し、且つ、 前記開口が、上記光学的窓部材の外周縁と、これに対向
    する、上記サンプル・ウェルの内側壁面との間の周方向
    間隙の形態で存在することを特徴とする、請求項1に記
    載の装置。
  4. 【請求項4】 前記閉じ具が、前記光学的窓部材と少な
    くとも部分的に重なり合う関係で前記サンプル・ウェル
    に受容されて前記開口を密閉することを特徴とする、請
    求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記毛管室内に導入される液体試料と反
    応する為に該毛管室内に付着させられた試薬を更に備え
    たことを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記サンプル・ウェルが、相互に連結さ
    れた実質的に同一な複数個のサンプル・ウェルのひとつ
    であり、該サンプル・ウェルの各々には、前記光学的窓
    部材のひとつ及び前記開口のひとつが設けられているこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  7. 【請求項7】 液体状の生物学的試料についてホモジニ
    アスな核酸増幅および核酸アッセイを実施する装置であ
    って、 直立側壁面と実質的に平らな上向きの底面とにより画成
    された内側部分を有して前記液体状の生物学的試料を受
    容するサンプル・ウェルと、 前記サンプル・ウェルの前記底面から離れて該底面に対
    向して該底面との間に毛管室を画成する実質的に平らで
    下向きの底面を有し、該サンプル・ウェル内に設置され
    得る光学的窓部材と、 前記液体状の生物受的試料が上記毛管室内に導入され該
    毛管室内に毛管作用により吸引されることを許す開口
    と、 該開口内に受容されて、上記毛管室内に前記液体状の生
    物学的試料が導入された後に前記開口を密封する閉じ具
    と、 上記液体状の生物学的試料内の、目的とする、核酸の配
    列を増幅するための核酸増幅用乾燥試薬と、上記液体状
    の生物学的試料内において、増幅された、目的とする、
    核酸の配列の存在を光学的に検出し得るように表示する
    ための、ホモジニアスな核酸アッセイに用いる乾燥試薬
    とを備え、これら両乾燥試薬が上記液体状の生物学的試
    料と反応すべく上記毛管室の内部に付着させられたこと
    を特徴とするDNA増幅・アッセイ用装置。
  8. 【請求項8】 液体状の生物学的試料について核酸増幅
    およびホモジニアスな核酸蛍光偏光アッセイをまとめて
    実施する方法であって、 実質的に平らで上向きの底部内面を有するサンプル・ウ
    ェルを準備する段階と、 該サンプル・ウェル内に、実質的に平らであると共に下
    方に向けられた底面を有する光学的窓部材を挿入する段
    階と、 該光学的窓部材の底面を、前記サンプル・ウェルの前記
    底部内面に対し、離して対向させ保持してこれら両面間
    に毛管室を画成する段階と、 該毛管室内に液体状の生物学的試料を導入する段階と、 上記液体状の生物学的試料を、上記毛管室内において核
    酸増幅用乾燥試薬およびホモジニアスな核酸蛍光偏光ア
    ッセイに用いる乾燥試薬に接触せしめる段階と、 上記毛管室を密封する段階と、 上記サンプル・ウェルを所定温度に保つことにより上記
    液体状の生物学的試料が前記核酸増幅試薬および前記核
    酸蛍光偏光アッセイ試薬と反応するのを許す段階と、 上記光学的窓部材を通して上記液体状の生物学的試料内
    における蛍光偏光を検出する段階とを有するDNA増幅
    ・アッセイ用方法。
  9. 【請求項9】 前記光学的窓部材が、偏光の透過を阻害
    しない材料で作られ、且つ、 前記液体状の生物学的試料内における蛍光偏光を検出す
    る前記段階が、偏光を上記光学的窓部材を通して導く段
    階を有することを特徴とする、請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記光学的窓部材が偏光材料から成
    り、且つ、 前記液体状の生物学的試料内における蛍光偏光を検出す
    る段階が、偏光されていない光を、上記光学的窓部材を
    通して導く段階を有することを特徴とする、請求項8に
    記載の方法。
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