JP2002527094A - 生化学反応及び微生物学的反応装置 - Google Patents

生化学反応及び微生物学的反応装置

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JP2002527094A
JP2002527094A JP2000576957A JP2000576957A JP2002527094A JP 2002527094 A JP2002527094 A JP 2002527094A JP 2000576957 A JP2000576957 A JP 2000576957A JP 2000576957 A JP2000576957 A JP 2000576957A JP 2002527094 A JP2002527094 A JP 2002527094A
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ヴォルフ・ベルトリング
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ノヴェンバー・アクティエンゲゼルシャフト・ゲゼルシャフト・フューア・モレクラーレ・メディツィン
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    • B01LCHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
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    • B01L3/50Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes
    • B01L3/508Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes rigid containers not provided for above
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、少なくても一つの反応穴(3)を受ける支持体(2)と、反応穴(3)をシールする閉鎖部材(11,12)を押圧する装置(5)とを備え、前記閉鎖部材(11,12)は閉鎖した位置では前記反応穴(3)によって囲繞された空間に突出する生化学反応及び微生物学的反応を行う装置である。本発明によれば、反応を促進しかつ簡単にするために、反応穴に対面する閉鎖手段の内壁は、検出される分子が結合又は堆積することができる分子によって被覆され、該分子は核酸、アミノ酸、又は核酸あるいはアミノ酸の合成誘導体を含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、請求項1の前提部に記載の生化学反応及び微生物学的反応装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
例えば、ポリメラーゼチェーン反応(PCR)のような複数の分子生物学的反
応を同時に実施するための96穴マイクロプレート(マイクロ力価プレート)を
使用する従来技術が周知である。マイクロプレートの穴を反応溶液で充填した後
、それらをフォイルで覆う。PCRを実施している間、フォイルは加熱可能カバ
ーによってマイクロプレートを押圧する。周知の方法は、比較的大きな量の反応
溶液によって正確に実施する必要のある温度処理を同時に実施しなければならな
いので、非常に時間がかかる。
【0003】 米国特許第5,455,175号は、PCRを実施するために、複数の液体生
物試料を所定の温度に繰り返しさらすことを可能にするいわゆる熱サイクル器を
示している。温度処理に要する時間を短縮するために、一回には少量の生物試料
を薄壁ガラス毛管に受ける。このため、各試料は毛管に個々に充填し、溶接しな
ければならない。試料準備には時間がかかる。
【0004】 独国特許第OS4412281号公開公報は、コンタミネーションフリー式の
反応プロセスを実施するシステムを示している。システムは、反応穴と、反応穴
用の独立した蓋と、独立した蓋を自動的に開ける装置とを含む。閉じた位置では
、蓋は反応穴が囲繞する空間に突き出ている。これによって装置が係合し、結果
として独立した蓋が自動的に開くことを可能にする。
【0005】 米国特許第4,599,314号は、複数の反応穴を挿入する支持体を開示し
ている。反応穴を閉じるようになったカバーは、接着テープを備えたプレートに
よって反応穴から結合したまま外されるようになっていてもよい。反応の実施に
要する時間はそれによっては実質的に減少しない。
【0006】 本発明の目的は、従来技術の欠点を克服することである。さらに詳細には、短
時間で複数の生化学反応及び微生物学的反応を同時に実施することが可能な装置
を示すことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的は請求項1の特徴によって達成される。適当な実施形態は請求項2か
ら請求項22の特徴から生ずる。
【0008】 本発明によれば、反応穴に直面する閉鎖手段の内側が分子によって覆われる。
検出される分子は結合され又は堆積することができるものであり、この分子には
、核酸、アミノ酸、又は、核酸あるいはアミノ酸の合成誘導体を含む。
【0009】 分子は核酸プローブ、遺伝子、ペプチド、タンパク質、PNA(ペプチド核酸
)、PTO(ホスホロチオネート)等であってもよい。核酸プローブを使用する
とき、検出される分子の結合及び堆積能力は、核酸プローブに対して相補的な核
酸とのハイブリダイゼーションにある。ペプチド又はタンパク質を分子として使
用する場合には、抗原/抗体結合は結合される分子によって形成してもよい。そ
の分子は検出される分子に特に結合される特性を有する。
【0010】 本発明による装置は、特に迅速でかつ効率的に微生物学的反応を実施すること
が可能である。閉鎖部材は反応穴によって囲繞された空間に突き出ているので、
少量の試料だけが必要である。その中に収容される検出される分子は例えば、P
CRによって迅速にかつ効率的に増幅されてもよい。
【0011】 好適な閉鎖部材は合成材料から成るカバーであり、透明であることが好ましい
。このようなカバーは高価ではない。使い捨て製品として設計されてもよい。
【0012】 押圧装置は、凹みの形状と同様の形状の突起を備えてもよい。凹みは簡単にシ
ールされている。
【0013】 閉鎖部材は、合成材料から成るフォイルで、フレキシブルであってもよく、透
明であることが好ましい。フォイルは突起によって閉鎖される凹みを閉鎖するよ
うに作用する。
【0014】 本発明の他の特徴によれば、押圧装置はカバー用の配置機構部を備えている。
結果として、カバーは自動的に置かれてもよい。
【0015】 配置機構部は、独立したカバーの摩擦係合用の管又はロッドとして適当に設計
されてもよい。カバーを着脱可能に固定する機構部が、管又はロッドの自由端の
近傍に設置されてもよい。それは、径方向外側に突出するU型輪郭部であっても
よく、その足のうちの一方は管に結合され、他方は一方の足より短い。このよう
な機構はカバーを容易に配置させる。このため、カバーは、U型輪郭部に対応す
る外方に突出するへりを備える。へりと対応U型輪郭とは、約90°の範囲で2
つの周囲セクションにわたって形成されているのが好ましい。配置部材は約90
°回転可能であってもよい。へりと対応U型輪郭とを上記で記載したように使用
することによって、カバーの簡単な位置づけはこのような回転によってなされて
もよい。
【0016】 各配置部材はさらに軸方向可動でもよい。これによって別々に、カバーを押圧
し、とりはずすことが可能となる。
【0017】 他の実施形態では、同軸で配置部材を囲繞しかつ前記配置部材に対して可動な
取り外し部材を備えてもよい。これによって、例えば、摩擦係合によって配置部
材に保持されたカバーが取り外すことができてもよい。
【0018】 カバーは摩擦係合によって配置部材に保持されるだけでなく、解除可能なスナ
ップ結合によって配置部材に固定されてもよい。このため、ロッドあるいは管と
して設計された配置機構は、カバーの内壁上の対応する溝と協働する径方向に起
伏を有する膨らみ部を有するその外側周縁に備えてもよい。
【0019】 複数の配置部材の間に、配置部材に対して可動な少なくても一つのパンチを備
えるのが好ましい。これは複数のカバーの同時取り外しを容易にする。
【0020】 突起と、光を凹みに導入するため又は凹みからの光を観察するためのそれぞれ
のための光導波路を備えた管又はロッドとを有することが特に好都合である。光
導波路は光源及び/又は蛍光検出装置に接続されてよい。これによって、特に迅
速でかつ効率的に操作を行うことが可能になる。
【0021】 複数の反応穴を備え、反応穴はマイクロプレートの一部である。反応穴は、P
CRを行うために例えば従来の熱サイクル器で使用されるように設計してもよい
。反応穴を形成するとき、複数のカバーはカバープレートの一部であってもよい
。これによって開閉が容易になる。
【0022】 少なくてもコーティングゾーンにおいて、導電性合成材料好適には導電性ポリ
カーボネートから成るカバーを有することは特に好都合である。このような導電
性ポリカーボネートはグラファイト又はグラファイトファイバを添加することに
よって成ってもよい。ポロアニリンあるいはポリアセチレンのような真性の導電
性合成材料を用いてもよい。導電性ゾーンが接触してもよい。その結果として、
例えば、試料溶液にポテンシャルを印加し、かつ、コーティング方向に動かすた
めに試料に収容される荷電分子が検出されるようにすることが可能である。しか
しながら、ボルタメータ法によって、コーティングの分子に検出する分子の結合
又は堆積を立証することも可能である。
【0023】
【発明の実施の形態】 本発明の実施形態を図面を用いて以下に詳細に説明する。
【0024】 図1及び図2において、好適にはポリカーボネートから成る透明マイクロプレ
ート1は支持体2に配置する。マイクロプレート1の円錐型に設計された反応穴
又は凹み3は支持体2の対応凹部4に係合する。押圧装置5は対面する凹み3に
填る円錐型突起6を備える。第1の光導波路7の一端は、凹み3に対面する突出
領域8上に位置する。第2の光導波路9の一端は凹部4の底部領域10に位置す
る。透明でフレキシブルな合成材料から成るフォイル11は凹み3をカバーする
。凹み3に収容された反応溶液はRで示されている。フォイル11は、反応溶液
Rに対面する側における(図示しない)核酸プローブによって覆われてもよい。
【0025】 図2は閉鎖状態を示している。フォイルは反応溶液Rに接触し、突出領域8は
フォイル11に接して隣接する。閉鎖部材、この場合フォイル11は凹み3に突
き出ている。高さHは約0.5mmから1.5mmである。その結果、毛管スロ
ットで反応容積を小さく保つこと、及び、支持体2及び(図示しない)押圧装置
5に備えた加熱又は冷却装置によって反応溶液Rを加熱又は冷却することが可能
である。
【0026】 図3及び図4は、凹み3が円筒型の形状を有する第2の実施形態を示している
。ここで、各凹み3は閉鎖部材として働く独立したカバー12を備える。核酸プ
ローブ14はカバーの下側部13上に位置する。下側部13は凹みに対面する。
カバー12は管15のように設計された配置部材上に配置する。管15上に配置
しそれを囲繞する膨らみ部16は、カバー12の内壁上の環状溝17に係合する
。第1の光導波路7は管15に配置する。管15は他の管18に同軸で囲繞され
る。他の管18は同軸で可動である。図4は閉鎖した位置を示している。カバー
の下側部13は反応溶液Rに接触する。
【0027】 図5及び図6に示した第3の実施形態では、カバー12は実質的に円筒形状を
有し、カバーの下側部13上に核酸プローブを備える。
【0028】 カバーは環状のセグメントとして設計された2つの径方向へり突出部19を備
え、へり突出部19は軸方向に可動な射出成形停止部材20を有する一端にはま
る。2つの部分的U型輪郭21をへり突出部19に係合する管15の端部に備え
る。
【0029】 図7及び図8は第4の実施形態を示している。ここでは、カバー12は部分的
に導電性合成材料から成る。導電性ゾーンB1、B2は、ケース状に第1の光導
波路の端部と核酸プローブ14との間に配置した透明ゾーンを囲繞する管状部位
として設計されている。第1の導電性ゾーンは管15に組み込まれた第1のライ
ン22の端部に(図示しない)コンタクトを備える。コンタクトは、カバー12
を管15上に置く際に第1の導電性ゾーンB1を押圧する。同様に、透明合成材
料で充填した管状の第2の導電性ゾーンB2もマイクロプレート1の凹み3の底
部に備える。導電性連結が第2の導電性ゾーンB2と第2のライン23との間に
確立される。
【0030】 装置の機能は以下の通りである:
【0031】 第1に、反応溶液Rの所定量が凹み3内にピペットで入れられる。
【0032】 第1の実施形態によれば、凹み3は、(図示しない)核酸プローブによって反
応溶液に対面する側の上に被覆されたフォイル11を用いて覆われる。突起6は
、フォイル11が凹み3内に突出し、コーティングが直接反応溶液Rに接触する
まで凹み3に動かされる。十分な堅さを確認するために、突起6は反応が生じて
いる間マイクロプレート1を押圧する。
【0033】 第2,第3及び第4の実施形態では、核酸プローブ14は反応溶液に対面する
カバー12の下側部上に備える。核酸プローブ14は反応溶液Rに接触するよう
になる。
【0034】 少なくとも一部が透明合成材料から成るカバー12は、はめ込み結合16,1
7によって、又は、摩擦係合によって軸方向に可動な管15上に固定されてもよ
い。カバー12は、管15を軸方向に動かすことによって図4及び図8で示した
閉鎖した位置にする。凹み3を開けるために、カバー12は軸方向で反対方向に
動かすことによって持ち上がる。次いで、それを他の管18を軸方向に動かすこ
とによって取り外される。
【0035】 図5及び図6に示した第3の実施形態では、前記管の端部に備えたU型輪郭部
21を有する管15はへり突起19間に形成されたカバーのギャップに軸方向に
入る。U型輪郭部21を約90°回転することによって、それらはへり突起19
を囲繞する位置になる。停止部20は、カバー12が管の上に正しく合うことを
保証する。カバー12を外すためには、逆の手順で行う。
【0036】 支持体は、PCRを実施するための熱サイクルの一部であってもよい。生化学
同定反応を行うために、検出する分子を含む反応溶液Rはマイクロプレートの各
凹み3にピペットで入れる。各凹み3はカバー12によって閉鎖する。カバー1
2は一片で成るカバープレートの一部であると好都合である。各カバー12は他
の核酸プローブによって反応溶液Rに対面する内部上が被覆されている。
【0037】 カバープレートで閉じるマイクロプレートは支持体に配置される。支持体2は
サイクルで加熱され冷却される。PCRは、反応溶液Rに収容されている検出さ
れる分子を増幅することによって行われる。
【0038】 分子は対応する核酸プローブ14に結合する。それが核酸プローブ14に結合
する場合には、蛍光によって検出されてもよい。このため、生ずる蛍光放射線は
第1の光導波路7及び/又は第2の光導波路9によって、分析用の検出器に送ら
れる。
【0039】 第4の実施形態では、印加ポテンシャルは、核酸プローブ14上に検出する分
子が堆積するのを加速するためにカバー12及び凹みの底部に備えた導電性ゾー
ンにわたって電圧を印加することによって、反応溶液Rにわたって印加してもよ
い。そうすることにおいて、負に帯電した分子、例えば、核酸は核酸プローブ1
4へ向かって移動しそこで濃縮されてもよい。
【0040】 導電性ゾーン又は電極によって、例えば、ボルタメータ法によって、核酸プロ
ーブ14又は分子コーティングへの核酸あるいは検出される分子の結合を検出す
ることも可能である。
【0041】 分子コーティングの第1のゾーンB1においてだけ導電性合成材料から成るカ
バー12を有するか、又は、このゾーンに組み込まれた金属好適には金から成る
電極を有することも可能である。導電性ゾーンB1,B2は、絶縁合成材料から
成るゾーンに囲繞されてもよい。この場合には、導電性B1、B2は分子コーテ
ィングを接触する電極を形成する。複数のカバー12をカバープレートの形で備
える場合には、各カバー12は独立した電極を備える。電極によって、各カバー
12でポテンシャルの変化を同時に測定することが可能である。
【0042】 光導波路7,9は、紫外光を放射すること、例えば、及び/又は、二者択一で
反応溶液Rで生ずる蛍光を検出することを可能にする。
【0043】 (図面で図示しない)パンチを管15の間に備えてもよい。
【0044】 カバー12を取り外す際に、パンチはマイクロプレート1へ動かしてもよく、
かつ、支持体2においてそれをその位置に保持してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の位置における第1の実施形態の概略断面図である。
【図2】 第2の位置における図1の概略断面図である。
【図3】 第1の位置における第2の実施形態の概略断面図である。
【図4】 第2の位置における図3の概略断面図である。
【図5】 第3の実施形態の概略断面図である。
【図6】 第3の実施形態によるカバーの平面図である。
【図7】 第1の位置における第4の実施形態の概略断面図である。
【図8】 第2の位置における図7の概略断面図である。
【符号の説明】
2 支持体 3 反応穴 5 押圧装置 11,12 閉鎖部材 15 管 19 へり 21 U型輪郭部
【手続補正書】
【提出日】平成13年4月24日(2001.4.24)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくても一つの反応穴(3)を受ける支持体(2)と、
    反応穴(3)をシールする閉鎖部材(11,12)を押圧する装置(5)とを備
    え、前記閉鎖部材(11,12)は閉鎖した位置では前記反応穴(3)によって
    囲繞された空間に突出する生化学反応及び微生物学的反応を行う装置であって、 反応穴に対面する閉鎖手段の内壁は、検出される分子が結合又は堆積すること
    ができる分子によって被覆され、該分子は核酸、アミノ酸、又は核酸あるいはア
    ミノ酸の合成誘導体を含んでいる生化学反応及び微生物学的反応装置。
  2. 【請求項2】 閉鎖部材(11,12)が合成材料から成り、好適には透
    明である請求項1に記載の生化学反応及び微生物学的反応装置。
  3. 【請求項3】 押圧装置(5)が反応穴(3)の形状と同様な形状の突起
    (6)を備えた請求項1に記載の生化学反応及び微生物学的反応装置。
  4. 【請求項4】 押圧装置(5)がカバー(12)用の配置機構部を備えた
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の生化学反応及び微生物学的反応装
    置。
  5. 【請求項5】 前記配置機構部が管(15)又はロッドとして形成された
    ものである請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の生化学反応及び微生物
    学的反応装置。
  6. 【請求項6】 カバー(12)を取り外し可能に固定する機構部を管(1
    5)又はロッドの自由端の近傍に備えた請求項1から請求項5のいずれか一項に
    記載の生化学反応及び微生物学的反応装置。
  7. 【請求項7】 カバー(12)を取り外し可能に固定する機構部は、径方
    向外方に突出するU型輪郭部(21)を備え、その足の一方は管(15)に結合
    され、他方の足は前記の一方の足より短い請求項1から請求項6のいずれか一項
    に記載の生化学反応及び微生物学的反応装置。
  8. 【請求項8】 カバー(12)は、U型輪郭部(21)に対応する外方突
    出へり(19)を備えた請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の生化学反
    応及び微生物学的反応装置。
  9. 【請求項9】 へり(19)とU型形状輪郭(21)とがそれぞれ、約9
    0°の範囲の2つの周囲部にわたって延びている請求項1から請求項8のいずれ
    か一項に記載の生化学反応及び微生物学的反応装置。
  10. 【請求項10】 配置部材は約90°回転可能である請求項1から請求項
    9のいずれか一項に記載の生化学反応及び微生物学的反応装置。
  11. 【請求項11】 各配置部材は軸方向に可動である請求項1から請求項1
    0のいずれか一項に記載の生化学反応及び微生物学的反応装置。
  12. 【請求項12】 配置部材を同軸で囲繞し、かつ、該配置部材に対して可
    動である取り外し部材(18)を備えた請求項1から請求項11のいずれか一項
    に記載の生化学反応及び微生物学的反応装置。
  13. 【請求項13】 ロッド又は管(15)として設計された配置機構部を、
    カバー(12)の内壁上の対応溝と協働する径方向膨らみ部(16)を有する外
    側周縁上に備えた請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の生化学反応及
    び微生物学的反応装置。
  14. 【請求項14】 複数の配置部材の間に、配置部材に対して可動な少なく
    とも一つのパンチを備えた請求項1から請求項13のいずれか一項に記載の生化
    学反応及び微生物学的反応装置。
  15. 【請求項15】 突起、管、又はロッドが、光を導入するため、又は、凹
    み(3)で発せられた光を観察するための光導波路(7,9)を備えた請求項1
    から請求項14のいずれか一項に記載の生化学反応及び微生物学的反応装置。
  16. 【請求項16】 光導波路(7,9)が光源に接続した請求項1から請求
    項15のいずれか一項に記載の生化学反応及び微生物学的反応装置。
  17. 【請求項17】 光導波路(7,9)が蛍光検出機構部に接続した請求項
    1から請求項16のいずれか一項に記載の生化学反応及び微生物学的反応装置。
  18. 【請求項18】 複数の反応穴(3)を備え、反応穴はマイクロプレート
    の一部である請求項1から請求項17のいずれか一項に記載の生化学反応及び微
    生物学的反応装置。
  19. 【請求項19】 複数のカバー(3)はカバープレートの一部である請求
    項1から請求項18のいずれか一項に記載の生化学反応及び微生物学的反応装置
  20. 【請求項20】 カバー(12)は、少なくてもコーティングゾーンにお
    いては、導電性合成材料好適には導電性ポリカーボネートから成る請求項1から
    請求項19のいずれか一項に記載の生化学反応及び微生物学的反応装置。
  21. 【請求項21】 導電性ゾーンが接触している請求項1から請求項20の
    いずれか一項に記載の生化学反応及び微生物学的反応装置。
JP2000576957A 1998-10-21 1999-10-19 生化学反応及び微生物学的反応装置 Withdrawn JP2002527094A (ja)

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