JPH10127044A - ゲート駆動回路及び電気車の制御装置 - Google Patents

ゲート駆動回路及び電気車の制御装置

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JPH10127044A
JPH10127044A JP27978696A JP27978696A JPH10127044A JP H10127044 A JPH10127044 A JP H10127044A JP 27978696 A JP27978696 A JP 27978696A JP 27978696 A JP27978696 A JP 27978696A JP H10127044 A JPH10127044 A JP H10127044A
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voltage
switching element
gate
frequency
voltage source
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JP27978696A
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Kazutoshi Miura
和敏 三浦
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲート駆動回路の制御電圧に異常が発生した
場合でも、誤オン信号を発生することなく、スイッチン
グ素子を保護することを目的とする。 【解決手段】 正電圧VP、負電圧VNが低下した場
合、ツェナーダイオードZDはツェナー電圧以下になる
とオフする。その結果、トランジスタTr7はオフし、
トランジスタTr8、Tr10がオンし、トランジスタT
r5、Tr6の動作に関係なく、スイッチング素子Qに
はマイナス電圧が印加される。従ってスイッチング素子
Qはオフ状態に維持され、誤ってオンすることを防ぐこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電圧駆動形スイッ
チング素子を制御するゲート駆動回路及び電気車の制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、一般的な電圧駆動形スイッチン
グ素子を用いた3相出力インバータの構成図である。V
dは直流電源、Q1〜Q6はスイッチング素子、Mは負
荷の電動機である。GCはスイッチング素子Q1〜Q6
を駆動するゲート駆動回路で、CONTはインバータを
制御する制御回路である。
【0003】スイッチング素子Q1〜Q6はゲートg1
〜g6に正電圧が印加されるとオンし、負電圧が印加さ
れるとオフする。そしてこのオン・オフ動作を繰り返す
ことにより、電動機Mに交流電力が供給される。
【0004】図11はゲート駆動回路GCの構成図で、T
1は低圧側と高圧側を絶縁するための高周波変圧器、R
ECは単相整流器、C1、C2は平滑コンデンサで正負
電圧Vp(+15V)とVN(−15V)を発生している。
REC1は電源Vpp(−5V)を発生する電源回路、O
Uは制御回路CONTから送られる光信号を電気信号に
変換する回路、Tr1〜Tr6とR1〜R7はトランジ
スタと抵抗でゲートg(図10のg1〜g6に相当する)
にゲート信号を出力するための電子回路である。Rgは
ゲート入力抵抗で、抵抗値は使用されるスイッチング素
子Q(図10のQ1〜Q6に相当する)の容量、特性等に
よって定まる。
【0005】次にゲート回路の動作を説明する。 (1)スイッチング素子Qをオンさせる場合 制御回路CONTからファイバーFiを介して回路OU
に光が入力されると、トランジスタTr1、Tr2、T
r4、Tr5がオンする。そしてトランジスタTr5か
らゲート抵抗Rgを介して正(VP)の電圧がゲートg
に印加される。その結果、スイッチング素子Qはオン
し、コレクタCとエミッタE間が導通状態になる。
【0006】(2)スイッチング素子Qをオフさせる場
合 制御回路CONTから回路OUに光が入力されないと、
トランジスタTr1、TR2、TR4、TR5は、上記
(1)と逆の動作状態になり、トランジスタTR3、T
r6がオンする。従ってトランジスタTr6を介して負
(VN)の電圧がゲートgに印加される。その結果、ス
イッチング素子Qはオフし、コレクタCとエミッタE間
が不導通状態になる。正常時は以上のような動作によっ
て、スイッチング素子Qをオン/オフ制御している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のゲート
駆動回路においては、高周波変圧器T1、単相整流器R
EC及び平滑コンデンサC1、C2で構成される電源回
路に故障が発生すると、ゲート駆動回路からスイッチン
グ素子Qに誤オン信号が印加され、図10で示したインバ
ータ回路の上下素子(Q1とQ4、Q2とQ5、Q3と
Q6)間が短絡し、過電流によって素子破壊現象が発生
する。
【0008】又、図12は、インバータ回路を搭載した電
気車の主回路構成図であり、スイッチング素子Q1〜Q
6を駆動するゲート駆動回路として、図11に示したもの
を用いれば、上述した問題点が同様に発生する。更に電
気車の通常の運転制御は可変電圧可変周波数の電力を電
動機Mへ供給し、運転走行を行っているが、運転走行が
終了すると、次のような順序で電源を落とす。
【0009】(1)インバータをオフする(スイッチン
グ素子Qにマイナス電圧を印加)。 (2)パンタグラフPを架線Nから離す。 (3)スイッチLBを切る。
【0010】(4)ゲート駆動回路に供給する制御電源
を切る。 上記の順序で電源を切る場合、(4)の操作は主回路の
直流コンデンサFCに高圧電圧が充電状態にある状態で
行われる。従って制御電源が切断されると、前記同様に
誤オン信号が出力され、上記スイッチング素子が同時に
オンする可能性があり、直流コンデンサFCから短絡電
流が流れてスイッチング素子Q1〜Q6を破壊してしま
う。
【0011】そこで本発明は上述した問題点を解決する
ためになされたもので、ゲート駆動回路の制御電圧に異
常が発生した場合でも、誤オン信号を発生することなく
スイッチング素子を保護するゲート駆動回路及び電気車
の制御装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、請求項1の発明は、自己消弧形のスイッチング
素子のゲートに正電圧を供給するための正電圧源と、前
記スイッチング素子のゲートに負電圧を供給するための
負電圧源と、前記正電圧源又は前記負電圧源のどちらか
一方を前記スイッチング素子のゲートに接続する接続手
段と、前記負電圧源の負電圧が所定値以下に低下したこ
とを検知する電圧低下検知手段と、この電圧低下検知手
段により、前記負電圧の低下が検知された際に、前記接
続手段に優先して前記スイッチング素子のゲートに負記
負電圧源を接続する接続優先手段とを有してなる。
【0013】請求項2に記載の発明は、自己消弧形のス
イッチング素子のゲートに正電圧を供給するための正電
圧源と、前記スイッチング素子のゲートに負電圧を供給
するための負電圧源と、前記正電圧源又は前記負電圧源
のどちらか一方を前記スイッチング素子のゲートに接続
する接続手段と、前記負電圧源の負電圧が所定値以下に
低下したことを検知する電圧低下検知手段と、この電圧
低下検知手段により、前記負電圧の低下が検知された際
に、前記正電圧源を短絡する短絡手段とを有してなる。
【0014】請求項3に記載の発明は、入力電圧を高周
波電圧に変換する高周波電源装置と、この高周波電源装
置から出力される高周波電圧を基に、自己消弧形のスイ
ッチング素子のゲートに供給する正電圧を発生する正電
圧源と、前記高周波電源装置から出力される高周波電圧
を基に、前記スイッチング素子のゲートに供給する負電
圧を発生する負電圧源と、前記正電圧源又は前記負電圧
源のどちらか一方を前記スイッチング素子のゲートに接
続する接続手段と、前記入力電圧又は前記高周波電圧の
低下を検知する電圧低下検知手段と、この電圧低下検知
手段により、前記入力電圧又は前記高周波電圧の低下が
検知された際に、前記接続手段に優先して前記スイッチ
ング素子のゲートに前記負電圧源を接続する接続優先手
段とを有してなる。
【0015】請求項4に記載の発明は、入力電圧を高周
波電圧に変換する高周波電源装置と、この高周波電源装
置から出力される高周波電圧を基に、自己消弧形のスイ
ッチング素子のゲートに供給する正電圧を発生する正電
圧源と、前記高周波電源装置から出力される高周波電圧
を基に、前記スイッチング素子のゲートに供給する負電
圧を発生する負電圧源と、前記正電圧源又は前記負電圧
源のどちらか一方を前記スイッチング素子のゲートに接
続する接続手段と、前記入力電圧又は前記高周波電圧の
低下を検知する電圧低下検知手段と、この電圧低下検知
手段により、前記入力電圧又は前記高周波電圧の低下が
検知された際、前記正電圧源を短絡する短絡手段とを有
してなる。
【0016】請求項5に記載の発明は、自己消弧形のス
イッチング素子で構成されたインバータと、このインバ
ータの出力によって駆動される電動機と、入力電圧を高
周波電圧に変換する高周波電源装置と、この高周波電源
装置から出力される高周波電圧を基に、前記スイッチン
グ素子のゲートに供給する正電圧を発生する正電圧源
と、前記高周波電源装置から出力される高周波電圧を基
に、前記スイッチング素子のゲートに供給する負電圧を
発生する負電圧源と、前記正電圧源又は前記負電圧源の
どちらか一方を前記スイッチング素子のゲートに接続す
る接続手段と、前記入力電圧又は前記高周波電圧の低下
を検知する電圧低下検知手段と、前記電動機によって駆
動される電気車の運転停止後に、前記電圧低下検知手段
により、前記入力電圧又は前記高周波電圧の低下が検知
された際に、前記接続手段に優先して前記スイッチング
素子のゲートに前記負電圧源を接続する接続優先手段と
を有してなる。
【0017】請求項6に記載の発明は、自己消弧形のス
イッチング素子で構成されたインバータと、このインバ
ータの出力によって駆動される電動機と、入力電圧を高
周波電圧に変換する高周波電源装置と、この高周波電源
装置から出力される高周波電圧を基に、前記スイッチン
グ素子のゲートに供給する正電圧を発生する正電圧源
と、前記高周波電源装置から出力される高周波電圧を基
に、前記スイッチング素子のゲートに供給する負電圧を
発生する負電圧源と、前記正電圧源又は前記負電圧源の
どちらか一方を前記スイッチング素子のゲートに接続す
る接続手段と、前記入力電圧又は前記高周波電圧の低下
を検知する電圧低下検知手段と、前記電動機によって駆
動される電気車の運転停止後に、前記電圧低下検知手段
により、前記入力電圧又は前記高周波電圧の低下が検知
された際、前記正電圧源を短絡する短絡手段とを有して
なる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施の形態
を示すゲート駆動回路の構成図である。なお従来と同一
の構成については同一の符号で示し、その詳細な説明は
省略する。
【0019】図において、回路CU11は制御電源回路の
負電圧Nの低下電圧を検出する回路で、ツェナーダイオ
ードZD、トランジスタTr7、Tr8及び抵抗R8〜
R11で構成されている。
【0020】ゲート駆動回路の接続優先手段を構成する
短絡回路CU2は、ゲート駆動回路の接続手段を構成す
るトランジスタTr5、Tr6の中点と電源VNを短絡
するトランジスタTr10が設置されている。
【0021】次に動作について説明する。電源回路の故
障によって、制御電源の正電圧VP、負電圧VNが低下
した場合、ツェナーダイオードZDはツェナー電圧以下
になるとオフする。その結果、トランジスタTr7はオ
フし、トランジスタTr8、Tr10がオンし、トランジ
スタTr5、Tr6の動作に関係なく、スイッチング素
子Qにはマイナス電圧が印加される。従ってスイッチン
グ素子Qはオフ状態に維持される。すなわち、負電圧V
Nが存在する限り、スイッチング素子Qのゲートにはマ
イナス電圧を印加し、誤オンゲートの印加を防止するこ
とができる。
【0022】図2は本発明の第2の実施の形態を示すゲ
ート駆動回路の要部構成図である。図において、回路C
U3はトランジスタTr9と放電抵抗R14で構成され
る、その両端は制御電源の正電圧VPと0電位AGに接
続されている。回路CU11の構成は図1と同様である。
【0023】次に動作について説明する。何らかの故障
により、動作中に高周波電圧Vacが入力されず、制御電
源の正電圧VP、負電圧VNが低下した場合、ツェナー
電圧以下になると、ツェナーダイオードZDがオフし、
トランジスタTr9がオンし、平滑コンデンサC1に維
持されている電荷が抵抗R14を介して放電される。その
結果、正電圧VPは負電圧VNより速く零電圧となり、
スイッチング素子Qを誤オンするゲート電圧を出力する
ことを防ぐことができる。
【0024】図3は本発明の第3の実施の形態を示すゲ
ート駆動回路の構成図で、上記第1、第2の実施の形態
を組み合わせたものである。この実施の形態によれば、
回路CU11の出力信号で、回路CU2と回路CU3を同
期して動作させ、負電圧VNが存在する限り、スイッチ
ング素子Qのゲートにはマイナス電圧と同時に、正電圧
VPはすばやく零電圧減衰させ、誤オンのゲート電圧発
生を防止することができる。
【0025】図4は、本発明の第4の実施の形態を示す
図で、電気車の制御装置に本発明を適用した場合を説明
する。主回路は図12と同様で、Q1〜Q6はスイッチン
グ素子で3相の電圧形インバータを形成し、OVTは過
電圧保護回路、FCは直流コンデンサ、LBはスイッ
チ、Pはパンタグラフ、Wは架線、Whは車輪、Mは電
動機で構成されている。制御装置は図4に示すように、
制御回路CONT、高周波電源装置AVR、光入力のゲ
ート駆動回路GAMP1〜GAMP6、光ファイバOP
で構成されている。
【0026】高周波電源装置AVRは入力電圧Vdcを入
力して、高周波電圧Vacを出力するもので、更に入力電
圧Vdcの低下信号LVD、出力電圧(高周波電圧)Vac
の低下信号GPLVDをゲート駆動回路に出力する。
【0027】従来の技術でも説明したように、電気車の
運転走行が終了して電源を落とす際、ゲート駆動回路に
供給する制御電源、すなわち高周波電源装置AVRに入
力される入力電圧Vdcを切る場合、高周波電源装置AV
Rは入力電圧Vdcの低下を検知して低下信号LVDを出
力する。
【0028】図5は、この入力電圧Vdcの低下によりス
イッチング素子Q1〜Q6の誤動作を防止するためのゲ
ート駆動回路の構成図である。図において、回路CU5
は高周波電源装置AVRで検出された入力電圧Vdcの低
下信号LVDを入力する回路で、Riは入力抵抗、PC
は低圧側と高圧側を絶縁するフォトカプラー回路であ
る。
【0029】次に動作について説明する。高周波電源装
置AVRの入力電圧Vdcが上述したように電気車の運転
を終了する際に切った場合や、何らかの異常が発生した
場合、回路CU5に低下信号LVDが入力されると、フ
ォトカプラーPCがオンし、トランジスタTr8がオフ
する。
【0030】トランジスタTr8がオフすると、短絡回
路CU2のトランジスタTr10がオンし、スイッチング
素子Qのゲートgにはゲート抵抗Rgを介してマイナス
電圧VNが印加される。その結果、スイッチング素子Q
はオフ状態を維持することができ、誤動作を防止でき
る。
【0031】次に図6は出力電圧Vacの低下によりスイ
ッチング素子Q1〜Q6の誤動作を防止するためのゲー
ト駆動回路の要部構成図である。図において、回路CU
5は高周波電源装置AVRで検出された出力電圧Vacの
低下信号GPLVDが入力する回路で、Riは入力抵
抗、PCは低圧側と高圧側を絶縁するフォトカプラー回
路である。回路CU3はトランジスタTr9と放電抵抗
R14で構成され、その両端は制御電源回路の正電圧VP
と0電位AGに接続されている。
【0032】次に動作について説明する。高周波電源装
置AVRの出力電圧Vacに異常が発生し、回路CU5に
低下信号GPLVDが入力され、信号がハイレベルにな
ると、フォトカプラーPCがオンし、トランジスタTr
8がオンする。
【0033】トランジスタTr8がオンすると、短絡回
路CU3のトランジスタTr9がオンし、平滑コンデン
サC1に維持されている電荷が抵抗R14を介して放電す
る。その結果、正電圧VPは負電圧VNより速く減衰
し、正電圧VPは零電圧にする。その結果、誤オン信号
の発生を防止することができる。
【0034】図7は本発明の第4の実施の形態の他の実
施例を示すゲート駆動回路の構成図である。図におい
て、回路CU55は高周波電源装置AVRで検出された入
力電圧Vdcの低下信号LVDと出力電圧Vacの低下信号
GPLVDを入力する回路で、ORはオア回路、Riは
入力抵抗、PCは低圧側と高圧側を絶縁するフォトカプ
ラー回路である。
【0035】次に動作について説明する。高周波電源装
置AVRの出力電圧Vacに異常又は入力電圧Vdcが切断
された場合、電源装置AVRから低下信号LVD、GP
LVDが出力され、回路CU55に入力される。回路CU
55はオア回路ORで、論理和をとり、一方又は両方の信
号が1になると、フォトカプラーPCがオンし、トラン
ジスタTr8がオンする。その結果、短絡回路CU2の
トランジスタTr10がオンし、負電圧VNが存在するま
で、オフゲート電圧を印加し、スイッチング素子Qをオ
フ状態にすることができる。
【0036】図8は本発明の第4の実施の形態の他の実
施例を示すゲート駆動回路の要部構成図である。図にお
いて、回路CU55は高周波電源装置AVRで検出された
入力電圧Vdcの低下信号LVDと出力電圧Vacの低下信
号GPLVDを入力する回路で、ORはオア回路、Ri
は入力抵抗、PCは低圧側と高圧側を絶縁するフォトカ
プラー回路である。
【0037】次に動作について説明する。高周波電源装
置AVRの出力電圧Vacに異常又は入力電圧Vdcが切断
された場合、電源装置AVRから低下信号LVD、GP
LVDが出力され、回路CU55に入力される。回路CU
55はオア回路ORで、論理和をとり、一方又は両方の信
号が1になると、フォトカプラーPCがオンし、トラン
ジスタTr8がオンする。その結果、短絡回路CU3の
トランジスタTr9がオンし、平滑コンデンサC1に維
持されている電荷を抵抗R14を介して放電する。その結
果、正電圧VPは負電圧VNより速く減衰し、正電圧V
Pは零電圧となり、スイッチング素子Qに対する誤オン
信号の発生を防止する。又図9に示す本発明の第4の実
施の形態の他の実施例のように図7と図8に示した構成
を組み合わせても同様の効果を得ることができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スイッチング素子の誤動作を防止するゲート駆動回路及
び電気車の制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すゲート駆動回
路の構成図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示すゲート駆動回
路の要部構成図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態を示すゲート駆動回
路の構成図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態を示す電気車の制御
装置の構成図である。
【図5】ゲート駆動回路の構成図である。
【図6】ゲート駆動回路の要部構成図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態の他の実施例を示す
ゲート駆動回路の構成図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態の他の実施例を示す
ゲート駆動回路の要部構成図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態の他の実施例を示す
ゲート駆動回路の構成図である。
【図10】一般的な三相インバータの構成図である。
【図11】従来のゲート駆動回路の構成図である。
【図12】一般的な電気車の主回路構成図である。
【符号の説明】
Q、Q1〜Q6 スイッチング素子 CU2、CU3 短絡回路 CU1、CU11、CU5、CU55 回路 Tr5、Tr6 トランジスタ AVR 高周波電源装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自己消弧形のスイッチング素子のゲート
    に正電圧を供給するための正電圧源と、 前記スイッチング素子のゲートに負電圧を供給するため
    の負電圧源と、 前記正電圧源又は前記負電圧源のどちらか一方を前記ス
    イッチング素子のゲートに接続する接続手段と、 前記負電圧源の負電圧が所定値以下に低下したことを検
    知する電圧低下検知手段と、 この電圧低下検知手段により、前記負電圧の低下が検知
    された際に、前記接続手段に優先して前記スイッチング
    素子のゲートに前記負電圧源を接続する接続優先手段と
    を有するゲート駆動回路。
  2. 【請求項2】 自己消弧形のスイッチング素子のゲート
    に正電圧を供給するための正電圧源と、 前記スイッチング素子のゲートに負電圧を供給するため
    の負電圧源と、 前記正電圧源又は前記負電圧源のどちらか一方を前記ス
    イッチング素子のゲートに接続する接続手段と、 前記負電圧源の負電圧が所定値以下に低下したことを検
    知する電圧低下検知手段と、 この電圧低下検知手段により、前記負電圧の低下が検知
    された際に、前記正電圧源を短絡する短絡手段とを有す
    るゲート駆動回路。
  3. 【請求項3】 入力電圧を高周波電圧に変換する高周波
    電源装置と、 この高周波電源装置から出力される高周波電圧を基に、
    自己消弧形のスイッチング素子のゲートに供給する正電
    圧を発生する正電圧源と、 前記高周波電源装置から出力される高周波電圧を基に、
    前記スイッチング素子のゲートに供給する負電圧を発生
    する負電圧源と、 前記正電圧源又は前記負電圧源のどちらか一方を前記ス
    イッチング素子のゲートに接続する接続手段と、 前記入力電圧又は前記高周波電圧の低下を検知する電圧
    低下検知手段と、 この電圧低下検知手段により、前記入力電圧又は前記高
    周波電圧の低下が検知された際に、前記接続手段に優先
    して前記スイッチング素子のゲートに前記負電圧源を接
    続する接続優先手段とを有するゲート駆動回路。
  4. 【請求項4】 入力電圧を高周波電圧に変換する高周波
    電源装置と、 この高周波電源装置から出力される高周波電圧を基に、
    自己消弧形のスイッチング素子のゲートに供給する正電
    圧を発生する正電圧源と、 前記高周波電源装置から出力される高周波電圧を基に、
    前記スイッチング素子のゲートに供給する負電圧を発生
    する負電圧源と、 前記正電圧源又は前記負電圧源のどちらか一方を前記ス
    イッチング素子のゲートに接続する接続手段と、 前記入力電圧又は前記高周波電圧の低下を検知する電圧
    低下検知手段と、 この電圧低下検知手段により、前記入力電圧又は前記高
    周波電圧の低下が検知された際、前記正電圧源を短絡す
    る短絡手段とを有するゲート駆動回路。
  5. 【請求項5】 自己消弧形のスイッチング素子で構成さ
    れたインバータと、 このインバータの出力によって駆動される電動機と、 入力電圧を高周波電圧に変換する高周波電源装置と、 この高周波電源装置から出力される高周波電圧を基に、
    前記スイッチング素子のゲートに供給する正電圧を発生
    する正電圧源と、 前記高周波電源装置から出力される高周波電圧を基に、
    前記スイッチング素子のゲートに供給する負電圧を発生
    する負電圧源と、 前記正電圧源又は前記負電圧源のどちらか一方を前記ス
    イッチング素子のゲートに接続する接続手段と、 前記入力電圧又は前記高周波電圧の低下を検知する電圧
    低下検知手段と、 前記電動機によって駆動される電気車の運転停止後に、
    前記電圧低下検知手段により、前記入力電圧又は前記高
    周波電圧の低下が検知された際に、前記接続手段に優先
    して前記スイッチング素子のゲートに前記負電圧源を接
    続する接続優先手段とを有する電気車の制御装置。
  6. 【請求項6】 自己消弧形のスイッチング素子で構成さ
    れたインバータと、 このインバータの出力によって駆動される電動機と、 入力電圧を高周波電圧に変換する高周波電源装置と、 この高周波電源装置から出力される高周波電圧を基に、
    前記スイッチング素子のゲートに供給する正電圧を発生
    する正電圧源と、 前記高周波電源装置から出力される高周波電圧を基に、
    前記スイッチング素子のゲートに供給する負電圧を発生
    する負電圧源と、 前記正電圧源又は前記負電圧源のどちらか一方を前記ス
    イッチング素子のゲートに接続する接続手段と、 前記入力電圧又は前記高周波電圧の低下を検知する電圧
    低下検知手段と、 前記電動機によって駆動される電気車の運転停止後に、
    前記電圧低下検知手段により、前記入力電圧又は前記高
    周波電圧の低下が検知された際、前記正電圧源を短絡す
    る短絡手段とを有する電気車の制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106104993A (zh) * 2014-05-30 2016-11-09 三菱电机株式会社 电力用半导体元件的驱动电路
US10972076B2 (en) 2017-04-25 2021-04-06 Denso Corporation Drive circuit for switch

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