JPH10126921A - 電気接続箱 - Google Patents
電気接続箱Info
- Publication number
- JPH10126921A JPH10126921A JP8279495A JP27949596A JPH10126921A JP H10126921 A JPH10126921 A JP H10126921A JP 8279495 A JP8279495 A JP 8279495A JP 27949596 A JP27949596 A JP 27949596A JP H10126921 A JPH10126921 A JP H10126921A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ribs
- junction box
- drain hole
- rib
- circular
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】従来の電気接続箱の水抜き孔１は、下側のケー
ス略中央部に四角形の孔を設けることによって形成され
ているが、水の表面張力によって水抜き孔が塞がれてし
まい、排水がおこなわれ難いという問題があった。 【解決手段】水抜き孔１の周縁から先端側が円弧状に形
成されたリブ３を突設し、該リブを伝わらせて排水する
ことにより排水性を向上させたものである。
ス略中央部に四角形の孔を設けることによって形成され
ているが、水の表面張力によって水抜き孔が塞がれてし
まい、排水がおこなわれ難いという問題があった。 【解決手段】水抜き孔１の周縁から先端側が円弧状に形
成されたリブ３を突設し、該リブを伝わらせて排水する
ことにより排水性を向上させたものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、水抜き孔を備えた
電気接続箱に関するものである。
電気接続箱に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に電気接続箱は、絶縁板間に板状導
体を打ち抜いて形成したバスバーを挟んでこれをケース
内に収納した構造であり、自動車内配線に使用されてい
る。
体を打ち抜いて形成したバスバーを挟んでこれをケース
内に収納した構造であり、自動車内配線に使用されてい
る。
【０００３】上記の電気接続箱は、内部に水が入らない
ようにケースの接合部にＯリング等のパッキンを配置し
ているが、万一内部に水が入った場合には該水が速やか
に抜けるように水抜き孔が設けられている。
ようにケースの接合部にＯリング等のパッキンを配置し
ているが、万一内部に水が入った場合には該水が速やか
に抜けるように水抜き孔が設けられている。
【０００４】図３に示すように、従来の電気接続箱の水
抜き孔１は、下側のケース２（通常ロアーケースまたは
ロアーカバーという）の略中央部に四角形の孔を設ける
ことによって形成されている。なお、下側のケース２の
底面は、水抜きが容易となるように水抜き孔１に向かっ
て傾斜している。
抜き孔１は、下側のケース２（通常ロアーケースまたは
ロアーカバーという）の略中央部に四角形の孔を設ける
ことによって形成されている。なお、下側のケース２の
底面は、水抜きが容易となるように水抜き孔１に向かっ
て傾斜している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、下側のケース２略中央部に四角形の孔を設ける
ことによって形成した従来の電気接続箱の水抜き孔１
は、水の表面張力によって水抜き孔１が塞がれてしま
い、排水がおこなわれ難いという問題があった。
ように、下側のケース２略中央部に四角形の孔を設ける
ことによって形成した従来の電気接続箱の水抜き孔１
は、水の表面張力によって水抜き孔１が塞がれてしま
い、排水がおこなわれ難いという問題があった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の如き課題
を解決した電気接続箱を提供するものであり、その構成
は、水抜き孔を備えた電気接続箱において、前記水抜き
孔の周縁から先端側が円弧状に形成されたリブを突設し
たことを特徴とするものである。
を解決した電気接続箱を提供するものであり、その構成
は、水抜き孔を備えた電気接続箱において、前記水抜き
孔の周縁から先端側が円弧状に形成されたリブを突設し
たことを特徴とするものである。
【０００７】上記のように、水抜き孔の周縁から先端側
が円弧状に形成されたリブを突設することにより、下側
のケースの底面を流れてきた水は、リブを伝わって流れ
落ちる。従って水抜き孔が塞がれることなく、排水を良
好に行うことができる。特にリブの先端側を円弧状に形
成しておくことにより、リブを伝わって流れる水をリブ
の先端側に集めて落下させることができるので、排水を
良好に行うことができ排水性を向上させることができる
ものである。
が円弧状に形成されたリブを突設することにより、下側
のケースの底面を流れてきた水は、リブを伝わって流れ
落ちる。従って水抜き孔が塞がれることなく、排水を良
好に行うことができる。特にリブの先端側を円弧状に形
成しておくことにより、リブを伝わって流れる水をリブ
の先端側に集めて落下させることができるので、排水を
良好に行うことができ排水性を向上させることができる
ものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図を参
照して説明する。図１に示すように、本発明にかかる電
気接続箱は、下側のケース２の水抜き孔１の周縁から先
端側が円弧状に形成されたリブ３を突設したことを特徴
とするものである。すなわち、リブ３は半円形をしてお
り、四角形の水抜き孔１の対向した周縁からそれぞれ突
設されている。
照して説明する。図１に示すように、本発明にかかる電
気接続箱は、下側のケース２の水抜き孔１の周縁から先
端側が円弧状に形成されたリブ３を突設したことを特徴
とするものである。すなわち、リブ３は半円形をしてお
り、四角形の水抜き孔１の対向した周縁からそれぞれ突
設されている。
【０００９】このように、四角形の水抜き孔１の対向し
た周縁から半円形をしたリブ３を突設しておくことによ
り、下側のケース２の底面を流れてきた水を、リブを伝
わらせて容易に排水することができる。
た周縁から半円形をしたリブ３を突設しておくことによ
り、下側のケース２の底面を流れてきた水を、リブを伝
わらせて容易に排水することができる。
【００１０】図２（イ）（ロ）（ハ）は本発明で使用す
るリブ３の他の実施の形態を示すもので、このリブ３
は、四角形の水抜き孔１の全ての周縁からそれぞれ突設
されている。またリブ３の形状は半楕円型のリブとなっ
ている。
るリブ３の他の実施の形態を示すもので、このリブ３
は、四角形の水抜き孔１の全ての周縁からそれぞれ突設
されている。またリブ３の形状は半楕円型のリブとなっ
ている。
【００１１】なお本発明で使用する水抜き孔の形状は四
角形に限られず、丸形、楕円型、６角型等であってもよ
い。また本発明で使用するリブは、少なくとも先端側が
円弧状に形成されていればよく、その形状は特に限定す
るものではない。またリブの数も特に限定するものでは
ない。更に本発明は電気接続箱に形成された全ての水抜
き孔に適用できるものである。
角形に限られず、丸形、楕円型、６角型等であってもよ
い。また本発明で使用するリブは、少なくとも先端側が
円弧状に形成されていればよく、その形状は特に限定す
るものではない。またリブの数も特に限定するものでは
ない。更に本発明は電気接続箱に形成された全ての水抜
き孔に適用できるものである。
【００１２】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る電気接続箱
は、水抜き孔の周縁から先端側が円弧状に形成されたリ
ブを突設したので、電気接続箱内に入った水を、リブを
伝わらせて容易に排水することができる。特に本発明で
はリブの先端側を円弧状に形成したので、リブを伝わっ
て流れる水をリブの先端側に集めて落下させることがで
きるので、排水を良好に行うことができ排水性を向上さ
せることができる。
は、水抜き孔の周縁から先端側が円弧状に形成されたリ
ブを突設したので、電気接続箱内に入った水を、リブを
伝わらせて容易に排水することができる。特に本発明で
はリブの先端側を円弧状に形成したので、リブを伝わっ
て流れる水をリブの先端側に集めて落下させることがで
きるので、排水を良好に行うことができ排水性を向上さ
せることができる。
【図１】本発明に係る電気接続箱は底面斜視図。
【図２】本発明で使用するリブの他の実施の形態を示す
もので、（イ）は底面図、（ロ）は（イ）のＡーＡ線断
面図、（ハ）は（イ）の側面図。
もので、（イ）は底面図、（ロ）は（イ）のＡーＡ線断
面図、（ハ）は（イ）の側面図。
【図３】従来の電気接続箱の底面斜視図。
１ 水抜き孔 ２ 下側のケース ３ リブ。
Claims (1)
- 【請求項１】 水抜き孔を備えた電気接続箱において、
前記水抜き孔の周縁から先端側が円弧状に形成されたリ
ブを突設したことを特徴とする電気接続箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8279495A JPH10126921A (ja) | 1996-10-22 | 1996-10-22 | 電気接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8279495A JPH10126921A (ja) | 1996-10-22 | 1996-10-22 | 電気接続箱 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10126921A true JPH10126921A (ja) | 1998-05-15 |
Family
ID=17611851
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8279495A Pending JPH10126921A (ja) | 1996-10-22 | 1996-10-22 | 電気接続箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10126921A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7253356B2 (en) | 2003-12-22 | 2007-08-07 | Yazaki Corporation | Waterproof structure of junction box |
| JP2009270698A (ja) * | 2008-05-12 | 2009-11-19 | Tgk Co Ltd | 逆流防止装置 |
-
1996
- 1996-10-22 JP JP8279495A patent/JPH10126921A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7253356B2 (en) | 2003-12-22 | 2007-08-07 | Yazaki Corporation | Waterproof structure of junction box |
| JP2009270698A (ja) * | 2008-05-12 | 2009-11-19 | Tgk Co Ltd | 逆流防止装置 |
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Legal Events
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