JPH10126237A - スイッチングノイズキャンセル回路 - Google Patents

スイッチングノイズキャンセル回路

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JPH10126237A
JPH10126237A JP27662596A JP27662596A JPH10126237A JP H10126237 A JPH10126237 A JP H10126237A JP 27662596 A JP27662596 A JP 27662596A JP 27662596 A JP27662596 A JP 27662596A JP H10126237 A JPH10126237 A JP H10126237A
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JP
Japan
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switching noise
output stage
circuit
terminal
power supply
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JP27662596A
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Akio Sekino
明朗 関野
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PFU Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、LSIのスイッチングノイズをキ
ャンセルするスイッチングノイズキャンセル回路に関
し、LSIの出力段にキャンセル回路を設けてGND端
子のリードのL成分や電源端子のリードのL成分による
ノイズをキャンセルし、LSIの性能を低下させること
なく同時スイッチングノイズを無くすことを目的とす
る。 【解決手段】 LSIの信号を出力する出力段と、この
出力段への入力信号をもとにGND端子のリードのL成
分に対応した、反転させた信号を入力とし、出力段から
GND端子に流れる電流をキャンセルするキャンセル回
路とを備え、出力段がHレベルからLレベルになるとき
のスイッチングノイズをキャンセルするように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LSIのスイッチ
ングノイズをキャンセルするスイッチングノイズキャン
セル回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、LSIの出力信号が同時に変化す
ることによって生じる同時スイッチングノイズは、図7
の(a)に示すように、LSIのGNDリード(グラン
ンドリード)に流れる電流が変化することによって生じ
る。その原因となるのは、LSIのリードに存在する誘
導インダクタンス成分(以下L成分という)である。
【0003】同時スイッチングノイズは、LSIに悪影
響を与え、正常な動作を妨げる原因の1つとなってい
る。同時スイッチングノイズを無くするために、L成分
を除去すればよいが、現在のLSI加工技術ではL成分
を無くすことが困難である。以下図7の構成の動作を簡
単に説明する。
【0004】図7は、従来技術の説明図(その1)を示
す。図7の(a)は、LSIの回路を示す。図中に示す
ようにGND端子のリードのL成分と、電源端子のリー
ドのL成分と、更に信号端子のリードのL成分とがあ
る。ここでは、前2者について説明する。
【0005】図7の(b)は、GNDリードに流れる電
流/発生する電圧を示す。これは、図7の(a)のGN
D端子のリードのL成分が存在することにより、GND
リードに図7の(b−1)に示すように電流が流れる
と、図7の(b−2)に示すようにL成分によって電圧
が発生し、LSIの多くの出力端子が同時に“H”から
“L”に変化すると、GND端子に流れる電流の変化は
変化した出力端子の本数分だけ倍増する。
【0006】尚、図7の(a)において、出力端子が
“L”から“H”に変化すると、GND端子のリードの
L成分ではなく、電源端子のリードのL成分の両端に電
圧が発生し、LSI内部の電源電圧が変化する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、近年
のLSIは、ビット数が増加し、同時に変化する端子数
が増加する傾向にあり、同時スイッチングノイズは上述
した図7の(b−2)に示すようにGND端子のリード
のL成分や電源端子のリードのL成分によって電圧が発
生し、LSIに悪影響を与えてしまうという問題があっ
た。
【0008】この悪影響を避けるために、図8に示すよ
うにLSI出力端に抵抗を挿入し同時スイッチングノイ
ズを軽減することが行われている。この手法は、出力信
号の変化時に外部負荷をチャージする時の電流を抵抗に
より制限し、GND端子に流れる電流を減らし、その結
果として同時スイッチングノイズを減らすものである。
この手法では、信号が“H”から“L”に変化し終える
までの時間が長くかかるため、LSIの性能を低下させ
てしまうという問題があった。
【0009】本発明は、これらの問題を解決するため、
LSIの出力段にキャンセル回路を設けてGND端子の
リードのL成分や電源端子のリードのL成分によるノイ
ズをキャンセルし、LSIの性能を低下させることなく
同時スイッチングノイズを無くすことを目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1ないし図5を参照し
て課題を解決するための手段を説明する。図1ないし図
5において、LSI1は、出力段2の同時スイッチング
時に、GND端子のリードのL成分および電源端子のリ
ードのL成分により発生するノイズをキャンセルする対
象のLSI基板上の回路であって、出力段2および同時
スイッチングノイズキャンセル回路3などから構成され
るものである。
【0011】出力段2は、信号端子に出力信号を送出す
るものであって、信号端子毎に設けたものである。同時
スイッチングノイズキャンセル回路3は、入力信号を反
転してGND端子あるいは電源端子に所定のキャンセル
電圧を印加し、同時スイッチングノイズをキャンセルす
る回路である。
【0012】次に、動作を説明する。図1の(a)に示
す回路構成のもとで、信号A’がLからHに変化する場
合、出力段2の出力電圧AがHからLに変化してそのと
きにGND端子に電流Bが流れる。そのとき、同時スイ
ッチングノイズキャンセル回路3によって反転された電
流CがGND端子に流れ、結果としてGND端子に流れ
る電流をキャンセルすることとなる(D=B+C=一
定)。
【0013】図2の(a)に示す回路構成のもとで、信
号A’がHからLに変化する場合、出力段2の出力電圧
AがLからHに変化してそのときに電源端子に電流Bが
流れる。そのとき、同時スイッチングノイズキャンセル
回路3によって反転された電流Cが電源端子に流れ、結
果として電源端子に流れる電流をキャンセルすることと
なる(D=B+C=一定)。
【0014】図3に示すように同時スイッチングノイズ
キャンセル回路3の電源を別電源から供給する回路構成
のもとで、信号A’がLからHに変化する場合、出力段
2の出力電圧AがHからLに変化してそのときにGND
端子に電流Bが流れる。そのとき、同時スイッチングノ
イズキャンセル回路3によって反転された電流CがGN
D端子に流れ、結果としてGND端子に流れる電流をキ
ャンセルすることとなる(D=B+C=一定)。この
際、同時スイッチングノイズキャンセル回路3の電源は
別電源回路から供給し、出力段2の電源端子に流れる電
流に悪影響を与えない。
【0015】図4に示すように同時スイッチングノイズ
キャンセル回路3のGND端子を別GND端子に接続す
る回路構成のもとで、信号A’がHからLに変化する場
合、出力段2の出力電圧AがLからHに変化してそのと
きに電源端子に電流Bが流れる。そのとき、同時スイッ
チングノイズキャンセル回路3によって反転された電流
Cが電源端子に流れ、結果として電源端子に流れる電流
をキャンセルすることとなる(D=B+C=一定)。こ
の際、同時スイッチングノイズキャンセル回路3のGN
D端子は別GND端子に接続し、出力段2のGND端子
に流れる電流に悪影響を与えない。
【0016】図5に示すように同時スイッチングノイズ
キャンセル回路3のGND端子および電源端子を別GN
D端子およ別電源端子に接続する回路構成することによ
り、図3および図4で説明したと同様に、GND端子の
リードのL成分および電源端子のリードのL成分により
同時スイッチングノイズをキャンセルすることができる
(図6波形図参照)。
【0017】従って、LSIの出力段2に同時スイッチ
ングノイズキャンセル回路3を設けてGND端子のリー
ドのL成分や電源端子のリードのL成分によるノイズを
キャンセルすることにより、LSI1の性能を低下させ
ることなく同時スイッチングノイズを無くすことが可能
となる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、図1から図6を用いて本発
明の実施の形態および動作を順次詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明の1実施例構成図を示す。
図1の(a)は、GND側の同時スイッチングノイズを
キャンセルする回路の例を示す。
【0020】図1の(a)において、LSI1は、出力
段2の同時スイッチング時に、GND端子のリードのL
成分および電源端子のリードのL成分により発生するノ
イズをキャンセルする対象のLSI基板上の回路であっ
て、各種信号処理回路、出力段2および同時スイッチン
グノイズキャンセル回路3から構成されるものである。
【0021】出力段2は、外部負荷を接続する信号端子
に出力信号を送出するものであって、信号端子毎に設け
たものである。ここで、出力段2には、図示のように、
信号端子のリードのL成分を介して外部負荷に接続され
ることとなる。出力段2には、入力信号A’を入力し、
出力電圧Aが出力され、電流Bが図示のように流れる。
出力段2として、図示のようにP−chとN−chを接
続し、いわゆるC−MOS型の出力段としている。他の
形式の出力段であってもよい。
【0022】同時スイッチングノイズキャンセル回路3
は、入力信号A’を反転してGND端子あるいは電源端
子に所定のキャンセル電圧を印加し、同時スイッチング
ノイズをキャンセルする回路であって、例えば図示のよ
うにCとRの位相反転回路とP−chのFETとから構
成されるものである。ここで、GND端子に、図示のよ
うにキャンセル用の電流Cを供給する。
【0023】次に、図1の(b)の波形図を用いて図1
の(a)の回路の動作を詳細に説明する。図1の(b)
において、A’は、出力段への電圧であって、図1の
(a)の出力段2のゲートに、LからHに変化する電圧
を入力する。
【0024】Aは、出力電圧であって、A’の入力電圧
によって出力段2から信号端子に出力される電圧であ
る。Bは、出力段からGND端子に流れる電流であっ
て、GND端子のリードのL成分によって流れる電流で
ある。
【0025】Eは、P−chFETのゲートにかかる電
圧であって、信号A’をCとRによって、BのGND端
子のリードのL成分によって流れる電流をキャンセルす
るように発生させた電圧である。
【0026】Cは、キャンセル回路に流れる電流であっ
て、EをP−chFETのゲートに入力してGND端子
に流される電流である。Dは、合計したGND端子に流
れる電流であって、B+C=Dの電流であり、ここでは
零となるように調整した電流である。
【0027】以上のように動作させることにより、信号
A’がLからHに変化し、出力段2の出力電圧がHから
Lに変化した場合に、GND端子のリード成分により発
生する同時スイッチングノイズをキャンセルすることが
可能となる。
【0028】図2は、本発明の他の実施例構成図(その
1)を示す。図2の(a)は、電源側の同時スイッチン
グノイズをキャンセルする回路の例を示す。
【0029】図2の(a)において、LSI1は、出力
段2の同時スイッチング時に、電源端子のリードのL成
分および電源端子のリードのL成分により発生するノイ
ズをキャンセルする対象のLSI基板上の回路であっ
て、各種信号処理回路、出力段2および同時スイッチン
グノイズキャンセル回路3から構成されるものである。
【0030】出力段2は、外部負荷を接続する信号端子
に出力信号を送出するものであって、信号端子毎に設け
たものである。ここで、出力段2には、図示のように、
信号端子のリードのL成分を介して外部負荷に接続され
ることとなる。出力段2には、入力信号A’を入力し、
出力電圧Aが出力され、電流Bが図示のように流れる。
出力段2として、図示のようにP−chとN−chを接
続し、いわゆるC−MOS型の出力段としている。他の
形式の出力段であってもよい。
【0031】同時スイッチングノイズキャンセル回路3
は、入力信号A’を反転してGND端子あるいは電源端
子に所定のキャンセル電圧を印加し、同時スイッチング
ノイズをキャンセルする回路であって、例えば図示のよ
うにCとRの位相反転回路とP−chのFETとから構
成されるものである。ここで、電源端子に、図示のよう
にキャンセル用の電流Cを供給する。
【0032】次に、図2の(b)の波形図を用いて図2
の(a)の回路の動作を詳細に説明する。図2の(b)
において、A’は、出力段への電圧であって、図2の
(a)の出力2のゲートに、HからLに変化する電圧を
入力する。
【0033】Aは、出力電圧であって、A’の入力電圧
によって出力段2から信号端子に出力される電圧であ
る。Bは、電源端子から出力段にに流れる電流であっ
て、電源端子のリードのL成分によって流れる電流であ
る。
【0034】Eは、N−chFETのゲートにかかる電
圧であって、信号A’をCとRによって、Bの電源端子
のリードのL成分によって流れる電流をキャンセルする
ように発生させた電圧である。
【0035】Cは、キャンセル回路に流れる電流であっ
て、EをN−chFETのゲートに入力して電源端子に
流される電流である。Dは、合計した電源端子に流れる
電流であって、B+C=Dの電流であり、ここでは零と
なるように調整した電流である。
【0036】以上のように動作させることにより、信号
A’がHからLに変化し、出力段2の出力電圧がLから
Hに変化した場合に、電源端子のリード成分により発生
する同時スイッチングノイズをキャンセルすることが可
能となる。
【0037】図3は、本発明の他の実施例構成図(その
2)を示す。これは、図1の(a)の同時スイッチング
ノイズキャンセル回路3に、別電源から供給するように
変更し、他は同一にした回路である。この同時スイッチ
ングノイズキャンセル回路3の電源を別電源から供給す
ることにより、キャンセル電流CをGND端子に供給し
たときに、電源側に流れる電流の間に干渉が生じること
がなくなる。他の動作は、既述した図1の(b)の波形
図と同じであるので説明を省略する。
【0038】以上のように、同時スイッチングノイズキ
ャンセル回路3に別電源から電源を供給することによ
り、図1で説明したと同様に、信号A’がLからHに変
化し、出力段2の出力電圧がHからLに変化した場合
に、GND端子のリード成分により発生する同時スイッ
チングノイズをキャンセルすることが可能となると共
に、更にGND端子にキャンセル電流を流したときに電
源端子側でキャンセル電流による干渉がなくなり、より
安定に動作することとなる。特に、後述する図5のGN
D端子のリードのL成分および電源端子のリードのL成
分による同時スイッチングノイズの両者を干渉すること
なくキャンセルする場合に安定に動作するものである。
【0039】図4は、本発明の他の実施例構成図(その
3)を示す。これは、図2の(a)の同時スイッチング
ノイズキャンセル回路3に、別GND端子に接続するよ
うに変更し、他は同一にした回路である。この同時スイ
ッチングノイズキャンセル回路3のGND端子を別に接
続することにより、キャンセル電流Cを電源端子に供給
したときに、GND端子側に流れる電流の間に干渉が生
じることがなくなる。他の動作は、既述した図2の
(b)の波形図と同じであるので説明を省略する。
【0040】以上のように、同時スイッチングノイズキ
ャンセル回路3に別GND端子に接続することにより、
図2で説明したと同様に、信号A’がHからLに変化
し、出力段2の出力電圧がLからHに変化した場合に、
電源端子のリード成分により発生する同時スイッチング
ノイズをキャンセルすることが可能となると共に、更に
電源端子にキャンセル電流を流したときにGND端子側
でキャンセル電流による干渉がなくなり、より安定に動
作することとなる。特に、後述する図5のGND端子の
リードのL成分および電源端子のリードのL成分による
同時スイッチングノイズの両者を干渉することなくキャ
ンセルする場合に安定に動作するものである。
【0041】図5は、本発明の他の実施例構成図(その
4)を示す。これは、電源側、GND側両方の同時スイ
ッチングノイズをキャンセルする回路であって、図3お
よび図4を組み合わせた回路であって、同時スイッチン
グノイズキャンセル回路3の電源端子およびGND端子
を別に独立したものである。
【0042】図6は、本発明の動作波形図(図5)を示
す。図6において、A’は、出力段への電圧であって、
図5の出力段2のゲートに、LからHに変化する電圧あ
るいはHからLに変換する電圧を入力する。
【0043】Aは、出力電圧であって、A’の入力電圧
によって出力段2から信号端子に出力される電圧であ
る。Bは、出力段からGND端子に流れる電流であっ
て、GND端子のリードのL成分によって流れる電流で
ある。
【0044】Cは、電源端子から出力段に流れる電流で
ある。Dは、P−chFETのゲートにかかる電圧であ
って、GND端子のリードのL成分による同時スイッチ
ングノイズをキャンセルする回路のP−chFETのゲ
ートに印加する電圧である。
【0045】Eは、P−chFETのキャンセル回路に
流れる電流であって、電圧Dをゲートに印加したときに
流れる電流である。Fは、N−chFETのゲートにか
かる電圧であって、電源端子のリードのL成分による同
時スイッチングノイズをキャンセルする回路のN−ch
FETのゲートに印加する電圧である。
【0046】Gは、N−chFETのキャンセル回路に
流れる電流であって、電圧Fをゲートに印加したときに
流れる電流である。Hは、電源端子に流れる電流の合計
であって、H=C+Gの電流であり、ここでは零となる
ように調整した電流である。
【0047】Jは、GND端子に流れる電流の合計であ
って、J=B+Eの電流であり、ここでは零となるよう
に調整した電流である。以上のように、同時スイッチン
グノイズキャンセル回路3に別電源端子および別GND
端子を設けたことにより、図3および図4で説明したと
同様に、 (1) 信号A’がHからLに変化し、出力段2の出力
電圧がLからHに変化した場合に、電源端子のリード成
分により発生する同時スイッチングノイズをキャンセル
することができると共に、更に電源端子にキャンセル電
流を流したときにGND端子側でキャンセル電流による
干渉がなくなり、安定に動作する。
【0048】(2) 信号A’がLからHに変化し、出
力段2の出力電圧がHからLに変化した場合に、GND
端子のリード成分により発生する同時スイッチングノイ
ズをキャンセルすることができると共に、更にGND端
子にキャンセル電流を流したときに電源端子側でキャン
セル電流による干渉がなくなり、安定に動作する。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
LSIの出力段2に同時スイッチングノイズキャンセル
回路3を設けてGND端子のリードのL成分や電源端子
のリードのL成分によるノイズをキャンセルする構成を
採用しているため、LSI1の性能を低下させることな
く同時スイッチングノイズを無くすことができると共
に、LSI1の外部に回路を付加することなく、同時ス
イッチングノイズを無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例構成図である。
【図2】本発明の他の実施例構成図(その1)である。
【図3】本発明の他の実施例構成図(その2)である。
【図4】本発明の他の実施例構成図(その3)である。
【図5】本発明の他の実施例構成図(その4)である。
【図6】本発明の動作波形図(図5)である。
【図7】従来技術の説明図(その1)である。
【図8】従来技術の説明図(その2)である。
【符号の説明】
1:LSI 2:出力段 3:同時スイッチングノイズキャンセル回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】LSIのスイッチングノイズをキャンセル
    する回路において、 LSIの信号を出力する出力段と、 この出力段への入力信号をもとにGND端子のリードの
    L成分に対応した、反転させた信号を入力とし、上記出
    力段からGND端子に流れる電流変化をキャンセルする
    キャンセル回路とを備え、 上記出力段がHレベルからLレベルになるときのスイッ
    チングノイズをキャンセルすることを特徴とするスイッ
    チングノイズキャンセル回路。
  2. 【請求項2】LSIのスイッチングノイズをキャンセル
    する回路において、 LSIの信号を出力する出力段と、 この出力段への入力信号をもとに電源端子のリードのL
    成分に対応した、反転させた信号を入力とし、上記出力
    段から電源端子に流れる電流変化をキャンセルするキャ
    ンセル回路とを備え、 上記出力段がLレベルからHレベルになるときのスイッ
    チングノイズをキャンセルすることを特徴とするスイッ
    チングノイズキャンセル回路。
  3. 【請求項3】上記キャンセル回路の電源と、上記出力段
    の電源とを別電源にしたことを特徴とする請求項1記載
    のスイッチングノイズキャンセル回路。
  4. 【請求項4】上記キャンセル回路のGND端子と、上記
    出力段のGND端子とを別GND端子にしたことを特徴
    とする請求項2記載のスイッチングノイズキャンセル回
    路。
  5. 【請求項5】請求項3および請求項4を備えたことを特
    徴とするスイッギングノイズキャンセル回路。
  6. 【請求項6】上記出力段への入力信号をもとにGND端
    子あるいは電源端子のリードのL成分に対応した、容量
    および抵抗によって反転させた信号を入力することを特
    徴とする請求項1ないし請求項5記載のスイッギングノ
    イズキャンセル回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009232169A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Nec Electronics Corp 半導体集積回路
US9300204B2 (en) 2012-09-05 2016-03-29 Fuji Electric Co., Ltd. Switching power supply

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