JPH10125606A - 気相成長装置 - Google Patents

気相成長装置

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JPH10125606A
JPH10125606A JP27796096A JP27796096A JPH10125606A JP H10125606 A JPH10125606 A JP H10125606A JP 27796096 A JP27796096 A JP 27796096A JP 27796096 A JP27796096 A JP 27796096A JP H10125606 A JPH10125606 A JP H10125606A
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JP
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susceptor
tray
wafer
vapor phase
convex portion
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Application number
JP27796096A
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English (en)
Inventor
Koichi Toyosaki
孝一 豊崎
Tetsuya Kumada
哲哉 熊田
Nobuaki Orita
伸昭 折田
Hisashi Koaizawa
久 小相澤
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エピタキシャルウェハの特性のばらつきを低
減することができ、また、エピタキシャルウェハの表面
欠陥を低減させることができる抵抗発熱体による加熱方
式による気相成長装置を提供する。 【解決手段】 外側容器11と、外側容器11との間に
反応室を形成するように形成された内側容器12と、内
側容器12の外側に設けられ、中心軸の回りに回転可能
な筒状のサセプタ18と、サセプタ18上に自転可能に
保持され、ウェハ34を載置するトレー19と、内側容
器12内に設けられた加熱手段13、14とを備えた反
応容器部を有する気相成長装置において、トレー19は
外周端面に回転力を受ける歯形19bを有し、中心に自
転軸となる凸状部19aを有する平歯車状物であり、外
周端面には歯形19bを覆う円環状の側板19cが凸状
部19aの反対側の面に設けられており、前記凸状部1
9aは耐熱性軸受け31でサセプタ18に保持されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は気相成長装置に関
し、特に、バレル型の気相成長装置において、加熱手段
をリアクタ内部に設けている装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】リアクタ内のサセプタにウェハを保持
し、該サセプタを高温に加熱した状態で該リアクタ内に
AsH3 、TMG、TMAlなどの原料ガスを水素より
なるキャリアガスと共に流し、ウェハに化合物半導体を
気相成長させて形成されたエピタキシャルウェハは、衛
星放送用,携帯電話などのFET、HEMT、HBTデ
バイスの材料として近年、大量に使われている。
【0003】図4は、従来技術に係わる気相成長装置の
説明図である。図4において、1はリアクタであり、釣
り鐘状のリアクタ1の上部にガス供給口1aを、下部に
ガス排気口1bを有している。2はサセプタであり、帽
子状頂部2aとカーボンで形成された多角錘形胴部2b
と支持軸2cとにより構成されている。3はチャンバで
あり、リアクタ1の下部にあり、リアクタ1と接する箇
所にゲートバルブ3a、胴部にチャンバ窓3bとを有し
ている。4はサセプタ2を回転可能に支持する回転軸で
あり、回転自在、かつ、上下移動自在に支持され、図示
していない電動機により駆動される。なお、4aはサセ
プタ2と回転軸4との締結部である。この締結部4aは
回転軸4上端に設けられており、そこには支持軸2cの
下端が挿入され、ネジ止めされている。5はリアクタ1
の胴部外側に巻かれた高周波コイルであり、6はサセプ
タ2の多角錘形胴部2bに取り付けられているトレー
(図示されず)に載置されたウェハである。
【0004】高周波コイル5に高周波電流が流される
と、カーボン製の多角錘形胴部2bが誘導加熱され、多
角錘形胴部2bに装填されているウェハ6が加熱され
る。原料ガスとキャリアガスとを混合したガスはガス供
給口1aからリアクタ1内に供給され、ウェハ6の表面
から整流板4bの上部通路とガス排気口1bを経由し排
出される。そしてこの間、加熱されたウェハ6上で原料
ガスが熱分解反応し、エピタキシャル層が形成される。
エピタキシャル層が形成される間、サセプタ2上のウェ
ハ6は、回転軸4の回転によるサセプタ2の回転により
公転し、また、サセプタ2の内側に設けられた駆動機構
により回転するトレーとともに自転する。なお、エピタ
キシャル層が完成すると、回転軸4は降下し、サセプタ
2がチャンバ3内に下降すると、ゲートバルブ3aは左
方向に駆動されて、リアクタ1とチャンバ3とを遮断す
る。そして、チャンバ3内の反応ガスを充分パージし、
不活性ガスで大気圧にした後、チャンバ窓3bを開いて
エピタキシャルウェハを取り出す。次に、新たなウェハ
6を多角錘形胴部2bに載置した後、チャンバ3内の空
気を充分パージし、ゲートバルブ3aを右方向に駆動し
図示する位置まで開放し、回転軸4を上方に駆動し、図
示する位置まで上げ、再びエピタキシャル層の形成を行
う。
【0005】このようにして製作されたエピタキシャル
ウェハに求められる特性として、純度や均一な膜質特性
などが挙げられる。純度については、配管材料の性能向
上や使用機器の性能向上や原料の高純度化によりレベル
が上がっている。又、均一な膜質特性については、ウェ
ハ面内の均一性はウェハ自体を回転させること等により
大幅に向上してきている。
【0006】近年、気相成長装置には大量生産性が要求
されるようになってきた。ところが従来の高周波誘導に
よる加熱方式では、リアクタに石英、セラミックなど機
械強度に難がある材料を使用しなければならないため、
リアクタの大口径化が難しく、1回の成長で成膜できる
ウェハ枚数はそれほど多くはなかった。そこで開発され
たのが、抵抗発熱体による加熱方式である。この方式の
気相成長装置は、図5に示すように、外側容器11、加
熱手段としての複数のリング状ランプ13を収納する石
英製の内側容器12(円筒形)を備えている。14はラ
ンプ13の輻射熱を反射する反射板である。この外側容
器11と内側容器12間の空間が反応室である。キャリ
アガスで希釈された原料ガスは、外側容器11の上部の
ガス導入口15から供給され、反応室を通過してガスの
整流板21に沿ってガス排出口16から排出される。ま
た、内側容器12の外側には、内側容器12と中心軸を
同じくするように、円環状のサセプタホルダー17が回
転自在に設置されている。このサセプタホルダー17の
上端部には多角形をなす筒状を有するサセプタ18が設
置されている。さらに、サセプタ18の多角形をなす各
面には、ウェハを搭載する円板状のトレー19が設置さ
れている。このトレー19は中心軸をなす凸状部19a
を有し、その外周には歯形19bが形成された平歯車状
物である。そして、トレー19は、凸状部19aをサセ
プタ18の凹状部18aに嵌め込むことにより設置され
ている。また、トレー19の外周下端は固定している円
環状のホルダー20に支持されている。このホルダー2
0は上端面に歯形20aが形成されている。このトレー
19は、サセプタホルダー17が回転すると、サセプタ
18が回転することにより公転する。また、トレー19
が公転すると、トレー19の歯形19bとホルダー20
の歯形20aがかみ合っているため、トレー19は自転
する。本気相成長装置では、外側容器11は金属等の高
強度を有する材料で構成することができるので、大口径
化も比較的容易であり、大量生産性が可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
抵抗発熱体による加熱方式を用いた気相成長装置には以
下のような問題があった。即ち、1)ウェハを載置する
トレー19の中心に設けられた自転軸となる凸状部19
aは単にサセプタ18の凹状部18aに嵌め込まれてい
るだけであるため、自転軸の支持が不安定で、トレー1
9の傾斜を垂直に近く(例えば垂直な軸に対して5度以
下)することができない。従って、発熱体であるランプ
13からの輻射熱がトレー19全面に均一に放射され
ず、トレー19内に温度差が生じ、エピタキシャルウェ
ハの面内において特性がばらつく。また、サセプタ18
の各面に載置されたトレー19の反応ガスの流れ方向に
対する角度や、トレー19とサセプタ18との角度がば
らつくため、エピタキシャルウェハの特性が載置された
サセプタ18の面間や連続気相成長のラン間で大きくば
らつく。さらに、トレー19自体が落下したり、あるい
はウェハが落下したりする恐れがある。2)トレー19
の外周には、前述のように自転のための駆動力を受ける
歯形19bが設けられているが、この歯形19b部分に
は、油分、グリス等を使うことが出来ない(蒸発油分が
エピ中に取り込まれたりするため)ことと、高温(MA
X800℃)になることから、トレー19には金属を使
用できず、おもに黒鉛、石英ガラス、セラミックを使用
している。この歯形19b部分が摺動すると、粉塵が発
生する。トレー表面側には大量のガス(50〜200l/
min )が流れているため、トレー裏側から表面側にガス
が吸引されるため、粉塵も引き込まれ、エピタキシャル
ウェハに悪影響を及ぼす恐れがあった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決すべくなされたもので、請求項1記載の発明は、外側
容器と、外側容器との間に反応室を形成するように形成
された内側容器と、内側容器の外側に設けられ、中心軸
の回りに回転可能な筒状のサセプタと、サセプタ上に自
転可能に保持され、ウェハを載置するトレーと、内側容
器内に設けられた加熱手段とを備えた反応容器部を有す
る気相成長装置において、トレーは外周端面に回転力を
受ける歯形を有し、中心に自転軸となる凸状部を有する
平歯車状物であり、外周端面には歯形を覆う円環状の側
板が凸状部の反対側の面に設けられており、前記凸状部
は耐熱性軸受けでサセプタに保持されていることを特徴
とするものである。また、請求項2記載の発明は、請求
項1記載の発明において、トレーは、凸状部が設けられ
た面の反対側の面の中心部に凹部を有することを特徴と
するものである。さらに、請求項3記載の発明は、請求
項1または2記載の発明において、サセプタと内側容器
間の空間と反応容器外とを連通するガス置換通路を設け
たことを特徴とするものである。
【0009】請求項1記載の発明では、トレーの自転軸
となる凸状部は耐熱性軸受けでサセプタに保持されてい
るので、トレーの傾斜が垂直に近くなるように、凸状部
を確実にサセプタに保持させることができる。従って、
トレー内の温度分布を均一化し、エピタキシャルウェハ
の特性の面内ばらつきや、サセプタの面間やラン間での
エピタキシャルウェハの特性のばらつきを低減すること
ができる。また、トレーの外周端面には歯形を覆う円環
状の側板が凸状部の反対側の面に設けられているので、
トレーのこの歯形の摺動部分から発生する塵がトレー上
に載置されたウェハに達するのを防ぐことができ、エピ
タキシャルウェハの表面欠陥を低減させることができ
る。
【0010】また、請求項2記載の発明のように、トレ
ーの凸状部が設けられた面の反対側の面の中心部に凹部
を設けると、トレーの中心部が凸状部からの熱伝導によ
り相対的に高温になっても、ウェハはトレーの中心部に
接触しないため、ウェハの中心部が相対的に高温になる
ことを防ぐことができる。さらに、請求項3記載の発明
のように、サセプタと内側容器間の空間と反応容器外と
を連通するガス置換通路を設けると、サセプタと内側容
器間の空間のガス置換時間が短縮され、生産性を向上さ
せることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明にかかる気
相成長装置の一実施形態の反応容器部の断面説明図であ
る。図1において、従来技術の説明に用いた図5に関し
て説明した部分と同部分は同符号で指示してある。本実
施形態の気相成長装置は、SUSで構成された外側容器
11(円筒形)、複数のリング状ランプ13を収納する
石英製内側容器12(円筒形)で構成されている。各ラ
ンプ13は出力を制御する手段(図示せず)に接続して
いる。外側容器11と内側容器12間が反応室になって
いる。キャリアガスで希釈された原料ガスは、外側容器
11の上部のガス導入口15から供給され、反応室を通
過してガスの整流板21に沿ってガス排出口16から排
出される。また、内側容器12の外側には、内側容器1
2と中心軸を同じくするように、サセプタホルダー17
が回転自在に設置されている。このサセプタホルダー1
7は、内側容器12内に設けられたモータ32で回転す
る歯車の回転伝達部33から回転力を受けて、回転する
ように設置されている。このサセプタホルダー17の上
端部には多角形をなす筒状のサセプタ18が、内側容器
12を囲むようにその側面近傍に設置されている。さら
に、サセプタ18の多角形を構成する各面には、略中央
部に耐熱性軸受け31が設けられ、ウェハ34が搭載さ
れた円板状のトレー19が設置されている。この耐熱性
軸受け31は、例えば、セラミックハウジングとセラミ
ックボールのように、耐熱性のセラミックス(アルミナ
など)あるいは耐熱性コーティングを施したものと、耐
熱性で自己潤滑のある材料(例えばカーボンあるいはカ
ーボンコーティングしたもの)よりなるボールの保持器
とから構成されている。
【0012】このトレー19は、図2に示すように、自
転軸をなす凸状部19aを有し、その外周部には歯形1
9bが形成され、平歯車状になっている。また、トレー
19の周端部には、歯形19bを覆う円環状の側板19
cが凸状部19aの反対側の面に設けられている。そし
て、トレー19は、凸状部19aにおいて耐熱性軸受け
31に回転可能に、かつ抜けを防止するように保持され
ている。また、トレー19の外周下端は固定している円
環状のホルダー20に支持されている。このホルダー2
0は端面に歯形20aが形成されて歯車状になってい
る。
【0013】このトレー19は、サセプタホルダー17
の回転によりサセプタ18が回転すると、公転する。ま
た、トレー19が公転すると、トレー19の歯形19b
とホルダー20の歯形20aがかみ合っているため、ト
レー19は自転する。このようにトレー19が公転する
と、サセプタ19の各面上への原料ガスの供給と排気の
バランスをとることができ、また、温度を各面で均一に
することができる。また、トレー19が自転することに
より、原料ガスの上流側と下流側の差によるエピウェハ
の膜質のバラツキを防ぐことができる。
【0014】本実施形態では、従来の支持方法に比べて
トレー19のサセプタ18への取り付けが耐熱性軸受け
31を用いて安定しているため、以下のような効果があ
った。即ち、 1)トレー19の傾斜が垂直に近く(垂直な軸に対して
1度程度まで)なるように、トレー19を設置すること
ができるので、ランプ13との距離変化によるトレー1
9面上の温度差が殆ど無くなり、温度制御が易しくなっ
た。 2)トレー19自体が落下したり、ウェハが落下したり
することは無くなった。 3)サセプタ18の各面でトレー19のガスの流れ方向
に対する傾きや、歯形19bと歯形20aの噛み合わせ
によるサセプタ18の面とトレー19の面とのなす角度
を耐熱性軸受けにより管理することができるため、サセ
プタ18の各面間やラン間におけるエピタキシャルウェ
ハの特性のバラツキは減少した。 4)トレー19とサセプタ18の摺動がないため、これ
らの磨耗は少なく、付着した反応生成物をベーキング・
クリーニングにより除去することにより、何度も使用可
能になる。主な交換部品は、軸受け程度である。
【0015】また、トレー19に円環状の側板19cを
設けると、この側板19cにより、歯形19bとホルダ
ー20の歯形20aとの摺動により発生する粉塵が表面
側へ引き込まれにくくなり、重力落下によって粉塵は落
下する。その結果、側板19cの無いトレー19と側板
19cのあるトレー19で成長したエピウェハの表面欠
陥数を測定したところ、側板のあるトレー19で成膜し
たエピウェハの表面欠陥は激減した。
【0016】トレー19の中心部は、凸状部19aがサ
セプタ18を貫通しているため、直接ランプ13で加熱
され、トレー19の周辺部はサセプタ18からの輻射に
よって加熱されるため、トレー19の中心部の温度が周
辺部に比べて高くなる。そこで、図3に示すように、ト
レー19の中心部のウェハを保持する面(ザグリ面と呼
ぶ)に凹部19d(例えば浅いR形状ザグリ)を設ける
と、相対的に温度の高いトレー19の中心部がウェハと
非接触になるので、ウェハ表面での温度分布を均一化す
ることができる。例えば、R形状ザグリの凹部19d無
しの場合に、ウェハ34上の温度バラツキが約2℃であ
ったものが、凹部19dを設けることにより、温度バラ
ツキは約1℃と改善された。
【0017】さらに、図1に示すように、内側容器12
とサセプタ18との間の空間から反応容器部外へ通じる
ガス置換通路35を設けると、サセプタ18を大気にさ
らした後に成長を行う場合などにおいて、サセプタ18
の表面側だけのガス置換だけでなく、内側容器12とサ
セプタ18との間の狭い空間も強制的にガス置換を行う
ことができるので、成長前のガス置換時間を減らすこと
ができるとともに、サセプタ18と内側容器12間の空
間内に残留する酸素を減らすことができる。
【0018】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、抵抗発熱
体による加熱方式による気相成長装置において、トレー
の自転軸となる凸状部は耐熱性軸受けでサセプタに保持
されているので、トレーの傾斜が垂直に近くなるよう
に、凸状部を確実にサセプタに保持させることができ、
エピタキシャルウェハの特性のばらつきを低減すること
ができる。また、トレーの外周端部には歯形を覆う円環
状の側板が凸状部の反対側の面に設けられているので、
エピタキシャルウェハの表面欠陥を低減させることがで
きる。また、請求項2記載の発明によれば、トレーの凸
状部が設けられた面の反対側の面の中心部に凹部を設け
るため、ウェハの中心部が相対的に高温になることを防
ぐことができる。さらに、請求項3記載の発明によれ
ば、サセプタと内側容器間の空間と反応容器外とを連通
するガス置換通路を設けるため、サセプタと内側容器間
の空間のガス置換時間が短縮され、生産性を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる気相成長装置の一実施形態の反
応容器部の断面説明図である。
【図2】上記実施形態に用いたトレーの側面図である。
【図3】トレーの他の実施形態の側面図である。
【図4】誘導加熱方式の気相成長装置の断面説明図であ
る。
【図5】抵抗加熱方式の気相成長装置の断面説明図であ
る。
【符号の説明】
11 外側容器 12 内側容器 13 ランプ 14 反射板 15 ガス導入口 16 排出口 17 サセプタホルダー 18 サセプタ 19 トレー 19a 凸状部 19b、20a 歯形 19c 側板 19d 凹部 20 ホルダー 21 整流板 31 耐熱性軸受け 32 モータ 33 回転伝達部 34 ウェハ 35 ガス置換通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小相澤 久 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側容器と、外側容器との間に反応室を
    形成するように形成された内側容器と、内側容器の外側
    に設けられ、中心軸の回りに回転可能な筒状のサセプタ
    と、サセプタ上に自転可能に保持され、ウェハを載置す
    るトレーと、内側容器内に設けられた加熱手段とを備え
    た反応容器部を有する気相成長装置において、トレーは
    外周端面に回転力を受ける歯形を有し、中心に自転軸と
    なる凸状部を有する平歯車状物であり、外周端面には歯
    形を覆う円環状の側板が凸状部の反対側の面に設けられ
    ており、前記凸状部は耐熱性軸受けでサセプタに保持さ
    れていることを特徴とする気相成長装置。
  2. 【請求項2】 トレーは、凸状部が設けられた面の反対
    側の面の中心部に凹部を有することを特徴とする請求項
    1記載の気相成長装置。
  3. 【請求項3】 サセプタと内側容器間の空間と反応容器
    外とを連通するガス置換通路を設けたこと特徴とする請
    求項1または2記載の気相成長装置。
JP27796096A 1996-10-21 1996-10-21 気相成長装置 Pending JPH10125606A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1991008527A1 (en) * 1989-11-27 1991-06-13 Fanuc Ltd Pulse transfer system of manual pulse generator
CN110306171A (zh) * 2019-06-28 2019-10-08 郑州磨料磨具磨削研究所有限公司 一种改善气体分布的沉积室及mpcvd装置

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