JPH11288887A - 半導体気相成長装置 - Google Patents

半導体気相成長装置

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JPH11288887A
JPH11288887A JP8855998A JP8855998A JPH11288887A JP H11288887 A JPH11288887 A JP H11288887A JP 8855998 A JP8855998 A JP 8855998A JP 8855998 A JP8855998 A JP 8855998A JP H11288887 A JPH11288887 A JP H11288887A
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JP
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susceptor
reaction chamber
wafer transfer
base
transfer port
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Application number
JP8855998A
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English (en)
Inventor
Hironori Inoue
洋典 井上
Takaya Suzuki
誉也 鈴木
Akihiro Miyauchi
昭浩 宮内
Yoshihiko Sakurai
義彦 桜井
Nobuyuki Mise
信行 三瀬
Tomoji Watanabe
智司 渡辺
Fumihide Ikeda
文秀 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Hitachi Ltd
Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高純度で結晶欠損の少ない高品質の気相成長
薄膜を短時間に形成する。 【解決手段】 反応室9外であってサセプタ2の上方に
配されている上部赤外線ランプ6と、反応室9内であっ
てサセプタ2の下方に配されている下部加熱コイル5a
と、サセプタ2、下部加熱コイル5a及びベース7を一
体的に上下動させる上下動機構13,20と、反応室9
を形成するベルジャ1の下端とベース7とを接続するベ
ローズ21とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハの表
面に、気相成長により薄膜を形成する半導体気相成長装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造プロセスにおいて益々その重
要性が増しつつあるエピタキシャル成長は、化学気相成
長(CVD:Chemical Vapor Deposition)の一種である
が、特に単結晶膜を形成するものであることから、多結
晶膜や非晶質膜を形成する他の化学気相成長とは区別さ
れている。
【0003】このエピタキシャル成長は、多結晶膜等を
形成する他の化学気相成長よりも高温雰囲気中で進行す
るため、その工程には、通常、図7に示すような、縦型
反応炉が使用されることが多い。この縦(ディスク)型
反応炉は、耐熱性があり且つ純度の高い石英で形成され
た中空のベルジャ101と、ベルジャ101の下部開口
を塞ぐ水冷のステンレス製ベース107と、ベルジャ1
01とベース107とで囲まれた反応室109内に配さ
れ、半導体ウエハ3が載置される円盤状のサセプタ10
2と、反応室109内であってサセプタ102の下部に
配されている高周波誘導方式の加熱コイル105aと、
この加熱コイル105aを覆うコイルカバー105b
と、サセプタ102を回転させるサセプタ回転軸108
と、反応室109内に原料ガスを供給するためのガス供
給管104と、を備えている。
【0004】原料ガスとしては、エピタキシャル層の原
料となるSi化合物ガスと、エピタキシャル層の抵抗率を
決めるドーピングガスとが、一定の濃度で含んでいるも
のを用いる。この原料ガスは、サセプタ回転軸108内
に設けられたガス供給管104のノズルから反応室10
9内へ、キャリヤガスと共に放射状に放出される。ま
た、反応の排気ガスは、ベース107に設けられた排気
管110から排出される。
【0005】反応室109内で半導体ウエハ3と原料ガ
スとの反応が終了すると、サセプタ102が冷えるのを
持ち(200〜300℃)、次いで反応室109内を不
活性な窒素ガスで置換した後、手動でベルジャ101を
上方に持ち上げて、反応室109を開放し、ウエハ3の
取り出し、さらに新たなウエハの充填を行う。このた
め、この従来技術では、多数のウエハ(〜15枚/6イ
ンチ)が充填可能なサセプタの場合、つまり、多くのウ
エハを一度に反応させるものでは、降温時間及び昇温時
間が成長反応時間の数倍必要になる上に、ベルジャ10
1の開放のために不活性な窒素ガスによる反応室パージ
が必要になるために、生産工程が長くなり、生産性が著
しく低い。
【0006】そこで、この欠点を改善する新たな装置と
して、図8に示す装置が提案されている。この装置で
は、反応室109a外であって、サセプタ102aの上
方に、加熱装置としての赤外線ランプ106を配し、サ
セプタ102aの下部の構造を簡略化し、このサセプタ
102aの下部に、サセプタ102aの上下・回転機構1
11を設けている。また、ベルジャ101aの下方側部
に、ウエハ搬送口114を形成し、このウエハ搬送口1
14にゲートバルブ115を設けている。ウエハ3と原
料ガスとの反応時には、サセプタ102aをウエハ搬送
口114から遠く且つ赤外線ランプ106に近い上方の
レベルに位置させる。ウエハ3の反応が終了すると、サ
セプタ102aをウエハ搬送口114とほぼ同じ下方の
レベルに位置させて、ゲートバルブ115を開け、ウエ
ハ搬送口114からサセプタ102a上のウエハ3を取
り出している。
【0007】このような構造であれば、反応室109a
を開放することなく、ウエハ3の取り出し及び充填が可
能になる。このため、反応室内の温度が反応成長温度よ
りも僅かに低い温度(700〜800℃)であっても、
ウエハ3の取り出し及び充填が可能になり、降温時間及
び昇温時間を短くできる上に、ベルジャ101aを完全
には開放しないために不活ガスによる反応室パージの時
間も短くでき、生産性を向上させることができる。
【0008】以上の他、図7の装置と同種のものとし
て、特開平3−136320号公報に記載されたものが
ある。また、特開平3−132018号公報には、サセ
プタの下部に加熱装置を配しているものの、図7の装置
と同様に、反応室の側部にウエハ搬送口を設け、そこに
ゲートバルブを設けると共に、サセプタを上下動可能に
しているものが記載されている。これらの他、半導体気
相成長装置としては、特開平8−115886号公報に
記載されているものがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示す技術や特開平3−136320号公報及び特開平3
−132018号公報に記載された技術では、製造時間
の短縮化を図ることができるものの、より高純度で結晶
欠損の少ない高品質の気相成長薄膜を形成することがで
きないという問題点がある。
【0010】本発明は、以上のような従来技術の問題点
に着目し、製造時間の短縮化を図ることができると共
に、より高純度で結晶欠損の少ない高品質の気相成長薄
膜を形成することができる半導体気相成長装置を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の半導体気相成長装置は、側面に半導体ウエハを出し入
れするためのウエハ搬送口が形成されていると共に下方
が開口している中空のベルジャと、該ベルジャの下方の
開口を塞ぐベースと、該ベルジャと該ベースとで囲まれ
た反応室内に配され該半導体ウエハが載置されるサセプ
タと、を備え、該サセプタ上に該半導体ウエハを配し、
該反応室内に原料ガスを供給して、該半導体ウエハの表
面に気相化学反応による薄膜を形成する半導体気相成長
装置において、前記反応室外であって前記サセプタの上
方に配されている上加熱器と、前記反応室内であって前
記サセプタの下方に配されている下加熱器と、前記下加
熱器の少なくともサセプタ側を覆う非金属耐熱隔壁と、
前記サセプタの上面が前記ウエハ搬送口よりも上方のレ
ベルに位置している反応位置と、該サセプタの上面が該
ウエハ搬送口とほぼ同じレベルに位置しているウエハ搬
送位置との間で、該サセプタを上下動させると共に、前
記下加熱器、前記非金属耐熱隔壁及び前記ベースを上下
動させる上下動機構と、前記ベルジャに対する前記ベー
スの上下動で生じる、該ベルジャの下端と該ベースとの
隙間から外気が侵入するのを防ぐ反応室隔離手段と、を
備えていることを特徴とするものである。
【0012】ここで、前記反応室隔離手段は、非通気性
及び可撓性を有し、前記ベルジャの下端と前記ベースと
の間隙を塞ぐベローズであってもよいし、上下動可能に
前記ベースを収納し、前記ベルジャの下端に接続されて
いるベース収納容器であってもよい。
【0013】また、以上の半導体気相成長装置は、前記
上下動機構により前記反応室内を上下動し、前記サセプ
タが前記反応位置に位置しているときに前記ウエハ搬送
口の前記反応室側をほぼ塞ぐ、非金属耐熱性のウエハ搬
送口塞ぎ板を有していることが好ましい。この場合、前
記ウエハ搬送口塞ぎ板は、前記非金属耐熱隔壁に固定さ
れていることが望ましい。
【0014】また、前記目的を達成するための他の半導
体気相成長装置は、側面に半導体ウエハを出し入れする
ためのウエハ搬送口が形成されていると共に下方が開口
している中空のベルジャと、該ベルジャの下方の開口を
塞ぐベースと、該ベルジャと該ベースとで囲まれた反応
室内に配され該半導体ウエハが載置されるサセプタと、
を備え、該サセプタ上に該半導体ウエハを配し、該反応
室内に原料ガスを供給して、該半導体ウエハの表面に気
相化学反応による薄膜を形成する半導体気相成長装置に
おいて、前記反応室外であって前記サセプタの上方に配
されている上加熱器と、前記反応室内であって前記サセ
プタの下方に配されている下加熱器と、前記下加熱器の
少なくともサセプタ側を覆う非金属耐熱隔壁と、前記サ
セプタの上面が前記ウエハ搬送口よりも上方のレベルに
位置している反応位置と、該サセプタの上面が該ウエハ
搬送口とほぼ同じレベルに位置しているウエハ搬送位置
との間で、該サセプタを上下動させると共に、前記下加
熱器、前記非金属耐熱隔壁を上下動させる上下動機構
と、前記非金属耐熱隔壁に固定されて前記上下動機構に
より前記反応室内を上下動し、前記サセプタが前記反応
位置に位置しているときに前記ウエハ搬送口の前記反応
室側をほぼ塞ぐ、非金属耐熱性のウエハ搬送口塞ぎ板
と、を備えていることを特徴とするものである。
【0015】なお、ウエハ搬送口塞ぎ板を備えているも
のでは、前記ウエハ搬送口の前記反応室側縁から前記ウ
エハ搬送口塞ぎ板までの水平距離bに対して、前記ウエ
ハ搬送口の上縁から前記反応位置の前記サセプタの上面
までの鉛直距離aが、2倍以上であることが望ましい。
【0016】また、以上の各半導体気相成長装置は、前
記サセプタから鉛直下方に伸び、前記ベースを突き抜け
て、前記反応室外に突出しているサセプタ回転軸と、前
記ベースの下方に位置し、前記サセプタと共に前記サセ
プタ回転軸を回転させるサセプタ回転機構本体と、を備
えていることが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】まず、本発明に係る半導体気相成
長装置の実施形態について説明する前に、この基本形態
について、図1を用いて説明する。
【0018】本発明に係る半導体気相成長装置の基本形
態は、中空円筒状のベルジャ1と、ベルジャ1の下部開
口を塞ぐベース7と、ベルジャ1とベース7とで囲まれ
た反応室9内に配され半導体ウエハ3が載置されるサセ
プタ2と、反応室9内に原料ガス等を供給するためのガ
ス供給管4と、反応室9内であってサセプタ2の下部に
配されている高周波誘導方式の下部加熱コイル(下加熱
器)5aと、この下部加熱コイル5aを覆うコイルカバ
ー(非金属耐熱隔壁)5bと、反応室9外であってサセ
プタ2の上部に配されている上部赤外線ランプ(上加熱
器)6と、サセプタ2を回転させるサセプタ回転機構1
1と、このサセプタ回転機構11と共にサセプタ2を上
下動させるサセプタ上下動機構12と、下部加熱コイル
5a及びコイルカバー5bを上下動させるコイル上下動機
構13と、を備えている。
【0019】ベルジャ1は、耐熱性があり且つ純度の高
い石英で形成されたている。また、ベース7は、ステン
レスで形成され、半導体ウエハ3の反応時には水冷され
る。このベース7には、排気管10が接続されている。
サセプタ2は、円盤状を成し、その中央部分が貫通して
いる。このサセプタ2は、半導体ウエハ3の高温反応時
に、汚染源とならないよう、高純度カーボン材で形成さ
れ、その表面に炭化珪素がコーティングされている。
【0020】サセプタ回転機構11は、回転機構本体
と、この本体により回転させられるサセプタ回転軸8と
を有している。サセプタ上下動機構12は、ベース7の
下部に配され、その上にサセプタ回転機構11の本体が
設けられている。このサセプタ回転機構本体からは、サ
セプタ回転軸8がベース7を貫通して鉛直上方に伸びて
いる。このサセプタ回転軸8は、中空で、この中にガス
供給管4が挿通されている。サセプタ2は、このサセプ
タ回転軸8の上端に設けられ、ガス供給管4は、サセプ
タ2の貫通孔から上方に突出している。ガス供給管4の
上部であって、その側周には、反応室9内に放射状に原
料ガスを供給するための複数のノズルが形成されてい
る。
【0021】コイル上下動機構13は、上下動機構本体
と、この本体とコイル5aとを連結する連結部材とを有
している。コイル上下動機構13の本体は、ベース7の
下部に配され、この本体からベース7を貫通した連結部
材が上方に伸びている。この連結部材の上にコイル5a
が設けられている。
【0022】下部加熱コイル5aは、サセプタ2の下方
であって、サセプタ回転軸8の外周側に配されている。
コイルカバー5bは、下部加熱コイル5aの上側とサセ
プタ2の下側との間、サセプタ回転軸8の外周側と下部
加熱コイル5aの内周側の間、下部加熱コイル5aの外
周側とベルジャ1の内周面側との間に、形成されてい
る。
【0023】円筒状のベルジャ1の側周下部には、半導
体ウエハ3を反応室9へ出し入れするためのウエハ搬送
口14が形成されている。このウエハ搬送口14の出口
には、ゲートバルブ15を介して、ウエハ搬送室17が
連結されている。このウエハ搬送室17には、ウエハ搬
送装置16が設置されている。ウエハ搬送室17には、
さらに、ゲートバルブ18を介して、ウエハカセットが
収納されているカセット室19が連結されている。
【0024】以上の構成によれば、サセプタ2の表面に
並べた複数のウエハ3をその表裏両面から同時に加熱す
ることができ、ウエハ3は表裏の温度差が小さくなり熱
膨張差による変形が減少する。この結果、ウエハ3に発
生する結晶欠陥は大幅に低減される。また、エピタキシ
ャル成長反応時は、サセプタ2の上面がウエハ搬送口1
4よりも上方のレベルである反応位置に位置しており、
エピタキシャル成長反応がゲートバルブ15やベース7
などの金属部品から十分に離れたサセプタ2の表面で実
施されることから、金属部品から発生する金属塩化物の
薄膜中への取り込み量は大幅に低減し、純度の高い薄膜
を形成することができる。また、原料ガスの供給を止め
成長反応を終えた後、ウエハ3の温度を僅かに下げ、下
部加熱コイル5aとサセプタ2を下方のウエハ搬送口1
4と同じレベルの位置(ウエハ搬送位置)まで降下させ
て、ゲートバルブ15を開け、ウエハ3の取り出し及び
装填ができることから、ガス供給・排出時間の短縮、降
温時間及び昇温時間の短縮等により、1サイクルの工程
時間が短縮され、高い生産性を得ることができる。さら
に、ウエハ上下動機構12、コイル上下動機構13の本
体、ウエハ回転機構の本体は、全て、反応室9の外に配
されているので、これらの駆動による発塵を防ぐことが
できると共に、これらを反応室9内に収納するすベース
を確保する必要がなくなり、反応室9の小型化、これに
よるガス供給量の削減、ガス供給・排出時間の短縮、降
温時間及び昇温時間の短縮を図ることができる。
【0025】次に、本発明に係る半導体気相成長装置の
第1の実施形態について、図2を用いて説明する。な
お、先に説明した基本形態と同様の部位に関しては、同
一の符号を付し、重複した説明を省略する。
【0026】本実施形態は、サセプタ回転機構11及び
サセプタ2と共に、ベース7を一体的に上下動させよう
というものである。
【0027】ベルジャ1の下端とベース7とは、非通気
性及び可撓性を有するベローズ(反応室隔離手段)21
で連結されている。このため、ベルジャ1に対してベー
ス7が相対的に下降しても、ベローズ21が伸びて、ベ
ルジャ1の下端とベース7との間を塞ぐので、反応室9
内が大気開放されることはない。
【0028】ベース7には、ベース上下動機構20が設
けられている。このベース上下動機構20は、ベース7
の下部に配されているベース上下動機構本体20aと、
この本体20aとベース7とを連結する連結部材20bと
を有している。サセプタ回転機構11の本体は、ベース
7の中央下面に固定され、この本体からベース7を貫通
したサセプタ回転軸8が鉛直上方に伸びている。このた
め、前述したように、ベース上下動機構20を駆動する
と、ベース7、サセプタ回転機構11、サセプタ2が、
一体的に上下動する。
【0029】次に、本実施形態における気相成長装置を
用いての、エピタキシャル成長膜の形成工程について説
明する。
【0030】直径200mmのSiウエハ3を反応室1
内の直径980mmのサセプタ2(反応位置)の上に二
重に同心円状に14枚並べて、サセプタ2を1分に15
回の速度で回転させると共に、ベルジャ1の上の上部赤
外ランプ6による輻射加熱とサセプタ2の下部の下部加
熱コイル5aによる誘導加熱とを同時に行う。このた
め、ウエハ3は、表裏(上下)から均一に加熱されて反
応温度の1000℃に保たれる。このとき,反応室9内
は、サセプタ2の中心に設置されたガス供給管4からキ
ャリヤガスの水素が100リットル/min供給されて
いる。ウエハ3を1分間加熱して表面に形成された自然
酸化膜を取り除いた後、キャリヤガスの水素ガスに、S
i原料とするジクロルシラン(SiH2Cl2)を0.5%、
及び、エピタキシャル層を所定の抵抗率にするためのド
ーピングガスを一定濃度混入して、ガス供給管4からウ
エハ3表面に供給し、エピタキシャル成長反応を開始さ
せる。
【0031】以上のように、Si原料を含む原料ガスを
供給し、エピタキシャル層が所望の厚みになると、原料
ガスの供給を止め、キャリヤガスである水素ガスのみを
供給しながら、上部赤外線ランプ(上加熱器)6及び下
部加熱コイル(下加熱器)5aの出力を下げてウエハ温
度をおよそ800℃まで降温する。
【0032】その後、反応室内9の水素ガスを窒素ガス
に置換する。所定時間の窒素ガス置換の後、サセプタ2
の回転を止め、ベース上下動機構20及びヒータ上下動
機構13(両者で上下動機構を構成する。)を駆動さ
せ、ベース上下動機構20の駆動でベース7を下げると
共に、ヒータ上下動機構13の駆動で下部加熱コイル5
a及びコイルカバー5bも一体的に下げる。この時、ベ
ース7に固定されているサセプタ回転機構11、このサ
セプタ回転機構11のサセプタ回転軸8に固定されてい
るサセプタ2は、ベース7の下降で、反応位置からサセ
プタ2の上面がウエハ搬送口14のレベルになるウエハ
搬送位置まで下がる。
【0033】次に、ウエハ搬送口14のゲ−トバルブ1
5を開けて、窒素ガス雰囲気の反応室9と同じく窒素ガ
ス雰囲気のウエハ搬送室17とを連結し、ウエハ搬送装
置16により、エピタキシャル膜の形成を終えたウエハ
3を反応室9内から取り出し、同時に新たなウエハ3を
ウエハ搬送位置のサセプタ2上に14枚装填した後、ゲ
ートバルブ15を閉じる。
【0034】再び、上下動機構12,13を駆動して、
ベース7、サセプタ回転機構11、サセプタ2、下部加
熱コイル5a、コイルカバー5bを上昇させ、サセプタ2
を反応位置まで上げる。続いて、サセプタ回転機構11
を駆動し、サセプタ2を回転させる。
【0035】反応室9内を窒素雰囲気から水素ガス雰囲
気に置換した後、上部赤外線ランプ6及び下部加熱コイ
ル5aの出力を再び上げて、ウエハ3を1000℃まで
昇温する。
【0036】以下、水素ガスによる自然酸化膜除去、原
料ガスによるエピタキシャル層形成、降温、下部加熱コ
イル5a及びサセプタ2の下降、ウエハ3の取り出しと
装填の工程を繰返す。
【0037】以上の本実施形態によれば、基本形態と同
様に、結晶欠陥のない高純度,高品質のエピタキシャル
成長膜を短い工程時間で生産することができる。具体的
に、直径980mmのサセプタ2を用いた本実施形態の
装置では、結晶欠陥のないウエハの生産能力を25%向
上させることができる。
【0038】また、本実施形態では、基本形態のサセプ
タ上下動機構12の換わりに、ベース上下動機構20を
設け、ベース7やサセプタ回転機構11と一体的にサセ
プタ2を上下動させているので、基本形態におけるサセ
プタ回転機構11とサセプタ上下動機構12との複雑な
接続機構を省略することができる。さらに、サセプタ回
転軸8とベース7との間のシールに関し、サセプタ回転
軸7の上下動に対するシールを行う必要がなくなり、サ
セプタ回転軸7の回転に対するシールのみを行えばよく
なり、シール機構の簡略化も図ることができる。したが
って、基本形態よりも、装置のコストを削減することが
できると共に、毒性の高い原料ガスの漏れ対策が容易に
なって安全性を向上させることもできる。
【0039】次に、本発明に係る半導体気相成長装置の
第2の実施形態について、図3を用いて説明する。な
お、先に説明した第1の実施形態と同様の部位に関して
は、同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
【0040】本実施形態は、反応室隔離手段として、第
1の実施形態におけるベローズ21の換わりに、ベース
7を収納できるベース収納容器22を用いたもので、そ
の他の構成に関しては第1の実施形態と同様である。
【0041】ベース収納容器22は、上部が開口してい
る中空円筒状の容器で、その上部開口はベース7のサイ
ズよりも僅かに大きい。ベース収納容器22の上端は、
ベルジャ1の下端に連結されている。ベース上下動機構
20の本体20aは、ベース収納容器22の下方に配さ
れ、その連結部材20bは、本体20aから、ベース収
納容器22の底板を貫通して、ベース7まで伸びてい
る。ベース7は、ベース収納容器22で囲まれたベース
収納室23内で上下動する。エピタキシャル成長時に
は、ベース収納室23の内部を窒素ガスなどの不活性ガ
スでパ−ジすることにより装置の安全性を向上させる。
【0042】本実施形態においても、基本形態と同様の
効果を得ることができると共に、第1の実施形態と同様
に、サセプタ回転機構11及びベース7と一体的にサセ
プタ2を上下動させているので、装置のコストを削減す
ることができると共に、毒性の高い原料ガスの漏れ対策
が容易になって安全性を向上させることもできる。
【0043】なお、本実施形態では、ベース収納室23
の容量分だけ内部容量が第1の実施形態よりも増加して
いるので、供給ガス量が多くなるという欠点があるもの
の、反応室隔離手段として剛性のあるベース収納容器2
2を用いているので、可撓性を有するベローズ21のよ
うに破れる心配がないという利点がある。
【0044】次に、本発明に係る半導体気相成長装置の
第3の実施形態について、図4〜図6を用いて説明す
る。なお、先に説明した基本形態と同様の部位に関して
は、同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
【0045】本実施形態は、図4及び図5に示すよう
に、第1の実施形態におけるウエハ搬送口14の反応室
側をほぼ塞ぐ、ウエハ搬送口塞ぎ板25を設けたもの
で、その他の構成に関しては第1の実施形態と同様であ
る。
【0046】ウエハ搬送口塞ぎ板25は、耐熱性がある
高純度の石英で形成されている。このウエハ搬送口塞ぎ
板25は、サセプタ2が上昇して反応位置に位置してい
るときに、ウエハ搬送口14に対向するよう、サセプタ
2と共に上下動するコイルカバー5bの端に固定されて
いる。したがって、このウエハ搬送口塞ぎ板25は、サ
セプタ2と共にベルジャ1に対して相対的に上下動する
ので、ベルジャ1の内壁面に摺接して発塵しないよう、
ベルジャ1の内壁面から僅かに離れている。
【0047】このように、本実施形態では、エピタキシ
ャル成長時には、ウエハ搬送口14の反応室側がほぼ塞
がれるので、ウエハ搬送口14の出口側に設けられてい
るゲートバルブ15等の金属部材から発生する金属塩化
物の反応室9側への拡散を抑制でき、より薄膜の純度を
向上させることができる。
【0048】ここで、図6を用いて、ウエハ搬送口14
の反応室側縁からウエハ搬送口塞ぎ板25までの水平距
離bに対する、ウエハ搬送口14の上縁から反応位置の
サセプタ2の上面までの鉛直距離aの比a/bと、汚染
量との関係を説明する。
【0049】同図に示すように、a/bが大きくなるほ
ど、言い換えると、aに対してbが小さくなるほど、ま
たはbに対してaが大きくなるほど、汚染量を小さくす
ることができる。特に、a/bが2以上になると、汚染
量は非常に少なくなることがわかる。このため、本実施
形態でも、a/bを2以上にしている。
【0050】なお、この実施形態は、基本形態に対して
ウエハ搬送口塞ぎ板25を設けたものであるが、第1の
実施形態及び第2の実施形態においても、同様に、ウエ
ハ搬送口塞ぎ板を設けてもよい。
【0051】また、以上の各実施形態では、下加熱器と
して高周波誘導式の加熱コイル5aを用いたが、抵抗加
熱やランプなどの他の加熱器を用いてもよい。同様に、
上加熱器に関しても、赤外線ランプ6以外の加熱器を用
いてもよい。
【0052】また、以上の各実施形態では、シリコンの
エピタキシャル成長膜の形成に用いる装置として説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、多結晶
シリコン膜やナイトライド膜などのCVD装置に対して
も適用可能である。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、サセプタ上に載置した
ウエハをその上下両面から同時に加熱することができる
ので、ウエハは上下両面の温度差が小さくなり熱膨張差
による変形が減少する。この結果、ウエハに発生する結
晶欠陥を大幅に低減させることができる。また、エピタ
キシャル成長反応時は、サセプタの上面が、ウエハ搬送
口よりも上方のレベルである反応位置に位置しており、
ウエハ搬送口に設けられるゲートバルブやベースなどの
金属部品から十分に離れたているので、金属部品から発
生する金属塩化物の薄膜中への取り込み量は大幅に低減
し、純度の高い薄膜を形成することができる。
【0054】また、サセプタが反応位置に位置している
ときにウエハ搬送口の反応室側をほぼ塞ぐウエハ搬送口
塞ぎ板を有するものでは、ウエハ搬送口の出口側に設け
られているゲートバルブ等の金属部材から発生する金属
塩化物の反応室側への拡散を抑制でき、より薄膜の純度
を向上させることができる。
【0055】また、サセプタ、下加熱器、非金属耐熱隔
壁と共に、ベースを上下動させるものでは、構造の簡略
化を図ることができ、装置コストを下げることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本形態としての半導体気相成長装置
の断面図である。
【図2】本発明の第一の実施形態としての半導体気相成
長装置の断面図である。
【図3】本発明の第二の実施形態としての半導体気相成
長装置の断面図である。
【図4】本発明の第三の実施形態としての半導体気相成
長装置の断面図である。
【図5】本発明の第三の実施形態としての半導体気相成
長装置のベルジャ及びウエハ搬送口塞ぎ板の斜視図であ
る。
【図6】本発明の第三の実施形態としての半導体気相成
長装置の、ウエハ搬送口の反応室側縁からウエハ搬送口
塞ぎ板までの水平距離bに対する、ウエハ搬送口の上縁
から反応位置のサセプタの上面までの鉛直距離aの比a
/bと、汚染量との関係を示すグラフである。
【図7】従来の半導体気相成長装置の断面図である。
【図8】従来の他の半導体気相成長装置の断面図であ
る。
【符号の説明】
1…ベルジャ、2…サセプタ、3…半導体ウエハ、4…
ガス供給管、5a…下部加熱コイル(下加熱器)、5b
…コイルカバー(非金属耐熱隔壁)、6…上部赤外線ラ
ンプ(上加熱器)、7…ベ−ス、8…サセプタ回転軸、
9…反応室,10…排気管、11…サセプタ回転機構、
12…サセプタ上下動機構、13…ヒータ上下動機構、
14…ウエハ搬送口、15,18…ゲ−トバルブ、16
…ウエハ搬送装置、17…ウエハ搬送装室、,19…カ
セット室、20…ベース上下動機構、21…ベローズ、
22…ベース収納容器、23…ベ−ス収納室,25…ウ
エハ搬送口塞ぎ板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮内 昭浩 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 桜井 義彦 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内 (72)発明者 三瀬 信行 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 渡辺 智司 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 池田 文秀 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】側面に半導体ウエハを出し入れするための
    ウエハ搬送口が形成されていると共に下方が開口してい
    る中空のベルジャと、該ベルジャの下方の開口を塞ぐベ
    ースと、該ベルジャと該ベースとで囲まれた反応室内に
    配され該半導体ウエハが載置されるサセプタと、を備
    え、 該サセプタ上に該半導体ウエハを配し、該反応室内に原
    料ガスを供給して、該半導体ウエハの表面に気相化学反
    応による薄膜を形成する半導体気相成長装置において、 前記反応室外であって前記サセプタの上方に配されてい
    る上加熱器と、 前記反応室内であって前記サセプタの下方に配されてい
    る下加熱器と、 前記下加熱器の少なくともサセプタ側を覆う非金属耐熱
    隔壁と、 前記サセプタの上面が前記ウエハ搬送口よりも上方のレ
    ベルに位置している反応位置と、該サセプタの上面が該
    ウエハ搬送口とほぼ同じレベルに位置しているウエハ搬
    送位置との間で、該サセプタを上下動させると共に、前
    記下加熱器、前記非金属耐熱隔壁及び前記ベースを上下
    動させる上下動機構と、 前記ベルジャに対する前記ベースの上下動で生じる、該
    ベルジャの下端と該ベースとの隙間から外気が侵入する
    のを防ぐ反応室隔離手段と、 を備えていることを特徴とする半導体気相成長装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の半導体気相成長装置にお
    いて、 前記反応室隔離手段は、非通気性及び可撓性を有し、前
    記ベルジャの下端と前記ベースとの間隙を塞ぐベローズ
    であることを特徴とする半導体気相成長装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の半導体気相成長装置にお
    いて、 前記反応室隔離手段は、上下動可能に前記ベースを収納
    し、前記ベルジャの下端に接続されているベース収納容
    器であることを特徴とする半導体気相成長装置。
  4. 【請求項4】請求項1から3のいずれか一項に記載の半
    導体気相成長装置において、 前記上下動機構により前記反応室内を上下動し、前記サ
    セプタが前記反応位置に位置しているときに前記ウエハ
    搬送口の前記反応室側をほぼ塞ぐ、非金属耐熱性のウエ
    ハ搬送口塞ぎ板を有していることを特徴とする半導体気
    相成長装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の半導体気相成長装置にお
    いて、 前記ウエハ搬送口塞ぎ板は、前記非金属耐熱隔壁に固定
    されていることを特徴とする半導体気相成長装置。
  6. 【請求項6】側面に半導体ウエハを出し入れするための
    ウエハ搬送口が形成されていると共に下方が開口してい
    る中空のベルジャと、該ベルジャの下方の開口を塞ぐベ
    ースと、該ベルジャと該ベースとで囲まれた反応室内に
    配され該半導体ウエハが載置されるサセプタと、を備
    え、 該サセプタ上に該半導体ウエハを配し、該反応室内に原
    料ガスを供給して、該半導体ウエハの表面に気相化学反
    応による薄膜を形成する半導体気相成長装置において、 前記反応室外であって前記サセプタの上方に配されてい
    る上加熱器と、 前記反応室内であって前記サセプタの下方に配されてい
    る下加熱器と、 前記下加熱器の少なくともサセプタ側を覆う非金属耐熱
    隔壁と、 前記サセプタの上面が前記ウエハ搬送口よりも上方のレ
    ベルに位置している反応位置と、該サセプタの上面が該
    ウエハ搬送口とほぼ同じレベルに位置しているウエハ搬
    送位置との間で、該サセプタを上下動させると共に、前
    記下加熱器、前記非金属耐熱隔壁を上下動させる上下動
    機構と、 前記非金属耐熱隔壁に固定されて前記上下動機構により
    前記反応室内を上下動し、前記サセプタが前記反応位置
    に位置しているときに前記ウエハ搬送口の前記反応室側
    をほぼ塞ぐ、非金属耐熱性のウエハ搬送口塞ぎ板と、 を備えていることを特徴とする半導体気相成長装置。
  7. 【請求項7】請求項4から6のいずれか一項に記載の半
    導体気相成長装置において、 前記ウエハ搬送口の前記反応室側縁から前記ウエハ搬送
    口塞ぎ板までの水平距離bに対して、前記ウエハ搬送口
    の上縁から前記反応位置の前記サセプタの上面までの鉛
    直距離aが、2倍以上であることを特徴とする半導体気
    相成長装置。
  8. 【請求項8】請求項1から7のいずれか一項に記載の半
    導体気相成長装置において、 前記サセプタから鉛直下方に伸び、前記ベースを突き抜
    けて、前記反応室外に突出しているサセプタ回転軸と、 前記ベースの下方に位置し、前記サセプタと共に前記サ
    セプタ回転軸を回転させるサセプタ回転機構本体と、 を備えていることを特徴とする半導体気相成長装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009206167A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Stanley Electric Co Ltd 気相成長装置
JP2012186248A (ja) * 2011-03-04 2012-09-27 Hitachi Kokusai Electric Inc 基板処理装置及び半導体装置の製造方法
CN109983164A (zh) * 2016-11-04 2019-07-05 洛佩诗公司 用于外延沉积的反应器的加热方法和用于外延沉积的反应器

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