JPH10125571A - パターン形成方法 - Google Patents
パターン形成方法Info
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- JPH10125571A JPH10125571A JP27094896A JP27094896A JPH10125571A JP H10125571 A JPH10125571 A JP H10125571A JP 27094896 A JP27094896 A JP 27094896A JP 27094896 A JP27094896 A JP 27094896A JP H10125571 A JPH10125571 A JP H10125571A
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- pattern
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 フォトレジスターを使用して半導体基板上に
レジストパターンを形成した後、半導体基板を乾燥する
時に半導体基板上の水斑点の形成を防止できるパターン
の形成方法を提供する。 【解決手段】 半導体基板(110)上に絶縁膜を形成
し、絶縁膜上にレジストパターン114を形成する。レ
ジストパターン114を紫外線(150)に露出させて
レジストパターン(114)の表面部分の疎水性を低下
させた後、レジストパターン(114)をエッチングマ
スクとして使用してレジストパターンにより露出した絶
縁膜の一部を湿式でエッチングする。レジストパターン
(114)の表面から脱イオン水が脱水する時間が長く
なり、相対的に半導体基板(110)の表面はレジスト
パターン(114)に比べて疎水性を有するようにな
り、半導体基板(110)の表面上の残留の脱イオン水
の脱水時間はレジストパターン(114)上での脱水時
間より短くなる。従って、半導体基板の表面上に存する
脱イオン水を容易に取り除くことができる。
レジストパターンを形成した後、半導体基板を乾燥する
時に半導体基板上の水斑点の形成を防止できるパターン
の形成方法を提供する。 【解決手段】 半導体基板(110)上に絶縁膜を形成
し、絶縁膜上にレジストパターン114を形成する。レ
ジストパターン114を紫外線(150)に露出させて
レジストパターン(114)の表面部分の疎水性を低下
させた後、レジストパターン(114)をエッチングマ
スクとして使用してレジストパターンにより露出した絶
縁膜の一部を湿式でエッチングする。レジストパターン
(114)の表面から脱イオン水が脱水する時間が長く
なり、相対的に半導体基板(110)の表面はレジスト
パターン(114)に比べて疎水性を有するようにな
り、半導体基板(110)の表面上の残留の脱イオン水
の脱水時間はレジストパターン(114)上での脱水時
間より短くなる。従って、半導体基板の表面上に存する
脱イオン水を容易に取り除くことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置のパター
ン形成方法に関するものであり、より詳細には半導体装
置の絶縁層の形成後に半導体基板を乾燥する際、前記半
導体基板上に水斑点が発生することを防止するためのパ
ターン形成方法に関するものである。
ン形成方法に関するものであり、より詳細には半導体装
置の絶縁層の形成後に半導体基板を乾燥する際、前記半
導体基板上に水斑点が発生することを防止するためのパ
ターン形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体基板上に積層された絶縁
層はマスクを形成するためのフォトリソグラフィー工程
と湿式エッチング工程または乾式エッチング工程により
所定の形状にパターニングされる。
層はマスクを形成するためのフォトリソグラフィー工程
と湿式エッチング工程または乾式エッチング工程により
所定の形状にパターニングされる。
【0003】図1Aないし図1Bは従来の湿式エッチン
グ工程を使用して半導体基板上にパターンを形成する方
法を示す。図1Aを参照すると、まず半導体基板10上
に酸化シリコンのような絶縁物質を所定の厚さに堆積し
て絶縁層12を形成し、該絶縁層12上にフォトレジス
ターをスピン塗布法により塗布してフォトレジスター膜
14を形成する。ついで、前記フォトレジスター膜14
をプリーベーキング工程を経て、通常の写真工程により
所定のパターンを有するマスクを使用して露光した後に
現像して前記絶縁層12のエッチングされる部分を露出
する開口部16を形成する。次に、前記レジストパター
ン14をハードーベーキング工程を経てレジストパター
ン14の耐エッチング性、接着性を高め、残留溶媒を取
り除く。
グ工程を使用して半導体基板上にパターンを形成する方
法を示す。図1Aを参照すると、まず半導体基板10上
に酸化シリコンのような絶縁物質を所定の厚さに堆積し
て絶縁層12を形成し、該絶縁層12上にフォトレジス
ターをスピン塗布法により塗布してフォトレジスター膜
14を形成する。ついで、前記フォトレジスター膜14
をプリーベーキング工程を経て、通常の写真工程により
所定のパターンを有するマスクを使用して露光した後に
現像して前記絶縁層12のエッチングされる部分を露出
する開口部16を形成する。次に、前記レジストパター
ン14をハードーベーキング工程を経てレジストパター
ン14の耐エッチング性、接着性を高め、残留溶媒を取
り除く。
【0004】次に、図1Bを参照すると、前記開口部1
6が形成されているレジストパターン14をエッチング
マスクとして使用し、フッ化水素を含むエッチング剤で
あるBOE(Buffered Oxide Etchant :NH4F:HF=
6:1 (体積比)の混合物)を使用して前記絶縁層12
を湿式エッチングすると、前記開口部16により露出さ
れた絶縁層12の一部が取り除かれ絶縁層パターン12
Aが形成される。ついで、脱イオン水を使用して前記半
導体基板10を洗浄した後、前記半導体基板10を乾燥
機内に入れ、乾燥工程を遂行して残留の脱イオン水を取
り除く。その後、残留のレジストパターン14をストリ
ッピングして取り除く。
6が形成されているレジストパターン14をエッチング
マスクとして使用し、フッ化水素を含むエッチング剤で
あるBOE(Buffered Oxide Etchant :NH4F:HF=
6:1 (体積比)の混合物)を使用して前記絶縁層12
を湿式エッチングすると、前記開口部16により露出さ
れた絶縁層12の一部が取り除かれ絶縁層パターン12
Aが形成される。ついで、脱イオン水を使用して前記半
導体基板10を洗浄した後、前記半導体基板10を乾燥
機内に入れ、乾燥工程を遂行して残留の脱イオン水を取
り除く。その後、残留のレジストパターン14をストリ
ッピングして取り除く。
【0005】このように、レジストパターン14をエッ
チングマスクとして使用して絶縁膜12をパターニング
してから残留レジストパターンが存在する半導体基板1
0を脱イオン水内に浸した後に脱イオン水を脱水する
時、脱イオン水の一部が前記半導体基板10上に部分的
に残留する。図2は脱イオン水の脱水時に絶縁膜パター
ン12A間の露出した半導体基板上10に存在する残留
脱イオン水18を示す。
チングマスクとして使用して絶縁膜12をパターニング
してから残留レジストパターンが存在する半導体基板1
0を脱イオン水内に浸した後に脱イオン水を脱水する
時、脱イオン水の一部が前記半導体基板10上に部分的
に残留する。図2は脱イオン水の脱水時に絶縁膜パター
ン12A間の露出した半導体基板上10に存在する残留
脱イオン水18を示す。
【0006】前記脱イオン水18は後に続く乾燥工程に
より取り除かれるが、残留脱イオン水により半導体基板
上には水斑点(water-marks) が形成される。ゲート酸化
膜を形成する前に形成された水斑点は汚染物質を含んで
おり、このような水斑点は熱酸化によるゲート酸化膜を
形成する時に酸素の供給源として作用し、局部的に酸化
膜を厚く形成して半導体装置の電気的な短絡の原因とな
る。
より取り除かれるが、残留脱イオン水により半導体基板
上には水斑点(water-marks) が形成される。ゲート酸化
膜を形成する前に形成された水斑点は汚染物質を含んで
おり、このような水斑点は熱酸化によるゲート酸化膜を
形成する時に酸素の供給源として作用し、局部的に酸化
膜を厚く形成して半導体装置の電気的な短絡の原因とな
る。
【0007】このような水斑点の形成は、半導体ウェー
ハ上のシリコン湿潤性に起因するものとして下記の文献
に報告されている(Effect of Drying Methods and Wett
ability of Silicon on the Formation of Water Marks
in Semiconductor Processing by Jin-Goo Park and M
ichael F.Pas ,J. Electrochem.Soc., Vol.142,N
o.6 ,pp2028〜2031)。この文献によると、親水性の
ウェーハはスピン乾燥方法やベーパ乾燥方法などのよう
なドライ方法に関係なく水斑点を形成しない反面、疎水
性のウェーハをスピン乾燥する場合には多量の水斑点が
形成される。均一の親水性の表面を有するウェーハや疎
水性の表面を有するウェーハは後に続くベーパ乾燥時に
水斑点が形成されない反面、疎水性及び親水性の表面部
分の両方を有するウェーハはパターン工程後にIPA(I
sopropanol Alcohole)ベーパ乾燥工程後にも水斑点を
形成してしまう。すなわち、乾燥時に均一に水を取り除
ける親水性の表面を有するウェーハは水斑点を形成せず
シリコンの湿潤性に大差のあるウェーハは多数の水斑点
を形成する。従って、ウェーハ表面の湿潤性の差は水斑
点の形成に重要な役割を果たす。
ハ上のシリコン湿潤性に起因するものとして下記の文献
に報告されている(Effect of Drying Methods and Wett
ability of Silicon on the Formation of Water Marks
in Semiconductor Processing by Jin-Goo Park and M
ichael F.Pas ,J. Electrochem.Soc., Vol.142,N
o.6 ,pp2028〜2031)。この文献によると、親水性の
ウェーハはスピン乾燥方法やベーパ乾燥方法などのよう
なドライ方法に関係なく水斑点を形成しない反面、疎水
性のウェーハをスピン乾燥する場合には多量の水斑点が
形成される。均一の親水性の表面を有するウェーハや疎
水性の表面を有するウェーハは後に続くベーパ乾燥時に
水斑点が形成されない反面、疎水性及び親水性の表面部
分の両方を有するウェーハはパターン工程後にIPA(I
sopropanol Alcohole)ベーパ乾燥工程後にも水斑点を
形成してしまう。すなわち、乾燥時に均一に水を取り除
ける親水性の表面を有するウェーハは水斑点を形成せず
シリコンの湿潤性に大差のあるウェーハは多数の水斑点
を形成する。従って、ウェーハ表面の湿潤性の差は水斑
点の形成に重要な役割を果たす。
【0008】ゲート膜の形成時にフッ化水素(HF)を
利用して湿式にエッチングする工程は最も広く使われ
る。フッ化水素を利用した湿式エッチング工程により露
出した半導体基板や絶縁膜の表面は高い疎水性を有す
る。
利用して湿式にエッチングする工程は最も広く使われ
る。フッ化水素を利用した湿式エッチング工程により露
出した半導体基板や絶縁膜の表面は高い疎水性を有す
る。
【0009】フォトレジストを使用して形成されたレジ
ストパターンは有機物質でできており疎水性を有する。
このような疎水性を有するレジストパターンと疎水性に
変化した半導体基板や絶縁膜の表面間には疎水性の差が
あり、これにより水斑点が形成されるとものと考えられ
る。
ストパターンは有機物質でできており疎水性を有する。
このような疎水性を有するレジストパターンと疎水性に
変化した半導体基板や絶縁膜の表面間には疎水性の差が
あり、これにより水斑点が形成されるとものと考えられ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
従来技術の問題点を解決するためのものであり、本発明
の技術的課題はフォトレジスターを使用して半導体基板
上に所定形状のレジストパターンを形成した後、前記半
導体基板を乾燥する時に前記半導体基板上に水斑点が形
成されることを防止できるパターンの形成方法を提供す
ることにある。
従来技術の問題点を解決するためのものであり、本発明
の技術的課題はフォトレジスターを使用して半導体基板
上に所定形状のレジストパターンを形成した後、前記半
導体基板を乾燥する時に前記半導体基板上に水斑点が形
成されることを防止できるパターンの形成方法を提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明は、半導体基板上にレジストパターンを形成す
る工程と、該レジストパターンに紫外線を照射してレジ
ストパターンの表面部分を親水性化させる工程と、前記
レジストパターンをエッチングマスクとして使用してレ
ジストパターンにより露出した半導体基板を湿式でエッ
チングする工程とを含むパターンの形成方法を提供す
る。前記レジストパターンを紫外線を照射する工程はチ
ャンバ内で前記半導体基板を加熱しながら行なう。前記
半導体基板の加熱は第1段階として105℃ないし12
0℃の温度、望ましくは120℃の温度で10秒ないし
35秒間遂行した後、第2段階として145℃ないし1
70℃の温度で、望ましくは170℃の温度で40秒間
ないし80秒間、高温プレートを使用して半導体基板の
背面側から行なうことが望ましい。前記紫外線の照射は
20mW/cm2 〜30mW/cm2 、望ましくは25mW
/cm2 のローパワーで約5秒間及び850mW/cm2 〜
870mW/cm2 、望ましくは860mW/cm 2 のハイ
パワーで約80秒間行う。
の本発明は、半導体基板上にレジストパターンを形成す
る工程と、該レジストパターンに紫外線を照射してレジ
ストパターンの表面部分を親水性化させる工程と、前記
レジストパターンをエッチングマスクとして使用してレ
ジストパターンにより露出した半導体基板を湿式でエッ
チングする工程とを含むパターンの形成方法を提供す
る。前記レジストパターンを紫外線を照射する工程はチ
ャンバ内で前記半導体基板を加熱しながら行なう。前記
半導体基板の加熱は第1段階として105℃ないし12
0℃の温度、望ましくは120℃の温度で10秒ないし
35秒間遂行した後、第2段階として145℃ないし1
70℃の温度で、望ましくは170℃の温度で40秒間
ないし80秒間、高温プレートを使用して半導体基板の
背面側から行なうことが望ましい。前記紫外線の照射は
20mW/cm2 〜30mW/cm2 、望ましくは25mW
/cm2 のローパワーで約5秒間及び850mW/cm2 〜
870mW/cm2 、望ましくは860mW/cm 2 のハイ
パワーで約80秒間行う。
【0012】さらに本発明は、半導体基板上に絶縁膜を
形成する工程と、該絶縁膜上にレジストパターンを形成
する工程と、該レジストパターンを紫外線で照射してレ
ジストパターンの表面部分を親水性に変化させる工程
と、前記レジストパターンをエッチングマスクとして使
用してレジストパターンにより露出した絶縁膜の一部を
湿式でエッチングする工程とからなる半導体装置のパタ
ーン形成方法を提供する。この場合、前記絶縁膜は酸化
シリコンを利用して250Å以上の厚さを有するように
形成する。前記絶縁膜は前記半導体基板の表面部分を酸
化して形成でき、または前記酸化シリコンを化学気相堆
積法により堆積して前記絶縁膜を形成できる。前記湿式
蝕刻はフッ化水素を含む蝕刻液、例えば、BOEを使用
して行なう。前記湿式エッチング工程後に、前記半導体
基板を脱イオン水を使用して洗浄し、前記半導体基板を
大気中で自然に乾燥する。
形成する工程と、該絶縁膜上にレジストパターンを形成
する工程と、該レジストパターンを紫外線で照射してレ
ジストパターンの表面部分を親水性に変化させる工程
と、前記レジストパターンをエッチングマスクとして使
用してレジストパターンにより露出した絶縁膜の一部を
湿式でエッチングする工程とからなる半導体装置のパタ
ーン形成方法を提供する。この場合、前記絶縁膜は酸化
シリコンを利用して250Å以上の厚さを有するように
形成する。前記絶縁膜は前記半導体基板の表面部分を酸
化して形成でき、または前記酸化シリコンを化学気相堆
積法により堆積して前記絶縁膜を形成できる。前記湿式
蝕刻はフッ化水素を含む蝕刻液、例えば、BOEを使用
して行なう。前記湿式エッチング工程後に、前記半導体
基板を脱イオン水を使用して洗浄し、前記半導体基板を
大気中で自然に乾燥する。
【0013】レジストパターンの表面を紫外線で照射す
ると、レジストパターンの表面部分が親水性化される。
レジストパターンは疎水性であるが、紫外線の照射によ
りレジスター物質が表面部分で局部的にレジストパター
ン内に残留する酸素と反応して分子内に酸素結合を誘導
することにより疎水性が減少して親水性化する。従っ
て、レジストパターンの表面から脱イオン水が脱水する
時間が長くなり、相対的に半導体基板はレジストパター
ンに比べて大きい疎水性を有するようになり、半導体基
板上に残留する脱イオン水の脱水時間はレジストパター
ン上での脱水時間より短くなる。それにより、半導体基
板の表面上に存する脱イオン水を容易に取り除くことが
できる。
ると、レジストパターンの表面部分が親水性化される。
レジストパターンは疎水性であるが、紫外線の照射によ
りレジスター物質が表面部分で局部的にレジストパター
ン内に残留する酸素と反応して分子内に酸素結合を誘導
することにより疎水性が減少して親水性化する。従っ
て、レジストパターンの表面から脱イオン水が脱水する
時間が長くなり、相対的に半導体基板はレジストパター
ンに比べて大きい疎水性を有するようになり、半導体基
板上に残留する脱イオン水の脱水時間はレジストパター
ン上での脱水時間より短くなる。それにより、半導体基
板の表面上に存する脱イオン水を容易に取り除くことが
できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に基づい
て詳細に説明する。図3Aないし図3Cは本発明の一実
施例によるパターン形成方法の順次工程を示す線図的断
面図である。図3Aを参照すると、まず半導体基板11
0の表面部分を熱酸化法によって酸化時の所定の厚さ
(たとえば、250Å以上の厚さ)を有する絶縁層11
2を形成する。このように形成された絶縁層112は酸
化シリコンで構成される。前記絶縁層112上にフォト
レジスターをスピン塗布法によって塗布してフォトレジ
スター膜114を形成する。次ぎに、前記フォトレジス
ター膜114をプリーベーキング工程を経て通常的な写
真工程によって所定のパターンを有するマスクを用いて
露光した後に現像して前記絶縁層112のエッチングさ
れる部分を露出する開口部116を形成する。
て詳細に説明する。図3Aないし図3Cは本発明の一実
施例によるパターン形成方法の順次工程を示す線図的断
面図である。図3Aを参照すると、まず半導体基板11
0の表面部分を熱酸化法によって酸化時の所定の厚さ
(たとえば、250Å以上の厚さ)を有する絶縁層11
2を形成する。このように形成された絶縁層112は酸
化シリコンで構成される。前記絶縁層112上にフォト
レジスターをスピン塗布法によって塗布してフォトレジ
スター膜114を形成する。次ぎに、前記フォトレジス
ター膜114をプリーベーキング工程を経て通常的な写
真工程によって所定のパターンを有するマスクを用いて
露光した後に現像して前記絶縁層112のエッチングさ
れる部分を露出する開口部116を形成する。
【0015】次ぎに、図3Bを参照すると、前記レジス
トパターン114を紫外線150で処理して前記レジス
トパターン114の表面部分の疎水性を低下させる(つ
まり、親水性化する)。前記レジストパターン114は
通常のハードベーキング工程でのように、レジストパタ
ーン114の耐エッチング性、接着性を高め、残留溶媒
を除去する。また、紫外線150の作用によって高分子
物質からなるレジストパターン114の表面部分は部分
的に活性化され残留溶媒中の残留酸素分子と結合してレ
ジストパターン114の疎水性を低下させ親水性を増加
させるものと考えられる。
トパターン114を紫外線150で処理して前記レジス
トパターン114の表面部分の疎水性を低下させる(つ
まり、親水性化する)。前記レジストパターン114は
通常のハードベーキング工程でのように、レジストパタ
ーン114の耐エッチング性、接着性を高め、残留溶媒
を除去する。また、紫外線150の作用によって高分子
物質からなるレジストパターン114の表面部分は部分
的に活性化され残留溶媒中の残留酸素分子と結合してレ
ジストパターン114の疎水性を低下させ親水性を増加
させるものと考えられる。
【0016】一方、前記レジストパターン114の表面
上に紫外線を照射させるための装置として常圧チャンバ
を用いる。前記常圧チャンバ内にはレジストパターン1
14が形成されている半導体基板110を支持するため
の支持台と該支持台上には所定の間隔に離隔されている
紫外線の照射ランプが備えられている。前記支持台の下
部には半導体基板110を加熱するための加熱装置が備
えられている。すなわち、加熱装置の動作によって前記
支持台上に支持された半導体基板110を加熱しながら
前記半導体基板110上に形成された前記レジストパタ
ーン114を前記紫外線の照射ランプによる紫外線に対
して露出する。
上に紫外線を照射させるための装置として常圧チャンバ
を用いる。前記常圧チャンバ内にはレジストパターン1
14が形成されている半導体基板110を支持するため
の支持台と該支持台上には所定の間隔に離隔されている
紫外線の照射ランプが備えられている。前記支持台の下
部には半導体基板110を加熱するための加熱装置が備
えられている。すなわち、加熱装置の動作によって前記
支持台上に支持された半導体基板110を加熱しながら
前記半導体基板110上に形成された前記レジストパタ
ーン114を前記紫外線の照射ランプによる紫外線に対
して露出する。
【0017】前記紫外線の照射は、高温プレートの温度
をはじめに105℃ないし120℃の温度で10秒ない
し35秒間照射した後、次に温度を145℃ないし17
0℃の温度に上昇させて、40秒ないし80秒間照射す
る。この際に、紫外線は220〜320mm範囲内の波
長で(または20mW/cm2 〜30mW/cm2 、望
ましくは25mW/cm2 のローパワーで3〜7秒好ま
しくは5秒間照射し、850mW/cm2 〜870mW
/cm2 、望ましくは860mW/cm2 のハイパワー
で60秒〜100秒好ましくは80秒間)照射する。
をはじめに105℃ないし120℃の温度で10秒ない
し35秒間照射した後、次に温度を145℃ないし17
0℃の温度に上昇させて、40秒ないし80秒間照射す
る。この際に、紫外線は220〜320mm範囲内の波
長で(または20mW/cm2 〜30mW/cm2 、望
ましくは25mW/cm2 のローパワーで3〜7秒好ま
しくは5秒間照射し、850mW/cm2 〜870mW
/cm2 、望ましくは860mW/cm2 のハイパワー
で60秒〜100秒好ましくは80秒間)照射する。
【0018】次に、図3Cを参照すると、前記開口部1
16が形成されておりその表面が親水性に変化している
レジストパターン114をマスクとして使用し、フッ化
水素を含むエッチング溶液であるBOE(Buffered Oxid
e Etchant :NH4F:HF=6:1 (体積比)の混合物)を
使用して前記絶縁層112を湿式エッチングすると、前
記開口部116により露出した絶縁層112の一部が取
り除かれ絶縁層パターン112Aが形成される。つい
で、脱イオン水を使用して前記半導体基板110を洗浄
した後、前記半導体基板110を乾燥機内に入れ、乾燥
工程を遂行して残留した脱イオン水を取り除く。
16が形成されておりその表面が親水性に変化している
レジストパターン114をマスクとして使用し、フッ化
水素を含むエッチング溶液であるBOE(Buffered Oxid
e Etchant :NH4F:HF=6:1 (体積比)の混合物)を
使用して前記絶縁層112を湿式エッチングすると、前
記開口部116により露出した絶縁層112の一部が取
り除かれ絶縁層パターン112Aが形成される。つい
で、脱イオン水を使用して前記半導体基板110を洗浄
した後、前記半導体基板110を乾燥機内に入れ、乾燥
工程を遂行して残留した脱イオン水を取り除く。
【0019】この際に、レジストパターン114は疎水
性が低下しており、前記湿式エッチング工程によって露
出した絶縁層パターン112Aの半導体基板110の露
出表面部分は疎水性を有する。つまり、レジストパター
ン114の疎水性は半導体基板110の露出した表面部
分の疎水性より小さくなる。従って、絶縁層パターン1
12A間の空間の残留脱イオン水は親水性化されたレジ
ストパターン114によって引かれてレジストパターン
114上に移動しながら乾燥する。つまり、より疎水性
の強い部分である絶縁層パターン112A間の空間部分
の脱イオン水が先に取り除かれ、より疎水性の弱いレジ
ストパターン114上の脱イオン水が後に続いて取り除
かれる。
性が低下しており、前記湿式エッチング工程によって露
出した絶縁層パターン112Aの半導体基板110の露
出表面部分は疎水性を有する。つまり、レジストパター
ン114の疎水性は半導体基板110の露出した表面部
分の疎水性より小さくなる。従って、絶縁層パターン1
12A間の空間の残留脱イオン水は親水性化されたレジ
ストパターン114によって引かれてレジストパターン
114上に移動しながら乾燥する。つまり、より疎水性
の強い部分である絶縁層パターン112A間の空間部分
の脱イオン水が先に取り除かれ、より疎水性の弱いレジ
ストパターン114上の脱イオン水が後に続いて取り除
かれる。
【0020】従って、水洗(rinsing) 工程で使用された
脱イオン水は乾燥工程中で半導体基板110上の脱イオ
ン水が先に取り除かれ、続いてレジストパターン114
上の脱イオン水が取り除かれるために、半導体基板11
0上の脱イオン水は完全に取り除かれ水斑点が形成され
ることが防止される。すなわち、絶縁層のパターン11
2Aの形成時に露出した半導体基板110は強疎水性を
有する反面、レジストパターン114は弱疎水性を有す
るために、前記脱イオン水の除去工程時に前記半導体基
板110の表面上の残存脱イオン水は完全に取り除かれ
る。しかしながら、前記レジストパターン114の表面
上に一部の脱イオン水が残存する。その後に、前記レジ
ストパターン114上の一部の残存脱イオン水は乾燥機
内で乾燥され取り除かれる。その結果、前記半導体基板
110上に水斑点が形成されることを防止させる。次ぎ
に、残留レジストパターン114をストリッピングして
所定の形状を有する絶縁膜パターン112Aを完成す
る。
脱イオン水は乾燥工程中で半導体基板110上の脱イオ
ン水が先に取り除かれ、続いてレジストパターン114
上の脱イオン水が取り除かれるために、半導体基板11
0上の脱イオン水は完全に取り除かれ水斑点が形成され
ることが防止される。すなわち、絶縁層のパターン11
2Aの形成時に露出した半導体基板110は強疎水性を
有する反面、レジストパターン114は弱疎水性を有す
るために、前記脱イオン水の除去工程時に前記半導体基
板110の表面上の残存脱イオン水は完全に取り除かれ
る。しかしながら、前記レジストパターン114の表面
上に一部の脱イオン水が残存する。その後に、前記レジ
ストパターン114上の一部の残存脱イオン水は乾燥機
内で乾燥され取り除かれる。その結果、前記半導体基板
110上に水斑点が形成されることを防止させる。次ぎ
に、残留レジストパターン114をストリッピングして
所定の形状を有する絶縁膜パターン112Aを完成す
る。
【0021】前記図3Aないし図3Cに示すような本発
明による方法及び図1A及び図1Bに示すような従来の
方法によってレジストパターン114を形成した。ま
ず、半導体基板110の表面部分を酸化させ250Åの
厚さを有する酸化膜と、レジストパターン114を形成
した。前記レジストパターン114を本発明の方法によ
って紫外線処理した。この際に、前記紫外線処理は半導
体基板110を支持する高温プレートの温度を第1段階
として120℃で35秒間、第2段階として170℃で
40秒間加熱し、この加熱中に25mW/cm2 の低パ
ワーで5秒間照射し、次に860℃mW/cm2 の高パ
ワーで80秒間照射した。次に、前記レジストパターン
114をエッチングマスクとして使用し、前記酸化膜を
BOE(Buffered Oxide Etchant :NH4F:HF=6:1
(体積比)の混合物)を用いて湿式蝕刻し前記半導体基
板110を脱イオン水を用いて洗浄して酸化膜パターン
を形成した。
明による方法及び図1A及び図1Bに示すような従来の
方法によってレジストパターン114を形成した。ま
ず、半導体基板110の表面部分を酸化させ250Åの
厚さを有する酸化膜と、レジストパターン114を形成
した。前記レジストパターン114を本発明の方法によ
って紫外線処理した。この際に、前記紫外線処理は半導
体基板110を支持する高温プレートの温度を第1段階
として120℃で35秒間、第2段階として170℃で
40秒間加熱し、この加熱中に25mW/cm2 の低パ
ワーで5秒間照射し、次に860℃mW/cm2 の高パ
ワーで80秒間照射した。次に、前記レジストパターン
114をエッチングマスクとして使用し、前記酸化膜を
BOE(Buffered Oxide Etchant :NH4F:HF=6:1
(体積比)の混合物)を用いて湿式蝕刻し前記半導体基
板110を脱イオン水を用いて洗浄して酸化膜パターン
を形成した。
【0022】一方、前記紫外線処理工程の代わりに従来
のハードベーキング工程を遂行することを除いては前記
と同一な条件で酸化膜パターンを形成した。この際に、
前記ハードベーキング工程は130℃のオーブンで30
分間行なった。
のハードベーキング工程を遂行することを除いては前記
と同一な条件で酸化膜パターンを形成した。この際に、
前記ハードベーキング工程は130℃のオーブンで30
分間行なった。
【0023】レジストパターン114形成の後に、脱イ
オン水を用いて前記レジストパターン114を洗浄する
際に、前記レジストパターン114上の残留脱イオン水
の脱水時間を観察した。
オン水を用いて前記レジストパターン114を洗浄する
際に、前記レジストパターン114上の残留脱イオン水
の脱水時間を観察した。
【0024】また、本発明の方法及び従来の方法により
形成されたレジストパターン114を用いて酸化膜パタ
ーンを湿式エッチング方法によりエッチングして形成し
た後、脱イオン水で水洗して大気中で自然乾燥して形成
した後、水斑点の発生率を顕微鏡で観察した。観察はウ
ェーハ上の20ポイントを無作為に抽出して観察した。
観察された脱水時間と水斑点の発生率を下記の表1に示
す。
形成されたレジストパターン114を用いて酸化膜パタ
ーンを湿式エッチング方法によりエッチングして形成し
た後、脱イオン水で水洗して大気中で自然乾燥して形成
した後、水斑点の発生率を顕微鏡で観察した。観察はウ
ェーハ上の20ポイントを無作為に抽出して観察した。
観察された脱水時間と水斑点の発生率を下記の表1に示
す。
【0025】
【表1】
【0026】前記表1から分かるように、本発明のよう
な紫外線処理されたレジストパターン114上の脱イオ
ン水の脱水に要する時間は略190秒である反面に従来
のハードベーキング工程によって形成されたレジストパ
ターン114上の脱イオン水の脱水時間は略0.8秒で
あった。
な紫外線処理されたレジストパターン114上の脱イオ
ン水の脱水に要する時間は略190秒である反面に従来
のハードベーキング工程によって形成されたレジストパ
ターン114上の脱イオン水の脱水時間は略0.8秒で
あった。
【0027】従って、レジストパターン114を紫外線
に露出させた場合には、レジストパターン114の表面
部分が親水性に変化して脱水時間が略200倍以上に長
くなったことが分かる。
に露出させた場合には、レジストパターン114の表面
部分が親水性に変化して脱水時間が略200倍以上に長
くなったことが分かる。
【0028】また、本発明の方法による場合には、観察
したウェーハにおいては水斑点が全然観察されなかった
が、従来の方法による場合には16ポイントで水斑点の
形成が観察された。従って、従来の方法のように、レジ
ストパターン114の表面に紫外線処理をしない場合に
は水斑点の発生率が80%であることに比べて本発明に
よってレジストパターン114の表面を紫外線に露出し
た場合には水斑点の発生率が0.0%であった。従っ
て、本発明の方法による場合、水斑点の形成が効果的に
防止されることが分かる。
したウェーハにおいては水斑点が全然観察されなかった
が、従来の方法による場合には16ポイントで水斑点の
形成が観察された。従って、従来の方法のように、レジ
ストパターン114の表面に紫外線処理をしない場合に
は水斑点の発生率が80%であることに比べて本発明に
よってレジストパターン114の表面を紫外線に露出し
た場合には水斑点の発生率が0.0%であった。従っ
て、本発明の方法による場合、水斑点の形成が効果的に
防止されることが分かる。
【0029】本発明の方法によってレジストパターン1
14の表面を紫外線に露出させた場合にはレジストパタ
ーン114の表面部分が親水性に変化することによりレ
ジストパターン114の表面から脱イオン水が脱水する
時間が長くなり、これとは反対に半導体基板110はレ
ジストパターン114に比べて疎水性を有するようにな
り、半導体基板110上の残留脱イオン水の脱水時間は
レジストパターン114上での脱水時間より短くなる。
それにより、半導体基板110の表面上に存在する脱イ
オン水を容易に取り除くことができる。
14の表面を紫外線に露出させた場合にはレジストパタ
ーン114の表面部分が親水性に変化することによりレ
ジストパターン114の表面から脱イオン水が脱水する
時間が長くなり、これとは反対に半導体基板110はレ
ジストパターン114に比べて疎水性を有するようにな
り、半導体基板110上の残留脱イオン水の脱水時間は
レジストパターン114上での脱水時間より短くなる。
それにより、半導体基板110の表面上に存在する脱イ
オン水を容易に取り除くことができる。
【0030】従って、前記半導体基板110を乾燥させ
る前に前記半導体基板110上の残留脱イオン水の脱水
時間をレジストパターン114上での脱水時間より短く
することにより、半導体基板110の表面上に存在する
脱イオン水を容易に取り除いて水斑点現象を防止でき
る。
る前に前記半導体基板110上の残留脱イオン水の脱水
時間をレジストパターン114上での脱水時間より短く
することにより、半導体基板110の表面上に存在する
脱イオン水を容易に取り除いて水斑点現象を防止でき
る。
【0031】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明は酸化膜
の湿式エッチング工程又は埋込コンタクト湿式エッチン
グ工程のような半導体の製造工程において、レジストパ
ターンの形成後にBOE溶液を用いて酸化膜の湿式エッ
チング工程時にエッチングされた部分について半導体ウ
ェーハの表面を露出させる工程に適用され、半導体基板
上に水斑点が形成されることを抑制できる。従って、絶
縁膜の湿式エッチング工程に対する信頼性を向上でき
る。
の湿式エッチング工程又は埋込コンタクト湿式エッチン
グ工程のような半導体の製造工程において、レジストパ
ターンの形成後にBOE溶液を用いて酸化膜の湿式エッ
チング工程時にエッチングされた部分について半導体ウ
ェーハの表面を露出させる工程に適用され、半導体基板
上に水斑点が形成されることを抑制できる。従って、絶
縁膜の湿式エッチング工程に対する信頼性を向上でき
る。
【0032】本発明を実施例によって詳細に説明した
が、本発明は実施例によって限定されず、本発明が属す
る技術分野において通常の知識を有するものであれば本
発明の思想と精神を離れることなく、本発明を修正また
は変更できるであろう。
が、本発明は実施例によって限定されず、本発明が属す
る技術分野において通常の知識を有するものであれば本
発明の思想と精神を離れることなく、本発明を修正また
は変更できるであろう。
【図1】AないしBは従来の湿式エッチング工程を使用
して半導体基板上にパターンを形成する方法を示す。
して半導体基板上にパターンを形成する方法を示す。
【図2】図1A及び図1Bに示した方法の工程中の脱イ
オン水の脱水時に絶縁膜パターン間の露出された半導体
基板上に存する残留の脱イオン水を示す。
オン水の脱水時に絶縁膜パターン間の露出された半導体
基板上に存する残留の脱イオン水を示す。
【図3】AないしCは本発明の一実施例によるパターン
形成方法の順次の工程を示す断面図である。
形成方法の順次の工程を示す断面図である。
110 半導体基板 112 絶縁層 114 レジストパターン 116 開口部 150 紫外線
Claims (13)
- 【請求項1】 半導体基板上にレジストパターンを形成
する工程と、 前記レジストパターンに紫外線を照射してレジストパタ
ーンの表面部分の疎水性を低下させる工程と、 前記レジストパターンをエッチングマスクとして使用し
て前記レジストパターンにより露出した半導体基板を湿
式エッチングする段階とを含むパターン形成方法。 - 【請求項2】 前記レジストパターンを紫外線で照射す
る工程を、常圧中で前記半導体基板を加熱しながら行な
うことを特徴とする請求項1に記載のパターン形成方
法。 - 【請求項3】 前記半導体基板の加熱を、第1段階とし
て120℃で35秒間、第2段階として170℃で40
秒間、高温プレートを使用して前記半導体基板の背面側
から行なうことを特徴とする請求項2に記載のパターン
形成方法。 - 【請求項4】 前記紫外線の照射は20mW/cm2 〜3
0mW/cm2 のローパワーで約5秒間及び850mW/
cm2 〜870mW/cm2 のハイパワーで約80秒間行な
うことを特徴とする請求項1に記載のパターン形成方
法。 - 【請求項5】 半導体基板上に絶縁膜を形成する工程
と、 該絶縁膜上にレジストパターンを形成する工程と、 該レジストパターンに紫外線を照射してレジストパター
ンの表面部分の疎水性を後に続く湿式エッチングの工程
後の半導体基板が有する疎水性より小さくなるように低
下させる工程と、 前記レジストパターンをエッチングマスクとして使用し
て前記レジストパターンにより露出した絶縁膜の一部を
湿式にエッチングする工程とからなる半導体装置のパタ
ーン形成方法。 - 【請求項6】 前記絶縁膜を酸化シリコンを利用して2
50Å以上の厚さを有するように形成することを特徴と
する請求項5に記載の半導体装置のパターン形成方法。 - 【請求項7】 前記絶縁膜は前記半導体基板の表面部分
を酸化して形成することを特徴とする請求項6に記載の
半導体装置のパターン形成方法。 - 【請求項8】 前記酸化シリコンを化学気相堆積法によ
り堆積して前記絶縁膜を形成することを特徴とする請求
項6に記載の半導体装置のパターン形成方法。 - 【請求項9】 前記湿式エッチングはフッ化水素を含む
蝕刻液を使用して行なうことを特徴とする請求項5に記
載の半導体装置のパターン形成方法。 - 【請求項10】 前記湿式エッチング工程の後に、前記
半導体基板を脱イオン水を使用して洗浄する段階と、 前記半導体基板を大気中で自然に乾燥する工程とをさら
に含むことを特徴とする請求項5に記載の半導体装置の
パターン形成方法。 - 【請求項11】 前記レジストパターンを紫外線で照射
する工程を、常圧中で前記半導体基板を加熱しながら行
なうことを特徴とする請求項5に記載の半導体装置のパ
ターン形成方法。 - 【請求項12】 前記半導体基板の加熱を、第1段階と
して120℃で35秒間、第2段階として170℃で4
0秒間、高温プレートを使用して半導体基板の背面側か
ら行なうことを特徴とする請求項11に記載の半導体装
置のパターン形成方法。 - 【請求項13】 前記紫外線の照射は20mW/cm2
〜30mW/cm2のローパワーで約5秒間及び850
mW/cm2〜870mW/cm2のハイパワーで約80
秒間行なうことを特徴とする請求項11に記載の半導体
装置のパターン形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27094896A JPH10125571A (ja) | 1996-10-14 | 1996-10-14 | パターン形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27094896A JPH10125571A (ja) | 1996-10-14 | 1996-10-14 | パターン形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10125571A true JPH10125571A (ja) | 1998-05-15 |
Family
ID=17493253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27094896A Pending JPH10125571A (ja) | 1996-10-14 | 1996-10-14 | パターン形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10125571A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011517104A (ja) * | 2008-04-09 | 2011-05-26 | コミッサリア ア レネルジー アトミーク エ オ ゼネルジ ザルタナテイヴ | 基板によるチップの自己組立 |
-
1996
- 1996-10-14 JP JP27094896A patent/JPH10125571A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011517104A (ja) * | 2008-04-09 | 2011-05-26 | コミッサリア ア レネルジー アトミーク エ オ ゼネルジ ザルタナテイヴ | 基板によるチップの自己組立 |
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