JPH10125385A - 電気機器のプラグ離脱防止装置 - Google Patents

電気機器のプラグ離脱防止装置

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JPH10125385A
JPH10125385A JP30133496A JP30133496A JPH10125385A JP H10125385 A JPH10125385 A JP H10125385A JP 30133496 A JP30133496 A JP 30133496A JP 30133496 A JP30133496 A JP 30133496A JP H10125385 A JPH10125385 A JP H10125385A
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plug
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equipment main
shaft
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JP30133496A
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Masanobu Chiyaki
雅展 知屋城
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Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Maxell Holdings Ltd
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Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Hitachi Maxell Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不慮の落下事故によりプラグ4の軸部7また
はその軸部7を支持する機器本体1側の軸支部が破損し
ている場合における、充電時の安全性を図る。 【解決手段】 プラグ4は機器本体1に収納姿勢と突出
姿勢とにわたって軸部7まわりに回動自在に装着する。
プラグ4の軸部7以外の箇所に係合部13を設け、プラ
グ4の突出姿勢時に、係合部13を機器本体1に設けた
被係合部14に対し抜け止め状に係合する。従って、充
電時に、プラグ4の軸部7またはその軸部7を支持する
機器本体1側の軸支部が破損している場合も、機器本体
1をコンセントから抜き出すときプラグ4が前記破損箇
所を発端として機器本体1から離脱してコンセント側に
差し込まれたまま残ることがなく、感電を予防できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラグが内蔵され
た電気機器のプラグ離脱防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電気機器には、例えば、充電式
の電気かみそりや電気バリカン、あるいは携帯用照明機
器などがあり、これら機器においてプラグが常態時には
機器本体に対し収納され、充電時にプラグを軸まわりに
回動させて機器本体から突出させ、コンセントに差し込
み可能にする仕様のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、不用意に
も、電気機器がプラグを突出させたままの状態で床など
に落下させることがある。この落下衝撃により、プラグ
が機器本体から完全に外れてしまわないものの、プラグ
の応力集中を起こしやすい軸部、またはその軸部を支持
する機器本体側の軸支部分が破損することがある。こう
した破損状態は機器本体の内部で生じているため、一般
的には気付くことが少ない。このため、次にコンセント
に差し込んで充電し、充電後コンセントから抜き出す時
にコンセントとの摺動摩擦ではじめてプラグが機器本体
の前記破損箇所から完全に外れてコンセント側に残った
ままになり、慌てて、そのコンセント側に残ったプラグ
を手で触ってコンセントから抜こうとするが、このとき
プラグの先端が未だ通電状態にあるため、プラグの刃物
部分などに指が触れて感電するおそれがあった。
【0004】本発明の目的はこうした問題を解消するた
めになされたもので、プラグの軸部またはその軸部を支
持する機器本体側の軸支部分が破損した場合もプラグの
機器本体からの完全離脱を防止でき、感電事故からの防
護を図る点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、機器本体1
に、軸部7を有するプラグ4が機器本体1に対し収納姿
勢と突出姿勢とにわたって軸部7まわりに回動自在に軸
支された電気機器において、プラグ4と機器本体1との
間に次のような離脱防止手段を備えたことを特徴とす
る。上記離脱防止手段は、プラグ4の軸部7以外の箇所
に係合部13を設け、プラグ4の突出姿勢時に、その係
合部13が機器本体1側に設けた被係合部14に対し抜
け止め状に係合するようにしたものである。
【0006】
【作用】充電時に、既に落下事故などによりプラグ4の
軸部7またはその軸部7を支持する機器本体1側の軸支
部分が破損している場合も、充電後、機器本体1をコン
セントから抜き出すときに、プラグ4が前記破損箇所を
発端にして機器本体1から離脱しようとしても、係合部
13が被係合部14に係合することで、プラグ4の機器
本体1からの離脱防止を図ることができる。従って、プ
ラグ4が機器本体1から抜け出てコンセント側に差し込
まれたまま残る、という不測事態の発生を未然に防止で
きる。
【0007】
【発明の実施の形態】
(第1実施例)本発明の第1実施例を図1ないし図3に
基づき説明する。図1は充電式電気かみそりのプラグ内
蔵部分をプラグ突出状態で示す平面図、図2はそのプラ
グ内蔵部分の縦断側面図、図3は充電式電気かみそり全
体の外観斜視図である。各図において、1は電気かみそ
りの機器本体、2は機器本体1に内蔵した回路基板、3
は回路基板2に搭載した充電式の電池、4はプラグであ
る。プラグ4は、プラスチック製のプラグ刃台5に2本
のプラグ刃6・6を各後端6aがプラグ刃台5の背面側
に露出するよう埋設してある。プラグ刃台5の両側には
軸部7・7を突設する一方、機器本体1のプラグ収納凹
部9内の両側壁部10・10に軸穴11・11を設け
て、この軸穴11・11に前記軸部7・7をはめ込むこ
とによりプラグ4がプラグ収納凹部9内に収納される姿
勢とプラグ収納凹部9から突出する姿勢とにわたって軸
部7・7まわりに回動自在に取り付けられる。プラグ4
の突出姿勢では、プラグ刃6・6の後端6a・6aが回
路基板2上の端子板12に接触して該基板2上の充電回
路と通電する状態が得られる。
【0008】このように取り付けられたプラグ4は、突
出姿勢の下で、不慮にも落下したとき、例えば、プラグ
刃6が図1中、A方向またはA′方向から衝撃荷重を受
けると、機器本体1の側壁部10の軸穴11の内底部に
亀裂Cが生じて側壁部10の一部10aが欠損しやす
い。また図1中、B方向から衝撃荷重を受けると、軸部
7の付け根部に亀裂Cが生じて該軸部7が欠損しやす
い。前述したように、充電するに際し、こうした破損状
態に気付かないままプラグ4をコンセントに差し込み、
充電後、機器本体1をコンセントから抜き出すとき、プ
ラグ4が前記破損箇所を発端にして機器本体1から離脱
してコンセント側に差し込まれたまま残り、このとき慌
ててそのプラグ4を手で触ってコンセントから抜き出そ
うとするが、このときに未だ通電状態にあるプラグ刃6
に指が触れて感電するおそれがある。
【0009】そこで、プラグ刃6の後端6aを外向きに
屈曲して係合部13を形成する一方、機器本体1の側壁
部10(但し、前記落下衝撃により欠落する一部10a
を除く)を利用してこれを被係合部14とし、そのうえ
で、プラグ4が突出すると被係合部14の内奥に前記係
合部13が位置するようにした。しかるときは、コンセ
ントに差し込まれた機器本体1を抜き出すときに、プラ
グ4が引張力を受けて機器本体1から前記破損箇所を発
端にして離脱しようとしても、係合部13が被係合部1
4で受け止められる。このためプラグ4が機器本体1か
ら離脱してコンセントに差し込まれたまま残るようなこ
とがない。従って、プラグ4のみがコンセントに残され
たときにこれを手で触って抜き出す場合に生じる感電事
故を予防できる。
【0010】その際、不慮の落下事故により、前記軸部
7または側壁部10の一部10aが破損すると同時に、
またはその破損前に、係合部13と被係合部14とが相
対的に衝撃破損することのないように、係合部13は被
係合部14の内奥に所定の間隔Gを置いて対向配備す
る。係合部13・13は左右一対、設けてあるので、左
右の軸部7・7または側壁部10・10の一部10a・
10aの左側または右側のいずれ側が破損している場合
にもこれに対処できる。
【0011】(第2実施例)図4は本発明の第2実施例
を示す。この実施例では、第1実施例が係合部13をプ
ラグ刃6の後端6aに一体に設けるに代えて、プラグ刃
台5に一対のL形状の係合部13を一体に成形したり、
またはプラグ刃台5にこれとは別体の係合部13をイン
サート成形や溶着、接着止めなどで取り付けたものであ
る。その他の構成は第1実施例の場合と同様である。
【0012】(第3実施例)図5および図6は本発明の
第3実施例を示す。この実施例では、プラグ4がプラグ
刃6の後端6aをプラグ刃台5の両側面5a・5aに露
出し、この後端6aに端子板12を接触させる仕様であ
る。かかる仕様のものにおいて、プラグ刃台5の背面側
にフック形状の係合部13を突設する一方、機器本体1
側の端子板12を保持する壁部14を利用してこれを被
係合部14としたものである。その他の構成は第1実施
例の場合と同様である。なお、本発明は充電式電気かみ
そり以外に、例えば、充電式の電気バリカンや携帯用照
明機器などのような充電式電気機器、あるいは廊下等の
コンセントに差し入れて電球を点灯する足元灯のよう
な、充電池を内蔵しないプラグ内蔵タイプの電気機器な
どにも同様に適用できることは言うまでもない。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、プラグ4の軸部7以外
の箇所に係合部13を設け、プラグ4の突出姿勢時に、
その係合部13を機器本体1側の被係合部14に対し抜
け止め状に係合するという簡単な手段で、プラグ4の軸
部7またはその軸部7を支持する機器本体1側の軸支部
が破損した場合もプラグ4の機器本体1からの離脱を防
止でき、感電事故防止を図れて安全性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の電気かみそりのプラグ内蔵部分を
プラグ突出状態で示す平面図である。
【図2】第1実施例の電気かみそりのプラグ内蔵部分を
プラグ突出状態で示す縦断側面図である。
【図3】第1実施例の電気かみそり全体の外観斜視図で
ある。
【図4】第2実施例の電気かみそりのプラグ内蔵部分を
プラグ突出状態で示す平面図である。
【図5】第3実施例の電気かみそりのプラグ内蔵部分を
プラグ突出状態で示す縦断側面図である。
【図6】第3実施例の電気かみそりのプラグ内蔵部分を
プラグ突出状態で示す斜視図である。
【符号の説明】
1 機器本体 4 プラグ 5 プラグ刃台 6 プラグ刃 7 軸部 13 係合部 14 被係合部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器本体1に、軸部7を有するプラグ4
    が機器本体1に対し収納姿勢と突出姿勢とにわたって軸
    部7まわりに回動自在に軸支された電気機器において、 プラグ4の軸部7以外の箇所に係合部13を設け、プラ
    グ4の突出姿勢時に、係合部13が機器本体1側に設け
    た被係合部14に抜け止め状に係合するように設定して
    あることを特徴とする電気機器のプラグ離脱防止装置。
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