JPH10124763A - 赤外線式防犯装置 - Google Patents

赤外線式防犯装置

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JPH10124763A
JPH10124763A JP8276553A JP27655396A JPH10124763A JP H10124763 A JPH10124763 A JP H10124763A JP 8276553 A JP8276553 A JP 8276553A JP 27655396 A JP27655396 A JP 27655396A JP H10124763 A JPH10124763 A JP H10124763A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 積雪地方においても或いは雑草の成長などに
よっても、侵入者の検知が確実に行なわれ得るようにし
た赤外線式防犯装置を提供する。 【解決手段】 侵入者を検知すべき領域の周囲に沿っ
て、地面から複数の高さ位置にて、互いに平行に延びる
検知ライン11,12,13,14を構成するように検
知ラインの両端に赤外線発光部11a,12a,13
a,14a及び赤外線受光部11b,12b,13b,
14bをそれぞれ配設し、各赤外線受光部からの検出信
号に基づいて、当該検知ラインへの侵入者を検知して警
報信号を送出すると共に、上記検出信号に基づいて当該
赤外線受光部が構成する検知ラインが雪中や雑草中にあ
ることを判別して、当該検知ラインを侵入者の検知に使
用しないように制御部15により切り換えるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば特定の領域
内への侵入者を検知するための赤外線式防犯装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば建物等の特定の領域内への
侵入者を検知するための防犯装置として、赤外線式の防
犯装置が知られている。このような赤外線式防犯装置
は、一般に、一対の赤外線発光部及び赤外線受光部から
成る検知ラインを、侵入者を検知すべき建物等の周囲に
張り巡らすことにより構成されている。そして、建物等
に侵入者が侵入しようとすると、侵入者の体の一部が上
記検知ラインを横切ることにより、赤外線発光部からの
赤外線が赤外線受光部に入射しなくなり、赤外線受光部
からの検出信号が変化する。この赤外線受光部からの検
出信号の変化が信号処理部によって検出されることによ
り、侵入者の存在が検出され得るようになっている。こ
の信号処理部による検出に基づいて、例えば警報装置等
が作動し、これにより、侵入者の存在が、警告音や警告
表示として示されたり、警備担当部署や警備会社等に通
報されることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した構
成の赤外線式防犯装置は、通常は、建物等に対して地面
から一定の高さに配設されており、これにより建物等に
対する侵入者の接近が検知されるようになっているが、
冬季に積雪がある地域においては、積雪によって上記防
犯装置の積雪表面からの高さが比較的低くなってしま
う。従って、侵入者は、防犯装置による検知ラインを容
易に跨ぐことができ、場合によっては、防犯装置そのも
のが積雪によって、雪中に埋まってしまうことになる。
これにより、実質的に侵入者の検知ができなくなってし
まうという問題があった。
【0004】このため、このような積雪地方において
は、上記赤外線式防犯装置は、冬季の積雪量を考慮し
て、通常の高さよりもやや高い位置に配設されるように
なっている。ところが、この場合には、検知ラインの高
さが比較的高いことから、侵入者がこの検知ラインをく
ぐり抜けることができてしまい、侵入者の確実な検知が
行なわれ得なくなってしまうという問題があった。この
ような課題は、積雪の場合だけでなく、例えば雑草の生
育するような領域で検知を行わなければならない場合に
も、同様である。
【0005】本発明は、以上の点に鑑み、積雪地方その
他の特定の領域においても、侵入者の検知が確実に行な
われ得るようにした、赤外線式防犯装置を提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の本発明の赤外線式防犯装置は、侵
入者を検知すべき領域の周囲に沿って地面から複数の高
さ位置に検知ラインを構成するように、検知ラインの両
端にそれぞれ配設された赤外線発光部及び赤外線受光部
と、赤外線受光部で受光された赤外線発光部からの赤外
線の受光レベルに基づき侵入者を検出したときに警報を
送出する制御部とを含んでなる赤外線式防犯装置におい
て、制御部は、赤外線受光部で受光された赤外線発光部
からの赤外線の受光レベルが一定時間以上連続して基準
レベル以下である場合に積雪または雑草により遮断され
たと判断し、警報の送出を停止するようになっている。
【0007】請求項2に記載の赤外線式防犯装置によれ
ば、上記制御部は、全ての検知ラインが積雪または雑草
により遮断されたと判断したときに、侵入者の検知が不
能になったと判断して検知不能信号を出力するようにな
っている。
【0008】請求項3記載の赤外線式防犯装置によれ
ば、上記制御部が、積雪または雑草により遮断されたと
判断されていない検知ラインのうち最下段の検知ライン
についてのみ積雪または雑草により遮断されたか否かを
判断するようになっている。
【0009】請求項4記載の赤外線式防犯装置によれ
ば、上記制御部が、予め設定された時間内に複数の検知
ラインが遮断され、かつ、当該複数の検知ラインが所定
時間以上連続して遮断されたときに警報を出力するよう
になっている。
【0010】上記構成によれば、非積雪時には、制御部
はすべての高さ位置の検知ラインを利用して、各赤外線
受光部からの検出信号に基づいて侵入者の検知を行な
い、何れかの検知ラインを侵入者の体の一部が遮断した
とき、当該検知ラインの赤外線受光部の検出信号の変化
により侵入者の存在を検出して、警報信号を発すること
になる。
【0011】これに対して、積雪時や雑草が覆い茂った
ような場合には、制御部は、各高さ位置の赤外線受光部
からの検出信号に基づいて、検知ラインの遮断時間や赤
外線受光部の受光量等によって、当該検知ラインが雪中
又は雑草の中にあることを判別して、当該検知ラインの
赤外線受光部からの検出信号を除外して、他の赤外線受
光部からの検出信号のみによって、侵入者の検知を行な
う。これにより、最も高い位置の検知ラインが雪中や雑
草に埋もれてしまうまで、侵入者の検知が行なわれ得る
ことになる。
【0012】また、検知ラインが全て積雪などにより遮
断されてしまうと、制御部から検知不能信号が出力され
ることにより、侵入者の検知ができなくなったことを知
ることができる。さらに、積雪などによる検知ラインの
遮断は、最下段の検知ラインから順に遮断されるので、
制御部は、全ての検知ラインについて、雪,雑草により
遮断されたのか否かを判断しなくとも良く、積雪などに
より遮断されていないと判断された検知ラインのうち最
下段のものについてのみ判断することも可能である。
【0013】加えて、積雪や雑草の成長が原因で検知ラ
インが遮断される場合は、複数の検知ラインがほぼ同時
に遮断されることはないので、制御部は、一定の時間間
隔よりも短い時間間隔で複数の検知ラインが遮断され、
かつ、当該検知ラインが所定時間以上連続して遮断され
た場合には、積雪などによるものではなく障害物による
ものと判断して警報を出力する。これにより、障害物に
よる検知ラインの遮断を侵入者や積雪雑草による遮断の
場合と区別して検出することができる。従って、積雪や
雑草の成長時においても、侵入者の検知が確実に行なわ
れると共に、各検知ラインの赤外線受光部からの検出信
号を利用して、積雪などを検出するようにしていること
から、積雪センサ等を設ける必要がなく、比較的低コス
トで構成されることになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施形態に基
づいて本発明を詳細に説明する。図1は本発明による赤
外線式検知装置の一実施形態を示している。図1におい
て、赤外線式防犯装置10は、侵入者を検知すべき領域
の周囲に沿って、地面から複数の高さ位置にて互いに平
行に延びる検知ライン11,12,13,14を構成す
るように、各検知ラインの両端にそれぞれ配設された赤
外線発光部11a,12a,13a,14a及び赤外線
受光部11b,12b,13b,14bと、各赤外線受
光部11b,12b,13b,14bからの検出信号が
入力される制御部15と、制御部15からの制御信号に
基づいて警報を発する警報装置16とから構成されてい
る。
【0015】上記各検知ライン11,12,13,14
は、公知の構成の赤外線ビームセンサであって、それぞ
れ赤外線発光部11a,12a,13a,14aから出
射する赤外線ビームが、対応する赤外線受光部11b,
12b,13b,14bに入射することにより、赤外線
ビームによる検知ライン11,12,13,14を構成
するようになっている。そして、例えば侵入者の体の一
部がこの検知ラインを遮断することにより、当該検知ラ
イン11,12,13または14の赤外線受光部11
b,12b,13bまたは14bの検出信号が変化する
ことにより、侵入者の存在が検知されるようになってい
る。
【0016】上記制御部15は、各検知ライン11,1
2,13,14の赤外線受光部11b,12b,13
b,14bからの検出信号が入力されて、各検出信号に
関してそれぞれ侵入者の検知そして積雪の判別を行うよ
うになっている。
【0017】先ず、侵入者の検知は、図2に示すように
して行われる。赤外線受光部11b,12b,13b,
14bからの検出信号、すなわちセンサ入力は、図2に
て最上段に示すように、通常はローレベルにあり、検知
ライン11,12,13,14が遮断されたとき、ハイ
レベルに変化するようになっている。
【0018】これに対して、制御部15は、内部にタイ
マー機能を内蔵しており、上記センサ入力がハイレベル
に変化したときから、このタイマーが予めセットされた
所定時間だけ作動する。そして、上記センサ入力がこの
タイマーの所定時間内に再びローレベルに戻った場合
(即ち、検知ラインの遮断が終わって、再び赤外線受光
部11b,12b,13b,14bに赤外線が入射した
場合)、制御部15は、侵入者が存在することを検出し
て、警報装置16に制御信号を送出する。これにより警
報装置16は、図2に示すように侵入警報を発する。
【0019】なお、この侵入警報は、例えばサイレン等
の警告音やスポットライトの照射等の警告表示であり、
さらには警備担当部署や警備会社への警報信号であって
もよい。
【0020】また、積雪や雑草の検知は、図3に示すよ
うにして行なわれる。以下、積雪の場合を例にとって説
明する。即ち、赤外線受光部11b,12b,13b,
14bからの検出信号、即ちセンサ入力は、図3にて最
上段に示すように、通常はローレベルにあり、検知ライ
ン11,12,13,14が積雪により遮断されたと
き、ハイレベルに変化するようになっている。
【0021】これに対して、制御部15は内部にタイマ
ー機能を内蔵しており、上記センサ入力がハイレベルに
変化したときから、このタイマーが予めセットされた所
定時間だけ作動する。そして、上記センサ入力がこのタ
イマーの作動中連続してハイレベルのままである場合
に、制御部15は積雪による遮断であると判別して、当
該〔検知ライン〕警報装置16に制御信号を送出する。
【0022】本発明による赤外線防犯装置10は、以上
のように構成されており、非積雪時には、防犯装置10
の各検知ライン11,12,13,14は、侵入者の体
の一部によって遮断されたとき、その赤外線受光部11
b,12b,13b,14bの検出信号がハイレベルに
変化するので、制御部15は、この検出信号のハイレベ
ルの時間がタイマーにより設定された所定時間より短い
場合に、侵入者の存在を検出して、制御信号を警報装置
16に送出して警報装置16を動作させる。
【0023】ここで、積雪時には、積雪によって検知ラ
イン11,12,13,14が雪中に埋もれると、当該
検知ライン11,12,13,14の赤外線受光部11
b,12b,13b,14bからの検出信号は、ハイレ
ベルのままであるので、制御部15は、この検出信号の
ハイレベルの時間がタイマーにより設定された所定時間
よりも長いことから、雪中に埋もれていると判別して、
侵入者の検知のために使用しないように切り換える。
【0024】例えば図1に示すように、検知ライン11
のみが積雪によって雪中に埋もれている場合には、制御
部15は、検知ライン11の赤外線受光部11bからの
検出信号が、ハイレベルのままであることにより、当該
検知ライン11が雪中にあると判別して、当該検知ライ
ン11を侵入者の検知のために使用しないように切り換
える。
【0025】これにより、制御部15は、検知ライン1
2,13,14のみを使用して、侵入者の検知を行なう
ようになっている。このようにして、赤外線式防犯装置
10は、一番高い位置の検知ライン14を残して他の検
知ライン11,12,13が積雪によって雪中に埋もれ
たとしても、検知ライン14のみによって、侵入者の検
知を行なうことができる。尚、すべての検知ライン1
1,12,13,14が積雪により雪中に埋もれた場合
は、各検知ライン11,12,13,14の赤外線受光
部11b,12b,13b,14bからの検出信号は、
すべてハイレベルのままとなるので、制御部15は、警
報装置16に対して検知不能の信号を出力するようにし
てもよい。
【0026】さらに、積雪の判別は、各検知ライン1
1,12,13,14の赤外線受光部11b,12b,
13b,14bの検出信号に基づいて、簡単な構成によ
り行なわれ得るので、別に積雪センサを用意する必要は
ない。
【0027】尚、上記実施形態においては、制御部15
は、各検出ライン11,12,13,14の赤外線受光
部11b,12b,13b,14bからの検出信号に基
づいて、その積雪による検知ライン11,12,13,
14の遮断によるハイレベルの時間を前以て設定された
タイマーの所定時間と比較することにより、積雪の判別
を行なっているが、これに限らず、各赤外線受光部11
b,12b,13b,14bの積雪による受光量の変化
に基づいて、検出信号を基準レベルと比較することによ
り、積雪の判別を行なうようにしてもよいことは明らか
である。この場合、赤外線発光部及び赤外線受光部から
成る赤外線ビームセンサとして、カバーの汚れやセンサ
性能の劣化等による受光量の減少を測定して、一定レベ
ル以上の受光量の変化があったとき、警備環境の悪化を
知らせる信号を送出するようにしたセンサを使用する
と、制御部15は、積雪の判定が不要となる。
【0028】上述の実施形態では積雪による検知ライン
の遮断のみを主対象として説明しているが、積雪に限ら
ず雑草の成長による検知ラインの遮断も同様にして検出
することができる。
【0029】図4は図1の防犯装置の制御部の動作フロ
ーチャートである。このフローチャートに従って再述す
ると、まず新たなセンサ入力があった場合はタイマーに
よって判定が行われ、予め設定した所定時間未満の場合
には侵入者がいると判断して警報装置を作動させる侵入
者検知処理が行われる。また、所定時間以上の場合には
積雪であると判断して、検知したセンサを警備から除外
する積雪検知処理が行われる。次に、警備から除外され
たセンサが最上段に配設された検知ライン14であるか
どうかの判定が行われ、最上段の場合には警備不能処理
が行われる。また、最上段以外の場合には、警備から除
外されたセンサの検知ラインが積雪により遮断された状
態を維持しているか否かの判定が行われ、融雪状態とな
り、検知ラインを遮断する雪が取り除かれた場合には、
そのセンサが警備から除外されたセンサのうち最上段か
否かの判定が行われる。そして、最上段以外の場合には
異常動作処理が行われ、最上段の場合には、そのセンサ
を警備に復帰させる融雪検知処理が行われる。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、非積
雪時には、制御部は、すべての高さ位置の検知ラインを
利用して、各赤外線受光部からの検出信号に基づいて侵
入者の検知を行ない、何れかの検知ラインを侵入者の体
の一部が遮断したとき、当該検知ラインの赤外線受光部
の検出信号の変化により侵入者の存在を検出して、警報
信号を発することになる。これに対して、積雪時には、
制御部は、各高さ位置の赤外線受光部からの検出信号に
基づいて検知ラインの遮断時間や赤外線受光部の受光量
等によって、当該検知ラインが雪中にあることを判別し
て、当該検知ラインの赤外線受光部からの検出信号を除
外して、他の赤外線受光部からの検出信号のみによって
侵入者の検知を行なう。これにより、最も高い位置の検
知ラインが雪中に埋もれてしまうまで、侵入者の検知が
行なわれ得ることになる。従って、積雪時においても、
侵入者の検知が確実に行なわれ得ると共に、各検知ライ
ンの赤外線受光部からの検出信号を利用して、積雪を検
出するようにしていることから、積雪センサ等を設ける
必要がなく、比較的低コストで構成され得ることにな
る。
【0031】また、検知ラインが全て積雪により遮断さ
れてしまうと、制御部から検知不能信号が出力されるこ
とにより、侵入者の検知ができなくなったことを知るこ
とができる。さらに、積雪による検知ラインの遮断は、
最下段の検知ラインから順に遮断されるので、制御部
は、全ての検知ラインについて、雪により遮断されたの
か否かを判断しなくとも良く、積雪により遮断されてい
ないと判断された検知ラインのうち最下段のもののみに
よって判断することができる。加えて、積雪が原因で検
知ラインが遮断される場合は、複数の検知ラインがほぼ
同時に遮断されることはないので、制御部は、一定の時
間間隔よりも短い時間間隔で複数の検知ラインが遮断さ
れ、かつ、当該検知ラインが所定時間以上連続して遮断
された場合には、積雪によるものではなく障害物による
ものと判断して警報を出力する。これにより、障害物に
よる検知ラインの遮断を侵入者や積雪による遮断の場合
と区別して検出することができる。なお、本発明は積雪
の場合に限らず、例えば雑草が成長するような領域にお
いても、雑草の成長による遮断の場合と区別して障害物
を検出し得る。かくして、本発明によれば、積雪地方に
おいても或いは雑草の成長などによっても、侵入者の検
知が確実に行なわれるようにした、極めて優れた赤外線
式防犯装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による赤外線式防犯装置の一実施形態を
示す概略図である。
【図2】図1の防犯装置の制御部における通常の侵入者
検知を示すタイムチャートである。
【図3】図1の防犯装置の制御部における積雪時の判別
を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
【図4】図1の防犯装置の制御部の動作フローチャート
である。
【符号の説明】
10 赤外線式防犯装置 11,12,13,14 検知ライン 11a,12a,13a,14a 赤外線発光部 11b,12b,13b,14b 赤外線受光部 15 制御部 16 警報装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 一彦 東京都港区元赤坂1丁目6番6号 綜合警 備保障株式会社内 (72)発明者 上野 廣行 東京都港区元赤坂1丁目6番6号 綜合警 備保障株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 侵入者を検知すべき領域の周囲に沿って
    地面から複数の高さ位置に検知ラインを構成するよう
    に、検知ラインの両端にそれぞれ配設された赤外線発光
    部及び赤外線受光部と、上記赤外線受光部で受光された
    赤外線発光部からの赤外線の受光レベルに基づき侵入者
    を検出したときに警報を送出する制御部とを含んでなる
    赤外線式防犯装置において、 前記制御部は、 赤外線受光部で受光された赤外線発光部からの赤外線の
    受光レベルが一定時間以上連続して基準レベル以下であ
    る場合に積雪または雑草により遮断されたと判断し、警
    報の送出を停止することを特徴とする赤外線式防犯装
    置。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、全ての検知ラインが積雪
    または雑草により遮断されたと判断したときに、侵入者
    の検知が不能になったと判断して検知不能信号を出力す
    ることを特徴とする請求項1に記載の赤外線式防犯装
    置。
  3. 【請求項3】 前記制御部は、積雪または雑草により遮
    断されたと判断されていない検知ラインのうち最下段の
    検知ラインについてのみ積雪または雑草により遮断され
    たか否かを判断することを特徴とする請求項1または2
    の何れかに記載の赤外線式防犯装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部は、予め設定された時間内に
    複数の検知ラインが遮断され、かつ、当該複数の検知ラ
    インが所定時間以上連続して遮断されたときに警報を出
    力することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載
    の赤外線式防犯装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040039660A (ko) * 2002-11-04 2004-05-12 (주)태성엠아이에스 적외선 감지기
JP2012048481A (ja) * 2010-08-26 2012-03-08 Takenaka Engineering Co Ltd 赤外線式検知装置
KR102110277B1 (ko) * 2018-12-10 2020-06-08 주식회사 에스원 적외선 감지 장치
JP2020139783A (ja) * 2019-02-27 2020-09-03 富士電機株式会社 光学式検知装置およびプログラム

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