JPH10124554A - 住宅の電気図面における手書き電気シンボル抽出装置及び手書き電気シンボル自動入力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 最終的な電気図面の情報と、予め入力されて
いるＣＡＤ情報との相違点を抽出するとともに、抽出し
た電気シンボルの形状を自動的に認識して、電気シンボ
ルの総個数を算出する。 【解決手段】 住宅の間取り及び電気シンボルが描かれ
た電気図面を読み込む図面読込部１１と、住宅の間取り
及び電気シンボルの情報が入力されたＣＡＤデータを読
み込むＣＡＤデータ読込部１２と、図面読込部１１によ
って読み込まれた電気図面の情報とＣＡＤデータ読込部
１２によって読み込まれたＣＡＤ情報とを図形的に重ね
合わせるとともに、図形の重なり部分を削除して、図形
の重ならなかった部分の電気シンボルのみを表示装置１
４に表示する図面重ね合わせ部１３と、画面表示された
電気シンボルの形状を認識するとともに、認識した形状
の電気シンボルの個数を加算する電気シンボル検索部１
５とを備えた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、住宅の間取り及び
電気シンボルが描かれた電気図面の情報と、住宅の間取
り及び電気シンボルが入力されたＣＡＤ情報とから、そ
れぞれの図面情報の相違点である手書き等の電気シンボ
ルを抽出する住宅の電気図面における手書き電気シンボ
ル抽出装置、及び抽出した電気シンボルの形状を自動的
に認識して、電気シンボルの総個数を算出する住宅の電
気図面における手書き電気シンボル自動入力装置に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】近時では、住宅の設計等において、電気
図面はすでにＣＡＤで描かれているため、電気シンボル
の種類や個数はこのＣＡＤデータから求めることができ
る。

【０００３】しかしながら、図面中には、手書きや印鑑
で描かれた電気シンボルがある。これは、営業マンと顧
客との折衝の結果、最終段階で電気シンボルの追加を依
頼する顧客が多いからである。

【０００４】この場合、営業マンは処理を簡単にするた
めに、ＣＡＤで電気図面を再度書き直すといったことは
せず、手書きや印鑑等で対応している。図１６は、電気
シンボルのマーク例を示している。

【０００５】そのため、手書きや印鑑の電気シンボルは
当然ＣＡＤデータには含まれないため、電気シンボルの
種類や個数の確認にＣＡＤデータを利用することができ
ず、最終的には、描かれた電気図面から作業者が電気シ
ンボルの種類や個数を数える必要があった。

【０００６】つまり、電気シンボルの個数を数えること
によって、事前にその電気シンボルに必要な器具を無駄
なく取り寄せることができるからである。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】このように、最終的な
電気シンボルの追加等によって、ＣＡＤデータの内容と
電気図面に実際に描かれた電気シンボルの内容とは一致
しなくなる場合が多い。そのため、電気図面を入力した
ＣＡＤデータがあるにも係わらず、このＣＡＤデータか
ら電気シンボルの最終的な個数を求めることができない
ため、電気図面から電気シンボルの個数を数える作業者
が必要になるといった問題があった。また、作業者によ
る個数の数え間違いが生じる可能性もあるといった問題
もあった。

【０００８】本発明は係る問題点を解決すべく創案され
たもので、その目的は、最終的な電気図面の情報と、予
め入力されているＣＡＤ情報との相違点を抽出する住宅
の電気図面における手書き電気シンボル抽出装置、及び
抽出した電気シンボルの形状を自動的に認識して、電気
シンボルの総個数を算出する住宅の電気図面における手
書き電気シンボル自動入力装置を提供することにある。

【０００９】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の請求項１に係わる住宅の電気図面における
手書き電気シンボル抽出装置は、住宅の間取り及び電気
シンボルが描かれた電気図面を読み込む図面読込手段
と、住宅の間取り及び電気シンボルの情報が入力された
ＣＡＤデータを読み込むＣＡＤデータ読込手段と、前記
図面読込手段によって読み込まれた電気図面の情報と前
記ＣＡＤデータ読込手段によって読み込まれたＣＡＤ情
報とを図形的に重ね合わせるとともに、図形の重なり部
分の色又は図形の重ならなかった部分の色を変更して画
面表示する図面重ね合わせ手段とを備えた構成とする。

【００１０】また、本発明の請求項２記載の住宅の電気
図面における手書き電気シンボル自動入力装置は、住宅
の間取り及び電気シンボルが描かれた電気図面を読み込
む図面読込手段と、住宅の間取り及び電気シンボルの情
報が入力されたＣＡＤデータを読み込むＣＡＤデータ読
込手段と、前記図面読込手段によって読み込まれた電気
図面の情報と前記ＣＡＤデータ読込手段によって読み込
まれたＣＡＤ情報とを図形的に重ね合わせるとともに、
図形の重なり部分を削除して、図形の重ならなかった部
分の電気シンボルのみを画面表示する図面重ね合わせ手
段と、画面表示された電気シンボルの形状を認識すると
ともに、認識した形状の電気シンボルの個数を加算する
電気シンボル検索手段とを備えた構成とする。

【００１１】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。

【００１２】図１は、本発明の手書き電気シンボル抽出
装置の電気的構成を示すブロック図である。

【００１３】すなわち、図面読込部１の出力と、ＣＡＤ
データ読込部２の出力とが、図面重ね合わせ部３に導か
れており、図面重ね合わせ部３の出力は、表示装置５に
導かれている。また、表示装置５の出力と、電気シンボ
ル入力部４の出力とが、ファイル作成部６に導かれてお
り、ファイル作成部６の出力は、出力装置７に導かれた
構成となっている。

【００１４】図面読込部１は、住宅の間取り及び電気シ
ンボルが描かれた電気図面をイメージスキャナ等を用い
て読み込むブロックである。

【００１５】ＣＡＤデータ読込部２は、ＣＡＤデータベ
ース２ａから、住宅の間取り及び電気シンボルの情報が
入力されたＣＡＤデータを読み込むブロックである。

【００１６】図面重ね合わせ部３は、基準となる目印に
基づいて、図面読込部１によって読み込まれた電気図面
の情報と、ＣＡＤデータ読込部２によって読み込まれた
ＣＡＤ情報とを図形的に重ね合わせて画面表示するとと
もに、オペレータによる重ね合わせの微調整を行うブロ
ックである。また、図面重ね合わせ部３は、図形の重な
り部分の色、又は図形の重ならなかった部分の色を変更
して画面表示するブロックである。

【００１７】電気シンボル入力部４は、オペレータのマ
ウス操作により、手書き等の電気シンボル数を入力する
とともに、ＣＡＤデータの電気シンボル数に入力シンボ
ル数を加算するブロックである。

【００１８】表示装置５は、図面読込部１によって読み
込まれた電気図面と、ＣＡＤデータ読込部２によって読
み込まれたＣＡＤデータとを画面上に同時に表示すると
ともに、電気シンボル入力部４により加算された後の電
気シンボル数を、その種類毎に表示するブロックであ
る。

【００１９】ファイル作成部６は、最終的な電気図面情
報と電気シンボルの総個数情報とをファイル形式で格納
するブロックである。

【００２０】出力装置７は、ファイル作成部６で作成さ
れたファイルから、電気シンボル数等の必要な情報を出
力するブロックである。

【００２１】次に、上記構成の手書き電気シンボル抽出
装置の動作について、図２のフローチャート、及び図３
ないし図６の画面表示例を適宜参照して説明する。

【００２２】まず、顧客との最終打合せによって作成さ
れた例えば図３に示す電気図面を、イメージスキャナを
用いて図面読込部１から読み込む（ステップＳ１）。こ
の読み込んだ電気図面には、例えば手書きの電気シンボ
ル８が含まれている。

【００２３】次に、該当する住宅のＣＡＤデータを、Ｃ
ＡＤデータ読込部２から読み込む（ステップＳ２）。こ
こで、該当する住宅について最初に作成されたＣＡＤデ
ータ（電気図面）は、電気シンボル８が記入されていな
い住宅の間取りと電気シンボルとで構成されている。な
お、ＣＡＤデータは、予め入力されている電気シンボル
の個数をカウントできるものであれば、データ形式はＴ
ＸＴでも、ＤＸＦでもよい。

【００２４】図面重ね合わせ部３では、まず、図面読込
部１から読み込まれた図３に示す電気図面を表示装置５
に表示する（ステップＳ３）。続いて、ＣＡＤデータ読
込部２から読み込まれたＣＡＤデータを表示装置５に表
示し、図４に示すようにΔマークの基準点Ｐを基に重ね
合わせる（ステップＳ４）。

【００２５】このとき、図面読込部１から読み込まれた
図３に示す電気図面は、コピー等により歪んでいる可能
性があるため、図４に示すように若干ずれて表示される
場合がある。そのため、オペレータは、必要に応じて重
なり部分の微調整を行って（ステップＳ５，Ｓ６）、図
５に示すようにピッタリと図形を重ね合わせる。微調整
は、例えば十字キーで行い、リタンーンキーで確定させ
る。

【００２６】また、図面重ね合わせ部３では、ピッタリ
と図形が重なった部分の色を、図５に示すように薄く変
更し（ステップＳ７）、手書きの電気シンボル８のみ濃
い状態で残して、手書きで追加した電気シンボル８をオ
ペレータに分かりやすくしている。

【００２７】従って、オペレータは、手書きの電気シン
ボル８の個数をチェックし、手書きの電気シンボル８を
マウスでクリックすると、図６に示すように、画面の左
端にシンボルマーク一覧表が表示される。オペレータ
は、この一覧表の中から手書きの電気シンボル８と同じ
シンボルをマウスでクリックすることにより、その電気
シンボル８の個数がカウント（＋１）される（ステップ
Ｓ８）。

【００２８】他にも手書きの電気シンボルがあれば、ス
テップＳ９からステップＳ８の処理を繰り返して、その
電気シンボルの個数をカウントする。

【００２９】全ての電気シンボルのチェックが終了し
て、例えば終了キーを操作すると、表示装置５は、例え
ば図７に示すように、電気シンボル毎の個数を一覧表の
形で表示する（ステップＳ９）。

【００３０】また、最終的な電気図面情報と各電気シン
ボルの総個数情報とは、ファイル作成部６に格納される
（ステップＳ１０）。

【００３１】この後、必要に応じて、プリンタ等の出力
装置７から、最終的な電気図面や各電気シンボルの総個
数情報を印字出力することができる。

【００３２】なお、上記実施形態では、ピッタリと図形
が重なった部分の色を薄く変更し、手書きの電気シンボ
ルのみ濃い状態で残すようにしているが、ピッタリと図
形が重なった部分の色はそのままとして、手書きの電気
シンボルのみを薄く（又は、より濃く）変更することが
可能である。また、手書きの電気シンボルの色を他の部
分の色と変えて（例えば、赤等に変えて）表示すること
も可能である。

【００３３】図８は、本発明の手書き電気シンボル自動
入力装置の電気的構成を示すブロック図である。

【００３４】すなわち、図面読込部１１の出力と、ＣＡ
Ｄデータ読込部１２の出力とが、図面重ね合わせ部１３
に導かれており、図面重ね合わせ部１３の出力は、表示
装置１４に導かれている。また、表示装置１４の出力と
ＣＡＤデータ読込部１２の出力とは、電気シンボル検索
部１５に導かれており、電気シンボル検索部１５の出力
は、表示装置１４とファイル作成部１６とに導かれてい
る。そして、ファイル作成部１６の出力が、出力装置１
７に導かれた構成となっている。

【００３５】図面読込部１１は、住宅の間取り及び電気
シンボルが描かれた電気図面をイメージスキャナ等を用
いて読み込むブロックである。

【００３６】ＣＡＤデータ読込部１２は、ＣＡＤデータ
ベース１２ａから、住宅の間取り及び電気シンボルの情
報が入力されたＣＡＤデータを読み込むブロックであ
る。また、ＣＡＤデータベース１２ａには、図１６に示
す全ての電気シンボルのマークデータが格納されてい
る。

【００３７】図面重ね合わせ部１３は、基準となる目印
に基づいて、図面読込部１１によって読み込まれた電気
図面の情報と、ＣＡＤデータ読込部１２によって読み込
まれたＣＡＤ情報とを図形的に重ね合わせて画面表示す
るとともに、オペレータによる重ね合わせの微調整を行
うブロックである。また、図面重ね合わせ部１３は、図
形の重なり部分を削除して、図形の重ならなかった部分
の電気シンボルのみを画面表示するブロックである。

【００３８】表示装置１４は、図面読込部１１によって
読み込まれた電気図面と、ＣＡＤデータ読込部１２によ
って読み込まれたＣＡＤデータとを画面上に同時に表示
するとともに、電気シンボル検索部１５により検索さ
れ、加算された電気シンボル数を、その種類毎に表示す
るブロックである。

【００３９】電気シンボル検索部１５は、画面表示され
た電気シンボルの形状を認識するとともに、ＣＡＤデー
タ読込部１２から得られた全ての電気シンボルのマーク
データと、形状認識した電気シンボルデータとの比較を
行って、形状の一致した電気シンボルの個数を加算する
ブロックである。

【００４０】ファイル作成部１６は、最終的な電気図面
情報と電気シンボルの総個数情報とをファイル形式で格
納するブロックである。

【００４１】出力装置１７は、ファイル作成部１６で作
成されたファイルから、電気シンボル数等の必要な情報
を出力するブロックである。

【００４２】次に、上記構成の手書き電気シンボル自動
入力装置の動作について、図９のフローチャート、及び
図１０ないし図１５の画面表示例を適宜参照して説明す
る。

【００４３】まず、顧客との最終打合せによって作成さ
れた例えば図１０に示す電気図面を、イメージスキャナ
を用いて図面読込部１１から読み込む（ステップＳ２
１）。この読み込んだ電気図面には、例えば手書きの電
気シンボル１８，１８が含まれている。

【００４４】次に、該当する住宅のＣＡＤデータを、Ｃ
ＡＤデータ読込部１２から読み込む（ステップＳ２
２）。ここで、該当する住宅について最初に作成された
ＣＡＤデータ（電気図面）は、電気シンボル１８，１８
が記入されていない住宅の間取りと電気シンボルとで構
成されている。なお、ＣＡＤデータは、予め入力されて
いる電気シンボルの個数をカウントできるものであれ
ば、データ形式はＴＸＴでも、ＤＸＦでもよい。

【００４５】図面重ね合わせ部１３では、まず、図面読
込部１１から読み込まれた図１０に示す電気図面を表示
装置１４に表示する（ステップＳ２３）。続いて、ＣＡ
Ｄデータ読込部１２から読み込まれたＣＡＤデータを表
示装置１４に表示し、図１１に示すようにΔマークの基
準点Ｐを基に重ね合わせる（ステップＳ２４）。

【００４６】このとき、図面読込部１１から読み込まれ
た図１０に示す電気図面は、コピー等により歪んでいる
可能性があるため、図１１に示すように若干ずれて表示
される場合がある。そのため、オペレータは、必要に応
じて重なり部分の微調整を行って（ステップＳ２，Ｓ２
６）、ピッタリと図形を重ね合わせる。微調整は、例え
ば十字キーで行い、リタンーンキーで確定させる。

【００４７】また、図面重ね合わせ部１３では、ピッタ
リと図形が重なった部分を削除して、図１２に示すよう
に、図形の重ならなかった部分の電気シンボル１８，１
８のみを画面に表示する（ステップＳ２７）。

【００４８】電気シンボル検索部１５では、画面上に残
された電気シンボル１８，１８の検索を行う。この検索
は、特定の領域Ａを図面の左上から右下まで改行復帰で
行う（ステップＳ２８）。すなわち、左端から右端まで
１行分を走査すると、再び左端に戻って次の行を走査す
るといった動作で検索を行う。

【００４９】特定領域Ａのサイズは、電気シンボルの外
形より若干大きい形状とする。また、電気シンボルを確
実に特定領域Ａ内に入れるために、図１３の上部に破線
で示すように、特定領域Ａの３分の１ずつずらせて検索
を行うものとする。つまり、１回ずらせても、ずらせた
後の特定領域Ａ２が、ずらせる前の特定領域Ａ１の３分
の２だけ重複するようにして検索を行う。

【００５０】そして、電気シンボル１８が特定領域Ａ内
に入ると（ステップＳ２９）、特定領域Ａ内のデータ
と、図１６に示す全ての電気シンボルのサンプルデータ
とをドット単位で比較を行って照合させる（ステップＳ
３０）。図１４は、電気シンボル１８が特定領域Ａ内に
入った状態を示している。

【００５１】照合の結果、データが一致した場合には、
その一致したデータの電気シンボル数をカウントアップ
して（ステップＳ３２）、ステップＳ３３へと動作を進
める。一方、照合の結果、データが一致しない場合に
は、電気シンボルでは無いと判断して、ステップＳ３３
へと動作を進める。

【００５２】ステップＳ３３において、次の検索領域が
ある場合（すなわち、図面の右下まで検索を行っていな
い場合）には、ステップＳ２８へ戻って、ステップＳ２
８〜ステップＳ３２の処理を繰り返す。

【００５３】全ての電気シンボルの検索が終了すると、
電気シンボル検索部１５は、電気シンボル毎の総個数を
例えば図１５に示すような一覧表の形で、表示装置１４
に表示する（ステップＳ３４）。

【００５４】また、最終的な電気図面情報と各電気シン
ボルの総個数情報とは、ファイル作成部１６に格納され
る（ステップＳ３５）。

【００５５】この後、必要に応じて、プリンタ等の出力
装置１７から、最終的な電気図面や各電気シンボルの総
個数情報を印字出力することができる。

【００５６】

【発明の効果】本発明の請求項１記載の住宅の電気図面
における手書き電気シンボル抽出装置は、住宅の間取り
及び電気シンボルが描かれた電気図面を読み込む図面読
込手段と、住宅の間取り及び電気シンボルの情報が入力
されたＣＡＤデータを読み込むＣＡＤデータ読込手段
と、前記図面読込手段によって読み込まれた電気図面の
情報と前記ＣＡＤデータ読込手段によって読み込まれた
ＣＡＤ情報とを図形的に重ね合わせるとともに、図形の
重なり部分の色又は図形の重ならなかった部分の色を変
更して画面表示する図面重ね合わせ手段とを備えた構成
としたので、作業者は色の変更によって抽出された手書
き等の電気シンボルのみをチェックするだけでよく、電
気シンボルを数える作業が大幅に削減される。また、数
える電気シンボル数が格段に少なくなるため、数え間違
いも少なくなるものである。

【００５７】また、本発明の請求項２記載の住宅の電気
図面における手書き電気シンボル自動入力装置は、住宅
の間取り及び電気シンボルが描かれた電気図面を読み込
む図面読込手段と、住宅の間取り及び電気シンボルの情
報が入力されたＣＡＤデータを読み込むＣＡＤデータ読
込手段と、前記図面読込手段によって読み込まれた電気
図面の情報と前記ＣＡＤデータ読込手段によって読み込
まれたＣＡＤ情報とを図形的に重ね合わせるとともに、
図形の重なり部分を削除して、図形の重ならなかった部
分の電気シンボルのみを画面表示する図面重ね合わせ手
段と、画面表示された電気シンボルの形状を認識すると
ともに、認識した形状の電気シンボルの個数を加算する
電気シンボル検索手段とを備えた構成としたので、作業
者によって電気シンボルを数える作業が無くなり、大量
の図面を一括処理できる。また、作業者による電気シン
ボルを数える作業が無くなったので、電気シンボルの数
え間違いも起こらない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の手書き電気シンボル抽出装置の電気的
構成を示すブロック図である。

【図２】本発明の手書き電気シンボル抽出装置の動作を
説明するためのフローチャートである。

【図３】顧客との最終打合せによって作成された住宅の
間取と電気シンボルとからなる電気図面である。

【図４】図面読込部から読み込まれた電気図面と、ＣＡ
Ｄデータ読込部から読み込まれたＣＡＤデータ（電気図
面）とを、基準点を基に重ね合わせた状態を示す図であ
る。

【図５】若干のずれを微調整して図形を正確に重ね合わ
せ、図形が重なった部分の表示色を薄く変更した状態を
示す図である。

【図６】手書きの電気シンボルをマウスでクリックし
て、画面上に選択すべきシンボルマーク一覧表を表示し
た状態を示す図である。

【図７】電気シンボル毎の個数を一覧表の形で表示した
例を示す図表である。

【図８】本発明の手書き電気シンボル自動入力装置の電
気的構成を示すブロック図である。

【図９】本発明の手書き電気シンボル自動入力装置の動
作を説明するためのフローチャートである。

【図１０】顧客との最終打合せによって作成された住宅
の間取と電気シンボルとからなる電気図面である。

【図１１】図面読込部から読み込まれた電気図面と、Ｃ
ＡＤデータ読込部から読み込まれたＣＡＤデータ（電気
図面）とを、基準点を基に重ね合わせた状態を示す図で
ある。

【図１２】図形の重ならなかった部分の電気シンボルの
みを画面表示した状態を示す図である。

【図１３】特定領域による検索方法を説明するための図
である。

【図１４】電気シンボルが特定領域内に入った状態を示
す図である。

【図１５】電気シンボル毎の個数を一覧表の形で表示し
た例を示す図表である。

【図１６】電気シンボルのマーク例を示す図表である。

【符号の説明】

１，１１ 図面読込部 ２，１２ ＣＡＤデータ読込部 ３，１３ 図面重ね合わせ部 ５，１４ 表示装置 １５ 電気シンボル検索部

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 住宅の間取り及び電気シンボルが描かれ
   た電気図面を読み込む図面読込手段と、 住宅の間取り及び電気シンボルの情報が入力されたＣＡ
   Ｄデータを読み込むＣＡＤデータ読込手段と、 前記図面読込手段によって読み込まれた電気図面の情報
   と前記ＣＡＤデータ読込手段によって読み込まれたＣＡ
   Ｄ情報とを図形的に重ね合わせるとともに、図形の重な
   り部分の色又は図形の重ならなかった部分の色を変更し
   て画面表示する図面重ね合わせ手段とを備えたことを特
   徴とする住宅の電気図面における手書き電気シンボル抽
   出装置。
2. 【請求項２】 住宅の間取り及び電気シンボルが描かれ
   た電気図面を読み込む図面読込手段と、 住宅の間取り及び電気シンボルの情報が入力されたＣＡ
   Ｄデータを読み込むＣＡＤデータ読込手段と、 前記図面読込手段によって読み込まれた電気図面の情報
   と前記ＣＡＤデータ読込手段によって読み込まれたＣＡ
   Ｄ情報とを図形的に重ね合わせるとともに、図形の重な
   り部分を削除して、図形の重ならなかった部分の電気シ
   ンボルのみを画面表示する図面重ね合わせ手段と、 画面表示された電気シンボルの形状を認識するととも
   に、認識した形状の電気シンボルの個数を加算する電気
   シンボル検索手段とを備えたことを特徴とする住宅の電
   気図面における手書き電気シンボル自動入力装置。