JPH10124278A - 情報処理装置、情報管理方法、及び記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報管理方法、及び記録媒体

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JPH10124278A
JPH10124278A JP9128789A JP12878997A JPH10124278A JP H10124278 A JPH10124278 A JP H10124278A JP 9128789 A JP9128789 A JP 9128789A JP 12878997 A JP12878997 A JP 12878997A JP H10124278 A JPH10124278 A JP H10124278A
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Application number
JP9128789A
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Inventor
Makoto Okada
誠 岡田
Tadashige Iwao
忠重 岩尾
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 グループワークに関与する種々のシステムに
おいてそれぞれに固有の管理方法によって分散的に管理
されている情報をユーザの視点で一元的に管理できるよ
うにして、グループワークの中での個人の情報環境を確
立することを可能にする情報処理装置に関し、グループ
で管理されているファイルと個人のローカル文書とを区
別せずに自由に整理ができる等、グループワークに関与
する種々のシステムにおいてそれぞれに固有の管理方法
によって分散的に管理されている情報をユーザの視点で
一元的に管理することを可能にする情報処理装置の提供
を目的とする。 【解決手段】 管理対象の複数のオブジェクトそれぞれ
を象徴化した図形の表示系オブジェクトを画面に表示す
るスーパーフォルダ9と、複数の表示系オブジェクトを
グループ分けした状態で表示する表示位置を指定するマ
ウスと、スーパーフォルダ9に、マウスにより指定され
た位置に表示系オブジェクトを表示させるスクリプト・
エンジン7とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グループワークに
関与する種々のシステムにおいてそれぞれに固有の管理
方法によって分散的に管理されている情報をユーザの視
点で一元的に管理できるようにして、グループワークの
中での個人の情報環境を確立することを可能にする情報
処理装置、情報処理装置における情報管理方法、及び情
報管理のコンピュータプログラムが記録されている記録
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】グループワークが円滑に行えるように支
援するグループウェアシステムの代表的な機能には、メ
ール、ライブラリ、フォーラム等がある。これらの中
で、例えばライブラリ、フォーラムの情報は、管理者に
よって集中的に整理されており、定型業務等の特定の管
理を必要とする場合に有効である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、個々のユーザ
は独自の情報の整理方法を持っており、管理された整理
方法に一致しない場合が多い。ところが、個々のユーザ
が独自の整理方法で情報を整理しようとしても、例えば
ファイル,フォルダ,メール等のアイコンの位置・サイ
ズ等、フォルダによってグループ化されているファイ
ル,メール等のアイコンを表示するビューに貼り付ける
ことができる図形、リスト表示における各データの並び
順、各データへの空白行の挿入位置等の情報の整理方法
はそれぞれのシステムで定められており、またサーバ等
に置かれる共有文書は誰が共有者であるかが見えない
等、ユーザの個人的な視点に立った情報管理が行えなか
った。
【0004】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであって、ファイル,フォルダ,メール
等のアイコンの位置・サイズ等の指定、これらのアイコ
ンへの絵の貼り付け、表示されているアイコン群をグル
ープ分けする円,四角等の図形,文字等の表示、リスト
表示における各データの並び順の指定、各データへの空
白行の挿入位置の指定、共有文書の共有者の表示等の環
境をユーザに提供することにより、グループで管理され
ているファイルと個人のローカル文書とを区別せずに自
由に整理ができる等、グループワークに関与する種々の
システムにおいてそれぞれに固有の管理方法によって分
散的に管理されている情報をユーザの視点で一元的に管
理することを可能にする情報処理装置、情報処理装置に
おける情報管理方法、及び情報管理のコンピュータプロ
グラムが記録されている記録媒体の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1は本発明に係るPIE
(=Personal Information Environment) システムのモジ
ュール構成を示す図である。本システムで取り扱う情報
の単位は、現実と電子環境とのギャップを埋めるため、
報告書,稟議書等を作成するタスク、打合せ,会議など
のイベントといった事象を情報の単位としてオブジェク
トという形で取り扱うオブジェクト指向型であり、個々
のオブジェクト同士を様々なリンクによって結び付けて
いる。
【0006】PIE システムは、以下に述べるモジュール
3〜11と、PIE カーネル2とによって構成される。PIE
カーネル2はメッセージ通信層を構成し、モジュール間
のメッセージ通信を媒介するコマンド送信関数の1つで
ある。また、PIE カーネル2はネットワーク越しにもモ
ジュール間のメッセージ通信を行う機能を持つ。このた
め複数のPIE システムと通信するためマルチセッション
を可能にしている。
【0007】モジュール3〜11はPIE カーネル2に対し
てそれぞれ動的に追加・切り離しが行えるようになって
おり、PIE カーネル2に対して共通のインターフェイス
(モジュールの初期化・モジュールの情報取得・モジュ
ールへのコマンド実行・モジュールの非同期通知・モジ
ュールの終了通知)を持つ。モジュール3〜11は、それ
ぞれのID(固有名)によって区別される。
【0008】オブジェクト定義部3及びブラウザ4は、
例えば「ダブルクリックされたらファイルをオープンす
る」といったように、PIE システム上のオブジェクトを
定義する。すべてのPIE オブジェクトはPIE 基本オブジ
ェクトから派生し、それそれのオブジェクトに必要な特
徴が定義される。
【0009】前記オブジェクト保存手段であるオブジェ
クト・プール5はPIE システム上のすべてのオブジェク
トインスタンス及びそれらのリンク関係を管理するデー
タベースの働きを持つ。オブジェクト・プール5は、
「PIE オブジェクトの生成」「PIE オブジェクトの削
除」「オブジェクトの検索」等のコマンド・インターフ
ェイスを持ち、オブジェクトの生成・削除・検索を行
う。
【0010】オブジェクト・リゾルバ6は、コマンドの
スクリプトを解析し、サーバからのファイル取り出しの
プロトコルを内部的に処理してサーバからファイルを取
り出す。前記指令手段であるスクリプト・エンジン7は
スクリプトを実行し、前記表示手段であるスーパー・フ
ォルダ9に、フォルダ等のアイコンを、システムが提供
する位置に限らない、ユーザに指定された、複数の表示
系オブジェクトを分類して表示可能な位置に、指定され
たサイズで表示させ、またアイコンに絵を貼り付けさせ
る等、スーパー・フォルダ9に種々の表示を行わせる。
【0011】また、スクリプト・エンジン7は、その作
成時期をパラメータとして階層化されている表示画面を
表示する際、指定された階層の表示オブジェクトをオブ
ジェクト・プール5から読み出してスーパー・フォルダ
9に表示させる。さらに、スクリプト・エンジン7は、
スーパー・フォルダ9に、各オブジェクト名等のデータ
を画面にリスト表示させ、リストの、ユーザにより指示
された行間に空白行を挿入させ、指示された順序でデー
タをリスト表示させる。
【0012】スクリプト・エンジン7は、オブジェクト
の共有相手のID及び共有オブジェクトが格納されている
アドレスのポインタを含む共有通知、共有オブジェクト
であることを示すマークをオブジェクトの表示系オブジ
ェクトとともに表示させる表示コマンドを共有相手へ転
送させ、この表示コマンドが共有相手から転送されてき
た場合は、前記表示手段であるスーパー・フォルダ9
に、共有オブジェクトであることを示すマークを共有オ
ブジェクトの表示系オブジェクトとともに表示させる。
【0013】またスクリプト・エンジン7は、共有オブ
ジェクトがユーザによって変更された場合、共有相手の
ID、及び変更されたオブジェクトが格納されているアド
レスのポインタを含む変更通知、共有オブジェクトが変
更されたことを示すマークを共有オブジェクトの表示系
オブジェクトとともに表示させる表示コマンドを共有相
手へ転送させ、この表示コマンドが共有相手から転送さ
れてきた場合、スーパー・フォルダ9に、変更されたこ
とを示すマークを共有オブジェクトの表示系オブジェク
トとともに表示させる。
【0014】前記転送手段であるメッセージ・ボーイ8
は、メッセージ・ボーイ8だけが知っている通知用メー
ルサーバに対して共有通知・変更通知のスクリプトを投
げ、また通知用メールサーバをポーリングし、メッセー
ジがあればオブジェクト・リゾルバ6に解析依頼する。
【0015】前記表示手段であるスーパー・フォルダ9
は、各オブジェクトを象徴化した図形からなる表示系オ
ブジェクトを画面に表示する際、指定された位置に、指
定されたサイズで、絵を貼り付け、また表示系オブジェ
クトが表示されている画面に、図形及び/又はテキスト
からなる図形オブジェクトを表示する。また、スーパー
・フォルダ9は、オブジェクト間のリンク関係を表す相
関図、共有オブジェクトであることを示すマーク、変更
された共有オブジェクトであることを示すマークを表示
する。
【0016】さらに、スーパー・フォルダ9は、その作
成時期をパラメータとして階層化されている表示画面を
表示する際、指定された階層の表示オブジェクトをオブ
ジェクト・プール5から読み出して表示する。また、ス
ーパー・フォルダ9は、各オブジェクト名等のデータを
画面にリスト表示し、リストの、ユーザにより指示され
た行間に空白行を挿入し、さらに、ユーザに指示された
順序でデータをリスト表示する。
【0017】PIE メール10は、オブジェクトを共有する
手段として電子メールを利用するためのビュー(図12参
照)を作る。CA・PIE ブリッジ11は、各モジュールと、
「電話帳」のようなCA ( Communication Assist )アプ
リケーション等のシステム以外のアプリケーションとの
橋渡しを行う。
【0018】本発明の情報処理装置、情報処理装置にお
ける情報管理方法、及び情報管理のコンピュータプログ
ラムが記録されている記録媒体は、フォルダ,ドキュメ
ント,メール等を図形化した表示系オブジェクトの表示
位置が、複数の表示系オブジェクトをグループ分けした
状態で表示する位置に指定されると、スーパー・フォル
ダ9は、指定された位置に表示系オブジェクトを表示す
る。
【0019】本発明の情報処理装置、情報処理装置にお
ける情報管理方法、及び情報管理のコンピュータプログ
ラムが記録されている記録媒体は、オブジェクトを共有
する他の装置が指定されると、スクリプト・エンジン7
はこのオブジェクトが共有オブジェクトであることを示
すマークをスーパー・フォルダ9に表示させるととも
に、メッセージ・ボーイ8に、この装置を特定するデー
タ、及びオブジェクトが格納されているアドレスのポイ
ンタを含む共有通知と、オブジェクトが共有オブジェク
トであることを示すマークをオブジェクトの表示系オブ
ジェクトとともに表示させる表示コマンドを他の情報処
理装置へ転送させる。
【0020】本発明の情報処理装置、情報処理装置にお
ける情報管理方法、及び情報管理のコンピュータプログ
ラムが記録されている記録媒体は、スクリプト・エンジ
ン7が、スーパー・フォルダ9に、他の装置との共有オ
ブジェクトが変更された場合、変更されたことを示すマ
ークを、共有オブジェクトの表示系オブジェクトととも
に表示させ、メッセージ・ボーイ8に、変更されたオブ
ジェクトが格納されているアドレスのポインタを含む変
更通知、及び共有オブジェクトが変更されたことを示す
マークを共有オブジェクトの表示系オブジェクトととも
に表示させる表示コマンドを他の装置へ転送させる。
【0021】本発明の情報処理装置、情報処理装置にお
ける情報管理方法、及び情報管理のコンピュータプログ
ラムが記録されている記録媒体は、オブジェクト・プー
ル5は、画面に表示されている表示系オブジェクトを、
画面の作成時期をパラメータとした階層化データとして
保存し、表示すべき階層が指定されると、スクリプト・
エンジン7はスーパー・フォルダ9に指定された階層の
表示オブジェクトを表示させる。
【0022】本発明の情報処理装置、情報処理装置にお
ける情報管理方法、及び情報管理のコンピュータプログ
ラムが記録されている記録媒体は、スクリプト・エンジ
ン7がスーパー・フォルダ9に各オブジェクトを特定す
るファイル名等を画面にリスト表示させ、画面上の位置
が指示されると、指示されたリストの行間に空白行を挿
入させる。
【0023】以上により、フォルダ,ファイルのアイコ
ン等の表示系オブジェクトの移動、表示系オブジェクト
への絵の貼り付け、表示系オブジェクトを表示した画面
への図形,テキスト等の図形オブジェクトの表示、リス
ト表示への空白行の挿入、リストのデータの順序入れ替
え、ビューの階層化、オブジェクト共有者の表示等、ユ
ーザの感覚に合ったオブジェクトのグループ化の環境を
提供し、ユーザの視点に立ったオブジェクトの管理を可
能にする。
【0024】
【発明の実施の形態】図2は、図1に示すPIE システム
の各モジュールのレイヤ構造を示す図である。各モジュ
ールは、その機能によって以下のようなレイヤ構造をと
る。なお、各機能モジュールは DLL (Dynamic Link Lib
rary) 形式とする。また、本例では、OS(オペレーティ
ング・システム)1として、Windows3.1, Windows95, W
indowsNT(米マイクロソフト社の登録商標)を使用する
ものとする。
【0025】メッセージ通信層21は、モジュール間のメ
ッセージ通信機能を提供し、ネットワーク上のモジュー
ルはモジュール間でメッセージ通信を行うことができ
る。オブジェクト定義層22は、さまざまなオブジェクト
を定義する層である。すべてのオブジェクトは、基本オ
ブジェクトから派生し、それぞれのオブジェクトで、必
要な特徴を定義する。基本オブジェクトは、本システム
で扱うための必要な名前などのデータやリンクのための
フィールドを持ち、リンクの張り切りや表示のためのメ
ソッドを持っている。オブジェクト管理層23は、定義さ
れたオブジェクトのインタンスを管理する。すべてのオ
ブジェクトは、この層によって管理され、オブジェクト
の集合体をここで構成する。
【0026】このオブジェクト管理層23の上にPIE シス
テムとしてのアプリケーションを作成することになる
が、機能によって3つに分類することができる。1つは
オブジェクトを利用したPIE アプリケーション層24、1
つはオブジェクトモジュールを外部からコントロールす
るためのスクリプト・エンジン25、最後の1つはPIE シ
ステムとは独立した一般的なアプリケーションとの連携
機能を持たせるためのアプリケーション連携層26であ
る。
【0027】ここで、アプリケーションは、以下に述べ
るPIE 基本オブジェクトを操作するよう作成する。これ
は、アプリケーションが意識しないオブジェクトであっ
ても、意識できるオブジェクトと同等に扱うことができ
ることを意味する。例えば、フォルダのアプリケーショ
ンは、主に文書を扱うために作成されるが、フォルダ
は、メールやタスクといったオブジェクトも、文書と同
じように扱うことができる。また、アプリケーション
は、オブジェクト管理層23にあるオブジェクト集合体に
アクセスすることができる。
【0028】PIE 基本オブジェクトは名称・リンク等の
フィールドを持ち、またリンクの切り張り等のメソッド
を持つ。PIE 基本オブジェクトのデータは、例えば「オ
ブジェクトの名前」「オブジェクトのID」「オブジェク
トのタイプ」「実体へのポインタ」「リンクが張られて
いる(参照されている)IDオブジェクトへのポインタ」
「リンクが張られている(参照されている)メモリオブ
ジェクトへのポインタ」「張られている(参照されてい
る)リンクの意味」「リンクを張っている(参照してい
る)IDオブジェクトへのポインタ」「リンクを張ってい
る(参照している)メモリオブジェクトへのポインタ」
「張っている(参照している)リンクの意味」「表示用
ビットマップデータ」「表示用パレットデータ」「共有
オブジェクトフラグ」「未読・既読フラグ」「作成日」
「修正日時」等である。
【0029】また、PIE 基本オブジェクトのメンバ関数
は、「基本オブジェクトシリアライズ関数」「文字列ア
レイシリアライズ関数」「PIE オブジェクトの“=”の
定義」等である。PIE 基本オブジェクトが持つ、PIE シ
ステム上で取り扱われる各オブジェクトタイプによって
書き換えられるメンバ関数は、例えば「オブジェクトの
オープン」「オブジェクトクローズ」「デフォルト表
示」「オブジェクト表示」「オブジェクトに付随するテ
キスト表示」「オブジェクト詳細情報」「リンクの設
定」「リンクの解除」「状態変化通知」「リンクタイプ
の変更」「リンクの順番を得る」「オブジェクトのテキ
ストを得る」「オブジェクトにオブジェクトが重なった
ことの通知」等である。
【0030】PIE 基本オブジェクトからは、情報単位オ
ブジェクトである「ドキュメントオブジェクト」及び
「メール封筒オブジェクト」と、表示系オブジェクトで
ある「フォルダオブジェクト」及び「図形オブジェク
ト」とを派生させている。
【0031】次に、PIE システムの動作を、画面表示例
に基づいて具体的に説明する。 1.フォルダビュー 図3にPIE システムにおけるフォルダビューを示す。フ
ォルダ上には、PIE システムで定義されたフォルダ・ド
キュメント・図形・メール等のオブジェクトを配置する
ことができ、PIE フォルダ上の任意の場所に置くことが
できる。PIE システムはこれらオブジェクトの管理とビ
ューを提供している。
【0032】2.ファイルオブジェクト ファイルオブジェクトは図4に示すドキュメント情報を
持っている。ファイルオブジェクトはファイル名とパス
(ファイル管理システムの方式・サーバ名・ディレクト
リ名・ファイル名(システム依存の)で構成される)と
で管理されている。名称は各ユーザがフォルダ上でファ
イルオブジェクトを識別するためのものであり、各ユー
ザ毎の管理下に置かれている。またパスはシステムがフ
ァイルの実体を識別するためのポインタを表しており、
ファイル管理システムの方式・サーバ名・ディレクトリ
名・ファイル名で構成される。
【0033】図3において“PIE 提案(A君)”という
ファイルオブジェクトは、ネットワークファイルサーバ
上に複数ユーザからアクセス可能な“96021300.DOC”と
いうファイルの実体へのポインタを持っているが、フォ
ルダ上での名称はその実体とは独立にユーザが個々に命
名することができる。図4における「文書名」とは、PI
E フォルダ上でユーザが個別に設定した名称を示し、
「パス名」はファイルの実体へのパスを示している。
【0034】図4ではパス名の後半部分の表示が欠けて
いるが、その実際は“NT:\\matisse\eo2-2\PIE\SHARE\9
6021300.DOC ”であり、“Matisse ”という名称を持つ
ファイルサーバ上の“PIE ”というディレクトリ下にあ
る“Share ”というディレクトリ内に実際のファイルが
置かれていることを表している。パスの先頭の“NT”は
“96021300.DOC”というファイルが、Windows NTサーバ
上にあることを示しており、NetWare (米ノベル社の登
録商標)ファイルサーバ上であれば“NW”, TeamOffice
(富士通株式会社の登録商標)ファイルサーバであれば
“TO”で表示する。PIE システムのオブジェクト・リゾ
ルバ6はこの先頭行を解釈してサーバからのファイル取
り出しのプロトコルを内部的に処理している。
【0035】名称と同様に、図4の中の「メモ」及び
「ビットマップ」のフィールドには、個々のユーザが独
自の名称、メモ及びビットマップを各自のファイルオブ
ジェクトに対して割り当てることができる。図4の例で
は、「メモ」に「事業部への提案資料」と記述してい
る。また図3の「モジュール構成図.DOC」というファイ
ルオブジェクトの場合、図5に示すようにビットマップ
を持っている。
【0036】このとき、ビットマップを特に指定しない
ファイルオブジェクトでは、システムが提供するアイコ
ンのビットマップがデフォルトとして貼り付けられてPI
E フォルダ上に表示され、図5の例のようにビットマッ
プを持つものでは、貼り付けられたビットマップを図3
に示したようにPIE フォルダ上で表示する。
【0037】PIE フォルダ上でフォルダオブジェクトの
ビットマップサイズは可変である。フォルダオブジェク
トを選択すると、フォルダオブジェクトの、例えば右下
隅にサイズ変更のためのボタンを表示する。
【0038】ファイルオブジェクトはまたドキュメント
情報の「雛形」をチェックしておくことにより、ファイ
ルテンプレートとして利用することができる。ドキュメ
ント情報の「雛形」をチェックしていないファイルオブ
ジェクトでは、ユーザがPIEフォルダ上のファイルオブ
ジェクトをダブルクリックすることによりポインタが指
し示すファイルが開かれるだけだが、「雛形」をチェッ
クしてある場合には新規のファイルオブジェクトとファ
イルの実体のコピーが作られた後、コピーされたファイ
ルが開かれる。このようにして作られたファイルオブジ
ェクトのポインタはコピーされたファイルを指し示して
いる。
【0039】3.共有 ファイルの実体は複数ユーザと共有することが可能であ
り、共有されているファイルの実体に対してのパスを持
つファイルオブジェクトはフォルダ上で、図3のファイ
ル「PIE 提案(A君)」の左下隅に示すような人の形に
似せた共有マークを表示している。
【0040】共有ファイルに対するファイルオブジェク
トであっても名称・メモ・ビットマップはユーザ毎の管
理下に置かれており、名称・メモ・ビットマップは各ユ
ーザがそれぞれ自由に設定することができる。ファイル
の共有相手の氏名は図4に示したドキュメント情報の中
に示されている。図4では二人の名前(A、B)が表示
されている。
【0041】共有相手の誰かがファイルの内容を変更す
ると、該当ファイルにポインタを持つファイルオブジェ
クトには、図3のファイル「PIE 提案(A君)」の左上
に示すような、変更通知のチェックマークが、ファイル
を開いて内容を確認するまで表示されている。
【0042】また、図4の中の「変更時通知」にチェッ
クをしておくと、共有相手の変更を直接ダイアログボッ
クスとして表示する。このことにより、該当するフォル
ダオブジェクトがPIE フォルダの中に格納され、ユーザ
のビューに表示されていないときにも、ファイルの変更
を通知することが可能になっている。
【0043】変更時通知のメッセージはユーザからはメ
ールを媒体として非同期で行っているため、共有相手が
変更作業を行った時点でPIE システムが起動されていな
くてもよく、システムが起動された時点で変更時通知が
存在するかどうかのメールをシステムは取得にいく。
【0044】図11はオブジェクト共有の仕組みの概念図
である。共有するオブジェクトの実体をPIE サーバ300
へコピーし、共有オブジェクトをPIE サーバ300 に作り
(1) 、PIE システム(B) 200 の共有されるオブジェクト
の属性をコピーし、元のオブジェクトのポインタを共有
オブジェクトにする(共有ポインタオブジェクト)。メ
ールサーバ400 を利用して、共有のコントロールコード
をPIE システム(A) 100 に送信する(2) 。PIE システム
(A) 100 は、メールサーバ400 より共有メールコントロ
ールコードを受信する(3) 。PIE システム(A) 100 で共
有ポインタオブジェクトを作成して、PIE サーバ300 に
ある共有オブジェクトをポインティングする(4) 。
【0045】オブジェクトは、通常、ローカルに個人用
のオブジェクトとして存在するが、他とオブジェクトの
共有を行うと、オブジェクトは、共有オブジェクトと共
有ポインタオブジェクトとなる。共有オブジェクトは、
常に共有され、その操作やオブジェクトの生成、削除も
共有される。
【0046】共有はオブジェクトのポインタを含むスク
リプトを用いて行っている。例えば、文書を共有するた
めの基本的なスクリプトは下記のとおりである。 PIE-Script:{a=CreateObject(pieobjdoc);SetObjectEn
tity(a,”nt:\vision\home\aa.doc”);} まず共有先でオブジェクトが形成され、次にこのオブジ
ェクトとファイルの実体とがポインタとして結び付けら
れる。
【0047】PIE システムでは図11に示すように、メー
ルを媒介としてファイル共有を行っている。まずメール
の発信画面を開き、共有したいファイルをアタッチメン
ト(添付文書)として選択する。図12では“TEMPLATE/T
XT”というファイルがアタッチメントとして選択されて
いる。共有者は「宛先」で選択される。複数の共有者を
選択することが可能である。ファイル共有はスクリプト
によって行われており、ファイルの実体が送付されるわ
けではない。従って、共有を行うための媒体となるメー
ルシステムは基本的にテキストが送付できればよく、実
施例ではTeamOffice Mail (富士通株式会社の登録商
標)、e-Mail、Nifty Mail(ニフティ社の登録商標)の
いずれのシステムでもファイルの共有を可能とした。
【0048】図12の「共有」のチェックボックスがチェ
ックされると、このメール受信者には図13に示すメール
が送付される。メール送信時にはまずファイル共有者全
員がアクセス可能なネットワークファイルサーバに“96
050900.000”という共有情報を管理するファイルと、
“TEMPLATE.TXT”のコピーである“96050900.TXT”が作
成される。
【0049】図13に示したスクリプトを受信した共有相
手側では、まずファイルオブジェクトが形成され、次に
このオブジェクトに対して共有情報を管理する“960509
00.000”と、実際に共有しているファイルの“9605090
0.TXT”がセットされる。その後、このオブジェクトに
対して“TEMPLATE.TXT”という名称が付加され、メール
のメッセージIDとのリンクが行われる。実際にはスクリ
プト部は共有相手側には表示されず、スクリプトは内部
的に自動的に自動処理されている。共有情報を管理す
る、拡張子が“.000”のファイルは図14に示す情報を管
理している。
【0050】共有通知は同じくスクリプトを用いて以下
のように行っている。 1) 共有情報単位オブジェクトが終了するとき“Close
()”メソッドが呼ばれる 2) オブジェクトは、“Close ()”内で、共有者リスト
を取得し、非同期通知として、共有者に対して以下のス
クリプトを投げるようメッセージ・ボーイ8に対して依
頼する 3) PIE-SCRIPT:{ a=FindEntityObject(“NT:\\matisse\share\000.txt”) StatusChanged (a,“PIESTATUSUNREAD ”, “XXXX”, 960126; } 4) 非同期通知とは、メッセージ・ボーイ8だけが知っ
ている通知用メールサーバに対してメールを送ることを
いう
【0051】5) メッセージ・ボーイ8は、メッセージ
・ボーイ8だけが知っている通知用メールサーバに対し
て変更通知メールを各ユーザに送る 6) 各システムのメッセージ・ボーイ8は、通知用メー
ルサーバをポーリングし、メッセージがあればオブジェ
クト・リゾルバ6に解析依頼する 7) オブジェクト・リゾルバ6は、スクリプトを解析
し、オブジェクトを検索、そのオブジェクトに対して変
更通知“ChangeStatus”メソッドを呼び出す 8) オブジェクトは、そのクラスにあった変更処理を行
【0052】4.図形オブジェクト PIE フォルダ上には図6に示すように図形オブジェクト
を置くことができる。図形オブジェクトには「線」「四
角」「円」「テキスト」があり、ファイルオブジェクト
同様、PIE フォルダ上に配置することができる。図形オ
ブジェクトの「線」は線種と色とを設定できる。図形オ
ブジェクトの「四角」と「円」では、輪郭の線種と色、
塗りつぶしの可否と色を設定できる。図形オブジェクト
の「テキスト」では、輪郭の線種と色、塗りつぶしの可
否と色、フォント、表示テキストを設定できる。
【0053】 5.タイムシフト PIE フォルダではビューを時間をパラメータとして階層
化することができる。図7の上部には「タイムシフト」
のメニュー欄と時間階層の表示欄(画面例では「1996/0
4/01…」)とが設けてある。メニューでタイムシフトの
「凍結」を選択することにより、フォルダのレイヤは増
加する。「凍結」を選択すると、ダイアログボックスが
表示され、「凍結時間」と「コメント」が要求される。
ここで入力した時間とコメントは時間階層の表示欄に表
示される。最新のレイヤは「現在」と表示される。
【0054】レイヤの移動はメニュー欄からと表示欄か
らとの双方から行うことができ、表示欄から行う場合に
は表示欄を選択したのち、キーボードの上矢印キー、下
矢印キーを押すことによってレイヤを移動する。新しい
レイヤを作成すると、一つ前のレイヤのオブジェクトが
すべて位置情報を含めて表示されるが、この新しいレイ
ヤ上でオブジェクトの削除や移動を行っても下のレイヤ
には影響しない。同様に、下位のレイヤでの削除や移動
は上位のレイヤには影響せず、それぞれ独立のフォルダ
のように取り扱うことができる。
【0055】システム起動時、スーパー・フォルダ9
は、図10(a) に示す“Test2Root ”という名称を持つフ
ォルダのルートオブジェクトを検索・保持する。“Test
2Root”自体はフォルダオブジェクトであるが、フォル
ダアプリケーションがフレームウィンドウを作成し、そ
の中に図フォルダオブジェクトを貼り付けている。タイ
ムシフトは図10に示すような階層化フォルダの仕組みを
利用して図10(b)(c) のように、カレント・レイヤの値
を見て、今表示すべきオブジェクトを選択する。
【0056】6.リスト表示 PIE フォルダではビューを図8に示すようにリスト表示
にすることができる。並べ順は、ユーザが上下移動ボタ
ンを押すことによって変更できる。並べる順序は時間や
名称に依存しない。またリストには空白を挿入すること
が可能である。空白の挿入・削除は空白挿入・削除のボ
タンから行う。これらのことによりPIE フォルダのリス
ト表示ではユーザにとっての意味のまとまり毎にファイ
ルを並べることが可能となる。
【0057】リスト表示においても通常のフォルダ表示
同様、アイコンには共有・変更通知等の情報が表示され
る。また図8に示すようなメールオブジェクトの場合に
は、アタッチメントの有無も表示する。通常のフォルダ
表示同様、リスト表示においてもタイムシフトを行うこ
とが可能である。
【0058】7.リンク表示 PIE フォルダでは図9に示すようなリンクビューを持っ
ている。リンクビューでは選択されたオブジェクトを中
心として、選択されたオブジェクトがリンクを張ってい
るオブジェクトが表示されている。図9では上下一階層
を表示している。リンクビューの表示はフォルダビュー
で選択されるオブジェクトが変更されると直ちに変更さ
れる。リンクビューはまた関係するオブジェクトを表示
するだけではなく、フォルダビューと同様、オブジェク
トを選択してダブルクリックすることで対象オブジェク
トを開くことができる。リンクの線は、張られたリンク
のタイプによって、色や線種が異なる。例えば、フォル
ダ/ファイルの関係は灰色、メール/アタッチメント関
係は赤、ファイル/ファイルの関係は青等である。
【0059】8.ブラウジングビュー PIE フォルダ上のオブジェクトは、その内容を表示する
ためのブラウジングビューと関係を持っており、ブラウ
ジングビューが開かれている場合には、フォルダビュー
においてオブジェクトが選択されると同時に、オブジェ
クトの持つテキスト情報・ビットマップ情報をブラウジ
ングビューに表示する。例えば、図9の「お知らせ」が
選択された時点で、ブラウジングビューに「お知らせ」
の内容が表示される。
【0060】
【発明の効果】以上のように、本発明の情報処理装置、
情報処理装置で使用する情報管理方法、及び記録媒体
は、ファイル,フォルダ,メール等のアイコンの位置・
サイズ等の指定、これらのアイコンへの絵の貼り付け、
表示されているアイコン群をグループ分けする円,四角
等の図形,文字等の表示、リスト表示における各データ
の並び順の指定、各データへの空白行の挿入位置の指
定、共有文書の共有者の表示等の環境をユーザに提供す
るので、グループで管理されているファイルと個人のロ
ーカル文書とを区別せずに自由に整理ができる等、グル
ープワークに関与する種々のシステムにおいてそれぞれ
に固有の管理方法によって分散的に管理されている情報
をユーザの視点で一元的に管理することを可能にすると
いう優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るPIE システムのモジュール構成の
図である。
【図2】PIE システムの各モジュールのレイヤ構造の図
である。
【図3】フォルダビューの画面表示例の図である。
【図4】ファイルオブジェクトが持つドキュメント情報
のダイアログ・ボックスの画面表示例(その1)の図で
ある。
【図5】ファイルオブジェクトが持つドキュメント情報
のダイアログ・ボックスの画面表示例(その2)の図で
ある。
【図6】フォルダビューの画面表示例の図である。
【図7】タイムシフトの画面表示例の図である。
【図8】リスト表示の画面表示例の図である。
【図9】リンクビューの画面表示例の図である。
【図10】タイムシフトの仕組みの模式図である。
【図11】オブジェクト共有の仕組みの概念図である。
【図12】メール作成ビューの図である。
【図13】メールスクリプトの画面表示例の図である。
【図14】共有情報の一覧表の図である。
【符号の説明】
1 OS 2 PIE カーネル 3 オブジェクト定義部 4 ブラウザ 5 オブジェクト・プール 6 オブジェクト・リゾルバ 7 スクリプト・エンジン 8 メッセージ・ボーイ 9 スーパー・フォルダ 10 PIE メール 11 CA・PIE ブリッジ 21 メッセージ通信層 22 オブジェクト定義層 23 オブジェクト管理層 24 PIE アプリケーション層 25 スクリプト・エンジン 26 アプリケーション連携層

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管理対象の複数のオブジェクトそれぞれ
    を象徴化した図形の表示系オブジェクトを画面に表示す
    る表示手段を備え、管理対象のオブジェクトの一覧を可
    能にすべくなした情報処理装置において、 複数の表示系オブジェクトをグループ分けした状態で表
    示する表示位置を指定する表示位置指定手段と、 前記表示手段に、表示位置指定手段により指定された位
    置に前記表示系オブジェクトを表示させる指令手段とを
    備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 表示系オブジェクトの表示サイズを指定
    するサイズ指定手段を備え、 前記指令手段は、前記表示手段に、前記サイズ指定手段
    により指定されたサイズで前記表示系オブジェクトを表
    示させる手段を備えた請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記指令手段は、前記表示手段に、表示
    系オブジェクト上へ絵を貼り付けさせる手段を備えた請
    求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記指令手段は、表示系オブジェクトが
    表示されている画面に、図形及び/又はテキストからな
    る図形オブジェクトを前記表示手段に表示させる手段を
    備えた請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装
    置。
  5. 【請求項5】 管理対象のオブジェクト間のリンク関係
    を保存するオブジェクト保存手段を備え、前記指令手段
    は、前記表示手段に、管理対象のオブジェクト間のリン
    ク関係を表す相関図を、該オブジェクトの表示系オブジ
    ェクトを用いて表示させる手段を備えた請求項1乃至4
    のいずれかに記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 他の装置へデータを転送する転送手段
    と、 オブジェクトを共有する他の装置を指定する共有相手指
    定手段と、 前記指令手段は、前記転送手段に、共有相手指定手段に
    より指定された装置を特定するデータ及び前記オブジェ
    クトが格納されているアドレスのポインタを含む共有通
    知と、前記オブジェクトが共有オブジェクトであること
    を示すマークを前記オブジェクトの表示系オブジェクト
    とともに表示させる表示コマンドとを前記他の装置へ転
    送させる手段、並びに他の装置との共有オブジェクトの
    表示系オブジェクトとともに、該オブジェクトが共有オ
    ブジェクトであることを示すマークを前記表示手段に表
    示させる手段を備えた請求項1乃至5のいずれかに記載
    の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記指令手段は、前記表示コマンドが他
    の装置から転送されてきた場合、前記表示手段に、共有
    オブジェクトであることを示すマークを前記オブジェク
    トの表示系オブジェクトとともに表示させる手段を備え
    る請求項6記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記指令手段は、他の装置との共有オブ
    ジェクトが変更された場合、前記転送手段に、前記他の
    装置を特定するデータ及び変更されたオブジェクトが格
    納されているアドレスのポインタを含む変更通知と、前
    記共有オブジェクトが変更されたことを示すマークを前
    記共有オブジェクトの表示系オブジェクトとともに表示
    させる表示コマンドとを前記他の装置へ転送させる手段
    と、他の装置との共有オブジェクトが変更された場合、
    変更されたことを示すマークを、前記共有オブジェクト
    の表示系オブジェクトとともに前記表示手段に表示させ
    る手段を備えた請求項6又は7に記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記指令手段は、前記表示コマンドが他
    の装置から転送されてきた場合、前記表示手段に、変更
    されたことを示すマークを前記共有オブジェクトの表示
    系オブジェクトとともに表示させる手段を備える請求項
    8記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記表示手段に表示させるべき画面を
    指定する表示画面指定手段を備え、 前記オブジェクト保存手段は、画面に表示されている表
    示系オブジェクトを、該画面の作成時期をパラメータと
    した階層化データとして保存する手段を備え、 前記指令手段は、前記表示手段に、階層指定手段により
    指定された階層の表示オブジェクトを前記オブジェクト
    保存手段から読み出して表示させる手段を備えた請求項
    5乃至9のいずれかに記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 画面上の位置を指示する位置指示手段
    を備え、 前記指令手段は、前記表示手段に、各オブジェクトを特
    定するデータ項目を画面にリスト表示させる手段と、該
    手段に、リストの、位置指示手段により指示された行間
    に空白行を挿入させる手段とを備えた請求項1乃至10
    のいずれかに記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】 前記リストのデータ項目の並び順を指
    示する順序指示手段を備え、前記指令手段は、前記表示
    手段に、順序指示手段により指示された順序でデータ項
    目をリスト表示させる手段を備えた請求項11記載の情
    報処理装置。
  13. 【請求項13】 管理対象の複数のオブジェクトそれぞ
    れを象徴化した図形の表示系オブジェクトを画面に表示
    し、管理対象のオブジェクトの一覧を可能にすべくなし
    た情報処理装置の情報管理方法において、 複数の表示系オブジェクトをグループ分けした状態で表
    示する表示位置を指定し、 指定された位置に前記表示系オブジェクトを表示させる
    ことを特徴とする情報管理方法。
  14. 【請求項14】 オブジェクトを共有する他の装置を指
    定し、他の装置との共有オブジェクトの表示系オブジェ
    クトとともに、該オブジェクトが共有オブジェクトであ
    ることを示すマークを表示し、指定された装置を特定す
    るデータ、及び前記オブジェクトが格納されているアド
    レスのポインタを含む共有通知と、前記オブジェクトが
    共有オブジェクトであることを示すマークを前記オブジ
    ェクトの表示系オブジェクトとともに表示させる表示コ
    マンドとを前記他の情報装置へ転送する請求項13記載
    の情報管理方法。
  15. 【請求項15】 他の装置との共有オブジェクトが変更
    された場合、変更されたことを示すマークを、前記共有
    オブジェクトの表示系オブジェクトとともに表示し、前
    記他の装置を特定するデータ、及び変更されたオブジェ
    クトが格納されているアドレスのポインタを含む変更通
    知と、前記共有オブジェクトが変更されたことを示すマ
    ークを前記共有オブジェクトの表示系オブジェクトとと
    もに表示させる表示コマンドとを前記他の装置へ転送す
    る請求項13又は14記載の情報管理方法。
  16. 【請求項16】 画面に表示されている表示系オブジェ
    クトを、該画面の作成時期をパラメータとした階層化デ
    ータとして保存し、表示すべき画面の階層を指定し、指
    定された階層の表示オブジェクトを表示する請求項13
    乃至15に記載の情報管理方法。
  17. 【請求項17】 各オブジェクトを特定するデータを画
    面にリスト表示し、画面上の位置を指示し、指示された
    リストの行間に空白行を挿入する請求項13乃至16の
    いずれかに記載の情報管理方法。
  18. 【請求項18】 管理対象の複数のオブジェクトそれぞ
    れを象徴化した図形からなる表示系オブジェクトを画面
    に表示する情報処理装置において、複数の表示系オブジ
    ェクトをグループ分けした状態で表示する表示位置を指
    定するステップと、指定された位置に前記表示系オブジ
    ェクトを表示するステップとを含むコンピュータプログ
    ラムが記録されていることを特徴とする記録媒体。
  19. 【請求項19】 オブジェクトを共有する他の装置を指
    定するステップと、他の装置との共有オブジェクトの表
    示系オブジェクトとともに、該オブジェクトが共有オブ
    ジェクトであることを示すマークを表示するステップ
    と、指定された装置を特定するデータ、及び前記オブジ
    ェクトが格納されているアドレスのポインタを含む共有
    通知と、前記オブジェクトが共有オブジェクトであるこ
    とを示すマークを前記オブジェクトの表示系オブジェク
    トとともに表示させる表示コマンドとを前記他の情報装
    置へ転送するステップとをさらに含む請求項18記載の
    記録媒体。
  20. 【請求項20】 他の装置との共有オブジェクトが変更
    された場合、変更されたことを示すマークを、前記共有
    オブジェクトの表示系オブジェクトとともに表示するス
    テップと、前記他の装置を特定するデータ、及び変更さ
    れたオブジェクトが格納されているアドレスのポインタ
    を含む変更通知と、前記共有オブジェクトが変更された
    ことを示すマークを前記共有オブジェクトの表示系オブ
    ジェクトとともに表示させる表示コマンドとを前記他の
    装置へ転送するステップとをさらに含む請求項18又は
    19記載の記録媒体。
  21. 【請求項21】 画面に表示されている表示系オブジェ
    クトを、該画面の作成時期をパラメータとした階層化デ
    ータとして保存するステップと、表示すべき階層を指定
    するステップと、指定された階層の表示オブジェクトを
    表示するステップとをさらに含む請求項18乃至20の
    いずれかに記載の記録媒体。
  22. 【請求項22】 各オブジェクトを特定するデータを画
    面にリスト表示するステップと、リスト表示されたデー
    タの行間を指示するステップと、指示された行間に空白
    行を挿入するステップとをさらに含む請求項18乃至2
    1のいずれかに記載の記録媒体。
  23. 【請求項23】 管理対象の複数のオブジェクトそれそ
    れを象徴化した図形の表示系オブジェクトを画面に表示
    する情報処理装置に、画面に複数の表示系オブジェクト
    をグループ分けした状態で表示する表示位置の指定を受
    け付けさせる手段と、指定された位置に前記表示系オブ
    ジェクトを表示させる手段とを含むことを特徴とする記
    録媒体。
  24. 【請求項24】 前記情報処理装置に、オブジェクトを
    共有する他の装置の指定を受け付けさせる手段と、他の
    装置との共有オブジェクトの表示系オブジェクトととも
    に、該オブジェクトが共有オブジェクトであることを示
    すマークを表示させる手段と、指定された装置を特定す
    るデータ、及び前記オブジェクトが格納されているアド
    レスのポインタを含む共有通知と、前記オブジェクトが
    共有オブジェクトであることを示すマークを前記オブジ
    ェクトの表示系オブジェクトとともに表示させる表示コ
    マンドとを前記他の情報装置へ転送させる手段とをさら
    に含む請求項23記載の記録媒体。
  25. 【請求項25】 他の装置との共有オブジェクトが変更
    された場合、変更されたことを示すマークを、前記共有
    オブジェクトの表示系オブジェクトとともに表示させる
    手段と、前記他の装置を特定するデータ、及び変更され
    たオブジェクトが格納されているアドレスのポインタを
    含む変更通知と、前記共有オブジェクトが変更されたこ
    とを示すマークを前記共有オブジェクトの表示系オブジ
    ェクトとともに表示させる表示コマンドとを前記他の装
    置へ転送させる手段とをさらに含む請求項23又は24
    記載の記録媒体。
  26. 【請求項26】 画面に表示されている表示系オブジェ
    クトを、該画面の作成時期をパラメータとした階層化デ
    ータとして保存させる手段と、表示すべき階層をユーザ
    に指定させるステップと、指定された階層の表示オブジ
    ェクトを表示させる手段とをさらに含む請求項23乃至
    25のいずれかに記載の記録媒体。
  27. 【請求項27】 各オブジェクトを特定するデータを画
    面にリスト表示させる手段と、リスト表示されたデータ
    の行間の指示を受け付けさせる手段と、指示された行間
    に空白行を挿入させる手段とをさらに含む請求項23乃
    至26のいずれかに記載の記録媒体。
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JP12383096 1996-05-17
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008003718A (ja) * 2006-06-20 2008-01-10 Toshiba Corp データ管理装置、データ管理プログラム及びデータ管理方法
JP2016505912A (ja) * 2012-11-02 2016-02-25 ジーイー・インテリジェント・プラットフォームズ・インコーポレイテッド コンテンツ格納の装置および方法
JP2020161019A (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 ミールソリューションズ株式会社 大規模電子文書の版管理方法とその版管理システム

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