JPH10124117A - 端子台ユニット - Google Patents

端子台ユニット

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JPH10124117A
JPH10124117A JP27478296A JP27478296A JPH10124117A JP H10124117 A JPH10124117 A JP H10124117A JP 27478296 A JP27478296 A JP 27478296A JP 27478296 A JP27478296 A JP 27478296A JP H10124117 A JPH10124117 A JP H10124117A
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external load
terminal block
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current
module
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JP27478296A
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Takeshi Maruyama
武士 丸山
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】稼働率と信頼性の向上、容易な二重化の実施、
コストダウン、実装スペースの削減が可能なディストリ
ビュート機能付端子台ユニットを提供する。 【解決手段】少なくとも一つの外部負荷と入力モジュー
ルとの間に接続される端子台ユニットにおいて、2つの
入力モジュール7a、7bを接続するための2つの接続
手段と、接続された2つの入力モジュール7a、7b
を、外部負荷に対して並列的に接続して二重化する配線
手段と、2つの入力モジュール7a、7bのうち、稼働
している一方の入力モジュール7aまたは7bから入力
される電流を、外部負荷のうち指定された外部負荷1に
出力し、かつ外部負荷のうち指定された外部負荷1から
入力される信号を、稼働している一方の入力モジュール
7aまたは7bに出力するディストリビュート手段とを
具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばプログラマ
ブルコントローラなどの入力モジュールとプラントにお
けるセンサなどの外部負荷との間に接続される端子台ユ
ニットの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、端子台ユニットは、例えばプ
ログラマブルコントローラなどのアナログ入力モジュー
ルと外部負荷との間に接続して利用される。ここで、外
部負荷として、例えば、プラントに備えられ、温度や水
量などの計測を行なうセンサなどが挙げられる。
【0003】一方、アナログ入力モジュールは、外部負
荷用の電源を備えており、外部負荷に供給するための電
流を出力する。また、外部負荷から出力される信号を入
力し、この信号により、プラントなどの状態を認識す
る。この場合、アナログ入力モジュールが入力する信号
は、電流または電圧である。
【0004】外部負荷は、アナログ入力モジュールから
端子台ユニットを介して電流を入力する。また、外部負
荷は、この入力した電流をプラントなどの状態に応じて
変化させ、この変化させた電流を信号として出力する。
【0005】端子台ユニットは、アナログ入力モジュー
ルから入力した電流を外部負荷に出力する。また、外部
負荷が信号として出力した電流を入力する。さらに、端
子台ユニットは、外部負荷から信号として入力した電流
をアナログ入力モジュールに出力する。あるいは、外部
負荷から信号として入力した電流を電圧に変換し、この
電圧を信号としてアナログ入力モジュールに出力する。
【0006】ここで、従来の端子台ユニットの動作を説
明する。まず、アナログ入力モジュールは外部負荷用電
源によって電流を出力する。端子台ユニットは、この電
流を入力し、外部負荷に出力する。
【0007】外部負荷は、入力した電流をプラントなど
の状態に応じて変化させ、この変化させた電流を信号と
して端子台ユニットに出力する。端子台ユニットは、外
部負荷がプラントなどの状態に応じて変化させた電流を
信号として入力し、この電流を信号としてアナログ入力
モジュールに出力する。
【0008】あるいは、端子台ユニットは、外部負荷が
プラントなどの状態に応じて変化させた電流を信号とし
て入力し、この電流を電圧に変換し、変換して得られた
電圧を信号としてアナログ入力モジュールに出力する。
【0009】アナログ入力モジュールは、端子台ユニッ
トを介して、外部負荷から送られた信号を入力する。そ
して、この信号により、プラントなどの状態を認識す
る。ところで、従来の端子台ユニットにおいて、複数の
外部負荷と接続した場合には、ディストリビュート機能
が必要になる。
【0010】このディストリビュート機能とは、アナロ
グ入力モジュールが出力する電流を、複数の外部負荷の
うち、指定された外部負荷に入力し、かつこの指定され
た外部負荷が出力する信号をアナログ入力モジュールに
出力する機能である。
【0011】一般的に、プラントなどの監視を行なう場
合には、高い信頼性が要求される。ゆえに、アナログ入
力モジュールに故障が発生した際などの異常に対処する
ために、アナログ入力モジュールの二重化が行なわれ
る。アナログ入力モジュールを二重化し、正常に動作す
る一方のアナログ入力モジュールから入力した電流を外
部負荷に出力し、外部負荷から入力した信号を正常に動
作する一方のアナログ入力モジュールに出力すること
で、異常を回避することができる。
【0012】図5は、従来の端子台ユニットを用いて、
2つのアナログ入力モジュールによって二重化を行なっ
た場合の状態を示す配線図である。図5において、外部
負荷1に対して、第1の端子台ユニット2aと第2の端
子台ユニット2bとが、配線によって並列的に接続され
て、二重化が行なわれている。
【0013】すなわち、まず第1の端子台ユニット2a
は、コントローラ接続コネクタ3と、次段ユニット接続
コネクタ4と、端子台5と、オプションボード6とから
構成されている。
【0014】また、第1の端子台ユニット2aは、2つ
のコネクタを備えており、一方のコネクタには、第1の
アナログ入力モジュール7aが、他方のコネクタには、
ディストリビュートモジュール8が接続されている。
【0015】一方、第2の端子台ユニット2bは、コン
トローラ接続コネクタ3と、次段ユニット接続コネクタ
4と、端子台5と、オプションボード6とから構成され
ている。
【0016】また、第2の端子台ユニット2bは、2つ
のコネクタを備えており、一方のコネクタには、第2の
アナログ入力モジュール7bが接続されており、他方の
コネクタには、ディストリビュートモジュール8が接続
されている。
【0017】コントローラ接続コネクタ3は、上位のC
PUなどを備えたCPUモジュールを接続する際に利用
される。CPUモジュールは、アナログ入力モジュール
7a、7bの稼働、停止、異常の検出などを行なう。
【0018】次段ユニット接続コネクタ4は、CPUモ
ジュールと接続されている他の端子台ユニットのコント
ローラ接続コネクタ3と接続するためのものである。例
えば、第1の端子台ユニット2aのコントローラ接続コ
ネクタ3にCPUモジュールが接続されている場合に
は、第1の端子台ユニット2aの次段ユニット接続コネ
クタ4と、第2の端子台ユニット2bのコントローラ接
続コネクタ3とが接続される。これにより、第2の端子
台ユニット2bとCPUモジュールとの間でも情報など
の送受信が可能になるため、CPUモジュールは第2の
端子台ユニット2bに接続されている第2のアナログ入
力モジュール7bの稼働、停止、異常の検出などを行な
うことができる。
【0019】端子台5は、端子台ユニット2a、2bと
外部負荷1とを接続する際に利用される。第1の端子台
ユニット2aと第2の端子台ユニット2bとで二重化を
行なう際には、外部負荷1と端子台5との間の配線によ
って、二重化が行なわれる。また、この端子台5から
は、端子台ユニット2a、2bが保持する不要な電流が
出力される。この不要な電流が流出するための配線は、
接地されている。
【0020】オプションボード6は、外部負荷1から端
子台5を介して受け取った電流をアナログ入力モジュー
ル7a、7bに出力する機能、及び外部負荷1から端子
台5を介して受け取った電流を、電圧に変換し、この変
換して得られた電圧をアナログ入力モジュール7a、7
bに出力する機能を持つ。この機能は、選択が可能であ
る。
【0021】オプションボード6において、電流を電圧
に変換した後の不要な電流は、端子台5から出力され
る。ディストリビュートモジュール8は、ディストリビ
ュート機能を備えている。すなわち、アナログ入力モジ
ュール7a、7bから出力された電流は、このディスト
リビュートモジュール8で指定されている外部負荷1に
出力される。そして、ディストリビュートモジュール8
で指定されている外部負荷1から出力された信号は、ア
ナログ入力モジュール7a、7bに入力される。
【0022】次に、従来の端子台ユニット2a、2bに
よって二重化を行なった場合の動作について説明する。
なお、ここでは、例として、第1のアナログ入力モジュ
ール7aが稼働し、第2のアナログ入力モジュール7b
が待機している場合について説明する。また、外部負荷
1は、ディストリビュートモジュール8によって、すで
に指定されているものとする。
【0023】まず、第1のアナログ入力モジュール7a
は、外部負荷用電源によって電流を出力する。この電流
は、第1の端子台ユニット2aのオプションボード6、
端子台5を介して外部負荷1に入力される。
【0024】外部負荷1は、入力した電流をプラントな
どの状態に応じて変化させ、この変化させた電流を信号
として第1の端子台ユニット2aに出力する。第1の端
子台ユニット2aは、端子台5において、外部負荷1が
プラントなどの状態に応じて変化させた電流を信号とし
て入力する。
【0025】オプションボード6は、信号として入力し
た電流を、そのまま信号として第1のアナログ入力モジ
ュール7aに出力する。あるいは、オプションボード6
は、信号として入力した電流を電圧に変換し、この変換
した電圧を信号として第1のアナログ入力モジュール7
aに出力する。
【0026】第1のアナログ出力モジュール7aは、端
子台ユニット2aから、外部負荷1の状態を示す信号を
入力する。この信号により、プラントなどの状態が認識
される。
【0027】ここで、第1のアナログ入力モジュール7
aに何らかの原因で故障などのトラブルが発生し、異常
になると、図示しないCPUモジュールがこれを検知す
る。これによって、CPUモジュールは、異常な第1の
アナログ入力モジュール7aを停止し、待機中の第2の
アナログ入力モジュール7bを稼働する。
【0028】この先は、第2のアナログ入力モジュール
7bによって、動作が継続される。以上のように、従来
の端子台ユニット2a、2bにおいては、端子台ユニッ
ト2a、2b一つに対して、アナログ入力モジュール7
a、7bがそれぞれ一つ接続されるのみで、二重化に対
応した構造になっておらず、2つの端子台ユニット2
a、2b間の配線によって二重化を実施していた。
【0029】従って、配線に要する時間、労力が大き
く、配線ミス等が生じる可能性があった。ゆえに、稼働
率や信頼性の向上に寄与することが困難であるという問
題があった。
【0030】さらに、従来の端子台ユニット2a、2b
においては、端子台ユニット2a、2b自体がディスト
リビュート機能を備えていなかった。ゆえに、端子台ユ
ニット2a、2b以外に、別モジュールとして、ディス
トリビュート機能を備えたディストリビュートモジュー
ル8が必要であり、これを実装しなければならなかっ
た。従って、コストダウンや、実装スペースの削減が困
難になるという問題があった。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
端子台ユニットにおいては、二重化に対応した構造にな
っていないため、稼働率や信頼性の向上に寄与しにくい
という問題があった。また、二重化は端子台ユニット間
の配線によって実施されていたため、配線に要する時間
と労力が大きく、容易に二重化が実施できないという問
題があった。
【0032】さらに、ディストリビュート機能を備える
ためには、端子台ユニット以外に、別モジュールを実装
する必要があったため、コストダウンや実装スペースの
削減が困難になるという問題があった。
【0033】本発明の目的は、稼働率や信頼性の向上に
寄与して、容易に二重化を実施することができ、コスト
ダウンや実装スペースの削減を図ることが可能なディス
トリビュート機能付端子台ユニットを提供することにあ
る。
【0034】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、まず、請求項1に対応する発明は、プラントに備
えられるセンサなどの外部負荷と入力モジュールとの間
に接続され、入力モジュールから入力される電流を前記
外部負荷に出力し、かつ外部負荷から入力される信号を
入力モジュールに出力する端子台ユニットにおいて、2
つの入力モジュールを接続するための2つの接続手段
と、各接続手段を介して接続された2つの入力モジュー
ルを、外部負荷に対して並列的に接続して二重化する配
線手段とを具備した端子台ユニットを提供する。
【0035】従って、請求項1に対応する発明の端子台
ユニットにおいては、二重化する配線手段を具備するこ
とにより、二重化を実施する際に必要だった配線時間及
び配線のための労力を必要としないため、容易に二重化
を実施することができる。
【0036】また、配線ミスが生じないため、信頼性を
向上することができる。次に、請求項2に対応する発明
は、少なくとも一つの外部負荷と入力モジュールとの間
に接続され、入力モジュールから入力される電流を外部
負荷に出力し、かつ電流が出力された外部負荷から入力
される信号を入力モジュールに出力する端子台ユニット
において、2つの入力モジュールを接続するための2つ
の接続手段と、各接続手段を介して接続された2つの入
力モジュールを、外部負荷に対して並列的に接続して二
重化する配線手段と、2つの入力モジュールのうち、稼
働している一方の入力モジュールから入力される電流
を、外部負荷のうち指定された外部負荷に出力し、かつ
外部負荷のうち指定された外部負荷から入力される信号
を、稼働している一方の入力モジュールに出力するディ
ストリビュート手段とを具備した端子台ユニットを提供
する。
【0037】従って、請求項2に対応する発明の端子台
ユニットにおいては、二重化する配線手段を具備するこ
とにより、二重化を実施する際に必要だった配線時間及
び配線のための労力を必要としないため、容易に二重化
を実施することができる。
【0038】また、配線ミスが生じないため、信頼性を
向上することができる。さらに、ディストリビュート手
段を備えることにより、ディストリビュート機能のため
に必要であった別モジュールが必要ないため、コストダ
ウンや実装スペースの削減をすることができる。
【0039】さらにまた、二重化、及びディストリビュ
ート手段によって、正常に動作している入力モジュール
を利用し、その間に異常な入力モジュールの修理、また
は取り換えなどの復旧作業を行なうことで、稼働率や信
頼性を向上することができる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明にお
いて、図5と同一の要素には同一の符号を付してその説
明を省略し、ここでは異なる点についてのみ述べる。
【0041】図1は、本実施形態による端子台ユニット
の構成例を示す回路図である。図1において、端子台ユ
ニット9は、端子台5と、二重化ディストリビュート・
オプションボード10とから構成されている。また、端
子台ユニット9には、図示しない2つの入力モジュール
接続コネクタが、第1のアナログ入力モジュール7a及
び第2のアナログ入力モジュール7bに対する接続手段
として設けられている。
【0042】さらに、図1には、外部負荷1と、第1の
アナログ入力モジュール7aと、第2のアナログ入力モ
ジュール7bとが示されており、これらは、端子台ユニ
ット9に接続されている。
【0043】第1のアナログ入力モジュール7aは、入
力モジュール接続コネクタによって、端子台ユニット9
に接続されている。これは、外部負荷1に供給する電流
を発生する24ボルトの外部負荷用電源を備えている。
そして、外部負荷用電源で発生した電流は、端子aから
出力される。
【0044】また、第1のアナログ出力モジュール7a
は、端子bと端子cとの間に発生する1ボルトから5ボ
ルトの間の大きさの電圧を、プラントの状態を示す信号
として入力する。この電圧の大きさにより、プラントな
どの状態を認識する。
【0045】なお、第2のアナログ入力モジュール7b
は、第1のアナログ入力モジュール7aと同一のもので
あるため、その説明を省略する。二重化ディストリビュ
ート・オプションボード10は、ダイオード11と、ス
イッチ12と、電流電圧変換抵抗13とで構成される。
【0046】ここで、ダイオード11は、稼働している
一方のアナログ入力モジュール7aまたは7bから出力
される電流が、待機している他方のアナログ入力モジュ
ール7aまたは7bに流入するのを防ぐ。
【0047】また、スイッチ12は、外部負荷1に対し
て、電流の供給を行なうか否かの選択を行なう際に用い
られる。外部負荷が複数接続されている場合には、この
スイッチ12によって電流を出力する外部負荷1を指定
する。すなわち、スイッチ12によって、ディストリビ
ュート機能が実現される。
【0048】さらに、電流電圧変換抵抗13は、外部負
荷1から、端子台5を介して入力された電流を電圧に変
換する。この電圧は、信号として、入力モジュール接続
コネクタを介して、稼働しているアナログ入力モジュー
ル7aまたは7bに出力される。
【0049】この二重化ディストリビュート・オプショ
ンボード10においては、入力モジュール接続コネクタ
を介して接続された第1のアナログ入力モジュール7a
と第2のアナログ入力モジュール7bとが、外部負荷1
に対して並列的に接続されるような配線がなされてい
る。これによって、外部負荷1に対するアナログ入力モ
ジュール7a、7bの二重化が行なわれている。
【0050】このように、二重化ディストリビュート・
オプションボード10は、二重化構造及びディストリビ
ュート機能を備えている。以上のように、本実施形態に
よる端子台ユニット9において、2つのアナログ入力モ
ジュール7a、7bの二重化は、二重化ディストリビュ
ート・オプションボード10における配線パターンによ
って行なわれ、ディストリビュート機能は、二重化ディ
ストリビュート・オプションボード10によって実現さ
れている。
【0051】すなわち、この二重化ディストリビュート
・オプションボード10は、外部負荷1を接続するため
の端子台5と、アナログ入力モジュール7a、7bを接
続するための入力モジュール接続コネクタとの間に設け
られ、アナログ入力モジュール7a、7bの二重化を行
ない、ディストリビュート機能を実装している。
【0052】次に、以上のように構成した本実施形態に
よる端子台ユニット9の動作を説明する。なお、ここで
は、例として、第1のアナログ入力モジュール7aが稼
働し、第2のアナログ入力モジュール7bが待機してい
る場合について説明する。また、外部負荷1は、二重化
ディストリビュート・オプションボード10のディスト
リビュート機能によって、すでに指定されているものと
する。
【0053】まず、第1のアナログ入力モジュール7a
は、外部負荷用電源によって、端子aから電流を出力す
る。この電流は、ダイオード11、オン状態のスイッチ
12、端子台5を介して外部負荷1に入力される。
【0054】一方、外部負荷1は、入力した電流をプラ
ントなどの状態に応じて変化させ、この変化させた電流
を信号として端子台ユニット9に出力する。端子台ユニ
ット9は、端子台5において、外部負荷1がプラントな
どの状態に応じて変化させた電流を信号として入力す
る。
【0055】二重化ディストリビュート・オプションボ
ード10は、信号として入力した電流を、電流電圧変換
抵抗13によって電圧に変換する。この変換された電圧
は、信号として第1のアナログ入力モジュール7aに出
力される。
【0056】第1のアナログ出力モジュール7aは、端
子bと端子cとの間に発生する1ボルトから5ボルトの
間の大きさの電圧を、外部負荷1から送られた信号とし
て受け取る。そして、この電圧の大きさにより、プラン
トなどの状態を認識する。
【0057】ここで、第1のアナログ入力モジュール7
aに何らかの原因で故障などのトラブルが発生し、異常
になると、図示しないCPUモジュールがこれを検知す
る。これによって、CPUモジュールは、異常な第1の
アナログ入力モジュール7aの動作を停止し、待機中の
第2のアナログ入力モジュール7bを稼働する。
【0058】これ以後は、第2のアナログ入力モジュー
ル7bによって、動作が継続される。図2は、本実施形
態による端子台ユニット9の外観の一例を示す上面図で
ある。
【0059】図2の端子台ユニット9は、コントローラ
接続コネクタ3と、次段ユニット接続コネクタ4と、端
子台5と、二重化ディストリビュート・オプションボー
ド10と、入力モジュール接続コネクタ14a、14b
とから構成されている。
【0060】入力モジュール接続コネクタ14a、14
bは、アナログ入力モジュール7a、7bを接続する際
に利用される。二重化ディストリビュート・オプション
ボード10は、端子台ユニット9に差し替え可能な構造
を持つ。この機能については、先に述べているのでここ
では説明を省略する。
【0061】図3は、本実施形態による端子台ユニット
9の外観の一例を示す斜視図である。なお、図3におい
て、図2と同一の要素には同一符号を付してその説明を
省略する。
【0062】図3の端子台ユニット9は、入力モジュー
ル接続コネクタ14a、14bに、アナログ入力モジュ
ール7a、7bが接続されている。図4は、本実施形態
による端子台ユニット9に、外部負荷1と、第1のアナ
ログ入力モジュール7aと、第2のアナログ入力モジュ
ール7bとを接続した際の状態を示す上面図である。
【0063】以上のような本実施形態による端子台ユニ
ット9の効果について説明する。本実施形態による端子
台ユニット9においては、2つの入力モジュール接続コ
ネクタ14a、14bと、二重化構造を持つ二重化ディ
ストリビュート・オプションボード10とを備えてい
る。
【0064】これにより、二重化する際に従来必要だっ
た配線時間及び配線のための労力を必要としないため、
容易に二重化を実施することができる。また、配線ミス
が生じないため、信頼性を向上することができる。
【0065】さらに、二重化ディストリビュート・オプ
ションボード10にディストリビュート機能を備えてい
るので、ディストリビュート機能のために従来必要だっ
た別モジュール8を必要としないため、コストダウンや
実装スペースの削減を図ることができる。
【0066】さらにまた、二重化及びディストリビュー
ト機能により、正常に動作しているアナログ入力モジュ
ール7aまたは7bを利用して、その間に異常なアナロ
グ入力モジュール7aまたは7bの修理、または取り換
えなどの復旧作業を行なうことで、稼働率や信頼性を向
上することができる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に対応す
る発明によれば、プラントに備えられるセンサなどの外
部負荷と入力モジュールとの間に接続され、入力モジュ
ールから入力される電流を外部負荷に出力し、かつ外部
負荷から入力される信号を入力モジュールに出力する端
子台ユニットにおいて、2つの入力モジュールを接続す
るための2つの接続手段と、各接続手段を介して接続さ
れた2つの入力モジュールを、外部負荷に対して並列的
に接続して二重化する配線手段とを具備したので、二重
化を実施する際に必要だった配線時間及び配線のための
労力を必要としないため、容易に二重化を実施すること
ができる。
【0068】また、配線ミスが生じないため、信頼性を
向上することができる。次に、請求項2に対応する発明
によれば、少なくとも一つの外部負荷と入力モジュール
との間に接続され、入力モジュールから入力される電流
を外部負荷に出力し、かつ電流が出力された外部負荷か
ら入力される信号を入力モジュールに出力する端子台ユ
ニットにおいて、2つの入力モジュールを接続するため
の2つの接続手段と、各接続手段を介して接続された2
つの入力モジュールを、外部負荷に対して並列的に接続
して二重化する配線手段と、2つの入力モジュールのう
ち、稼働している一方の入力モジュールから入力される
電流を、外部負荷のうち指定された外部負荷に出力し、
かつ外部負荷のうち指定された外部負荷から入力される
信号を、稼働している一方の入力モジュールに出力する
ディストリビュート手段とを具備したので、二重化を実
施する際に必要だった配線時間及び配線のための労力を
必要としないため、容易に二重化を実施することができ
る。
【0069】また、配線ミスが生じないため、信頼性を
向上することができる。さらに、ディストリビュート手
段を備えることにより、ディストリビュート機能のため
に必要だった別モジュールが必要ないため、コストダウ
ンや実装スペースの削減をすることができる。
【0070】さらにまた、二重化、及びディストリビュ
ート手段によって、正常に動作している入力モジュール
を利用し、その間に異常な入力モジュールの修理、また
は取り換えなどの復旧作業を行なうことで、稼働率や信
頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施形態による端子台ユニ
ットの構成例を示す回路図。
【図2】同実施形態による端子台ユニットの外観の一例
を示す上面図。
【図3】同実施形態による端子台ユニットの外観の一例
を示す斜視図。
【図4】同実施形態による端子台ユニットに第1のアナ
ログ入力モジュールと、第2のアナログ入力モジュール
と、外部負荷とを接続した際の状態を示す上面図。
【図5】従来の端子台ユニットを用いて2つのアナログ
入力モジュールによって二重化を行なった場合の状態を
示す配線図。
【符号の説明】
1…外部負荷 2a、2b、9…端子台ユニット 3…コントローラ接続コネクタ 4…次段ユニット接続コネクタ 5…端子台 6…オプションボード 7a、7b…アナログ入力モジュール 8…ディストリビュートモジュール 10…二重化ディストリビュート・オプションボード 11…ダイオード 12…スイッチ 13…電流電圧変換抵抗 14a、14b…入力モジュール接続コネクタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントに備えられるセンサなどの外部
    負荷と入力モジュールとの間に接続され、前記入力モジ
    ュールから入力される電流を前記外部負荷に出力し、か
    つ前記外部負荷から入力される信号を前記入力モジュー
    ルに出力する端子台ユニットにおいて、 2つの入力モジュールを接続するための2つの接続手段
    と、 前記各接続手段を介して接続された2つの入力モジュー
    ルを、前記外部負荷に対して並列的に接続して二重化す
    る配線手段とを具備したことを特徴とする端子台ユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】 少なくとも一つの外部負荷と入力モジュ
    ールとの間に接続され、前記入力モジュールから入力さ
    れる電流を前記外部負荷に出力し、かつ当該電流が出力
    された前記外部負荷から入力される信号を前記入力モジ
    ュールに出力する端子台ユニットにおいて、 2つの入力モジュールを接続するための2つの接続手段
    と、 前記各接続手段を介して接続された2つの入力モジュー
    ルを、前記外部負荷に対して並列的に接続して二重化す
    る配線手段と、 前記2つの入力モジュールのうち、稼働している一方の
    入力モジュールから入力される電流を、前記外部負荷の
    うち指定された外部負荷に出力し、かつ前記外部負荷の
    うち指定された外部負荷から入力される信号を、前記稼
    働している一方の入力モジュールに出力するディストリ
    ビュート手段とを具備したことを特徴とする端子台ユニ
    ット。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015225534A (ja) * 2014-05-28 2015-12-14 株式会社東芝 アナログ出力回路
JP2016538612A (ja) * 2013-09-26 2016-12-08 アーベーベー テクノロジー アクチエンゲゼルシャフトABB Technology AG レールに取り付けられる制御システム

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JP2016538612A (ja) * 2013-09-26 2016-12-08 アーベーベー テクノロジー アクチエンゲゼルシャフトABB Technology AG レールに取り付けられる制御システム
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