JPH10124030A - ネットワーク環境におけるフォント処理装置および方法 - Google Patents

ネットワーク環境におけるフォント処理装置および方法

Info

Publication number
JPH10124030A
JPH10124030A JP9228340A JP22834097A JPH10124030A JP H10124030 A JPH10124030 A JP H10124030A JP 9228340 A JP9228340 A JP 9228340A JP 22834097 A JP22834097 A JP 22834097A JP H10124030 A JPH10124030 A JP H10124030A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
font
character
media data
network
resources
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9228340A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3487738B2 (ja
Inventor
Koji Funyu
孝司 船生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP22834097A priority Critical patent/JP3487738B2/ja
Publication of JPH10124030A publication Critical patent/JPH10124030A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3487738B2 publication Critical patent/JP3487738B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク環境において、ユーザ端末のフ
ォント資源に依存せずに、サービス提供側の意図する多
彩な文字表現を可能にすることが課題である。 【解決手段】 クライアント61のブラウザ62は、サ
ーバ41から、HTMLで記述された文書メディア43
と、文字資源取出し機構アプレット46とをダウンロー
ドする。アプレット46は、文字種洗出し機構51およ
び外字洗出し機構54に、文書メディア43の表示に必
要なフォントファイル52、55を作成させ、それらを
ダウンロードする。同様にダウンロードされた文書メデ
ィア出力機構アプレット40は、フォント読出し機構ア
プレット56を用いて、文書メディア43の文字列を表
示装置67の画面に表示する。こうして、クライアント
61が持っていないフォントを出力に用いることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の情報処理装
置を通信ネットワークで結合したネットワーク環境にお
いて、適当なフォントを用いて文字を出力する処理を、
ネットワークを介して行うフォント処理装置および方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、WWW(world wide web)を利用
したインターネットの普及が急速に進み、企業、個人を
問わず、広範囲なネットワーク環境において、各種情報
提供/商品紹介/商品販売サービスなどが行われるよう
になってきた。WWWとは、ネットワークにより結合さ
れたサーバ・コンピュータが提供する情報の集合体を意
味する。このWWWにおいては、サービスを要求するク
ライアント・コンピュータ上にWebブラウザと呼ばれ
るソフトウェアが搭載され、Webブラウザがサーバと
の通信処理を行う。
【0003】特に、アメリカなどでは、企業内のインタ
ーネット(インナーWeb)を利用したシステム構築
が、80%の企業において進んだと言われている。企業
内インターネットとは、ファイアウォールなどを使用し
て、外部からの接続ユーザを限定した運用形態で、こう
したネットワークはイントラネットとも呼ばれている。
【0004】また、多くの一般企業がインターネットに
続々と参入している。こうした企業は、インターネット
上に独自のホームページを設け、自社商品の紹介/販売
/取扱い/トラブル対応などのサービスを開始してい
る。
【0005】さらに、EC(electronic commerce )の
セキュリティ関連の暗号化技術に関して各社がいろいろ
な方式で試行を行っている。これらの技術が確立すれ
ば、インターネットを利用した商取引が益々加速すると
予想される。
【0006】一方、インターネット上で動作するアプリ
ケーションプログラムの開発方法も変わってきた。例え
ば、ジャバ(Java)などの新しい開発言語が登場し
てきたため、ソフトウェアの開発方法や提供方法などに
変革が起きている。
【0007】ジャバとは、インタプリタベースのネット
ワーク対応プログラム言語であり、ジャバで記述された
プログラムは、どのOS(オペレーティング・システ
ム)でも実行することができる。ジャバを利用したソフ
トウェアの提供方法は、次の通りである。
【0008】まず、クライアント側で動作するプログラ
ムをアプレット(Applet)として、すべてサーバ側に用
意しておく。アプレットとは、ジャバでコーディングさ
れたクライアント用プログラムのことで、ネットワーク
サーバから供給(ダウンロード)され、クライアント上
で実行される。このプログラムは、クライアントのメモ
リ内にダウンロードされるが、実行後に他のプログラム
などにより上書きされるため、いわゆる「使い捨てのソ
フトウェア」とも呼ばれる。
【0009】次に、クライアント上のジャバ対応ブラウ
ザが、必要なオブジェクト(データ:コンテンツ)と、
その処理に必要なアプレットをダウンロードして、クラ
イアントで実行させる。ジャバ対応ブラウザとは、例え
ばHotJava のように、ジャバで開発されたアプレットを
ダウンロードして、クライアントで実行させることがで
きるブラウザを指す。
【0010】この方法の大きな特長は、商取引に必要な
在庫/単価などの情報(データ)や、販売契約を行うた
めのプログラムなどを、ネットワーク上のサーバ側に用
意しておき、サーバ側主導でプログラムの動きをコント
ロールできることである。このような新しい提供方法
は、インターネットにつながる個人ユーザを対象とした
商取引(業務)では、理想的な環境と考えられる。
【0011】これにより、一般ユーザは、自分の端末側
に特別な環境を構築しなくても、インターネット上のあ
らゆる販売サービスに接続することができる。つまり、
どこかのサービスに接続するために、新たなソフトウェ
ア製品を購入して自身の端末にインストールするとか、
新たな機器を追加するようなことが必要なくなる。
【0012】また、上述の提供方法は、ハードウェアに
も影響を及ぼそうとしている。各個人ユーザの端末に
は、ネットワークをアクセスするブラウザと、それを動
作させるための最小限のOSが用意されていれば良く、
それ以外のプログラムは、ネットワーク上のサーバから
ダウンロードすることができる。このため、端末のメモ
リ/内蔵プログラム/付属機器などを必要最小限に押さ
えることが可能になる。このような端末の一例として、
$500端末や、PDA(Personal Digial Assistant
)と呼ばれる携帯端末などがある。
【0013】こうしたネットワーク環境は、ひとまとめ
で言うと、ネットワーク全体を1つのOSと見なすこと
ができ、各クライアント端末で動作するソフトウェアが
ネットワークサーバに用意されているようなシステム環
境と言うことができる。
【0014】ところで、現在までに、メインフレーム、
UNIXシステム、パーソナルコンピュータなどに対応
可能な、様々な日本語処理のソフトウェア製品が開発さ
れてきている。フォント関連処理や利用者定義文字(外
字)の取扱い処理を行うソフトウェアもその1つであ
る。これらのシステムでは、各ハードウェア上にOSと
呼ばれる独立した環境があり、その上に日本語処理ソフ
トウェアが構築されている。
【0015】図20は、パーソナルコンピュータ上に実
現された従来の日本語処理システムを示している。図2
0のシステムにおいて、各種ソフトウェア製品1は、文
字/イメージ/グラフなどのメディアデータを出力する
一般のソフトウェア製品を指し、企業の製品販売に用い
られるような業務用アプリケーションプログラムも、こ
れに該当する。
【0016】出力される各種メディアに含まれる文字情
報としては、書体名、文字列のコード、文字サイズ、文
字間隔などが含まれる。場合によっては、出力のために
メディアデータのファイルが作成されることもある。
【0017】端末アクセス用のドライバ3は、パーソナ
ルコンピュータの端末画面5に、各メディアデータを表
示するためのプログラムであり、フォントドライバ4を
含む。フォントドライバ4は、該当するフォントを、フ
ォントファイルから取り出して、端末画面5へ表示する
機構である。
【0018】システムフォントとしては、明朝体フォン
ト6、ゴシック体フォント7、毛筆体フォント8などの
標準フォントが用意されているが、それ以外にもオプシ
ョンでいろいろな種類のフォントを追加することができ
る。
【0019】しかし、このような日本語処理は、パーソ
ナルコンピュータなどの単独のシステム内に閉じて行わ
れ、フォントの追加は、ユーザが必要に応じて行う構成
となっている。
【0020】図21は、現在のWWW上で各種情報提供
サービスを受けるとき、情報提供側に対応するサーバと
各ユーザ端末に対応するクライアントの間で行われる処
理の流れを示している。各処理の概要は次の通りであ
る。 (a)WWWクライアント16の表示装置23に表示さ
れたWebブラウザ17の画面から、参照したい情報サ
ービス(ホームページ)の存在場所を、ユーザがURL
(uniform resource locator)などで指定する。URL
とは、ネットワーク上の資源を統一的に表現する識別情
報の一種である。 (b)Webブラウザ17は、指定されたURLをたよ
りにIP(インターネットプロトコル)アドレスを求
め、ネットワーク上の該当マシン(WWWサーバ)11
へ接続し、ホームページに相当するデータを、WWWク
ライアント16にダウンロードする。
【0021】このデータは、通常、HTML(hypertex
t markup language )により記述されたHTML文書の
形式を持つ。HTML文書は、他のファイルへのリンク
を持つハイパーテキストの一種であり、ここでは、文書
メディア13がこれに相当する。
【0022】WWWサーバ11内では、あらかじめ、文
書/イメージ/音声を含む提供メディア12が、文書メ
ディア13、イメージメディア14、および音声メディ
ア15の3つのファイルに分けられ、イメージメディア
14と音声メディア15は文書メディア13にリンクさ
れている。このように、HTML文書には、文書と一緒
に出力表示するための各種メディアデータの所在が定義
されている。 (c)Webブラウザ17は文書メディア13を解析し
て、ここからリンクしているイメージ/音声などのメデ
ィアデータのURLを知る。 (d)Webブラウザ17は、各メディアデータのUR
LをたよりにIPアドレスを求め、ネットワーク上の該
当マシンへ接続し、メディアデータ14、15をクライ
アント側にダウンロードする。 (e)ダウンロードしたメディアデータ14、15を、
文書メディア13と一緒に、表示装置23に出力/表示
する。通常、各メディアごとに出力機構は分かれてい
る。文書出力機構20は、フォント読出し機構19がフ
ォントファイル18から取り出したフォントを用いて、
文書メディア13中の文字列を表示する。フォント読出
し機構19は、図20のフォントドライバ4に対応す
る。また、イメージ出力機構21はイメージメディア1
4のデータを表示し、音声出力機構22は音声メディア
15のデータを出力する。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】情報処理システムにお
けるフォント関連処理として、次のようなものは従来も
存在している。 (1)システムが文字メディアの印刷に必要なフォント
資源を洗い出し、プリンタが内蔵していないフォントを
プリンタに提供する。 (2)文字メディアの出力のためのフォント資源を、あ
らかじめホストコンピュータまたはサーバからクライア
ント側にダウンロードしておき、クライアントはそれら
を用いて文字列を出力する。 (3)あるフォントが必要になった時点で、クライアン
ト側からホストコンピュータまたはサーバに、フォント
資源を要求する。
【0024】しかしながら、(1)の方法は、プリンタ
の内蔵フォントをチェック可能なシステムでの運用に限
られ、(2)の方法では、必ずしも必要なすべてのフォ
ントがダウンロードされるとは限らない。また、(3)
の方法では、フォントを要求するための専用のソフトウ
ェアが、クライアント上に必要となる。
【0025】WWWなどのインターネット環境では、ネ
ットワーク全体が1つのOSとみなされるため、フォン
ト関連処理や利用者定義文字の取扱いを含む日本語処理
についても、新たな処理方法が必要になる。
【0026】例えば、各企業が業務画面を通じてサービ
スを行う場合、いろいろな種類(書体)の文字を駆使し
て、見栄えの良い画面を表示しようとする。しかし、こ
れらすべての種類のフォントを、個人ユーザ端末上に用
意させるのには無理がある。したがって、これらのフォ
ントを外部から各ユーザ端末に供給し、端末上で表示で
きるような機構が必要である。
【0027】また、通常、どのメーカのUNIXシステ
ムやパーソナルコンピュータでも、JIS第1水準文字
とJIS第2水準文字の範囲は扱えるようになってい
る。そして、顧客管理の一環として住所や氏名を扱う場
合には、JIS第1水準文字およびJIS第2水準文字
だけでは十分でないため、外字という形でユーザの定義
文字を追加利用できる機構が用意されている。
【0028】しかし、外字はあくまでもユーザが定義す
るため、各ユーザ端末ごとに登録された外字が異なり、
サーバが持っている外字をユーザ端末に表示できるとは
限らない。インターネット上では、こうした外字が含ま
れる文字列も各ユーザ端末上に表示できるような機構が
望まれる。
【0029】本発明の課題は、ネットワーク環境におい
て、ユーザ端末のフォント資源に依存せずに、サービス
提供側の意図する多彩な文字表現を可能にするフォント
処理装置および方法を提供することである。
【0030】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明のフォン
ト処理システムの原理図である。図1のフォント処理シ
ステムは、情報を提供するサーバ装置31と情報を受け
取るクライアント装置35を通信ネットワーク34で結
合したネットワーク環境において用いられ、サーバ装置
31内のフォント処理装置とクライアント装置35内の
フォント処理装置を含む。
【0031】サーバ装置31は、例えばインターネット
上でサービスなどの情報提供を行うサービス提供者の情
報処理装置であり、クライアント装置35は、例えばイ
ンターネット上でサービスの提供を受ける各個人ユーザ
の端末装置である。
【0032】サーバ装置31内のフォント処理装置は、
記憶手段32と出力手段33を備える。記憶手段32
は、文字メディアデータを出力するために必要なフォン
ト資源であって、その文字メディアデータに対応して動
的に作成された上記必要なフォント資源と、上記文字メ
ディアデータとを記憶する。
【0033】出力手段33は、上記文字メディアデータ
と必要なフォント資源とを、ネットワーク34上に送出
する。また、クライアント装置35内のフォント処理装
置は、入力手段36と出力手段37を備える。
【0034】入力手段36は、上記文字メディアデータ
と必要なフォント資源とを、ネットワーク34から受け
取る。出力手段37は、上記文字メディアデータを、上
記必要なフォント資源を用いて表示装置等へ出力する。
【0035】文字メディアデータをクライアント装置3
5上に出力する際、サーバ装置31において、あらかじ
め用意された複数の書体のフォント資源から、上記文字
メディアデータに対応するフォントデータが動的に抽出
され、上記必要なフォント資源が作成される。そして、
このフォント資源がネットワーク34を通じてクライア
ント装置35に送られ、出力手段37から出力される。
【0036】このようなフォント処理システムによれ
ば、クライアント装置35の表示装置などに出力すべき
文字メディアデータと一緒に、その出力処理に用いられ
るフォントデータが、ネットワーク34を通じて流通す
る。したがって、ネットワーク環境における各個人ユー
ザ端末の文字表示に関わる動作環境が、サーバ側主体で
動的に準備/供給される。
【0037】文字出力用のフォントデータが必要に応じ
てサーバ側から供給されるので、それらをあらかじめユ
ーザ端末側に準備しておく必要がなく、ユーザ端末の構
成や機能を簡略化することが可能になる。また、サービ
ス提供者は、あらかじめ文字メディアの出力用フォント
を指定することで、所望のフォントを自由に組み合わせ
て出力画面を構成することができる。したがって、サー
ビス提供者の意図する多彩な文字表現が可能になる。
【0038】例えば、図1の記憶手段32は、実施形態
の図3におけるメモリ72または外部記憶装置75に対
応し、出力手段33および入力手段36はネットワーク
接続装置77に対応し、出力手段37は出力装置74ま
たは図2における各メディア出力機構64〜66および
表示装置67に対応する。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態を詳細に説明する。各企業が、WWWな
どのインターネットを利用して、製品紹介や製品販売な
どのサービスを提供するとき、各個人ユーザ端末へ表示
/出力する文字/絵/動画/音声などの情報が、サーバ
側から提供される。これらの情報の中で、文字メディア
を表示する場合、個人ユーザ端末の環境に依存せず、サ
ービス提供側の意図する豊富な文字種が使えるようにし
たいという要望がある。
【0040】本発明においては、こうした要望に対し
て、上述の各メディアデータと一緒に、メディアを出力
するのに必要なフォント資源と、出力処理を行うプログ
ラム部品とが、サーバ側から供給される。
【0041】図21に示されるような従来の処理方法で
は、フォントや出力プログラムを、あらかじめ各個人ユ
ーザ端末側に準備しておくことが前提であったが、本発
明では、オブジェクト指向の考え方を取り入れ、メディ
アと一緒にフォントや出力プログラムを流通させる。本
発明の特徴を大まかに言うと、インターネットなどのネ
ットワーク環境につながる各個人ユーザ端末の動作環境
を、サーバ側主体で準備/供給するということである。
【0042】図2は、こうしたフォントに関係する処理
をインターネット上で実現するフォント処理システムを
示している。図2のフォント処理システムは、情報を提
供するWWWサーバ41と、WWWサーバ41と通信ネ
ットワークで結ばれたWWWクライアント61から成
る。
【0043】WWWサーバ41は、提供メディア42を
格納するファイルである文書メディア43、イメージメ
ディア44、音声メディア45を保持している。また、
文字資源取出し機構46、文書メディア出力機構40、
文書メディア処理機構47、イメージメディア処理機構
48、音声メディア処理機構49、文字種洗出し機構5
1、外字洗出し機構54、およびフォント読出し機構5
6を有する。
【0044】文書メディア43は、図21の文書メディ
ア13と同様に、HTMLで記述され、文字列などの文
字メディアを含み、イメージメディア44および音声メ
ディア45へのリンクを保持している。また、文字種洗
出し機構51および外字洗出し機構54は、例えばC言
語で記述されたプログラムであり、WWWサーバ41上
で実行される。
【0045】これに対して、文字資源取出し機構46、
文書メディア出力機構40、文書メディア処理機構4
7、イメージメディア処理機構48、音声メディア処理
機構49、およびフォント読出し機構56は、例えばジ
ャバ言語で記述されたアプレットプログラムであり、W
WWクライアント61にダウンロードされて実行され
る。
【0046】このうち、文字資源取出し機構46、文書
メディア出力機構40、およびフォント読出し機構56
は、あらかじめシステムに備え付けの共通プログラムで
あるが、文書メディア処理機構47、イメージメディア
処理機構48、および音声メディア処理機構49は、各
サービス提供者が個別に指定できるプログラムである。
【0047】また、WWWクライアント61は表示装置
67を備え、Webブラウザ62、標準のフォント読出
し機構63、標準の文書メディア出力機構64、標準の
イメージメディア出力機構65、および標準の音声メデ
ィア出力機構66を有する。
【0048】Webブラウザ62は、例えば、WWWサ
ーバ41からアプレットをダウンロードして実行するこ
とのできるジャバ対応ブラウザである。また、機構6
3、64、65、66は、あらかじめWWWクライアン
ト61内に用意された出力処理用のプログラムであっ
て、それぞれ、図21のフォント読出し機構19、文書
出力機構20、イメージ出力機構21、音声出力機構2
2に対応する。
【0049】図2のフォント処理システムにおける処理
の流れは、次のようになる。 (a)表示装置67に表示されたWebブラウザ62の
画面から、参照したいホームページの存在場所を、ユー
ザがURLなどで指定する。 (b)Webブラウザ62は、指定されたURLをたよ
りにIPアドレスを求め、ネットワーク上の該当マシン
であるWWWサーバ41へ接続し、ホームページに相当
する文書メディア43と、文書メディア43からリンク
する文字資源取出し機構46とを、WWWクライアント
61にダウンロードする。 (c)Webブラウザ62は文書メディア43を解析し
て、ここからリンクしているイメージ/音声などのメデ
ィアデータのURLを知る。そして、文字資源取出し機
構46を呼び出す。文字資源取出し機構46は、HTM
L文書を出力/表示するために必要なフォント資源と文
書メディア出力機構40とフォント読出し機構56と
を、WWWサーバ41からWWWクライアント61へダ
ウンロードする。文字資源取出し機構46による処理手
順は、以下の(X)および(Y)より成る。 (X)文字資源取出し機構46は、ジャバなどのプロト
コルにより、WWWサーバ41内の文字種洗出し機構5
1を呼び出し、各種書体フォントの管理ファイル50か
ら必要な書体フォントを抽出させる。このとき、文書メ
ディア43の中で使われている各文字について、対応す
るフォントが抽出され、書体フォントの抽出ファイル5
2に格納される。
【0050】文字種洗出し機構51からは、さらに外字
洗出し機構54が呼び出され、外字フォントの管理ファ
イル53から必要な外字フォントを抽出する。このと
き、文書メディア43の中で使われている各外字につい
て、対応するフォントが抽出され、外字フォントの抽出
ファイル55に格納される。 (Y)文字資源取出し機構46は、書体フォントの抽出
ファイル52、外字フォントの抽出ファイル55、文書
メディア出力機構40、およびフォント読出し機構56
を、WWWサーバ41からWWWクライアント61へダ
ウンロードする。抽出ファイル52、55は、それぞ
れ、各種書体フォントの管理ファイル52′、外字フォ
ントの管理ファイル55′として、WWWクライアント
61内に格納される。 (d)Webブラウザ62は、(c)で得られた各メデ
ィアデータのURLをたよりにIPアドレスを求め、ネ
ットワーク上の該当マシンへ接続し、イメージメディア
44、音声メディア45をダウンロードする。 (e)ダウンロードしたメディアデータ44、45を、
文書メディア43と一緒に、表示装置67に出力/表示
する。出力機構は、各メディアごとに分かれている。
【0051】文書メディア43の出力では、標準のフォ
ント読出し機構63と標準の文書メディア出力機構64
の代わりに、ダウンロードされたフォント読出し機構5
6と文書メディア処理機構40が用いられる。
【0052】文書メディア出力機構40は、文書メディ
ア13中の文字列を表示するプログラムであり、フォン
トの取り出しについては、フォント読出し機構56に依
頼する。フォント読出し機構56は、各種書体フォント
の管理ファイル52′および外字フォントの管理ファイ
ル55′から、文字単位に該当するフォントを取り出し
て、文書メディア出力機構40に供給する。
【0053】また、標準のイメージメディア出力機構6
5はイメージメディア44のデータを表示し、標準の音
声メディア出力機構66は音声メディア45のデータを
出力する。
【0054】WWWサーバ41内の文書メディア43に
は、イメージメディア44や音声メディア45と同様
に、不図示の他の文書メディアもリンクすることができ
る。そして、上述の処理(d)において、文書メディア
処理機構47、イメージメディア処理機構48、および
音声メディア処理機構49も、同様にWWWサーバ41
からダウンロードすることができる。
【0055】この場合、処理(e)において、文書メデ
ィア43にリンクする文書メディアのデータは文書メデ
ィア処理機構47により表示され、イメージメディア4
4のデータはイメージメディア処理機構48により表示
され、音声メディア45のデータは音声メディア処理機
構49により出力される。
【0056】これにより、サービス提供者は、他の文書
メディア、イメージメディア44、および音声メディア
45の編集/出力処理を任意に指定して、WWWクライ
アント61に行わせることができる。
【0057】このようなフォント処理方法によれば、標
準の文字メディア出力機構64が準備されていない端末
に対しても、サーバ(ホスト)側で文字メディアの出力
に必要なフォントを動的に洗い出し、洗い出したフォン
トを文字メディア(出力文書)と一緒に、クライアント
(個人端末)側へ動的にダウンロードする。したがっ
て、標準フォントさえ持っていないような簡略化された
端末でも、多彩な文字を表示することが可能になる。
【0058】また、フォントを出力/表示するプログラ
ム部品(アプレット)もサーバに準備され、文字メディ
アと一緒にクライアントへダウンロードされる。そし
て、出力処理の終了時点で、サーバからダウンロードさ
れたメディアデータ/フォント資源/プログラム部品
は、クライアント上から削除される。こうして、ネット
ワーク上の各個人ユーザ端末の動作環境が、サーバ側か
ら供給/制御されるようになる。
【0059】欧米などでは、Times 、Helvetica 、Cour
ier など、非常に多くの種類のフォントが利用されてお
り、さらにプラットフォーム毎に異なるシステムフォン
トも用いられる。このため、図2のフォント処理システ
ムは、日本語以外の他の言語の文字を表示する際にも有
効である。特に、文字資源取出し機構46、文書メディ
ア出力機構40、文字種洗出し機構51、およびフォン
ト読出し機構56の組合わせは、日本国内のみならず欧
米での利用にも適した構成となっている。
【0060】また、文字資源取出し機構46、文書メデ
ィア出力機構40、外字洗出し機構54、およびフォン
ト読出し機構56の組合わせは、日本国内で外字だけの
運用を行う場合に適しており、これに文字種洗出し機構
51を加えた構成は、日本国内で各種書体のフォントお
よび外字の運用を行う場合に適している。
【0061】図3は、図2のWWWサーバ41およびW
WWクライアント61に対応する情報処理装置(コンピ
ュータ)の構成例を示している。図3の情報処理装置
は、CPU(中央処理装置)71、メモリ72、入力装
置73、出力装置74、外部記憶装置75、媒体駆動装
置76、ネットワーク接続装置77を備え、それらの各
装置はバス78により互いに結合されている。
【0062】CPU71は、メモリ72に格納されたプ
ログラムを実行して、WWWサーバ41またはWWWク
ライアント61の各処理を実現する。メモリ72には、
上述のプログラムの他に、処理に用いられるデータが格
納されている。メモリ72としては、例えばROM(re
ad only memory)、RAM(random access memory)な
どが用いられる。
【0063】入力装置73は、例えばキーボードやポイ
ンティングデバイスなどに相当し、出力装置74は、例
えば表示装置67やプリンタなどに相当する。外部記憶
装置75は、例えば、磁気ディスク装置、光ディスク装
置、光磁気ディスク装置等である。この外部記憶装置7
5に、上述のプログラムとデータを保存しておき、必要
に応じて、それらをメモリ72にロードして使用するこ
とができる。また、外部記憶装置75は、フォント資源
を保存するデータベースとしても使用できる。
【0064】媒体駆動装置76は、可搬記録媒体79を
駆動し、その記憶内容にアクセスする。可搬記録媒体7
9としては、メモリカード、フロッピーディスク、CD
−ROM(compact disk read only memory )、光ディ
スク、光磁気ディスク等、任意のコンピュータ読み取り
可能な記録媒体が使用される。この可搬記録媒体79
に、上述のプログラムとデータを格納しておき、必要に
応じて、それらをメモリ72にロードして使用すること
ができる。
【0065】ネットワーク接続装置77は、LAN(lo
cal area network)などの任意の通信ネットワークを介
してWWWに接続され、通信に伴うデータ変換等を行っ
て、外部の情報提供者の装置80(データベース等)と
通信する。これにより、WWWサーバ41およびWWW
クライアント61は、必要に応じて、上述のプログラム
とデータを装置80からネットワークを介して受け取
り、それらをメモリ32にロードして使用することがで
きる。
【0066】尚、WWWサーバ41およびWWWクライ
アント61は、必ずしも、図3に示されたすべての構成
要素を備える必要はない。次に、図4から図6までを参
照しながら、図2のフォント処理システムで用いられる
ファイルの構成を説明する。図4は、文書メディア43
などのHTML文書におけるアプレットの指定例を示し
ている。図4のHTML文書において、行L1には、文
字資源取出し機構46に対応するアプレットのファイル
名が記述され、行L2には、HTML文書のURLが記
述されている。
【0067】また、行L3には、アプレットの存在場
所、すなわちサーバのアドレスが記述され、行L4に
は、文書メディア処理機構47に対応するアプレットの
ファイル名が記述され、行L5には、文字メディアの指
定が記述されている。
【0068】また、行L6には、イメージメディア処理
機構48に対応するアプレットのファイル名が記述さ
れ、行L7には、イメージメディアの指定とイメージメ
ディア44のファイル名とが記述されている。
【0069】また、行L8には、音声メディア処理機構
49に対応するアプレットのファイル名が記述され、行
L9には、音声メディアの指定と音声メディア45のフ
ァイル名とが記述されている。
【0070】尚、本実施形態においては、文書メディア
出力機構40のファイル名が、あらかじめ文字資源取出
し機構46内に記述されているため、特にこのファイル
名をHTML文書内に記述する必要はない。
【0071】Webブラウザ62は、このようなHTM
L文書を解析して、各メディアデータやアプレットのフ
ァイルを取り出し、クライアント側にダウンロードする
ことができる。
【0072】図5は、抽出ファイル52、55のファイ
ル形式の一例を示している。図5の抽出ファイルにおい
て、文字のフォントデータは、例えば明朝体、ゴシック
体、毛筆体などの各書体ごとに分類されている。各書体
のフォントデータは、例えば図6に示すような構成を持
つ。
【0073】図6においては、書体名に続いて、各文字
のフォントデータが記されており、1つの文字のフォン
トデータは、文字コード、文字サイズ、および文字パタ
ーンから成る。文字コードは、文字種を特定する識別情
報であり、文字サイズは、文字の大きさを表す。また、
文字パターンは、例えばビットマップデータやベクトル
データなどであり、実際に出力される文字の形状を表し
ている。次に、図7から図15までを参照しながら、ジ
ャバで記述されたアプレットを利用した場合に図2のフ
ォント処理システムにおいて行われる各処理を、詳細に
説明する。
【0074】図7、8、9は、Webブラウザ62の処
理のフローチャートである。図7において処理が開始さ
れると、Webブラウザ62は、まず入力されたURL
の取出しと解析を行い(ステップS1)、それに基づい
て該当するサーバ41へ接続する(ステップS2)。
【0075】次に、ファイル転送機能(file transfer
protocol:FTP)により、文書メディア43に対応す
るHTML文書をサーバ41から取り出し(ステップS
3)、それを解析して(ステップS4)、HTML文書
の表示のための画面レイアウトや背景色の設定などを行
う(ステップS5)。
【0076】次に、HTML文書中に文字資源取出し機
構アプレット46の指定があるかどうかを判定し(ステ
ップS6)、その指定があれば、サーバ41から文字資
源取出し機構アプレット46を取り出して(ステップS
7)、それを起動する(ステップS8)。
【0077】そして、文字資源取出し機構アプレット4
6に記述された文書メディア出力機構アプレット40を
サーバ41から取り出し、それを起動して、HTML文
書のテキスト部分(ホームページ)を表示する(ステッ
プS9)。文字資源取出し機構アプレット46の指定が
なければ、標準の文書メディア出力機構64を呼び出
し、HTML文書のテキスト部分を表示する(ステップ
S10)。
【0078】次に、HTML文書中に文書メディアの指
定があるかどうかを判定し(図8、ステップS11)、
その指定があれば、サーバ41から文書メディアを取り
出し(ステップS12)、次に文書メディア処理機構ア
プレット47の指定があるかどうかを判定する(ステッ
プS13)。ステップS11において文書メディアの指
定がなければ、ステップS17以降の処理を行う。
【0079】ステップS13において文書メディア処理
機構アプレット47の指定があれば、それをサーバ41
から取り出して(ステップS14)、起動する(ステッ
プS15)。文書メディア処理機構アプレット47の指
定がなければ、標準の文書メディア出力機構64を起動
する(ステップS16)。
【0080】次に、HTML文書中にイメージメディア
の指定があるかどうかを判定し(ステップS17)、そ
の指定があれば、サーバ41からイメージメディア44
を取り出し(ステップS18)、次にイメージメディア
処理機構アプレット48の指定があるかどうかを判定す
る(ステップS19)。ステップS17においてイメー
ジメディアの指定がなければ、図9のステップS23以
降の処理を行う。
【0081】ステップS19においてイメージメディア
処理機構アプレット48の指定があれば、それをサーバ
41から取り出して(ステップS20)、起動する(ス
テップS21)。イメージメディア処理機構アプレット
48の指定がなければ、標準のイメージメディア出力機
構65を起動する(ステップS22)。
【0082】次に、HTML文書中に音声メディアの指
定があるかどうかを判定し(図9、ステップS23)、
その指定があれば、サーバ41から音声メディア45を
取り出し(ステップS24)、次に音声メディア処理機
構アプレット49の指定があるかどうかを判定する(ス
テップS25)。ステップS23において音声メディア
の指定がなければ、処理を終了する。
【0083】ステップS25において音声メディア処理
機構アプレット49の指定があれば、それをサーバ41
から取り出して(ステップS26)、起動し(ステップ
S27)、処理を終了する。音声メディア処理機構アプ
レット49の指定がなければ、標準の音声メディア出力
機構66を起動して(ステップS28)、処理を終了す
る。
【0084】図10は、図7のステップS8で呼出され
た文字資源取出し機構アプレット46の処理のフローチ
ャートである。文字資源取出し機構アプレット46に
は、あらかじめ文字種洗出し機構51、文書メディア出
力機構アプレット40およびフォント読出し機構アプレ
ット56のファイル名が記述されている。
【0085】図10において処理が開始されると、文字
資源取出し機構アプレット46は、まずWebブラウザ
62からサーバ41のIPアドレスと文書メディア43
のHTML文書名とを引き継ぎ(ステップS31)、サ
ーバ41へ接続する(ステップS32)。
【0086】次に、クライアント61が保持しているフ
ォントの種類(フォント種)を洗い出し(ステップS3
3)、サーバ41の文字種洗出し機構51を呼出すと同
時に、クライアント61が保持するフォント種を通知す
る(ステップS34)。
【0087】次に、FTPでサーバ41から使用する文
字フォント種の抽出ファイル52をダウンロードし、各
種書体フォントの管理ファイル52′としてクライアン
ト61内に格納する(ステップS35)。また、同様
に、サーバ41から外字フォントの抽出ファイル55を
ダウンロードし、外字フォントの管理ファイル55′と
してクライアント61内に格納する(ステップS3
6)。
【0088】そして、FTPでサーバ41から文書メデ
ィア出力機構アプレット40をダウンロードし(ステッ
プS37)、さらにフォント読出し機構アプレット56
をダウンロードして(ステップS38)、処理を終了す
る。
【0089】こうして、文字資源取出し機構アプレット
46により、各種書体フォントの管理ファイル52′、
外字フォントの管理ファイル55′文書メディア出力機
構アプレット40、およびフォント読出し機構アプレッ
ト56がクライアント61にダウンロードされ、情報提
供者が指定したフォントの出力準備が整えられる。
【0090】図11、12は、図10のステップS34
で呼出された文字種洗出し機構51と、それから呼出さ
れる外字洗出し機構54の処理のフローチャートであ
る。図11において処理が開始されると、文字種洗出し
機構51は、まず呼出し元である文字資源取出し機構ア
プレット46からHTML文書名を引き継ぎ、それに対
応するHTML文書(文書メディア43)を読み込む
(ステップS41)。
【0091】次に、サーバ41のメモリ内の作業領域に
設定される外字文字コード累積テーブル81と使用文字
コード累積テーブル82の内容をクリアし(ステップS
42)、さらに、文字取り出し用カウンタをゼロクリア
する(ステップS43)。
【0092】そして、HTML文書から処理対象の文字
を1つ取り出し(ステップS44)、それが外字かどう
かを判定する(ステップS45)。通常、外字の文字コ
ード(外字コード)は他の文字の文字コードと異なる範
囲の値を用いているので、文字コードを読み取れば、外
字かどうかが分かる。
【0093】取り出した文字が外字であれば、同じサー
バ41内の外字洗出し機構54を呼出す(ステップS4
6)。それが外字でなければ、次に、そのフォントが、
文字資源取出し機構アプレット46から通知された、ク
ライアント61内に存在するフォントの種類に対応する
かどうかを判定する(ステップS47)。そして、その
フォントがクライアント61内に存在する場合は、ステ
ップS52以降の処理を行う。
【0094】そのフォントがクライアント61内に存在
しない場合は、次に、取り出した文字が使用文字コード
累積テーブル82に登録済みかどうかを調べる(ステッ
プS48)。そして、それが登録済みであれば、ステッ
プS52以降の処理を行う。また、それが登録されてい
なければ、その文字コードを、使用文字コード累積テー
ブル82内の対応する書体の新たなエントリとして登録
する(ステップS49)。
【0095】次に、文字取り出し用カウンタの値を1つ
インクリメントし(ステップS52)、処理対象の文字
列が終了したかどうかを判定する(ステップS53)。
文字列が終了していなければ、ステップS44以降の処
理を繰り返す。こうして、使用文字コード累積テーブル
82には、各書体ごとに、互いに異なる文字コードだけ
が累積されていく。
【0096】一方、ステップS46で呼出された外字洗
出し機構54は、まず処理対象の文字が外字文字コード
累積テーブル81に登録済みかどうかを調べ(ステップ
S50)、それが登録済みであれば処理を終了する。ま
た、それが登録されていなければ、その外字コードを、
外字文字コード累積テーブル81内の対応する書体の新
たなエントリとして登録し(ステップS51)、処理を
終了する。
【0097】そして、外字洗出し機構54が処理を終了
すると、文字種洗出し機構51はステップS52以降の
処理を行う。こうして、外字文字コード累積テーブル8
1にも、各書体ごとに、互いに異なる文字コードだけが
累積されていく。
【0098】次に、文字種洗出し機構51は、サーバ4
1内の各種書体フォントの管理ファイル50から、使用
文字コード累積テーブル82に登録された文字に対応す
るフォントを抽出し、各種書体フォントの抽出ファイル
52を生成する(図12、ステップS54)。
【0099】また、外字フォントの管理ファイル53か
ら、外字文字コード累積テーブル81に登録された外字
に対応するフォントを抽出し、外字フォントの抽出ファ
イル55を生成して(ステップS55)、処理を終了す
る。
【0100】こうして、フォントの管理ファイル50、
53から、文書メディア43の表示に必要なフォントの
みが選択されて、抽出ファイル52、55に格納され
る。これらの抽出ファイル52および55は、クライア
ント61にダウンロードされて、各種書体フォントの管
理ファイル52′および外字フォントの管理ファイル5
5′となる。
【0101】図13は、図7のステップS9で呼出され
た文書メディア出力機構アプレット40と、それから呼
出されるフォント読出し機構アプレット56の処理のフ
ローチャートである。図13において処理が開始される
と、文書メディア出力機構アプレット40は、まずクラ
イアント61内のフォント読出し機構アプレット56を
呼出す(ステップS61)。
【0102】フォント読出し機構アプレット56は、各
種書体フォントの管理ファイル52′内の書体フォント
をすべて、表示装置67内に設けられるフォント格納メ
モリへロードする(ステップS71)。また、外字フォ
ントの管理ファイル55′内の外字フォントをすべてフ
ォント格納メモリへロードして(ステップS72)、処
理を終了する。
【0103】次に、文書メディア出力機構アプレット4
0は、フォント格納メモリに格納されたフォントを使用
して、文書メディアを表示装置67の画面に表示し(ス
テップS62)、処理を終了する。
【0104】図8のステップS15で呼出された文書メ
ディア処理機構アプレット47も、文書メディア出力機
構アプレット40と同様に、フォント読出し機構アプレ
ット56を用いて文書メディアを表示する。
【0105】図14は、図8のステップS21で呼出さ
れたイメージメディア処理機構アプレット48と、図9
のステップS27で呼出された音声メディア処理機構ア
プレット49の処理のフローチャートである。
【0106】イメージメディア処理機構アプレット48
は、まずイメージメディア44の圧縮されたデータを解
凍し(ステップS81)、アプレット48に記述された
方法でそれを編集する(ステップS82)。そして、編
集したデータを表示装置67の画面に表示し(ステップ
S83)、処理を終了する。
【0107】また、音声メディア処理機構アプレット4
9は、まず音声メディア45の圧縮されたデータを解凍
し(ステップS91)、アプレット49に記述された方
法でそれを編集する(ステップS92)。そして、編集
したデータを表示装置67のスピーカに出力し(ステッ
プS93)、処理を終了する。
【0108】図15は、図7のステップS10および図
8のステップS16で呼出された標準の文書メディア出
力機構64と、図8のステップS22で呼出された標準
のイメージメディア出力機構65と、図9のステップS
28で呼出された標準の音声メディア出力機構66の処
理のフローチャートである。
【0109】文書メディア出力機構64は、標準のフォ
ント読出し機構63を用いて、文書メディアを表示装置
67の画面に表示し(ステップS101)、処理を終了
する。
【0110】また、イメージメディア出力機構65は、
まずイメージメディア44の圧縮されたデータを解凍し
(ステップS102)、それを表示装置67の画面に表
示して(ステップS103)、処理を終了する。
【0111】また、音声メディア出力機構66は、まず
音声メディア45の圧縮されたデータを解凍し(ステッ
プS104)、それを表示装置67のスピーカに出力し
て(ステップS105)、処理を終了する。
【0112】以上説明した実施形態においては、文字資
源取出し機構46、文書メディア出力機構40、および
フォント読出し機構56を、サーバ41からダウンロー
ドする構成となっているが、これらの機能をあらかじめ
クライアント61上に設けておくこともできる。
【0113】図16、17、18、19は、文字資源取
出し機構46および文書メディア出力機構40の機能を
Webブラウザ62に組み込み、フォント読出し機構5
6をクライアント61内に用意した場合の、Webブラ
ウザ62およびフォント読出し機構56の処理のフロー
チャートである。
【0114】図16において処理が開始されると、We
bブラウザ62は、まず入力されたURLの取出しと解
析を行い(ステップS111)、それに基づいて該当す
るサーバ41へ接続する(ステップS112)。
【0115】次に、FTPで、文書メディア43に対応
するHTML文書をサーバ41から取り出し(ステップ
S113)、それを解析して(ステップS114)、H
TML文書の表示のための画面レイアウトや背景色の設
定などを行う(ステップS115)。
【0116】次に、クライアント61が保持しているフ
ォント種を洗い出し(ステップS116)、サーバ41
の文字種洗出し機構51を呼出すと同時に、クライアン
ト61が保持するフォント種を通知する(ステップS1
17)。
【0117】次に、FTPでサーバ41から使用する文
字フォント種の抽出ファイル52をダウンロードし、各
種書体フォントの管理ファイル52′としてクライアン
ト61内に格納する(図17、ステップS118)。ま
た、同様に、サーバ41から外字フォントの抽出ファイ
ル55をダウンロードし、外字フォントの管理ファイル
55′としてクライアント61内に格納する(ステップ
S119)。そして、フォント読出し機構56を呼出す
(ステップS120)。
【0118】フォント読出し機構56は、各種書体フォ
ントの管理ファイル52′内の書体フォントをすべて、
表示装置67内のフォント格納メモリへロードする(ス
テップS122)。また、外字フォントの管理ファイル
55′内の外字フォントをすべてフォント格納メモリへ
ロードして(ステップS123)、処理を終了する。
【0119】次に、Webブラウザ62は、フォント格
納メモリに格納されたフォントを使用して、HTML文
書のテキストを表示装置67の画面に表示する(ステッ
プS121)。
【0120】次に、HTML文書中に文書メディアの指
定があるかどうかを判定し(図18、ステップS12
4)、その指定があれば、サーバ41から文書メディア
を取り出し(ステップS125)、次に文書メディア処
理機構アプレット47の指定があるかどうかを判定する
(ステップS126)。ステップS124において文書
メディアの指定がなければ、ステップS130以降の処
理を行う。
【0121】ステップS126において文書メディア処
理機構アプレット47の指定があれば、それをサーバ4
1から取り出して(ステップS127)、起動する(ス
テップS128)。文書メディア処理機構アプレット4
7の指定がなければ、標準の文書メディア出力機構64
を起動する(ステップS129)。
【0122】次に、HTML文書中にイメージメディア
の指定があるかどうかを判定し(ステップS130)、
その指定があれば、サーバ41からイメージメディア4
4を取り出し(ステップS131)、次にイメージメデ
ィア処理機構アプレット48の指定があるかどうかを判
定する(ステップS132)。ステップS130におい
てイメージメディアの指定がなければ、図19のステッ
プS136以降の処理を行う。
【0123】ステップS132においてイメージメディ
ア処理機構アプレット48の指定があれば、それをサー
バ41から取り出して(ステップS133)、起動する
(ステップS134)。イメージメディア処理機構アプ
レット48の指定がなければ、標準のイメージメディア
出力機構65を起動する(ステップS135)。
【0124】次に、HTML文書中に音声メディアの指
定があるかどうかを判定し(図19、ステップS13
6)、その指定があれば、サーバ41から音声メディア
45を取り出し(ステップS137)、次に音声メディ
ア処理機構アプレット49の指定があるかどうかを判定
する(ステップS138)。ステップS136において
音声メディアの指定がなければ、処理を終了する。
【0125】ステップS138において音声メディア処
理機構アプレット49の指定があれば、それをサーバ4
1から取り出して(ステップS139)、起動し(ステ
ップS140)、処理を終了する。音声メディア処理機
構アプレット49の指定がなければ、標準の音声メディ
ア出力機構66を起動して(ステップS141)、処理
を終了する。
【0126】ところで、図2のフォント処理システムで
は、各種書体フォントの抽出ファイル52と外字フォン
トの抽出ファイル55を別々に作成して、クライアント
61にダウンロードしているが、これらを1つの抽出フ
ァイルにまとめてクライアント61に送ることも可能で
ある。その場合、通常文字と外字の文字コードが一緒に
格納されることになるが、両者は文字コードの値の範囲
などにより識別される。
【0127】
【発明の効果】本発明によれば、インターネットなどの
ネットワーク環境において、サーバ側主体で提供する情
報やプログラムを制御することができ、文字メディアに
対して豊富な表現方法を提供することができる。
【0128】特に、サーバ側にフォントを準備するだけ
で、それらのフォントを各個人ユーザ端末に表示できる
ようになり、ユーザ端末には、最小限のソフトウェアを
用意するだけで済む。したがって、端末の価格を下げる
ことができる。
【0129】また、JIS第1水準/JIS第2水準文
字以外にも、サービス提供者が定義/追加した外字を、
各個人ユーザ端末に表示できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】インターネット環境のフォント処理システムを
示す図である。
【図3】情報処理装置の構成図である。
【図4】HTMLによるアプレットの指定例を示す図で
ある。
【図5】フォント抽出ファイルの形式を示す図である。
【図6】文字のフォントデータを示す図である。
【図7】第1のブラウザの処理のフローチャート(その
1)である。
【図8】第1のブラウザの処理のフローチャート(その
2)である。
【図9】第1のブラウザの処理のフローチャート(その
3)である。
【図10】文字資源取り出し機構の処理のフローチャー
トである。
【図11】文字種洗出し機構/外字洗出し機構の処理の
フローチャート(その1)である。
【図12】文字種洗出し機構/外字洗出し機構の処理の
フローチャート(その2)である。
【図13】文書メディア出力機構/フォント読出し機構
の処理のフローチャートである。
【図14】イメージメディア処理機構/音声メディア処
理機構の処理のフローチャートである。
【図15】標準の各メディア出力機構の処理のフローチ
ャートである。
【図16】第2のブラウザの処理のフローチャート(そ
の1)である。
【図17】第2のブラウザの処理のフローチャート(そ
の2)である。
【図18】第2のブラウザの処理のフローチャート(そ
の3)である。
【図19】第2のブラウザの処理のフローチャート(そ
の4)である。
【図20】従来の日本語処理システムを示す図である。
【図21】インターネットの仕組みを示す図である。
【符号の説明】
1 ソフトウェア製品 2 メディアファイル 3 端末アクセス用のドライバ 4 フォントドライバ 5 端末画面 6 明朝体フォント 7 ゴシック体フォント 8 毛筆体フォント 11、41 WWWサーバ 12、42 提供メディア 13、43 文書メディア 14、44 イメージメディア 15、45 音声メディア 16、61 WWWクライアント 17、62 Webブラウザ 18 フォントファイル 19、56、63 フォント読出し機構 20 文書出力機構 21 イメージ出力機構 22 音声出力機構 23、67 表示装置 31 サーバ装置 32 記憶手段 33、37 出力手段 34 通信ネットワーク 35 クライアント装置 36 入力手段 40、64 文書メディア出力機構 46 文字資源取り出し機構 47 文書メディア処理機構 48 イメージメディア処理機構 49 音声メディア処理機構 50、52′ 各種書体フォントの管理ファイル 51 文字種洗出し機構 52 各種書体フォントの抽出ファイル 53、55′ 外字フォントの管理ファイル 54 外字洗出し機構 55 外字フォントの抽出ファイル 65 イメージメディア出力機構 66 音声メディア出力機構 71 CPU 72 メモリ 73 入力装置 74 出力装置 75 外部記憶装置 76 媒体駆動装置 77 ネットワーク接続装置 78 バス 79 可搬記録媒体 80 情報提供者の装置 81 外字文字コード累積テーブル 82 使用文字コード累積テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06F 13/00 351 G06F 13/00 351G 17/21 G09G 5/00 555D G09G 5/00 555 G06F 15/20 596B

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワークにおいて情報を提供す
    る情報処理装置であるサーバ装置のためのフォント処理
    装置であって、 文字メディアデータを出力するために必要なフォント資
    源であって、該文字メディアデータに対応して動的に作
    成された該必要なフォント資源と、該文字メディアデー
    タとを記憶する記憶手段と、 前記文字メディアデータと必要なフォント資源とを、前
    記ネットワーク上に送出する出力手段とを備えることを
    特徴とするフォント処理装置。
  2. 【請求項2】 あらかじめ用意された複数の書体のフォ
    ント資源から前記必要なフォント資源を抽出する文字種
    抽出手段をさらに備え、前記記憶手段は、前記文字メデ
    ィアデータを含む文書データを記憶し、該文字種抽出手
    段は、該文書データを解析して、該文字メディアデータ
    の各文字に対応するフォントデータを前記複数の書体の
    フォント資源から抽出し、抽出したフォントデータを含
    む前記必要なフォント資源を作成することを特徴とする
    請求項1記載のフォント処理装置。
  3. 【請求項3】 前記文字種抽出手段は、前記文字メディ
    アデータを受け取った情報処理装置であるクライアント
    装置が保持しているフォントデータを、前記必要なフォ
    ント資源から除くことを特徴とする請求項2記載のフォ
    ント処理装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段は、前記文字メディアデー
    タを受け取った情報処理装置であるクライアント装置
    が、前記必要なフォント資源を前記サーバ装置から前記
    ネットワークを通じてダウンロードするための文字資源
    取出しプログラムをさらに記憶し、前記出力手段は、該
    文字資源取出しプログラムを、前記文字メディアデータ
    とともに該ネットワーク上に送出し、前記クライアント
    装置は、該文字資源取出しプログラムを用いて該文字メ
    ディアデータを出力することを特徴とする請求項1記載
    のフォント処理装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段は、前記必要なフォント資
    源から文字単位にフォントデータを取り出すフォント読
    出しプログラムをさらに記憶し、前記文字資源取出しプ
    ログラムは、該フォント読出しプログラムを前記サーバ
    装置から前記ネットワークを通じてダウンロードし、前
    記クライアント装置は、該フォント読出しプログラムを
    用いて前記文字メディアデータを出力することを特徴と
    する請求項4記載のフォント処理装置。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段は、前記フォント読出しプ
    ログラムが取り出したフォントデータを用いて前記文字
    メディアデータを出力する文書メディア出力プログラム
    をさらに記憶し、前記クライアント装置は、該文書メデ
    ィア出力プログラムを前記サーバ装置から前記ネットワ
    ークを通じてダウンロードして、前記文字メディアデー
    タを出力することを特徴とする請求項5記載のフォント
    処理装置。
  7. 【請求項7】 前記記憶手段は、前記文字資源取出しプ
    ログラム、フォント読出しプログラム、および文書メデ
    ィア出力プログラムのうち、少なくとも1つ以上を、イ
    ンタプリタベースのネットワーク対応言語で記述された
    プログラムの形で記憶することを特徴とする請求項6記
    載のフォント処理装置。
  8. 【請求項8】 前記記憶手段は、任意に定義された1つ
    以上の外字を含む前記文字メディアデータを記憶するこ
    とを特徴とする請求項1記載のフォント処理装置。
  9. 【請求項9】 あらかじめ用意された複数の書体の外字
    用フォント資源から前記1つ以上の外字の出力に用いる
    フォントデータを抽出する外字抽出手段をさらに備え、
    前記記憶手段は、前記文字メディアデータを含む文書デ
    ータを記憶し、該外字抽出手段は、該文書データを解析
    して、該1つ以上の外字に対応するフォントデータを前
    記複数の書体の外字用フォント資源から抽出し、抽出し
    たフォントを含む前記必要なフォント資源を作成するこ
    とを特徴とする請求項8記載のフォント処理装置。
  10. 【請求項10】 通信ネットワークにおいて情報を提供
    する情報処理装置であるサーバ装置のためのフォント処
    理装置であって、 任意に定義された1つ以上の外字に対応する外字データ
    と、該1つ以上の外字を出力するために必要なフォント
    資源とを記憶する記憶手段と、 前記外字データと必要なフォント資源とを、前記ネット
    ワーク上に送出する出力手段とを備えることを特徴とす
    るフォント処理装置。
  11. 【請求項11】 通信ネットワークにおいて情報を受け
    取る情報処理装置であるクライアント装置のためのフォ
    ント処理装置であって、 文字メディアデータを出力するために必要なフォント資
    源であって、該文字メディアデータに対応して動的に作
    成された該必要なフォント資源と、該文字メディアデー
    タとを、前記ネットワークから受け取る入力手段と、 前記文字メディアデータを、前記必要なフォント資源を
    用いて出力する出力手段とを備えることを特徴とするフ
    ォント処理装置。
  12. 【請求項12】 前記入力手段は、前記クライアント装
    置が保持しているフォントデータを除く前記必要なフォ
    ント資源を、前記ネットワークから受け取ることを特徴
    とする請求項11記載のフォント処理装置。
  13. 【請求項13】 前記文字メディアデータを送出した情
    報処理装置であるサーバ装置から、前記必要なフォント
    資源を、前記ネットワークを通じてダウンロードする文
    字資源取出し手段をさらに備えることを特徴とする請求
    項11記載のフォント処理装置。
  14. 【請求項14】 前記必要なフォント資源から文字単位
    にフォントを取り出すフォント読出し手段をさらに備
    え、前記出力手段は、該フォント読出し手段を用いて前
    記文字メディアデータを出力することを特徴とする請求
    項13記載のフォント処理装置。
  15. 【請求項15】 前記入力手段は、任意に定義された1
    つ以上の外字を含む前記文字メディアデータを、前記ネ
    ットワークから受け取ることを特徴とする請求項11記
    載のフォント処理装置。
  16. 【請求項16】 情報を提供するサーバ装置と該情報を
    受け取るクライアント装置を通信ネットワークで結合し
    たネットワーク環境のためのフォント処理システムであ
    って、 文字メディアデータを出力するために必要なフォント資
    源であって、該文字メディアデータに対応して動的に作
    成された該必要なフォント資源と、該文字メディアデー
    タとを記憶する記憶手段と、 前記文字メディアデータと必要なフォント資源とを、前
    記ネットワーク上に送出する第1の出力手段と前記文字
    メディアデータと必要なフォント資源とを、前記ネット
    ワークから受け取る入力手段と、 前記文字メディアデータを、前記必要なフォント資源を
    用いて出力する第2の出力手段とを備えることを特徴と
    するフォント処理システム。
  17. 【請求項17】 通信ネットワークにおいて情報を提供
    する情報処理装置であるサーバ装置のための資源供給装
    置であって、 メディアデータを出力するために必要な情報資源であっ
    て、該メディアデータに対応して動的に作成された該必
    要な情報資源と、該メディアデータとを記憶する記憶手
    段と、 前記メディアデータと必要な情報資源とを、前記ネット
    ワーク上に送出する出力手段とを備えることを特徴とす
    る資源供給装置。
  18. 【請求項18】 通信ネットワークにおいて情報を提供
    するコンピュータのためのプログラムを記録した記録媒
    体であって、 文字メディアデータを出力するために必要なフォント資
    源を、該文字メディアデータに対応して動的に生成する
    機能と、 前記文字メディアデータと必要なフォント資源とを、前
    記ネットワーク上に送出する機能とを前記コンピュータ
    に実現させるためのプログラムを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
  19. 【請求項19】 通信ネットワークにおいて情報を受け
    取るコンピュータのためのプログラムを記録した記録媒
    体であって、 文字メディアデータを出力するために必要なフォント資
    源であって、該文字メディアデータに対応して動的に作
    成された該必要なフォント資源と、該文字メディアデー
    タとを、前記ネットワークから受け取る機能と、 前記文字メディアデータを、前記必要なフォント資源を
    用いて出力する機能とを前記コンピュータに実現させる
    ためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
  20. 【請求項20】 情報を提供するサーバ装置と該情報を
    受け取るクライアント装置を通信ネットワークで結合し
    たネットワーク環境のためのフォント処理方法であっ
    て、 文字メディアデータを出力するために必要なフォント資
    源を、前記サーバ装置内で、該文字メディアデータに対
    応して動的に生成し、 前記文字メディアデータと必要なフォント資源とを、前
    記サーバ装置から前記ネットワークを通じて前記クライ
    アント装置に送ることを特徴とするフォント処理方法。
  21. 【請求項21】 前記クライアント装置上で、前記文字
    メディアデータを前記必要なフォント資源を用いて出力
    することを特徴とする請求項20記載のフォント処理方
    法。
  22. 【請求項22】 情報を提供するサーバ装置と該情報を
    受け取るクライアント装置を通信ネットワークで結合し
    たネットワーク環境のための資源供給方法であって、 メディアデータを出力するために必要な情報資源を、前
    記サーバ装置内で、該メディアデータに対応して動的に
    生成し、 前記メディアデータと必要な情報資源とを、前記サーバ
    装置から前記ネットワークを通じて前記クライアント装
    置に送ることを特徴とする資源供給方法。
JP22834097A 1996-08-26 1997-08-25 ネットワーク環境におけるフォント処理装置および方法 Expired - Fee Related JP3487738B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22834097A JP3487738B2 (ja) 1996-08-26 1997-08-25 ネットワーク環境におけるフォント処理装置および方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22359596 1996-08-26
JP8-223595 1996-08-26
JP22834097A JP3487738B2 (ja) 1996-08-26 1997-08-25 ネットワーク環境におけるフォント処理装置および方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10124030A true JPH10124030A (ja) 1998-05-15
JP3487738B2 JP3487738B2 (ja) 2004-01-19

Family

ID=26525577

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22834097A Expired - Fee Related JP3487738B2 (ja) 1996-08-26 1997-08-25 ネットワーク環境におけるフォント処理装置および方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3487738B2 (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006517368A (ja) * 2003-02-10 2006-07-20 トムソン ライセンシング ストリーミングシステムにおけるフォント情報を送信および受信する方法
US7167730B2 (en) 2001-01-15 2007-01-23 Yamaha Corporation Communication terminal apparatus and method of controlling the same, server apparatus and method of controlling the same, and storage media
WO2007099779A1 (ja) * 2006-03-03 2007-09-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. コンテンツ表示装置、コンテンツ表示方法、及びコンテンツ表示プログラム
JP2013533527A (ja) * 2010-04-29 2013-08-22 モノタイプ.イメージング.インコーポレイテッド フォントサブセットの開始
JP2015037310A (ja) * 2013-08-16 2015-02-23 文鼎科技開發股▲ふん▼有限公司 多文字セット文字コード入力方法、多文字セット文字コード入力システム、及び、多文字セット文字コード入力プログラムを実行する装置
US9319444B2 (en) 2009-06-22 2016-04-19 Monotype Imaging Inc. Font data streaming
US9317777B2 (en) 2013-10-04 2016-04-19 Monotype Imaging Inc. Analyzing font similarity for presentation
US9569865B2 (en) 2012-12-21 2017-02-14 Monotype Imaging Inc. Supporting color fonts
US9626337B2 (en) 2013-01-09 2017-04-18 Monotype Imaging Inc. Advanced text editor
US9691169B2 (en) 2014-05-29 2017-06-27 Monotype Imaging Inc. Compact font hinting
US9817615B2 (en) 2012-12-03 2017-11-14 Monotype Imaging Inc. Network based font management for imaging devices
US10115215B2 (en) 2015-04-17 2018-10-30 Monotype Imaging Inc. Pairing fonts for presentation
US10909429B2 (en) 2017-09-27 2021-02-02 Monotype Imaging Inc. Using attributes for identifying imagery for selection
US11334750B2 (en) 2017-09-07 2022-05-17 Monotype Imaging Inc. Using attributes for predicting imagery performance
US11537262B1 (en) 2015-07-21 2022-12-27 Monotype Imaging Inc. Using attributes for font recommendations
US11657602B2 (en) 2017-10-30 2023-05-23 Monotype Imaging Inc. Font identification from imagery

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7167730B2 (en) 2001-01-15 2007-01-23 Yamaha Corporation Communication terminal apparatus and method of controlling the same, server apparatus and method of controlling the same, and storage media
JP2006517368A (ja) * 2003-02-10 2006-07-20 トムソン ライセンシング ストリーミングシステムにおけるフォント情報を送信および受信する方法
WO2007099779A1 (ja) * 2006-03-03 2007-09-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. コンテンツ表示装置、コンテンツ表示方法、及びコンテンツ表示プログラム
US9319444B2 (en) 2009-06-22 2016-04-19 Monotype Imaging Inc. Font data streaming
JP2013533527A (ja) * 2010-04-29 2013-08-22 モノタイプ.イメージング.インコーポレイテッド フォントサブセットの開始
US10572574B2 (en) 2010-04-29 2020-02-25 Monotype Imaging Inc. Dynamic font subsetting using a file size threshold for an electronic document
US9817615B2 (en) 2012-12-03 2017-11-14 Monotype Imaging Inc. Network based font management for imaging devices
US9569865B2 (en) 2012-12-21 2017-02-14 Monotype Imaging Inc. Supporting color fonts
US9626337B2 (en) 2013-01-09 2017-04-18 Monotype Imaging Inc. Advanced text editor
JP2015037310A (ja) * 2013-08-16 2015-02-23 文鼎科技開發股▲ふん▼有限公司 多文字セット文字コード入力方法、多文字セット文字コード入力システム、及び、多文字セット文字コード入力プログラムを実行する装置
US9805288B2 (en) 2013-10-04 2017-10-31 Monotype Imaging Inc. Analyzing font similarity for presentation
US9317777B2 (en) 2013-10-04 2016-04-19 Monotype Imaging Inc. Analyzing font similarity for presentation
US9691169B2 (en) 2014-05-29 2017-06-27 Monotype Imaging Inc. Compact font hinting
US10115215B2 (en) 2015-04-17 2018-10-30 Monotype Imaging Inc. Pairing fonts for presentation
US11537262B1 (en) 2015-07-21 2022-12-27 Monotype Imaging Inc. Using attributes for font recommendations
US11334750B2 (en) 2017-09-07 2022-05-17 Monotype Imaging Inc. Using attributes for predicting imagery performance
US10909429B2 (en) 2017-09-27 2021-02-02 Monotype Imaging Inc. Using attributes for identifying imagery for selection
US11657602B2 (en) 2017-10-30 2023-05-23 Monotype Imaging Inc. Font identification from imagery

Also Published As

Publication number Publication date
JP3487738B2 (ja) 2004-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100252720B1 (ko) 네트워크 환경에서의 폰트 처리 장치 및 방법
JP4865983B2 (ja) ネットワークサーバ
US6222634B1 (en) Apparatus and method for printing related web pages
JP3487738B2 (ja) ネットワーク環境におけるフォント処理装置および方法
US6094679A (en) Distribution of software in a computer network environment
US7664630B2 (en) Adding a predetermined program to a program operating on an information terminal device
US20060178992A1 (en) Serving signals
US20130212121A1 (en) Client-side modification of electronic documents in a client-server environment
JP2003132043A (ja) コンピュータシステムにおけるコンピュータ文書処理方法及び装置
US20180285467A1 (en) Web server
US20040103374A1 (en) Function extension type browser, browser component, program and recording medium
US7447738B1 (en) Component download selection mechanism for web browsers
JPH1115723A (ja) マルチメディアデータ供給方法及びマルチメディアデータサーバ
US20010039578A1 (en) Content distribution system
US20010049733A1 (en) Content distribution system
JP2004021304A (ja) クライアント・サーバ形式のダウンロードシステム
JP3276874B2 (ja) ネットワーク・システム
JPH10301924A (ja) 業務別外字処理装置
JP2003242127A (ja) 業務統合システム
JP4243038B2 (ja) JSPをPvC形式に変換するシステム、装置及び方法
JP2002334058A (ja) メインフレームのアプリケーション実行方法、アプリケーション実行システム、プログラム
JP4337309B2 (ja) ブラウザ装置
KR100433103B1 (ko) 이메일 플랫폼 제공장치 및 그 방법
JP2003044470A (ja) フォントサービスシステム
JPH09223004A (ja) プログラム開発支援方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031021

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071031

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081031

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081031

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091031

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091031

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101031

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101031

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131031

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees