JP3487738B2 - ネットワーク環境におけるフォント処理装置および方法 - Google Patents

ネットワーク環境におけるフォント処理装置および方法

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JP3487738B2
JP3487738B2 JP22834097A JP22834097A JP3487738B2 JP 3487738 B2 JP3487738 B2 JP 3487738B2 JP 22834097 A JP22834097 A JP 22834097A JP 22834097 A JP22834097 A JP 22834097A JP 3487738 B2 JP3487738 B2 JP 3487738B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の情報処理装
置を通信ネットワークで結合したネットワーク環境にお
いて、適当なフォントを用いて文字を出力する処理を、
ネットワークを介して行うフォント処理装置および方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、WWW(world wide web)を利用
したインターネットの普及が急速に進み、企業、個人を
問わず、広範囲なネットワーク環境において、各種情報
提供/商品紹介/商品販売サービスなどが行われるよう
になってきた。WWWとは、ネットワークにより結合さ
れたサーバ・コンピュータが提供する情報の集合体を意
味する。このWWWにおいては、サービスを要求するク
ライアント・コンピュータ上にWebブラウザと呼ばれ
るソフトウェアが搭載され、Webブラウザがサーバと
の通信処理を行う。
【0003】特に、アメリカなどでは、企業内のインタ
ーネット(インナーWeb)を利用したシステム構築
が、80%の企業において進んだと言われている。企業
内インターネットとは、ファイアウォールなどを使用し
て、外部からの接続ユーザを限定した運用形態で、こう
したネットワークはイントラネットとも呼ばれている。
【0004】また、多くの一般企業がインターネットに
続々と参入している。こうした企業は、インターネット
上に独自のホームページを設け、自社商品の紹介/販売
/取扱い/トラブル対応などのサービスを開始してい
る。
【0005】さらに、EC(electronic commerce )の
セキュリティ関連の暗号化技術に関して各社がいろいろ
な方式で試行を行っている。これらの技術が確立すれ
ば、インターネットを利用した商取引が益々加速すると
予想される。
【0006】一方、インターネット上で動作するアプリ
ケーションプログラムの開発方法も変わってきた。例え
ば、ジャバ(Java)(登録商標)などの新しい開発
言語が登場してきたため、ソフトウェアの開発方法や提
供方法などに変革が起きている。
【0007】ジャバ(登録商標)とは、インタプリタベ
ースのネットワーク対応プログラム言語であり、ジャバ
(登録商標)で記述されたプログラムは、どのOS(オ
ペレーティング・システム)でも実行することができ
る。ジャバ(登録商標)を利用したソフトウェアの提供
方法は、次の通りである。
【0008】まず、クライアント側で動作するプログラ
ムをアプレット(Applet)として、すべてサーバ側に用
意しておく。アプレットとは、ジャバ(登録商標)でコ
ーディングされたクライアント用プログラムのことで、
ネットワークサーバから供給(ダウンロード)され、ク
ライアント上で実行される。このプログラムは、クライ
アントのメモリ内にダウンロードされるが、実行後に他
のプログラムなどにより上書きされるため、いわゆる
「使い捨てのソフトウェア」とも呼ばれる。
【0009】次に、クライアント上のジャバ(登録商
標)対応ブラウザが、必要なオブジェクト(データ:コ
ンテンツ)と、その処理に必要なアプレットをダウンロ
ードして、クライアントで実行させる。ジャバ(登録商
標)対応ブラウザとは、例えばHotJava (登録商標)の
ように、ジャバ(登録商標)で開発されたアプレットを
ダウンロードして、クライアントで実行させることがで
きるブラウザを指す。
【0010】この方法の大きな特長は、商取引に必要な
在庫/単価などの情報(データ)や、販売契約を行うた
めのプログラムなどを、ネットワーク上のサーバ側に用
意しておき、サーバ側主導でプログラムの動きをコント
ロールできることである。このような新しい提供方法
は、インターネットにつながる個人ユーザを対象とした
商取引(業務)では、理想的な環境と考えられる。
【0011】これにより、一般ユーザは、自分の端末側
に特別な環境を構築しなくても、インターネット上のあ
らゆる販売サービスに接続することができる。つまり、
どこかのサービスに接続するために、新たなソフトウェ
ア製品を購入して自身の端末にインストールするとか、
新たな機器を追加するようなことが必要なくなる。
【0012】また、上述の提供方法は、ハードウェアに
も影響を及ぼそうとしている。各個人ユーザの端末に
は、ネットワークをアクセスするブラウザと、それを動
作させるための最小限のOSが用意されていれば良く、
それ以外のプログラムは、ネットワーク上のサーバから
ダウンロードすることができる。このため、端末のメモ
リ/内蔵プログラム/付属機器などを必要最小限に押さ
えることが可能になる。このような端末の一例として、
$500端末や、PDA(Personal Digial Assistant
)と呼ばれる携帯端末などがある。
【0013】こうしたネットワーク環境は、ひとまとめ
で言うと、ネットワーク全体を1つのOSと見なすこと
ができ、各クライアント端末で動作するソフトウェアが
ネットワークサーバに用意されているようなシステム環
境と言うことができる。
【0014】ところで、現在までに、メインフレーム、
UNIX(登録商標)システム、パーソナルコンピュー
タなどに対応可能な、様々な日本語処理のソフトウェア
製品が開発されてきている。フォント関連処理や利用者
定義文字(外字)の取扱い処理を行うソフトウェアもそ
の1つである。これらのシステムでは、各ハードウェア
上にOSと呼ばれる独立した環境があり、その上に日本
語処理ソフトウェアが構築されている。
【0015】図20は、パーソナルコンピュータ上に実
現された従来の日本語処理システムを示している。図2
0のシステムにおいて、各種ソフトウェア製品1は、文
字/イメージ/グラフなどのメディアデータを出力する
一般のソフトウェア製品を指し、企業の製品販売に用い
られるような業務用アプリケーションプログラムも、こ
れに該当する。
【0016】出力される各種メディアに含まれる文字情
報としては、書体名、文字列のコード、文字サイズ、文
字間隔などが含まれる。場合によっては、出力のために
メディアデータのファイルが作成されることもある。
【0017】端末アクセス用のドライバ3は、パーソナ
ルコンピュータの端末画面5に、各メディアデータを表
示するためのプログラムであり、フォントドライバ4を
含む。フォントドライバ4は、該当するフォントを、フ
ォントファイルから取り出して、端末画面5へ表示する
機構である。
【0018】システムフォントとしては、明朝体フォン
ト6、ゴシック体フォント7、毛筆体フォント8などの
標準フォントが用意されているが、それ以外にもオプシ
ョンでいろいろな種類のフォントを追加することができ
る。
【0019】しかし、このような日本語処理は、パーソ
ナルコンピュータなどの単独のシステム内に閉じて行わ
れ、フォントの追加は、ユーザが必要に応じて行う構成
となっている。
【0020】図21は、現在のWWW上で各種情報提供
サービスを受けるとき、情報提供側に対応するサーバと
各ユーザ端末に対応するクライアントの間で行われる処
理の流れを示している。各処理の概要は次の通りであ
る。 (a)WWWクライアント16の表示装置23に表示さ
れたWebブラウザ17の画面から、参照したい情報サ
ービス(ホームページ)の存在場所を、ユーザがURL
(uniform resource locator)などで指定する。URL
とは、ネットワーク上の資源を統一的に表現する識別情
報の一種である。 (b)Webブラウザ17は、指定されたURLをたよ
りにIP(インターネットプロトコル)アドレスを求
め、ネットワーク上の該当マシン(WWWサーバ)11
へ接続し、ホームページに相当するデータを、WWWク
ライアント16にダウンロードする。
【0021】このデータは、通常、HTML(hypertex
t markup language )により記述されたHTML文書の
形式を持つ。HTML文書は、他のファイルへのリンク
を持つハイパーテキストの一種であり、ここでは、文書
メディア13がこれに相当する。
【0022】WWWサーバ11内では、あらかじめ、文
書/イメージ/音声を含む提供メディア12が、文書メ
ディア13、イメージメディア14、および音声メディ
ア15の3つのファイルに分けられ、イメージメディア
14と音声メディア15は文書メディア13にリンクさ
れている。このように、HTML文書には、文書と一緒
に出力表示するための各種メディアデータの所在が定義
されている。 (c)Webブラウザ17は文書メディア13を解析し
て、ここからリンクしているイメージ/音声などのメデ
ィアデータのURLを知る。 (d)Webブラウザ17は、各メディアデータのUR
LをたよりにIPアドレスを求め、ネットワーク上の該
当マシンへ接続し、メディアデータ14、15をクライ
アント側にダウンロードする。 (e)ダウンロードしたメディアデータ14、15を、
文書メディア13と一緒に、表示装置23に出力/表示
する。通常、各メディアごとに出力機構は分かれてい
る。文書出力機構20は、フォント読出し機構19がフ
ォントファイル18から取り出したフォントを用いて、
文書メディア13中の文字列を表示する。フォント読出
し機構19は、図20のフォントドライバ4に対応す
る。また、イメージ出力機構21はイメージメディア1
4のデータを表示し、音声出力機構22は音声メディア
15のデータを出力する。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】情報処理システムにお
けるフォント関連処理として、次のようなものは従来も
存在している。 (1)システムが文字メディアの印刷に必要なフォント
資源を洗い出し、プリンタが内蔵していないフォントを
プリンタに提供する。 (2)文字メディアの出力のためのフォント資源を、あ
らかじめホストコンピュータまたはサーバからクライア
ント側にダウンロードしておき、クライアントはそれら
を用いて文字列を出力する。 (3)あるフォントが必要になった時点で、クライアン
ト側からホストコンピュータまたはサーバに、フォント
資源を要求する。
【0024】しかしながら、(1)の方法は、プリンタ
の内蔵フォントをチェック可能なシステムでの運用に限
られ、(2)の方法では、必ずしも必要なすべてのフォ
ントがダウンロードされるとは限らない。また、(3)
の方法では、フォントを要求するための専用のソフトウ
ェアが、クライアント上に必要となる。
【0025】WWWなどのインターネット環境では、ネ
ットワーク全体が1つのOSとみなされるため、フォン
ト関連処理や利用者定義文字の取扱いを含む日本語処理
についても、新たな処理方法が必要になる。
【0026】例えば、各企業が業務画面を通じてサービ
スを行う場合、いろいろな種類(書体)の文字を駆使し
て、見栄えの良い画面を表示しようとする。しかし、こ
れらすべての種類のフォントを、個人ユーザ端末上に用
意させるのには無理がある。したがって、これらのフォ
ントを外部から各ユーザ端末に供給し、端末上で表示で
きるような機構が必要である。
【0027】また、通常、どのメーカのUNIX(登録
商標)システムやパーソナルコンピュータでも、JIS
第1水準文字とJIS第2水準文字の範囲は扱えるよう
になっている。そして、顧客管理の一環として住所や氏
名を扱う場合には、JIS第1水準文字およびJIS第
2水準文字だけでは十分でないため、外字という形でユ
ーザの定義文字を追加利用できる機構が用意されてい
る。
【0028】しかし、外字はあくまでもユーザが定義す
るため、各ユーザ端末ごとに登録された外字が異なり、
サーバが持っている外字をユーザ端末に表示できるとは
限らない。インターネット上では、こうした外字が含ま
れる文字列も各ユーザ端末上に表示できるような機構が
望まれる。
【0029】本発明の課題は、ネットワーク環境におい
て、ユーザ端末のフォント資源に依存せずに、サービス
提供側の意図する多彩な文字表現を可能にするフォント
処理装置および方法を提供することである。
【0030】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明のフォン
ト処理システムの原理図である。図1のフォント処理シ
ステムは、情報を提供するサーバ装置31と情報を受け
取るクライアント装置35を通信ネットワーク34で結
合したネットワーク環境において用いられ、サーバ装置
31内のフォント処理装置とクライアント装置35内の
フォント処理装置を含む。
【0031】サーバ装置31は、例えばインターネット
上でサービスなどの情報提供を行うサービス提供者の情
報処理装置であり、クライアント装置35は、例えばイ
ンターネット上でサービスの提供を受ける各個人ユーザ
の端末装置である。
【0032】サーバ装置31内のフォント処理装置は、
記憶手段32と出力手段33を備える。記憶手段32
は、文字メディアデータを出力するために必要なフォン
ト資源であって、その文字メディアデータに対応して動
的に作成された上記必要なフォント資源と、上記文字メ
ディアデータとを記憶する。
【0033】出力手段33は、上記文字メディアデータ
と必要なフォント資源とを、ネットワーク34上に送出
する。また、クライアント装置35内のフォント処理装
置は、入力手段36と出力手段37を備える。
【0034】入力手段36は、上記文字メディアデータ
と必要なフォント資源とを、ネットワーク34から受け
取る。出力手段37は、上記文字メディアデータを、上
記必要なフォント資源を用いて表示装置等へ出力する。
【0035】文字メディアデータをクライアント装置3
5上に出力する際、サーバ装置31において、あらかじ
め用意された複数の書体のフォント資源から、上記文字
メディアデータに対応するフォントデータが動的に抽出
され、上記必要なフォント資源が作成される。そして、
このフォント資源がネットワーク34を通じてクライア
ント装置35に送られ、出力手段37から出力される。
このとき、クライアント装置35は、自装置の保持する
フォント種別情報を洗い出してサーバ装置31に送信す
る。そして、サーバ装置31は、受信したフォント種別
情報を元に、文字メディアデータを表示するのに不足す
るフォント情報を、サーバ装置31の保有するフォント
管理ファイルの中から抽出し、クライアント装置35に
送信する。
【0036】このようなフォント処理システムによれ
ば、クライアント装置35の表示装置などに出力すべき
文字メディアデータと一緒に、その出力処理に用いられ
るフォントデータが、ネットワーク34を通じて流通す
る。したがって、ネットワーク環境における各個人ユー
ザ端末の文字表示に関わる動作環境が、サーバ側主体で
動的に準備/供給される。
【0037】文字出力用のフォントデータが必要に応じ
てサーバ側から供給されるので、それらをあらかじめユ
ーザ端末側に準備しておく必要がなく、ユーザ端末の構
成や機能を簡略化することが可能になる。また、サービ
ス提供者は、あらかじめ文字メディアの出力用フォント
を指定することで、所望のフォントを自由に組み合わせ
て出力画面を構成することができる。したがって、サー
ビス提供者の意図する多彩な文字表現が可能になる。
【0038】例えば、図1の記憶手段32は、実施形態
の図3におけるメモリ72または外部記憶装置75に対
応し、出力手段33および入力手段36はネットワーク
接続装置77に対応し、出力手段37は出力装置74ま
たは図2における各メディア出力機構64〜66および
表示装置67に対応する。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態を詳細に説明する。各企業が、WWWな
どのインターネットを利用して、製品紹介や製品販売な
どのサービスを提供するとき、各個人ユーザ端末へ表示
/出力する文字/絵/動画/音声などの情報が、サーバ
側から提供される。これらの情報の中で、文字メディア
を表示する場合、個人ユーザ端末の環境に依存せず、サ
ービス提供側の意図する豊富な文字種が使えるようにし
たいという要望がある。
【0040】本発明においては、こうした要望に対し
て、上述の各メディアデータと一緒に、メディアを出力
するのに必要なフォント資源と、出力処理を行うプログ
ラム部品とが、サーバ側から供給される。
【0041】図21に示されるような従来の処理方法で
は、フォントや出力プログラムを、あらかじめ各個人ユ
ーザ端末側に準備しておくことが前提であったが、本発
明では、オブジェクト指向の考え方を取り入れ、メディ
アと一緒にフォントや出力プログラムを流通させる。本
発明の特徴を大まかに言うと、インターネットなどのネ
ットワーク環境につながる各個人ユーザ端末の動作環境
を、サーバ側主体で準備/供給するということである。
【0042】図2は、こうしたフォントに関係する処理
をインターネット上で実現するフォント処理システムを
示している。図2のフォント処理システムは、情報を提
供するWWWサーバ41と、WWWサーバ41と通信ネ
ットワークで結ばれたWWWクライアント61から成
る。
【0043】WWWサーバ41は、提供メディア42を
格納するファイルである文書メディア43、イメージメ
ディア44、音声メディア45を保持している。また、
文字資源取出し機構46、文書メディア出力機構40、
文書メディア処理機構47、イメージメディア処理機構
48、音声メディア処理機構49、文字種洗出し機構5
1、外字洗出し機構54、およびフォント読出し機構5
6を有する。
【0044】文書メディア43は、図21の文書メディ
ア13と同様に、HTMLで記述され、文字列などの文
字メディアを含み、イメージメディア44および音声メ
ディア45へのリンクを保持している。また、文字種洗
出し機構51および外字洗出し機構54は、例えばC言
語で記述されたプログラムであり、WWWサーバ41上
で実行される。
【0045】これに対して、文字資源取出し機構46、
文書メディア出力機構40、文書メディア処理機構4
7、イメージメディア処理機構48、音声メディア処理
機構49、およびフォント読出し機構56は、例えばジ
ャバ(登録商標)言語で記述されたアプレットプログラ
ムであり、WWWクライアント61にダウンロードされ
て実行される。
【0046】このうち、文字資源取出し機構46、文書
メディア出力機構40、およびフォント読出し機構56
は、あらかじめシステムに備え付けの共通プログラムで
あるが、文書メディア処理機構47、イメージメディア
処理機構48、および音声メディア処理機構49は、各
サービス提供者が個別に指定できるプログラムである。
【0047】また、WWWクライアント61は表示装置
67を備え、Webブラウザ62、標準のフォント読出
し機構63、標準の文書メディア出力機構64、標準の
イメージメディア出力機構65、および標準の音声メデ
ィア出力機構66を有する。
【0048】Webブラウザ62は、例えば、WWWサ
ーバ41からアプレットをダウンロードして実行するこ
とのできるジャバ(登録商標)対応ブラウザである。ま
た、機構63、64、65、66は、あらかじめWWW
クライアント61内に用意された出力処理用のプログラ
ムであって、それぞれ、図21のフォント読出し機構1
9、文書出力機構20、イメージ出力機構21、音声出
力機構22に対応する。
【0049】図2のフォント処理システムにおける処理
の流れは、次のようになる。 (a)表示装置67に表示されたWebブラウザ62の
画面から、参照したいホームページの存在場所を、ユー
ザがURLなどで指定する。 (b)Webブラウザ62は、指定されたURLをたよ
りにIPアドレスを求め、ネットワーク上の該当マシン
であるWWWサーバ41へ接続し、ホームページに相当
する文書メディア43と、文書メディア43からリンク
する文字資源取出し機構46とを、WWWクライアント
61にダウンロードする。 (c)Webブラウザ62は文書メディア43を解析し
て、ここからリンクしているイメージ/音声などのメデ
ィアデータのURLを知る。そして、文字資源取出し機
構46を呼び出す。文字資源取出し機構46は、HTM
L文書を出力/表示するために必要なフォント資源と文
書メディア出力機構40とフォント読出し機構56と
を、WWWサーバ41からWWWクライアント61へダ
ウンロードする。文字資源取出し機構46による処理手
順は、以下の(X)および(Y)より成る。 (X)文字資源取出し機構46は、ジャバ(登録商標)
などのプロトコルにより、WWWサーバ41内の文字種
洗出し機構51を呼び出し、各種書体フォントの管理フ
ァイル50から必要な書体フォントを抽出させる。この
とき、文書メディア43の中で使われている各文字につ
いて、対応するフォントが抽出され、書体フォントの抽
出ファイル52に格納される。
【0050】文字種洗出し機構51からは、さらに外字
洗出し機構54が呼び出され、外字フォントの管理ファ
イル53から必要な外字フォントを抽出する。このと
き、文書メディア43の中で使われている各外字につい
て、対応するフォントが抽出され、外字フォントの抽出
ファイル55に格納される。 (Y)文字資源取出し機構46は、書体フォントの抽出
ファイル52、外字フォントの抽出ファイル55、文書
メディア出力機構40、およびフォント読出し機構56
を、WWWサーバ41からWWWクライアント61へダ
ウンロードする。抽出ファイル52、55は、それぞ
れ、各種書体フォントの管理ファイル52′、外字フォ
ントの管理ファイル55′として、WWWクライアント
61内に格納される。 (d)Webブラウザ62は、(c)で得られた各メデ
ィアデータのURLをたよりにIPアドレスを求め、ネ
ットワーク上の該当マシンへ接続し、イメージメディア
44、音声メディア45をダウンロードする。 (e)ダウンロードしたメディアデータ44、45を、
文書メディア43と一緒に、表示装置67に出力/表示
する。出力機構は、各メディアごとに分かれている。
【0051】文書メディア43の出力では、標準のフォ
ント読出し機構63と標準の文書メディア出力機構64
の代わりに、ダウンロードされたフォント読出し機構5
6と文書メディア処理機構40が用いられる。
【0052】文書メディア出力機構40は、文書メディ
ア13中の文字列を表示するプログラムであり、フォン
トの取り出しについては、フォント読出し機構56に依
頼する。フォント読出し機構56は、各種書体フォント
の管理ファイル52′および外字フォントの管理ファイ
ル55′から、文字単位に該当するフォントを取り出し
て、文書メディア出力機構40に供給する。
【0053】また、標準のイメージメディア出力機構6
5はイメージメディア44のデータを表示し、標準の音
声メディア出力機構66は音声メディア45のデータを
出力する。
【0054】WWWサーバ41内の文書メディア43に
は、イメージメディア44や音声メディア45と同様
に、不図示の他の文書メディアもリンクすることができ
る。そして、上述の処理(d)において、文書メディア
処理機構47、イメージメディア処理機構48、および
音声メディア処理機構49も、同様にWWWサーバ41
からダウンロードすることができる。
【0055】この場合、処理(e)において、文書メデ
ィア43にリンクする文書メディアのデータは文書メデ
ィア処理機構47により表示され、イメージメディア4
4のデータはイメージメディア処理機構48により表示
され、音声メディア45のデータは音声メディア処理機
構49により出力される。
【0056】これにより、サービス提供者は、他の文書
メディア、イメージメディア44、および音声メディア
45の編集/出力処理を任意に指定して、WWWクライ
アント61に行わせることができる。
【0057】このようなフォント処理方法によれば、標
準の文字メディア出力機構64が準備されていない端末
に対しても、サーバ(ホスト)側で文字メディアの出力
に必要なフォントを動的に洗い出し、洗い出したフォン
トを文字メディア(出力文書)と一緒に、クライアント
(個人端末)側へ動的にダウンロードする。したがっ
て、標準フォントさえ持っていないような簡略化された
端末でも、多彩な文字を表示することが可能になる。
【0058】また、フォントを出力/表示するプログラ
ム部品(アプレット)もサーバに準備され、文字メディ
アと一緒にクライアントへダウンロードされる。そし
て、出力処理の終了時点で、サーバからダウンロードさ
れたメディアデータ/フォント資源/プログラム部品
は、クライアント上から削除される。こうして、ネット
ワーク上の各個人ユーザ端末の動作環境が、サーバ側か
ら供給/制御されるようになる。
【0059】欧米などでは、Times 、Helvetica 、Cour
ier など、非常に多くの種類のフォントが利用されてお
り、さらにプラットフォーム毎に異なるシステムフォン
トも用いられる。このため、図2のフォント処理システ
ムは、日本語以外の他の言語の文字を表示する際にも有
効である。特に、文字資源取出し機構46、文書メディ
ア出力機構40、文字種洗出し機構51、およびフォン
ト読出し機構56の組合わせは、日本国内のみならず欧
米での利用にも適した構成となっている。
【0060】また、文字資源取出し機構46、文書メデ
ィア出力機構40、外字洗出し機構54、およびフォン
ト読出し機構56の組合わせは、日本国内で外字だけの
運用を行う場合に適しており、これに文字種洗出し機構
51を加えた構成は、日本国内で各種書体のフォントお
よび外字の運用を行う場合に適している。
【0061】図3は、図2のWWWサーバ41およびW
WWクライアント61に対応する情報処理装置(コンピ
ュータ)の構成例を示している。図3の情報処理装置
は、CPU(中央処理装置)71、メモリ72、入力装
置73、出力装置74、外部記憶装置75、媒体駆動装
置76、ネットワーク接続装置77を備え、それらの各
装置はバス78により互いに結合されている。
【0062】CPU71は、メモリ72に格納されたプ
ログラムを実行して、WWWサーバ41またはWWWク
ライアント61の各処理を実現する。メモリ72には、
上述のプログラムの他に、処理に用いられるデータが格
納されている。メモリ72としては、例えばROM(re
ad only memory)、RAM(random access memory)な
どが用いられる。
【0063】入力装置73は、例えばキーボードやポイ
ンティングデバイスなどに相当し、出力装置74は、例
えば表示装置67やプリンタなどに相当する。外部記憶
装置75は、例えば、磁気ディスク装置、光ディスク装
置、光磁気ディスク装置等である。この外部記憶装置7
5に、上述のプログラムとデータを保存しておき、必要
に応じて、それらをメモリ72にロードして使用するこ
とができる。また、外部記憶装置75は、フォント資源
を保存するデータベースとしても使用できる。
【0064】媒体駆動装置76は、可搬記録媒体79を
駆動し、その記憶内容にアクセスする。可搬記録媒体7
9としては、メモリカード、フロッピーディスク、CD
−ROM(compact disk read only memory )、光ディ
スク、光磁気ディスク等、任意のコンピュータ読み取り
可能な記録媒体が使用される。この可搬記録媒体79
に、上述のプログラムとデータを格納しておき、必要に
応じて、それらをメモリ72にロードして使用すること
ができる。
【0065】ネットワーク接続装置77は、LAN(lo
cal area network)などの任意の通信ネットワークを介
してWWWに接続され、通信に伴うデータ変換等を行っ
て、外部の情報提供者の装置80(データベース等)と
通信する。これにより、WWWサーバ41およびWWW
クライアント61は、必要に応じて、上述のプログラム
とデータを装置80からネットワークを介して受け取
り、それらをメモリ32にロードして使用することがで
きる。
【0066】尚、WWWサーバ41およびWWWクライ
アント61は、必ずしも、図3に示されたすべての構成
要素を備える必要はない。次に、図4から図6までを参
照しながら、図2のフォント処理システムで用いられる
ファイルの構成を説明する。図4は、文書メディア43
などのHTML文書におけるアプレットの指定例を示し
ている。図4のHTML文書において、行L1には、文
字資源取出し機構46に対応するアプレットのファイル
名が記述され、行L2には、HTML文書のURLが記
述されている。
【0067】また、行L3には、アプレットの存在場
所、すなわちサーバのアドレスが記述され、行L4に
は、文書メディア処理機構47に対応するアプレットの
ファイル名が記述され、行L5には、文字メディアの指
定が記述されている。
【0068】また、行L6には、イメージメディア処理
機構48に対応するアプレットのファイル名が記述さ
れ、行L7には、イメージメディアの指定とイメージメ
ディア44のファイル名とが記述されている。
【0069】また、行L8には、音声メディア処理機構
49に対応するアプレットのファイル名が記述され、行
L9には、音声メディアの指定と音声メディア45のフ
ァイル名とが記述されている。
【0070】尚、本実施形態においては、文書メディア
出力機構40のファイル名が、あらかじめ文字資源取出
し機構46内に記述されているため、特にこのファイル
名をHTML文書内に記述する必要はない。
【0071】Webブラウザ62は、このようなHTM
L文書を解析して、各メディアデータやアプレットのフ
ァイルを取り出し、クライアント側にダウンロードする
ことができる。
【0072】図5は、抽出ファイル52、55のファイ
ル形式の一例を示している。図5の抽出ファイルにおい
て、文字のフォントデータは、例えば明朝体、ゴシック
体、毛筆体などの各書体ごとに分類されている。各書体
のフォントデータは、例えば図6に示すような構成を持
つ。
【0073】図6においては、書体名に続いて、各文字
のフォントデータが記されており、1つの文字のフォン
トデータは、文字コード、文字サイズ、および文字パタ
ーンから成る。文字コードは、文字種を特定する識別情
報であり、文字サイズは、文字の大きさを表す。また、
文字パターンは、例えばビットマップデータやベクトル
データなどであり、実際に出力される文字の形状を表し
ている。次に、図7から図15までを参照しながら、ジ
ャバ(登録商標)で記述されたアプレットを利用した場
合に図2のフォント処理システムにおいて行われる各処
理を、詳細に説明する。
【0074】図7、8、9は、Webブラウザ62の処
理のフローチャートである。図7において処理が開始さ
れると、Webブラウザ62は、まず入力されたURL
の取出しと解析を行い(ステップS1)、それに基づい
て該当するサーバ41へ接続する(ステップS2)。
【0075】次に、ファイル転送機能(file transfer
protocol:FTP)により、文書メディア43に対応す
るHTML文書をサーバ41から取り出し(ステップS
3)、それを解析して(ステップS4)、HTML文書
の表示のための画面レイアウトや背景色の設定などを行
う(ステップS5)。
【0076】次に、HTML文書中に文字資源取出し機
構アプレット46の指定があるかどうかを判定し(ステ
ップS6)、その指定があれば、サーバ41から文字資
源取出し機構アプレット46を取り出して(ステップS
7)、それを起動する(ステップS8)。
【0077】そして、文字資源取出し機構アプレット4
6に記述された文書メディア出力機構アプレット40を
サーバ41から取り出し、それを起動して、HTML文
書のテキスト部分(ホームページ)を表示する(ステッ
プS9)。文字資源取出し機構アプレット46の指定が
なければ、標準の文書メディア出力機構64を呼び出
し、HTML文書のテキスト部分を表示する(ステップ
S10)。
【0078】次に、HTML文書中に文書メディアの指
定があるかどうかを判定し(図8、ステップS11)、
その指定があれば、サーバ41から文書メディアを取り
出し(ステップS12)、次に文書メディア処理機構ア
プレット47の指定があるかどうかを判定する(ステッ
プS13)。ステップS11において文書メディアの指
定がなければ、ステップS17以降の処理を行う。
【0079】ステップS13において文書メディア処理
機構アプレット47の指定があれば、それをサーバ41
から取り出して(ステップS14)、起動する(ステッ
プS15)。文書メディア処理機構アプレット47の指
定がなければ、標準の文書メディア出力機構64を起動
する(ステップS16)。
【0080】次に、HTML文書中にイメージメディア
の指定があるかどうかを判定し(ステップS17)、そ
の指定があれば、サーバ41からイメージメディア44
を取り出し(ステップS18)、次にイメージメディア
処理機構アプレット48の指定があるかどうかを判定す
る(ステップS19)。ステップS17においてイメー
ジメディアの指定がなければ、図9のステップS23以
降の処理を行う。
【0081】ステップS19においてイメージメディア
処理機構アプレット48の指定があれば、それをサーバ
41から取り出して(ステップS20)、起動する(ス
テップS21)。イメージメディア処理機構アプレット
48の指定がなければ、標準のイメージメディア出力機
構65を起動する(ステップS22)。
【0082】次に、HTML文書中に音声メディアの指
定があるかどうかを判定し(図9、ステップS23)、
その指定があれば、サーバ41から音声メディア45を
取り出し(ステップS24)、次に音声メディア処理機
構アプレット49の指定があるかどうかを判定する(ス
テップS25)。ステップS23において音声メディア
の指定がなければ、処理を終了する。
【0083】ステップS25において音声メディア処理
機構アプレット49の指定があれば、それをサーバ41
から取り出して(ステップS26)、起動し(ステップ
S27)、処理を終了する。音声メディア処理機構アプ
レット49の指定がなければ、標準の音声メディア出力
機構66を起動して(ステップS28)、処理を終了す
る。
【0084】図10は、図7のステップS8で呼出され
た文字資源取出し機構アプレット46の処理のフローチ
ャートである。文字資源取出し機構アプレット46に
は、あらかじめ文字種洗出し機構51、文書メディア出
力機構アプレット40およびフォント読出し機構アプレ
ット56のファイル名が記述されている。
【0085】図10において処理が開始されると、文字
資源取出し機構アプレット46は、まずWebブラウザ
62からサーバ41のIPアドレスと文書メディア43
のHTML文書名とを引き継ぎ(ステップS31)、サ
ーバ41へ接続する(ステップS32)。
【0086】次に、クライアント61が保持しているフ
ォントの種類(フォント種)を洗い出し(ステップS3
3)、サーバ41の文字種洗出し機構51を呼出すと同
時に、クライアント61が保持するフォント種を通知す
る(ステップS34)。
【0087】次に、FTPでサーバ41から使用する文
字フォント種の抽出ファイル52をダウンロードし、各
種書体フォントの管理ファイル52′としてクライアン
ト61内に格納する(ステップS35)。また、同様
に、サーバ41から外字フォントの抽出ファイル55を
ダウンロードし、外字フォントの管理ファイル55′と
してクライアント61内に格納する(ステップS3
6)。
【0088】そして、FTPでサーバ41から文書メデ
ィア出力機構アプレット40をダウンロードし(ステッ
プS37)、さらにフォント読出し機構アプレット56
をダウンロードして(ステップS38)、処理を終了す
る。
【0089】こうして、文字資源取出し機構アプレット
46により、各種書体フォントの管理ファイル52′、
外字フォントの管理ファイル55′文書メディア出力機
構アプレット40、およびフォント読出し機構アプレッ
ト56がクライアント61にダウンロードされ、情報提
供者が指定したフォントの出力準備が整えられる。
【0090】図11、12は、図10のステップS34
で呼出された文字種洗出し機構51と、それから呼出さ
れる外字洗出し機構54の処理のフローチャートであ
る。図11において処理が開始されると、文字種洗出し
機構51は、まず呼出し元である文字資源取出し機構ア
プレット46からHTML文書名を引き継ぎ、それに対
応するHTML文書(文書メディア43)を読み込む
(ステップS41)。
【0091】次に、サーバ41のメモリ内の作業領域に
設定される外字文字コード累積テーブル81と使用文字
コード累積テーブル82の内容をクリアし(ステップS
42)、さらに、文字取り出し用カウンタをゼロクリア
する(ステップS43)。
【0092】そして、HTML文書から処理対象の文字
を1つ取り出し(ステップS44)、それが外字かどう
かを判定する(ステップS45)。通常、外字の文字コ
ード(外字コード)は他の文字の文字コードと異なる範
囲の値を用いているので、文字コードを読み取れば、外
字かどうかが分かる。
【0093】取り出した文字が外字であれば、同じサー
バ41内の外字洗出し機構54を呼出す(ステップS4
6)。それが外字でなければ、次に、そのフォントが、
文字資源取出し機構アプレット46から通知された、ク
ライアント61内に存在するフォントの種類に対応する
かどうかを判定する(ステップS47)。そして、その
フォントがクライアント61内に存在する場合は、ステ
ップS52以降の処理を行う。
【0094】そのフォントがクライアント61内に存在
しない場合は、次に、取り出した文字が使用文字コード
累積テーブル82に登録済みかどうかを調べる(ステッ
プS48)。そして、それが登録済みであれば、ステッ
プS52以降の処理を行う。また、それが登録されてい
なければ、その文字コードを、使用文字コード累積テー
ブル82内の対応する書体の新たなエントリとして登録
する(ステップS49)。
【0095】次に、文字取り出し用カウンタの値を1つ
インクリメントし(ステップS52)、処理対象の文字
列が終了したかどうかを判定する(ステップS53)。
文字列が終了していなければ、ステップS44以降の処
理を繰り返す。こうして、使用文字コード累積テーブル
82には、各書体ごとに、互いに異なる文字コードだけ
が累積されていく。
【0096】一方、ステップS46で呼出された外字洗
出し機構54は、まず処理対象の文字が外字文字コード
累積テーブル81に登録済みかどうかを調べ(ステップ
S50)、それが登録済みであれば処理を終了する。ま
た、それが登録されていなければ、その外字コードを、
外字文字コード累積テーブル81内の対応する書体の新
たなエントリとして登録し(ステップS51)、処理を
終了する。
【0097】そして、外字洗出し機構54が処理を終了
すると、文字種洗出し機構51はステップS52以降の
処理を行う。こうして、外字文字コード累積テーブル8
1にも、各書体ごとに、互いに異なる文字コードだけが
累積されていく。
【0098】次に、文字種洗出し機構51は、サーバ4
1内の各種書体フォントの管理ファイル50から、使用
文字コード累積テーブル82に登録された文字に対応す
るフォントを抽出し、各種書体フォントの抽出ファイル
52を生成する(図12、ステップS54)。
【0099】また、外字フォントの管理ファイル53か
ら、外字文字コード累積テーブル81に登録された外字
に対応するフォントを抽出し、外字フォントの抽出ファ
イル55を生成して(ステップS55)、処理を終了す
る。
【0100】こうして、フォントの管理ファイル50、
53から、文書メディア43の表示に必要なフォントの
みが選択されて、抽出ファイル52、55に格納され
る。これらの抽出ファイル52および55は、クライア
ント61にダウンロードされて、各種書体フォントの管
理ファイル52′および外字フォントの管理ファイル5
5′となる。
【0101】図13は、図7のステップS9で呼出され
た文書メディア出力機構アプレット40と、それから呼
出されるフォント読出し機構アプレット56の処理のフ
ローチャートである。図13において処理が開始される
と、文書メディア出力機構アプレット40は、まずクラ
イアント61内のフォント読出し機構アプレット56を
呼出す(ステップS61)。
【0102】フォント読出し機構アプレット56は、各
種書体フォントの管理ファイル52′内の書体フォント
をすべて、表示装置67内に設けられるフォント格納メ
モリへロードする(ステップS71)。また、外字フォ
ントの管理ファイル55′内の外字フォントをすべてフ
ォント格納メモリへロードして(ステップS72)、処
理を終了する。
【0103】次に、文書メディア出力機構アプレット4
0は、フォント格納メモリに格納されたフォントを使用
して、文書メディアを表示装置67の画面に表示し(ス
テップS62)、処理を終了する。
【0104】図8のステップS15で呼出された文書メ
ディア処理機構アプレット47も、文書メディア出力機
構アプレット40と同様に、フォント読出し機構アプレ
ット56を用いて文書メディアを表示する。
【0105】図14は、図8のステップS21で呼出さ
れたイメージメディア処理機構アプレット48と、図9
のステップS27で呼出された音声メディア処理機構ア
プレット49の処理のフローチャートである。
【0106】イメージメディア処理機構アプレット48
は、まずイメージメディア44の圧縮されたデータを解
凍し(ステップS81)、アプレット48に記述された
方法でそれを編集する(ステップS82)。そして、編
集したデータを表示装置67の画面に表示し(ステップ
S83)、処理を終了する。
【0107】また、音声メディア処理機構アプレット4
9は、まず音声メディア45の圧縮されたデータを解凍
し(ステップS91)、アプレット49に記述された方
法でそれを編集する(ステップS92)。そして、編集
したデータを表示装置67のスピーカに出力し(ステッ
プS93)、処理を終了する。
【0108】図15は、図7のステップS10および図
8のステップS16で呼出された標準の文書メディア出
力機構64と、図8のステップS22で呼出された標準
のイメージメディア出力機構65と、図9のステップS
28で呼出された標準の音声メディア出力機構66の処
理のフローチャートである。
【0109】文書メディア出力機構64は、標準のフォ
ント読出し機構63を用いて、文書メディアを表示装置
67の画面に表示し(ステップS101)、処理を終了
する。
【0110】また、イメージメディア出力機構65は、
まずイメージメディア44の圧縮されたデータを解凍し
(ステップS102)、それを表示装置67の画面に表
示して(ステップS103)、処理を終了する。
【0111】また、音声メディア出力機構66は、まず
音声メディア45の圧縮されたデータを解凍し(ステッ
プS104)、それを表示装置67のスピーカに出力し
て(ステップS105)、処理を終了する。
【0112】以上説明した実施形態においては、文字資
源取出し機構46、文書メディア出力機構40、および
フォント読出し機構56を、サーバ41からダウンロー
ドする構成となっているが、これらの機能をあらかじめ
クライアント61上に設けておくこともできる。
【0113】図16、17、18、19は、文字資源取
出し機構46および文書メディア出力機構40の機能を
Webブラウザ62に組み込み、フォント読出し機構5
6をクライアント61内に用意した場合の、Webブラ
ウザ62およびフォント読出し機構56の処理のフロー
チャートである。
【0114】図16において処理が開始されると、We
bブラウザ62は、まず入力されたURLの取出しと解
析を行い(ステップS111)、それに基づいて該当す
るサーバ41へ接続する(ステップS112)。
【0115】次に、FTPで、文書メディア43に対応
するHTML文書をサーバ41から取り出し(ステップ
S113)、それを解析して(ステップS114)、H
TML文書の表示のための画面レイアウトや背景色の設
定などを行う(ステップS115)。
【0116】次に、クライアント61が保持しているフ
ォント種を洗い出し(ステップS116)、サーバ41
の文字種洗出し機構51を呼出すと同時に、クライアン
ト61が保持するフォント種を通知する(ステップS1
17)。
【0117】次に、FTPでサーバ41から使用する文
字フォント種の抽出ファイル52をダウンロードし、各
種書体フォントの管理ファイル52′としてクライアン
ト61内に格納する(図17、ステップS118)。ま
た、同様に、サーバ41から外字フォントの抽出ファイ
ル55をダウンロードし、外字フォントの管理ファイル
55′としてクライアント61内に格納する(ステップ
S119)。そして、フォント読出し機構56を呼出す
(ステップS120)。
【0118】フォント読出し機構56は、各種書体フォ
ントの管理ファイル52′内の書体フォントをすべて、
表示装置67内のフォント格納メモリへロードする(ス
テップS122)。また、外字フォントの管理ファイル
55′内の外字フォントをすべてフォント格納メモリへ
ロードして(ステップS123)、処理を終了する。
【0119】次に、Webブラウザ62は、フォント格
納メモリに格納されたフォントを使用して、HTML文
書のテキストを表示装置67の画面に表示する(ステッ
プS121)。
【0120】次に、HTML文書中に文書メディアの指
定があるかどうかを判定し(図18、ステップS12
4)、その指定があれば、サーバ41から文書メディア
を取り出し(ステップS125)、次に文書メディア処
理機構アプレット47の指定があるかどうかを判定する
(ステップS126)。ステップS124において文書
メディアの指定がなければ、ステップS130以降の処
理を行う。
【0121】ステップS126において文書メディア処
理機構アプレット47の指定があれば、それをサーバ4
1から取り出して(ステップS127)、起動する(ス
テップS128)。文書メディア処理機構アプレット4
7の指定がなければ、標準の文書メディア出力機構64
を起動する(ステップS129)。
【0122】次に、HTML文書中にイメージメディア
の指定があるかどうかを判定し(ステップS130)、
その指定があれば、サーバ41からイメージメディア4
4を取り出し(ステップS131)、次にイメージメデ
ィア処理機構アプレット48の指定があるかどうかを判
定する(ステップS132)。ステップS130におい
てイメージメディアの指定がなければ、図19のステッ
プS136以降の処理を行う。
【0123】ステップS132においてイメージメディ
ア処理機構アプレット48の指定があれば、それをサー
バ41から取り出して(ステップS133)、起動する
(ステップS134)。イメージメディア処理機構アプ
レット48の指定がなければ、標準のイメージメディア
出力機構65を起動する(ステップS135)。
【0124】次に、HTML文書中に音声メディアの指
定があるかどうかを判定し(図19、ステップS13
6)、その指定があれば、サーバ41から音声メディア
45を取り出し(ステップS137)、次に音声メディ
ア処理機構アプレット49の指定があるかどうかを判定
する(ステップS138)。ステップS136において
音声メディアの指定がなければ、処理を終了する。
【0125】ステップS138において音声メディア処
理機構アプレット49の指定があれば、それをサーバ4
1から取り出して(ステップS139)、起動し(ステ
ップS140)、処理を終了する。音声メディア処理機
構アプレット49の指定がなければ、標準の音声メディ
ア出力機構66を起動して(ステップS141)、処理
を終了する。
【0126】ところで、図2のフォント処理システムで
は、各種書体フォントの抽出ファイル52と外字フォン
トの抽出ファイル55を別々に作成して、クライアント
61にダウンロードしているが、これらを1つの抽出フ
ァイルにまとめてクライアント61に送ることも可能で
ある。その場合、通常文字と外字の文字コードが一緒に
格納されることになるが、両者は文字コードの値の範囲
などにより識別される。
【0127】
【発明の効果】本発明によれば、インターネットなどの
ネットワーク環境において、サーバ側主体で提供する情
報やプログラムを制御することができ、文字メディアに
対して豊富な表現方法を提供することができる。
【0128】特に、サーバ側にフォントを準備するだけ
で、それらのフォントを各個人ユーザ端末に表示できる
ようになり、ユーザ端末には、最小限のソフトウェアを
用意するだけで済む。したがって、端末の価格を下げる
ことができる。
【0129】また、JIS第1水準/JIS第2水準文
字以外にも、サービス提供者が定義/追加した外字を、
各個人ユーザ端末に表示できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】インターネット環境のフォント処理システムを
示す図である。
【図3】情報処理装置の構成図である。
【図4】HTMLによるアプレットの指定例を示す図で
ある。
【図5】フォント抽出ファイルの形式を示す図である。
【図6】文字のフォントデータを示す図である。
【図7】第1のブラウザの処理のフローチャート(その
1)である。
【図8】第1のブラウザの処理のフローチャート(その
2)である。
【図9】第1のブラウザの処理のフローチャート(その
3)である。
【図10】文字資源取り出し機構の処理のフローチャー
トである。
【図11】文字種洗出し機構/外字洗出し機構の処理の
フローチャート(その1)である。
【図12】文字種洗出し機構/外字洗出し機構の処理の
フローチャート(その2)である。
【図13】文書メディア出力機構/フォント読出し機構
の処理のフローチャートである。
【図14】イメージメディア処理機構/音声メディア処
理機構の処理のフローチャートである。
【図15】標準の各メディア出力機構の処理のフローチ
ャートである。
【図16】第2のブラウザの処理のフローチャート(そ
の1)である。
【図17】第2のブラウザの処理のフローチャート(そ
の2)である。
【図18】第2のブラウザの処理のフローチャート(そ
の3)である。
【図19】第2のブラウザの処理のフローチャート(そ
の4)である。
【図20】従来の日本語処理システムを示す図である。
【図21】インターネットの仕組みを示す図である。
【符号の説明】
1 ソフトウェア製品 2 メディアファイル 3 端末アクセス用のドライバ 4 フォントドライバ 5 端末画面 6 明朝体フォント 7 ゴシック体フォント 8 毛筆体フォント 11、41 WWWサーバ 12、42 提供メディア 13、43 文書メディア 14、44 イメージメディア 15、45 音声メディア 16、61 WWWクライアント 17、62 Webブラウザ 18 フォントファイル 19、56、63 フォント読出し機構 20 文書出力機構 21 イメージ出力機構 22 音声出力機構 23、67 表示装置 31 サーバ装置 32 記憶手段 33、37 出力手段 34 通信ネットワーク 35 クライアント装置 36 入力手段 40、64 文書メディア出力機構 46 文字資源取り出し機構 47 文書メディア処理機構 48 イメージメディア処理機構 49 音声メディア処理機構 50、52′ 各種書体フォントの管理ファイル 51 文字種洗出し機構 52 各種書体フォントの抽出ファイル 53、55′ 外字フォントの管理ファイル 54 外字洗出し機構 55 外字フォントの抽出ファイル 65 イメージメディア出力機構 66 音声メディア出力機構 71 CPU 72 メモリ 73 入力装置 74 出力装置 75 外部記憶装置 76 媒体駆動装置 77 ネットワーク接続装置 78 バス 79 可搬記録媒体 80 情報提供者の装置 81 外字文字コード累積テーブル 82 使用文字コード累積テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−141282(JP,A) 特開 平9−16561(JP,A) 特開 平6−75726(JP,A) 特開 平4−147319(JP,A) 特開 昭59−99484(JP,A) 特表2000−510267(JP,A) 国際公開95/33247(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 5/24

Claims (21)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワークを経由してクライアン
    ト装置が接続されるサーバ装置によるフォント処理方法
    であって、 文字メディアデータを、当該文字メディアデータを要求
    するクライアント装置に送信する文字メディアデータ送
    信ステップと、 前記クライアント装置から当該クライアント装置の保持
    するフォント種別情報を受信するフォント種別情報受信
    ステップと、 前記フォント種別情報受信ステップで受信したフォント
    種別情報を元に前記文字メディアデータを表示するのに
    不足するフォント情報を前記サーバ装置の保有するフォ
    ント管理ファイルの中から抽出する文字種洗出しステッ
    プと、 前記文字種洗出しステップで抽出したフォント情報を前
    記フォント種別情報受信ステップで受信したフォント種
    別情報の送信元クライアント装置に送信するフォント資
    源送信ステップとを有することを特徴とするフォント処
    理方法。
  2. 【請求項2】 前記文字種洗出しステップは、 前記サーバ装置の保有するフォント管理ファイルの中か
    ら前記フォント種別情報受信ステップで受信したフォン
    ト種別情報のフォント種別を除く、前記文字メディアデ
    ータに必要なフォント情報を抽出することを特徴とする
    請求項1記載のフォント処理方法。
  3. 【請求項3】 前記クライアント装置の保持するフォン
    ト種別情報を洗い出して前記サーバに送信するフォント
    種別通知プログラムを前記クライアント装置に送信する
    フォント種別通知プログラム送信ステップと、を更に有
    し、 前記フォント種別情報受信ステップは、前記クライアン
    ト装置で実行される前記フォント種別通知プログラムに
    よって送信されるフォント種別情報を受信することを特
    徴とする請求項1記載のフォント処理方法。
  4. 【請求項4】 前記文字種洗出しステップで抽出するフ
    ォント情報には外字フォント情報を含むことを特徴とす
    る請求項3記載のフォント処理方法。
  5. 【請求項5】 前記フォント資源送信ステップで送信さ
    れるフォント情報を受信するフォント資源受信プログラ
    ムと、前記文字メディアデータのフォントを前記フォン
    ト資源受信プログラムで受信したフォント情報から抽出
    するフォント読出しプログラムと、当該フォント読出し
    プログラムで抽出したフォントを使って前記文字メディ
    アデータを表示する文字メディア出力プログラムとを前
    記クライアント装置に送信するフォント出力プログラム
    送信ステップと、 を更に有することを特徴とする請求項1記載のフォント
    処理方法。
  6. 【請求項6】 通信ネットワークを経由してサーバ装置
    に接続するクライアント装置によるフォント処理方法で
    あって、 前記サーバから文字メディアデータを受信する文字メデ
    ィアデータ受信ステップと、 自装置に保持するフォント種別情報を洗い出して前記サ
    ーバに送信するフォント種別情報通知ステップと、 前記文字メディアデータを表示するのに必要な、前記フ
    ォント種別情報通知ステップで送信したフォント種別情
    報を除く、フォント情報を前記サーバより受信するフォ
    ント資源受信ステップと、 前記文字メディアデータのフォントを前記フォント資源
    受信ステップで受信したフォント情報から抽出するフォ
    ント読出しステップと、 前記フォント読出しステップで抽出したフォントを使っ
    て、前記文字メディアデータを表示する文字メディア出
    力ステップとを有することを特徴とするフォント処理方
    法。
  7. 【請求項7】 前記フォント資源受信ステップにより受
    信するフォント情報には外字フォント情報を含むことを
    特徴とする請求項6記載のフォント処理方法。
  8. 【請求項8】 通信ネットワークを経由してクライアン
    ト装置が接続されるサーバ装置であって、 文字メディアデータを記憶する文字メディアデータ記憶
    手段と、 前記文字メディアデータ記憶手段に記憶する文字メディ
    アデータを、当該文字メディアデータを要求するクライ
    アント装置に送信する文字メディアデータ送信手段と、 前記クライアント装置から送信された当該クライアント
    装置の保持するフォント種別情報を受信するフォント種
    別情報受信手段と、 前記フォント種別情報受信手段で受信したフォント種別
    情報を元に前記文字メディアデータを表示するのに不足
    するフォント情報を前記サーバ装置の保有するフォント
    管理ファイルの中から抽出する文字種洗出し手段と、 前記文字種洗出し手段で抽出したフォントを前記フォン
    ト種別情報受信手段により受信したフォント種別情報の
    送信元クライアント装置に送信するフォント資源送信手
    段とを有することを特徴とするサーバ装置。
  9. 【請求項9】 前記文字種洗出し手段は、 前記サーバ装置の保有するフォント管理ファイルの中か
    ら前記フォント種別情報受信手段で受信したフォント種
    別情報のフォント種別を除く、前記文字メディアデータ
    に必要なフォント情報を抽出することを特徴とする請求
    項8記載のサーバ装置。
  10. 【請求項10】 前記クライアント装置保持するフォ
    ント種別情報を洗い出して前記サーバに送信するフォン
    ト種別通知プログラムを記憶するフォント種別通知プロ
    グラム記憶手段と、 前記フォント種別通知プログラム記憶手段に記憶するフ
    ォント種別通知プログラムを前記クライアント装置に送
    信するフォント種別通知プログラム送信手段と、 を更に有し、 前記フォント種別情報受信手段は、前記クライアント装
    置で実行される前記フォント種別通知プログラムによっ
    て送信されるフォント種別情報を受信することを特徴と
    する請求項8記載のサーバ装置。
  11. 【請求項11】 前記文字種洗出し手段で抽出するフォ
    ント情報には外字フォント情報を含むことを特徴とする
    請求項10記載のサーバ装置。
  12. 【請求項12】 前記フォント種別通知プログラム記憶
    手段は、 インタプリタベースのネットワーク対応言語で
    記述した前記フォント種別通知 プログラムを記憶するこ
    とを特徴とする請求項10記載のサーバ装置。
  13. 【請求項13】 前記フォント資源送信手段で送信され
    たフォント情報を受信するフォント資源受信プログラム
    と、前記文字メディアデータのフォントを前記フォント
    資源受信プログラムで受信したフォント情報から抽出す
    るフォント読出しプログラムと、前記フォント読出しプ
    ログラムで抽出したフォントを使って前記文字メディア
    データを表示する文字メディア出力プログラムとを記憶
    するフォント出力プログラム記憶手段と、 前記フォント出力プログラム記憶手段に記憶するフォン
    ト資源受信プログラム、フォント読出しプログラム及び
    文字メディア出力プログラムを前記クライアント装置に
    送信するフォント出力プログラム送信手段とを更に有す
    ることを特徴とする請求項8記載のサーバ装置。
  14. 【請求項14】 前記フォント出力プログラム記憶手段
    は、インタプリタベースのネットワーク対応言語で記述
    した前記フォント資源受信プログラム、前記フォント読
    出しプログラム及び前記文字メディア出力プログラムを
    記憶することを特徴とする請求項13記載のサーバ装
    置。
  15. 【請求項15】 通信ネットワークを経由してサーバ装
    置に接続するクライアント装置であって、 自装置の保持するフォント種別情報を洗い出して前記文
    字メディアデータを保有するサーバに送信するフォント
    種別通知手段と、 前記文字メディアデータを表示するのに必要な、前記フ
    ォント種別通知手段で送信したフォント種別情報を除く
    フォント情報を前記サーバより受信するフォント資源受
    信手段と、 前記文字メディアデータのフォントを前記フォント資源
    受信手段で受信したフォント情報から抽出するフォント
    読出し手段と、 前記フォント読出し手段で抽出したフォントを使って、
    前記文字メディアデータを表示する文字メディア出力手
    段とを有することを特徴とするクライアント装置。
  16. 【請求項16】 前記フォント資源受信手段で受信する
    フォント情報には外字フォント情報を含むことを特徴と
    する請求項15記載のクライアント装置。
  17. 【請求項17】 通信ネットワークを経由してクライア
    ントコンピュータに接続されているサーバコンピュータ
    に、 文字メディアデータを、当該文字メディアデータを要求
    する前記クライアントコンピュータに送信する文字メデ
    ィアデータ送信機能と、 前記クライアントコンピュータが送信した当該クライア
    ントコンピュータの保持するフォント種別情報を受信す
    るフォント種別情報受信機能と、 前記フォント種別情報受信機能で受信したフォント種別
    情報を元に前記文字メディアデータを表示するのに不足
    するフォント情報を当該サーバコンピュータの保有する
    フォント管理ファイルの中から抽出する文字種洗出し機
    能と、 前記文字種洗出し機能で抽出したフォント情報を前記フ
    ォント種別情報受信機能で受信したフォント種別情報の
    送信元クライアントコンピュータに送信するフォント資
    源送信機能とを実行させるプログラムを記録したコンピ
    ュータ読み出し可能な記憶媒体。
  18. 【請求項18】 前記文字種洗出し機能は、 前記フォント種別情報受信機能で受信したフォント種別
    情報のフォント種別を除く、前記文字メディアデータに
    必要なフォント情報を、当該サーバコンピュータの保有
    するフォント管理ファイルの中から抽出することを特徴
    とする請求項17記載のコンピュータ読み出し可能な記
    憶媒体。
  19. 【請求項19】 前記プログラムは、 前記クライアントコンピュータが保持するフォント種別
    情報を洗い出して前記サーバに通知するフォント種別通
    知プログラムを送信するフォント種別通知プログラム送
    信機能を前記サーバコンピュータに更に実行させ、 前記フォント種別情報受信機能は、 前記フォント種別通知プログラムにより送信されたフォ
    ント種別情報を受信することを特徴とする請求項17
    載のコンピュータ読み出し可能な記憶媒体。
  20. 【請求項20】 前記プログラムは、 前記フォント資源送信機能で送信したフォント情報を受
    信するフォント資源受信プログラムと、前記文字メディ
    アデータのフォントを前記フォント資源受信プログラム
    で受信したフォント情報から抽出するフォント読出しプ
    ログラムと、前記フォント読出しプログラムで抽出した
    フォントを使って前記文字メディアデータを表示する文
    字メディア出力プログラムとを前記クライアントコンピ
    ュータに送信するフォント出力プログラム送信機能を前
    記サーバコンピュータに更に実行させることを特徴とす
    る請求項17記載のコンピュータ読み出し可能な記憶媒
    体。
  21. 【請求項21】 通信ネットワークを経由してサーバコ
    ンピュータに接続されるクライアントコンピュータに、 前記サーバコンピュータから文字メディアデータを受信
    するとき、自装置の保持するフォント種別情報を洗い出
    して前記サーバに通知するフォント種別通知機能と、 前記文字メディアデータを表示するのに必要な、前記フ
    ォント種別情報通知機能で送信したフォント種別情報を
    除くフォント情報を前記サーバより受信するフォント資
    源受信機能と、 前記フォント資源受信機能で受信したフォント情報から
    前記文字メディアデータのフォントを抽出するフォント
    読出し機能と、 前記フォント読出し機能で抽出したフォントを使って、
    前記文字メディアデータを表示する文字メディア出力機
    能と、を実行させるプログラムを記録したコンピュータ
    読み出し可能な記憶媒体。
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