JPH10124013A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH10124013A
JPH10124013A JP28208296A JP28208296A JPH10124013A JP H10124013 A JPH10124013 A JP H10124013A JP 28208296 A JP28208296 A JP 28208296A JP 28208296 A JP28208296 A JP 28208296A JP H10124013 A JPH10124013 A JP H10124013A
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JP
Japan
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signal
liquid crystal
crystal display
image signal
image
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JP28208296A
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English (en)
Inventor
Junji Koike
淳司 小池
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラインデータ数が液晶パネルの有するライン
数より多い画像信号が入力した場合でも最適な画像を得
ることができる液晶表示装置を提供する。 【解決手段】 SVGAの図4(a)に示される画像信
号PSが入力されたとき、図4(j)に示されるよう
に、垂直シフトクロック信号VCP3が5回に1回の割
合で間引かれる。また、同時に図4(g)に示されるよ
うに、間引かれるラインデータA2,A7に対応する水
平スタート信号STH2が間引かれ、かつ、図4(f)
に示されるように、極性制御信号VTがラインデータを
間引く水平周期とその次の周期の2Hで同極性とされ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶パネルに画像
を表示する液晶表示装置に関し、特に、入力される画像
信号の水平走査線のデータ(以下「ラインデータ」とも
いう)の数にかかわらず画像を適切に表示する液晶表示
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置では、1水平走査期間にお
いて、画像信号が有するドットデータの1ドットと、液
晶パネルの1画素との同期がとられて画像が表示され
る。また、画像信号が1垂直走査期間内に有する任意数
のラインデータにおける1本の水平走査線(以下「ライ
ン」ともいう)のラインデータが、液晶パネルにおける
垂直方向の1ラインに対応して表示される。このライン
データは、ドットデータの集合体である。
【0003】このように液晶表示装置においては、コン
ピュータから出力される画像信号の種類に応じて画像を
表示することが行なわれている。
【0004】ところで、近年においては、多種多様な仕
様のコンピュータが製造されている。そして、これらの
コンピュータは種類が異なると、出力する画像信号の特
性が異なる場合が多い。したがって、接続されたコンピ
ュータからの画像を表示する液晶表示装置には、多種類
のコンピュータに対応可能な汎用性が要求される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、たとえば、4
80本の表示ライン数を有する液晶パネルに対し、トー
タルライン数が630本(うち600本が有効画像デー
タ期間に相当)を有するコンピュータからの画像信号
(SVGA)を表示させる場合、液晶パネルの表示ライ
ン数(480本)の方が、画像信号のトータルライン数
(600本)よりも少ないため、画像信号の下方の12
0ラインが欠けて見えなくなるといった問題が生じる。
【0006】そこで、本発明は、このような場合には垂
直シフトクロック信号を規則的に間引くことによって下
方の画像が欠けるのではなく、全体を規則的に間引い
て、見かけ上全体的に均整のとれた画像を液晶パネルに
表示することを目的とするものである。
【0007】また、本発明は、簡易な手段により各種の
コンピュータに対して最適な画像表示を行なうことがで
きる液晶表示装置を得ることをも目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る液晶表示
装置は、ラインデータからなる画像信号を入力して画像
を表示するための液晶表示手段と、画像信号の極性を反
転させるための極性反転手段と、液晶表示手段において
水平方向に順次画像信号を書込むための水平書込手段
と、液晶表示手段における垂直方向の走査を順次駆動す
るための垂直シフトクロック信号を生成するとともに、
垂直シフトクロック信号に応答してラインデータを垂直
方向に順次液晶表示手段に書込むための垂直書込手段
と、外部接続されるコンピュータから入力される画像信
号の種類を判別する画像信号判別手段とを備え、垂直書
込手段は、画像信号判別手段で判別された画像信号のラ
インデータ数が液晶表示手段の有するライン数より多い
場合には、規則的に垂直シフトクロック信号を間引くこ
とによって画像信号を液晶表示手段に書込むとともに、
極性反転手段は、間引かれた画像信号が水平周期毎に逆
の極性を有するよう画像信号の極性を反転させるもので
ある。
【0009】請求項2に係る液晶表示装置は、ラインデ
ータからなる画像信号を入力して画像を表示するための
液晶表示手段と、画像信号の極性を反転させるための極
性反転手段と、液晶表示手段において水平方向に順次画
像信号を書込むための水平書込手段と、液晶表示手段に
おける垂直方向の走査を順次駆動するための垂直シフト
クロック信号を生成するとともに、垂直シフトクロック
信号に応答してラインデータを垂直方向に順次液晶表示
手段に書込むための垂直書込手段と、外部接続されるコ
ンピュータから入力される画像信号の種類を判別する画
像信号判別手段とを備え、垂直書込手段は、画像信号判
別手段で判別された画像信号のラインデータ数が液晶表
示手段の有するライン数より多い場合には、規則的に垂
直シフトクロック信号を間引くことによって画像信号を
液晶表示手段に書込むとともに、水平書込手段は、間引
かれた画像信号に対する水平方向の液晶表示手段への書
込を行なわないこととするものである。
【0010】請求項3に係る液晶表示装置は、ラインデ
ータからなる画像信号を入力して画像を表示する液晶表
示手段と、外部に接続されたコンピュータから入力され
る画像信号の種類がSVGAか否かを判別して判別信号
を作成する画像信号判別手段と、画像信号判別手段によ
って作成された判別信号と画像信号の水平同期信号に応
答してコンピュータから入力される画像信号と同期する
同期信号を作成するPLL手段と、PLL手段で作成さ
れた同期信号と判別信号に応答して液晶表示手段への画
像信号の書込を制御する制御手段と、制御手段によって
作成された極性制御信号に応答して画像信号の極性を反
転させる極性反転手段と、極性制御信号を増幅して黒レ
ベルのプリチャージ信号を作成する黒レベル信号作成手
段と、液晶表示手段に画像信号またはプリチャージ信号
を選択的に供給する切換手段とを備え、制御手段は、1
垂直走査期間において入力するラインデータの数をカウ
ントしてそのカウント値を出力するカウント手段と、カ
ウント値と判別信号を比較して比較信号を作成するデー
タ比較手段と、画像信号の極性を水平周期毎に変化させ
るための極性制御信号を作成し極性反転手段に供給する
極性制御信号作成手段と、液晶表示手段における水平方
向の走査を開始するための水平スタート信号を作成し液
晶表示手段に供給する水平スタート信号作成手段と、液
晶表示手段における水平方向の各画素に順次画像信号を
書込むための水平シフトクロック信号を作成し液晶表示
手段に供給する水平シフトクロック信号作成手段と、液
晶表示手段における垂直方向の走査を開始するための垂
直スタート信号を作成し液晶表示手段に供給する垂直ス
タート信号作成手段と、液晶表示手段における水平方向
の走査を垂直方向に順次駆動するための垂直シフトクロ
ック信号を作成し液晶表示手段へ供給する垂直シフトク
ロック信号作成手段と、液晶表示手段における垂直方向
の走査の向きを決定する上下シフト制御信号を作成し液
晶表示手段に供給する上下シフト制御信号作成手段と、
少なくとも画像信号の垂直帰線期間においてプリチャー
ジ信号を液晶表示手段に供給するよう切換手段を制御す
る切換制御手段と、画像信号判別手段で入力される画像
信号の種類がSVGAと判別された場合、垂直シフトク
ロック信号を5回に1回の割合で規則的に間引くための
垂直シフトクロック間引き手段と、画像信号判別手段で
入力される画像信号の種類がSVGAと判別された場
合、水平スタート信号を5回に1回の割合で規則的に間
引くための水平スタート信号間引き手段とを含むもので
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳しく説明する。なお、図中同一符号は同一
または相当部分を示す。
【0012】[実施の形態1]図1は、本発明の実施の
形態1に係る液晶表示装置のブロック図である。図1に
示されるように、この液晶表示装置は、水平同期信号H
SSを入力してその信号に同期したサンプリングクロッ
ク信号SCを出力するPLL回路1と、PLL回路1か
ら出力されるサンプリングクロック信号SCと比較対象
信号FH、および画像信号PSの垂直同期信号VSSな
どを入力し各種の制御信号を出力するタイミングパルス
発生回路9と、外部に接続されたコンピュータ(図示せ
ず)の出力する画像信号の種類に応じてデータ信号D1
からD3と信号判別制御信号D4を出力するマイコン3
と、上記コンピュータからの画像信号PSをタイミング
パルス発生回路9からの極性制御信号VTにより極性反
転する極性反転回路10と、極性制御信号VTのレベル
を増幅するレベル増幅回路11と、一定周期で極性が反
転された極性反転画像信号PSSを表示する液晶パネル
8とを備える。ここで、タイミングパルス発生回路9
は、垂直同期信号VSSとPLL回路1から出力される
比較対象信号FHを入力して1フィールド画面内のライ
ン数をカウントして出力するラインカウンタ9Aとライ
ンカウンタ9Aによるカウント値LVおよびマイコン3
からのデータ信号D2を入力とするデータ比較回路9B
と、PLL回路1からの比較対象信号FHを入力とする
極性制御信号VT作成回路9Cと、PLL回路1からの
サンプリングクロック信号SCを入力とする水平シフト
クロック信号HCP作成回路9Dと、PLL回路1から
のサンプリングクロック信号SCおよび比較対象信号F
Hとデータ比較回路9Bからの比較信号DET1とを入
力とする水平スタート信号STH1作成回路9Eと、P
LL回路1からのサンプリングクロック信号SCおよび
比較対象信号FHとデータ比較回路9Bからの比較信号
DET6とを入力とする水平スタート信号STH2作成
回路9Fと、PLL回路1からの比較対象信号FHとデ
ータ比較回路9Bからの比較信号DET2とを入力とす
る垂直スタート信号STV作成回路9Gと、データ比較
回路9Bからの比較信号DET3を入力とする上下シフ
ト制御信号VMC作成回路9Hと、PLL回路1からの
サンプリングクロック信号SC、およびデータ比較回路
9Bからの比較信号DET4とを入力とするプリチャー
ジ信号作成回路9I、PLL回路1からのサンプリング
クロック信号SCおよび比較対象信号FHを入力とする
垂直シフトクロックVCP1作成回路9Jと、PLL回
路1からのサンプリングクロック信号SCとマイコン3
からのデータ信号D3とデータ比較回路9Bからの比較
信号DET4とを入力とする垂直シフトクロックVCP
2作成回路9Kと、PLL回路1からのサンプリングク
ロック信号SCと比較対象信号FHおよびデータ比較回
路9Bからの比較信号DET5を入力とする垂直シフト
クロックVCP3作成回路9Lと、水平スタート信号S
TH1作成回路9Eで作成された水平スタート信号ST
H1または水平スタート信号STH2作成回路9Fで作
成された水平スタート信号STH2をマイコン3から出
力されるデータ信号D4に応じて選択的に液晶パネル8
に供給するスイッチ9Mと、垂直シフトクロック信号V
CP1作成回路9Jで作成された垂直シフトクロック信
号VCP1または垂直シフトクロック信号VCP2作成
回路9Kで作成された垂直シフトクロック信号VCP2
をデータ比較回路9Bから出力される比較信号DET4
に応じて選択的にスイッチ90に供給するスイッチ9N
と、垂直シフトクロック信号VCP3作成回路9Lで作
成された垂直シフトクロック信号VCP3またはスイッ
チ9Nから出力される信号をマイコン3から出力される
データ信号D4に応じて選択的に液晶パネル8に供給す
るスイッチ90とを含む。
【0013】また、液晶パネル8は図2に示されるよう
に、タイミングパルス発生回路9より出力される水平ス
タート信号STHおよび水平サンプリングクロック信号
HCPを入力とし640個のシフトレジスタから構成さ
れる水平ドライバ8Aと、タイミングパルス発生回路9
からの垂直スタート信号STV、垂直シフトクロック信
号VCPおよび上下シフト制御信号VMCを入力とし4
80個のシフトレジスタから構成される垂直ドライバ8
Bと、複数の液晶セル8Cと、各液晶セル8Cにそれぞ
れ1つずつ接続された制御トランジスタG(1,1)か
らG(480,640)と、水平ドライバ8Aから出力
される信号に基づいて液晶セル8Cへの極性反転画像信
号PSSの供給を制御する複数のスイッチングトランジ
スタQ1からQ640と、プリチャージ制御信号PCG
に基づき極性反転画像信号PSSまたは極性制御信号V
Tをレベル増幅させることによって生成されたプリチャ
ージ信号PSIGを選択的に液晶セル8Cへ供給する信
号切換回路S1からS640とを含む。
【0014】また、図1に示されるPLL回路1は、分
周回路(図示せず)を有しており、マイコン3から出力
されるデータ信号D1によりその分周回路の分周比を変
化させ、画像信号PSの種類に応じた周波数を有するサ
ンプリングクロック信号SCを生成する。
【0015】そして、このPLL回路1においては、水
平同期信号HSSを位相同期の基準信号として入力する
ため、マイコン3から出力されるデータ信号D1によ
り、サンプリングクロック信号SCと画像信号PSのド
ットデータとの1対1対応の同期がとられる。
【0016】次に、本発明の実施の形態1に係る液晶表
示装置の動作について説明する。入力された画像信号P
Sは極性反転回路10において極性制御信号VT作成回
路9Cで作成された極性制御信号VTに基づいて1ライ
ン毎にその極性が反転され、この極性が反転された極性
反転画像信号PSSが液晶パネル8に入力される。
【0017】液晶パネル8には、画像信号PSS以外
に、水平シフトクロック信号HCP、水平スタート信号
STH、垂直スタート信号STV、垂直シフトクロック
信号VCPおよび上下シフト制御信号VMC、プリチャ
ージ制御信号PCG、および、プリチャージ信号PSI
Gが入力されており、これらの信号に応じて液晶パネル
8に画像の表示が行なわれる。
【0018】ここで、水平スタート信号STHは、接続
されたコンピュータから供給される画像信号PS(PS
S)の水平同期信号HSSを基準として水平同期信号H
SSと周期が等しく、かつ位相が異なり得る信号であ
り、水平スタート信号STH1作成回路9Eまたは水平
スタート信号STH2作成回路9Fにより位相、パルス
幅およびレベルなどの調整が行なわれて液晶パネル8へ
入力される。
【0019】また、水平シフトクロック信号HCPは、
同一ライン上の画素を左から右へ順次選択するための信
号であり、水平ドライバ8Aに供給される。
【0020】その結果、液晶パネル8では、水平スター
ト信号STHにより画面上の水平方向の走査が開始さ
れ、以降水平シフトクロック信号HCPにより同一ライ
ン上の画素を左から右へ順次選択し、1ラインの画像信
号PSSを各液晶セル8Cに書込んでいく。
【0021】一方、垂直スタート信号STVは、接続さ
れたコンピュータから供給される画像信号PS(PS
S)の垂直同期信号VSSを基準とし、垂直同期信号V
SSと周期が等しく、かつ位相が異なり得る信号であ
り、垂直スタート信号STV作成回路9Gにより位相、
パルス幅およびレベルなどの調整が行なわれて液晶パネ
ル8に供給される。
【0022】また、垂直シフトクロック信号VCPは、
液晶パネル8の有するラインを上から下へもしくは下か
ら上へ順次選択するための信号であり、垂直ドライバ8
Bに供給される。
【0023】その結果、液晶パネル8では、垂直スター
ト信号STVにより画面上の垂直方向の走査が開始さ
れ、以降垂直シフトクロック信号VCPにより液晶パネ
ル8のラインを上から下へもしくは下から上へ順次選択
し、1フィールドの画像信号を液晶セル8Cに書込んで
いく。
【0024】上下シフト制御信号VMCは、液晶パネル
8の垂直走査方向を制御する信号であり、上下シフト制
御信号VMCがハイレベルのときには上から下へ走査
し、ローレベルのときには下から上に走査される。
【0025】プリチャージ制御信号PCGは、接続され
るコンピュータから供給される画像信号PS(PSS)
の水平同期信号HSSを基準とし、その水平同期信号H
SSと周期が等しく、かつ位相が異なり得る信号であ
り、プリチャージ制御信号作成回路9Iによりデータ比
較回路9Bから出力される比較信号DET4に基づい
て、位相、パルス幅、およびレベルなどの調整が行なわ
れ液晶パネル8へ供給される。
【0026】プリチャージ信号PSIGは、極性制御信
号VTを黒レベルまで増幅させた信号であり、プリチャ
ージ制御信号PCGにより、このプリチャージ信号PS
IGまたは画像信号PSSが選択的に液晶セル8Cに書
込まれる。ここで具体的には、プリチャージ制御信号P
CGがハイレベルのときはプリチャージ信号PSIG
が、ローレベルのときは画像信号PSSが選択される。
【0027】なお、プリチャージ信号PSIGのレベル
は、実際上白と黒の中間電位であり電位的にはグレーレ
ベルであるが、この電位によってパネル上には黒色が表
示される。
【0028】以下、仮に水平方向の画素数が640、垂
直方向の画素数が480の液晶パネル8を使用した場合
について、図3を用いて説明する。
【0029】なお、入力される画像信号PSの仕様は、
水平走査周波数をfH、垂直走査周波数をfV、1水平
走査期間の全画素数をTドット(800画素)、1垂直
走査期間の総ライン数(TL)を440ライン、1垂直
走査期間の有効画像ライン数(DL)を400ラインと
仮定する。
【0030】図3(a)におけるA1、A2、…、A4
40は、それぞれ画像信号PSのラインデータ(または
対応するライン)を示しており、A1〜A400が垂直
走査期間の有効画像ラインデータであり、またA401
〜A440が垂直帰線期間の画像ラインデータである。
【0031】ラインデータA1〜A400の垂直走査期
間は、図3(k)に示されるように、垂直走査方向を上
から下へ移動するよう上下シフト制御信号VMCをハイ
レベルの信号とし、ラインデータA1の情報を液晶パネ
ル8の1ライン目に表示し、またラインデータA2の情
報を液晶パネル8の2ライン目に表示するようにし、1
対1で液晶パネル8の垂直走査方向を上から下(図2に
おいてライン1からライン400まで)へシフトさせて
適切な表示を行なっている。
【0032】すなわち、ラインデータA1供給前に与え
られた垂直スタート信号STVにより垂直方向の走査が
開始され、以降垂直シフトクロック信号VCP1作成回
路9Jで作成されたfH周期の垂直シフトクロック信号
VCP1により垂直方向に走査がシフトされ、ラインデ
ータA1入力時は液晶パネル8の1ライン目を走査(図
2における制御トランジスタG(1,1)〜G(1,6
40)を導通状態にする)し、ラインデータA2入力時
は液晶パネル8の2ライン目を走査し、ラインデータA
3入力時は液晶パネル8の3ライン目を走査するという
ように、以降fH周期で液晶パネル8上の400ライン
までの走査を順次行なう。
【0033】ここで、ラインカウンタ9Aは、垂直同期
信号VSSをリセット信号として、入力される比較対象
信号FH(この信号は水平同期信号HSSと同一周波数
を有する)の数をカウントするものであり、ラインカウ
ンタ9Aからは入力される画像信号PSのライン番号に
応じた値がカウント値LVとして出力されデータ比較回
路9Bに供給される。
【0034】そして、データ比較回路9Bでは、マイコ
ン3から供給されるデータ信号D2とカウント値LVと
を比較して、それらの一致あるいは不一致に応じてハイ
レベルまたはローレベルの比較信号DET1からDET
4を出力する。
【0035】たとえば、ラインデータA1からA400
を表示する有効画像期間では、比較信号DET4がハイ
レベルを有しており、これによって切換えられるスイッ
チ9Nは垂直シフトクロック信号VCP1を選択し、こ
の信号が図3(j)に示される垂直シフトクロック信号
VCPとして液晶パネル8へ供給される。また、この有
効画像期間内における水平帰線期間においては、図3
(l)に示されるように、プリチャージ制御信号PCG
がハイレベルになり、図3(m)に示されるプリチャー
ジ信号PSIGによって黒色が液晶パネル8に書込ま
れ、適正な画像表示が実現される。
【0036】次に、ラインA401からA440に対応
する垂直帰線期間(40H)においては、上述の有効画
像期間と同様の走査方式てば、垂直帰線期間に対応する
ラインデータ数が40であるのに対し、残りの液晶パネ
ル8上のライン数が80とより大きいため、液晶パネル
8の最下の480番目のラインまで走査し終わらないう
ちに次のフィールドの有効画像データが供給されてしま
い、次のフィールドの有効画像データの最初の40ライ
ン分の画像が液晶パネル8の最下の40ラインに表示さ
れてしまうことになる。
【0037】そこで、この実施の形態においては、短い
時間で液晶パネル8の下側80ラインに黒色を書込むこ
とを目的として、以下のような駆動方式となっている。
【0038】なお、水平スタート信号STH1として
は、図3(g)に示されるように、ラインデータA40
1からA406に対応する期間(T1〜T7)において
常時ハイレベルの信号を、垂直スタート信号STVとし
ては、図3(i)に示されるように、ラインデータA4
04とA405の期間(T4〜T6)において常時ハイ
レベルの信号を、垂直シフトクロック信号VCPとして
は、図3(j)に示されるように、ラインデータA40
2の期間(T2〜T3)とラインデータA404の期間
(T4〜T5)とラインデータA406の期間(T6〜
T7)に80fHのクロック信号を、上下シフト制御信
号VMCとしては、図3(k)に示されるように、ライ
ンデータA404とA405の期間(T4〜T6)にロ
ーレベルの信号を、プリチャージ制御信号PCGとして
は、図3(l)に示されるように、ラインデータA40
1からA440の期間において常時ハイレベルの信号を
それぞれ出力するように構成されている。ここで、プリ
チャージ制御信号PCGがラインデータA401〜A4
40の期間において常時ハイレベルの信号を出力するこ
とは、垂直帰線期間内で常に液晶パネル8へプリチャー
ジ信号PSIGの黒レベルのデータを供給しておくこと
を意味し、これにより、液晶パネル8の下側80ライン
に、黒色をより高速に書込むことが実現できる。
【0039】一方、垂直シフトクロック信号VCPは、
以下のように作成される。図1において、垂直シフトク
ロック信号VCPは、垂直シフトクロック信号VCP1
作成回路9Jで作成されfHの周波数を有する垂直シフ
トクロック信号VCP1と、垂直シフトクロック信号V
CP2作成回路9Kで作成され80fHの周波数を有す
る垂直シフトクロック信号VCP2とがスイッチ9Nで
選択的に切換えられることにより作成される。
【0040】垂直シフトクロック信号VCP2作成回路
9Kでは、PLL回路1から出力されるサンプリングク
ロック信号SCと、データ比較回路9Bから出力される
比較信号DET4と、マイコン3から出力されるデータ
信号D3とにより垂直シフトクロック信号VCP2が作
成され、この垂直シフトクロック信号VCP2は、図3
(j)に示されるように、ラインデータA402から1
/2fH周期で3回だけ発生する。
【0041】なお、本実施の形態では垂直シフトクロッ
ク信号VCP2の発生タイミングをラインデータA40
2、A404、A406としたが、発生タイミングは垂
直帰線期間内であればこれに限定されるものではない。
【0042】また、スイッチ9Nは、ラインデータA1
からA401までの期間は垂直シフトクロック信号VC
P1作成回路9Jで作成される垂直シフトクロック信号
VCP1を選択し、またそれ以外の期間では垂直シフト
クロック信号VCP2を選択してスイッチ9Oにそれぞ
れの信号を供給するよう切換わる。
【0043】この結果、スイッチ9Oからは図3(j)
に示される垂直シフトクロック信号VCPが出力され、
液晶パネル8に供給される。
【0044】図3に示されるT1〜T2の期間では、水
平スタート信号STHとプリチャージ制御信号PCGが
常時ハイレベルを有するので、プリチャージ信号PSI
Gの黒レベルのデータが液晶パネル8の401ラインに
書込まれる。
【0045】また、T2〜T3の期間では、図3(j)
に示されるように、さらに垂直シフトクロック信号VC
Pが80fHの周波数を有する高速なクロック信号とな
るため、この期間で液晶パネル8の401ラインから4
80ラインを走査し、書込時間は通常の1/80ではあ
るが、プリチャージ信号PSIGの黒レベルのデータが
液晶パネル8上の402ラインから480ラインに順次
書込まれる。
【0046】なお、垂直シフトクロック信号VCPの7
9番目の信号により液晶パネル8の480ラインを走査
するため、80番目の垂直シフトクロック信号は無視さ
れる。
【0047】また、T3〜T4の期間では、図3(j)
に示されるように、垂直シフトクロック信号VCPが供
給されないため、先のT2〜T3期間で液晶パネル8に
書込まれたプリチャージ信号PSIGの黒レベルのデー
タをそのまま保持している。
【0048】また、T4〜T5の期間では、図3
(g),(i),(k),(l)に示されるように、水
平スタート信号STH、垂直スタート信号STVおよび
プリチャージ制御信号PCGが常時ハイレベルであると
ともに、上下シフト制御信号VMCがローレベルに変化
する。このため、この期間では、液晶パネル8上の48
0ラインから401ラインへ下から上に走査し、通常の
1/80の書込時間でプリチャージ信号PSIGの黒レ
ベルのデータが液晶パネル8の480ラインから401
ラインへ順次書込まれる。
【0049】T5〜T6の期間では、図3(g),
(i),(j),(k)に示されるように、水平スター
ト信号STH、垂直スタート信号STVが常時ハイレベ
ルであるとともに、上下シフト制御信号VMCはローレ
ベルに保持されているが、垂直シフトクロック信号VC
Pが液晶パネル8に供給されない。このため、この期間
では、液晶パネル8の401ラインから480ラインは
常時選択状態にあり、プリチャージ信号PSIGの黒レ
ベルのデータが液晶パネル8の401ラインから480
ラインに1H期間の間常時書込まれるので、液晶パネル
8の応答特性に対して十分な黒レベル信号を書込むこと
ができる。
【0050】T6〜T7の期間では、図3(g),
(i),(j),(k)に示されるように、水平スター
ト信号STHは常時ハイレベルであるが、水平スタート
信号STVおよび上下シフト制御信号VMCはハイレベ
ルに変化し、また垂直シフトクロック信号VCPが液晶
パネル8に供給されている。このため、この期間では、
液晶パネル8上の401ラインから480ラインを上か
ら下に走査し、通常の1/80の書込時間にてプリチャ
ージ信号PSIGの黒レベルのデータが液晶パネル8の
401ラインから480ラインに順次書込まれる。
【0051】T7〜T8の期間では、図3(g),
(i),(j),(k)に示されるように、水平スター
ト信号STHがローレベルに変化するとともに、垂直ス
タート信号STVはローレベル、および上下シフト制御
信号VMCはハイレベルを保持し、また垂直シフトクロ
ック信号VCPが液晶パネル8に供給されていない。こ
のため、この期間では、液晶パネル8上の401ライン
から480ラインは走査されず、先のT6〜T7期間で
液晶パネル8に書込まれたプリチャージ信号PSIGの
黒レベルのデータをそのまま保持している。
【0052】このようにして、1画面の書込動作を完了
し、480ラインを有する液晶パネル8には、その1ラ
イン目から400ライン目までには入力された画像信号
PSSの垂直走査期間の有効画像情報が表示され、また
401ライン目から480ラインまでには黒色が表示さ
れることになる。
【0053】なお、次に垂直スタート信号STVがロー
レベルからハイレベルに変化した時点から次のフィール
ドの走査が開始される。
【0054】本実施の形態においては、垂直帰線期間に
おける垂直シフトクロック信号VCPの周波数を80f
Hと設定したが、この周波数は79fH以上であればよ
い。
【0055】以上のように、この実施の形態によれば、
垂直帰線期間に供給する水平スタート信号STH、垂直
スタート信号STV、垂直シフトクロック信号VCP、
上下シフト制御信号VMC、およびプリチャージ制御信
号PCGを変化させることにより、各種コンピュータか
ら異なる画像信号PSSが入力されても適切な画像表示
を得ることができる。また、この実施の形態によれば、
A/D変換回路、メモリ、およびD/A変換回路といっ
た複雑な回路構成によることなく、適切な画像の表示を
実現することができる。なお、垂直帰線期間における液
晶パネル8の垂直走査方向を切換えることによりプリチ
ャージ信号PSIGを用いて十分な黒レベルを表示する
ことができる。
【0056】[実施の形態2]本実施の形態に係る液晶
表示装置の構成は、図1に示される上記実施の形態1に
係る液晶表示装置の構成と同様であるが、水平方向の画
素数が640、垂直方向の画素数が480の液晶パネル
8に、水平走査周波数がfH 、垂直走査周波数がfv
1水平走査期間の全画素数がTドット(1040画
素)、1垂直走査期間の総ライン数(TL)が630ラ
イン、1垂直走査期間の有効画像ライン数(DL)が6
00ラインである画像信号PSが入力した場合、図4の
タイミング図で示される動作を行なうものである。
【0057】図4(a)に示されるA1、A2、…、A
630は、それぞれ画像信号PSの各ラインデータを示
しており、そのうちラインデータA1〜A600が垂直
走査期間の有効画像ラインデータ、ラインデータA60
1〜A630が垂直帰線期間の画像ラインデータに相当
する。また、図4(n)に示される比較信号DET6
は、図4(g)に示されるように水平スタート信号ST
H2を5回に1回間引くための制御信号で、この信号が
ハイレベル(H)の期間に水平スタート信号STH2が
間引かれる。図4(g)に示される間引かれた水平スタ
ート信号STH2は、マイコン3から出力される信号判
別制御信号D4がハイレベル(H)のときスイッチ9M
より液晶パネル8に供給されるものとし、ローレベル
(L)のときは、間引かれることのない水平スタート信
号STH1がスイッチ9Mより液晶パネル8に供給され
るものとする。また、図4(o)に示される比較信号D
ET5は、図4(j)に示されるように垂直シフトクロ
ック信号VCP3を5回に1回間引くための制御信号
で、この信号がハイレベル(H)の期間に垂直シフトク
ロック信号VCP3は間引かれる。図4(j)に示され
る間引かれた垂直シフトクロック信号VCP3は、マイ
コン3から出力される信号判別制御信号D4がハイレベ
ル(H)のときスイッチ9Oより液晶パネル8に供給さ
れ、ローレベル(L)のときは、スイッチ9Nから出力
される信号が液晶パネル8に供給される。
【0058】また、図4(p),(q),(r)に示さ
れるd1、d2、d3はそれぞれ、液晶パネル8の内部
の垂直ドライバ8Bよりライン1、ライン2、ライン3
に出力される信号を示す。
【0059】より具体的には、比較信号DET6が図4
(n)に示されるようなタイミングであれば、図4
(g)に示されるように水平スタート信号STH2はラ
インデータA2、A7に対応するパルスが間引かれる。
同じく、比較信号DET5が図4(o)に示されるよう
なタイミングであれば、図4(j)に示されるように、
垂直クロック信号VCP3は、ラインデータA3、A8
に対応するパルスが間引かれる。図4(i)に示される
垂直スタート信号STVと垂直シフトクロック信号VC
Pとの位相関係より、垂直ドライバ8Bの出力信号d
1、d2、d3はそれぞれ図4(p),(q),(r)
のようになるが、図4(q)に示されるように、出力信
号d2は垂直シフトクロック信号VCP3がラインデー
タA3に対応する期間間引かれているため、ラインデー
タA2,A3に対応する2水平走査周期(2H)ハイレ
ベルを有する。この場合、ライン2においてラインデー
タA3がラインデータA2に上書きされる形になり、後
ろの1H分の信号が有効で、前の1H分の信号は無効と
なる。したがって、画像信号はラインデータA2が間引
かれる。このように5H毎に規則的に画像信号が間引か
れるため、具体的には、ラインデータA2、A7、A1
2、A17…が間引かれることになる。ここで、上記の
1H分の無効となる信号については、図4(g)に示さ
れるように、水平スタート信号STH2のパルスも間引
いて、液晶パネル8にラインデータA2、A7…を書込
まないようにしている。したがって、有効画像ライン数
がSVGAの600本であれば、実際にパネルに書込ま
れるライン数は、600の4/5の480本となり、液
晶パネル8の有するライン数と一致する。
【0060】なお、図4(f),(m)に示されるよう
に、極性反転制御信号VT、およびそれを増幅させるこ
とによって作成されたプリチャージ信号PSIGについ
て、間引かれたラインデータに対応するラインとその次
のラインの極性を同じにすることによって、実際に液晶
パネル8に書込まれる画像信号の極性が1ライン毎に反
転するようにしている。
【0061】具体的には、液晶パネル8に書込まれるの
はラインデータA1、A3、A4、A5、A6、A8、
A9、A10…となり、その極性は順次+、−、+、
−、+、−、+、−となる。もし、単に各ラインデータ
毎に極性を反転させるだけだとすれば、ラインデータA
1の極性を+とすれば、ラインデータA1から順に+、
+、−、+、−、−、+、−となり、液晶パネル8上に
おいて隣のラインでラインデータの極性が一致するとい
う不具合が生じる。
【0062】このように、たとえば、SVGAのように
有効画像ライン数が600本の画像信号においては垂直
シフトクロック信号を5回に1回の割合で間引くことに
より、ライン数の多い画像信号についても、見かけ上全
体の画像を液晶パネル8に表示することができる。
【0063】
【発明の効果】請求項1または請求項2に係る液晶表示
装置によれば、ラインデータ数が液晶表示手段の有する
ライン数より多い画像信号が入力した場合でも全体的に
均整のとれた最適な画像を液晶表示手段に表示させるこ
とができる。
【0064】請求項3に係る液晶表示装置によれば、液
晶表示手段にSVGAの画像信号が入力された場合で
も、全体的に均整のとれた最適な画像を表示させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る液晶表示装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】図1に示される液晶パネル8の構成を示す図で
ある。
【図3】図1に示される液晶表示装置の動作を説明する
ためのタイミングチャートである。
【図4】本発明の実施の形態2に係る液晶表示装置の動
作を説明するためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 PLL回路 3 マイコン 8 液晶パネル 8A 水平ドライバ 8B 垂直ドライバ 8C 液晶セル 9 タイミングパルス発生回路 9A ラインカウンタ 9B データ比較回路 9C 極性制御信号(VT)作成回路 9D 水平シフトクロック信号(HCP)作成回路 9E 水平スタート信号(STH1)作成回路 9F 水平スタート信号(STH2)作成回路 9G 垂直スタート信号(STV)作成回路 9H 上下シフト制御信号(VMC)作成回路 9I プリチャージ制御信号(PCG)作成回路 9J 垂直シフトクロック信号(VCP1)作成回路 9K 垂直シフトクロック信号(VCP2)作成回路 9L 垂直シフトクロック信号(VCP3)作成回路 9M,9N,9O スイッチ 10 極性反転回路 11 レベル増幅回路 Q1〜Q640 スイッチングトランジスタ S1〜S640 信号切換回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラインデータからなる画像信号を入力し
    て画像を表示するための液晶表示手段と、 前記画像信号の極性を反転させるための極性反転手段
    と、 前記液晶表示手段において水平方向に順次前記画像信号
    を書込むための水平書込手段と、 前記液晶表示手段における垂直方向の走査を順次駆動す
    るための垂直シフトクロック信号を生成するとともに、
    前記垂直シフトクロック信号に応答して前記ラインデー
    タを垂直方向に順次前記液晶表示手段に書込むための垂
    直書込手段と、 外部接続されるコンピュータから入力される前記画像信
    号の種類を判別する画像信号判別手段とを備え、 前記垂直書込手段は、前記画像信号判別手段で判別され
    た前記画像信号のラインデータ数が前記液晶表示手段の
    有するライン数より多い場合には、規則的に前記垂直シ
    フトクロック信号を間引くことによって前記画像信号を
    前記液晶表示手段に書込むとともに、 前記極性反転手段は、間引かれた前記画像信号が水平周
    期毎に逆の極性を有するよう前記画像信号の極性を反転
    させる、液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 ラインデータからなる画像信号を入力し
    て画像を表示するための液晶表示手段と、 前記画像信号の極性を反転させるための極性反転手段
    と、 前記液晶表示手段において水平方向に順次前記画像信号
    を書込むための水平書込手段と、 前記液晶表示手段における垂直方向の走査を順次駆動す
    るための垂直シフトクロック信号を生成するとともに、
    前記垂直シフトクロック信号に応答して前記ラインデー
    タを垂直方向に順次前記液晶表示手段に書込むための垂
    直書込手段と、 外部接続されるコンピュータから入力される前記画像信
    号の種類を判別する画像信号判別手段とを備え、 前記垂直書込手段は、前記画像信号判別手段で判別され
    た前記画像信号のラインデータ数が前記液晶表示手段の
    有するライン数より多い場合には、規則的に前記垂直シ
    フトクロック信号を間引くことによって前記画像信号を
    前記液晶表示手段に書込むとともに、 前記水平書込手段は、間引かれた前記画像信号に対する
    水平方向の前記液晶表示手段への書込を行なわないこと
    とする、液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 ラインデータからなる画像信号を入力し
    て画像を表示する液晶表示手段と、 外部に接続されたコンピュータから入力される前記画像
    信号の種類がSVGAか否かを判別して判別信号を作成
    する画像信号判別手段と、 前記画像信号判別手段によって作成された前記判別信号
    と前記画像信号の水平同期信号に応答して前記コンピュ
    ータから入力される前記画像信号と同期する同期信号を
    作成するPLL手段と、 前記PLL手段で作成された前記同期信号と前記判別信
    号に応答して前記液晶表示手段への前記画像信号の書込
    を制御する制御手段と、 前記制御手段によって作成された極性制御信号に応答し
    て前記画像信号の極性を反転させる極性反転手段と、 前記極性制御信号を増幅して黒レベルのプリチャージ信
    号を作成する黒レベル信号作成手段と、 前記液晶表示手段に前記画像信号または前記プリチャー
    ジ信号を選択的に供給する切換手段とを備え、 前記制御手段は、 1垂直走査期間において入力する前記ラインデータの数
    をカウントしてそのカウント値を出力するカウント手段
    と、 前記カウント値と前記判別信号を比較して比較信号を作
    成するデータ比較手段と、 前記画像信号の極性を水平周期毎に変化させるための前
    記極性制御信号を作成し前記極性反転手段に供給する極
    性制御信号作成手段と、 前記液晶表示手段における水平方向の走査を開始するた
    めの水平スタート信号を作成し前記液晶表示手段に供給
    する水平スタート信号作成手段と、 前記液晶表示手段における水平方向の各画素に順次前記
    画像信号を書込むための水平シフトクロック信号を作成
    し前記液晶表示手段に供給する水平シフトクロック信号
    作成手段と、 前記液晶表示手段における垂直方向の走査を開始するた
    めの垂直スタート信号を作成し前記液晶表示手段に供給
    する垂直スタート信号作成手段と、 前記液晶表示手段における水平方向の走査を垂直方向に
    順次駆動するための垂直シフトクロック信号を作成し前
    記液晶表示手段へ供給する垂直シフトクロック信号作成
    手段と、 前記液晶表示手段における垂直方向の走査の向きを決定
    する上下シフト制御信号を作成し前記液晶表示手段に供
    給する上下シフト制御信号作成手段と、 少なくとも前記画像信号の垂直帰線期間において前記プ
    リチャージ信号を前記液晶表示手段に供給するよう前記
    切換手段を制御する切換制御手段と、 前記画像信号判別手段で入力される前記画像信号の種類
    がSVGAと判別された場合、前記垂直シフトクロック
    信号を5回に1回の割合で規則的に間引くための垂直シ
    フトクロック間引き手段と、 前記画像信号判別手段で入力される前記画像信号の種類
    がSVGAと判別された場合、前記水平スタート信号を
    5回に1回の割合で規則的に間引くための水平スタート
    信号間引き手段とを含む、液晶表示装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7176875B2 (en) 2000-03-10 2007-02-13 Sharp Kabushiki Kaisha Data transfer method, image display device and signal line driving circuit, active-matrix substrate

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7176875B2 (en) 2000-03-10 2007-02-13 Sharp Kabushiki Kaisha Data transfer method, image display device and signal line driving circuit, active-matrix substrate
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